JPS63136293A - バ−コ−ド化方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はバーコード化方法に関し、更に詳細には第三者
が電子式複写機を使って複写したバーコードシートを既
存のバーコードの上に貼付することによるバーコードの
運用上の支障発生を防止する方法に関する。

（従来の技術） 第２図（ａ）はバーコードリーダの構成を示す概略構成
図である。第２図（ａ）において、２１はバーコードシ
ート、２２はバーコードシート２１　から反射されてく
る光パターンを電気信号に変換する検出部、２３は検出
部２２により検出された信号パターンを編集してコード
データに変換しホストコンビーータに送出する制御部で
ある。また、第２図（ａ）の検出部２２の内部構成図で
ある第２図（ｂ）において、２４はバーコードシート２
１に照射するダイオードアレイ、２５はバーコードシー
ト２１からの反射光を後述するＣＣＤセンサ２６に結像
させる集光レンズ、２６はバーコードシー）　２１から
反射されてくる光パターンを電気信号に変換するＣＣＤ
セ／すである。

このような構成からなるバーコードリーダの読み取り動
作の原理を説明すると、先ず、第２図（ｂ）のダイオー
ドアレイ２４から発した光はバーコードシート２１に轟
たシその反射光が集光レンズ２５により集められてＣＣ
Ｄセンサ２６の受光面に結像される。そして、ＣＣＤセ
ンサ２６はバーコードシート２１からの光パターンを電
気信号に変換して第２図（ａ）の制御部２３へ送出する
。制御部２３はこの信号パターンを編集してコードデー
タに変換しホストコンピュータに送出する。

第３図は従来のバーコードシートにおける光源と反射光
との関係を示す図である。ただし、バーコードリーダの
光源には一般にＬＥＤやレーザのような単色光が用いら
れるが、ここでは光源に赤色光を用いた例を示す。同図
かられかるように、従来のバーコードシートは白地のシ
ートに黒いバーが印刷されている。よって、光源から発
した赤色光が黒いバーに尚たりた場合、その光は黒いバ
ーに吸収されて反射しない。一方、光源から発した赤色
光がバーコードシートの白い部分に当たった場合、その
光はよく反射される。なぜならば、白色は可視光全域に
渡って反射率が良く、黒色は可視光全域に渡って反射率
が悪いからである。したがって、図示していないバーコ
ードリーダは赤色の反射光の有無によシバ−コードのパ
ターンを読み取るのである。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記従来用いられているバーコードでは
上述の如く白色と黒色の関係で作成されたものであるた
め一般的な電子式複写機で容易に複製されたバーコード
でも本物のバーコードと同様に使用可能である。よって
、第三者が故意にある製品のバーコードを電子式複写機
によって複製して、別の製品に貼付される可能性が生ま
れ、運用上問題があった。

本発明はこれらの問題点に鑑み、電子式複写機によるバ
ーコードの複写、偽造によるバーコードを使用不能にで
き、運用上の支障を取シ除くことができるバーコード化
方法を提供することを目的とする。

（問題点を解決するだめの手段） 本発明は前記問題点を解決するためにバーコードが印刷
されているバーコードシートに光源からの光を照射して
バーコードシートからの反射光を受光素子によって電気
信号に変換し、この電気信号に基づいて編集を施してコ
ードデータに変換するバーコードリーダにおいて、バー
コードシートの下地を白色以外の色で着色し、かつ光源
の光の色をバーコードシートの下地の色と同じ色とした
。

（作用） 以上のようにした本発明によれば、バーコードシートの
下地の色と同じ色の光源の光をバーコードシートに照射
すれば、よシ良い反射率でバー以外の部分が反射してく
るので効率よくバーコードの読み取りが可能であり、か
つバーコードシートの下地を白色以外の色で着色したこ
とにより一般の電子式複写機による複写、偽造を不可能
にできる。

したがって、本発明は前記問題点を解決することができ
、運用上の支障を取り除くことができるバーコード化方
法を提供できる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例のバーコードシートにおける
光源と反射光との関係を示す図でちる。

ここで、バーコードリーダの光源は赤色光を用いるもの
とする。また、バーコードは従来と同じ黒いバーである
が、シートは赤色である。

このようなバーコードシートに光源を発した赤色光が照
射されると、黒いバーに当だった場合、その光は黒いバ
ーに吸収されて反射しない。一方、光源を発した赤色光
がバーコードシートの赤い部分に当たった場合、その光
は良く反射される。なぜならば、赤色は赤色光のみを反
射するために赤色に見え、当然の如く赤色の単色光は良
く反射されるためである。よって、印刷シートに予め赤
色を着色しておいてもバーコードリーダの読み取ｐには
何ら支障はない。

また、本実施例のバーコードシートを一般の電子式複写
機で複写しても、バーが印刷された部分は当然黒く写る
がバーコードシートのバー以外の赤色の部分も黒若しく
は濃灰色に写ってしまう。

これは一般の電子式複写機の光源が白色光であって、そ
の反射光の可視光全域の総合的な強弱を黒の濃淡として
表現するという複写の原理による。

よって、本実施例によるバーコードシートを一般の電子
式複写機で複写してもシート全体がまっ黒に写るか、濃
灰色の下地に黒いバーが写るものとなシ、これらをバー
コードリーダで読み取ろうとしても不可能である。しだ
がって、第三者がある製品のバーコードを一般の電子式
複写機で複写してバーコードの偽造を行なおうとしても
、バーコードリーダが読み取ることができないこととな
り、運用上の保全を維持できる。

尚、本実施例ではバーコードシートのバー以外の部分の
色を赤色として説明したが、バーコードリーダの光源の
色と同じであって他の色でも同様の効果が得られるのは
言うまでもない。

（発明の効果） 以上説明したように本発明によれば、一般の電子式複写
機によるバーコードの複写、偽造によって作成したバー
コードを使用できないようにしたことによシ、運用上の
支障を取シ除くことができる。また、本発明の実施は印
刷シートにバーコードリーダの光源の色と同じ色を着色
するだけで容易に実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のバーコードシートにおける
光源と反射光との関係を示す図、第２図（ａ）はバーコ
ードリーダの構成を示す概略構成図、第２図（ｂ）は第
２図（ａ）の検出部の内部構成を示す図、第３図は従来
のバーコードシートにおける光源と反射光との関係を示
す図である。 ２１・・・バーコードシート、２２・・・検出部、２３
・・・制御部、２４・・・ダイオードアレイ、２５・・
・集光レンズ、２６・・・ＣＣＤセンザ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 バーコードが印刷されているバーコードシートに光源か
   らの光を照射して前記バーコードシートからの反射光を
   受光素子によって電気信号に変換し、該電気信号に基づ
   いてコードデータに変換するバーコードリーダにおいて
   、 前記バーコードシートの下地を白色以外の色で着色し、
   かつ前記光源の色も前記バーコードシートの下地の色と
   同じ色とすることを特徴とするバーコード化方法。