JPS6313601Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6313601Y2 JPS6313601Y2 JP18806380U JP18806380U JPS6313601Y2 JP S6313601 Y2 JPS6313601 Y2 JP S6313601Y2 JP 18806380 U JP18806380 U JP 18806380U JP 18806380 U JP18806380 U JP 18806380U JP S6313601 Y2 JPS6313601 Y2 JP S6313601Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hood
- groove
- main body
- guide groove
- battery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 20
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 10
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は携帯電灯の、光の照射範囲を調節する
ための構造の改良に関するものである。
ための構造の改良に関するものである。
一般に、携帯電灯等の、光の照射範囲を調節す
る方法として、電球の周囲に配置された反射鏡の
位置関係を、電球に対して軸方向に前後に移動さ
せることが考えられるが、従来の携帯電灯におい
ては、例えば、外周壁に、周方向に対して傾斜角
を持つた案内溝を備え、かつ内蔵部品の押圧保持
手段を兼ねたフード支持体を、本体ケース前方に
螺合するとともに、内部に反射鏡を装着したフー
ドの内周に爪部を形成して、上記フード支持体の
案内溝に爪部を摺動可能に嵌合させながら、フー
ドをフード支持体前方から装着するものがあり、
散光照射を行う場合はフードをフード支持体に対
して回動させることによつて、フードを傾斜案内
溝に沿つて前方へ移動させ、また集光照射を行う
場合には、フードをフード支持体に対して後方へ
移動する方向へ回動させるという構造が提供され
ていた。
る方法として、電球の周囲に配置された反射鏡の
位置関係を、電球に対して軸方向に前後に移動さ
せることが考えられるが、従来の携帯電灯におい
ては、例えば、外周壁に、周方向に対して傾斜角
を持つた案内溝を備え、かつ内蔵部品の押圧保持
手段を兼ねたフード支持体を、本体ケース前方に
螺合するとともに、内部に反射鏡を装着したフー
ドの内周に爪部を形成して、上記フード支持体の
案内溝に爪部を摺動可能に嵌合させながら、フー
ドをフード支持体前方から装着するものがあり、
散光照射を行う場合はフードをフード支持体に対
して回動させることによつて、フードを傾斜案内
溝に沿つて前方へ移動させ、また集光照射を行う
場合には、フードをフード支持体に対して後方へ
移動する方向へ回動させるという構造が提供され
ていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、フードの爪部が案内溝の長手方向終端
部壁に当接するまでフードを回動させたにもかか
わらず、それに気づかずフードを回動させ続けた
り、また、フード回動時に、勢い余つて爪部を強
い衝撃を持つて案内溝の端部壁に衝突させてしま
つた場合、本体ケースに螺合させたフード支持体
が、フードと一緒に回つてしまい、本体ケースと
の螺合がゆるんで落下させ、電池、電球等の内蔵
部品が飛び出してしまう虞れがあり、非常に使い
づらいものであつた。
部壁に当接するまでフードを回動させたにもかか
わらず、それに気づかずフードを回動させ続けた
り、また、フード回動時に、勢い余つて爪部を強
い衝撃を持つて案内溝の端部壁に衝突させてしま
つた場合、本体ケースに螺合させたフード支持体
が、フードと一緒に回つてしまい、本体ケースと
の螺合がゆるんで落下させ、電池、電球等の内蔵
部品が飛び出してしまう虞れがあり、非常に使い
づらいものであつた。
そこで、この考案は前方に電池挿入口を開設し
た本体ケースと、上記電池挿入口から挿入され、
本体ケースに内蔵される電池と、電球を保持し、
上記電池の前方に配置されるソケツト板と、本体
ケースの前方に着脱可能に螺着され、本体ケース
への螺着時に上記ソケツト板を電池側へ押圧して
該ソケツト板を保持、固定するフード支持体と、
該フード支持体の周りに保持され、内方に反射鏡
を固定したフードとを備え、上記フード支持体の
外周壁に周方向に対してa゜の傾斜角を持つて案内
溝を形成し、フード内周に形成した爪部を上記案
内溝に摺動可能に係合してフードを保持し、フー
ド支持体に対するフードの回動操作により、爪部
を案内溝のストローク間で移動させて、フードを
フード支持体支持体に対して本体軸方向で前後に
移動し、電球に対する反射鏡の位置を変更して照
射状態を切り替えるようにした携帯電灯であつ
て、上記案内溝の終端部からはフード支持体の外
周壁の周方向に沿つた遊び溝を延設形成し、該遊
び溝の終端部からフード支持体の前縁までフード
の爪部を嵌入する嵌入溝を形成し、案内溝と遊び
溝および遊び溝と嵌入溝との境界に、前記爪部と
の間で節度感を持つ突部を各々設けることによ
り、上記欠点を解消するようにしたものである。
た本体ケースと、上記電池挿入口から挿入され、
本体ケースに内蔵される電池と、電球を保持し、
上記電池の前方に配置されるソケツト板と、本体
ケースの前方に着脱可能に螺着され、本体ケース
への螺着時に上記ソケツト板を電池側へ押圧して
該ソケツト板を保持、固定するフード支持体と、
該フード支持体の周りに保持され、内方に反射鏡
を固定したフードとを備え、上記フード支持体の
外周壁に周方向に対してa゜の傾斜角を持つて案内
溝を形成し、フード内周に形成した爪部を上記案
内溝に摺動可能に係合してフードを保持し、フー
ド支持体に対するフードの回動操作により、爪部
を案内溝のストローク間で移動させて、フードを
フード支持体支持体に対して本体軸方向で前後に
移動し、電球に対する反射鏡の位置を変更して照
射状態を切り替えるようにした携帯電灯であつ
て、上記案内溝の終端部からはフード支持体の外
周壁の周方向に沿つた遊び溝を延設形成し、該遊
び溝の終端部からフード支持体の前縁までフード
の爪部を嵌入する嵌入溝を形成し、案内溝と遊び
溝および遊び溝と嵌入溝との境界に、前記爪部と
の間で節度感を持つ突部を各々設けることによ
り、上記欠点を解消するようにしたものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図、第2図において、1は乾電池11およ
びその他の構成部品を内蔵した本体ケースで、ケ
ース側面の一方には握り部13を形成するととも
に、握り部13前方に穿設された開口部15に
は、消灯、点灯切替用のスイツチ部材10を摺動
可能に装着する。本体ケース1開口側に形成され
た電池挿入口17には、前方から電球ホルダ6に
よつて電球5を装備したソケツト板7が端子板1
4の弾性による電池11から受ける力に抗して配
置される。また、本体ケース1の開口には、前方
からフード支持体2が螺合されるが、この時、フ
ード支持体2内周に形成された周壁部16は、環
状もしくは複数個の突片状を成し、上記ソケツト
板7の前壁F,Fに、当接、押圧するため、ソケ
ツト板7を上記電池11方向へ押圧し、電池11
から受ける力による飛び出しを防止するととも
に、ソケツト板7を本体ケース1に対して固定し
ている。
びその他の構成部品を内蔵した本体ケースで、ケ
ース側面の一方には握り部13を形成するととも
に、握り部13前方に穿設された開口部15に
は、消灯、点灯切替用のスイツチ部材10を摺動
可能に装着する。本体ケース1開口側に形成され
た電池挿入口17には、前方から電球ホルダ6に
よつて電球5を装備したソケツト板7が端子板1
4の弾性による電池11から受ける力に抗して配
置される。また、本体ケース1の開口には、前方
からフード支持体2が螺合されるが、この時、フ
ード支持体2内周に形成された周壁部16は、環
状もしくは複数個の突片状を成し、上記ソケツト
板7の前壁F,Fに、当接、押圧するため、ソケ
ツト板7を上記電池11方向へ押圧し、電池11
から受ける力による飛び出しを防止するととも
に、ソケツト板7を本体ケース1に対して固定し
ている。
3は、前方内周におわん状の反射鏡4を固着し
た透明合成樹脂製フードで、上記本体ケース1の
前方に螺合されたフード支持体2の開口に装着さ
れるが、ここで、フードを装着する手段として、
第3図に詳しく示されているように、フード支持
体2の外周面に、周方向に対して所定角a゜(約15
〜20゜)の傾斜角を持つて反時計方向へ行くほど
前方へ傾斜した案内溝8を形成するとともに、案
内溝8の終端部からフード支持体2の外周壁の周
方向に沿つた遊び溝9を延設し、さらに遊び溝9
の終端部からフード支持体2の前縁まで嵌入溝1
8を形成している。また、フード3の内周壁には
爪部12を突設し、爪部12を上記嵌入溝18に
嵌入し、遊び溝9によつてガイドされながら案内
溝8に来るまでフード3を回動し装着する。ここ
で、電球5はフード3装着時、反射鏡開口19を
貫通して反射鏡4内方へ位置しており、また、案
内溝8と遊び溝9および遊び溝9と嵌入溝18の
境界には、節度感を持たせるため突部20,2
0′がそれぞれ設けられている。
た透明合成樹脂製フードで、上記本体ケース1の
前方に螺合されたフード支持体2の開口に装着さ
れるが、ここで、フードを装着する手段として、
第3図に詳しく示されているように、フード支持
体2の外周面に、周方向に対して所定角a゜(約15
〜20゜)の傾斜角を持つて反時計方向へ行くほど
前方へ傾斜した案内溝8を形成するとともに、案
内溝8の終端部からフード支持体2の外周壁の周
方向に沿つた遊び溝9を延設し、さらに遊び溝9
の終端部からフード支持体2の前縁まで嵌入溝1
8を形成している。また、フード3の内周壁には
爪部12を突設し、爪部12を上記嵌入溝18に
嵌入し、遊び溝9によつてガイドされながら案内
溝8に来るまでフード3を回動し装着する。ここ
で、電球5はフード3装着時、反射鏡開口19を
貫通して反射鏡4内方へ位置しており、また、案
内溝8と遊び溝9および遊び溝9と嵌入溝18の
境界には、節度感を持たせるため突部20,2
0′がそれぞれ設けられている。
以上のような構造によれば、爪部12を案内溝
8のストローク内で、フード3を時計方向へ回動
すれば、爪部12が案内溝8に沿つてガイドされ
ながら移動することで、フード3は本体ケース1
に対して軸方向後方へ移動し、反射鏡4は電球5
に対して第2図の実線で示す所に位置させるた
め、この場合は集光照射が行われる。またフード
3を反時計方向へ回動すれば、フード3は爪部1
2が案内溝8にガイドされることによつて、本体
ケース1に対して軸方向前方へ移動し、反射鏡4
は電球5に対して、二点鎖線で示す所に位置され
るため、散光照射が行われる。この場合、フード
3を勢い余つて案内溝8のストロークを越えて回
動させた場合でも、爪部12は突部20により一
度節度感を持つて遊び溝9により再びガイドされ
移動し、この際、爪部12が突部20,20′か
ら受ける節度感およびカチツという節度音によ
り、回し過ぎの警告が感じとられるため、従来の
ように、回し過ぎによつてフード3とフード支持
体2を同時に回動させてしまうことがなく、フー
ド3をフード支持体2ごとあやまつて落下させ、
電池11、電球5を備えたソケツト板7等の内蔵
物が飛び出すことを確実に防止できる。
8のストローク内で、フード3を時計方向へ回動
すれば、爪部12が案内溝8に沿つてガイドされ
ながら移動することで、フード3は本体ケース1
に対して軸方向後方へ移動し、反射鏡4は電球5
に対して第2図の実線で示す所に位置させるた
め、この場合は集光照射が行われる。またフード
3を反時計方向へ回動すれば、フード3は爪部1
2が案内溝8にガイドされることによつて、本体
ケース1に対して軸方向前方へ移動し、反射鏡4
は電球5に対して、二点鎖線で示す所に位置され
るため、散光照射が行われる。この場合、フード
3を勢い余つて案内溝8のストロークを越えて回
動させた場合でも、爪部12は突部20により一
度節度感を持つて遊び溝9により再びガイドされ
移動し、この際、爪部12が突部20,20′か
ら受ける節度感およびカチツという節度音によ
り、回し過ぎの警告が感じとられるため、従来の
ように、回し過ぎによつてフード3とフード支持
体2を同時に回動させてしまうことがなく、フー
ド3をフード支持体2ごとあやまつて落下させ、
電池11、電球5を備えたソケツト板7等の内蔵
物が飛び出すことを確実に防止できる。
ここで、遊び溝9はフード支持体2の周方向に
形成されているため、爪部12が遊び溝9上を移
動している場合は、フード3は本体ケース1に対
しては軸方向に前後移動せず、ただ周方向に回動
するだけで、反射鏡4と電球5の位置関係は変化
せず、不用意な回動による集・散光の変化がな
い。
形成されているため、爪部12が遊び溝9上を移
動している場合は、フード3は本体ケース1に対
しては軸方向に前後移動せず、ただ周方向に回動
するだけで、反射鏡4と電球5の位置関係は変化
せず、不用意な回動による集・散光の変化がな
い。
第1図は本考案の実施例の分解斜視図、第2図
は同実施例の側面断面図、第3図は同実施例の要
部断面図である。 1……本体ケース、2……フード支持体、3…
…フード、4……反射鏡、5……電球、7……ソ
ケツト板、8……案内溝、9……遊び溝、12…
…爪部、17……電池挿入口、18……嵌入溝、
20,20′……突部。
は同実施例の側面断面図、第3図は同実施例の要
部断面図である。 1……本体ケース、2……フード支持体、3…
…フード、4……反射鏡、5……電球、7……ソ
ケツト板、8……案内溝、9……遊び溝、12…
…爪部、17……電池挿入口、18……嵌入溝、
20,20′……突部。
Claims (1)
- 前方に電池挿入口17を開設した本体ケース1
と、上記電池挿入口17から挿入され、本体ケー
ス1に内蔵される電池11と、電球5を保持し、
上記電池11の前方に配置されるソケツト板7
と、本体ケース1の前方に着脱可能に螺着され、
本体ケース1への螺着時に上記ソケツト板7を電
池11側へ押圧して該ソケツト板7を保持、固定
するフード支持体2と、該フード支持体2の周り
に保持され、内方に反射鏡4を固定したフード3
とを備え、上記フード支持体2の外周壁に周方向
に対してa゜の傾斜角を持つて案内溝8を形成し、
フード3内周に形成した爪部12を上記案内溝8
に摺動可能に係合してフード3を保持し、フード
支持体2に対するフード3の回動操作により、爪
部12を案内溝8のストローク間で移動させて、
フード3をフード支持体2に対して本体軸方向で
前後に移動し、電球5に対する反射鏡4の位置を
変更して照射状態を切り替えるようにした携帯電
灯であつて、上記案内溝8の終端部からはフード
支持体2の外周壁の周方向に沿つた遊び溝9を延
設形成し、該遊び溝9の終端部からフード支持体
2の前縁までフード3の爪部12を嵌入する嵌入
溝18を形成し、案内溝8と遊び溝9および遊び
溝9と嵌入溝18との境界に、前記爪部12との
間で節度感を持つ突部20,20′を各々設けた
ことを特徴とする携帯電灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18806380U JPS6313601Y2 (ja) | 1980-12-27 | 1980-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18806380U JPS6313601Y2 (ja) | 1980-12-27 | 1980-12-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57110801U JPS57110801U (ja) | 1982-07-08 |
JPS6313601Y2 true JPS6313601Y2 (ja) | 1988-04-18 |
Family
ID=29991331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18806380U Expired JPS6313601Y2 (ja) | 1980-12-27 | 1980-12-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6313601Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-27 JP JP18806380U patent/JPS6313601Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57110801U (ja) | 1982-07-08 |
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