JPS63145495A - 製紙パルプを酵素配合物で処理する方法 - Google Patents

製紙パルプを酵素配合物で処理する方法

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JPS63145495A
JPS63145495A JP62235037A JP23503787A JPS63145495A JP S63145495 A JPS63145495 A JP S63145495A JP 62235037 A JP62235037 A JP 62235037A JP 23503787 A JP23503787 A JP 23503787A JP S63145495 A JPS63145495 A JP S63145495A
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    • D—TEXTILES; PAPER
    • D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21C—PRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C5/00—Other processes for obtaining cellulose, e.g. cooking cotton linters ; Processes characterised by the choice of cellulose-containing starting materials
    • D21C5/005—Treatment of cellulose-containing material with microorganisms or enzymes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、製紙産業、特に再循環紙（ｒｅｃｙｃｌｅｄ
ｐａｐｅｒ　）に関する。より詳しく述べるならば、本
発明の主題は、酵素溶液を用いて製紙・９ルグを処理す
る新しい方法である。
以下金白 〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕製紙
産業は、再循環紙の利用をますます増加させている。例
えば、段ゴールの製造には再循環繊維（ｒｅ、ｃｙｅｌ
ｅｄ　ｆｉｂｒｅｓ）に基づく出発原料がますます使用
され、その結果として再循環の数が増加している。各再
循環の間に、出発原料の品質は一層低下する。機械的特
性の申し分のない水準を回復するため、一般的には、機
械加工性に故障を与える水性懸濁液中でのパルプのリフ
ァイニングが実行される。
製紙機（ｐａｐｅｒ　ｍａｋｉｎｇ　ｍａｃｈｌｎ＠）
で使用するのに適した水性懸濁液中のパルプは、種々の
ｉ’？ラメータによって特徴づけることができる。そ、
れらの中には、パルプの水切り容量（ｄｒａｉｎｉｎｇ
　ｃａｐａｃｉｔｙ）に関して特に重要なものがある。
これはノ９ルプのシｌツバーｅリーグラー（ＳＲ）度で
あって、紙の製造に関してパルプの品質の目安となる。
それは、標準規格ＮＦＱ５０００３により定義された条
件下で懸濁液から分離する水の容量を宍わす。０から１
００までの尺度に基づいて、大きなＳＲ値は懸濁液につ
いての水切り速度が小さいことを表わし、これに反して
小さな値は水切り速度がより大きいことを表わす。例え
は、リファイニングにかけられ九ノ々ルプのＳＲ値は、
リップイニングの程度によって、そのような操作を行な
われていないパルプと比べてより多く増加し、又はより
少しだけ増加する、ということが観測される。
このパラメーターは、抄紙機の収率について特に重要な
役割を演じる。実際のところ収率を上昇させるためには
、水切り（ｄｒａｉｎｉｎｇ）段階ができる限り短い時
間で行なわれることが必要である。
ＳＲ値の大きい懸濁液については、・々ルグの濃度を上
昇させて同じ製造速度を保つことが必要である。
これは、繊維を配分するのがよシ困難になるのでシート
の十分な形成がよシうまくいかなくなることを意味する
。従って、ＳＲ値がかなり小さい、利用可能な懸濁液を
得ることが特に有利である。
懸濁液のＳＲ値が２５より大きい場合には、それを低下
させて紙の製造条件を改善することが望ましくなる、と
信じられる。ＳＲ値をそのように低下させることは、二
つの点で望ましいことであって、一方では水切りが促進
されるため抄紙機からの収量を向上させることが可能で
あり、他方では懸濁液の希釈がシートの不十分な形成に
つながる危険に対し、水切りの遅くなるのを懸濁液をよ
り少しだけ希釈することによって補償する必要もなく製
造速度を維持することが可能である。
本発明は、再循環繊維に基づく懸濁液の！うな、ＳＲ値
が少なくとも２５である水性懸濁液中の製紙パルプを処
理する方法であって、酵素の使用によってＳＲ値を低下
させ、かくして懸濁液の水切り挙動を改善し、かつ、製
紙プロセスの収量を向上させる方法を提供しようとする
ものである。
製紙産業においては、酵素配合物を使用するいくつかの
方法が知られている。
例えばフランス国特許刊行物ＰＲ２５５７８９４号から
は、製紙パルプのりファイニングに有利である、酵素溶
液によって製紙ノ４ルグを処理する方法、すなわちそれ
を所定の特性を有する紙に転換するのに適したものにす
る方法が知られている。この方法によれば、キシラナー
ゼを含有している酵素溶液を、かなり小さい１０のオー
ダーのＳＲ値を有するリファイニングされていないノ９
ルグに作用させる。
この方法は、処理されたパルプの水切り特性を改善する
のではなく、リファイニングについて／４ルゾの挙動を
改善しようとするものである。
リファイニングされていないパルプに特にセルラーゼ、
ベクチノール、又はソノ９−ゼに基づく酵素溶液の作用
を受けさせること、そしてまたそれを機械的リファイニ
ングにかけることからなる、製紙パルプをリファイニン
グする方法を実行することもカナダ国特許ＣＡ　７５８
４８８号明細書から知られている。これの目的は、処理
紙のリファイニングを改善することである。
フランス国特許刊行物ＦＲ２５７１７３８号からは、製
紙ノールｆｆ処理する方法でろって、パルプに化学・々
ルプの特性を与えるために、Ｃ１活性及びＣ８活性を有
する菌性のセルラーゼを含有している酵素配合物でノ４
ルグが処理される方法も知られている。
〔問題点を解決するための手段及び作用効果〕本発明に
よる方法は、リファイニングされていない製紙パルプに
ではなく、既に大きなＳＲ値を有するノ々ルグに適用可
能である。大きなＳＲ値は、ノ臂ルプを機械的特性の良
好な紙を作るのが可能なものにする前もって行なわれた
機械的リファイニングの結果として、又はパルプが既に
複数のサイクルにかけられているという事実の結果とし
て。
そしであるいはこれら二つの操作を組み合わせたものの
結果として得られるであろう。
本発明によれば、ＳＲ値が標準規格ＮＦＱ５０００３の
条件に従って２？／ｌの濃度のパルプの均質懸濁液を用
いて測定して少なくとも２５である製紙ノ臂ルグを、セ
ルラーゼ及び／又はへルミラーゼを含有している酵素配
合物で処理する。
この処理は、処理された／ＩＰルプのＳＲ値を低下させ
る一方で、このパルプから作られた紙の機械的特性には
望ましくない影ｆ＃をいささかも与えない、ということ
が見いだされる。
処理された製紙パルプは、製紙分野の非常に様様な用途
に当てられるであろう。それらは、再循環パルプに基づ
くパルプ、又は、粗製のものでもあるいはクラフト紙を
得るためにさらされたものでもよい化学／母ルグに基づ
くパルプでよい。新聞用紙の製造に使用されるもののよ
うな機械パルプを挙げることもできる。
セルラーゼ及び／又はヘミセルラーゼを含有している全
ての酵素配合物の中で、好ましくは、Ｃ１活性、Ｃｘ活
性、及びキシラナーゼ活性を有するものが選択される。
これらの活性のおのおのによって演じられる役割は正確
には分っていないが、三つの全ての組み合わせが所望の
効果を与えるように思われる。三つの活性は、酵素につ
いての国際命名法によって定義され、そしてそれらは、
考えられている酵素配合物の粉末のミリグラム当りの国
際方式の単位（ｕｎｌｔｓ　ｏｆ　ｔｂ＠Ｉｎｔｅｒｎ
ａｔｉｏｎａｓｙｓｔｅｍ）とみなされ、且つそのよう
に表わすことができよう。Ｃ１活性は、大いに特性を表
わした繍軌鼻七ルロー１１其−をへイ肩１１中す入とシ
鴫げするセロビオヒドロラーゼの作用である。この活性
は、セロビオースの生産によって示され、また国際方式
は、基準基質としてＡＶＩＣＥＬ基質を使用する。Ｃ活
性は、変性されたセルロース、すなわちカルゲキシメチ
ルセルロースに基づいて測定され、そしてカルゲキシメ
チルセルロースの粘度の低下又は、還元活性（ｒｅｄｕ
ｅｔｌｏｎ　ａｃｔｉｖｉｔｙ）の上昇によって定量さ
れる。キシラナーゼ活性は、結合キシラン（ｅｏｎｎｅ
ｃｔｌｎｇ　ｘｙｌａｎ＊ｓ）を加水分解させる。
酵素配合物での処理が６０分を超えると、ＳＲ値はなお
開始時のＳＲ値よりも小さな値に留まっているとは言う
ものの、再びわずかに上昇する傾向があるので、酵素配
合物での処理は、有利には６０分より長くは行なわれな
い。
酵素配合物は、その配合物中に含有されている【　　酵
素のＣ４活性、Ｃ活性、又はキシラナーゼ活性に従って
色々である酵素濃度で使用される。従って、酵素配合物
の濃度は、好ましくは乾燥ノ々ルグの０．０１〜２重ｆ
１％でおり、これらの割合は、Ｃ１活性が粉末１ミリグ
ラムにつき０．１６８　ＵＳＩ、Ｃｘ活性が粉末１ミリ
グラムにつき３．９　ＵＳＩ　、そしてキシラナーゼ活
性が粉末１ミリグラムにつき３１　ＵＳＩである配合物
に対応する。
酵素配合物の濃度は、使用する配合物の種類に従って適
合させるべきである。一般的には、濃度が乾燥パルプの
約０．０１重址％呑上り低いところでは、反応時間を引
き延ばさない限り有意の効果は観測されない。濃度が乾
燥パルプの約２重量外の濃度より高いところでは、運転
費が非常に高くなる傾向がちシ、また製造された紙の機
械的特性が悪化しがちである。
反応媒体は、酵素の作用に多少適当するものでよい。温
度及び−の条件は、一般に、反応媒体により酵素が変性
するどのような危険をも回避するため更に特別に選択さ
れる。従って、声は有利には３〜７であり、温度は２０
〜６０℃、好ましくは約５０℃である。６０℃より高い
ところでは反応媒体は酵素を変性させる傾向があり、２
０℃より低いところでは酵素の作用が特に遅くなる。
本発明による方法を適用するよい例が、再循環繊維に基
づく懸濁パルプによって示される。本発明に従った処理
は、抄紙機からの収量を実質的に向上させる。本発明の
特別に有利な態様においては、この出願の酵素による処
理の前に公知の種類の機械的リファイニングが行なわれ
る。これらの条件の下では、製造された紙の機械的特性
、特に破裂指数（ｂｕｒ＋ｔｌｎｇ　１ｎｄｅｘ）又は
ＣＭＴが改善される、ということも見いだされる。
機械的特性が不十分であると判断される紙を形成するに
至る全てのパルプについては、有利には、シートを形成
しそして抄紙機において乾燥させた後にスターチで被覆
することが行なわれるであろう。これらの条件の下では
、酵素で処理するためＳＲ値を低下させることが達成さ
れるばかりでなく、スターチで被覆するため破裂指数又
はＣＭＴのような機械的特性を向上させることも達成さ
れる。
酵素処理の後に、パルプ懸濁液は通常の抄紙機に運ばれ
て来る。この抄紙機は、紙シートを層として形成するた
めに懸濁・中ルプのジェットを支える盤（ｂａｓｉｎ）
を備えた製造テーブル、プレス部、乾燥部、そして場合
によってはスターチ被覆をするためのサイズプレスを含
んでなり、上記の製造テーブルはノＪ？ルプが流れ出る
（ｄｒａｉｎｉｎｇ）ためにガーゼで覆われている。
本発明のその外の特徴及び有利な点は、特定の態様の例
に従う詳細な条件から明らかとなろう。
〔実施例〕
以下に記載する全ての例において示される特性は、次の
ように定義される。
ショツパー・リーグラー（ＳＲ）度：標準規格ＮＦＱ５
０００３による（　２　Ｐ／ｌの）臂ルゾの均質懸濁液
で測定）。
破裂指数：標準規格ＮＦＱＯ３０５３による。それは、
紙の試料により均一に分配され且つ支持された表面に垂
直な最大圧力の係数によって、紙の単位面積についての
重量で定量される。
ＣＭＴ　（波形中間物試験（Ｃｏｒｒｕｇａｔｅｄ　ｍ
ｅｄｉｕｍ　ｔ＠５ｔ））：指示された値は、溝形の紙
の平らな状態に対する圧縮抵抗を示し、そして縁におけ
る圧縮の指数を提供する。試験は次のやり方で行なわれ
る、すなわち、紙を６０分間保管した後にそれを圧縮す
る。
例１ 再循環繊維に基づく製紙パルプの水性懸濁液を次のよう
に調製する。すなわち、再循環ゴール箱（ＣＣＲ）より
得られた繊紙４０％とバルクの貯蔵品からの繊維６０％
とを含んでなる／４’ルグを乾燥重量で５Ｋｆ秤量し、
それを反応器に入れる。合計の重量が１４３に９になる
まで水を加えて濃度３．５重量５の水性分散液を作る。
ＩＮのＨ２ＳＯ４を９００ＣＣ加えて懸濁液の−を４．
８に調整する。反応器を５　Ｏｒｐｍの速度で攪拌して
懸濁液を均質にする。
反応器を９０分間５０℃に予熱し、それから、酵素を乾
燥／ＩＰルプに基づき０．１重量％導入する。この酵素
は、次のように調製する。すなわち、ラピダーゼ社（Ｒ
ＡＰＩＤＡＳＥ　Ｃｏｍｐａｎｙ）よシ商業的に入手可
能なマクサジム（Ｍａｘａｚｙｍｅ　）　ＣＬ　２００
０粉末を５？用意する。この製品は、Ｃ１活性が０．１
６８ＵＳ工、Ｃｘ活性が３．９１　ＵＳ　Ｉ、そしてキ
シラナーゼ活性が３１　ＵＳＩであり、且つＦＰＵ　（
ろ紙単位（Ｆｉｌｔｅｒ　ｐａｐｅｒ　ｕｎｉｔ））が
０．２８であるトリコデルマ・ピリダニ（Ｔｒｉｃｈｏ
ｄｅｒｍａ　ｖｉｒｌｄａｅ）微生物培養を提供するこ
とを特徴とする。この粉末をｐＨ４，８にされた水２８
００　％に入れ、そしてそのように調整された酵素の水
溶液を上記の反応器に導入する。マクサジムを３０分間
反応させる。
反応器の内容物を希釈して７１／ｌの懸濁液を得ること
に工り反応を停止させる。
この例ではＳＲ値を、酵素を導入する直前及び酵素を導
入して３０分後に測定する。その値は５４から４４にな
る。
同時に、酵素溶液で処理されていない比較懸濁液を同一
の条件で調製し、そして両方の懸濁液をパイロット製紙
機に持ち込んで、１２０５Ｌ／ｍ”のグラメージ（ｇ　
ｒ　ａｎ’ｔｍａ　ｇ・）を有する層を含んでなるシー
トを形成する。
次の機械的特性が得られる。
上記の処理が機械的特性を劣化させなかったことが注目
される。
例２ 酵素を導入する前に・母ルデの懸濁液をスプラウトーウ
ォルドロン（５ＰＲＯＵＴ−ＷＡＬＤＲＯＮ）リファイ
ナーを用いて機械的にり７アイニングしてＳＲ値７４を
得ることを除いて、例１の手順に従う。酵素を導入後３
０分でＳＲ値は５９に低下する。
次の機械的特性が得られる。
このように、機械的特性の改善が観測されるのに、機械
的リファイニングがＳＲ値に及ぼす否定的な影響は補償
される。最終のＳＲ値（５９）は初期のＳＲ値（５４）
に接近しているので、製造された紙の機械的特性が改善
される。
亘１ 紙シートを形成した後にサイジングプレスを用いて５％
／ｍ”　の量のスターチコーティングを適用することを
除いて、ｉ冬反復する。
比較例は、スターチでコーティングするけれども酵素で
処理をしない。
次の機械的特性が得られた。
機械的特性は高水準で変換される。例１の比較例と比較
すれば、例３の柔性下で行なわれた処理は、ＳＲ値を低
下させるばかりでなく機械的特性をもまた改善する。
例４ 紙に例３で説明したスターチ処理を適用して例２を反復
する。
下記の機械的特性が得られる。
比較試料はスターチで被覆するが、酵素での処理も機械
的リッツイニングも行なわない。
例３において観測されたよりも一層顕著な機械的特性の
改善が観測される。
例５ マクサジムＣＬ２０００　をジェネンカー社（ＧＥＮＥ
ＮＣＯＲＣｏｍｐａｎｙ）により市販されているセルラ
ーゼ２５０Ｐと取替えることを除き、例１を反復する。
この液体酵素配合物は、次の活性によって％徴づけられ
る。
Ｃ，（ＡＶＩＣＥＬ）　　　　　０．００８ＵＳＩ／ｍ
ｇ−粉末Ｃｘ（ＣＭＣ）　　　　　　０．１２　　ＵＳ
Ｉ／Ｉ！−粉末キシラナーゼ　　　　　０．１１　　Ｕ
ＳＩ／ｒｎｑ−粉末ＦＰＵ　　　　　　　　　　　Ｏ，
２６ＵＳＩ／ｍ９−粉末出発原料の紙／？ルグも変更さ
れる。今回は、それは７５％のＯＣＲと２５％のバルク
貯蔵品とから構成され、そして濃度３％の水性懸濁液が
作られる。
ＳＲ値は３９．５から２９．５になる。
次の機械的特性が示される。
例６ セルラーゼ２５０Ｐ’ｉ、アスイルギルス・二が−（Ａ
ｓｐｅｒｇｉｌｌｕｓ　ｎｉｇｅｒ）生物から得られ、
ノゲ社（ＮＯＶＯＣｏｍｐａｎｙ）により市販されてい
る酵素配合物５Ｐ２４９と取り替えて、例５を反復する
。
この酵素配合物は、液体であって、次の活性によって特
徴づけられる。
以下余白 Ｃ，（ＡＶＩＣＥＬ）　　　　８ＵＳＩ／Ｘ／−溶液Ｃ
（ＣＭＣ）　　　　　１０８ＵＳＩ／ｍｊ−溶液キシラ
ナーゼ　　５６０ＵＳＩ／ｍｊ−溶液ＦＰＵ　　　　　
　　　　ＩＵＳＩ／１１−溶液この配合物は、乾燥／４
’ルプの２．６５重景％の濃度で導入される。
ＳＲ値は、３４．５から２７になる。
次の機械的特性が見いだされる。
機械的特性は維持されるように思われる。
例７ 例１の条件と同じゃ外下で、バルクの貯蔵品１００％か
ら構成された製紙パルプの５％水性懸濁液を調製する。
今回は、例１の酵素配合物を乾燥パルプの０．２５重ｔ
％導入する。
ＳＲ値は４８から３５．５になる。
適当な機械的特性が得られる。
例８ ５％の濃度で懸濁させたさらされた短い繊維からクラフ
ト化学ノ々ルグを調製する。酵素配合物を乾燥パルプの
０．２５重量％の濃度で導入することと、酵素を６０分
間作用させることを除いて、例１の手順に従う。
酵素処理の前に、ＳＲ値が１８から２５になるようにパ
ルプを機械的にり７アイニングする。酵素処理の後に、
ＳＲ値は２０に低下した。
化学パルプについては、要求される紙の特性が異なるた
め再循環繊維から構成された／４’ルプについての機械
的特性と比べて他の機械的特性が重要である。
破裂指数はなお維持されるが、引張り破断長さくｔｒａ
ｅｔｉｏｎ　ｒｕｐｔｕｒｅ　ｌｅｎｇｔｈ）もまた維
持される。
引張り破断長さは、標準規格ＮＦＱ　０３００４に定め
られた条件に従って測定される。それは、計算された長
さの限界であって、それ以上では、幅はどんなものであ
ってもそれが均一な、その端の一つから想像上吊された
紙片がその自重の影響を受けて破れる長さである。
次の機械的特性が示される。
比較例と比べることにより機械的特性が維持されている
ことが分る。
例９ 最初にパルプを機械的にリファイニングして３１のＳＲ
値を得ることを除き、例８の手順を反復する。酵素処理
の後には、ＳＲ値は２２に低下する。
次の機械的特性が得られる。
初期ＳＲ値が、それを利用することが機械的特性の一層
良好な紙を製造することになる、よシリファイニングさ
れたパルプに相当するよシ大きな値である場合、本発明
によれば機械的特性を劣化させることな（ＳＲ値をより
容易に低下させることが可能である、ということが例８
と比較することによって分る。このように、機械的特性
が満足なものとなるばかりでなく、製紙機からは良好な
収量が得られるであろう。例８では、ＳＲ値は酵素処理
後に２５から２０に低下し、すなわち２０％減少する。
例９においては、ＳＲ値は同一の酵素処理の後に３１か
ら２２に低下し、すなわち２９％減少する。
例１０ ５％の懸濁液にされたさらされた長い繊維のクラフト化
学）々ルプを調製する。条件は、媒体の−ｆｔ６に調整
することと温度を２０℃にすることとを除いて例８の条
件と同じである。
初期ＳＲ値は１２であり、パルプは酵素処理の前に最初
の機械的リファイニングにかけられて、その結果ＳＲ値
は２５になる。これは酵素処理の後に２１に低下する。
このように、温度及び−の条件が変更された場合に、酵
素の作用は抑制されないように思われる。
次の機械的特性が得られる。
酵素によって処理されていない機械的とリップイニング
された比較例と比べて、機械的特性が維持されることが
分る。比較例についての破断する時の長さ及び例１０の
それの値が大きいのは、ノ母ルグが長い繊維を含んでな
り、短い繊維を含まないという事実のためである。
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １、製紙パルプを酵素配合物で処理する方法であって、
    標準規格ＮＦＱ５０００３に従って測定されたショッパ
    ー・リーグラー度（Ｓｃｈｏｐｐｅｒ−Ｒｉｅｇｌｅｒ
    ｄｅｇｒｅｅ）が少なくとも２５である製紙パルプの水
    性均質懸濁液を、セルラーゼ及び／又はヘミセルラーゼ
    を含有している酵素配合物で処理することを特徴とする
    方法。 ２、トリコデルマ・ビリダエ（Ｔｒｉｃｈｏｄｅｒｍａ
    ｖｉｒｉｄａｅ）微生物より得られた酵素を含有する酵
    素配合物を使用することを特徴とする特許請求の範囲第
    １項記載の方法。 ３、アスペルギルス・ニガー（Ａｓｐｅｒｇｉｌｌｕｓ
    ｎｉｇｅｒ）微生物より得られた酵素を含有する酵素配
    合物を使用することを特徴とする、特許請求の範囲第１
    項記載の方法。 ４、酵素配合物の作用が６０分を超えない期間続けられ
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第１項から第３項
    までのいずれか１項に記載の方法。 ５、反応媒体のｐＨが３〜７であることを特徴とする、
    特許請求の範囲第１項から第４項までのいずれか１項に
    記載の方法。 ６、反応媒体の温度を２０〜６０℃、好ましくは約５０
    ℃にすることを特徴とする、特許請求の範囲第１項から
    第５項までのいずれか１項に記載の方法。 ７、酵素配合物が乾燥紙パルプの合計重量に基づいて０
    ．０１〜２重量％の濃度で導入され、この割合が、Ｃ＿
    １活性（ＡＶＩＣＥＬ）が０．１６８ＵＳＩ／ｍｇ−粉
    末、Ｃｘ活性（ＣＭＣ）が３．９１ＵＳＩ／ｍｇ粉末、
    そしてキシラナーゼ活性が３１ＵＳＩ／ｍｇ−粉末であ
    る粉末の酵素配合物に対応して示されることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第１項から第６項までのいずれか１
    項に記載の方法。 ８、酵素配合物の濃度が乾燥紙パルプの合計重量の０．
    １重量％であることを特徴とする、特許請求の範囲第７
    項記載の方法。 ９、再循環繊維（ｒｅｃｙｃｌｅｄ　ｆｉｂｒｅｓ）か
    ら構成された製紙パルプの処理に適用されることを特徴
    とする、特許請求の範囲第１項から第８項までのいずれ
    か１項に記載の方法。 １０、酵素配合物での処理の後に、パルプを製紙機（ｐ
    ａｐｅｒ　ｍａｋｉｎｇ　ｍａｃｈｉｎｅ）で処理し、
    且つ、形成された紙をスターチで被覆することを特徴と
    する、特許請求の範囲第９項記載の方法。 １１、パルプが酵素配合物を用いて処理される前に予め
    機械的にリファイニングされることを特徴とする、特許
    請求の範囲第１項から第１０項までのいずれか１項に記
    載の方法。
JP62235037A 1986-09-22 1987-09-21 製紙パルプを酵素配合物で処理する方法 Expired - Lifetime JPH07107234B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8613208A FR2604198B1 (fr) 1986-09-22 1986-09-22 Procede de traitement d'une pate papetiere par une solution enzymatique.
FR8613208 1986-09-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63145495A true JPS63145495A (ja) 1988-06-17
JPH07107234B2 JPH07107234B2 (ja) 1995-11-15

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JP62235037A Expired - Lifetime JPH07107234B2 (ja) 1986-09-22 1987-09-21 製紙パルプを酵素配合物で処理する方法

Country Status (12)

Country Link
US (2) US4923565A (ja)
EP (1) EP0262040B1 (ja)
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