JPS63146303A - 電気絶縁材料 - Google Patents

電気絶縁材料

Info

Publication number
JPS63146303A
JPS63146303A JP29219486A JP29219486A JPS63146303A JP S63146303 A JPS63146303 A JP S63146303A JP 29219486 A JP29219486 A JP 29219486A JP 29219486 A JP29219486 A JP 29219486A JP S63146303 A JPS63146303 A JP S63146303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
olefin
ethylene
copolymer
carbon atoms
polysiloxane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29219486A
Other languages
English (en)
Inventor
隆 川田
引田 正浩
健哉 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Synthetic Rubber Co Ltd filed Critical Japan Synthetic Rubber Co Ltd
Priority to JP29219486A priority Critical patent/JPS63146303A/ja
Publication of JPS63146303A publication Critical patent/JPS63146303A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inorganic Insulating Materials (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電気絶縁材料に係り、特に各種電線の被覆材並
びに電気部品の絶縁材として有用である耐熱性に優れた
電気絶縁材料に関fる。
(従来の技術) 従来、電気絶縁性を目的としたゴム組成物の素材ポリマ
ーとしては、ポリエチレン、エチレンプロピレンゴム、
ブチルゴム、シリコーンゴムなどが使用されている。し
かしながらポリエチレン、エチレンプロピレンゴム、ブ
チルゴムはそのポリマー構造から連続使用可能温度上限
が150℃以下であり、耐熱性を要求される分野には使
用できない。一方、シリコーンゴムは連続使用可能温度
上限が220℃以上であり、耐熱性を要求される分野に
使用されているが、機械的強度が低く、またはコストが
高いという欠点がある。そこで、シリコーンゴムはどの
耐熱性は必要としないが、より低コストの電気絶縁性を
有するゴム組成物が望まれてきた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、従来の技術的課題を解決し、ポリオレ
フィン系ゴムとシリコーンゴムとの中間の耐熱性を有し
、電気絶縁性が優れ、低コストの電気絶縁材料を提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは前記技術的課題を解決すべく鋭意研究した
結果、エチレン−α−オレフィン共重合体に特定のポリ
シロキサンをグラフトさせた共重合体(以下、ポリシロ
キサングラフトエチレン−α−オレフィン共重合体とい
う)に少なくとも無機充填剤を配合することにより耐熱
性の良好な電気絶縁材料が得られることを見出し、本発
明に到達した。
すなわち本発明は、エチレン−α−オレフィン系共重合
体にポリシロキサンをグラフト重合させたポリシロキサ
ングラフトエチレン−α−オレフィン共重合体に無機充
填剤を配合してなることを特徴とする。
本発明に用いるポリシロキサングラフトエチレン−α−
オレフィン共重合体としては、(イ)エチレンと、α−
オレフィン(またはα−オレフィンと非共役ジエン)と
、一般式(I) CHe =CH−(CHz)n −5i R1m X3
−+a(1)(式中、nは1以上の整数、mは0〜2の
整数、Xは塩素原子または臭素原子、R1は水素原子ま
たは炭素数1〜5のアルキル基を意味する)および/ま
たは一般式(II) (式中、EはO〜2の整数、mは塩素原子または臭素原
子、R2,R3およびR4は水素原子または炭素数1〜
5のアルキル基を意味し、同一のものでも異なるもので
もよい)で示されるシラン化合物との共重合体に、前記
重合を停止する前に、両末端に水酸基を有する一般式(
III)(式中、pおよびqは5〜100の整数、rお
よびSは0または1、Rk、R6,R?、R8,R9お
よびR10は炭素数1〜6のアルキル基、フェニル基ま
たはビニル基、RIL、 R12,R13およびR14
は水素原子および炭素数1〜5のアルキル基を意味し、
同一のものでも異なるものでもよい)で示される化合物
をグラフトさせて得た共重合体、または(ロ)エチレン
と、α−オレフィン(またはα−オレフィンと非共役ジ
エン)との共重合体に、少なくとも1分子中に1個以上
の一3i−OR(Rは炭素数1〜4のアルキル基)とビ
ニル基を有する不飽和シラン化合物を反応させて得た共
重合体に、さらに水酸基変性シリコーンオイルを加えて
加熱処理して得た共重合体が好ましい、(イ)と(ロ)
の共重合体は混合して用いることができる。
本発明におけるポリシロキサングラフトエチレン−α−
オレフィン共重合体(イ)は、まずモノマーのエチレン
、α−オレフィン(またはα−オレフィンと非共役ジエ
ン)と一般式(I)および/または(If)で示される
シラン化合物を、n−ヘキサン、n−へブタン、シクロ
ヘキサン等の非極性溶媒に溶解し、チグラー・ナツタ型
触媒の存在下に重合させることにより、エチレン−α−
オレフィン−シラン化合物三元共重合体またはエチレン
−α−オレフィン−シラン化合物−非共役ジエン四元共
重合体として得られる。モノマーのエチレン、α−オレ
フィン(またはα−オレフィンと非共役ジエン)ならび
に一般式(1)および/または(II)で示されるシラ
ン化合物は、目的とする共重合体中の各モノマーに由来
する成分の含量に応じて、その仕込み比を変えることが
できる。
上記製造法によって得られるエチレン−α−オレフィン
共重合体中の(エチレン/α−オレフィン)の重量比は
、結晶性、耐寒性および機械的強度の面から70/30
〜30/70が好ましく、特に好ましくは75/25〜
40/60である。
一方、上記共重合体中の非共役ジエンの含量は、耐オゾ
ン性の面からヨウ素価として30以下が好ましく、特に
好ましくは25以下である。
また、上記共重合体中の一般式(1)および/または(
II)で示されるシラン化合物の含量は、耐熱性の面か
ら前記三元または四元共重合体に対し、0.1〜5重量
%が好ましく、特に好ましくは0.3〜2.0重量%で
ある。
上記共重合体の重合条件としては0〜100℃、好まし
くは20〜90℃の温度、1以上0気圧、好ましくはO
〜10気圧が好ましい。
次いで反応率が十分高くなった時点で一般式(■)の化
合物を添加し、攪拌する。一般式(III)の化合物は
、共重合体(イ)中の一般式(1)および/または(I
I)で示されるシラン化合物の含量に相対的に対応させ
て添加する必要があり、シラン化合物の含量との172
倍モルないし等モルの割合で添加することが好ましい。
次に水を含まないアルコールを添加し、重合反応を停止
する。得られたポリマー溶液をメタノール凝固したのち
、乾燥し、ポリシロキサングラフトエチレン−α−オレ
フィン共重合体(イ)を得る。
前記重合に用いられるα−オレフィンとしては、プロピ
レン、ブテン−1,ペンテン−1、ヘキセン−1、ヘプ
テン−1、オクテン−1、ノネン−1、デセン−1,4
−メチルペンテン−1,4−メチルヘキセン−1,4,
4−ジメチルペンテン−1,5−メチルへブテン−1,
6−メチルへブテン−1等があり、プロピレン、ブテン
−1を用いることが特に好ましい。
一方、非共役ジエンとしては、エチリデンノルボルネン
、プロペニルノルボルネン、ジシクロペンタジェン、1
.4−ヘキサジエン、4.7,8゜9−テトラヒドロイ
ンデン等がある。
前記重合に用いられる一般式(I) CH2=CH−(CH2)n −3i R1m X3−
m    (1)(式中、nは1以上の整数、mはO〜
2の整数、Xは塩素原子または臭素原子、R1は水素原
子または炭素数1〜5のアルキル基を意味する)で示さ
れるシラン化合物としては、(2−プロペニル)ジメチ
ルクロルシラン、(2−プロペニル)メチルジクロルシ
ラン、(2−プロペニル)トリクロロシラン、(3−ブ
テニル)ジメチルクロロシラン、(4−ペンテニル)ジ
メチルクロロシラン、(5−へキセニル)ジメチルクロ
ロシラン、(6−へブテニル)ジメチルクロロシラン、
(7−オクテニル)ジメチルクロロシラン、(3−ブテ
ニル)メチルジクロロシラン、(4−ペンテニル)メチ
ルジメチルクロロシラン、(5−へキセニル)メチルジ
クロロシラン、(6−へブテニル)メチルジクロロシラ
ン、(3−ブテニル)トリクロロシラン、(4−ペンテ
ニル)トリクロロシラン、(5−へキセニル)トリクロ
ロシラン、(6−ペンテニル)トリクロロシラン、(7
−オクテニル)トリクロロシラン、(7−オクテニル)
メチルジクロロシランなどが挙げられる。
また一般式(II) (式中、lはO〜2の整数、mは塩素原子または臭素原
子、R2,R3およびR4は水素原子または炭素数1〜
5のアルキル基を意味し、同一のものでも異なるもので
もよい)で示されるシラン化合物としては、5−メチル
ジクロロシリル−ノルボルネン、5−ジメチルクロロシ
リル−2−ノルボルネン、6−シメチルクロロシリルー
2−ノルボルネン、6−メチルジクロロシリル−2−ノ
ルボルネン等がある。特に好ましくは(5−へキセニル
)ジメチルクロロシラン、(7−オクテニル)ジメチル
クロロシラン、6−シメチルクロロシランー2−ノルボ
ルネンなどである。
さらに一般式(I[[) (式中、pおよびqは5〜100の整数、rおよびSは
OまたはL R”、R6,R7,R8,R9およびRI
Oは炭素数1〜6のアルキル基、フェニル基またはビニ
ル基、R1!、 R12,R13およびR14は水素原
子および炭素数1〜5のアルキル基を意味し、同一のも
のでも異なるものでもよい)で示される化合物としては
、ポリジフェニルシロキサン末端シラノール、ポリジメ
チルシロキサン末端シラノール、ポリジメチルジフェニ
ルポリシロキサン末端シラノール、ポリジメチルシロキ
サン末端カルビノール、ポリジメチルシロキサン末端ヒ
ドロキシプロピル、ポリテトラメチル−p−シルフェニ
レンシロキサンなどが挙げられる。
前記重合に用いられるチグラー・ナツタ型触媒は遷移金
属化合物と金属アルキル化合物との組み合わせからなる
。遷移金属化合物としては、例えばチタン、ジルコニウ
ム、バナジウム、クロム等の金属のハロゲン化物が用い
られ、チタンまたはバナジウム化合物が特に好ましい。
Mgcx2等の金属塩化物、S i02 、A6203
等による担持型触媒を用いることもできる。金属アルキ
ル化合物としては、例えばアルミニウム、マグネシウム
、リチウム等の金属のアルキル化合物またはハロアルキ
ル化合物が用いられ、有機アルミニウム化合物が特に好
ましい。
重合に際しては、重合活性剤として例えばトリクロル酢
酸エチル、トリクロル酢酸ブチル、ジクロル酢酸等のハ
ロゲン化酢酸エステル、1,1゜2.3.3−ペンタク
ロルブテン酸ブチル、■。
1.2.3−テトラクロルブテン酸エチル等のハロゲン
置換ブテン酸エステル、α、α、α−トリクロルトルエ
ン、ヘキサクロルブタジェン等のハロゲン含有有機化合
物を添加することができる。
また重合時の共重合体の分子量調節剤として水素ガス、
アルキル亜鉛化合物等を用いることもできる。
また前記重合には重合活性向上剤を用いることができる
。該重合活性向上剤としては、トリクロル酢酸エチル、
トリクロル酢酸ブチル、ジクロル酢酸等のハロゲン化酢
酸エステル、1.1,2゜3.3−ペンタクロルブテン
酸ブチル、1.l。
2.3−テトラクロルブテン酸エチル等のハロゲン置換
ブテン酸エステル、α、α、α−トリクロルトルエン、
ヘキサクロルブタジェン等のハロゲン含有有機化合物が
ある。
一方、本発明におけるポリシロキサングラフトエチレン
−α−オレフィン共重合体(ロ)は、エチレン−α−オ
レフィン(またはα−オレフィンと非共役ジエン)共重
合体と、例えば3−メタクリロキシプロピル−トリメト
キシシランのような少なくとも1分子中に1個以上の一
3i−OR(Rは炭素数1〜4のアルキル基)とビニル
基を有する不飽和シラン化合物を有機ラジカル発生剤の
存在下で加熱反応させ、次いで水酸基変性シリコーンオ
イルを加えて加熱処理することによって得ることができ
る。
上記エチレン−α−オレフィン共重合体は、炭素数3〜
10のα−オレフィン、例えばプロピレン、ブテン−1
、ヘキセン−1、オクテン−1、デセン−1,4−メチ
ル−ペンテン−1等のモノマ一群から選ばれた1種以上
をエチレンと共重合させて得られるもので、ジエン化合
物を共重合させたものでもよい。該ジエン化合物として
は、ジシクロペンタンジエン、トリシクロペンタンジエ
ン、5−メチル−2,5−ノルボルナジェン、5−メチ
レン−2−ノルボルネン、5−エチリデン−2−ノルボ
ルネン、5−イソプロピリデン−2−ノルボルネン、5
−イソプロペニル−2−ノルボルネン、5− (1−ブ
テニル)−2−ノルボルネン、シクロオクタジエン、ビ
ニルシクロヘキセン、1,5.9−シクロドデカトリエ
ン、6−メチル−4,7,,8,9−テトラヒドロイン
デン、2.21−ジシクロペンテニル、トランス−1゜
2−ジビニルシクロブタン、1,4−へキサジエン、2
−メチル−1,4−へキサジエン、1.6−オクタジエ
ン、1,7−オクタジエン、1.8−ノナジェン、1.
9−デカジエン、3.6−シメチルー1.7−オクタジ
エン、4,5−ジメチル−1,7−オクタジエン、1,
4.7−オクタトリエン、5−メチル−1,8−ノナジ
ェンなどが挙げられる。
上記エチレン−α−オレフィン共重合体は、不飽和シラ
ン化合物を、耐熱性およびシラン化合物の未反応物の影
響などの面から0.05〜10重量部、好ましくは0.
1〜5重量部、有機ラジカル発生剤を、耐熱性および三
次元架橋物の発生の面からo、 o o s〜2重量部
、好ましくは0.05〜1重量部を配合し、例えば(1
)バンバリー、ニーダ−などの混練機または押出機など
を用い、通常100〜300℃(好ましくは150〜2
50℃)で0.5〜30分(好ましくは1〜20分)加
熱処理するか、または(2)上記エチレン−α−オレフ
ィン共重合体、不飽和シラン化合物および有機ラジカル
発生剤を、炭素数5〜12の炭化水素、炭素数1〜12
のハロゲン化炭化水素、テトラヒドロフランなどの有機
溶媒に熔解し、通常40〜300℃、好ましくは50〜
200℃で1分〜10時間、好ましくは5分〜5時間加
熱処理し、反応終了後溶媒を除去して得ることができる
上記(2)の、溶媒を用いた場合の加熱処理において、
溶媒の使用割合は、エチレン−α−オレフィン共重合体
100重量部に対して通常500〜100.000重量
部、好ましくは2000〜10.000重量部である。
エチレン−α−オレフィン共重合体にシラン化合物を付
加させる場合の加熱処理温度および時間が不充分である
と、付加反応が十分に生起しない場合があり、一方加熱
温度または加熱処理時間が前記範囲を超えると、得られ
る共重合体の架橋密度が大きくなりすぎる場合がある。
前記共重合に用いられる不飽和シラン化合物は、1分子
中に少なくとも1個の一3i−OR結合を有するもので
あるが、具体例としては、ビニルトリメトキシシラン、
ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(2−メトキ
シエトキシ)シラン、n−(3−アクリロキシ−2−ヒ
ドロキシプロピル)−3−アミノプロピルトリエトキシ
ジシラン、3−アクリロキシプロピルジメチルメトキシ
シラン、3−アクリロキシプロピルトリクロロシラン、
3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、アリル
トリエトキシシラン、アリルトリメトキシシラン、5−
(ビシクロブテニル)トリエトキシシラン) 、2− 
(3−シクロヘキセニル)エチルジメチルクロロシラン
、2−(3−シクロへキセニル)エチルトリエトキシシ
ラン、ジフェニルビニルエトキシシラン、3−メタクリ
ロキシプロピルジメチルエトキシシラン、3−メタクリ
ロキシプロピルメチルジェトキシシラン、3−メタクリ
ロキシプリピルトリメトキシシラン、7−オクチニルト
リクロロシラン、7−オクチニルトリメトキシシラン、
m−スチリルエトキシトリメトキシシラン、4−(3−
)リメトキシシリルプロビル)ベンジルスチレンスルホ
ネートなどが挙げられ、これらのうちビニルアルコキシ
シラン系化合物、特に3−メタクリロキシプロピルトリ
メトキシシランが好ましい。
前記有機ラジカル発生剤としては、2.5−ジメチル−
2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3,2
,5−ジメチル−2,5−ジ(を−ブチルパーオキシ)
ヘキサン、2.2”−ビス−(1−ブチルパーオキシ)
−p−ジイソプロピルベンゼン、ジクミルパーオキサイ
ド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルベンゾ
エート、1.1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,
3゜5−トリメチルシクロヘキサン、2.4−ジクロル
ベンゾイルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド
、p−クロルベンゾイルパーオキサイド、アゾビスイソ
ブチルニトリルなどがあり、好ましくは2,5−ジメチ
ル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3
,2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキ
シ)ヘキサン、2.29−ビス(t−ブチルパーオキシ
)−p−ジイソプロピルベンゼンが挙げられる。
次にこのようにして得られたシラン化合物付加エチレン
−α−オレフィン共重合体からポリシロキサングラフト
エチレン−α−オレフィン共重合体(ロ)を得るには、
上記シラン付加共重合体100重量部に対し、水酸基変
性シリコーンオイル2〜50重量部、好ましくは5〜3
0重量部を、(1)ロール、バンバリーミキサ−、ニー
ターナどの混線機、押出機等を用いて、通常50〜30
0℃、好ましくは100〜200℃で2分〜2時間、好
ましくは10分〜1時間加熱処理するか、または(2)
炭素数5〜12の炭化水素または炭素数1〜12のハロ
ゲン化炭化水素、テトラヒドロフランなどの溶媒に溶解
し、通常40〜300℃、好ましくは50〜200℃で
10分〜10時間、好ましくは1〜5時間加熱処理し、
反応終了後溶媒を除去する。
前記水酸基変性シリコーンオイルとしては、市販の水酸
基変性シリコーンオイルが使用でき、シリコーンオイル
のどの位置に水酸基が結合しているかは問わない、具体
的には、ポリジフェニルシロキサン末端シラノール、ポ
リジメチルジフェニルポリシロキサン末端ジフェニルシ
ラノール、ポリジメチルシロキサン末端カルビノール、
ポリジメチルシロキサン末端ヒドロキシプロピル1、ポ
リテトラメチル−p−シルフェニレンシロキサンなどが
挙げられる。
シラン化合物が付加したエチレン−α−オレシン共重合
体100重量部に対する変性シリコーンオイルの使用量
は、耐熱性、機械的強度および硬度の面から2〜50重
量部が好ましい。
本発明においては以上のようにして得られた共重合体に
無機充填剤を配合するものであるが、このような無機充
填剤としては、ホワイトカーボン、炭酸カルシウム、重
質炭酸カルシウム、クレー、焼成りジー、アルミナホワ
イト、アスベスト、超微粉ケイ酸マグネシウム等が挙げ
られ、特に焼成りジー、超微粉ケイ酸マグネシウムが好
ましい。
無機充填剤の好ましい添加量は、ポリシロキサングラフ
トエチレン−α−オレフィン共重合体100重量部に対
して50〜200重量部であり、特に好ましくは100
〜150重量部である。
本発明の電気絶縁材料は、前記ポリシロキサングラフト
エチレン−α−オレフィン共重合体および無機充填剤の
他に、必要に応じ架橋剤、活性剤、軟化剤、カーボンブ
ランク、老化防止剤、顔料、架橋助剤、−加硫促進剤等
一般ゴム配合用の薬品を併用することができる。
架橋剤としては、有機パーオキサイドおよびイオウが用
いられるが、耐熱性の点から有機パーオキサイドが好ま
しい、有機パーオキサイドとしては1.1−ジ−t−ブ
チルパーオキシ−3,3゜5−トリメチルシクロヘキサ
ン、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルクミル
パーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、2,5−ジ
メチル−2,5−ジー(t−ブチルパーオキシ)ヘキサ
ン、2.5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオ
キシ)−ヘキシン、1,3−ビス(t−ブチルパーオキ
シ−イソプロビル)ベンゼン、1−プチルバーオキシー
イソプロビルカルボネイトなどが用いられ、イオウとし
ては粉末イオウ、イオウ華、沈降イオウ、コロイドイオ
ウなどが用いられ、好ましい添加量はポリシロキサング
ラフトエチレン−α−オレフィン共重合体100重量部
に対し0.5〜5重量部である。
活性剤としては、ZnO,MgOに代表される金属酸化
物があり、軟化剤としては、パラフィン系プロセスオイ
ル、ナフテン系プロセスオイル、シリコーンオイル、パ
ラフィンワックスなどがある。架橋助剤としては、イオ
ウ、p−ベンゾキノンジオキシム、p、p’−ジベンゾ
イル−キノンジオキシム、ジニトロソベンゼン、エチレ
ングリコールジメタクリレート、トリアリルシアヌレー
ト、トリメチルプロパントリメタクリレート、液状ポリ
ブタジェン、ポリブテン、ポリブタジェン樹脂などがあ
る。
本発明の電気絶縁材料の製造は、バンバリー、ニーター
、フレンター、インター徒キサ−、ロール等の混線機を
用いて行われる。
(実施例) 以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
本実施例中の物性試験はJIS  K−6301に準じ
て実施した。また、体積固有抵抗は日本ゴム協会編ゴム
試験法(新版>p453の方法に準じて実施した。
実施例I A)ポリシロキサングラフトエチレン−α−オレフィン
共重合体の合成 あらかじめ窒素ガス置換した容量3A’のセパラブルフ
ラスコに精製したn−ヘキサン2j!を仕込み、これに
室温にてエチレン/プロピレン/水素−515/4 (
モル比)の混合ガスを溶解させた。
次いで5−メチルジクロルシリル−2−ノルボルネン1
.25ミリモル、エチルアルミニウムセスキクロライド
5ミリモル、オキシ三塩化バナジウム0.5ミリモルを
順次仕込み、重合反応を開始した。
重合反応中もエチレン/プロピレン/水素の混合ガスを
気相フィードし、攪拌しながら、20℃で重合を継続し
た。30分経過後、反応溶液の少量をプロピレン含量お
よび5−メチルジクロルシリル−2−ノルボルネン含量
分析用にサンプリングし、次いでこれに脱気した両末端
シラノール変性シリコーンオイル(XF40−518 
 東芝シリコーン社製)2mIVを仕込み、混合ガスの
供給を中止して窒素ガスでパージしながら1時間攪拌し
た0次いで重合停止剤として脱水メタノール5mlを添
加して重合反応を停止させた。
このようにして得られたポリシロキサングラフトエチレ
ン−α−オレフィン共重合体の溶液に、大過剰のメタノ
ールを添加し、ポリマーを析出させたのち、100℃に
加熱したロールで乾燥した。
収量は51.5gであり、グラフト前の共重合体のプロ
ピレン含量は45.1 重量%、5−メチルジクロルシ
リルノルボルネン含量は0.36ii量%であった。
B)物性評価 第1表に示した配合処方により、まずパークミルDおよ
び′パルイックDGM以外を250ccラボブラストミ
ルで混練りし、次いでパークミルDおよびパルイックD
GMを加えてロールで混練し、ゴム組成物を得た。得ら
れたゴム組成物を、160℃にて35分プレス加硫した
のち、物性試験を実施した。その結果を第2表に示した
。本発明による組成物は優れた電気絶縁性と優れた耐熱
性を示すことがわかった。
第1表 $1・・・サテントンl1hl、エンゲルハードミネラ
ルズ アンド ケミカル社製 *2・・・ショーブラックN−330、昭和電工社製本
3・・・フッコールP400、富士興産社製*4・・・
テトラキス〔メチレン−3−(3’ 、5”−ジ−t−
ブチル−4゛−ヒドロキシフェニル)プロピオネート)
−メタン、チバガイギー社製 本性・・・ジクミルパーオキサイド、日本油脂社製型6
・・・pt pt−ジベンソ゛イルキノンジオキシム、
入内新興社製 実施例2 A)ポリシロキサングラフトエチレン−α−オレフィン
共重合体の合成 実施例1のA)において、5−メチルジクロルシリル−
2−ノルボルネンを2.5ミリモルに、両末端シラノー
ル変性シリコーンオイルを2.5 m lに変更した以
外は同様の方法でポリシロキサングラフトエチレン−α
−オレフィン共重合体を得た。
収量は35.5 gであり、グラフト前の共重合体中の
プロピレン含量は43重量%、5−メチルジクロルシリ
ルノルボルネン含量は0.67重量%であった。
B)物性評価 実施例1のB)と同様の配合、方法で得られた共重合体
の物性試験を実施した。その結果を第2表に示した。本
発明による組成物は、実施例1と同様優れた電気絶縁性
と優れた耐熱性を示すことがわかった。
比較例1 実施例1のB)においてポリシロキサングラフトエチレ
ン−α−オレフィン共重合体の代わりにエチレンプロピ
レンゴム(JSREP21、日本合成ゴム社製)を用い
た以外は同様の配合、方法で物性試験を実施した。その
結果を第2表に示した。エチレンプロピレンゴムを用い
た組成物は、実施例1.2に較べ耐熱性に劣っていた。
比較例2 実施例1のB)において、配合剤としてバークミルD、
パルノックDGMを用いた以外は実施例1のB)と同じ
方法で物性試験を実施した。その結果を第2表に示した
。本例では無機充填剤を用いていないため、電気絶縁性
が必ずしも良(ない。
以下余白 第  2  表 (!わTb  (kgf/aJ):引張強さEb  (
%)  :伸び Hs JIS−A :fJ!It Ac      :鯉イヒ1jヒの変イヒノ噂シAh 
    :熱老化後の硬度変化 *:パークミルDおよびパルノックDGMのみを配合(
発明の効果) 本発明の電気絶縁材料は、低コストで、優れた電気絶縁
性と優れた耐熱性を有し、各種電気の被覆材および電気
部品の絶縁材として有用である。
代理人 弁理士 川 北 武 長 手続補正書 昭和62年 2月26日 1、事件の表示 昭和61年特許願第292194号 2)発明の名称 電気絶縁材料 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所 東京都中央区築地二丁目11番24号名 称 
(417)日本合成ゴム株式会社代表者 吉 光   
久 4、代理人〒103 住 所 東京都中央区日本横茅場町−丁目11番8号7
、補正の内容 (1)明細書の特許請求の範囲を別紙のように改める。
(2)明細書を下記のように訂正する。
特許請求の範囲 (1)エチレン−α−オレフィン系共重合体にポリシロ
キサンをグラフ■せたポリシロキサングラフトエチレン
−α−オレフィン共重合体に無機充填剤を配合してなる
電気絶縁材料。
(2)特許請求の範囲第1項において、前記ポリシロキ
サングラフトエチレン−α−オレフィン共重合体が、エ
チレンと、α−オレフィン(またはα−オレフィンと非
共役ジエン)と、一般式(1)%式%(1) (式中、nは1以上の整数、mはO〜2の整数、Xは塩
素原子または臭素原子、R1は水素原子または炭素数1
〜5のアルキル基を意味する)および/または一般式(
II) 臭素原子、R2,R3およびR4は水素原子または炭素
数1〜5のアルキル基を意味し、同一のものでも異なる
ものでもよい)で示されるシラン化合物との共重合体に
、前記重合を停止する前に、両末端に水酸基を有する一
般式(II[)(式中、pおよびqは5〜100の整数
、rおよびSは0または1、Rlj、R6,R7,R8
,R9およびRIOは炭素数1〜6のアルキル基、フェ
ニル基またはビニル基、R11,R12,R13および
R14は水素原子および炭素数1〜5のアルキル基を意
味し、同一のものでも異なるものでもよい)で示される
化合物をグラフトさせ、重合反応を停止させて得た共重
合体に、さらに水酸基変性シリコーンオイルを加えて加
熱処理して得た共重合体である電気絶縁材料。
(3)特許請求の範囲第1項において、前記ポリシロキ
サングラフトエチレン−α−オレフィン共重合体が、エ
チレンと、α−オレフィン(またはα−オレフィンと非
共役ジエン)との共重合体に、少なくとも1分子中に1
個以上の一3i−OR(Rは炭素数1〜4のアルキル基
)とビニル基ヲ有する不飽和シラン化合物を反応させて
得た共重合体に、さらに水酸基変性シリコーンオイルを
加えて加熱処理して得た共重合体である電気絶縁材料。
(4)特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに
おいて、無機充填剤として焼成りジーおよび/または超
微粉ケイ酸マグネシウムを用いる電気絶縁材料。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エチレン−α−オレフィン系共重合体にポリシロ
    キサンをグラフト重合させたポリシロキサングラフトエ
    チレン−α−オレフィン共重合体に無機充填剤を配合し
    てなる電気絶縁材料。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、前記ポリシロキ
    サングラフトエチレン−α−オレフィン共重合体が、エ
    チレンと、α−オレフィン(またはα−オレフィンと非
    共役ジエン)と、一般式( I )CH_2=CH−(C
    H_2)_n−SiR^1_mX_3_−_m( I )
    (式中、nは1以上の整数、mは0〜2の整数、Xは塩
    素原子または臭素原子、R^1は水素原子または炭素数
    1〜5のアルキル基を意味する)および/または一般式
    (II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、lは0〜2の整数、Xは塩素原子または臭素原
    子、R^2、R^3およびR^4は水素原子または炭素
    数1〜5のアルキル基を意味し、同一のものでも異なる
    ものでもよい)で示されるシラン化合物との共重合体に
    、前記重合を停止する前に、両末端に水酸基を有する一
    般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、pおよびqは5〜100の整数、rおよびsは
    0または1、R^5、R^6、R^7、R^8、R^9
    およびR^1^0は炭素数1〜6のアルキル基、フェニ
    ル基またはビニル基、R^1^1、R^1^2、R^1
    ^3およびR^1^4は水素原子および炭素数1〜5の
    アルキル基を意味し、同一のものでも異なるものでもよ
    い)で示される化合物をグラフトさせ、重合反応を停止
    させて得た共重合体に、さらに水酸基変性シリコーンオ
    イルを加えて加熱処理して得た共重合体である電気絶縁
    材料。
  3. (3)特許請求の範囲第1項において、前記ポリシロキ
    サングラフトエチレン−α−オレフィン共重合体が、エ
    チレンと、α−オレフィン(またはα−オレフィンと非
    共役ジエン)との共重合体に、少なくとも1分子中に1
    個以上の−Si−OR(Rは炭素数1〜4のアルキル基
    )とビニル基を有する不飽和シラン化合物を反応させて
    得た共重合体に、さらに水酸基変性シリコーンオイルを
    加えて加熱処理して得た共重合体である電気絶縁材料。
  4. (4)特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに
    おいて、無機充填剤として焼成クレーおよび/または超
    微粉ケイ酸マグネシウムを用いる電気絶縁材料。
JP29219486A 1986-12-08 1986-12-08 電気絶縁材料 Pending JPS63146303A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29219486A JPS63146303A (ja) 1986-12-08 1986-12-08 電気絶縁材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29219486A JPS63146303A (ja) 1986-12-08 1986-12-08 電気絶縁材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63146303A true JPS63146303A (ja) 1988-06-18

Family

ID=17778757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29219486A Pending JPS63146303A (ja) 1986-12-08 1986-12-08 電気絶縁材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63146303A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0776930A1 (en) * 1995-11-29 1997-06-04 Pheniplastics S.A. Process for reclamation of recycled polyolefins and polymeric material manufactured according to this process
JP2013505332A (ja) * 2009-09-16 2013-02-14 ユニオン カーバイド ケミカルズ アンド プラスティックス テクノロジー エルエルシー 架橋された溶融成形品およびその生産のための組成物

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0776930A1 (en) * 1995-11-29 1997-06-04 Pheniplastics S.A. Process for reclamation of recycled polyolefins and polymeric material manufactured according to this process
JP2013505332A (ja) * 2009-09-16 2013-02-14 ユニオン カーバイド ケミカルズ アンド プラスティックス テクノロジー エルエルシー 架橋された溶融成形品およびその生産のための組成物
JP2013505331A (ja) * 2009-09-16 2013-02-14 ユニオン カーバイド ケミカルズ アンド プラスティックス テクノロジー エルエルシー 架橋された溶融成形品を生産するための方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU731184B2 (en) Thermoplastic elastomeric compositions
JP3240621B2 (ja) オレフィン系熱可塑性エラストマー組成物
JP4610026B2 (ja) 熱可塑性エラストマーのヒドロシリル化架橋
JPH09296083A (ja) 難燃性電線・ケーブル
WO1996032442A1 (fr) Compositions de caoutchouc thermoresistantes
CN1368981A (zh) 叠氮硅烷改性的可湿气固化的聚烯烃聚合物及其制备方法和用其制备的制品
CN108137876B (zh) 用于柔性交联电缆绝缘材料的可交联聚合物组合物和制造柔性交联电缆绝缘材料的方法
KR20000035747A (ko) 아크릴 개질된 브로모 엑스피-50 부틸 고무의하이드로실일화 가교결합으로부터 얻는 열가소성 가황물
TW421662B (en) Elastomers, processes for their manufacture, and articles made from these elastomers
CN110312757B (zh) 乙烯-α-烯烃共聚物-磷酸三烯丙酯组合物
JPS63238133A (ja) 耐熱性オレフイン系共重合体の製造方法
JP2001514273A (ja) 改良された加工性を有するエラストマー
JPS63146303A (ja) 電気絶縁材料
JP3518126B2 (ja) 架橋パイプ用シラン変性直鎖状ポリエチレンおよび架橋パイプ
JPS63172757A (ja) ゴム組成物
JP3729479B2 (ja) 給水給湯用ホース
JP2646240B2 (ja) 防水シート用組成物
JP3280105B2 (ja) 架橋性難燃組成物
JPS6036164B2 (ja) エチレン共重合体
JP2628874B2 (ja) 熱可塑性エラストマー組成物およびその製造方法
JPH0819285B2 (ja) 熱可塑性エラストマ−組成物
JPS63225610A (ja) グラフト共重合体およびグラフト共重合体組成物
JPH0425539A (ja) 熱可塑性エラストマー
WO2024129419A1 (en) Thermoplastic polyolefin composition with reactive compatibilization
JP2000351876A (ja) シラン架橋ポリオレフィン樹脂組成物及び絶縁ケーブル