JPS6314984A - スラツトに装飾を施されたインテリヤ用ブラインド及びその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、スラットの回転により光の入り具合を調節で
きる形式のブラインドにおいて、該スラットの面に適宜
な模様などによる装飾を施されたインテリヤ用ブライン
ド及びその製造方法に関するものである。

（従来の技術） スラットの幅に合わせて裁断したのち、模様などが再現
されるように個々のものを各スラットに貼着して装飾を
施されたものである。

（発明が解決しようとする問題点） それを−々各スラットに貼着するため、製作に非常に手
間がかかってどうしてもブラインドの価格を高くしてし
まう欠点がある。

そのうえ手間をかけた割合には美麗な装飾分現出するこ
とが難しく、さらに紙、合成樹脂フィルム等を貼着して
いるため耐用寿命が比較的短いと云う欠点もある。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた
ものであって、従来ブラインドの各スラットが湾曲して
いるためスラットの面へスクリーン印刷することが不可
能視されていたものを、発想の転換分計ってスクリーン
印刷を可能とし、プリントインキで複数のスラットの面
に鮮明な模様などを具現して装飾を施すことにより、上
記の問題点を解消することを目的としている。

本発明は、回転により光の入り具合を調節できる複数の
スラットの湾曲した側の面に、スフ’Ｊ　−ン印刷によ
りプリントされた模様などによる装飾を施されたことを
特徴とするインテリヤ用ブラインドである。

又本発明は、全スラット２閉じた状態のブラインドを、
該各スラットの上端部を係止可能とした作業台上に載置
してウオッシャ−ボックスを固定し、スクリーン枠にス
クリーンを張力１．５〜４ｋｇで張設した印刷用スクリ
ーンを用いて、湾曲した前記複数のスラットの面に装飾
のための模様などをプリントすることを特徴とするイン
テリヤ用ブラインドの製造方法である。

（作用） スクリーンを弱い張力で張設した印刷用スクリーンを製
作することにより、ブラインドの全スラット面に装飾の
ための模様などを簡単に且つ短時間で、そのうえ大量に
プリントすることができる。

又スクリーンを弱い張力で張設した印刷用スクリーンを
用いているので、湾曲したスラットの面に対してもスク
リーンが確実になじんで美麗なプリントをすることがで
きる。

又スラットの面にスクリーンプリントインキで模様など
の装飾を施しているので、その耐用寿命が極めて長い。

（実施例） 本発明をその一実施例を示す第１図７・第３図に基づい
て以下詳述する。塩化ビニールで造られた複数のスラッ
ト１の回転により光の入り具合を調節できるベネチアン
ブラインド２を、全スラットト一・を完全に閉じた状態
で斜に設置された作業台３上に載置し、各スラットト一
・の上端部１が作業台３上面に接触するようにウオッシ
ャ−ボックス４を作業台３の高い方の上端部３に釘打ち
などで固定すると共に、各スラノトト・・・が左右移動
しないように左・右側端の適宜な箇所に桟５など固定す
る。尚作業台３の上面には、各スラソトト・・・に耐着
しないが上端部１をずらさないような係止機能を有する
接着材６が塗布されている。

一方、ナイロン、ポリエステル繊維などで造られた所謂
シルクスクリーン（約１８０メツシユ）を張力が２ｋｑ
でスクリーン枠に張設し、従来の印刷用スクリーンを作
る場合と同様にして、スクリーンに感光材を塗布乾燥し
て感光膜の形成−風景、物品、人物、図形、名称、記号
などの単独或はこれらを適宜組合せた模様などになる原
画のフィルムによる感光膜への露光操作−液処理による
感光した部分の除去−して印刷用スクリーン７を作る。

次に上記印刷用スクリーン７をブラインド２のスラット
１上に重ね、適宜な濃度に調整されたスクリーンプリン
トインキ（例えば株式会社セイコーアドバンスのＬＯｖ
）を印刷用スクリーン７に供給したのち、従来のプリン
ト方法と同様にしてスクリーン面でスキージ−を上から
下に摺動させて７’　＋Ｊン卜する。多色刷りの場合は
、最初プリントしたのち１５〜３０分乾燥させたのち２
回目を他の印刷用スクリーンでプリントする。

この場合、印刷用スクリーン７は、スクリーンが弱い張
力で張設されている（従来布に捺染するときの印刷用ス
クリーンは、スクリーンが７　ｋｑ程度の張力で張設さ
れており、この張力が強いもの程良いものとされている
）ため、スキージ−に摺動させるとスクリーンに多少の
緩みを生じて、各スラットト・・・が湾曲しているにも
かかわらず、各スラットト・・・の重なっている（各ス
ラソトト一・のラダーフード８の編み方で多少異なるが
、スラット１の幅が１５ＭＮの主流のもので約４Ｈ重な
る）以外の全面（上記の場合幅約１１朋）にスクリーン
が確実になじみ、そのうえ各スラット１・・・・の上方
先端ｌが作業台３に係止されて移動し５ないので、美麗
なプリントが行なわれる。

印刷用スクリーン７を製作すれば、ブラインド２の複数
のスラノトト一・に装飾のための模様などを、簡単に且
つ短時間で、さらに大量にスクリーン印刷によるプリン
トができる。父上記の如く湾曲したスラット１の面にス
クリーンが確実になじむので、美麗なプリン）Ｆするこ
とができ、さらにスラット１にスクリーンプリントイン
キで模様などの装飾を施しているのでその耐用寿命が極
めて長い。

上記の一実施例において、塩化ビニールで造られたスラ
ット１を有するブラインド２について述べたが、塩化ビ
ニールの代わりに塩化ビニールと同等以上の特性を有す
る他の合成樹脂、アルミニウム、木、厚紙などで造られ
たスラットを有するブラインドにも同様に適用できる。

又作業台３上に載置されたスラットト一・の左・右側端
を桟５で固定したが、作業台３に塗布した接着材６の係
止機能が高いときは、必らずしも桟５で固定しなくとも
良い。

又印刷用スクリーン７は、スクリーンをスクリーン枠に
２にりの張力で張設したものを用いたが、実験の結果張
力が１．５〜４　ｋｇの範囲であれば所期の目的を達す
ることができる。

又印刷用スクリーン７を用いてスラットト・・・面にプ
リントしたとき、どうしてもスラット１を上下させる昇
降コード８の一部がプリントインキで汚れることが起る
ので、最初から昇降コード８を長くしておいて、作業が
終ったあとで昇降フード８をボトムホルダーの箇所で引
き出して切断除去すると良い。

（発明の効果） 本発明は上記の構成を有するので次の効果企奏する。

（１）スラット面に装飾のための模様などを簡単に且つ
短時間で、そのうえ大量にプリントすることができるの
で、需用束に比較的安価で提供できる。

（２）　　湾曲したスラット面に美麗にプリントするこ
とができるので、その装飾性に優れている。

（３）スクリーン印刷によるプリントなので、多色性で
複雑な模様などによる装飾を施すことができるので、宣
伝用など多方面に亘って使用できその汎用性が極めて大
きい。

（４）　　スラット面にスクリーンプリントインキで模
様などの装飾を施しているので、その耐用寿命が極めて
長く経済性に優れている。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例の製造方法を説明のた１・・・
スラット、　　　１・・・スラットの上端部、２・拳・
ベネチアンブラインド、 ３・・・作ａ台、　　　　４−・・ウオッシャ−ボック
ス、７・・・印刷用スクリーン。 特許出願人　株式会社イラストハウス −、”’ｊＱ、１ 第３図 ％１図 第２図 （自発）手続補正書 日 １、事件の表示　　　昭和６１年特許願第１５９４２５
号２、発明の名称　　　スラットに装飾を施されたイン
テリア用ブラインド及びその製造方法３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住所　大阪府大阪市東区南本町３丁目 ７番地勝本ビル６Ｆ 名称　株式会社イラスト・ハウス ４、代理人　　〒５４１　　電話口６−２０２−５８５
８住所　大阪市東区北浜４丁目４６番地万成ビル氏名　
弁理士　（６２４９）　　竹　内　　卓、５、補正命令
の日付　　自発 ６、補正の対象 明細書中の「発明の詳細な説明の欄」 ］ 補正の内容 （＋）発明の詳細な説明の欄 （イ）　　明細書第８頁第１２行目の末尾に次の語句を
加入する。 「また昇降コード８がプリントのざいプリントインキで
汚れるのを防止する方法としては、プリントするスキー
ジ−の昇降コード８の当る部分を、プリントされた模様
などの装飾性を損なわない程度に切欠しておくと良い。 この場合はプリントの作業性が若干低下する傾向にある
。」

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）回転により光の入り具合を調節できる複数のスラッ
   トの湾曲した側の面に、スクリーン印刷によりプリント
   された模様などによる装飾を施されたことを特徴とする
   インテリヤ用ブラインド。 ２）全スラットを閉じた状態のブラインドを、該各スラ
   ットの上端部を係止可能にした作業台上に載置してウオ
   ッシャーボックスを固定し、スクリーン枠にスクリーン
   を張力１．５〜４ｋｇで張設した印刷用スクリーンを用
   いて、湾曲した前記複数のスラットの面に装飾のための
   模様などをプリントすることを特徴とするインテリヤ用
   ブラインドの製造方法。