JPS63145964A - 二輪車の前輪速度検出装置 - Google Patents

二輪車の前輪速度検出装置

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Publication number
JPS63145964A
JPS63145964A JP61293074A JP29307486A JPS63145964A JP S63145964 A JPS63145964 A JP S63145964A JP 61293074 A JP61293074 A JP 61293074A JP 29307486 A JP29307486 A JP 29307486A JP S63145964 A JPS63145964 A JP S63145964A
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JP
Japan
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stator
front wheel
valve
fork
speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP61293074A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Kato
加藤 正家
Kazuhiko Tani
一彦 谷
Hiroshi Ishihara
石原 浩
Yukio Miyamaru
幸夫 宮丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A1発明の目的 (1)  産業上の利用分野 本発明は、フロントフォークに水平に支持された前車軸
により回転自在に支承された前輪の回転速度を検出すべ
(、前輪と一体的に回転するロータと、該ロータに対応
してフロントフォークと一体的な固定部に装着されるス
テータとを備える二輪車の前輪速度検出装置に関する。
(2)従来の技術 従来、かかる装置では、前輪とともに回転するロータに
複数の磁極を固定配置し、前車軸に固定したステータに
は前記磁極に対応してコアおよびコイルを固定配置して
おり、ロータの磁極がコイルを横切るときに発生するパ
ルス電圧により前輪速度を検出している。
(3)発明が解決しようとする問題点 ところで、フロントフォークを有する二輪車では、フロ
ントフォークで前輪を支承した構造を、片持ち梁の先端
に重錘を設けた構造と見做すことができるものである。
かかる構造では、前輪が路面の突起を乗り越える際には
フロントフォークがその固有振動数で振動し、前車軸が
車体の前後方向に振動する。このため、前車軸の速度は
、フロントフォークの振動により発生する速度が車体の
速度に重畳したものとなる。一方、前輪は車軸を中心と
して回転するから、前輪と路面との間に滑りがなければ
、前輪の回転速度はフロントフォークの振動成分が重畳
したものとなり、この現象は二輪車のブレーキング時に
も同様に発生する。
ところが、前輪速度に応じてアンチロックブレーキ装置
を作動させるようにしたものでは、前述のような振動波
形が生じたときには、アンチロック制御がフロントフォ
ーク振動に反応してしまい、フロントフォーク振動が助
長されて共振状態となる。こうなると、前輪の速度検出
器の検出精度が低下してしまい、必要に応じて制御系に
補正装置が必要となる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、フ
ロントフォークの振動が前輪速度検出値に影響を及ぼさ
ないようにした二輪車の前輪速度検出装置を提供するこ
とを目的とする。
B0発明の構成 (1)  問題点を解決するための手段本発明によれば
、ステータは、フロントフォークの軸線に対して直角で
あって前車軸の軸線を通る平面より下方に重心を有する
とともに前輪の回転軸線まわりに角変位可能にして固定
部に装着され、ステータおよび固定部間には、ステータ
をその周方向に弾性支持する平衡ばねが介装される。
(2)作用 上記構成によれば、フロントフォークが車体の後方側す
なわち前輪速度が遅くなる側に振動したときには、ステ
ータが前輪回転方向と逆方向に角変位して前輪速度が補
正され、またフロントフォークが車体の前方側すなわち
前輪速度が速くなる側に振動したときは、ステータが前
輪回転方向と同一方向に角変位して前輪速度が補正され
る。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第1図において、二輪車1は、その前輪Wfを制
動するための左右一対の前輪ブレーキBfj!、Bfr
と、後輪Wrを制動するための後輪ブレーキBrとを備
え、両前輪ブレーキWfl、WfrはブレーキレバーB
Lで操作される前部マスクシリンダMfの出力油圧によ
り作動せしめられ、後輪ブレーキWrは、ブレーキペダ
ルBPで操作される後部マスクシリンダMrの出力油圧
により作動せしめられ、特に前輪ブレーキB11、Br
rの制動油圧はモジュレータ3およびアンチロック制御
装置50により制御される。
第2図において、前部マスクシリンダMfの出力ポート
12には、油路13が接続されており、核油路13と、
両前輪ブレーキBfE、Bfrに連なる油路10との間
には、モジュレータ3が介装される。
モジュレータ3の車体14は、先端側に向かうにつれて
段階的に小径となる筒状に形成されており、車体14の
後端にはカバー15がボルト16およびナフト17によ
り結合される。
車体14の先端部には、前輪ブレーキBfj’。
Bfrに連なる油路10に連通ずる出力油圧室18と、
前部マスクシリンダMfの出力ポート12に連なる油路
13および出力油圧室18間の連通、遮断を司る開閉弁
19とが設けられる。
すなわち、本体14の先端部には、先端側に臨む段部2
0を途中に有する第1接続穴21が軸方向に沿って穿設
されるとともに、第1接続穴21の内端に略し字状に連
なるとともに外方側に臨む段部22を途中に有する第2
接続穴23が外側面に開口して穿設される。第1接続穴
21には、段部20に当接する弁ハウジング24と、油
路13を接続可能な接続部材25とが、本体14との間
にシール部材26.27をそれぞれ介して嵌入される。
また第2接続穴23の外端寄りには、油路10を接続す
るための雌ねじ28が刻設されており、雌ねじ28に螺
合する部材(図示せず)により段部22に押付けられる
接続管部材29が第2接続穴23に嵌入される。出力油
圧室18は、再接続穴21.23の連結部で、弁ハウジ
ング24および接続管部材29間に画成される。
開閉弁19は、弁ハウジング24および接続部材25間
に画成される弁室30と、弁ハウジング24の出力油圧
室18側で弁室30および出力油圧室18を結んで設け
られる弁孔31と、弁孔31の弁室30への開口端を閉
塞可能にして弁室30内に収納される球状の弁体32と
、弁体32を閉弁方向に付勢すべく弁体32および接続
部材25間に介装される弁ばね33と、弁体32に一体
化されて弁孔31を移動自在に貫通する弁軸34とから
成る。
弁室30は、油路13に常時連通しており、弁ばね33
のばね力に抗して弁軸34を駆動することにより弁体3
2が開弁方向に作動して、弁室30が出力油圧室18に
連通ずる。
本体14には、その後端側から順に第1、第2、第3お
よび第4穴部35,36.37.38が段階的に内径を
小さくするようにして、第1接続穴21と同軸に穿設さ
れる。第1穴部35には、カバー15に一体的に設けた
円筒部39がシール部材40を介して嵌入され、本体1
4およびカバー15間には作動室41が画成される。ま
た第4穴部38と出力油圧室18との間の隔壁42には
、作動室41側に向けて延びる突部43が一体的に設け
られており、隔壁42および突部43には、出力油圧室
18および作動室41間にわたって弁孔31と同軸の案
内孔44が穿設される。
案内孔44内には、短円柱状の作動部材45がシール部
材46を介して摺合されており、この作動部材45には
開閉弁19側に開口する有底摺合穴47が同軸に穿設さ
れ、また作動部材45の開閉弁19側端面は、第2接続
穴23に臨んで切欠かれる。しかも作動部材45の外径
は出力油圧室18の内周壁面との間に間隙を形成する程
度に定められる。
作動部材45の摺合穴47には、開閉弁19における弁
軸34の先端が摺合されるものであり、したがって開閉
弁19は作動部材45の移動に応じて開閉作動する。
カバー15には、ねじ部材48により、直流モータ49
が取付けられる。この直流モータ49は、マイクロコン
ピュータなどから成るアンチロック制御装置50からの
信号により回転作動するものであり、アンチロック制御
装置50は、前輪Wfに取付けた速度検出装置51から
入力される信号により前輪Wfがロックしそうであると
判断したときに、直流モータ49を回転作動させるため
の信号を出力する。
直流モータ496出力軸52と、前記作動部材45とは
、作動室41内に収納、配置される伝動機構53を介し
て連結されており、直流モータ49の回転運動が伝動機
構53により作動部材45の直線運動に変換される。
伝動機構53は、作動部材45に当接する押圧部材54
と、出力軸52および押圧部材54間を連結するボール
ねじ55と、押圧部材54を作動部材45に当接する方
向に付勢するばね56とを備える。
押圧部材54は、第4穴部38よりも小径の円筒状に形
成されており、突部43が押圧部材54内に嵌入される
。また押圧部材54の中間内部には、突部43の先端に
当接して移動を規制する規制板部57が一体に設けられ
ており、この規制板部57に突設された円柱状押圧部5
8が案内孔44内に挿入され、作動部材45に当接する
第3六部37には、第4穴部38との間の段部59と、
第3穴部37の内面に嵌着した止め環60とによって挟
持されるようにして円筒状案内部材61が嵌合されてお
り、この案内部材61に押圧部材54が摺合される。し
かも案内部材61の内面には軸方向に複数のボール62
を配置した直動ベアリング63が取り付けられる。また
押圧部材54の外面には、各ボール62を嵌合する溝6
4が軸方向に沿って設けられる。したがって押圧部材5
4は軸線まわりの回転を阻止されており、軸方向の移動
のみを許容されている。
ボールねじ55は、押圧部材54に固着されるナフト6
5と、Wi環する複数のボール66を介してナツト65
に螺合するスクリュウ軸67とから成るものであり、ス
クリュウ軸67が直流モータ49の出力軸52に同軸に
連結される。したがってスクリュウ軸67の回転に応じ
てナツト65すなわち押圧部材54が軸方向に移動する
が、スクリュウ軸67の螺旋方向は、アンチロック制御
装置50からの信号に応じて直流モータ49が回転作動
したときに押圧部材54を開閉弁19から離反移動せし
めるように設定される。
スクリュウ軸67は、軸受68を介してカバー15で回
転自在に支承されており、その軸受68よりも直流モー
タ49側でスクリュウ軸67およびカバー15間にはシ
ール部材69が介装される。
また、ばね56はナツト65およびカバー15間に介装
されており、このばね56のばね力によりナツト65お
よび押圧部材54は開閉弁19に近接する方向に付勢さ
れる。
本体14の側部には作動室41に連通ずる連通孔70が
穿設されており、この連通孔70に接続された油路71
は前部マスクシリンダMfのリザーバ72に接続される
。したがって、作動室41には作動油が供給されること
になり、この作動油は伝動、機構53の潤滑油としての
機能を果たす。
第3図および第4図を併せて参照して、前輪Wfのハブ
2は、テレスコピック型フロントフォーク4を構成する
左右一対のフロントフォーク脚4a、4bの下端に水平
に支持された前車軸5上に、ベアリング6を介して回転
自在に支承される。両前輪ブレーキBfCBfrは、ハ
ブ2の外端面に固着されたブレーキディスク7と、この
ブレーキディスク7を跨いだ状態でフロントフォーク4
に支持されるブレーキキャリパ8とを備えるディスクブ
レーキであり、ブレーキキャリパ8の入力ボート8aに
前記油路10が接続される。この油路10から入カポ−
1−8aに油圧が供給されると、各前輪ブレーキBf1
.Bfrが作動して前輪Wrに制動力が加えられる。
ハブ2の外端面には、ロータ75が固着される。
このロータ75は、前車軸5と同軸の円筒部76の一端
に半径方向内方に張出した取付鍔77が全周にわたって
一体に設けられて成り、取付鍔77が周方向複数のボル
ト78によりハブ2に固着される。一方、フロントフォ
ーク4と一体的な固定部としての前車軸5には、ベアリ
ング79を介してステータ80が相対回転自在に装着さ
れる。このステータ80は、ロータ75の円筒部76で
囲繞される内筒部81と、その内筒部81の軸方向外端
から半径方向外方に張出した円板部82と、円板82の
外縁から前記円筒部76を囲繞して軸方向内方に延びる
外筒部83とを一体に備える。
ベアリング6の内輪およびベアリング79の内輪間には
前車軸5を囲繞するリテーナ84が介装され、ベアリン
グ79およびフロントフォーク4間には前車軸5を囲繞
するスペーサ85が介装される。したがってこれらのリ
テーナ84およびスペーサ85は、前車軸5すなわちフ
ロントフォーク4と実質的に一体化されており、ベアリ
ング79の前車軸5の軸線に沿う位置すなわちステータ
80の軸方向に沿う位置が固定される。またスペーサ8
5およびステータ80間にはベアリング79よりも外方
側でシール部材86が介装される。
速度検出装置51は、前記ロータ75、ステータ80、
ロータ75に固定される複数のマグネット87、ステー
タ80に配設されるコイル88、ならびにステータ80
およびリテーナ84間に介装されてステータ80をその
周方向に弾性支持する一対の平衡ばね89とから成る。
マグネット87は、ロータ75における円筒部76の内
面に等間隔をあけて固設される。またコイル88は、そ
れらのマグネット87に対向すべくステータ80におけ
る内筒部81の外面に配設される。また固定部としての
リテーナ84には、ステータ80における内筒部81の
内端面に対向する円板状支持板部90が一体に突設され
ており、この支持板部90および前記内筒部81の内端
面間に再平衡ばね89が介装される。すなわち、ステー
タ80の一直径線上で、内筒部81の内端面およびリテ
ーナ84の支持板部90には、対をなすHflの円弧溝
91.92が設けられており、各平衡ばね89はそれら
の円弧溝91.92内に収容される。しかも再平衡ばね
89の両端は、そのセント時にステータ80の周方向に
沿って相互に逆方向にステータ80を付勢すべくステー
タ80およびリテーナ84に連結されている。
前車軸5の軸線を通りフロントフォーク4の軸線に直角
な平面93よりも下方位置で、ステータ80には、コイ
ル88に接続するケーブル94を取り出すボス95が一
体に設けられる。このボス95により、フロントフォー
ク4の軸線延長上で前記平面93から偏心量εだけ下方
に偏心した位置に、ステータ80の重心Cが設定される
かかる構成は、重心Cに対応する重錘を、前車軸5の軸
線に対応する支点で支承した振子の先端に設けたものと
原理的には同一のものと見做すことができ、支点すなわ
ち前車軸5をその軸線と直角な水平方向に振子の固有振
動数よりも大きな振動数で振動させたときには、重錘す
なわち重心Cは一点に静止しようとするものである。
次にこの実施例の作用について説明すると、二輪車1の
走行時の前輪Wfの回転によりロータ75がその前輪W
rとともに回転すると、各マグネット87がコイル88
を横切ることによりコイル88にパルス電圧が生じ、そ
のパルス電圧により前輪W【の回転速度が検出される。
かかる二輪車1の走行中に路面の突起を越える際に、第
5図で示すようにフロントフォーク4が進行方向96に
沿う後方側に撓んだときを想定する。この場合、そのフ
ロントフォーク4の撓みに応じてステータ80の重心が
C′の位置に移動すると、前輪Wfの回転方向97に沿
う前方側にステータ80が相対回転することになり、検
出回転速度が実際の速度よりも遅い値を示す。しかるに
、ステーク80およびリテーナ84間に介装された一対
の平衡ばね89により、ステータ80はその重心Cがフ
ロントフォーク4の軸線延長上に位置するように回転方
向97に沿う後方側に角変位する。したがってステータ
80は、ロータ75に対して回転方向97に沿う後方側
に相対角変位し、検出回転速度の遅れが補正される。
また第6図で示すようにフロントフォーク4が進行方向
96に沿う前方側に撓んだときに、ステータ80の重心
がC′の位置に移動すると、前輪wrの回転方向97に
沿う後方側にステータ80が相対回転することになり、
検出回転速度が実際の速度よりも速い値を示す。しかる
に、ステータ80およびリテーナ84間に介装された一
対の平衡ばね89により、ステータ80はその重心Cが
フロントフォーク4の軸線延長上に位置するように回転
方向97に沿う前方側に角変位する。したがってステー
タ80は、ロータ75に対して回転方向97に沿う前方
側に相対角変位し、検出回転速度の進みが補正される。
このようにして、フロントフォーク4の進行方向96に
沿う前後の振動にも拘わらず、検出回転速度の遅れおよ
び進みがそれぞれ補正され、はぼ正確な速度がアンチロ
ック制御装置50に入力される。
次にモジュレータ3の作用について説明すると、通常の
運転状態では、開閉弁19が開弁じており、油路13お
よび出力油圧室18間は連通しているので、ブレーキレ
バーBLを操作すると、前部マスクシリンダMfの出力
ボート12から出力される油圧が両前輪ブレーキBfJ
、Bfrに作用して制動力が得られる。
そのような制動時に前輪Wfがロックしそうになると、
速度検出装置51からの信号に応じてアンチロック制御
装置50から直流モータ49に信号が入力され、直流モ
ータ49が回転作動する。
この直流モータ49の回転動作は伝動機構53により押
圧部材54の直線運動に変換され、押圧部材54は開閉
弁19から離反する方向に移動する。
このため、作動部材54は弁ばね33のばね力により押
圧部材54側に移動し、弁体32によって弁孔31が閉
塞され、油路13および出力油圧室18間が遮断される
。しかも作動部材45が押圧部58の移動に応じて案内
孔44に向けて移動するのに伴って、出力油圧室18の
容積が増大する。
したがって両前輪ブレーキBfCBfrに作用する制動
油圧が低下し、前輪wrがロック状態に入ることが回避
される。
前輪Wfの回転が復帰すると、直流モータ49の回転は
停止するが、ばね56のばね力によりスクリュウ軸67
および出力軸52を逆方向に回転させながらナンド65
および押圧部材54が開閉弁1−9に移動する。これに
より作動部材45は出力油圧室18の容積を収縮して制
動油圧を高める方向に作動する。このような動作が繰返
されて、前輪Wfがロック状態に入ることが回避される
なお、前輪Wfの回転が復帰したときに、直流モータ4
9を逆転させて応答性を向上させることも可能である。
また摺合穴47の底部に弁軸34が当接するまで作動部
材45が移動して出力油圧室18の容積を収縮しても前
輪Wfがロックしそうにないときは、押圧部材54がさ
らに開閉弁19側に移動し、弁軸34すなわち弁体32
が押上げられ、開閉弁19が閉弁する。したがって前部
マスクシリンダMfから前輪ブレーキBfCBfrにさ
らに制動油圧を供給することが可能となる。
本発明の他の実施例として、前輪と一体的に回転するロ
ータにギヤを設け、フロントフォークと一体的な固定部
に装着したステータには、前記ギヤに噛合するギヤとそ
のギヤの回転に応動するマグネットとを回転自在に配設
するとともにコイルを一体的に配設するようにしてもよ
い。
C1発明の効果 以上のように本発明によれば、ステータは、フロントフ
ォークの軸線に対して直角であって前車軸の軸線を通る
平面より下方に重心を有するとともに前輪の回転軸線ま
わりに角変位可能にして固定部に装着され、ステータお
よび固定部間には、ステータをその周方向に弾性支持す
る平衡ばねが介装されるので、フロントフォークの振動
によるステータのロータに対する相対角変位を補正して
、フロントフォークの振動が検出前輪速度に及ぼす影響
を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は二
輪車の平面図、第2図はブレーキ油圧回路図、第3図は
前輪の要部拡大縦断正面図、第4図は第3図のIV−I
V線断面図、第5図および第6図は速度検出装置の作用
説明図である。 1・・・二輪車、4・・・フロントフォーク、5・・・
前車軸、51・・・速度検出装置、75・・・ロータ、
80・・・ステータ、89・・・平衡ばね、 C・・・重心、wr・・・前輪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フロントフォークに水平に支持された前車軸により回転
    自在に支承された前輪の回転速度を検出すべく、前輪と
    一体的に回転するロータと、該ロータに対応してフロン
    トフォークと一体的な固定部に装着されるステータとを
    備える二輪車の前輪速度検出装置において、ステータは
    、フロントフォークの軸線に対して直角であって前車軸
    の軸線を通る平面より下方に重心を有するとともに前輪
    の回転軸線まわりに角変位可能にして固定部に装着され
    、ステータおよび固定部間には、ステータをその周方向
    に弾性支持する平衡ばねが介装されることを特徴とする
    二輪車の前輪速度検出装置。
JP61293074A 1986-12-09 1986-12-09 二輪車の前輪速度検出装置 Pending JPS63145964A (ja)

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JP61293074A JPS63145964A (ja) 1986-12-09 1986-12-09 二輪車の前輪速度検出装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02122356U (ja) * 1989-03-20 1990-10-05

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02122356U (ja) * 1989-03-20 1990-10-05

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