JPS63136405A - 電気スタンド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は転倒時の電気的事故を防止するため水銀スイッ
チを内蔵した電気スタンドにおいて、簡単な構成で組立
ても容易で、しかも誤動作のおそれをなくしたものであ
る。

（従来の技ｖｇ） 従来、たとえば実開昭５９−８５５２０号公報や実開昭
５９−１１５５２１号公報に見られるように、電気スタ
ンド用基台内に機械的転倒スイッチを内蔵し、このスイ
ッチの操作レバーを基台底面を貫通して突出させ、この
操作レバーにスタンドの荷動が印加されているときは導
通してランプを点灯し、スタンドが転倒して操作レバー
の荷重がなくなるとスイッチが作用して通電を遮断する
ようにした電気スタンドが知られている。この電気スタ
ンドが外力によって突然転倒しても、自動的に通電が遮
断されて電気的事故を防止できる。しかし、この電気ス
タンドは凹凸床面や毛深いじゅんたんの上に載置した場
合、正立していても操作レバーが浮遊状態になって、転
倒した場合と同じように転倒スイッチが作用して通電が
遮断されて不点灯になることがある。

これに対し、機械的転倒スイッチの代りに水銀スイッチ
を基台内に設けたものが開発された。このものは転倒時
、水銀スイッチ内の水銀が重力によって移動して通電路
から退去するため通電が遮断される。

（発明が解決しようとする問題点） 水銀スイッチを基台内に収容した従来の電気スタンドを
本願のように基台上に接続部材を介して中空支柱を立設
した電気スタンドに適用すると構・　　造が複雑で部品
数が多く、組立てが面倒である。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明は上下面に貫通する取付は孔を穿設するとともに
取付は孔に連通してコード挿通口を設けた基台の取付は
孔に中空状接続部材を装着し、この中空支柱の下端部を
この接続部材に挿通して基台上に立設してランプソケッ
トを設け、がっ接続部材の内部に水銀スイッチを装着し
たことによって簡単な構成で部品数も少なく、組立てが
簡単で機能も良い電気スタンドを提供するものである。

（作　　用） 接続部材の内部に水銀スイッチを設ければ格別な固定部
材を用いないでも水銀スイッチを装着でき、配線を接続
した水銀スイッチを接続部材内に装着することができ、
配線が容易である。また。

水銀スイッチは床上り高の低い接続部材内に装着される
ので、基台内部に装着した場合と同様振動しても振幅が
少ないので誤動作のおそれがない。

（実　施　例） 本発明の詳細を図示のフロアスタンドを例にして説明す
る。第１図は要部拡大断面図、第４図は全体図を示し、
図中、■は基台、■はこの基台■に取付けられた中空状
接続部材、■は下端部をこの接続部材（２）に挿通され
て基台■上に立設した中空支柱、（イ）はこの支柱０の
頂部に設けられたキーソケット、■はこのソケット（イ
）に装着された電球などのランプ、■はこのランプ■を
覆うセード。

■は接続部材■の内部下側に装着された固定部材、■は
この固定部材■に取付けられた水銀スイッチ、０は外部
から導入され固定部材■を密着貫通したのち水銀スイッ
チ（へ）を介して支柱０内を挿通してソケット（イ）に
接続する電源用コードである。

上記基台のは木材、金属１強化プラスチックなどからな
る円板で、底面には凹陥部（１１）を穿設し、側面には
この凹陥部（１１）に連通ずるコード挿画口（１２）を
設け、さらに上面には凹陥部（１１）に貫通する取付は
孔（１３）を設けである。

上記接続部材■は金属製筒形ねじをなし１頭部（２１）
は拡径して取付は孔（１３）の上側周面に係合し、茎部
（２２）は取付は孔（１３）を貫通する長さを有し。

外面にねじ（２３）を刻設し、中心孔（２４）には少な
くとも両端部に支柱■下端部と固定部材■がねじ込まれ
るねじ（２５）を刻設してあり、取付は孔（１３）を貫
通してナツト（２６）で緊締されている。

上記支柱■は軽金属製中空棒状体で下端部にはねじ（３
１）を刻設して接続部材■の中心孔（２４）のねじ（２
５）にねじ込んで接続され、頂部（３２）にはキーソケ
ットに）がねじ込みなどの方法で装着されている。

上記固定部材■はふっ素樹脂、ポリプロピレン樹脂など
からなる円板で接続部材■の中心孔（２４）の底部にね
じ込みなどの手段で固着され、中央部上面には水銀スイ
ッチ（ハ）が取付けられ、周辺部には電源コード■の素
線（９１）、　（９１）が密着貫通して固定されている
。

上記水銀スイッチ■は第２図に拡大して示すように、耐
水銀性金属からなるポット（８１）の底面に水銀留め（
８２）を形成するとともに、この水銀留め（８２）に近
接させて電極（８３）を対向させて水銀（８４）を充填
し、ポット（８１）の頂面を電気絶縁性ヘッダ（８５）
で気密閉塞し、全体を電気絶縁性のケース（８６）内に
収容し、上記ポット（８１）および電極（８３）に接続
する端子（８７）、　（８８）をケース（８６）外に突
設しである。

そうして、上記コード０はコード挿通口（１２）がら凹
陥部（１１）に導入し、ここで素線（９１）、　（９２
）に分離したのち固定部材■を密着貫通し、第１の素線
（９１）は水銀スイッチ■の一方の端子（８７）に接続
し、他方の端子（８８）に接続した第３の素線（９３）
を第２の素線（９２）に接続した第４の素線（９４）と
ともに支柱■を貫通してソケット（イ）に接続するよう
になっている。

つぎに、この電気スタンドの組立て方法を説明する。ま
ず、基台■の取付は孔（１３）に接続部材■の茎部（２
２）を挿入し、ナツト（２６）で緊締する。ついで、コ
ード０の中間部を皮むきして切断して固定部材■を密着
貫通させ、その第１の素線（９１）を水銀スイッチ（ハ
）の一方の端子（８７）に接続する。また、切断された
他のコード０の第３の素線（９３）を水銀スイッチ（８
）の他方の端子（８８）に接続するとともに第４の素１
１Ａ（９４）を第２の素線（９２）に接続して端末を支
柱■内に貫通させる。そうして支柱■を画素線（９３）
、　（９４）もろとも接続部材■の中心孔（２４）のね
じ（２５）にねじ込んで立設する。そうして、画素線（
９３）、　（９４）を接続したソケット（イ）を支柱■
の頂部に取付け、ランプ０とセード（０とを装着すれば
組立てが完了する。

この電気スタンドを床上に正立させれば水銀スイッチ（
ハ）は第３図に示すように、水銀（８４）が重力によっ
て水銀留め（８４）に集って電極（８３）の先端を浸し
て電極（８３）とポット（８１）とを電気的に導通させ
る。したがって、コード（９）は水銀スイッチ（へ）を
介して導通し、ソケット（イ）に給電可能となる。そこ
で、電源コード■）を電源に接続してキーソケットに）
を操作すればランプが点灯する。

今、外力によってこの電気スタンドが転倒したとする。

すると、水銀スイッチ（８）は接続部材■内に固定され
ているので、電気スタンドの転倒とともに横倒しになっ
て、第３図に示すように水銀（８４）が重力によって流
下してポット（８１）の側壁内面に集り、電極（８３）
とポット（８１）との間が電気的に遮断され、ソケット
（イ）への給電が遮断され電気的事故が防止される。

このように、本実施例の電気スタンドは接続部材内にお
いて、既に存在している固定部材に水銀スイッチを固着
したので格別な部品を用いることなく水銀スイッチを装
着でき、簡単な構造で部品費用が節約でき、組立ても簡
単である。これを従来の水銀スイッチを基台内部に装着
したものに比較すれば部品数や組立てや配線の費用がは
るかに少ないことが理解できる。しかも１本電気スタン
ドが転倒すれば水銀スイッチが作用して確実に給電を遮
断でき、特に接続部材は基台内に挿入しであるので、水
銀スイッチの地上高は基台内に配設した場合と同じく、
スタンドの揺動があっても水銀スイッチのゆれが小さい
ので、水銀が波うって通電が阻害されることがない。

なお、前述の実施例において接続部材は基台の取付は孔
を挿入して貫通させたが本発明においてはこれに限らず
、たとえば、取付は孔にねじを刻設してねじ込んで貫通
させてもよく、また取付は孔の中間部までねじ込んでも
よい、さらに支柱下部は取付は孔の下端部まで挿入され
てもよく、要は接続部材内に挿通されていればよい。そ
うして、水銀スイッチは接続部材の内部に装着されてい
ればよく、たとえば接続部材内に位置する支柱下端部に
取付けられていてもよい。さらに、基台の凹陥部は不可
欠でなく、要は取付は孔が基台の上下面を貫通していれ
ばよい、そうして、支柱を接続部材または取付は孔内面
に固着する手段はとはない、そうして、本発明は蛍光ラ
ンプスタンドあるいは卓上スタンドにも適用できる。

〔発明の効果〕

このように、本発明の電気スタンドは基台の上下面に貫
通しかつコード挿通口に連通した取付は孔に中空状の接
続部材を装着し、中空支柱の下端部をこの接続部材に挿
通して基台に立設してランプソケットを支持し、水銀ス
イッチを接続部材の内部に装着するとともにコード挿通
口から導入したコードを水銀スイッチを介して支柱を挿
通してソケットに接続したので、格別な部品を用いるこ
となく水銀スイッチを装着でき構造が簡単で組立てや配
線も容易でしかも水銀スイッチの動作により転倒時には
確実に通電が遮断され誤動作のおそれがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電気スタンドの一実施例の要部拡大断
面図、第２図は同じく要部である水銀スイッチの断面図
、第３図はこの水銀スイッチが横倒しになった状態を示
す断面図、第４図はこの電気スタンドの全体正面図であ
る。 ■・・・基台　　　　　　　（１２）・・・コード神道
口（１３）・・・取付は孔　　　　■・・・接続部材■
・・・支柱　　　　　　　（イ）・・・ソケット■・・
・水銀スイッチ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 上下面に貫通する取付け孔を穿設するとともにこの取付
   け孔に連通してコード挿通口を設けてなる基台と、 上記取付け孔に装着された中空状の接続部材と、下端部
   が上記接続部材に挿通され上記基台に立設される中空支
   柱と、 この支柱に設けられたランプソケットと、 上記接続部材の内部に装着された水銀スイッチと、 上記コード挿通口から挿通され上記水銀スイッチを介し
   て上記支柱に挿通されて上記ソケットに接続されたコー
   ドと、 を具備したことを特徴とする電気スタンド。