JPS63143974A - 自動車上塗り塗装方法 - Google Patents

自動車上塗り塗装方法

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JPS63143974A
JPS63143974A JP29053986A JP29053986A JPS63143974A JP S63143974 A JPS63143974 A JP S63143974A JP 29053986 A JP29053986 A JP 29053986A JP 29053986 A JP29053986 A JP 29053986A JP S63143974 A JPS63143974 A JP S63143974A
Authority
JP
Japan
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foil
coating
color
metallic
foils
Prior art date
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Pending
Application number
JP29053986A
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English (en)
Inventor
Shizuo Miyazaki
宮崎 静夫
Masamichi Arima
正道 有馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Paint Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Paint Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は塗装方法に係り、更に詳しくはカラーデザイン
を改良した自動車の塗装方法に関する。
従来技術 従来、光学的な立場から、自動車塗料にはソリッドカラ
ー及びメタリックカラーと称する二つのカラー系が使用
されている。
これらの塗料を用いる塗装方法としては、例えば特開昭
58−98167号公報にメタリック塗料に附随した塗
膜欠陥を解消する手段(例えば光沢鮮映性、平滑性及び
チッピング性の改良)が開示されており、また特開昭6
0−248262号公報にはニトーン仕上げ方法が開示
されている。
しかしながら、かかる方法では未だ顧客のニーズを満足
させるには至らず、これらの塗膜にない効果的な塗膜の
形成方法が求められている。
発明が解決しようとする問題点及びその手段従って、本
発明は、前記した顧客のニーズにこたえるべく、従来に
ないカラー中塗り塗料とメタリック塗料の複合色を、連
続生産性を損うことなく、容易に得ることができる塗装
方法を開発することを目的としている。かかる目的は本
発明に従えば、明度がマンセル値N1−N6の中塗り塗
膜から成る下地塗膜の上に、アルミ箔、ブロンズ箔、ス
ズ箔、金箔、銀箔、チタン金属箔、ステンレススチール
箔、ニッケル箔、銅箔、及びこれらの合金箔、プラスチ
ックで被覆した金属箔、箔状フタロシアニンブルー及び
コーテングマイカの群から選ばれた少くとも一種の箔状
顔料を0.05〜8重量%含有するメタリック塗料をエ
アー霧化型静電塗装機で2ステージ以上にて塗装し、か
つこのメタリック塗料が未硬化の間にその上にクリヤー
塗料をウェット オン ウェットで塗装することを特徴
とする塗装方法によって達成することができる。
発明の構成及び作用の説明 本発明に従えば、例えば、自動車製造工程で通常の電着
塗装により施された電着塗膜の上に、先ず、明度がマン
セル値でN1−N6の中塗り塗膜を下地(以下カラー中
塗という)として一般的方法で形成する。
次に、このカラー中塗りを水硬などで表面調整し、その
上に、以下に説明する箔状顔料を0.05〜8重量%含
有するメタリック塗料を静電霧化スフレ−ガンで2ステ
ージにて塗装し、かつ前記メタリック塗料が未硬化の間
にクリヤー塗料をウェット オン ウェットで塗装して
焼付ける、いわゆる2コ一ト1ベーク方式で塗膜を形成
する。なお、本発明において規定する「マンセル値」と
は、JIS−Z−8721r三属性による色の表示方法
」で示される色相、明度及び彩度のうち、明度軸でN1
〜6の比較的明るい色域を対象としている。
本発明方法において、自動車などの被塗物に先ず塗装す
る電着塗料は、従来公知のアニオン型、カチオン型のい
ずれを用いることもでき、これらは通常の電着塗装方法
によって塗装することができる。この電着塗膜の膜厚に
は特に限定はな(、通常乾燥膜厚で15〜20μmとす
るが、これ以上厚くても経済性を除けば特に支障はない
。なお、電着塗膜の膜厚が薄すぎると、塗膜の平滑性が
不足したり、耐食性が低下するので好ましくない。
本発明において使用する中塗り塗料は、前述の如く、明
度がマンセル値N1−N6の中塗り塗料で、これは、熱
硬化性樹脂とその硬化剤、着色剤、溶剤等から構成され
る公知の塗料であり、熱硬化性樹脂としては、例えばア
ルキド樹脂、オイルフリーアルキド樹脂、アクリル樹脂
などの一種以上を使用することができる。
また、熱硬化性樹脂の硬化剤としては、例えばメラミン
樹脂、遊離のNGO基を有するポリイソシアネート等を
使用することができ、熱硬化性樹脂と硬化剤の配合比は
一般的配合とすることができ、例えば熱硬化性樹脂硬化
剤(重量比)で85/ 15〜60/ 40であるのが
好ましい。
なお、カラー中塗り塗料のマンセル値は、使用するチタ
ンやカーボンブラック等の着色顔料を増減することで、
調整することができ、この値が上記値の範囲外では、ム
ラ等、色が不均一となり、外観上好ましくない。
前記中塗り塗料に配合する顔料、溶剤などとしては通常
の熱硬化性塗料に用いられるチタン、着色有ta Rf
4、脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、エステル、ケト
ン等を配合することができる。
次に、本発明方法において使用する中塗り塗料中の顔料
分は顔料濃度5〜55重量%が好ましい。
前記したカラー中塗り塗料は前記電着塗膜上に例えば乾
燥膜厚15〜65μm、好ましくは乾燥膜厚30〜35
μmになるよう塗装し、所定条件で焼付乾燥した塗膜を
メタリック塗料の下地とする。この中塗り塗膜は平滑性
向上のために、例えば#600サンドペーパーで水硬し
てもよい。
本発明に従って、前記カラー中塗り塗膜の上に塗装され
るメタリック塗料には、アルミ箔、ブロンズ箔、スズ箔
、金箔、銀箔、チタン金属箔、ステンレススチール箔、
Ni−Cu等の合金箔、プラスチックで被覆した金属箔
、箔状フタロシアニンブルー、コーテングマイカなどの
箔状顔料が配合される。このような顔料としては、例え
ば、東洋アルミ、旭化成、古河アルミ、シルバーライン
、エソカルトなどから市販のアルミ箔、ブロンズ箔、ス
ズ箔、金箔、銀箔、チタン金属箔、ステンレススチール
箔、Ni−Cu等の合金箔、プラスチック被覆金冗箔〔
例えば、アストロフレーク(福田金171)〕、箔状フ
タロシアニンブルー、コーテングマイカ等を用いること
ができ、その配合量はメタリック塗料中に0.05〜3
重量%であり、好ましい範囲はアルミ箔については0.
1〜2.5重量%である。またアルミ箔を除く金属箔に
ついては比重が異なるため、次式により好ましい範囲を
計算する。
好ましい量=((金属の密度)/(アルミの密度)〕×
アシアル適正量(重量%) 本発明において使用するメタリック塗料に配合する箔状
顔料の量が多すぎると、下地色を隠蔽しすぎて複合色が
得られにくいので好ましくなく、逆に少な過ぎるとメタ
リック感が低下して下地色が目立ち、意匠効果が乏しく
なるので好ましくない。
本発明において塗装されるメタリック塗料塗膜の膜厚に
は特に限定はないが、一般には乾燥膜厚として10〜4
0μm、好ましくは15〜25μmとする。
本発明において使用するメタリック塗料中にビヒクル成
分として配合される樹脂は前記したカラー中塗り塗料と
同種のアクリル樹脂、ポリエステル樹脂などの他、熱硬
化性樹脂をその硬化剤と組み合せて使用することができ
る。
本発明において、メタリック塗装の上に塗装してトップ
層となるクリヤー塗料はカラー中塗り塗料と同種の熱硬
化性樹脂及びその硬化剤を主成分として、顔料骨を除い
た一般的な配合のクリヤー塗料を用いることができる。
クリヤー塗膜の膜厚についても特に限定はないが、一般
には乾燥膜厚として15〜50μm1好ましくは25〜
40μmとする。
以上述べた明度がマンセル値でN1〜N6の下地(カラ
ー中塗り)塗料、箔状顔料0.05〜8重量%を配合し
たメタリック塗料及びトップ層となるクリヤー塗料の塗
装はウェット オン ウェットで塗装するのが好適であ
り、本発明に従えば、メタリック塗料の塗装は静電霧化
スプレーガンで2ステージにて塗装する。この「2ステ
ージ」塗装とは、塗装工程を2つに分け、工程内で所定
のフラッシュオフ時間を取りながら塗り重ねることを意
味し、第1ステージの塗装と第2ステージの塗装とは、
1〜3分程度のフラッシュオフ時間をはさんで塗り重ね
ることを意味する。このように、本発明に従えば、メタ
リック塗料をエアー霧化型酔顔装機で2ステージにて塗
装することにより、カラー中塗り塗料とメタリック塗料
の複合色を得ることができ、前記した本発明の目的を達
成できたのである。
実施例 以下本発明の詳細な説明するが、本発明の技術的範囲を
これらの実施例に限定するものではないことはいうまで
もない。
実施例1 鋼板(0,81m X 300mmX 500mm)テ
ストピースにグラノジンso 5000  (日本ペイ
ント(株)製リン酸塩系皮膜化成処理剤)を用いて前処
理し、これにカチオン電着塗料(日本ペイント(株)!
!!パワートップU−30)を乾燥膜厚(以下単に膜厚
という)20μmに塗装し、 180℃で20分間焼付
けた。
このようにして得られたカオチン電着塗膜の上に、カラ
ー中塗り塗料として日本ペイント(株)製オルガP−2
ブラック塗料(N−1)を膜厚35μmに塗装し、14
0℃で20分間焼付けた。
得られた中塗り塗膜の上に、メタリック塗料として日本
ペイント(株)製スーパーラックト12(アルミ (東
洋アルミ製アルペースト713ON 3%配合)を用い
、以下の塗料条件にて塗装した。
メタリック塗料塗装条件 ■スプレーガン: REAキャップN16■塗装粘度:
13秒/#4フォードカップ(20℃) ■吐出量 7 300cc/分 ■膜 厚 :約15μm ■塗装ステージ:第1ステージ(1分フラッシュオフ)
→第2ステージ ■コンベアスピード=4m/分 ■スプレーガンストローク数:25往復/分■ガン距l
1ll=30cIII ■パターン幅:  30cm 上記条件でメタリック塗料を塗装したのち、更に、日本
ペイント(株)製スーパーシックO−28M(クリヤー
塗料)を膜厚35μmにウェット オンウェットで塗装
し、 140℃で20分間焼付けた。
得られた塗膜の試験結果を第1表に示す。
実施例2 カラー中塗として、オルガP−2グレーをマンセル値N
−3にした以外は実施例1と同一の条件で塗膜を得た。
実施例3 カラー中塗として、オルガP−2グレーをマンセル値N
−6にした以外は実施例1と同一の条件で塗膜を得た。
比較例1 実施例1において、メタリック塗料の塗装条件を吐出H
: 550cc /とし、更に塗装ステージを1ステー
ジとした以外は実施例1と同じ条件とした。得られた塗
膜の試験結果を第1表に示す。
第  1  表 項目        実施例  比較例濃淡ムラ   
   ◎ ◎ ◎  ×PGD値     0.90.
90.9 0.9艶感   ◎◎◎ Q 促進耐候性$1   909090  90ゴバン目試
験* 2  100100100 100耐衝撃性$3
    30 30 30  ・30(注) ■−良好
 o−良 ×−不良 試験方法 濃淡ムラ:肉眼判定 PGD値 : (財)日本色材研究所製PGD−4型で
評価 *1 促進耐候性: JIS K−54006,174
00時間後の光沢保持率 *2 ゴバン目 : JIS K−54006,15残
存した個数 *3 耐衝撃性 : JIS K−54006,135
00g発明の詳細 な説明したように、本発明は、自動車製造工程において
、生産性をも加味した考え方で、アルミの濃淡ムラを発
生せずにカラー中塗りとメタリック塗料の複合色を形成
することができる画期的な方法である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、明度がマンセル値N1〜N6の中塗り塗膜から成る
    下地塗膜の上に、アルミ箔、ブロンズ箔、スズ箔、金箔
    、銀箔、チタン金属箔、ステンレススチール箔、ニッケ
    ル箔、銅箔、及びこれらの合金箔、プラスチックで被覆
    した金属箔、箔状フタロシアニンブルー及びコーテング
    マイカの群から選ばれた少くとも一種の箔状顔料を0.
    05〜8重量%含有するメタリック塗料をエアー霧化型
    静電塗装機で2ステージ以上にて塗装し、かつこのメタ
    リック塗料が未硬化の間にその上にクリヤー塗料をウェ
    ットオンウェットで塗装することを特徴とする塗装方法
JP29053986A 1986-12-08 1986-12-08 自動車上塗り塗装方法 Pending JPS63143974A (ja)

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JPS63143974A true JPS63143974A (ja) 1988-06-16

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ID=17757334

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