JPS63145263A - アルキルビフエニルジスルホン酸塩 - Google Patents

アルキルビフエニルジスルホン酸塩

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Publication number
JPS63145263A
JPS63145263A JP29290086A JP29290086A JPS63145263A JP S63145263 A JPS63145263 A JP S63145263A JP 29290086 A JP29290086 A JP 29290086A JP 29290086 A JP29290086 A JP 29290086A JP S63145263 A JPS63145263 A JP S63145263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aqueous solution
alkylbiphenyldisulfonate
biphenyl
formula
olefin
Prior art date
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Pending
Application number
JP29290086A
Other languages
English (en)
Inventor
Takasumi Kanekiyo
金清 隆純
Koichi Fujita
耕一 藤田
Yoshitaka Koizumi
小泉 恵敬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規な化合物であるアルキルビフェニルジス
ルホン酸塩に関する。
本発明の化合物は溶解性、特に高濃度電解質水溶液への
溶解性に優れ、広範囲に利用される界面活性剤として有
用な物質である。
〔従来の技術〕
従来、界面活性剤としては一般にアルキルベンゼンスル
ホン酸塩が広く用いられているが、濃厚電解質水溶液に
対するアルキルベンゼンスルホン酸塩の溶解性に限りが
あや、このためそのような系、例えば、金属表面の動植
物油の洗浄を目的としてアルカリ水と併用するような場
合には界面活性剤としては非イオン界面活性剤の使用が
一般的となっている。
しかしながら、非イオン界面活性剤は、陰イオン性界面
活性剤に比較すると分散力が弱く、また金魚以上の温度
範囲では界面活性能を示さないので使用温度範囲も限定
される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このため高濃度電解質水溶液に対する溶解性の良好な陰
イオン界面活性剤が望まれており、例えばアルキルジフ
ェニルエーテルジスルホン酸塩(米国特許第3,127
.441号明細書)等が知られているが酸、塩基水溶液
に対する溶解性は未だ十分とは言えない。
本発明者らは、高濃度の電解質水溶液に対しても溶解性
がよく優れた性能を発揮する陰イオン界面活性剤を得る
べく種々検討して本発明を完成した。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、本発明は上記問題点を解決する次記一般式(1) %式%) (式中、Rは炭素数10〜15のアルキル基、Mはアル
カリ金属原子を表す。m及びnは0〜2の整数で、m+
n−2である。) で示されるアルキルビフェニルジスルホン酸塩全提供す
るものである。
上記一般式(1)において、ジフェニルの4位に置換さ
れたC1o % lsのアルキル基としては、具体的に
は、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テト
ラデシル、ペンタデシル基等が例示される。父、スルホ
ン酸と塩を形成するアルカリ金属原子としては、Na、
 K、  Li等が例示される。
これらの中でも、界面活性能、溶解性等の点からCo−
12のアルキル基を有するビフェニルジスルホン酸のナ
トリウム塩が特に好ましい。
本発明の一般式(1)で示される化合物は、ビフェニル
とオレフィンをアルキル化融媒の存在下に反応させてモ
ノアルキルビフェニルを製造し、これに8032モルを
反応させた後、アルカリ金属水酸化物水溶液で中和する
ことにより得られる。
具体的には、ビフェニルとオレフィンとによるモノアル
キルビフェニルを製造する反応は、融解したビフェニル
にアルキル化触媒、例えば、E等を加え、攪拌下50°
〜80℃でオレフィンをM下して反応させることにより
行われる。単離モノアルキルビフキニルは、得られた反
応混合物をシクロヘキサン等で抽出、E(F層を除去後
、油層を中和、脱水し、次いで溶剤を減圧下留去後、蒸
留することによし得られる。この反応に用いられるオレ
フィンはCIO% Isのオレフィン、即チ、C1゜〜
lsoα−オレフィン又はCIO−ssの内部オレフィ
ンであり、内部オレフィンの混合物が安価に入手できる
点で好ましい。又、アルキル化触媒としては、AL B
 rs、AlCl2、Gacts、 Fe(Ja、5b
(J5、Z rCl<、S n C14、B Cta、
BFa、5bCLs、HF。
H2SO4等が挙げられるがHFが反応選択性が良く副
生物の生成が抑制できる等の利点から最も一般的に用い
られる。
モノアルキルビフェニルのスルホン化は、n−ヘキサン
恣媒中でアルキルビフェニルに対シて2モルのSO3ガ
スを導入して攪拌下5°〜IO℃で反応させる。通常S
O3ガスは反応熱のコントロールのため不活性ガスで稀
釈して用いられ、所定量のS03ガス導入後10〜20
分程度の熟成を行う。
反応混合物は2相に分離するので、油層を分離し、水/
アルコールを加えて水層を回収して揮発分除去後、例え
ば、NaOH等で中和することによりアルキルビフェニ
ルジスルホン酸二ナトリウム塩の水溶液を得ることが出
来る。
本発明の一般式(1)の化合物は通常水溶液のまま用い
て良いが、必要に応じて水分蒸発・再結晶等によね単離
される。又、赤外スペクトルの1120個 及び120
0m  のスルホン酸塩の特性吸収、及び質量分析によ
り確認することができる。
〔実施例〕
以下に実施例により本発明をより具体的に説明する。
アルキルビフェニルジスルホン酸ナトリウム塩の合成例 耐腐食性10を反応器にビフェニル2396fを融解し
て仕込み、20℃以下に冷却後HF 1288Fを加え
80℃に昇温して30分攪拌後温度を50℃に冷却した
。温度一定のままでC1t−CI2の内部オレフィン混
合物824tを30分間かけて添加し、更に30分間攪
拌を続けた後、反応を終了した。
反応後得られた混合物にシクロヘキサン322゜tを加
え、5分間攪拌した後、30℃で15分間静置し、下層
のHFを除去後、油相を40’〜5゜℃の水で洗浄した
。この油相を5%NaOH水溶液で中和し、更に水洗後
油相を塩化カルシウムで脱水した。
中和、脱水後の反応混合物中のシクロヘキサンを減圧下
で蒸留し、残渣を180°〜220℃/3mHgで蒸留
しモノアルキルビフェニル1071tを得た。
尚、本命はガスクロマトグラフィー分析結果より純度9
.9.9%であり、又、赤外スペクトルにパラ2置換ベ
ンゼンによる830画 の鋭い吸収が認められた。
前記のようにして得られた4−アルキルビフェニル(R
= (11〜C12) 50.4 tをn−ヘキサン2
80fに溶解し、これを1を四つロフラスコに入れ、水
浴上で攪拌しながら、窒素ガスにより10 vat%に
希釈したSO3ガスを5Oa25f/時の速度で導入し
た。導入1時間でSOsが原料に対しモル比2:1に達
したのでSOaの導入を止め、更に熟成の為10分間攪
拌した。2相に分離している反応混合物の上相のn−ヘ
キサン相をデカンテーションにより除去し、更に下層に
混入しているn−へキサンを除去するためエチルアルコ
ール509と水309を加え攪拌後静置した。再び2相
に分離したので分液ロートにて油相を分離し、水相を回
収して更にロータリーエバポレーターにて揮発成分を除
去し、残渣1142を得た。この残渣を26%NaOH
水溶液549で中和しpHを8に調整して、4−アルキ
ルビフェニルジスルホン酸二ナトリウム塩水溶液168
2を得た。(固形A量%) 得うれたアルキルジフェニルジスルホン酸ナトリウム水
溶液を蒸発乾固しアセトン/水(1+1)で再結晶して
白色粉状のアルキルジフェニルジスルホン酸塩を得た。
JASCOA−302型赤外分光計で分析(KBr錠剤
法)したところ、1120m’及び1200cIn に
5OsNaKよる逆対称および対称伸縮振動が確認てれ
た。また、質量分析計(FA B/MS )によ抄、第
1図に示すようにモノウンデシルビフェニルジスルホン
酸二ナトリウムに水素イオンが付加した親イオンビーク
(513)とNaイオンが付加した親イオンビーク(5
35)が、更にドデシルビフェニルジスルホン酸二ナト
リウムに水素イオンが付加した親イオンビーク(527
)とNa イオンが付加した親イオンビーク(549)
が確認された。
性能評価例 1)表面張力低下能 合成例で得られたアルキルジフェニルジスルホン酸ナト
リウム塩水溶液を純水で希釈し0.1重量%から0.0
01重量%の濃度の水溶液を調製し、25℃で5時間放
置後、ウイルヘルミー型表面張力計(FACE  5U
RFACE  TENSIOMETERCBVP−A3
)Kて表面張力を測定した。表面張力に対する濃度の常
用対数値のプロットからCMC値= 2.8 X 10
’mol/ t、γ値(CMCにおける表面張力)=3
 o dyn /αの良好な表面張力低下能を有するこ
とが確認された。
2)高濃度NaOH1HCtヘノ溶解性合成例で得られ
たアルキルジフェニルジスルホン酸す) IJウム塩水
溶液を用い塩濃度が1重量%となるように2ON1%の
NaOH水溶液及び20重景%のHct水溶液でそれぞ
れ希釈した。
外観による透明性を1重U%アルキルベンゼンスルホン
酸ソーダ(LAS)の場合と比較したところ、第1表に
示す様に濃厚な電解質水溶液に対し良好な溶解性を有す
ることが確認された。
第1表
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例において得られたアルキルビフェニルジ
スルホン酸二ナトリウムのat分析スペクトルチャート
を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素数10〜20のアルキル基、Mはアル
    カリ金属原子を表す。m及びnは0〜2の整数で、m+
    n:2である。) で示されるアルキルビフェニルジスルホン酸塩
JP29290086A 1986-12-09 1986-12-09 アルキルビフエニルジスルホン酸塩 Pending JPS63145263A (ja)

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