JPS63137801A

JPS63137801A - ノコギリ刃装置

Info

Publication number: JPS63137801A
Application number: JP28641587A
Authority: JP
Inventors: アレキサンダー　ジェイ．カール
Original assignee: PURO POWER CORP
Current assignee: PURO POWER CORP
Priority date: 1986-11-24
Filing date: 1987-11-12
Publication date: 1988-06-09
Also published as: DE3739414A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、動力装置に１■込まれて用いられる関節連結
型の環状回転ノコギリ刃に関する。

（従来の技術〉従来、環状回転型の切断部材を有する電動ノコギリに関
しては、様々なものが提案されている。

ガイドバーの外周を走行する鎖ノコギリによって工作物
を主として横びきする一般的なチェーンソーもこのよう
な切断部材を有している。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、このような従来のチェーンソーにあっては、び
き目幅が広く、この幅が広い分だけ被切断材料か浪費さ
れる一方、この幅が広ければ広い程、電動ノコギリを作
動させる電力を多く必要と１−、エネルギーの浪費にも
繋がっていた。

本発明は、上記径、末技術の問題点、欠点に鑑みてなさ
れたものであり、薄型のノコギリ刃装置を提供すること
を目的とする。

（問題点を解決するための手段）本発明は、平行で背中合せの平坦な一対の側面と、頂縁
部に形成し７′、−複数の歯と、一対の凹部と、底縁部
とを有する切断部材を複数ｆｌ？１環状に配設し、リン
ク部材により前記切断部材を平行にせしめると共に、前
記切断部材と前記リンク部材とから成るノコギリ刃を、
ノコギリ刃補助部材に１呆持するように互いに隣接する
前記切断部材の前記頂縁部を直線状に指向した状態の下
で、前記切断部材と前記リンク部材とを軸連結し、前記
底縁部よりも外側に伸延する伸延部を前記リンク部材に
形成して成るノコギリ刃装置において、前記切断部材の
両側面に薄板状の凹部をそれぞれ形成し、前記リンク部
材の第１端部を当該凹部に嵌合させると共に、当該リン
ク部材の第２端部を前記切断部材に隣接する切断部材の
凹部に嵌合させて構成したことを特徴とするノコギリ刃
装置によって」二記目的を達成するものである。

また本発明は、背中合せの一対の凹部と、一対の側部と
、縦横全体に複数の歯を形成した頂縁部と、ノコギリ刃
補助部材と摺動する軸受面を形成する底縁部とから成る
切断部材を複数閏環状（こ配置し、当該切断部材を連結
するリンク部材と前記切断部材とから成るノコギリ刃を
、ノコギリ刃補助部材に保持するように互いに隣接する
前記切断部材の前記頂縁部を直線状に指向した状態の下
で、前記切断部材と前記リンク部材とを軸連結１−１前
記底縁部よりも外側に伸延する１［１１延部を前記リン
ク部材に形成し、前記１＃、ｒを円状に配列して成るノ
コギリ刃装置において、前記切断部材の両側面にそれぞ
れ薄板状の凹部を前記底縁部まて伸延するように形成し
、当該底縁部に前記Ｊ′ｉ′Ｙ縁部と平行な端部を形成
すると共に、前記りンク部材に、前記切断部材の凹部と
嵌ａする第１端部と、前記切ＩＶｑ部材に隣接する切（
Ｌ１部材の凹部と嵌合する第２坊部と、当該第２瑞部と
前記第１万１１部とから垂下する第３端部とを形成し、
前記第１端部及び第２１部に接触面を形成する一方、前
記切断部材の凹部に前記リンク部材を嵌合させて前記明
断部材と前記リンク部材とを軸連結して成るノコギリ刃
装置によって上記目的を達成するものである。

また本発明は、電動ノコギリ本体により移動可能に支持
される基部と、当該基部から離間した先端部と、平板形
状の外周部分とを有し、前記基部の前記外周部分に近接
しで、当該外周部分を所定の回転方向に回転駆動するノ
コギリ刃を案内する一対の第１ガイ１：壁を設げ、当該
第１ガ、イド璧の先端を拡開さぜると共に、前記基部の
前記外周部に前記ノコギリ刃を案内するカム面を形成し
〔成るノコギリ刃補助部材によって上記「１的を達成す
るものである。

また本発明は、ノコギリ刃補助部材を突設し、即動手段
により回転駆動する■Ｘ；状ノコギリキリ前記ノコギリ
刃補助部材の外周面に設けろと共に、当該ノコギリ刃と
ノコギリ刃補助部材との接触面に軸受面を形成して成る
チェーンソー（こおいて、前記外周面の底部に直線状の
第１部分を設け、前記外周面の頭部に第３部分を設け、
前記第１部分と第３部分とに接ずろように半円状の第２
部分を設けると共に、前記軸受面に前記第１部分に平行
な端部を形成し、当該端部から湾曲した中間部を形成す
ると共に、前記ノコギリ刃が前記第１部分を回転駆動し
ている場合は前記端部と前記第１部分とか＋ｈ＋　ｊ’
？：触する一方、前記ノコギリ刃が前記第２部分を回転
駆動している場合は前記端部が前記第２部分から靜間す
ると共に前記中間部と前記第２部分とが面接触すること
を特徴とするチェーンソーによって上記目的を達成する
ものである。

また本発明は、複数の歯を形成した頂縁部を有し、当該
項縁部の反対面に当該項縁部と平行な端部を形成し、当
該端部側に拡開した切欠き部を中央に設けると共に、当
該切欠き部と前記端部との間に傾斜する中間部を形成し
て成るチェーンソーの切断部材によって上記目的を達成
するものである。

（作用）上記のように構成した本発明に係るノコギリ刃装置にあ
っては、切断部材に形成した凹部とリンク部材の第１端
部及び第２端部とを嵌合さぜることにより、ノコギリ刀
自体を薄型にすることができ、これによりノコギリのひ
き目ＩＷが小さくなる。

また、被切断材料を切断する際は、切断部材に形成した
肩部とリンク部材の接触面とが接触することにより、切
断部材が直線状に並び、これにより歯を直線状にして材
料を切断することかて゛きる。

更に、切断部材に形成した凹部に回転歯車部材を嵌合さ
せこれと協動させれば、環状に整列させたノコギリ刃を
ノコギリ刃補助部材の外周を回転せしめることができる
。また、この環状のノコギリ刃がノコギリ刃補助部材の
外周の湾曲部を回転する際には、切断部材の底縁部（ご
形成し７″？端部とノコギリ刃補助部材の横断端間との
接触を解除させ、これに代って切断部材に形成！−た中
間部を前記［黄門端面と接触させることかでき、回転を
円滑にすることができる。

また、本発明に係るノコギリ刃補助部材にあっては、ノ
コギリ刃補助部材の外周部分に設けた第１ガイド壁によ
りノコギリ刃を確実Ｓこノコ４＝’　ｌ）刃補助部材上
に案内することができる。また、ノコギリ刃補助部材の
外周の縁部に形成したカム面により、ノコギリ刃をノコ
ギリ刃補助部材上に更に確実に案内することができる。

また本発明に係るチェーンソーにあっては、環状のノコ
ギリ刃がノコギリ刃補助部材の直線状の第１部分を回転
する際は、切断部材の底縁部に形成した端部とノコギリ
刃補助部材の横断端面とが接触する一方、環状のノコギ
リ刃がノコギリ刃補助部材の外周の半円状の第２部分を
回転する際には、Ｉ″ｒＪ断部材の底縁部に形成した端
部とノコギリ刃補助部材の横断端面との接触を解除させ
、これに代って切断部材に形成した中間部を前記横断端
面と接触させることができ、回転を円滑にすることかで
きる。

また本発明に係るチェーンソーの切断部材にあっては、
切断部材がノコギリ刃補助部材の直線状の部分を回転す
る際は、切断部材に形成した端部とノコギリ刃補助部材
の外周とを接触させる一方、切断部材がノコギリ刃補助
部材の湾曲部分を回転する際には、切断部材に形成し、
セ中間部をノコギリ刃補助部材（こ接触させることにな
り、これにより、切断部材の円滑な回転を得ることがで
きる。

（実施例）以下、図示する本発明の実施例に基づいて説明する。

第１図は、後述する本発明の一実施例のノコギリ刃を（
，８ｉえた電動ノコギリ１０を示す要部斜視図である。

この電動ノコギリ１０）よ、図示しないモータ等を内蔵
した携帯用駆動装置１２を右すると共に、電力を供給す
るコード１，６を備えたピストルグリップ形状の把持部
１４を有しており、前記電力はトリガスイッチ１８を操
作することにより前記モータに供給及び遮断されるよう
になっている。また、前記電ＩＪＪノコギリ１０には、
補助把持！’：（：　３０が設けられ、切断作業の操作
を容易にリーしぬるようになっている。

更に、前記電動ノコギリ１０には、保護カバー２０が設
けられ、近接して互いに平行な一対の歯ｍ；２４が円周
方向に所定の間隔をもって複数（Ｉ７１配列さｈた回転
歯車部材２２を包囲するようになっている。この一対の
ｔ＆部２４．２４の間には、ローラ２８か挿入され、軸
２６により支持されている。

前記回転歯車部Ｎ２２は、前記電動ノコギリ１０１ノ刊
こ設けられ、前記モータ等と連動して作動すると共に、
前記トリガスイッチ１８を操作することにより当該回転
歯車部材２２が回転するようになっている。

この電動ノコギリ１０には、ノコギリ刃補助部材４０が
設けられ、当該ノコギリ刃補助部材４０は、後述するノ
コギリ刃４２が当該ノコギリ刃補助部材４０の外周を高
速で回転させるように、ノコギリ刃４２を支持するよう
になっている。

更に、このノコギリ刃補助部材４０は、前記保護カバー
２０の部分で図示しない支持部材によって支持されてい
る。このために、前記ノコギリ刃補助部材４０には、図
中４４で示す案内部、溝部、孔部等が形成され、前記電
動ノコギリ１０内で前記支持部材と協動するようになっ
ている。このような支持部材の一例は、先行特許として
米■特許第４，３０９，９３１号、第４，４６４．９６
４号、第４，５６２．７６１号などに示されており、他
の支持手段も種々考えられるが、この支持手段について
は本発明を構成するものではないなめ詳細な説明は省略
する。

前記ノコギリ刃４２は、第１図に示すように、複数の平
板状切断部材５０と、複数の平板状リンク部材３２と、
当該リンク部材５２と前記切断部材５０とを互いに軸支
する連結部材５４とから成っている。第４図に、このノ
コギリ刃４２の各部材の構造を拡大して更に詳細に示す
。各切断部材５０には、一対の背中合せになった四面６
２と、複数の歯６４を有する頂縁部と、前記ノコギリ刃
補助部材４０と摺動する軸受面である底縁部６６と、一
対の端部６８とが形成さ！１でいろ。

また、各平板状切断部材５０には、薄板状に形成しな凹
部７２から部分的に突出して肩部７Ｇが形成されており
、前記凹部７２は前記側面６２上に、前記底縁部６６と
前記側部６８とまで伸延するように形成されている。こ
の凹部７２ｊ・こは、前記リンク部材５２の一端（後述
する第１端部８４）か収容されると共に、当該凹部７２
に隣接する凹部７２に前記リンク部材５２の他端（後述
する第２端部８６）が収容されるようになっている。こ
のように、前記凹部７２内に前記リンク部材５２が連結
された場合には、当該リンク部材５２は前記切断部材５
０の側面６２と同一平面となるように形成されている。

この切断部材５０とリンク部材５２とは軸連結され、当
該軸連結は、前記切断部材５０の薄板部分に穿孔された
開ロア４に形成されたジャーナル軸受と、背中合せの端
面７８を有し前記開ロア４に収容される円盤形状のジャ
ーナル７６と、当該各ジャーナル７６の両端面７８を前
記リンク部付５２にスポット溶接８０等により固定する
ことにより信成さｉ″している。

前記平板状のリンク部材３２には、少なくとも第１端部
８４と、第２端部８６と、これらより垂下する第３端部
８８とが形成されている。この第１端部８４は前記切断
部材５０の凹部７２に嵌合され、第２端部８６は前記切
断部材５０の隣合う切断部材５０の凹部７２に嵌合され
ると共に、この第１端部８４と第２端部８６とから下方
へ垂下するように前記第３端部８８が突出している。こ
の第３端部８８は、前記ノコギリ刃補助部材４０が前記
ノコギリ刃４２を保持するために両面を合ぜな状態で、
互いに隣合う切［（１部材５０．５０が略直線状に並ん
だ場合には、前記リンク部材５２と軸連結した切断部材
５０の底縁部〔５６より下方へ突出するようになってい
る。

また、前記リンク部材５２の第３＠部８８には、少なく
とも１つの基準孔８つが穿孔され、前記ノコギリ刃４２
の組立酸るいは切削治具の位置決めに使用さｈるように
なっている。更に第４図に示すように、前記リンク部付
５２には接触ｎｌｌ　Ｓ　７か形成され、前記リンク部
材５２が前記を別υテ部材３０の凹部７２に嵌合さｉ″
した場合に前記切断部材５０の肩部７０と接触するよう
になっている。

更にまた、前記切断部材５０（訳よ、前記１１覆動面で
ある底縁部６６側に拡開したυ〕欠き９０か形成さｊｚ
、前Ｊ己［可イ仮ｍ重部材２２のローラ２Ｓとａ山み合
うよう（こなっている。この切欠き９０は、円弧状の壁
９２と、当該璧９２と一体どなった収斂する壁９４とか
ら成って１いる。

第４図に示すように、前記切断部材５０の端部６８には
、前記底縁部６６から伸延した円弧状の角面１０２が形
成されている。ここで、前記１．Ｊ）ＵＴ部Ｎ３０の頂
部に形成されなｔＢｒ６４が直線状に並んだ場合にあっ
ても、前記切断部材５０の底縁部６６は直線状になって
はおらず、むしろ当該底縁部６６は、前記頂部に平行な
直線状の端部１０４と、当該端部１０４から上方へ湾曲
して伸延した中間部１０６とを有するように形成さハて
いる。

ノコギリ刃浦助部材・１０は、第１図に示すように、前
記電動ノコギリ１０本体に支持される基部１１０と、当
該基部１１０から伸延するように形成された先端部１１
２とから成っている。このノコギリ刃補助部材４０は少
なくともその外周面が平板状に形成され、本実施例にお
いては、全体を平板状に形成している。また、第２〜３
図に示すように、当該ノコキソ刃７１１ｊ助部ｔイ４０
１よ、少なくともその外周面に略平行の２つの側面］２
０を有すると共に、当該２つの側面１２０，１２０間に
横断ｎｉ而１２４を有している。

このｉｉＫ断端而１面４の外周は、少なくとも、切断負
荷を受ける略直線状の第１部分１３１と、当該第１部分
］３１に連設した略半円形状の第２部分１３２と、当該
第２部分１３２に連設し、曲率が当該第２部分１３２よ
り小さく１０°以下であるような円弧状の第３部分１３
３とから形成されている。

前記ノコギリ刃補助部材４００基部１１０は、当該基部
１１０から離間した前記環状のノコギリ刃４２の張力を
調節するように設けられており、これによって、前記ノ
コへ：り刃／１２が前記電動７ノコギリ１０の回転歯車
部材２２等と噛み合い、即動することになる。つまり、
前記ノコギリ刃補助部材４０の基部１１０には、半円切
欠き部１６０が形成され、当該ノコギリ刃補助部材、−
１０に近接した前記回転歯車部材２２の回転を調節する
ようになっている。

また、前記ノコＮり刃補助部材１１０には、前記第３部
分１３３に隣接して第１カイト壁１４１が一対設けられ
、前記ノコギリ刃４２が第１図に示す反時計方向に回転
する場合に、当該ノコギリ刃・１２を前記ノコギリ刃補
助部材４０上（二案内するようになっている。この第１
ガイド壁ＩＬ↓１には、外側に拡開した部分１１３か形
成され、当該部分１４３によって、前記けｊ凹部材５０
と前記リンク部ト４５２とを前記ノコギリ刃補助部材４
　Ｑに対して一直線にせしめることができる。

更に、前記切断部材５０と前記リンク部材５２とを前記
ノコギリ補助部材４０に案内するために、前記基部１１
０には、第２・〜３図に示すように、前記ノコギリ刃補
助部材４０の側面１２０がその端部に向って収斂するよ
うにカム面１４５が形成されている。

また第１１図に示すように、前記ノコギリ刃補助部材・
１０には、前記第１部分１３１に隣接して基部１１０に
第２カイト壁１４１ａが一対設けられている。この第２
カイト壁１４１ａには、外側に拡開した部分１４３ａが
形成され、当該部分１４３ａによって、前記ノコギリ刃
４２が第１図に示す時計方向に回転する場合に、当該ノ
コギリ刃４２を前記ノコギリ刃補助部材４０上に案内す
るようになっている。更に、前記切断部材５０と前記リ
ンク部材５２とを前記ノコギリ補助部材４０に案内する
ために、前記ノコギリ刃浦助部材−１０には、前記第２
ガイド壁１４１　ａ　、　　１４３　ａ　（、：隣接し
て、力１、而１４５が形成さ〕１ている。こ八らのガイ
ド壁１４１と１４３及びＬ　’４１　ａと１４３ａは互
いに左右対称形状となっている。

この第１ガイド壁１４１及び第２カイト壁１４１ａは、
前記ノコギリ刃補助部、財／１０に所定の手段、例えば
溶接や止め具など（こより固定されている。

前記平板状のノコギリ刃補助部材／１０は、第１図に示
すようにｌｉｔ　ＱｉＪ＋　Ａに対して：ｆ１；　＜こ
左右対称で（泣なく、切断負荷を主に支承する前記第１
部分１３１は略直線状であるか、この第１部分１３１に
対面する第３部分１３３（ま作かに湾曲している。

このように材成した本発明の実施例に係るノコギリ刃４
２にあっては、ノコギリ刃補助部材４０の外周を当該ノ
コギリ刃４２か回転駆動するようになっているため、前
記ノコギリ刃補助部材４０によって案内され、的確に支
承されるようになっている。これにより、前記平板状の
切断部材５０が前記ノコギリ刃１ｉ１？助部Ｎ４０の第
１部分］。３１を回転駆動する際は、第１図中、上方向
に働く切断力によって、前記ノコギリ刃浦助部財４０の
横断端面１２１１を前記切断部材５０の底縁部６６が押
圧することになる。更に詳細に言えば、前記切断部材５
０の略直線状の端部１０４は、第１　Ｉｆ、Ｈ受面とな
り、当該第１軸受面は前記横断端面１２乙１と押圧さｈ
た面接触、すなわち、平坦な面と面との接刑！となって
いる。

このノコギリ刃補助部材４０の第１部分１３１において
は、前記切断部材５０の中間部１０６は前記ｆ）吋（１
端而１−２４と接触していないが、前記切断部Ｎ５０か
前記ノコギリ刃７ｍ助部材４０の第２部分１３２を回転
駆動する際ｊ、よ、当該中間部１００か前記半円形４ス
：の第２部分１３２の半径方向垂直に指向されると共に
、前記端部１０４は旋回して前記横断端面１２４から離
れるようになる。このことにより、前記切断部材５０の
たるみを減少させることができる。

本実施例にあっては、前記携帯用駆動装置１２ｊ、こ電
動モータを有するしのを用いたか、これは例えは気圧作
動モータ、水圧作動モータ、内燃機関などの好適な駆動
源を使用してらよいことは詳述するまでもない。

前記ノコギリ刃４２の切断部材５０は前記ノコギリ刃補
助部材４０と同等の硬度を有するように焼き入れがなさ
れている。また、前記切断部材５０は前記ノコギリ刃４
２内で軸連結されているたｙ）、切断部材５０自体が柔
軟である！ピ・要はなく、従って当該切断部材５０は大
きな硬度を有するように製造することができる。

更に、前記切断部材５０とリンク部材５２とを連結する
前記ジャーナル７６と前記ジで−ナル軸受７４との連結
は、切断作業には好適な強度を有し、しかも簡潔な連結
となっている。

その上、前記リンク部材５２を前記切断部付５０の凹部
７２に嵌合させ、リンク部材５２と切断部Ｎ５０とを同
一平面に形成した本発明に特有な↑１．シ成によって、
ノ゛コギリ刃４２の両側面が平坦になり、これによって
ひき目［畠を５央くする。二とかて°′きる。更に、前
記リンク部材５２の接解部８７が前記肩部７０と協動す
るため、鎖と形成する前記切断部Ｎ５０が１８０’の角
度をもって開いた状態では、当該り用所部材５０は適正
なノコギリ刃４２を形成するよう（こ並び、これにより
当該切断部材５０の歯６４か一直線に並ぶこととなる。

（発明の効果）以上のように、本発明にあって（ユ、複数間のＬ１断部
材ご該り肝′１テ部材の凹部に１６３合さぜたリンクざ
Ｉ；村によって環１Ｊ′、に連結し、ノコギリ刃補助部
材の外周を案内させて回転駆動させると共に、前記切断
部材の歯と平行な端部と、これより傾斜する中間部を前
記切断部材（に形成し、ｔため、ノコギリ刃自体を薄型
にすることができ、これによってノコギリのひき目幅が
小さくなって、波切［し１材料の損失及び、当該回転駆
動させるエネルギーを低減することができろ。また、ノ
コギリ刃をノコギリ刃補助部材の外周を円滑に回転させ
ることができ、ノコギリ刃装置の寿命か伸びると共に、
１′ｊ゛エネルキーにもなるという多大な効果を得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に１系るノコギリ刃装置を示す
一部を切り欠いた要部斜視１図、第２図は第１図の■−
■線に沿う要部拡大断面し１、第３図は第２図のＩｎ−
ＩＩＩ線に沿う要部平面図、第４図はノコギリ刃４２の
分解斜視図である。１０・・電動ノコギリ　　　２２・・・回転ｒ針車部材
４０・・・ノコギリ刃補助部材・１２・・・ノコギリ刃　　　　５０・・切断部材５２
・・・リンク部材　　　　６２・・側面６７１・・歯　
　　　　　　　６６・・底縁部６８・・・側部　　　　
　　　７Ｃ・・肩部７２・・・凹部　　　　　　　８４
・・・第１端部８６・・・第２端部　　　　　８８・・
・第３端部８７・・・接触面　　　　　　９０・・・切
欠き部１０４・・・端部　　　　　１０６・・・中間部
１１０・・・、基部　　　　　１１２・・・先端部１２
４・・・横断端面　　　１３１・・・第１部分１３２・
・・第２部分　　　１３３・・・第３部分１４１　・・
・第１ガイド壁１４１ａ・・・第２ガイド壁１４５　・・・カム面

Claims

【特許請求の範囲】

（１）平行で背中合せの平坦な一対の側面と、頂縁部に
形成した複数の歯と、一対の側部と、底縁部とを有する
切断部材を複数個環状に配設し、リンク部材により前記
切断部材を平行にせしめると共に、前記切断部材と前記
リンク部材とから成るノコギリ刃をノコギリ刃補助部材
に保持するように互いに隣接する前記切断部材の前記頂
縁部を直線状に指向した状態の下で、前記切断部材と前
記リンク部材とを軸連結し、前記底縁部よりも外側に伸
延する伸延部を前記リンク部材に形成して成るノコギリ
刃装置において、前記切断部材の両側面に薄板状の凹部
をそれぞれ形成し、前記リンク部材の第１端部を当該凹
部に嵌合させると共に、当該リンク部材の第２端部を前
記切断部材に隣接する切断部材の凹部に嵌合させて構成
したことを特徴とするノコギリ刃装置。
（２）前記凹部に嵌合した前記リンク部材の端部が、前
記切断部材の側面と同一平面になるように構成したこと
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載のノコギリ刃装
置。
（３）前記切断部材は、前記底縁部側に拡開するように
湾曲する切欠き部と、直線状の頂縁部と、当該頂縁部に
平行な端部と、当該端部から前記切欠き部方向に湾曲す
る中間部とを有して成る特許請求の範囲第１項記載のノ
コギリ刃装置。
（４）前記切断部材の側部に肩部を突出形成し、当該肩
部と接触する接触面を前記リンク部材の上端縁に設けて
なる特許請求の範囲第２項記載のノコギリ刃装置。
（５）前記リンク部材は、前記切断部材の凹部に嵌合す
る第１端部と、前記切断部材に隣接する切断部材の凹部
に嵌合する第２端部と、前記第１端部と前記第２端部と
から垂下する第３端部とを有し、前記第１端部及び第２
端部に前記接触面を形成して成る特許請求の範囲第４項
記載のノコギリ刃装置。
（６）背中合せの一対の側面と、一対の側部と、縦横全
体に複数の歯を形成した頂縁部と、ノコギリ刃補助部材
と摺動する軸受面を形成する底縁部とから成る切断部材
を複数個環状に配置し、当該切断部材を連結するリンク
部材と前記切断部材とから成るノコギリ刃を、ノコギリ
刃補助部材に保持するように互いに隣接する前記切断部
材の前記頂縁部を直線状に指向した状態の下で、前記切
断部材と前記リンク部材とを軸連結し、前記底縁部より
も外側に伸延する伸延部を前記リンク部材に形成し、前
記歯を円状に配列して成るノコギリ刃装置において、前
記切断部材の両側面にそれぞれ薄板状の凹部を前記底縁
部まで伸延するように形成し、当該底縁部に前記頂縁部
と平行な端部を形成すると共に、前記リンク部材に、前
記切断部材の凹部と嵌合する第１端部と、前記切断部材
に隣接する切断部材の凹部と嵌合する第２端部と、当該
第２端部と前記第１端部とから垂下する第３端部とを形
成し、前記第１端部及び第２端部に接触面を形成する一
方、前記切断部材の凹部に前記リンク部材を嵌合させて
前記切断部材と前記リンク部材とを軸連結して成るノコ
ギリ刃装置。
（７）電動ノコギリ本体により移動可能に支持される基
部と、当該基部から離間した先端部と、平板形状の外周
部分とを有し、前記基部の前記外周部分に近接して、当
該外周部分を所定の回転方向に回転駆動するノコギリ刃
を案内する一対の第１ガイド壁を設け、当該第１ガイド
壁の先端を拡開させると共に、前記基部の前記外周部の
縁部に前記ノコギリ刃を案内するカム面を形成して成る
ノコギリ刃補助部材。
（８）前記ノコギリ刃補助部材は、前記基部の前記外周
部分に近接して、当該外周部分を前記回転方向と逆方向
に回転駆動するノコギリ刃を案内する一対の第２ガイド
壁を設けて成る特許請求の範囲第７項記載のノコギリ刃
補助部材。
（９）前記ノコギリ刃補助部材は、前記外周面の両面の
先端を互いに収斂させて形成したカム面を有し、回転方
向に拘らず、前記外周面を回転駆動するノコギリ刃を前
記基部に案内するようにしたことを特徴とする特許請求
の範囲第８項記載のノコギリ刃補助部材。
（１０）ノコギリ刃補助部材を突設し、下動手段により
回転駆動する環状ノコギリ刃を前記ノコギリ刃補助部材
の外周面に設けると共に、当該ノコギリ刃とノコギリ刃
補助部材との接触面に軸受面を形成して成るチェーンソ
ーにおいて、前記外周面の底部に直線状の第１部分を設
け、前記外周面の頂部に第３部分を設け、前記第１部分
と第３部分とに接するように半円状の第２部分を設ける
と共に、前記ノコギリ刃の切断部材に、前記第１部分に
平行な端部と、当該端部から湾曲した中間部とを形成す
ると共に、前記ノコギリ刃が前記第１部分を回転駆動し
ている場合は前記端部と前記第１部分とが面接触する一
方、前記ノコギリ刃が前記第２部分を回転駆動している
場合は前記端部が前記第２部分から離間すると共に前記
中間部と前記第２部分とが面接触することを特徴とする
チェーンソー。
（１１）前記ノコギリ刃は、肩部を形成した凹部と、互
いに隣接する２つの切断部材の両肩部に伸延するリンク
部材とを有して成る特許請求の範囲第１０項記載のチェ
ーンソー。
（１２）前記中間部に、前記ノコギリ刃補助部材の外周
を回転する切断部材を駆動させる駆動手段と協動する切
欠き部を形成して成る特許請求の範囲第１０項記載のチ
ェーンソー。
（１３）前記切欠き部は前記中間部側に拡開し、前記中
間部は前記切欠き部側に所定の角度で傾斜して形成する
と共に、当該切欠き部と中間部と前記端部とを、前記切
断部材の底縁部に連続して形成して成る特許請求の範囲
第１２項記載のチェーンソー。
（１４）複数の歯を形成した頂縁部を有し、当該頂縁部
の反対面に当該頂縁部と平行な端部を形成し、当該端部
側に拡開した切欠き部を中央に設けると共に、当該切欠
き部と前記端部との間に傾斜する中間部を形成して成る
チェーンソーの切断部材。
（１５）前記切断部材は、当該切断部材がノコギリ刃補
助部材の湾曲部分を回転する際に、当該湾曲部分に垂直
に接する角度の傾斜面を有して成る特許請求の範囲第１
４項記載のチェーンソーの切断部材。