JPS63134024A - 溜水式集塵機の制御方法および装置 - Google Patents

溜水式集塵機の制御方法および装置

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JPS63134024A
JPS63134024A JP28123386A JP28123386A JPS63134024A JP S63134024 A JPS63134024 A JP S63134024A JP 28123386 A JP28123386 A JP 28123386A JP 28123386 A JP28123386 A JP 28123386A JP S63134024 A JPS63134024 A JP S63134024A
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JP
Japan
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dust
gas
containing gas
pressure difference
dust collector
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Application number
JP28123386A
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English (en)
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Katsuhide Sasabe
笹部 克秀
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、溜水式集塵機の制御方法および装置に関する
。さらに詳しくは、該集塵機の溜水の水位を処理ガス量
に応じ最も効率よく除塵できるレベルに制御する方法お
よび装置に関する。
(従来の技術) 溜水式集塵機においては集塵機内の溜水に吹き付けられ
た含塵気流が水槽に衝突、接触して水滴ないし水膜を発
生し、水滴ないし水膜内に塵を補集する。したがって、
水槽液面レベルと処理ガス量の関係を適切に保持するこ
とが除塵効率良否の大きな鍵となる。
(発明が解決しようとする問題点) しかるに従来の集塵機の制御方式は、溢水水位調整機構
による水位一定レベル制御方式である。
このため処理含塵ガス量が減少すると除塵効果が大幅に
低下する。
現在ではエネルギーを節約するため、集塵ダクトのダン
パーを開閉制御したり集塵機プロワ−の回転数を制御す
る等の省エネルギ一対策により処理ガス量の減少を図っ
ている。ところが水位一定レベル方式の制御では上述の
理由からこれに対応出来ない。
従って本発明の目的は、集塵機内の含塵ガス側と清浄化
ガス側の差圧を予め求めておいた適正差圧になるように
、溜水の水位を処理ガス量に応じた最適レベルにコント
ロールすることにより除塵効率を上げた溜水式集塵機の
制御方法および装置を提供することである。
特に省エネルギー制御による処理ガス量の減少時にも除
塵効率を低下させることのない集塵機制御方法および装
置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) かくして本発明にかかる制御方法の要旨とするところは
、含塵ガスを溜水に吹き付けて含塵ガス中の塵を補集す
る溜水式集塵機の制御方法において、 a)集塵機内における含塵ガスと清浄ガスの圧力差を検
出することと、 b)処理含塵ガス量を算出することと、C)前記b)の
工程で算出された処理含塵ガス量に最適な含塵ガスと清
浄ガスの間の圧力差を決定することと、 d)前記a)の工程で検出された圧力差の、前記C)の
工程で演算された最適圧力差に対する偏差を演算するこ
とと、 e)前記d)の工程で演算された偏差が小さくなるよう
に集塵機内の溜水の水位を制御Bすることと、 を備える溜水式集塵機の制御方法である。
また本発明にかかる制御装置の要旨とするところは、含
塵ガスを溜水に吹き付け含塵ガス中の塵を補集する溜水
式集塵機の制′4′B装置において、a)集塵機内にお
ける含塵ガスと清浄ガスの圧力差を検出する手段と、 b)処理含塵ガス量を算出する手段と、C)前記b)の
工程で算出された処理含塵ガス量に最適な含塵ガスと清
浄ガスの間の圧力差を決定する手段と、 d)前記a)の工程で検出された圧力差の、前記C)の
工程で演算された最適圧力差に対する偏差を演算する手
段と、 e)前記d)の工程で演算された偏差が小さくなるよう
に集mi内の溜水の水位を制御する手段と、 を備える溜水式集塵機の制御装置である。
上記b)の工程ないし手段における処理含塵ガス量の算
出は、例えば集塵機から処理後の清浄ガスを吸引するプ
ロワ−の回転数を検出することにより行われる。即ち、
各集塵ダクトのダンパー開度およびプロワ−回転数から
吸引ガス量(処理含塵ガス量)を算出する。この際、集
塵ダクトのダスト詰り等のダクト条件により算出ガス量
をさらに補正することが好ましい。
また上記C)の工程ないし手段における最適差圧の決定
は例えば次のように行われる。予め各処理ガス量につい
て除塵効率を最大とする最適差圧を実験的に求める。こ
のようにして求めた処理ガス量と最適差圧の関係は、計
算機のメモリ等に記憶させておく。計算機はこの関係を
用いて上記b)において算出されたガス量に対応する最
適差圧を決定する。
(作用) 上記b)においては集塵機で実際に処理されているガス
量が算出される。
さらにC)において、この実際の処理ガス量に対し除塵
効率を最大にする差圧(集血機内における含塵ガスと清
浄ガスの圧力差)が決定される。
次にd)において、a)で検出された現実の差圧とC)
で求められて最適差圧の差が演算される。
最後にe)において現実の差圧が最適差圧にできるだけ
近づくように溜水の水位を制御する。
よって本発明にかかる制御方法、装置によれば処理ガス
量の増減に関係なく、常に最大の除塵効率を維持するこ
とができる。
(実施例) 次に本発明の実施例について添付図面を参照しながら詳
しく説明する。
第1図において、溜水式集塵機(ロートクロン)1には
、集塵ダクト(図示せず)から含塵ガスが送られて来る
。集塵ダクトは集塵機1から分岐し、例えば製鉄所内の
各発塵個所に取り付けられた吸引フード(図示せず)と
集塵機を結ぶ。これらのダクトにはダンパー(図示せず
)が設けられダクトの開度を調節する。
ダクトからの含塵ガスは集塵機1内の溜水に吹き付けら
れ、ガスが水槽等に接触した際に生じる水滴ないし水膜
内に塵が補集される。
除塵後の清浄ガスはプロワ−2により吸引され、煙突3
から排出される。
集塵機1内の溜水の水位は、本発明に従い以下のように
制御される。
a)差圧検出 集塵機1の含塵ガス用フード1a内外に設けられた内圧
検出端4a、4bにて、集!Ial内の含塵ガス側圧力
および清浄ガス側圧力をそれぞれ検出する。差圧検出袋
24内の差圧検出i4cは内圧検出端4a、4bの圧力
の差を演算出力する。さらに信号変換装置4dは、差圧
検出機4cからの信号に必要な信号変換(例えば増幅、
A/D変換等)を行う。
b)処理含塵ガス量算出 処理ガス量算出装置5は、ブロワ−2を駆動するモータ
ー2aの回転数を検出し、該回転数およびダンパー条件
から処理ガス量を算出する。
即ち、算出装置5のメモリ (図示せず)は、各ダンパ
ー条件A、B、C(各集塵ダクトのダンパー開度)およ
びモーター回転数a、b、Cと、処理ガス量Q。、・・
・QCcの関係を次の第1表のように記憶する。
第1表 算出装置5は、与えられたダンパー条件および回転数に
対応する処理ガスIQA、、・・・Q、cを選択して読
み出す。
ただし、この処理ガス量Qの算出は、ダンパー条件およ
びモーター回転数と処理ガス量の間の関係の近似式を予
め求めておき、この近似式を用いて行っても良い。
次に算出装置5は、ダクト詰り等のダクト条件から上で
求めた処理ガス量を補正し、高精度の処理ガス量を演算
する。
C)最適差圧決定 最適差圧決定装置6は、算出装置5により算出された処
理ガス量について除塵効率を最大とする差圧(含塵ガス
と清浄ガスの間の圧力差)を算出ないし決定する。
即ち、上述の各処理ガス量0口・・・Qccについて除
塵効率を最大とする差圧を予め実験等により決定してお
く。第2図は、一定の処理ガス量について差圧と除塵効
率の関係の一例をグラフで示したものである。このグラ
フでは差圧がP。。の所で除塵効率が最大となっている
決定装置6のメモリ (図示せず)はこのように決定さ
れた各処理ガス量と最適差圧の関係を次の第2表のよう
に記憶する。
第2表 決定装置6は、与えられた処理ガス量に対応する最適差
圧を第2表から選択して読み出す。
決定装置6における最適差圧の決定は、処理ガス量と最
適差圧の関係の近似式を予め求めておき、この近似式を
用いて算出することにしても良い。
d)偏差演算 偏差演算装置7は、検出装置4の検出した実測差圧の、
決定装置6により決定された最適差圧に対する偏差を演
算する。
e)出力制御 出力制御装置8は、上記偏差の正負、大小に応じて集塵
機lへの給水バルブ1bおよび排水パルプICの開度を
調節することにより集塵機1内の溜水の水位を上記偏差
がOに近づくようにフィードバック制御する。
この際、ブロワ−2を駆動するモーター2aの回転数を
同時に制御することにより、上記偏差を速やかにOに近
づけ、除塵効率を常に最大に維持することができる。
f)診断 上記の外、偏差演算装置に接続して、偏差の大小、経時
変動等を診断する診断部9を設け、出力制御装置を介し
て警報を出したり診断データを出力したりすることも出
来る。
(発明の効果) 本発明によれば、常に除塵効率が最大となるように溜水
式集塵機内の差圧が制御される。従って処理ガス量の増
減と無関係に常に最大の除塵効率を維持することができ
る。
第3図は処理ガス量の変化と除塵効率の関係を、本発明
による場合の測定例(破線グラフ)と従来の一定水位制
御方式による場合の測定例(実線グラフ)について比較
したものである。
この図から分かるように従来方式の制御では特に処理ガ
ス量が減少した場合に除塵効率が大きく悪化する。これ
はエネルギ一対策の上からダンパー開度調節により処理
ガス量の減少を図っている今日の製鉄所内の集塵機制御
においては大きな障害である。
ところが第3図から明らかなように本発明によれば処理
ガス量に無関係に常に最大の除塵効率を維持することが
でき、処理ガス量減少時の効果は特に大きい。
また、差圧偏差から運転状況を正確に定量把握し常時的
確な診断が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例制御装置のブロック図; 第2図は、含塵ガスと清浄ガスの間の差圧と除塵効率の
関係の一例を示すグラフ;および第3図は、処理ガス量
と除塵効率の関係の測定結果を、本発明の方法、装置の
場合および従来の方法、装置の場合について比較したグ
ラフである。 1:集塵m        lプロワ−3:煙突   
     4;差圧検出装置5:処理ガス量算出装置 
6:最適差圧決定装置7:偏差演算装置    8:出
力制御装置9:診断部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)含塵ガスを溜水に吹き付けて含塵ガス中の塵を補
    集する溜水式集塵機の制御方法において、a)集塵機内
    における含塵ガスと清浄ガスの圧力差を検出することと
    、 b)処理含塵ガス量を算出することと、 c)前記b)の工程で算出された処理含塵ガス量に最適
    な含塵ガスと清浄ガスの間の圧力差を決定することと、 d)前記a)の工程で検出された圧力差の、前記c)の
    工程で演算された最適圧力差に対する偏差を演算するこ
    とと、 e)前記d)の工程で演算された偏差が小さくなるよう
    に集塵機内の溜水の水位を制御することと、 を備える溜水式集塵機の制御方法。
  2. (2)含塵ガスを溜水に吹き付け含塵ガス中の塵を補集
    する溜水式集塵機の制御装置において、a)集塵機内に
    おける含塵ガスと清浄ガスの圧力差を検出する手段と、 b)処理含塵ガス量を算出する手段と、 c)前記b)の工程で算出された処理含塵ガス量に最適
    な含塵ガスと清浄ガスの間の圧力差を決定する手段と、 d)前記a)の工程で検出された圧力差の、前記c)の
    工程で演算された最適圧力差に対する偏差を演算する手
    段と、 e)前記d)の工程で演算された偏差が小さくなるよう
    に集塵機内の溜水の水位を制御する手段と、 を備える溜水式集塵機の制御装置。
JP28123386A 1986-11-26 1986-11-26 溜水式集塵機の制御方法および装置 Pending JPS63134024A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100914458B1 (ko) * 2002-11-06 2009-08-27 주식회사 포스코 유속 및 유량제어가 가능한 멀티벤츄리형 집진장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100914458B1 (ko) * 2002-11-06 2009-08-27 주식회사 포스코 유속 및 유량제어가 가능한 멀티벤츄리형 집진장치

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