JPS6313342A - 微細異物検査装置 - Google Patents

微細異物検査装置

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JPS6313342A
JPS6313342A JP15758386A JP15758386A JPS6313342A JP S6313342 A JPS6313342 A JP S6313342A JP 15758386 A JP15758386 A JP 15758386A JP 15758386 A JP15758386 A JP 15758386A JP S6313342 A JPS6313342 A JP S6313342A
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JP
Japan
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laser beam
wafer
foreign object
laser
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JP15758386A
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Inventor
Ko Inoue
井上 滉
Nobuo Tsumaki
妻木 伸夫
Eiichi Sato
栄一 佐藤
Satoyuki Sato
智行 佐藤
Kimio Muramatsu
村松 公夫
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 ゛ 本発明は、微細異物検査装置に係り、特に半導体製
造工程におけるウェハに付着した微細異物の検出、分析
等を行なう微細異物検査装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、かかる微細異物検査装置として特開昭60−21
8845号公報に記載された装置が知られているにれに
よると、真空容器内に水平回転可能に、かつ水平1軸方
向に移動可能に設けられたテーブル上にウェハを載置し
、そのウェハを真空容器内に臨んで設けられたレーザビ
ーム照射手段の視野内と、SEM (走査型電子顕微鏡
)の視野内、およびそれらの視野間を移動可能にし。
ウェハ面にレーザビームを走査してその散乱反射光の受
光レベルにより異物の有無と位置を検出し、これに基づ
いてSEMにより異物の観察をするようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記公報に示されたものによれば、モー
タ駆動のテーブルを回転又は移動することにより、ウェ
ハ面にレーザビームを走査するようにしていることから
、走査速度に限界があるという改良点を有するものであ
った。特に0.3μm以下の微細異物の位置を正確に検
出するような場合には、それに応じてレーザビームの照
射域径(レーザスポシト)が小さくなって走査ライン数
が増し、検査に要する時間がその分長くなる。
また、レーザビーム走査をテーブル移動のみで行なって
おり、特に潤滑油が必要な回転駆動機構を、真空チャン
バ内に設置しなければならない構成となっていることか
ら、潤滑油の蒸発等による異物がウェハに付着したり、
真空度が低下する恐れが考えられる。 本発明の目的は
、上記従来の問題点を解決すること、言い換えれば、レ
ーザビーム走査速度を向上させるとともに、真空チャン
バ内に設置される回転N動機構等の不純物発生源を減ら
した微細異物検査装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するため、電子顕微鏡を備え
た真空チャンバと、この真空チャンバ内の水平2軸方向
に摺動可能に設けられたXYテーブルを有してなる試料
移動装置と、前記真空チャンバの器壁に設けられた光透
過窓を介し、前記XYテーブルに載置された試料の一軸
方向にレーザビームをスキャナにより走査するレーザビ
ーム走査装置と、前記レーザビームをハーフミラ−を介
して光学スケールに導びきレーザスポット位置を検出す
るレーザスポット位置検出装置と、前記試料から反射さ
れるレーザビームの散乱光を検出し。
当該散乱光強度が一定レベル以上のときに異物検知信号
を出力する異物検知装置と、この異物検知信号が出力さ
れたタイミングにおける前記レーザスポット位置と前記
XYテーブルの位置に基づいて異物位置を求めるととも
に、この異物位置を前記電子顕微鏡の視野内の指定位置
に移動する指令を前記試料移動装置に出力する制御装置
と、を含んでなることを特徴とする。
〔作用〕
このように構成されることから、レーザビーム走査装置
のスキャナを駆動してレーザビームを一軸方向に走査す
るとともに、XYテーブルをそれに直交する方向に駆動
して、XYテーブル上に載置された試料の全面にレーザ
ビームを走査する。
試料面に異物が付着していると、試料面の散乱光の強度
変化に基づいて異物検知装置から異物検知信号が出力さ
れる。
この異物検知信号が出力されたタイミングにて前記レー
ザスポット位置と前記XYテーブルの位置に基づいて異
物位置が検出される。
そして、この異物位置データに基づいてXYテーブルが
移動され、電子顕微鏡の視野内の指定位置に当該異物が
移動される。
〔実施例〕
以下1本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図と第2図に本発明の一実施例の構成図を示す。そ
れらの図に示すように、基本的には試料移動装′c11
、制御装置2、レーザビーム走査装置3、レーザスポッ
ト位置検出装置4、異物検知装置5、SEM(走査型電
子顕微鏡)6.XMA(X、11マイクロアナライザ)
7などを含んで形成されている。
試料移動装置1は、試料としてのウェハ11が載置され
るXYテーブル12と、XYテーブル12を図示X軸方
向に摺動自由に支承するベースプレート13と、XYテ
ーブル12をX軸方向とY軸方向にそれぞれ移動するX
テーブル駆動装置14とYテーブル駆動装置15とを有
して形成されている。XYテーブル12はベースプレー
1−13上にX軸方向摺動自由に支承されたXテーブル
12aと、このXテーブル12aにY軸方向摺動自由に
支承されたYテーブル12bからなっている。Xテーブ
ル駆動装5!14とYテーブル駆動装置15は、それぞ
れ回転自由に軸支されたボールねじ16と、このボール
ねじ16に螺合されたすニヤガイド17と、このリニヤ
ガイド17に一端が固定されたロッド18と、前記ボー
ルねじ16に継手19を介して係合されたサーボモータ
20とを含んで形成されている。Xテーブル駆動装置1
4に係るロッド18の他端はXテーブル12aに固定さ
れ、Yテーブル駆動装置15に係るロッド18の他端は
摺動子28を介し、Yテーブル12bのX軸方向に延設
されたガイド29にX軸方向摺動自由に係止されている
。なお、サーボモータ20を除く上記の試料移動装置1
の構成部品は、真空チャンバ8(一部図示)内に収納さ
れており、サーボモータ20の動力伝達軸と真空チャン
バ8器壁とのシールは継手19部に設けられている。し
かして、XYテーブル12はウェハ11の位置を、異物
a察、分析位置(図示実線で示した位置)と異物検出位
置(図示一点鎖線で示した位りに移動することができる
ようになっている。
レーザビーム走査装置3はHa −N e形のレーザ源
31と、レーザ源31から出射されるレーザビーム32
を走査方向に振らすガルバなどのスキャナ33と、この
スキャナ33により振らされたレーザビーム32を反射
し、図示していない真空チャンバの器壁に設けられた光
透過窓を介して、ウェハ11の上面(検査面)に略沿直
に照射するミラー34とを含んで形成されている。
レーザスポット位置検出装置4は前記ミラー34とウェ
ハ11との間のレーザビーム光路に配置されたハーフミ
ラ−41と、このハーフミラ−41により反射されたレ
ーザビーム光路に配置され、等間隔に形成されたスリッ
ト状の開口からなる目盛を有する光学スケール42と、
これを通過したレーザビームを受光するフォトマルチプ
ライヤ(以下、フォトマルと略す)43とを有して形成
されている。これによりレーザビームをウェハ11上面
のX軸方向に一定幅で振らすとともに、そのレーザスポ
ット位置を光学スケール42とフォトマル43によって
検出するようになっている。
異物検知装置5は、ウェハ11面のレーザスポットから
の散乱反射光を受光する受光端51と。
フォトマル52とを含んで形成されている。なお、受光
端51は光ファイバなどにより形成され、その先端を異
物検出位置のウェハ11の上面に近接させて真空チャン
バ内に設置されている。
SEM6は異物観察、分析位置のウェハ11の上方に臨
ませて配置され、XMA7はその検出部先端を同一位置
のウェハ11の上面側方に臨ませて配置されている。そ
して、SEM6によりウェハ11に付着した微小異物を
数千倍(例えば3.000倍)に拡大して形状等を観察
し、あわせてXMA7により異物から放出される二次電
子を捕集し、異物の組成等を分析するようになっている
制御装置2は、第2図に示すブロック構成を有している
。XYテーブル12のX軸方向位置XtとY軸方向位[
Ytは、それぞれXテーブル12aとYテーブル12b
に対応させて設けられたXテーブル位置検出器21とY
テーブル位置検出器22により検出され、制御装置2の
A/D変換器23に入力されている。これら位置検出器
21゜22は周知のりニヤスケール又はレーザ干渉測長
器などを用いることができる。また、A/D変換器23
にはレーザスポット位置検出装置36により検出された
レーザスポット位置(X軸方向走査位置)XQと、異物
検知装置4oから出力されるパルス状の散乱光検出信号
Sが入力されている。
それらの位置データは散乱光検出信号Sをトリガ信号と
してA/D変換器23に取込まれメモリ24に記憶され
る。演算部25はメモリ24内の位置データに基づいて
異物の位置座標(Xd。
Yd)を求めた後、その異物をSEM6の視野中心に収
めるための移動目標位置座標(Xs、Ys)を求め、X
Yテーブル駆動コントローラ26に出力する。これによ
りXYテーブル駆動コントローラ26はサーボモータ2
0を駆動して、異物をSEM6の視野中心に移動するよ
うになっている。
このように構成された実施例の動作について、次に説明
する。
レーザ源31から発せられたレーザビーム32は、スキ
ャナ33とミラー34によって反射され。
ハーフミラ−41に導びかれる。ハーフミラー41を透
過されたレーザビームはウェハ11上面に焦点を結び、
ハーフミラ−41により反射されたレーザビームは光学
スケール42上に焦点を結ぶ。そして、スキャナ33を
一定範囲の角度幅で振らして、レーザスポットをウェハ
11面上のX軸方向に往復走査し、これに合わせてXY
テーブル12をY軸方向に移動して、ウェハ11の全面
にレーザスポットを走査する。
光学スケール42に導びかれたレーザビームも、上記レ
ーザスポットのX軸方向往復走査に一致して、光学スケ
ール上を往復走査される。これにより第3図(A)に示
すように、レーザビームは光学スケール42に形成され
た一定ピッチのスリット状開口を通過してフォトマル4
3に入射される。
フォトマル43には同図(B)に示すようにスリットの
明暗に応じた正弦波信号が発生され、これをパルス整形
してカウントし、レーザスポットの位置XQを検出する
このようにして走査されるレーザスポット内のウェハ1
1上に異物が存在すると、その異物によリレーザビーム
が散乱反射され、その散乱光が異物検知装置5に入射さ
れ、異物の大きさに応じた強度を有するパルス状の異物
検知信号Sが出力される。この異物検知信号Sをトリガ
にしてA/D変換器23が動作し、そのときの位置デー
タxt。
Yt、XQと異物検知信号Sをメモリ24に取り込んで
記憶する。このようにしてウェハ11の全面あるいは所
定の領域を走査して異物の有無が検出され、その位置デ
ータ等がメモリ24に記憶される。
次に、検出された異物をSEMSの所定の視野内に移動
する手順について説明する。まず、検出された異物の位
置座標(Xd、Yd)は、演算部25において次式(1
)により求められる。
この異物をSEMSの視野内に移動するための移動目標
位置座標(Xs、Ys)は、演算部25において次式(
2)により求める。なお、レーザスポット中心の位置座
標の原点は(X工、Y□)、SEMSの電子ビーム中心
の位置座標の原点は(xt、 yz) とし、AX=X
2−X、。
Δy=Y2−Y、とする。
これにより求められた移動目標位置座標(Xs。
Ys)は、XYテーブル駆動コントローラ26に出力さ
れ、XYテーブル駆動コントローラ26はこれに従って
XYテーブル12を移動し、異物をSEMSの視野内に
収める。
このようにしてウェハ上の微細な異物は自動的に検出さ
れるとともに、SEMSの視野内に設定されることにな
り、SEMSの電子ビーム走査により異物の形状等をC
RT表示して111mすることができる。また、その電
子ビーム走査により異物から放出される二次電子をXM
A7により補集して、異物の組成等を分析することがで
きる。
ここで、検査しようとする微細異物の最小粒径をDPと
したとき、レーザスポットの径DQとSEMSの倍率お
よび視野との関係についてを、第4図を用いて説明する
。例えば、DP≦0.3μmの微細異物を検出しようと
する場合、一般にCRTで目視観察するには1m径程度
の像に拡大する必要があることから、SEMSの倍率は
3000倍となる。CRTの画面をたて75閤×よこ1
00画とすると、観察対象の視野の大きさは、第4図に
示すようになる。したがって、Dp≦0.3μmの異物
を確実に視野内に捕えるには。
異物の位置検出精度として±15μmの精度が要求され
る。ところで、前述したように異物の位置はレーザスポ
ットの中心位置によって表わされるから、レーザスポッ
ト径Dflを15μm以下に絞ることが必要となり、D
p≦0.3μmの場合は、他の要因に係る誤差等を考慮
してDfl=10μmに設定することが望ましい。
上述したように、第1図実施例によれば、次の効果が得
られる。
(1)  レーザビームを真空チャンバ外に設けられた
スキャナにより振らして、レーザスポットをつエバ上の
1軸方向に走査するようにしたことから。
レーザスポットの走査速度を向上させることができる。
(2)  レーザビームをハーフミラ−により分光して
真空チャンバ外の光学スケールにより検出し、レーザス
ポットの位置検出していることから、レーザスポット走
査をスキャナにより行なうようにしても、その位置を検
出することができる。
(3)真空チャンバ内に収納されるXYテーブルの駆動
系は、潤滑油が不要な直接摺動機構のみで、潤滑油が必
要な回転軸受とモータは真空チャンバ外に設けているこ
とから、潤滑油蒸気やモータコイル絶縁物蒸気によるウ
ェハの汚染や高真空度(例えば、10−’ Torr)
低下を防止できる。
ここで、レーザスポットの位@XQの検出方法の他の実
施例について説明する。スキャナ33は一般に第5図に
示すように、レーザスポットを正弦波状に走査するので
、光学スケール42上を走査されるレーザスポットの速
度は各位置に応じて変化する。この速度が一定と見做せ
る範囲は図中Iで示したスキャンの中心部のごくわずか
な幅である。一方、光学スケールの最小目盛は第3図に
示したように一般に20〜40μmであり、この値まで
は絶対的な光学スケールの精度で位置を検出でき、レー
ザスポットの通過速度には関係がない。
しかし、第4図で説明したように、Dp≦0.3μmの
異物を検出しようとすると、位置検出誤差を±15μm
以内におさえなければならないことから、上記光学スケ
ールの分解能では不充分である。そこで光学スケールの
最小目盛内をさらに分割して分解能を上げる必要がある
。最も広く用いられる手法に時間分割法がある。すなわ
ち最小目盛内のレーザスポットの通過速度を一定と仮定
して、目盛の一端を通過した時点でトリガをかけて一定
時間間隔のパルスを発生し、このパルスをカウントすれ
ば、最小目盛内をさらに細く細分することが可能となる
。例えば光学スケール最小目盛を40μmとし、さらに
最小分解能を5μmにする必要があるとすれば、さらに
8分割する必要がある。レーザスポットの走査振幅を8
0m、周波数を100 Hzとすれば、走査振幅中心に
おける走査速度Vは次式(3)で示すことができる。
したがって、5μmを通過するに要する時間は0.19
8μsecとなるので、光学スケールの最小目盛の一端
を通過した時点でトリガをかけて。
0.198μsecごとにパルスを発生させ、これをカ
ウントすれば40μmの内部を5μmの分解能で測定す
ることができる。この方法を用いてなる制御装置2にか
かる他の実施例を第6図に示す。
図において、第2図と同一符号のものは同一機能、構成
のものであり、第2図と異なるのはレーザビームが光学
スケールの最小目盛の一端を通過した時点でトリガされ
るパルス発生器27を設け、その出力パルスによりA/
D変換器23をトリガするようにしたことにある。この
トリガパルスの周期は上記した5μm分解能の場合0.
198μsecに設定される。
しかし、上述の方法は、レーザスポットの移動速度が一
定と見做せる範囲のみで成立する。即ち、第5図にて説
明したように、レーザスポットの速度はOから上記速度
まで大幅に変化し、走査幅の中心部では直線性はよいが
、中心部からはずれるに従って、狭い範囲でしか直線性
が成立しなくなる。しかも中心部からはずれるに従って
レーザスポットの形が円形から楕円になり、スポット面
積の増加によって検出精度が低下する。したがって、ス
ポット形が真円で、かつ速度が最も一定している。走査
幅の中心部を用いることが望ましいことになる。しかし
、走査幅の中心部しか用いないのでは、ウェハ全面を走
査するのに多くの時間を要し、実用的でない。
そこで、この点を改良した他の実施例を次に説明する。
まず第1段階として第5図に示した中央部40箇幅の範
囲を走査幅として走査し、光学スケールの目盛の分解能
を限度として、レーザスポットの粗位置を検出する粗検
出を行なう。なお、40nnとしたのは、前述したよう
に、レーザスポットの真円が実質的に保持される範囲を
基準としたものである。この粗検出に基づいて異物の位
置を粗検出し、その位置データを例えばCRT上にマツ
プ表示する。
次に第2段階としてその中のいくつかを選定して精密検
出を行なうようにする。この精密検出における光学スケ
ールの検出方法は前述した5μmの分解能で行ない、そ
の走査範囲は粗検出により得られた異物位置を含む小さ
な範囲(例えば、II角程度)で行ない位置検出精度を
向上させ、微細異物を倍率3000倍のSEMSの視野
内に、速やかにかつ確実に捕えることを可能としている
したがって、本実施例によれば、レーザスポットの位置
検出を粗検出と精密検出の2段階に分けたことから、検
出時間を長大化することなく位置検出精度を向上するこ
とができ、例えば0.3μm以下の大きさの微細異物の
有無と位置を速やかに検出できるとともに、確実にSE
Mの視野に捕えることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、レーザビーム走
査速度を向上させるとともに、真空チャンバ内に設置さ
れる回転駆動機構等の不純物発生源を減らすことができ
ることから、微細異物の検査時間を低減できるとともに
、真空チャンバ内におけるウェハの新らたな汚染や、高
真空度の低下を防止することができるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体構成図、第2図は第1
図実施例にかかる制御装置の一実施例のブロック図、第
3図はレーザスポット位置検出装置の動作を説明する図
、第4図はSEMの視野と異物との関係を示す図、第5
図はレーザビーム走査とレーザスポット位置検出につい
ての動作を説明する図、第6図は制御装置の他の実施例
のブロック図である。 1・・・試料移動装置、2・・・制御装置、3・・・レ
ーザビーム走査装置。 4・・・レーザスポット位置検出装置、5・・・異物検
知装置、6・・・走査型電子顕微鏡、11・・・ウェハ
、12・・・XYテーブル、14・・・Xテーブル駆動
装置、 15・・・Yテーブル駆動装置、31・・・レーザ源、
33・・・スキャナ、35・・・ハーフミラ−136・
・・レーザスポット位置検出装置、40・・・異物検知
装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電子顕微鏡を備えた真空チャンバと、この真空チ
    ャンバ内の水平2軸方向に摺動可能に設けられたXYテ
    ーブルを有してなる試料移動装置と、 前記真空チャンバの器壁に設けられた光透過窓を介し、
    前記XYテーブルに載置された試料の一軸方向にレーザ
    ビームをスキャナにより走査するレーザビーム走査装置
    と、 前記レーザビームをハーフミラーを介して光学スケール
    に導びきレーザスポット位置を検出するレーザスポット
    位置検出装置と、 前記試料から反射されるレーザビームの散乱光を検出し
    、当該散乱光強度が一定レベル以上のときに異物検知信
    号を出力する異物検知装置と、この異物検知信号が出力
    されたタイミングにおける前記レーザスポット位置と前
    記XYテーブルの位置に基づいて異物位置を求めるとと
    もに、この異物位置を前記電子顕微鏡の視野内の指定位
    置に移動する指令を前記試料移動装置に出力する制御装
    置と、 を含んでなる微細異物検査装置。
JP15758386A 1986-07-04 1986-07-04 微細異物検査装置 Pending JPS6313342A (ja)

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