JPS63143357A - スロツトルバルブの制御装置 - Google Patents

スロツトルバルブの制御装置

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JPS63143357A
JPS63143357A JP29110786A JP29110786A JPS63143357A JP S63143357 A JPS63143357 A JP S63143357A JP 29110786 A JP29110786 A JP 29110786A JP 29110786 A JP29110786 A JP 29110786A JP S63143357 A JPS63143357 A JP S63143357A
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JP
Japan
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stepping motor
throttle valve
opening
throttle
mspd
Prior art date
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Pending
Application number
JP29110786A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Kiyono
清野 正資
Kanji Takeuchi
鑑二 竹内
Tomoaki Abe
知明 安部
Mitsunori Takao
高尾 光則
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、スロットルバルブを開閉するステッピングモ
ータの駆動技術に関する。
[従来の技術] 従来、ステッピングモータによりスロットルバルブの開
閉を行なう装置には、フェイルセーフ機能を向上させる
手段、例えばリターンスプリングおよび分解能と応答性
とを両立させて向上させる手段、例えば変速機構が備え
られている。
上記リターンスプリングは、第6図に示すようにスロッ
トル開度に応じた復帰トルク特性を有し、ステッピング
モータの故障時にスロットルバルブを全開にすることに
よりフェイルセーフ機能を向上させる手段である。
上記変速機構は、ステッピングモータとスロットルバル
ブとの間に介装され例えば、第7図に示すように、スロ
ットルバルブが低開度のときには減速し、スロットルバ
ルブの回転角が大きくなるにしたがって、しだいに増速
するものが考えられる。なお第7図においてはスロット
ル全開時にスチッピングモータの回転角が90’になる
ように設定していたが、この角度は設計に応じて任意に
設定される。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の技術では、リターンスプリン
グの閉方向への付勢力の増大又は変速機構の増速により
高スロットル開度において、ステッピングモータの負荷
が極めて大きくなって、脱調が発生し易くなるという問
題があった。そこで、ステッピングモータの大型化、駆
動電流の増大、又は回転速度の低減(特開昭59−12
8934号公報)により上記税調を防止する提案もなさ
れているが、以下の理由から現実的、抜本的な改善とは
なっていなかった。
(1) ステッピングモータの大型化により、取り付は
スペース、重量、および製造コストの増大を招き、 (2) 駆動電流の増大により発熱量が多くなってモー
タの寿命の短縮を招き、かつ、バッテリの負荷が大とな
りバッテリ寿命の短縮を招き、(3) ステッピングモ
ータの回転速度の低減技術では、全開時の脱調の防止の
みが有効であり、中間位置での脱調の防止は上記(1)
又は(2)の手段によらなければならず、しかも全開に
近い状態での応答性が悪化する。
本発明は、上記の問題点を解決して、分解能および応答
性が両立し、しかも脱調が発生しないスロットルバルブ
の制御装置の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記本発明の目的を達成する手段として、本発明のスロ
ットルバルブの制御装置は、第1図に例示するように、 内燃機関の吸気管に設けられたスロットルバルブを開閉
するステッピングモータMAと、該ステッピングモータ
MAを駆動し、上記スロットルバルブの開度を制御する
駆動制御手段MBと、 上記スロットルバルブの開度に応じた付勢力で該スロッ
トルバルブを閉方向に付勢する付勢手段MCと を備えたスロットルバルブの制御装置において、上記ス
ロットルバルブの開度を検出するスロットル開度検出手
段MDを備えるとともに、上記駆動制御手段MBは、 上記検出されたスロットルバルブの開度に応じて、上記
ステッピングモータMAの駆動力を大きくする駆動力増
大手段MEを備えることを特徴とする。
スロットル開度検出手段MDは、例えば駆動制御手段M
BにおけるステッピングモータMAの回転角度の指令値
からスロットル開度を検出する手段でもよく、あるいは
ステッピングモータに送ったパルス数をカウントするカ
ウンタ(開方向時はインクリメント、閉方向時はデクリ
メント)でも良く、もしくはスロットルバルブの開度を
直接検出する手段であってもよい。
おるいはスロットルバルブの開度を直接検出する手段で
あってもよい。
駆動力増大手段MEは、ステッピングモータにットルバ
ルブの開度に応じて、複数段又は無段階に電力を増大さ
せる手段である。
[作用] 本発明のスロットルバルブの制御装置は、付勢手段MC
により閉方向に付勢され、ステッピングモータMAによ
り駆動されるスロットルバルブを駆動制御手段MBによ
り開閉制御するが、該ステッピングモータMAの駆動力
を、スロットル開度検出手段MDの検出した開度に応じ
て駆動力増大手段MEにより増大する。
これによりスロットル開度にともなって増大する付勢手
段MCの付勢力に応じて、ステッピングモータMAの駆
動力が大きくなる。
[実施例] 次に本発明の一実施例のスロットルバルブの制御装置が
適用されるシステムの構成を第2図および第3図に示し
て、説明する。
第2図において、1はエンジンを示し、エンジン1は、
エンジン負荷に応じてガソリンを吸気管ワ出?+鐵e+
4−7−11神か1値酎ムロ よ山→二J−P ff 
+−★圧電気を分配するディストリビュータ9.および
吸気管3内に配設され吸気量を制御するスロットルバル
ブ11等を備えている。スロットルバルブ11は、リタ
ーンスプリング12により全問方向に付勢されるととも
にステッピングモータ13に連結され、該ステッピング
モータ13は詳細構成を第3図に示す駆動回路15によ
って駆動される。
駆動回路15は、制御装置17から出力される開方向も
しくは閉方向のパルスCW/CCW、tjよび駆動電流
値DAによりステッピングモータ13を開閉駆動する。
第3図に詳細を示す駆動回路15は、上記開方向もしく
は閉方向のパルスCW/CCWを入力して、ステッピン
グモータ13の4相(φ1.φ2.φ3.φ4)のコイ
ルグループ19の励磁信JWVI 、V2 、V3 、
V4 を2相励磁力式で出力する分配回路21、および
コイルグループ19の各相のコイル19a、19b、1
9c、’19dに流れる電流を上記制御装置17から出
力された駆動電流値DAに制御する電流制御部を備えて
いる。
該電流制御部は、以下に示す構成で駆動電流を制御する
(1) 制御装置17から出力された上記駆動電流値D
AをD/Aコンバータ23で電圧VSに変換する。
(2) 上記コイル19a、又は19Elよびコイル1
9C1又は19dに流れる電流値を電流検出抵抗器25
a、25bおよび増幅部(AMP)27a、27bで電
圧Va、■bに変換する。
(3) 両型圧VS、 ■a、Vs、Vbを互いにコン
パレータ29a、29bで比較した結果■aS、VbS
をそれぞれアンド回路31a、31b。
31C,31dに出力する。
(4) 上記アンド回路3’laは、上記励磁信号v1
とコンパレータ29aの出力Vasとの論理積の結果を
フィル19aのドライブトランジスタ33aに出力する
。同様にアンド回路31b。
31C,31dは、論理積の結果をドライブトランジス
タ33b、33c、33dに出力する。
上記(1)〜(4)の構成により、コイル19a〜19
dに流れる電流がデユーティ制御されて制御装置17か
ら出力された駆動電流値DAに制御されることになる。
上記駆動回路15に開方向もしくは閉方向のパルスCW
/CCWおよび駆動電流値DAを出力する制御装置17
は、第2図に示すように入出力インターフェース41、
中央処理部43、および記憶部45を備え、以下に示す
処理を実行する。
(1) アクセルペダル47の踏み込み量を検出するア
クセル踏み込み量センサ51、エンジン回転数を検出す
るエンジン回転数センサ53、吸気量を検出する吸気量
センサ55、エンジン水温を検出するエンジン水温セン
サ56、スロットルバルブ11の開度を検出するスロッ
トル開度センサ57および吸入空気温度を検出する吸気
温センサ58のそれぞれの検出データを入出力インター
フェース41を介して入力する処理。
(2) 上記入力データにもとづき記憶部45にメモリ
されている第4図に示すステッピングモータの制御ルー
チンのプログラム、図示しないスロットルバルブの指令
値CMDI出ルーチル−チングラム、および後述する表
1.第5図に示すテーブルのデータ等にしたがい、ステ
ッピングモータ13の駆動電流値DAの選択、および開
方向もしくは閉方向のパルスCW/CCWの出力を決定
する処理。
なお、上記スロットルバルブの指令値CMDの算出ルー
チンは周知であることから、詳細を図示しないが、上記
(1)の処理で入力された種々の運転状態のデータにも
とづいて、最適のスロットル開度を算出して、該スロッ
トル開度に対応するステッピングモータ13の回転角制
御の指令値CMDを算出する。したがって、以下に説明
するステッピングのモータ制御ルーチンでは、指令値C
MDをこのルーチンから得て、制御を行なう。
(3〉 上記選択された駆動電流値DA、および開方向
もしくは閉方向パルスCW/CCWを入出力インターフ
ェース41を介して駆動回路15に出力する処理。
次に、第4図のステッピングモータの制御ルーチンにも
とづいて、制御装置17で行なわれる本実施例の制御を
説明する。該ステッピングモータの制御ルーチンは、本
ルーチンにより決定されるパルスレートによりステッピ
ングモータ13を回転駆動するため後述ステップ280
で次表1に示すテーブル(速度管理のパラメータMSP
Dに対応する割り込み時間値FMSPDを与えるテーブ
ル)より読み出されて制御装置17内の図示しない割り
込みカウンタに設定された割り込み時間値FMSPD毎
に実行される。該ルーチンでは、まずステッピングモー
タ13の回転方向を回転方向指示フラグUPFL’AG
(ここでは、UPFLAG=1は開方向を示す〉の状態
で判断して(ステップ100)、該UPFLAGにもと
づいて次のそれぞれのステップに移行する。
表1 ステップ100において、回転方向指示フラグUPFL
AGが開方向を示すセット状態でおると判断されたとき
には、スロットルバルブの指令値CMD痺出歩出ルーチ
ン示せず)で算出された指令値CMD (以後単に指令
値CMDと記す)から後述するステップ320又は34
0でインクリメント又はデクリメントされて検出される
実際のスロットルバルブ11の開度に対応したステッピ
ングモータ13の実際値PO3(以後単に実際値PO8
と記す)を差し引いて、両値の偏差DEV(←CMD−
PO8)を算出する(ステップ110)。一方、ステッ
プ100により回転方向指示フラグUPFLAGが閉方
向を示すクリア状態であると判断されたときには、実際
値PO8から指令値CMDを差し引いて、両値の偏差D
EV (←PO3−CMD)を算出する(ステップ12
0)。
上記回転方向指示フラグUPFLAGのセット状態にも
とづいて偏差DEVをステップ110もしくはステップ
120で算出することにより、ステッピングモータ13
の指令値CMDと、該指令値CMDを追従する実際値P
O8との偏差DEVが常に正の値として算出されること
になる。
次に、ステップ110又はステップ120により算出さ
れた偏差D E、 Vが負か否かを判断して(ステップ
130)、負の場合には偏差DEVに「0」をセットす
る〈ステップ140)。すなわち、ステップ130およ
びステップ140では、偏差DEVがたとえば逆回転方
向に指令値CMDが変化したことで負になったときに、
該偏差DE■をrOJにして、以後のステップで誤った
処理の行なわれることを防止する。
上記偏差DEVの算出等に続いて、上記偏差DEVと前
回までの該ステッピングモータの制御ルーチンの処理に
より設定されたパルスレートの決定に用いられる速度管
理のパラメータMSPDが同一でないか否かを判断して
(ステップ150)、次のステップに処理を移行する。
上記によりMSPDとDEVとが同一でないと判断され
た場合には、次にDEVがMSPDより大きいか否かを
判断して(ステップ160) 、MSPD<DEVの場
合にはステップ170に移行し、MSPD≧DEVの場
合にはステップ’180に移行する。上記MSPD<D
EVの場合に実行されるステップ170では、上記速度
管理のパラメータMSPDをインクリメントし、MSP
D≧DEVの場合に実行されるステップ180では、M
SPDをデクリメントして、次のステップ190に処理
を移行する。一方、上記ステップ150により速度管理
のパラメータMSPDと偏差DEVとが同一であると判
断された場合には、上記MSPDのインクリメントもし
くはデクリメントを行なわないで、処理をステップ19
0に移行する。
上記ステップ150〜180の処理により、偏差DEV
の方が速度管理のパラメータMSPDより大きいときに
は、該MSPDがインクリメントされて、後述ステップ
280で表1に従い割り込みカウンタにセットされる割
り込み時間値FMSPDが前回このルーチンでセットさ
れた時間よりも短くなる。すなわち、単位時間当りに制
御装置17から駆動回路15に出力されるパルス数であ
るパルスレートが大きくなって、ステッピングモータ1
3の開閉速度が上昇する。又、ステップ180によりM
SPDがデクリメントされたときには、FMSPDが前
回このルーチンでセットされた時間よりも長くなり、ス
テッピングモータ13の開閉速度が低下する。
上記速度管理のパラメータMSPDの現状保持、インク
リメント、又はデクリメントに続いて実行されるステッ
プ190では、MSPDが負か否かが判断され、MSP
Dが負の場合にはMSPDにrOJをセットしくステッ
プ200) 、MSPDが負でない場合にはMSPDが
「5」より大きいか否かを判断して(ステップ210)
、MSPDが5より大きい場合にはMSPDに5をセッ
トして(ステップ220)、次のステップ230に処理
を移行する。上記ステップ190〜220の処理により
速度管理のパラメータMSPDがOから5の間に保持(
MSPDのガード)されることになる。
上記ステップ190〜220のMSPDのガードに続い
て行なわれるステップ230では、速度管理のパラメー
タMSPDがrOJか否かを判断して、MSPD=Oの
場合には、指令値CMDが実際値PO3より大きいか否
かを判断して(ステップ240> 、次の処理に移行す
る。ステップ240により、CMD>PO3であると判
断された場合、すなわち開方向に指令値CMDがある場
合には、回転方向指示フラグUPFLAGをセットしく
ステップ250)、CMD≦PO8であると判断された
場合には、ざらにCMDがPO5未満であるかを判断し
て(ステップ260>、CMD<posの場合、すなわ
ち閉方向に指令値CMDがある場合には、UPFLAG
をクリアする(ステップ270)。又、ステップ260
により指令値CMDと実際値PO8とが同一であると判
断されたときには、ステッピングモータ13を回転させ
る必要がないので本ステッピングモータの制御ルーチン
を一旦終了する。上記ステップ230〜ステツプ270
の処理により、指令値CMDが逆回転方向に変化しても
、MSPDがrOJでない問、すなわちステッピングモ
ータ13の回転速度が速く、慣性が大きい間は、ステッ
プ240〜ステツプ270の回転方向指示フラグUPF
LAGの逆回転方向への変更が実行されない。したがっ
て、上記ステップ180によってMSPDが本ステッピ
ングモータの制御ルーチンの実行毎にデクリメントされ
て「0」にされた後でステッピングモータ13の反転が
行なわれるので、急激な回転方向の反転による脱調を防
止することができる。
上記ステップ230〜270の処理に続いて行なわれる
ステップ280では、上記ステップ150〜220の処
理で変更等の行なわれた速度管理のパラメータMSPD
に対応する割り込み時間値FMSPDを表1に対応する
記憶部45内のテーブルから読み出して、制御装置17
内の図示しない割り込みカウンタにセットする。これに
より、本ステッピングモータの制御ルーチンが割り込み
カウンタにセットされた割り込み時間値FMS PD後
に、再び起動される。
上記割り込み時間値FMSPDの設定に続いて実行され
るステップ290では、実際値PO3に対応するステッ
ピングモータ13の駆動電流値DAを第5図のグラフに
対応する記憶部45内のテーブルより選択して、該駆動
電流値DAを駆動回路15に出力する。これにより、制
御装置17から駆動回路15に出力される駆動電流値D
Aは、第5図のグラフに示すようにスロットル開度に対
応して大きくされる。
上記駆動電流値DAの選択に続いて、回転方向指示フラ
グUPFLAGのセット状態の判断を行ない(ステップ
300) 、UPFLAGがセットされていれば開方向
のパルスCWを駆動回路15に出力しくステップ310
)、次いで実際値PO8をインクリメントして(ステッ
プ320)、本ステップモータの制御ルーチンを一旦終
了する。
一方、ステップ300により回転方向指示フラグUPF
LAGがクリア状態であると判断された場合には、閉方
向のパルスCCWを駆動回路15に出力しくステップ3
30) 、次いで実際値PO8をデクリメントして(ス
テップ340) 、本ステッピングモータの制御ルーチ
ンを一旦終了する。
上記ステップ290.および300〜340の処理によ
り、ステップ310が実行されたときには、ステッピン
グモータ13が駆動回路15により1ステツプ上記駆動
電流値DAで開方向に駆動されることになり、一方、ス
テップ330が実行されたときには、ステッピングモー
タ13が駆動回路15により1ステツプ上記駆動電流値
DAで閉方向に駆動される。
以上にステッピングモータの制御ルーチンにもとづいて
説明したように、本実施例のスロットルバルブの制御装
置は、速度管理のパラメータMSPDの値、および指令
値CMDと実際値PO3との差の有無にもとづいて、ス
テッピングモータ13を開方向もしくは閉方向に回転さ
せるとともに、該ステッピングモータ13に流れる駆動
電流をスロットル開度に応じて大きくする制御を行なう
ものである。
したがって、ステッピングモータ13は、小駆動力でも
脱調の発生しない低スロツトル開度では、小駆動電流で
駆動され、大駆動力の必要な高スロットル開度では、大
駆動電流で駆動される。この結果、本実施例のスロット
ルバルブの制御装置により、税調を発生させずにステッ
ピングモータ13の消費電力を低減することができ、し
かも高スロットル開度の応答性を高い状態に保つことが
できるので、ステッピングモータの小型化、長寿命化、
低消費電力化を達成したうえで動作特性および信頼性が
向上するという極めて優れた効果を奏する。
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものでなく、
本発明の要旨を変更しない範囲で種々な態様の実施が可
能であり、例えば上記実施例では本発明をガソリンエン
ジンに適用したものを示したが、ディーゼルエンジン等
の他の種類のエンジンに対しても適用可能でおる。
[発明の効果] 本発明のスロットルバルブの制御装置は、スロットル開
度に対応してステッピングモータの駆動力を大きくする
ことにより、高スロットル開度で増大する閉方向の付勢
力に対応する。
この結果、本発明のスロットルバルブの制御装置により
低スロツトル開度では駆動力を小さくして消費電力の低
減が図れ、高スロットル開度では、  駆動力を大きく
して税調の防止および応答性の向上が図れるので、小型
化、低消費電力化、高信頼性、および高応答性を同時に
達成できるという極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のスロットルバルブの制御装置の基本的
構成を例示する構成図、第2図は本発明の一実施例が適
用されるシステムの全体を示す構成図、第3図は実施例
の駆動回路の構成図、第4図は実施例のステッピングモ
ータの制御ルーチンのフローチャート、第5図は実施例
の実際値PO8と駆動電流値との関係を示すグラフ、第
6図は従来例のリターンスプリング復帰トルク特性を示
すグラフ、第7図は従来例のステッピングモータ回転角
とスロットル開度との関係を示すグラフである。 MA・・・ステッピングモータ MB・・・駆動制御手段 MO・・・付勢手段 MD・・・スロットル開度検出手段 ME・・・駆動力増大手段 12・・・リターンスプリング 13・・・ステッピングモータ 15・・・駆動回路 17・・・制御装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 内燃機関の吸気管に設けられたスロットルバルブを開閉
    するステッピングモータと、 該ステツピングモータを駆動し、上記スロットルバルブ
    の開度を制御する駆動制御手段と、上記スロットルバル
    ブの開度に応じた付勢力で該スロットルバルブを閉方向
    に付勢する付勢手段と を備えたスロットルバルブの制御装置において、上記ス
    ロットルバルブの開度を検出するスロツトル開度検出手
    段を備えるとともに、 上記駆動制御手段は、 上記検出されたスロットルバルブの開度に応じて、上記
    ステッピングモータの駆動力を大きくする駆動力増大手
    段を備えること を特徴とするスロットルバルブの制御装置。
JP29110786A 1986-12-06 1986-12-06 スロツトルバルブの制御装置 Pending JPS63143357A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9732683B2 (en) 2014-10-16 2017-08-15 Hyundai Motor Company Motor response control method in variable charge motion system

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