JPS63145649A - 歯牙振動診断装置 - Google Patents

歯牙振動診断装置

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JPS63145649A
JPS63145649A JP29214786A JP29214786A JPS63145649A JP S63145649 A JPS63145649 A JP S63145649A JP 29214786 A JP29214786 A JP 29214786A JP 29214786 A JP29214786 A JP 29214786A JP S63145649 A JPS63145649 A JP S63145649A
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acceleration sensor
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奥野 善彦
尾形 和彦
芳信 前田
政俊 岡田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は歯科治療における補綴治療時の上下歯牙のし
投合い状態の診断や歯牙の動揺度の測定診断などに用い
られる歯牙振動診断装置に関するものである。
(従来の技術) この種の装置として従来から知られているものの1つに
、上下歯牙のり矢金時に発生するす受合音波形を振動波
形として、例えばブラウン管の画面に表示させるように
なした0欠合音測定装置がある。
詳しくは、上下歯牙の口交合時に発生したσ交合振動を
歯牙から顎骨を経由して頬骨に伝播させて骨導音として
取出し、この骨導音を頬骨部上の顔面9押し当てたマイ
クロホンや振動センサにより電気信号としてピックアッ
プするとともに、A/D変換器によりディジタル信号に
変換したのち、メモリに記憶させ、その記憶信号をD/
A変換器により元のアナログ信号に復元させてブラウン
管の画面に再現表示させるようになしたものである。
そして、上記の装置ではブラウン管の画面上に表示され
た信号波形の相違、つまりはデュレイシヨン、エンベロ
ープの形、あるいは単純波形か繰り返すダブルサウンド
やトリプルサウンドの宥無などから峻合状態の良否、O
交合調整の必要な部位の抽出、さらには必要な処置内容
等を判断するものであった。
一方、歯牙の動揺度の測定判断手段として従来から知ら
れているものに、歯科医がピンセット等で対象歯牙を動
かした際の動き度合を手指の感覚をもって主観的に捉え
て、それを基に動揺度を判断する原始的な手段が最も多
い。そのほかに、プランジャなどを介して歯牙に対しイ
ンパルス衝撃を与えることにともなって歯牙に生じる振
動な差動トランス等を用いて電気信号として検出して。
それをディスプレイ上に表示させる電気式の診断装置も
知られている。
(発明が解決しようとする問題点) 以上説明したような従来の装置のうち、t+交合音測定
装置は、頬骨部上の顔面位置において骨導音として振動
をピックアップするもので、歯牙口交合による振動の発
生地点とピックアップ点とが太きく離れているため、発
生振動かピックアップ点に至までの伝播経路の個人差な
どによって大きく変化し、特定め歯牙が異常に強く口火
合していても、歯牙の受けている口火合力が異常である
のか正常であるのかを判定しにくくて、診断に正確性を
欠くものであった。
その上、ピックアップ点が顔面左右の2点であるために
多数の歯牙のυ更合にともなう異なった振動が混り合っ
てピックアップされてしまい、どの歯牙が異常に早期接
触しているのか、或いはどの歯牙がスライディングを伴
なって絞合振動かダブルサウンドとなり、異常なai合
をしているのかが全く判定できず、所期の診断が装置の
使用にもかかわらず、歯科医の経験的判断に委ねられる
といった問題があった。
また、歯牙の動揺度の測定判断手段のうち、歯科医の手
指感覚による手段の場合は、大変な経験を必要としなが
らも、診断の信頼度の点でも不十分である。
さらに、上述した電気式診断装置による場合は、歯牙に
対して相当に強いインパルス衝撃が加わるため、患者に
肉体的、精神的な苦蒲を与える難点かあるばかりでなく
、歯周組織などに炎症を起しているような場合は実際問
題として適用できないという欠点があった。
この発明は以上の実情に鑑みてなされたもので、歯牙の
口欠合診断を正確、容易に行なえるとともに、歯牙の動
揺度の診断も患者に苦痛を与えることなく、適切、正確
に行なえる歯牙振動診断装置を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) “上記の目的を達成するために、この発明に係る歯牙振
動診断装置は、歯牙側面に固着可能又は押し当て可能で
、その固着状態又は押し当て状態におけるタッピング若
しくは打振に伴なう歯牙振動を検出する加速度センサと
、この加速度センサによる歯牙振動の加速度に比例した
電気信号を発生させる回路と、この回路の出力信号を記
憶させるメモリ並びに表示させる表示装置を備えたとい
う構成に特徴を有するものである。
(作用) このような特徴構成を有する、この発明に係る歯牙振動
診断装置による時は、 (イ)加速度センサな、1個又は複数個の歯牙側面に固
着した状態で上下の歯牙をタッピングさせる、 (■)加速度センサを、1個又は複数個の歯牙側面に固
着した状態でフォーストランスデユーサを内蔵の打振ハ
ンマーなどを介して対象歯牙を打振させる、 (八)加速度センサな、歯科医の手指等を介して歯牙側
面に押し当てた状態で上下の歯牙をタッピングさせる。
(:)加速度センサを、歯科医の手指等を介して歯牙側
面に押し当てた状態て対象歯牙を上記の打振ハンマーな
どを介して打振させる、 のいずれの要領をもって歯牙振動を上記加速度センサに
より検出する。
このような加速度センサによる歯牙振動加速度に比例し
た信号電圧を1回積分することにより歯牙振動速度に比
例した電圧を発生させるか、若しくは上記の歯牙振動加
速度に比例した信号電圧を2回積分することにより歯牙
振動変位に比例した電圧を発生させて、これら電圧信号
をメモリに記憶させるとともにディスプレイ上に表示さ
せる。
このようなディスプレイ上に表示された電圧信号波形を
観測することにより、u交合状態が異常であるか正常で
あるか、異常に早期接触している歯牙はどれであるか、
等といった歯牙の総合診断を行なうのである。
殊に、上記加速度センサによる歯牙振動加速度を1回積
分して得た歯牙振動速度値を、上記打振ハンマーに内蔵
のフォーストランスデユーサ出力で除算することによっ
て、歯牙のメカニカルアドミタンス(メカニカルインピ
ーダンスの逆数)を求めてディスプレイ上に表示する、
又は、上記歯牙振動加速度を2回積分して得た歯牙振動
変位の値を上記のフォーストランスデユーサ出力で除算
することによって、歯牙のステイフネスに比例した値を
求めてディスプレイ上に表示することにより、歯牙の顎
骨への固着程度や歯牙の支持具合といった歯牙の動揺度
の診断を行なうのである。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1実施例 第1図乃至第4図において、(21)は超小型加速度セ
ンサであって、患者(1)の上下歯列のうち、上顎左右
4個で計8個の歯牙(11)の側面に両面テープ(21
8)を介して固着可能であり、これら8個の加速度セン
サ(21)が極細同軸ケーブル(211)を介して本体
(31)の8チヤンネルの入力端子にそれぞれ接続され
、上下歯牙のタッピングに伴なう歯牙振動の加速度に比
例した信号を上記同軸ケーブル(211)を経て本体(
31)に入力し、かつこれをCRTディスプレイ(32
)上に表示するように構成している。
(22)は軽量薄型の加速度センサであって、患者(1
)の前額部中央に両面テープあるいは広幅の伸縮性ベル
トで固着され、タッピング振動時のトリガー用として同
軸ケーブル(221)を介して本体(31)のトリガ一
端子に接続されている。
上記各加速度センサ(21)は第4図で明示のように、
センサ基台(21:l)上に電極(217) 、圧電素
子(216) 、電極(217) 、圧電素子(216
)を順次積層するとともに、重りボルト(215)を介
して上記基台(213)に締付は固定し、上記2枚の電
極(217) 、(217)より上記極細同軸ケーブル
(211)を引き出し、かつ上記圧電素子(216)、
(216) 、電極(217) 、(217)及び重り
ボルト(215)をケース(214)で包囲した構造を
有し、特性的には、周波数帯域が100〜5,000 
Hz、加速度レベルが5G(約50m/s)以下であり
、さらに感度方向は頬舌方向か最適であるが、両軸方向
にして歯牙の垂直方向の振動を測定してもよい。
また、上記加速度センサ(21)の歯牙(11)側面へ
の固着手段として、患者(1)の 合模型の対象歯牙か
ら、歯牙(11)側面に沿った曲面と加速度センサ(2
1)の基台(213)に接当する平坦面をもつコア(2
12)の上記平坦面に加速度センサ(21)を瞬間接着
剤等を介して固着するとともに、上記コア(212)の
曲面に上記両面テープ(218)を貼着したものである
が、歯牙(11)側面の凹凸によって両面テープ(21
8)のみによる固着が困難あるいは不十分な場合は、両
面テープ(218)と歯牙(11)側面との間に歯科用
接着剤を補助的に充填して十分な固着力を得る手段を採
用する。
第5図は上記加速度センサ(21)による歯牙振動の加
速度に比例して電気信号を発生させる回路を概略的に示
したもので、本体(31)内に収納構成されている。
第5図に3い、(xi)は電荷増幅器であり、これは演
算増幅器(Ql)と抵抗(R1)とコンデンサ(C1)
と ゛から構成され、上記加速度センサ(21)による
歯牙振動の加速度に比例した電荷信号を電圧信号に変換
する。この電圧信号出力はカップリングコンデンサ(C
2)を経由してスイッチ(SWI)に導力λれるととも
に、演算増幅器(Ql)と抵抗(R2) 、 (R3)
とコンデンサ(C3)から構成される積分回路(×2)
に導かれて、ここで歯牙振動加速度に比例した電圧を覆
分し、歯牙振動速度に比例した電圧に変換する。この電
圧出力はカップリングコンデンサ(C4)を経由してス
イッチ(SWI)に導かれるとともに、次段の演算増幅
器(Q3)と抵抗(4)、(5)とコンデンサ(C5)
から構成される積分回路(x3)に導かれて、ここで再
度積分され、歯牙振動速度に比例した電圧を歯牙振動変
位に比例した電圧に変換された上、スイッチ(SWI)
に導かれる。
上記スイッチ(swl)は歯牙振動加速度測定、歯牙振
動速度測定、歯牙振動変位測定の3通りに選択切換自在
であり、このスイッチ(SWI)のコモン端子の信号電
圧はA/D変換器(301)によりデジタル信号に変換
されたのち、PPI又はPIOプログラマブル周辺イン
ターフェイス(302)に入力されるようになっている
一方、上記トリガー用加速度センサ(22)の電荷出力
はトリガ一端子に入力され、演算増幅器(Q4)と抵抗
(R6)とコンデンサ(C6)から構成される電荷増幅
器(Y)に入力されて電圧信号に変換された上、A/D
変換器(201)に導かれ、デジタル信号に変換された
のち、上記インターフェイス(302)に入力されると
ともに、上記トリガー電圧信号はコンパレータ(Q5)
、(Q6)と抵抗(R7) 、(R8) 。
(R9) 、(R11)、(R12)と可変抵抗(RI
O)から構成されるウィンドコンパレータ回路(Z)に
より所定レベル以上の骨導 合音に対してトリガー信号
を発生する。
このトリガー信号出力は上記インターフェイス(302
)に入力され、このトリガー信号を基準としてCPU(
303)の制御を介して歯牙振動に関する8チヤンネル
のデジタル信号をメモリ(304)上に記憶し、この記
憶されたデータはCRTコントローラ(305)により
映像信号に変換されて、CI(Tディスプレイ(32)
上に表示される。また、必要に応じて周辺インターフェ
イス(306)を介してデジタル信号としてデジタルレ
コーダやパーソナルコンピュータへデータを送り出すよ
うになっている。
尚、実際のA/D変換のサンプリングレートは5 g 
s/worcl−201Ls/wordが最適て、記憶
可能時間は1回のタッピングによる歯牙振動を、振動開
始から振動終了まで記憶するために最低10m5が必要
である。
第11図は歯牙振動測定のCRTディスプレイ上の表示
の一例を示し、横軸は時間を表わし、全区間でl0m5
であり、縦軸は歯牙振動加速度を表わしており、同図の
上からチャンネルC旧、CH2、・・・・・・・−CI
+8と 8チャンネル分を表示している。また、歯牙振
動のデジタル信号データは、必要に応じて上記のトリガ
ー用加速度センサ(22)の信号を振動開始基準とし、
この振動開始点より少し時間的に遡った点、すなわち、
マイナスの遅延させて実際の歯牙振動が前額部中央から
骨導により到達するのに要する時間である 1001L
s前後、時間的に早い時点から複数回に亘り平均化処理
してそのデータをCRTディスプレイ上に表示する。
第11図で示される8チャンネル分の振動波形をみてみ
ると、最大波形のピークに破線を引くことによってCH
4の歯牙振動加速度波形か時間的に早く発生していると
ともに、振幅も大きく、従って、このCH4に相当する
歯牙か異常に早期接触していることを視覚確認すること
ができる。また、CI5の波形は開始点が時間的に遅れ
ていると同時に振幅も小さく、従って、このCI5に相
当する歯牙が正常にかみ合うてなく、隣接の歯牙より顎
骨の骨導のみで振動していることを判断できる。
なお、第1実施例においてトリガー用の加速度センサ(
22)の使用は絶対不可欠なものでなく、これがなくて
も良い。
第2実施例 第7図及び第8図において、 (41)はハネ材から製
作されて指輪状の固定具であり、この固定具(41)の
先端側に、ステンレス材からなる基台兼用ケース(42
)を介して電極(43)、圧電素子(44)、電極(4
3)、圧電素子(44)を順に積層した加速度センサ(
4)を重りボルト(45)にて締付は固定して指診型歯
牙振動診断装置を構成しである。図中(46)は極細同
軸ケーブルで、加速度センサ(4)による歯牙振動の加
速度をそれに比例した電荷出力として取り出し、本体(
31)に入力するようになっている。
このような指診型歯牙振動診断装置は第7図で示すよう
に、上記固定具(41)を歯科医の指先にはめたうえ、
第6図で示す如く、患者(1)の上顎の歯牙(11)側
面に、歯牙振動の妨げとならない程度の力で軽く押当て
る。この状態で患者にタッピングさせて、加速度センサ
(4)により歯牙振動の加速度を検出し、これを同軸ケ
ーブル(46)を経て既述の本体(31) (図示省略
)内のメモリに記憶させる。通常は測定精度の向上のた
めに1つの歯牙に対して数回の測定を行ない、CPUに
より平均値を記憶させる。
ついでメモリ領域を自動又は手動によりシフトさせたう
え、別の歯牙に押当てて同様の測定ならびにデータ記憶
を行なう。これを8個又はそれ以上の歯牙に対して順に
行ない、必要に応じて、第1実施例の場合と同様に、第
5図で示した電気回路を使用して歯牙振動速度データや
歯牙振動変位データとして記憶させることもできるので
ある。
なお、この第2実施例の場合は、測定に際して患者(1
)の前額部中央にトリガー用加速度センサ(22)を固
着することが測定精度を確保する上からも必要不可欠で
ある。
第3実施例 この第3実施例は歯牙の動揺度の測定に関する地のであ
り、第1図乃至第4図で示す第1実施例と同様に加速度
センサ(21)を第9図の如く歯牙(11)の側面に固
着した上で、その対象歯牙(11)の歯冠部側面を、内
部にフォーストランスジューサを内蔵の打振ハンマー(
インパクトハンマー)(5)で打振する。この打振力と
歯牙振動の加速度との両方を記憶させるのである。
第1O図は上記打振ハンマー(5)の内部構造を示すも
ので、ハンマー重り兼基台(52)に電極(53)、圧
電素子(54)、電極(53)、圧電素子(54)をこ
の順に積層し、チップ基台ボルト(55)により締付は
固定するとともに、その先端に樹脂製の打振チップ(5
1)を固定してなるものであり、かつ握柄(57)の内
部には打振力に比例したフォーストランスジューサを出
力する同軸ケーブル(58)が挿通保持されている。
第12図に本実施例による歯牙動揺度のCRTディスプ
レイ上の表示例を示し、同図においては、第5図に示し
た精分回路(x2)により、打振による歯牙振動加速度
を積分して振動速度に比例した信号に変換後の電圧を、
上記打振ハンマー(5)内のフォーストランスジューサ
出力のピーク値で割算して、所定の力に対する歯牙振動
速度信号、つまりは歯牙メカニカルアドミタンスをCR
Tディスプレイに表示している。また、歯科医が打振ハ
ンマー(5)によって歯牙(11)に十分、打振できな
かった場合や逆に打振が強過ぎた場合、そのデータはキ
ャンセルしてメモリには記憶させず、適当範囲内の打振
力のデータのみをとって回数平均化して表示している。
さらに、第1ピークをマーキングすると同時に、そのピ
ーク値を左側チャンネルNO0の横に表示することによ
り、歯牙の診断を一層助長することが可能である。
第12図の表示例では、CH3の第1ピーク値が最も大
きくてアドミタンスが大きく、動揺度が高いことを判断
でき、 C112の第1ピーク値は極めて低くて動揺度
が非常に低く、歯牙と顎骨との癒着の可能性等を判断で
きる。
尚、表示の別個として、歯牙振動加速度に対応した電圧
信号を2回積分して歯牙振動変位に対応した信号とし、
これを打振力のピーク値で割算して、メカニカルステイ
スネスに対応した値を求め、これをCRTディスプレイ
上に表示して診断を行なうことも可能である。
(発明の効果) 以上説明したことからも明らかなように、この発明によ
る時は、タッピング若しくは打振に伴なう歯牙振動を、
骨導などの比較的長く、かつ個人差のある伝播経路を経
由することなく、タッピング若しくは打振した歯牙から
直接に検出することができるから、異常口交合している
歯牙の発見や早期接触、滑走を伴なう歯牙の発見などの
歯牙の合診断を正確、容易に行なうことができる。 し
かも、歯牙の動揺度の診断に際しても、歯牙に強いイン
パルスを加える必要がなく、軽く押当てる若しくは打振
するだけでよいから、患者に肉体的、精神的な苦痛を与
えることなく、適切かつ安全に動揺度診断を行なうこと
ができるといった顕著な効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は第1実施例を示すもので、第1図は
診断要領を示す概念図、第2図は加速度センサ固着、状
態を示す要部の正面図、第3図は第2図の平面図、第4
図は加速度センサの拡大断面図、第5図は電気回路図、
第6図、第7図および第8図は第2実施例を示すもので
、第7図は診断時の装着状態を示す要部の平面図、第8
図は第6図の要部拡大断面図、第6図は診断要領を示す
概念図、第9図および第1O図は第3実施例を示すもの
で、第9図は診断要領の要部の側面図、第10図は打振
ハンマーの拡大断面図、第11図はタッピングによる歯
牙振動のCRTディスプレイ上の表示例、第12図は打
振による歯牙動揺度のCRTディスプレイ上の表示例で
ある。 (符号の説明) (21)−・・加速度センサ、(32)−・・CRTデ
ィスプレイ(表示装置) 、 (304)−・・メモリ
、(Xl)、(X2) ””積分回路である。 一以上一 出願人 株式会社  そりり製作所 代理人 弁理士 (6235)松 野 英 彦第2図 第6図 第7図 第8図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、歯牙側面に固着可能又は押し当て可能で、その固着
    状態又は押し当て状態におけるタッピング若しくは打振
    に伴なう歯牙振動を検出する加速度センサと、この加速
    度センサによる歯牙振動の加速度に比例した電気信号を
    発生させる回路と、この回路の出力信号を記憶させるメ
    モリ並びに表示させる表示装置を備えたことを特徴とす
    る歯牙振動診断装置。 2、上記電気信号発生回路が、上記加速度センサによる
    歯牙振動加速度に比例した電圧を発生させる、若しくは
    その歯牙振動速度に比例した信号電圧を再度積分した歯
    牙振動変位に比例した電圧を発生させる積分回路から構
    成されたものである特許請求の範囲第1項記載の歯牙振
    動診断装置。
JP29214786A 1986-12-08 1986-12-08 歯牙振動診断装置 Granted JPS63145649A (ja)

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JP29214786A JPS63145649A (ja) 1986-12-08 1986-12-08 歯牙振動診断装置

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JPH0325175B2 JPH0325175B2 (ja) 1991-04-05

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0360911U (ja) * 1989-10-20 1991-06-14
JPH0385021U (ja) * 1989-12-22 1991-08-28
JPH0385020U (ja) * 1989-12-22 1991-08-28
JP2017049261A (ja) * 2011-12-16 2017-03-09 ペリメトリクス, エル エル シーPerimetrics, Llc 物体の構造的特性を特定するための装置及びシステム

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