JPS63143549A - デイスクフイルム用の小型自動現像機 - Google Patents

デイスクフイルム用の小型自動現像機

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JPS63143549A
JPS63143549A JP29122886A JP29122886A JPS63143549A JP S63143549 A JPS63143549 A JP S63143549A JP 29122886 A JP29122886 A JP 29122886A JP 29122886 A JP29122886 A JP 29122886A JP S63143549 A JPS63143549 A JP S63143549A
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JP
Japan
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cartridge
processing liquid
film
processing
applicator
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Pending
Application number
JP29122886A
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English (en)
Inventor
Masayuki Kurematsu
雅行 榑松
Shigeharu Koboshi
重治 小星
Satoru Kuze
哲 久世
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はディスクフィルム用の自動現像機に関し、更に
□詳しくは、DPE取次店、カメラ屋等、比較的小規模
店舗の店頭に配置して、撮影済みのディスクフィルムを
カートリッジに収納されたままの状態で現像処理するこ
とを可能にした自動現像機に関する。
本明細書においてディスクフィルムとは、第−義的には
、米国特許第4212673号、同第第4264169
号、特開昭53−113525号、同55−10194
0号、同一101942号等に記載されており、一般に
ディスクフィルムと指体されて市販されているディスク
状の写真感光材料を指すが1本発明は、カートリウジに
収納されている写真用以外の情報記録媒体を処理するも
のにも適用される。
〔発明の背景〕
従来、重版のディスクフィルムは、米国特許41124
53号、同4132469号、同4188106号、同
4208116号、同4248564号、特開昭53−
110829号、コダック・ディスクフィルム システ
ムの全容(写真工業 1982年4月号26〜41頁)
等に記載されている方法及び装置により現像処理されて
おり、まず、暗室構造のカートリッジオープナ−により
カートリッジを破壊し、撮影済みディスクフィルムを取
り出した後、多数枚を処理用マガジンを介して大型の自
動現像機に移設して発色現像、漂白、定着(若しくは漂
白定着)、水洗(若しくは安定化)の各処理を行なうも
ので、これらの処理は、ロールフィルムの場合と同様に
実質的に暗室下で行われている。
ディスクフィルムによるDPEサービスの現状を、ロー
ルフィルムの場合と比較すると、利用ないし普及度の違
いから処理施設が偏在しており。
所謂ミニラボの普及による60分仕上げといった迅速処
理の時流から遅れている。この結果、ディスクフィルム
が持っている様々な利点が減滅されディスクフィルムの
普及が妨げられると云うジレンマが生じている。
本願発明者等は、このようなジレンマを解決する道を模
索し、迅速処理の要請を満足させるにはディスクフィル
ムを収納しているカートリッジを利用して現像処理する
ようにすれば、むしろロールフィルムの場合よりも有利
であるとの着想を得るに至った。
更に研究を進めると、上記着想を現実のものとし、DP
E取次店、カメラ屋等、比較的小規模店舗の店頭に配置
して、撮影済みのディスクフィルムをカートリッジに収
納されたままの状態で現像処理することを可能にするに
は、処理の迅速性、確実性、容易性、処理性能の良好/
安定性、等々の解決すべき課題があることが判明した。
本願発明者等は、上記課題を解決し、撮影したら早く見
たいという欲求を満足させる一つの写真処理システムと
して、撮影済みのディスクフィルムをカートリッジに収
納したままの状態て現像処理することを可能にする方法
及び装置の研究開発を進めた結果、新規提案の幾つかは
、既に、特願昭60−297847.特願昭61−21
857〜21863、特願昭61−2:13:13〜2
3334、同一70082.70084.79018等
により明らかにした。
(発明の目的) 本発明は上記研究の一環として成されたものであり、特
に本発明は、DPE取次店、カメラ屋等比較的小規模店
舗の店頭に配゛着可能とするために小型てあり、ディス
クフィルムの現像処理を行なう操作者に特殊技能を要せ
ず、性能の良好且つ安定した処理を迅速且つ確実に行な
うことができ、しかも処理依頼者や同伴者が処理待ち時
間を退屈することなく楽しみながら待っていられること
を可能にするディスクフィルム用の小型自動現像機を明
らかにすることを主目的とするものであり。
本発明の他の目的ないし利益は以下の記述ないし添付の
図面により明白となるものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、撮影済みディスクフィルムを収納
しているカートリッジを装置内にセットするためのアプ
リケーターと、カートリッジを装置内て露光窓開閉操作
用のピン孔を上向き方向又は横向き方向に保持する手段
と、ディスクフィルムをカートリッジ内で回転させる手
段と、各処理液毎の容器に用意されている処理液をカー
トリッジにおける露光窓開閉操作用のピン孔を介してカ
ートリッジ内に供給する写真処理液供給手段とを有する
ことを特徴とするディスクフィルム用の小型自動現像機
、により達成される。
本発明の好ましい実施態様は、■ディスクフィルムを開
放する手r開放されたディスクフィルムを回転しながら
乾繰する手段と、乾燥済みディスクフィルムを装置外に
排出する手段とを併せ有すること、■空カートリッジ及
びアプリケーターを装置外に排出する手段fを併せ有す
ること、である。
(実施例〕 図面は、本発明に係るディスクフィルム用の自動現像機
を示すものてあり、以下、処理工程ないし手順に従って
順次説明する。
A、ディスクフィルムユニットのセット処理しようとす
るディスクフィルムユニットはそのカートリッジ12に
対し事前に何らの物理的ないし化学的な処理を行うこと
なしに第1図〜第3図に示すアプリケーター20にセッ
トされる。
アプリケーター20には、図示の如く、基体21の基部
に、バネにより付勢されている押圧棒から成る固定手段
22が、先端下面に、カートリッジ12の露光窓側板の
両角部13.13を固定する支持部23か用意されてい
る。従って、まず、固定手段22の押圧棒を引き出した
状態にして、先端を、仮想線で示す如く、支持部23に
係合させてから、押圧棒を復帰させれば、バネ圧により
カートリッジ12はアプリケーター20に固定状態とな
る。
なお、アプリケーター20を利用するのは、後述する工
程、特に、カートリッジ12の開放、ディスクフィルム
lOの取り出しを自動操作により確実に行わせるためで
あるか、ズ示したアプリケーター20におけるものと同
様のディスクフィルムユニットの固定機構を自動現像機
(以下、自現機と略称)内に予め用意しておき、ディス
クフィルムlOを自現機にセットしてから処理をスター
トさせる機構にすることも可能である。
B、アプリケーターのセット ディスクフィルムユニットを固定したアプリケーター2
0が、第4図において仮想線て示す如く、自現機30の
内側から繰り出されている搬送台部材40の所定の位置
にa2tされると、処理開始準備完了となり、スタート
ボタンのON操作により処理が開始される。
スタートボタンがONになると、まず台部材40が、モ
ーター41によって駆動される送りローラー42の回転
により、自現機30の内側の所定位行に引き込まれる。
この時、バネにより付勢されている蓋31も復帰し、処
理が行われる空間が遮蔽される。なお、この空間は遮光
状態にすることは要求されない。即ち、図示の自現様に
おいては、ディスクフィルムlOは遮光機能を有するカ
ートリッジ12に収納されたままの状態で、少なくとも
CD(発色現像)処理までが行われるものであるから、
処理を行う空間に光か入ってもさしつかえなく、蓋31
による遮蔽は、処理液の飛散を防止するために行われる
上記の理由から、自現a30の上部も光に対して開放状
態にしてもよく、図示の自現機においては、透明なガラ
ス材・合成樹脂材等から成る被覆体32により被覆され
ているたけで、処理中における各機構の動きか目視てき
、その動きを見て楽しんている間に処理か完了するよう
に意図されている。
搬送台部材40の引き込みか完了し、所定の位置て停止
されると、ディスクフィルム10回転用のロット50が
、モーター42により駆動されるカム51.操作アーム
52の運動により下降し。
その先端のチャック機構53かモーター42によって駆
動されるカム51、操作アーム54の運動によるディス
クフィルムユニットにおける中央開口部14を通して、
ディスクフィルム10のコアに保合状態となる。チャッ
クか完了すると、口・ンド50は上昇され、ディスクフ
ィルムユニットをアプリケーター20と共に所定の位置
て停止される。次いで、固定手段60の一アーム61・
62か軸を中心にして先端が近接する方向に回動されて
、アプリケーター20の両側部か固定される。
この状態ては、ロッド54の上昇ないし下降によりチャ
ック機構53が解除されても、ディスクフィルムユニッ
トはアプリケーター20に固定されているので、落下す
ることはない。
しかし、ロッド50は、後述するディスクフィルムlO
の回転に用いられるので、チャックを解除する必要はな
い。図示の装置では、ロット50の上昇によりアプリケ
ーター20の持ち上げを行っているが、固定手段60に
上下運動機構を用意してアプリケーター20を固定して
持ち上げてから、チャック機構53にディスクフィルム
lOを係合させるようにしてもよい。
上記したロット50の下降、ロット52の上昇ないし下
降によるチャック53の作動、固定手段60の作動は、
図示の如く、モーター43によって駆動されるカム・リ
ンク機構等の組み合せによる機械運動機構により行われ
°るのか好ましい。近年における所謂メカトロニクスの
発展により図示の如き機械運動機構の全部若しくは一部
は、自動制御が簡単な小型モーター、ソレノイド等に置
換えることか可能であるか、処理中における各部材の動
きを見て時間を忘れさせると云う目的のためには、動き
の大きなカム・リンク機構等の方が好ましい。勿論、カ
ム・リンク機構等の構成は。
ディスクフィルム10の写真処理にとって必要なものた
けに限定されるのてはなく、見て楽しませるという部材
ないし要素を付加して、写真処理にとっては不必要な動
きを行わせるようにしてもよい。このような実施態様は
、各機械要素の動きに連動させて、オルゴール、人形、
楽器等を運動させることをも包含する。
更に、所謂マイ“コンを利用した自動制御の面から見れ
ば、小型モーター、ソレノイド等の方がカム・リンク機
構等よりも容易であるから、処理に必要な作動をモータ
ー・ソレノイド等により行い、カム・リンク機構等の構
成の全部若しくは一部は、実質的に駆動源/運動伝達手
段とせず、単にモーター・ソレノイド等の動きに追随さ
せるたけて、これを見る物にとっては装置が一部カム・
リンク機構等により動かされているように見える構成に
してもよい。
なお、ディスクフィルムユニットか処理位置にセット完
了となると、搬送台部材40は最深部て交替して乾繰工
程完了まで待機状態となっている。
C1処理液の供給 ディスクフィルムユニットかアプリケーター20を介し
て固定手段60に固定され、ディスクフィルム10の中
央のコアかロッド50の先端のチャック機構53に係合
された状態で、ディスクフィルムユニット内に処理液の
注入が行われ、後述するディスクフィルム10回転機構
によりディスクフィルムlOを回転しながら現像処理か
行われる。
図示の装置ては、ロッド50の上昇によりディスクフィ
ルムユニットか所定の高さまて持ち上げられた段階で、
カートリッジ12の露光窓側板に用意されている遮光板
操作用のピン孔15(第1図参照)に、処理液注入用の
案内v70の先端が係合するよう構成されている。
案内管70の先端は、テーパー状に形成されており、先
端の一部がピン孔15内に差し込まれて、ピン孔15を
完全に封鎖した状態て係合されるよう構成されている。
けだし、この係合がゆるやかてあり、隙間が生じている
状態であると処理液の一部が、カートリッジ内に注入さ
れず、逆流することかあるからである。
処理液の案内管70は、自現機の基盤33に固定されて
おり、基端には受部71が用意されている。図示の装置
ては、各処理液は注射器状の処理液容器72を利用して
供給されるのて、受部71には処理液容器72の先端の
形状に対応する凹部が用意されている。
処理容器72は、各処理液毎に用意されており、ターン
テーブル73の開口部74に処理の順番に予めセットさ
れている。
ターンチーフル73は、軸75、軸受76を介してMf
fi33に固定されてお−リ、45度づつ回転される。
回転量は処理液の構成(容器72の数)により異なり、
45度に限定されない。
また、ターンテーブル73はバネにより常に一定の高さ
に押し上げられた状態て保持されており、処理液容器7
2の先端と受部71とか係合しない状態か保たれている
。この機構は、ターンテーブル73の開口部74にバネ
機構を配若して処理液霧:A72を若干押し上げるよう
に構成してもよい。
ターンテーブル73が回転され、まず1発色現像処理液
が収納されている処理液容器72の先端(注出口)か、
案内管70の受部71の上方に位置することが、図示し
ない位置ぎめ手段により検出されると、ターンテーブル
73の回転は停止される。次いて、基盤33に直立され
ている軸77に取り付けられている抑圧材78か下降さ
れると、処理液容器72の後端が下方向に押され、まず
、ターンテーブル73全体かハネ圧に抗して押し下げら
れ(前記した如く、ターンチーフル73全体を押し下げ
ない構成では、処理液容器72全体がバネ圧に抗して押
し下げられる)、処理液容器72の先端か案内管70の
受部71に係合状態になる。な3、ターンテーブル73
の下降は、押圧枠78による処理液容器72の押し下げ
によらず、抑圧器78に連動する部材、若しくはこれと
は全く別個の部材により直接行うようにしてもよい。ま
た、ソレノイドを利用して押し下げるようにしてもよい
処理液容器72の先端が案内管70の受部71に係合さ
れた状態て、更に押圧杆78を下降させれば、処理液容
器72の押圧ピストンが下降し、収納されている発色現
像処理液か放出され、案内管70を通してカートリッジ
12内に注入される。この場合の注入圧力は、カートリ
ッジ12内は空の状態てあり、カートリッジ12におけ
るピン孔15以外の開口部を通して空気を排出するたけ
てよいから、大きな圧力は要しない。
処理液及び水洗水の注入速度は、10+sl/sin〜
10100O/minか好ましく、より好ましくは30
o+I/win〜60ロml/l1in、 更には 5
0 ml/m1rr−400m1/sinか好ましい。
しかし、発色現像処理が完了し、ターンテーブル73か
回転され1次にセットされている処理液容器72に収納
されている漂白定着用又は漂白用処理液を供給する場合
には、特にカートリッジ12内に残っている発色現像用
の処理液を排出してから行う必要があるから、最初に大
きな圧力て注入して前回処理の処理液を次工程の漂白液
又は漂白定着液に代える必要がある。また、漂白工程か
ら定カニ程、定着工程から水洗工程、水洗工程から安定
化工程等の場合においても同様である。
カートリッジ内に残っている処理液を次工程の処理液に
説き換えるためには、分割注入することが交換に必要な
処理液量を減少できるのて好ましい。また、同じ容量で
あると現像ムラかなくなり漂白又は定着等に必要な時間
が未自動現像機かくなる。即ち、−回に多量の処理液を
注入してもカートリッジ内の処理液は交換するものては
なく2回以上に分割して注入することで効率よく処理液
か置き代わる。特に分割注入する場合における注入休止
時間は、5−120秒であることが好ましく、更には、
15〜60秒であることか好ましい。
上記の如き処理液注入における圧力は0.001気圧〜
10気圧が好ましく、更に、0.01気圧〜1.0気圧
であることか好ましい。
なお、処理液がディスクフィルムユニット内に残ってい
る状態で次回処理の処理液を注入する方式を示したが、
中間に水その他の洗浄液を注入するか、或いは圧力空気
を注入する等して前回処理の処理液の全部若しくはほと
んどをカートリ、フシ12内から排出してから次回処理
の処理液を注入する方式を行うこともてきる。圧力空気
を送り込むには、図示しないか、案内管70にポンプか
らの送風管を接続し、各処理の完了と共にノ\ルブを一
定時間たけ開とする制御を行う。水その他の洗浄液の注
入には、圧力空気の注入の場合と同様の構成でもよいか
、処理液容器72と同様の容器を利用して、処理液の交
換に先立って、ターンチーフル73を回転制御して、水
その他の洗浄液の注入を行うようにしてもよい。
なお、カートリッジ12内に注入されてし\る処理液を
迅速かつ容易に排出させるには、例えば、固定手段60
に回動機構を付加して傾斜させるのか好ましく、特に、
露光窓側端部か下になるよう傾斜させるのも好ましい、
更に、傾斜は自現機30の基盤30に固定されている各
要素全体を回持に行うようにしてもよい、このような実
施態様は、基盤30の基部をヒンジによって自現機30
のフレームに取り付け、他端を押し上げる或いは押し下
げる機構を設けることにより実現される。
なお、図示の装置においては、処理液量′A72に収納
される処理液の量は、ディスクフィルム1O11枚を処
理するのに必要な量であり、前記した如く、前回処理の
処理液を次回処理の処理液の注入て強制排出する方式の
場合には、排出に要する液量が増加される。
また、用いる処理液容器72のサイズは1図示のものの
如く、異なるものとしてもよいし、共通サイズのものを
利用してもよい。
更に、処理液のセットの順を誤る危険を防止するために
、ターンテーブル73に用意されてl、>る開口部74
の径・断面形状をセットされるべき処理液容器毎に差を
設けておくのが好ましい。このような実施態様において
、同一サイズの処理液容器を利用する場合には、図示し
ないか、予め異なる径・断面形状を有するアタッチメン
トを各容器にセットしておくようにするのが好ましい。
処理液は、処理液容器72を装置にセットする以前に一
定の温度に加熱しておくのか好ましい。
加熱温度は、処理までの待機時間により、或いは案内管
70やカートリッジ12内ての温度低下を考慮して定め
られる。
処理液の加熱(1、自現機に付属して配置される加熱装
置により処理液容器72とと湯浴により行われるのが好
ましいが、加熱された処理液を処理液容器72に移しか
えるようにしてもよい。
更に、ターンテーブル73の開口部74にヒーターを用
意して一定温度まで加熱すること、或いは、予め加熱さ
れた処理液の温度低下なふせぎ一定の温度を保つ実施態
様も包含される。
尚、図示の装置ては、処理液容器72を利用して処理液
の供給か行われるか、別個に用意されている処理液タン
クからポンプにより制御されて処理液の供給が行われる
実施態様を排除するものではない。このような実施態様
では、処理を目視する%、lが損なわれるので1図示の
如きターンテーブル73、処理容器72をそのまま残し
空作動させたり、或いは処理液タンクから案内されるパ
イプを自現fi30の被覆体32を通して目視てきる状
態に配置するのが好ましい。後者の場合、パイプ中を処
理液か流れるのを目視するのを容易にするために、各処
理液毎に、処理液の化学的組成や物性を変化させない着
色剤により、着色するのも好ましい。
以上説明した工程により現像処理か行われ、処理液の構
成は限定的要素ではないが、水洗代替安定液を用いた所
謂無水洗方式による処理を行うのが好ましい。
使用済み処理液(廃液)は、自然落下により、廃液容器
79に案内されて溜められ、一定量力)溜まると、別個
に用意されている廃液タンクに移しかえられストックさ
れる。
ストックされた廃液は、タンクごと廃液処理施設に送ら
れて処理するか、或いは、処理量か多い場合には、本願
出願人の開発に係る廃液の蒸発処理装置(特願昭60−
259005〜259010.6]−165099,6
1−165100参照)を利用して処理してから処理施
設に回収するようにする。
D、ディスクフィルムの回転 処理液かカートリッジ12内に供給されるとモーター4
4を駆動源としてロッド50か回転され、その先端のチ
ャック機構53により係合状態にあるディスクフィルム
10の回転か行われる。
ディスクフィルムlOの回転は、現像処理のスピードア
ップ、処理の均質化、処理性源の向上を目的にして行わ
れるものてあり、回転スピードは’1.rpr*〜20
0 rpmの範囲であることか好ましい。
ディスクフィルム10を回転させる場合、カートリッジ
12の位置はそのままて、ロフト50を若干下降させて
、チャックしているディスクフィルム10を押し下げた
状態て行うのが好ましい。
この構成は、ディスクフィルム10の乳剤面(上側に位
置する)かカートリッジ12内の部材に接触してキズが
付くのを防止するため、また、ディスクフィルム10の
周縁に形成されているノツチに係合させるために用意さ
れている小突起との接触を回避するために有効である。
また、ディスクフィルム10の回転の際のキズ付きを防
止するために、側面方向からカートリ・ンジ12を破壊
されない程度の圧力て、押圧し、カートリッジをたわま
せて、ディスクフィルムlOを浮いた状態にすることも
好ましい。このような抑圧機構としては、アプリケータ
ー20の側面を押圧して固定する固定手段60と同様の
機構を追加してもよいし、固定手段60のアーム61に
よってアプリケーター20と同時に、或いはアプリケー
ター20を抑圧保持するのてはなく、ディスクフィルム
ユニットのカートリッジの側面を押圧するようにしても
よい。アプリケーター20とカートリッジ12を同時押
圧する構成においては、アプリケーター20の巾をカー
1〜リツジ12の巾よりも若干狭くしておくか、或いは
、アーム61の接触面に段差を設けておくようにする。
市販のディスクフィルムユニットのカートリッジにおい
ては、露光窓側板の周縁により下側板の周端か被覆され
ているので、露光窓側板の側面を抑圧したままの状態で
も、後工程のカートリッジの解放の際にも不都合は生じ
ないが、カートリッジの解放に際しては側面の抑圧を解
除するようにしてもよい。
E、カートリッジの解放 処理液の供給・ディスクフィルム10の回転による処理
工程が完了すると、カートリッジ12の解放が行われる
カートリッジ12を解放するには、まず、カートリッジ
12の露光側板の両角部13・13に用意されている開
口部16・16(第1図参照)を通して差し込まれるカ
ートリッジ12解放用の抑圧ロット80の押圧力による
カートリッジ端部の切りはなしが行われる。押圧ロッド
80の下降・上昇は作動杆81の回動によって行われる
カートリッジの端部が切りはずされると、その間隔内に
カッター刃82が矢符方向に侵入して、カートリッジ両
側部の接合部分が切除される。
カッター刃82を往復動させるには、カッター刃82を
取り付けるス(台の少なくとも両側部をガイl−レール
ば係合し、基台内に配置したスクリュウをモーターで回
転させることにより、ガイトレールに沿って、基台/カ
ッター刃82を直線的に進行させ、スクリュウの逆回転
により交替させる機構を用いる。
この機構は、小さな回転トルつて大きな直線的運動力を
得ることがてきるものであるか、ソレノイドを用いてカ
ッター刃82を往復動させる機構に代えてもよい。
さて、カッター刃82が矢符方向に進行するに従って、
カートリッジ12は、露光窓のある基部側の接合が切除
されないで、所謂具が開いた状態に解放され、カートリ
ッジの下側板はたれ下がった状態に至る。このような作
動を確実に行わせるためには、カッター刃82の先端(
刃部)を大きな鋭角とせず、少なくともその一部をカー
トリウシの下側板を開方向に押し出す部材として利用す
るか、或いは、カッター刃82の動きに追随して作動す
る押し出しピンを用意する。
カートリッジが7状に解放されても、ディスクフィルム
10はロット50のチャック機構53に保持されている
ので、所定の位置で水平状態が保たれている。
なお、カートリッジ解放工程時には、ディスクフィルム
10の回転操作は停止されているが、回転させたままで
行ってもよい。
F、乾燥 カートリッジの解放が完了すると、若しくは、解放の進
行に並行して、ブロアー90により加熱空気か、案内路
91を通じて、ディスクフィルム10に供給され、ディ
スクフィルム10を回転させなから乾燥が行われる。
乾燥に際しては、初期には残った処理液てぬれた状態で
あるのて比較的高温、例えば50°C〜90°Cの温風
を供給し、残った処理液の温度を上昇させて蒸発を促進
させ、次いて5°C〜60’(に温度を下げ、好ましく
は最後期では5°C〜60’C好ましくは、室温程度で
乾燥する。
このように、2段若しくは数段に段階的に或いはなだら
かなスロープ状に温度を下げて乾燥するのは、高温のま
ま乾燥するとディスクフィルムlOにカールや、ディス
クフィルム1oに火ぶくれを生じさせる事故を防止する
ためてあり、このような危険を恐れて比較的低温で全乾
爆を行うよりも安全なスピード乾燥が可能となる。
図示の装置ては、後述するように、ディスクフィルムl
Oとカートリッジとは別々に排出されるよう構成されて
いるのて、ディスクフィルムlOだけが乾燥されれば、
カートリッジがぬれている状態ても乾燥工程の完了とな
る。勿論、ディスクフィルム10とカートリッジとを同
時に排出される実施態様を排除するものではなく、この
ようなyE;様ては、カートリッジ(及びアプリケータ
ー20)の乾燥まても行われる。
G、ディスクフィルムの排出 乾燥工程が完了すると、ディスクフィルムlOの下方に
進出して待機状態にある搬送台部材40上にディスクフ
ィルム10のみが落下される。ディスクフィルムlOの
落下は、ロッド50を下降させて、若しくは下降させる
ことなく、そのままの位置てロッド55の下降若しくは
上昇によりチャック機構53を解除することにより行わ
れる。搬送台部材40上にディスクフィルムlOか落下
されると、搬送台部材40か、送りローラー42の回転
により1M31を傾斜させつつ自現機外に進行し一定の
位置(処理工程の最初に、アプリケーター20をセット
した位置)て停止する。
この状態て一定時間待機し、その間にディスクフィルム
10を取り上げ、ディスクフィルム10の排出が完了す
る。
なお、ディスクフィルムlOを取り上げるのか遅れて再
び搬送台部材40か復帰してしまう誤動作を防止するた
めに、ディスクフィルムlOが裁置状態にあることを検
出する手段1例えば重量センサーを搬送台部材40上に
用意してディスクフィルム10か裁置状態にある間は搬
送台部材40か復帰しないよう構成するか、或いは、デ
ィスクフィルムlOを取り上げたら次工程移行用の操作
ボタンを押すように構成する。
H1空カートリッジの排出 ディスクフィルム10が取り上げが完了すると、搬送台
部材40は最深部まて後退し、次いで、固定手段60か
解放されて、空カートリッジ12がアプリケーター20
に固定されたまま落下される。落下されたカートリッジ
12及びアプリケーター20は、蓋31を開くことによ
り容易に自現機外に取り出すことがてきる。
なお、空カートリッジ12及びアプリケーター20の排
出に際しても、搬送台部材40を利用することがてきる
。このような実施態様ては1台部材40を最深部まて後
退させずに、中間位置迄として待機させ、その上に空カ
ートリッジ12及びアプリケーター20を落下させ、次
いて外方向に進出させて排出(取り出し)するようにす
る。空カートリッジ12及びアプリケーター20の取り
出しか完了すると、搬送台部材40は復帰し、蓋31か
閉じられて、全工程の完了となる。
(発明の効果) 本発明のディスクフィルム用の自動現像機によれば、処
理機構を作動させる機構が、カムやリンクを中心とした
作動状態の目視可能な機械M動機構により構成されてお
り、これらの作動を透明被覆体を通して目視可能である
から、処理依頼者や同伴者が処理待ち時間の間退屈する
ことがないことか期待てきるのて、頭記した目的の達成
か可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はアプリケーターの平面図、第2図は同しく左側
面図、第3図は第1図A−A!!断面図、第4図は自現
機の分解斜視図である。 図中において各符号は下記を指示する。 lO: ディスクフィルムユニット 11、 ディスクフィルム 12、 カートリッジ 13: カートリッジの角部 14: カートリッジの中央開口部 15: ピン孔 16二 角部の開口部 20: アプリケーター 21: アプリケーターの基体 22: 固定手段 23: 指示部 30: 自動現像機(自現機) 31: 蓋 32: 被覆体 33: 基盤 40:  1112送台部材 41: モーター 42: 送りローラー 43: モーター 44: モーター 50: ディスクフィルム回転用ロット51: カム 52: 操作アーム 53: チャック機構 54、 操作アーム 55: チャック機構操作用のロット 60: 固定手段 61: 固定手段のアーム 62: 固定手段のアーム 70: 処理液注入用の案内管 71: 受部 72: 処理液容器 73: ターンテーブル 74: 開口部 75:軸 76: 軸受 77:軸 78: 押圧杆 79: 廃液容器 80: カートリッジ解放用のロット 81: カートリッジ解放用の作動杆 82: カッター刃 90ニ フロア− 91: 案内路 特許出願人 小西六写真工業株式会社 代理人 弁理士 坂 口 信 昭 第  1  図 第  2  図 N3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撮影済みディスクフィルムを収納しているカート
    リッジを装置内にセットするためのアプリケーターと、
    カートリッジを装置内で露光窓開閉操作用のピン孔を上
    向き方向又は横向き方向に保持する手段と、ディスクフ
    ィルムをカートリッジ内で回転させる手段と、各処理液
    毎の容器に用意されている処理液をカートリッジにおけ
    る露光窓開閉操作用のピン孔を介してカートリッジ内に
    供給する写真処理液供給手段とを有することを特徴とす
    るディスクフィルム用の小型自動現像機。
  2. (2)ディスクフィルムを開放する手段と、開放された
    ディスクフィルムを回転しながら乾燥する手段と、乾燥
    済みディスクフィルムを装置外に排出する手段とを併せ
    有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のデ
    ィスクフィルム用の小型自動現像機。
  3. (3)空カートリッジ及びアプリケーターを装置外に排
    出する手段を併せ有することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項又は第2項記載のディスクフィルム用の小型自
    動現像機。
JP29122886A 1986-12-06 1986-12-06 デイスクフイルム用の小型自動現像機 Pending JPS63143549A (ja)

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