JPS63149541A - 流体中の粒子計測装置 - Google Patents

流体中の粒子計測装置

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JPS63149541A
JPS63149541A JP61294736A JP29473686A JPS63149541A JP S63149541 A JPS63149541 A JP S63149541A JP 61294736 A JP61294736 A JP 61294736A JP 29473686 A JP29473686 A JP 29473686A JP S63149541 A JPS63149541 A JP S63149541A
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JP
Japan
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particles
pulse
count
circuit
scattered light
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JP61294736A
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Inventor
Yoshiyuki Furuya
古谷 義之
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Kowa Co Ltd
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Kowa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は流体中の粒子計測装置、さらに詳細には流体中
に混入している粒子の粒子径および数密度を光子計数法
を用いて測定する装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、このような装置では1粒子を含む測定セル中の流
体にレーザー光を照射し、その散乱光を光電子増倍管を
用いて粒子特性を求めている。
この場合、流体中に混入している粒子の粒子径が小さく
なるにつれて、レーザーを照射された粒子からの散乱光
は微弱になる。微弱光検出に対しては、光電子増倍管を
アナログ的に用いるよりも、光子計数法として用いる方
が有効な手段であることが知られている。
まず、従来の装置を第3図を用いて説明する。
第3図において、レーザー光源1から放出されたレーザ
ー光は、レンズ2によって測定領域3に集光される。A
11定領域3は、流体が流れている測定用セル4の内部
である。測定領域内に粒子が通過すると1粒子は入射レ
ーザー光を散乱する0粒子によって散乱させられた光を
レンズ5で集光し、スリット6上に結像させる。スリッ
トを通過した光は光電子増倍管7の光電面に到達する。
この時、光を粒子、すなわち光子として考えると、光電
面に到達した光子は光電効果により光電面から電子を放
出させる。光電面から放出された電子は、光電子増倍管
7の内部で106倍程度増幅され、光電子増倍管の出力
信号となる。この出力信fJ見 号を全面増幅器8で増幅し、波高弁別器9に通す、波高
弁別器のしきい値は光電子増倍管の光電面から電子が1
個だけ放出した時の信号に対応する電圧または電浣の下
限に設定しておく、前置増幅器8で増幅された信号が、
波高弁別器9のしきい値より高い時は、波高弁別器9か
らパルスが出力される。このパルスはパルス波形整形回
路10によってパルス波形が整えられ、光電子パルスと
して出力される。この光電子パルスを計数する方法が光
子計数法である。光子計数法においては、粒子からの散
乱光強度は単位時間毎の光電子パルス数に対応する。従
って、一定時間間隔内の光電子パルス数を計数すれば、
その計数値から流体中の粒子の粒子径や数密度を求める
ことができる。
しかし、流体中に混入している粒子の粒子径が小さくな
るにつれて、レーザー光を照射された粒子からの散乱光
が微弱になり1粒子からの光子の放出過程が確率的にな
る。従って、単位時間毎の光電子パルス数の計数値のゆ
らぎが大きくなる。
このゆらぎは1粒子特性を求める上で問題となる。この
光電子パルスの計数値のゆらぎをみかけ上小さくし、粒
子特性を求めやすくするために。
演算処理が必要になる。
この演算処理方法としては、移動平均法が有効である。
移動平均法を説明するために、ある時刻tからある時間
Δtの間に計数した光電子パルス数をN(t)とする、
以後、このΔtをサンプルタイムと称する。t+Δtか
らt+2・Δtの間に計数した光電子パルス数をN(t
+1)と表わすことにする。この表現方法では、kを整
数として、 1−1  +Δ t              N(
t)t +Δ t−t+2  ・ Δt      N
(t+1)t+2  ・ Δ t−t+3  ・Δt 
  N(t+2)t+k  ・ Δ t−t+(k+1
)  ・ Δ tN(t+k) と表わすことができる。移動平均の処理方法は。
である、ここで、Mは加算回数である。このような処理
を行うと、光電子パルスの計数値のゆらぎをみかけ上小
さくでき、粒子特性が求めやすくなる。
従来の方法では、第3図においてパルス波形整形回路1
0から出力された光電子パルスをパルス計数回路11で
計数し、その計数値をメモリ回路12で記憶させ、演算
処理で計数値を読み込み、移動平均の演算処理を行って
いる。
[発明が解決しようとする問題点] 前述ような従来の方法で、演算装置を用いて光電子パル
スの計数値をみかけ上小さくし、散乱光強度から粒子の
粒子径を求める場合、演算時間が必要となり、実時間(
リアルタイム)で流体中の粒子の粒子径や数密度を求め
ることができなくなる。
また、単純に散乱光強度だけから流体中の粒子の粒子径
を求めようとすると、流体によって散乱させられる背景
光強度と粒子からの散乱光強度が同程度になった場合、
背景光と散乱光の区別が困難になり、計測誤差が大きく
なる。ここで、粒子は測定領域を有限の時間で通過する
ので、粒子からの散乱光は時間幅を持つようになる。こ
の時間幅を測定することによって1粒子からの散乱光で
あるか否かを識別できる。この識別も演算装置で演算処
理を行っていたのでは演算時間が必要となり、実時間(
リアルタイム)で流体中の粒子の粒子径や数密度を求め
ることができなくなる。
従って1本発明はこのような17g題点を解決するため
になされたもので、光子計数法による光電子パルスの計
数値のゆらぎをみかけ上小さくするための移動平均を実
時間(リアルタイム)で行い、さらに散乱光の時間幅を
測定し、背景光と散乱光の識別を実時間(リアルタイム
)で行い、流体中の粒子の粒子径や数密度を実時間で計
測できる粒子計測装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] このような問題点を解決するため、本発明では、流体中
粒子からのレーザー散乱光から得られる光電子パルスの
計数値に対して、移動平均処理を行い、粒子の粒径分布
を求める流体中の粒子計測装置において1粒子が流れる
流体中にレーザー光を照射するレーザー光源と、粒子か
らのレーザー散乱光を受光して電気信号に変換する手段
と、前記光電変換手段からの信号を散乱光強度に応じた
数のパルスにするパルス発生手段と、前記パルス発生手
段からのパルスを計数し、移動平均処理の加算回数Mに
対応する(M+1)個のノくルス計数回路と、前記(M
+1)個のパルス計数回路を制御し、順次作動させる回
路と、前記パルス計数回路の計数値とあらかじめ設定し
た設定値とを比較する比較器と、前記比較器からの出力
信号に対応する時間幅を測定する回路とを設け、前記時
間幅の測定に従い、散乱光が粒子からの散乱光であるか
否かを実時間で判断する構成を採用した。
[作 用] このような構成では、パルス計数に(M+1)個の計数
回路が用いられており、前記(M+1)個の計数回路を
(M+1)ビットのシフトレジスタで制御するので、移
動平均を実時間で処理することができる。さらに、あら
かじめ設定した設定値と、一定時間で計数した光電子パ
ルス計数値を比較する比較器を用いて、散乱光の時間幅
を測定しているので、ΔIII定している散乱光が粒子
からの散乱光であるかどうかを実時間で認識できる。さ
らに、比較器とラッチ回路を用いて散乱光のピーク値を
実時間で検出できる。このピーク値から光子計数法を用
いて流体中の粒子の粒子径や数密度を実時間で計測でき
る。
[実施例] 以下、第1図と第2図を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。
第1図には、本発明装置の構成が図示されており、同図
において7JIJB図の同一部分には同一参照符号を付
し、その説明は省略する。
本発明装置では、光電子パルスを得るところまでは、第
3図装置と同一である。
上述した移動平均を表わす(1)式は、時刻りにおいて
M・Δtの時間の間、光電子パルスを計数したことに対
応する。すなわち1M・Δtの時間で光電子パルスを計
数すれば、時刻toにおけるS (to)は求めること
ができる。さらに、(M+1)個の計数回路を用いれば
、S (t)の時間変化が計測できる。
このために、第1図に図示したように、(M+1)個の
パルス計数回路21,22.・・・2(M+1)が設け
られる。各パルス計数回路はナンド回路を介してパルス
波形整形回路10に接続されており、シフトレジスタ5
1のカウント出力端子(1、2、・・・M+ 1)から
の信号に応じてカウント動作し、その計数値をそれぞれ
ラッチ回路31.32.・・・3(M+1)にラッチす
る。各ラッチ回路の後段には選択回路41,42.・・
・4(M+1)が接続されており1選択性号に応じてラ
ッチ回路にラッチされている計数値を比較器55で比較
し、その結果を計数回路56で計数する。
また、計数を行う基準クロックを発生する基準クロック
発生器54が設けられており、基準クロックは賜分周器
53を介してタイマー信号発生回路52に入力され、タ
イマー信号発生回路52からの信号がシフトレジスタ5
1のタイマ一端子に入力される。
上述した計数回路56は比較器57に接続され、所定値
と比較される。さらに、散乱光強度のピーク値を得るた
めにラッチ回路58とそのラッチ回路の値と、パルス計
数回路21,22.・・・2(M+1)の計数値とを比
較する比較器59が設けられる。
ラッチ回路58の出力はに個の比較器61゜62.6K
に接続され、ピーク値かに段階に区分される。各比較器
からの出力はデコーダ71に接続され、またデコーダ7
1は計数回路81゜82、・・・8Kに接続され、に段
階に区分されて粒子計数が行われ、その結果が表示器9
1 、92 。
・・・9Kに表示される。
このような構成の計数装置の動作を、第2図のタイミン
グチャート図を参照して説明する。
第2図は移動平均処理のための加算回数Mを2としたと
きのタイミングチャート図であり、加算回数Mが2であ
るので、第1図におけるパルス計数回路2(M+1)は
パルス計数回路23であり、ラッチ回路3(M+1)は
ラッチ回路33であり、選択回路4(M+1)は選択回
路43である。さらに、リセットR(M+1)はリセッ
トR3であり、ラッチL(M+1)はラッチL3であり
、セレクトS(M+1)はセレクトS3である。
パルス波形整形回路10から得られる粒子からの散乱光
強度に対応した光電子パルスが各パルス計数回路の前段
に接続されたゲート回路に入力される。基準クロック発
生器54から得られる基準クロックを分周回路53で局
分周し、クロックC2をつくる。ここで、基準クロック
とクロックC1は同じ信号である。またクロックC2の
1周期がサンプルタイムΔtとなる。
このクロックC2がタイマー信号発生回路52に入力さ
れ、タイマー信号TMが出力される。このタイマー信号
TMは、パルス計数回路21〜23の光電子パルスの計
数時間を決定する。いま、加算回数Mを2としたので、
加算回数に対応する光電子パルスの計数時間はクロック
C2の2周期分である。従って、タイマー信号TMは、
クロックC2の2周期の時間がハイレベルで、次のクロ
ックC2の1周期の時間がローレベルとなり、この動作
を繰り返す、一般的に任意のM回の加算の時にはタイマ
ー信号TMはクロックC2のM周期の時間がハイレベル
で、次のクロックC2の1周期の時間がローレベルとな
り、この動作を繰り返す信号となる。
このタイマー信号TMとクロックC2がシフトレジスタ
51に入力され、カウントTI、カウントT2. カラ
ン)T3の制御信号が作られ、それぞれパルス計数回路
21,22.23に入力される。カウントTl、カウン
トT2.カウン)T3は光電子パルスの計数に関与する
制御信号であり、これらの制御信号がハイレベルのとき
に、それぞれの制御信号に関与するパルス計数回路21
.22.23が光電子パルスを計数する。これらの制御
信号がローレベルのときには、それぞれの制御信号に関
与するパルス計数回路21゜22.23は光電子パルス
を計数せず、その間にパルス計数回路21,22.23
の計数値はそれぞれのパルス計数回路21,22.23
に対応するラッチ回路31.32.33によりラッチさ
れる。その後、パルス計数回路21,22.23をリセ
ット信号R1,R2,R3を介して初期状態に設定する
カウントT1、カウントT2、カウントT3の時間的関
係は、カウントTlがハイレベルになってからクロー、
りC2の1周期分、すなわちサンプルタイム分の時間Δ
tだけ遅れてカウントT2がハイレベルになる。さらに
、カウントT2がハイレベルになってから、クロックC
2の1周期分の時間だけ遅れてカウントT3がハイレベ
ルになる。このような操作を順次行って、カウントTl
がハイレベルになってから任意のMに対してM・Δtだ
け遅れてカウントT(M+1)がハイレベルになる。こ
のような制御方法によって。
s (Hの時間変化を計測できる。
セレクトSl、セレクトS2、セレクトS3は、それぞ
れカラン)Tl、カウントT2、カラン)T3を反転さ
せて得られる制御信号である。
セレクトs1,32.S3は比較器55に光電子パルス
の計数値を入力するパルス計数回路を選択する制御信号
である。従って、これらの制御信号によって同時に2つ
以上のパルス計数回路が選択されないようにする。これ
らの制御信号がハイレベルのときに、比較器55に光電
子パルスの計数値が入力される。
ラッチL1、ラッチL2.ラッチL3はパルス計数回路
21,22.23で計数された計数値をラッチ回路31
,32.33でラッチするための制御信号である。これ
らの制御信号がハイレベルのときのパルス計数回路の計
数値がラッチされる。ラッチL1はクロックC1とクロ
ックC2とセレノ)S2のすべての信号がハイレベルに
なったときにハイレベルとなる。同様に、ラッチL2は
クロックC1とクロックC2とセレクトS2のすべての
信号がハイレベルになったときにハイレベルとなり、ラ
ッチL3はクロックCIとクロックC2とセレクトS3
のすべての信号が/\イレベルになったときにハイレベ
ルとなり、それぞれラッチ回路31,32.33に入力
される。
光電子パルスを計数するパルス計数回路21゜22.2
3を初期状態に設定するためのリセット信号R1,R2
,R3がクロックc2と各カウントTI、カウントT2
、カウントT3から形成される。それぞれのリセット信
号がハイレベルのとき、対応するパルス計数回路が初期
状態に設定される。リセットR1はクロックC2とカウ
ントTIが同時にローレベルになったときにハイレベル
となる。同様に、リセットR2はクロックC2とカウン
トT2が同時にローレベルになっときにハイレベルとな
り、リセットR3はクロックC2とカウントT3が同時
にローレベルになったときにハイレベルとなる。
セレクトSt、セレクトS2.セレクトS3によって選
択された各パルス計数回路21,22゜23の光電子パ
ルスの計数値は、比較器55に入力される。この比較器
では、あらかじめ設定したデータより大きい計数値が入
力されたときに、比較器55の出力信号であるレベルL
Vがハイレベルとなる。比較器55にあらかじめ設定し
たデータより大きい計数値が連続的に入力されても、比
較rj55からの出力信号はハイレベルのままである。
そして、比較器55にあらかじめ設定したデータより小
さい計数値が入力されたとき、比較器からの出力信号は
ローレベルになる。ここで、比較器55にあらかじめ設
定するデータは1粒子からの散乱光と流体からの散乱光
とを区別するためのしきい値に対応する。
比較器55の出力信号であるレベルLVが連続的にハイ
レベルである間のクロックC2のカウント数を計数回路
56で計数する。この動作は、粒子からの散乱光の時間
幅を計測することに対応する。計数回路56の計数値が
比較器57にあらかじめ設定した設定値より大きくなっ
たら、比較器57の出力信号であるレベルカウントLv
Cがハイレベルになる。レベルカウントLVCがハイレ
ベルになったことにより、散乱光の時間幅に関する条件
が満たされたことになる。
粒子からの散乱光が弱くなり、光電子パルスの計数値が
比較器55にあらかじめ設定した設定値より小さくなる
と、比較器55の出力信号であるレベルLVがローレベ
ルになる。
ラッチ回路58と比較器59によって、レベルLVがハ
イレベルである間の光電子パルスの計数値の最大値を検
出する。ラッチ回路58に選択回路41,42.43か
らの出力が入力され、さらにラッチ回路58の出力が比
較器59に入力される。初期状態におけるラッチ回路5
8の出力値はゼロである。レベルLVがハイレベルであ
る間の光電子パルスの計数値の最大値を検出するために
、ラッチ回路58の出力値と選択回路41゜42.43
からの出力値を比較する。ラッチ回路58の出力値が選
択回路41,42.43からの出力値より小さいと、比
較器59の出力信号であるピークコンベアーPCはハイ
レベルとなる。比較器57の出力信号と比較器59の出
力信号とクロックC2のすべての信号がハイレベルにな
ると、ピークホールドPHがハイレベルとなる。
ピークホールドPHがハイレベルになると、ラッチ回路
58に入力されている光電子パルス計数値がラッチ回路
58にラッチされる。比較器59に入力されている光電
子パルスの計数値がラッチ回路58からの出力値より小
さければ、比較器59からの出力信号はローレベルであ
るので、ピークホールドPHはローレベルであり、ラッ
チ回路58に入力されている光電子パルスの計数値はラ
ッチ回路58にラッチされず、ラッチ回路58の出力値
は変化しない、この動作により、比較器55の出力信号
であるレベルLVがハイレベルである間の光電子パルス
の計数値の最大値を検出することができる。
ラッチ回路58の出力は常に比較器61゜62、・・・
6Kに送られている。比較器61゜62、・・・6にの
それぞれに、あらかじめ設定するデータは粒子径に依存
する散乱光強度に対応する。ラッチ回路58の出力値が
比較器61゜62、・・・6にのそれぞれに、あらかじ
め設定したデータより大きいときには、複数の該当する
比較器の出力信号がハイレベルとなり、その出力信号は
デコーダ71を介して計数回路81,82゜・・・8に
のいずれか1つの計数回路を選択する。
粒子数密度を計測するための計数回路81゜82、・・
・8Kに入力されるピークPは、クロックC1がハイレ
ベルでレベルLVがローレベルでレベルカウントLVC
がハイレベルのときにハイレベルとなる。ピークPがハ
イレベルになるときには、ラッチ回路58には粒子から
の散乱光の光電子パルスの計数値の最大値がラッチされ
ている。
デコーダ71によって計数回路81,82.・・・8に
の中の、前記最大値に対応する計数回路が選択されてい
る。従って、ピークPがハイレベルになることによって
、前記計数回路の計数値が増加する。
この計測値は、表示器91,92.・・・9Kによって
表示される。測定領域の体積と流体の流速と測定時間か
ら測定した流体の体積がわかるので、各粒子径区分にお
ける粒子数密度を求めることができる。
ラッチ回路58は、ラッチリセットLRがローレベルに
なることにより初期状態に設定される。
ラッチリセットLRはクロックCIとレベルLVとレベ
ルカラン) LVCが、すべてローレベルになったとき
にローレベルとなる。
また、計数回路56はレベル」ノセッ) LVRがハイ
レベルになることにより、初期状態に設定される。レベ
ルリセットLVRは、クロックC1とレベルLVがとも
にローレベルになったときにハイレベルとなる。
このようにして、光子計数法によって得られた時系列デ
ータのゆらぎを小さくするために、移動平均を行い、粒
子からの散乱光であることを認識するために散乱光の時
間幅を計測し、さらに散乱光のピーク値から粒子の粒子
径を求めることによって、実時間で流体中の粒子の粒子
径や数密度を求めることができる。
さらに、実施例では移動平均の加算回数を2回として説
明したが、この加算回数は任意のM回にも拡張できるこ
とはもちろんである。
また、実施例では散乱光の時間幅については、下限につ
いてのみ説明したが、上限についても制限を加えられる
ことはもちろんである。
[発明の効果] 以上、説明したように、本発明によれば、光電子パルス
の計数のために、移動平均処理の加算回数に対応した(
M+1)個のパルス計数回路を用い、これを順次作動さ
せて移動平均処理を行っているので、光電子パルスの計
数値のゆらぎを小さくできる。さらに、散乱光の時間幅
を計測することによって、その散乱光が粒子からの散乱
光であるか否かを認識し、粒子計測を実時間で求めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の構成を示すブロック図、第2図は
動作を説明するタイミングチャート図、第3図は従来の
構成を示すブロック図である。 21〜23・・・パルス計数回路 31〜33・・・ラッチ回路 41〜43・・・選択回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)流体中粒子からのレーザー散乱光から得られる光電
    子パルスの計測値に対して、移動平均処理を行い、粒子
    の粒径分布を求める流体中の粒子計測装置において、 粒子が流れる流体中にレーザー光を照射するレーザー光
    源と、 粒子からのレーザー散乱光を受光して電気信号に変換す
    る手段と、 前記光電変換手段からの信号を散乱光強度に応じた数の
    パルスにするパルス発生手段と、 前記パルス発生手段からのパルスを計数し、移動平均処
    理の加算回数Mに対応する(M+1)個のパルス計数回
    路と、 前記(M+1)個のパルス計数回路を制御し、順次作動
    させる回路と、 前記パルス計数回路の計数値とあらかじめ設定した設定
    値とを比較する比較器と、 前記比較器からの出力信号に対応する時間幅を測定する
    回路とを設け、 前記時間幅の測定に従い、散乱光が粒子からの散乱光で
    あるか否かを実時間で判断するようにしたことを特徴と
    する流体中の粒子計測装置。 2)前記時間幅が所定値より大きくなったときに粒子か
    らのレーザー散乱光であると判断し、粒子計測を行うこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の流体中の
    粒子計測装置。 3)前記粒子計測は、散乱強度のピーク値を得るために
    ラッチ回路と、そのラッチ回路の値と前記パルス計数回
    路の計数値とを比較する比較器と、 前記ピーク値をK段階に区分することによって粒子径区
    分をK段階に区分するためのK個の比較器と、 前記K個の比較器からの出力をデコードするデコーダー
    と、 前記デコーダーからの出力を計数することによってK段
    階の粒子径区分における粒子数密度を求める計数回路と
    を用いて行われることを特徴とする特許請求の範囲第2
    項に記載の流体中の粒子計測装置。
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