JPS6313724Y2 - - Google Patents

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JPS6313724Y2
JPS6313724Y2 JP1983200804U JP20080483U JPS6313724Y2 JP S6313724 Y2 JPS6313724 Y2 JP S6313724Y2 JP 1983200804 U JP1983200804 U JP 1983200804U JP 20080483 U JP20080483 U JP 20080483U JP S6313724 Y2 JPS6313724 Y2 JP S6313724Y2
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JP
Japan
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plate
engaging
fastening body
plates
joining
Prior art date
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JP1983200804U
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English (en)
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JPS60109442U (ja
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Publication date
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Priority to JP20080483U priority Critical patent/JPS60109442U/ja
Publication of JPS60109442U publication Critical patent/JPS60109442U/ja
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Publication of JPS6313724Y2 publication Critical patent/JPS6313724Y2/ja
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  • Furniture Connections (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、家具等に用いられる板材の接合構
造、例えば組立式の引出しにおける前面板と側面
板の接合、机の天板と脚板の接合、あるいはキヤ
ビネツト類の外箱体における隣接する各面板の接
合等に用いられる接合構造に関する。
(考案の目的) この考案は、板材相互若しくは板材と板材以外
の構造物を確実、かつ強固に連結することがで
き、しかも組立作業が容易な接合構造を提供する
ことを目的とするものである。
(考案の構成) 而して、この考案に係る板材の接合構造は、所
定長の取付筒部11の基端に連続して、その外側
に、円周方向に分離状で、上部外周面がテーパ状
斜面14となされ、かつ基端部外面に係合段部1
5を有するものとなされた複数個の係合爪13
が、前記筒部11より高い位置まで一体に突設さ
れてなる合成樹脂製止着体8を有し、該止着体8
が前記筒部11を貫通し、頭部7aを係合爪1
3,13間にその内方撓曲を規制するように介在
せしめられた取付ねじ7により、一方の板材等に
固着されると共に、他方の板材がこれに穿たれた
係合孔9に前記止着体8を強制的に嵌合し、かつ
該係合孔9の周縁部に前記段部15を係合せしめ
ることにより接合されてなる構成を有するもので
ある。
(実施例) 以下、この考案の構成を図示実施例に基づいて
更に詳しく説明する。
この図示実施例は、この考案の接合構造を、組
立式の引出しの前面板と左右の側面板との接合に
適用したものである。
第1図において、Aは組立式の引出し、1はそ
の木製前面板、2,3は合成樹脂製の左右側面
板、4は同じく後面板、5は底板である。而し
て、前面板1の両端部内面に左右の側面板2,3
の前端面が、この考案に係る接合構造イを介して
一体に接合され、また左右側面板2,3の後端部
間に後面板4が他の接合構造ロを介して接合され
ると共に、底板5が各面板1,2,3,4の下部
内面に形成された嵌合溝6に周縁部を嵌め込まれ
ることにより、組立状態の引出し形成しうるもの
となされている。
この考案に係る上記接合構造イは、取付ねじ7
によつて前面板1の背面両端部に上下2個づつ取
付けられた合成樹脂製の止着体8を有し、これに
側面板2,3の外方折曲縁部2a,3aに設けら
れた係合孔9が強制的に嵌合されることにより、
両板1と2,3が所謂地獄止め状に係合して接合
されたものである。
上記止着体8は、第2図以降に詳細に示すよう
に所定長の取付筒部11の基端に連続してその外
側に所定間隙12を存置して一体成形された1対
の対向状の係合爪13,13を有する。これらの
係合爪13は、外周面がテーパ状斜面14となさ
れ、かつ基端部外面に係合段部15を有するもの
となされると共に、前記筒部11より高い位置ま
で、突出されたものとなされている。また、前記
係合爪13間の位置には前記筒部11の外面から
突出した軸線方向の補強リブ16が設けられてい
る。
而して、上記止着体8は、前記筒部11を貫通
する取付ねじ7により、前面板1に固着されてい
る。かつこの固着状態において、取付ねじ7の頭
部7aは、その下面が取付筒部11に当接した状
態において第5図に示すように係合爪13,13
の突出状の先端部間に入り込み、以降該係合爪1
3,13の内方撓曲を阻止するものとなされてい
る。
上記のような止着体8の前面板1への取付状態
において、側面板2,3は、その外方折曲縁部2
a,3aに設けられた係合孔9が止着体8の基端
部に嵌まり込み、孔周縁が前記係合段部15に係
合せられることにより、抜脱不能、即ち分離不能
の状態に前面板1に連接合されるものとなされて
いる。
上記の構成において、今、引出しAの組立てに
際して、この考案に係る接合構造イによる接合操
作は次のようにして行われる。
即ち、先ず第3図に示すように、前記取付ねじ
7を止着体8の取付筒部11の先端から挿入し、
その頭部が前記係合爪13間に嵌まり込まない程
度の位置までねじ込んで前面板1に止着体8を仮
止めする。次に、この止着体8に側面板2,3の
係合孔9に強制的に嵌合させる。すると第4図に
示すように前記係合爪13が内方に撓曲してその
基端部外面に係合孔9が嵌まり込み、係合爪13
の弾性復元により段部15による係合状態が実現
される。そこで次に、前記取付ねじ7をその頭部
7aの下面が前記筒部11の上端に接するまでね
じ込むことにより前記の接合を完了しうる。
なお、この考案は、その接合手順操作におい
て、止着体8を予め取付ねじ7により一方の板材
に完全な取付状態としたのちに、これに係合孔9
を強い力を加えて嵌合せしめることによつて、一
挙に接合せしめることも可能である。
なお、図示実施例においては、止着体8に1対
の係合爪13,13を形成したものとしたが、3
個以上の同様の係合爪を円周方向に分離状に形成
しても良い。また前面板1を木製とし、側面板
2,3を合成樹脂製としているが、必ずしもこれ
らに限定されるものではなく、また一方を板材と
して、これを壁面等の板材以外の構造物に接合す
るような場合にもこの考案は同様に適用しうるも
のである。
(考案の効果) この考案は上述の次第で、止着体を一方の板材
にねじ止めして仮止め、あるいは完全な固定状態
としたのち、これに接合すべき板材の係合孔を強
制嵌合せしめることにより、何ら他の格別な工具
類を用いることなく所期する接合状態を実現する
ことができる。従つて例えば、組立式の引出しや
家具類の構成部材の接合に好適に使用しうる。殊
に、強制嵌合操作によつて接合しうるにも拘わら
ず、接合状態では、取付ねじの頭部が止着体の係
合爪間に位置してその内方撓曲を阻止するものと
なつているから、不慮に脱外分離するおそれのな
い極めて強固な接合状態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の組立式引出しの前面板と側
面板の接合に用いた場合の実施例を示すもので、
第1図は接合前の分解状態の斜視図、第2図は要
部の接合前の状態の斜視図、第3図は止着体を一
方の板材に仮止めした状態の要部の断面図、第4
図は接合操作の途上の状態を示す同要部の断面
図、第5図は接合後の状態の同要部の断面図であ
る。 A……引出し、イ……接合構造、1……前面
板、2,3……側面板、7……取付ねじ、7a…
…頭部、8……止着体、9……係合孔、11……
取付筒部、12……間隙、13……係合爪、14
……斜面、15……係合段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定長の取付筒部11の基端に連続して、その
    外側に、円周方向に分離状で、上部外周面がテー
    パ状斜面14となされ、かつ基端部外面に係合段
    部15を有するものとなされた複数個の係合爪1
    3が、前記筒部11より高い位置まで一体に突設
    されてなる合成樹脂製止着体8を有し、該止着体
    8が前記筒部11を貫通し、頭部7aを係合爪1
    3,13間にその内方撓曲を規制するように介在
    せしめられた取付ねじ7により、一方の板材等に
    固着されると共に、他方の板材がこれに穿たれた
    係合孔9に前記止着体8を強制的に嵌合し、かつ
    該係合孔9の周縁部に前記段部15を係合せしめ
    ることにより接合されてなる家具等に用いられる
    板材の接合構造。
JP20080483U 1983-12-29 1983-12-29 家具等に用いられる板材の接合構造 Granted JPS60109442U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20080483U JPS60109442U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 家具等に用いられる板材の接合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20080483U JPS60109442U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 家具等に用いられる板材の接合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60109442U JPS60109442U (ja) 1985-07-25
JPS6313724Y2 true JPS6313724Y2 (ja) 1988-04-18

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ID=30761991

Family Applications (1)

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JP20080483U Granted JPS60109442U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 家具等に用いられる板材の接合構造

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JP (1) JPS60109442U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107002736A (zh) * 2015-06-08 2017-08-01 株式会社白井产业 接合构造、接合方法及组装家具

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5246270Y2 (ja) * 1973-05-29 1977-10-21

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107002736A (zh) * 2015-06-08 2017-08-01 株式会社白井产业 接合构造、接合方法及组装家具
CN107002736B (zh) * 2015-06-08 2019-04-19 株式会社白井产业 接合构造、接合方法及组装家具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60109442U (ja) 1985-07-25

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