JPS63150263A - ピリインダン誘導体の製法 - Google Patents

ピリインダン誘導体の製法

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JPS63150263A
JPS63150263A JP61297729A JP29772986A JPS63150263A JP S63150263 A JPS63150263 A JP S63150263A JP 61297729 A JP61297729 A JP 61297729A JP 29772986 A JP29772986 A JP 29772986A JP S63150263 A JPS63150263 A JP S63150263A
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JP61297729A
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English (en)
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Tetsuji Kametani
亀谷 哲治
Toshio Honda
本多 利雄
Yukio Suzuki
幸夫 鈴木
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HORIUCHIITAROU SHOTEN KK
Original Assignee
HORIUCHIITAROU SHOTEN KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Other In-Based Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、各種の生理活性を有する一般式(I)(式中
、R1が水素の場合には、R2及びR3は一緒になって
π結合を形成し、R1が一〇H基の場合には、R2及び
R3はそれぞれ水素である)で表されるピリインダン誘
導体の製法に係る。
従来の技術 ピリインダン骨格を有する化合物として、各種の生理活
性を有するものが自然界から単離されている。
たとえば、Hammoudaらはテコマ瞼スタンス・ジ
ャス(Tecoma 5tans Juss)の葉から
構造式(1)を有するテコマニンを単離し、血糖降下作
用を有することを報告している(「ジャーナル・オブ・
ファスキタンツス・アクタス(Skytanthus 
acutus)より単離されたスキタンチンには、それ
ぞれ下記の構造式(2a)〜(2d)を有するα−1β
−1γ−1δ−の立体異性体が存在し、Gattiらに
よって鎮静作用があることも報告されている( rAn
n、 [st。
5uper、 5anitaJ 1965.2 、29
; rケミカル・アブ−5= (2a)           (2b)他のピリイン
ダン化合物として、構造式(3)のヒドロキシスキタン
チン及び構造式(4)H゛ のデヒドロスキタンチン等も公知である。
しかしなが、これらピリインダン化合物の合成はあま−
り行なわれておらず、僅かに(±)−テコマニンの合成
に関する報告があるのみである([ケミカル・アンド・
ファーマス−ティカル・ブレティン(Chem、 Ph
arm、 Bull、)j 1983.31.1243
 )。
発明が解決しようとする問題点 わ 上Wのテコマニンの合成法は下記の如く多数の反応工程
を経て実施されるものであり、これにより得られるテコ
マニンもラセミ体であって、所望の光学活性体を得るた
めにはラセミ分割を行なう必要がある。
また、上記構造式(1)〜(4)を有するピリインダン
化合物は、各構造式から明らかなように各々田 立体配置が構造なるため、これら化合物の光学活性体を
合成しようとする場合、原料として、いずれか一方の光
学異性体しか入手できないとすれば上述の構造を有する
ピリインダン化合物の一部のものしか合成できないこと
になる。従って、所望のピリインダン化合物を何ら問題
なく合成するためには、原料の両対掌体がそれぞれ容易
に入手できることが必要となる 問題点を解決するための手段 発明者らは、両対掌体のそれぞれが入手容易なカルボン
から簡単に調製され、しかも上記ピリインダン化合物の
合成に必要な置換基及び立体配置を有する構造式 %式% ルー4−オキソシクロペンタン−1−カルボン酸を原料
とし、下記に示す一連の化学処理を行なうことにより、
極めて容易にかつ短工程で前記一般式(1)で表される
光学活性なピリインダン誘導体を合成できることを見出
だし、本発明に至った。
なお、かかる原料のカルボン酸化合物は、同一出願人に
係る特願昭61−175787号に開示されているもの
である。
作用 次に上記反応の各工程(a)〜(f)について説明する
工程(a): この工程は、原料のシクロペンタンカルボン酸誘導体i
のケトンを通常用いられる方法により保護した後、還元
する工程であり、ケトンの保護基としては、エチレンジ
オキシ基など一般に用いられるケトンの保護基が挙げら
れる。還元にあたっては、還元剤としてLiAl2H,
、NaAffH2(OCH,CH,OMe)2などを用
いることができ、エーテル、THF 、ジオキサン等の
不活性溶媒中、−78〜50℃、好ましくは一10〜2
0℃で行なわれる。
工程(b): この工程は、前記工程(a)で生成された一般式(式中
、Xはケトン保護基である。以下、各一般式において同
じ。)で表される化合物6p−OH基を脱離基に返還し
た後、メチルアミンと縮合させる工程である。脱離基と
しては、メタンスルホニルオキシ基、p−)ルエンスル
ホニルオキシ基、塩素、臭素等である。メチルアミンと
の縮合反応は、不活性な有機溶媒(たとえば、メタノー
ル、ベンゼン)中、温度O〜100℃で行なわれる。こ
れにより、一般式(IV) で表される化合物りが生成される。
工程(C): この工程は、上記化合物7を別法により生成する際の1
工程であり、前記原料化合物のシクロペンタンカルボン
酸誘導体5pケトンを保護した後、まずメチルアミンと
縮合させる工程である。縮合にあたり、縮合剤としてジ
シクロへキシルカルボジイミド(DCC) 、クロロギ
酸エステル類、塩化オキサリル等を使用でき、不活性溶
媒(たとえばジクロロメタン、T肝、クロロホルム、ベ
ンゼン)中、温度−78〜50°Cで反応を行なわれる
12一 工程(d): この工程は、前記工程(C)で得られた一般式(I[[
)で表されるアミド影を還元して上述の一般式(■)で
表されるアミン化合物りを生成する工程である。
還元に当たり、前記工程(a)と同じ還元剤及び溶媒を
使用でき、反応温度は0ないし100°Cである。
工程(e): て、N−クロロスクシンイミド(NC8)、t−ブチル
ハイポクロライド、次亜塩素酸ナトリウム等を用いるこ
とができ、ジクロロメタン、クロロホルム、エーテル等
の不活性な有機溶媒、もしくはこれらと水との混液中、
温度−78〜50℃、好ましくは0〜20℃で行なうこ
とができる。
また、環化反応にあたっては、ジオキサン−水、THP
−水、酢酸−水、酢酸−硫酸の混液中、温度−20〜1
00°Cで行なうことができる。なお、触媒として、A
g、0. CuCl2. CuBr、 TiCρμどの
金属塩を使用することもできる。
工程(f): この工程は、前記工程(e)で得られた一般式(V)(
式中、R4が一〇H基の場合、R5は水素であるか、又
はR4及びR5は一緒になってπ結合を形成する)で表
される化合物炙のケトンの脱保護を行なう工程である。
通常用いられる脱保護反応の条件、たとえばHC(lo
4. HC(l、 p  TsOH,FItSO4など
の酸性条件下、アセトン、メタノール、エタノール、水
又は他の有機溶媒との混液中で脱保護を行なうことがで
きる。
これにより、前記一般式(1)で表される化合物が得ら
れる。
本発明がさらに理解されるように、本発明による方法の
1具体例である実施例について述べるが、本発明はこれ
らに限定されない。
実施例1 工程(a)及び(b)を経由する所望ピリインダン誘導
体の生成 (Is、 2R,5R)−2−イソプロペニル−5−メ
チル−4−オキソシクロペンタン−l−カルボン酸20
g(0,ttモル)、エチレングリコール10g(0,
18ミリモル)及びベンゼン400x(lの混合物に触
媒量のp−TsOHを加え、脱水条件下、2時間加熱還
流した。反応液の溶媒を留去した後、残留物をTHF2
00峠に溶解し、水冷下、LiAfftl、 4.29
(0,11モル) (DTHF懸濁液(1001172
)に滴加した。室温で2時間攪拌後、反応液にEtto
 300x(2を加え、25%NaOH水溶液にて処理
し、固形物を濾去した。濾液の溶媒を留去し、残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ベンゼン
−アセトン(10:  1  v/v)溶出部より所望
の化合物17g(収率73%)を無色油状物として得た
IRνCHCρ3(Gトつ: 3450.1640aX NMR(CDCI23) : δ 0.9g(3H,d
、 J= 6.5Hz、 CHa)。
1.72(3H,s、 CH3)。
3.60(2H,d、 J= 4.5Hz、 CL)。
3.90(4)1. S、 OCR,CH,O)。
4.81(2H,br  s、 =CHt)。
ン5.29C24,5ミリモル)及びEt3N 5 g
(49ミリモル)をC1(tckloOx12に溶解し
、水冷下、これにMsC723,19(27ミリモル)
を滴加した。0℃にて10分向攪拌した後、飽和NaH
CO,水溶液、飽和食塩水で洗浄し、Na、SO4で乾
燥後、溶媒を留去した。残留物を40%MeN)lx 
−MeOH溶液50xQに溶解し、これにNaQC09
3,29<30ミリモル)を加え、加熱還流下、40%
MeN)I、 −MeOH溶液50xnを3時間をかけ
て滴加した。反応液から溶媒を留去した後、残留物をC
HC(2sに溶解し、飽和NazCO3水溶液、飽和食
塩水で洗浄し、Na、SO4で乾燥し、溶媒を留去した
。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し
、CHCQs−MeOH(100: 3 v/v)溶出
部より所望化合物4.ag(収率83%)を無色油状物
として得た。
NMR(CDC123) :δ0.9ス(3H,d、 
J= 6.5H2,CH3)。
1.70(3H,s、 CH3)。
2.37(3H,s、 NMe)。
2.60(2)1. d、 J= 5 Hz、 Cut
、)。
3.86(4)1. s、 0CHzCH−0)。
4.60 4.86(2H,m、 C=CH2)。
MS (C,31(,3NOt) :  理論値  2
25.1727実測値  225.1712 上記工程11で得られた(3R,4S、 5R/S)−
1、1−エチレンジオキシ−3−イソプロペニル−5−
メチル−4−(N−メチルアミノメチル)シクロペンタ
ン1.941?(8,6ミリモル)をCHtCρ、50
1ρに溶解し、水冷下NC31,389(10,4ミリ
モル)を加え、0℃にて3分間攪拌した。反応液を飽和
Na1(Co3水溶液、/v)90H2に溶解し、Ag
、02g(8,6ミリモル)を加え、3時間加熱還流し
た。反応液を濾過し、濾液を濃縮後、CHCρ、で抽出
した。抽出液を飽和食塩水で洗浄後、yatsO+で乾
燥し、溶媒を留去した。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、
CH(4,−MeOH(10:  1  v/v)溶出
部より、所望の化合物(7R/S、 7aR) −6、
6−ニチレンジオキシー2,3,5,6,7.7a−へ
キサヒドロ−2゜4.7−ドリメチルーlN−2−ピリ
インジン408M9(収率21%)を黄色油状物として
得ると共に、さらにCHC128MeOT((5:l 
 v/v)溶出部より、所望≦ の化合物(4aR,7R/S、 7ali) −6、6
−ニチレンジオキシー2.’3,4.4a、5,6,7
,7a−オクタヒドロ−4−ヒドロキシ−2,4,7−
)リメチル〜IH−2−ピリインジンの粗結晶を得、E
t tOより再結晶し、mp109−110℃の無色針
状晶1.223g(収率59%)を得た。
(7R/S、 ?aR) −6、6−ニチレンジオキシ
ー2゜3.5.6.7.7a−ヘキサヒドロ−2,4,
7−1−リメチルーIH−2−ピリインジンについて:
NMR(CDC12s) : δ0.92(3H,d、
 J= 6.51(Z、 CH3)。
1.47(3H,s、 CH3)。
2.34(3H,s、 NMe)。
3.90(4)1. s、 0CHtCHzO)。
M5 (m/l):  223(M+)(4aR,7R
/S、 7a≦)−6,6−ニチレンジオキシー2.3
,4.4a、5.6,7.7a−オクタヒドロ−4−ヒ
ドロキシ−2,4,’74リメチル〜IH−2−ピリイ
ンンンについて。
IRνCHC(l’ (ci−’) : 3360aX NMR(CDCf23) : δ0.93(31(、d
、 J= 6.8H2,CH3)。
1.23(31(、s、 CH3)。
1.84(1)1. d、 J= 10)1z、 C3
〜H)。
2.29(3H,s、 NMe)。
2.71(II、 d、 J= IQHz、 C3)1
)。
2.93(1■+’ dd、 J=IO!(z、 2H
z。
C+  H)。
3.74−3.98(4H,m、 0CI(、CH3O
)MS(C13H23N03):  理論値  241
.1677実測値  241.1667 iv、(+)−テコマニンの合成 前記工程iiiで得られた(7R/S、 7aR) −
6、6−ニチレンジオキシー2.3,5,6,7,7a
−ヘキサヒドロ−2,4,7−)リメチルーIH−2−
ピリイレジン160朽をMetCO”AORQに溶解し
、これに触媒量の60%HCρ04を加え、室温で3時
間攪拌した。
反応液に過剰量のNaHCOsを加え、30分間攪拌し
た後、濾過し、濾液の溶媒を留去し、残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーに付し、CHCρ3−Me
OH(50:1  v/v)溶出部より所望の化合物1
14mgを淡黄色油状物として得た。この生成物のIR
及槽構造確認した。また、得られた生成物をピクラ6−
エチレンジオキシー2,3.4.4a、5,6,7゜7
a−才クタヒド口−4−ヒドロキシ−2,4,7〜トリ
メチル−IH−2−ピリインジン600xyをMeJo
 70Flρに溶解し、触媒量の60%■cQo、を加
え、姑上記工程1vと同様の反応操作を行ない、所望の
上記化合物446Wg(収率9■%)を淡黄色結晶とし
て得た。
IRνCHCl!’ (cm−’) : 3400.1
730aX NMR(CDC123)  δ 1.00(3H,d、
 J= 6H2,C)+3)。
1.23(311,s、 CH3)。
2.27(3H,s、 NMe)。
2.72(III、 d、 J= 11)+2. CI
  H)。
2.98(III、 br d、 J=8Hz、C,−
H)MS (m/2)  : 197(M  )実施例
2 この実施例では、前記実施例1における(3R14S、
 5R/5)−1、1−エチレンジオキシ−3−イソプ
ロペニル−5−メチル−4−(N−メチルアミノメチル
)シクロペンクンを別法により合成した。
それ以降の合成法は実施例1のものと同一である。
規 (is、 2R,5R)−2−イソプロペニル−5−メ
チi−キソシクロペンタンー1−カルボン酸5.19(
28ミリモル)、エチレングリコール3.5rtnQ 
(62ミリモル)及びベンゼン150Mgの混合物に触
媒量のp −TsOHを加え、脱水条件下、3時間加熱
還流しCH2Cf22100肩Qに溶解し、水冷下Cρ
C0Jt 2.611112(34ミリモル)を滴加し
、0℃において30分間攪拌した後、MeNH,6g(
140ミリモル)を滴加し、0°Cでさらに30分間攪
拌した。反応液にCHCf23100xf2を加え、飽
和NatCOs水溶液、飽和食塩水で洗浄後、NazS
O4にて乾燥し、溶媒を留去した。得られた粗結晶をベ
ンゼン−Et toより再結晶を行なうことによって所
望の化合物3.5g(収率53%)がmp125−12
6℃の無色針状晶として得られた。また、NayCO3
洗浄液を濃塩酸で酸性とし、Ac0Etで抽出すると未
変化の原料化合物 2gが回収された。
IRνCHCQ3(cト’) : 3400.1660
ax NMR(CDC(+3) : δ 0.93(3H,s
、 Cl−1j)。
1.73(3H,s、  CH3)。
2.80(3H,d、  J= 5Hz、  NMe)
3.90(4H,S、  OCH,CH,O)。
4.60 4.90(2)1.  m、  C= CL
)。
6.80(IH,br  s、NH) MS (m/z)  :  239(M  )暖 前記工程iで得られた(is、 2R/S、 5R)−
3,3−ニチレンジオキシー5−イソプロペニル−2−
メチルシクロペンタン−1−(N−メチル)カルボキサ
ミド4.h(20ミリモル)をTHF20h+ffに溶
解し、これにLi/IH,1,2g(26ミリモル)を
加え、16時間加熱還流した。反応液にEtzO200
JI(!を加え、25%NaOH水溶液で処理し、固形
物を濾去した。濾液を得られた。
このようにして得られた化合物の各種スペクトルデータ
は、前記実施例1の工程11で得られた化合物のものと
一致した。
田。□ 実施例で示したように、本発明によれば、C−カルボン
より容易に調製される(IS、 2R,5R/5)−2
−イソプロペニル−5−メチル−4−オキソシクロペン
タン−1−カルボン酸(特願昭61−17571!17
体である(+)−テコマニンをも合成することができる
。この事実により、d−カルボンから調製される(IR
,2S、 5R/S)−2−イソプロペニル−5−メチ
ル−4−オキソシクロペンタン−1−カルボン酸を使用
すれば、天然型の(−)〜テコマニンをはじめ、実施例
で得られたピリインダン誘導体の対掌体が得られること
は明らかであり、本発明は種々の立体配置を有するスキ
タンチン類の合成にも有用な方法である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1が水素の場合には、R^2及びR^3は
    一緒になってπ結合を形成し、R^1が−OH基の場合
    には、R^2及びR^3はそれぞれ水素である)で表さ
    れるピリインダン誘導体の製法において、構造式▲数式
    、化学式、表等があります▼ を有する(1S,2R,5R)−2−イソプロペニル−
    5−メチル−4−オキソシクロペンタン−1−カルボン
    酸を原料とし、該カルボン酸のケトン基を保護した後、
    (i)還元し、得られた一般式(II)▲数式、化学式、
    表等があります▼ (式中、Xはケトン保護基である。以下、各一般式にお
    いて同じ。)で表される化合物をメチルアミンと縮合さ
    せることにより、又は(ii)メチルアミンと縮合させ
    、得られる一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるアミド化合物を還元することにより一般式(
    IV) ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるアミン化合物を生成し、該アミン化合物を環
    化させ、得られる一般式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^4が−OH基の場合、R^5は水素である
    か、又はR^4及びR^5は一緒になってπ結合を形成
    する)で表される化合物を脱保護基化することを特徴と
    する、ピリインダン誘導体の製法。
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