JPS6313309A - ロ−タリ−トランス - Google Patents

ロ−タリ−トランス

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Publication number
JPS6313309A
JPS6313309A JP61156854A JP15685486A JPS6313309A JP S6313309 A JPS6313309 A JP S6313309A JP 61156854 A JP61156854 A JP 61156854A JP 15685486 A JP15685486 A JP 15685486A JP S6313309 A JPS6313309 A JP S6313309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
thin film
rotary transformer
rotor
coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP61156854A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyofumi Tani
谷 豊文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP61156854A priority Critical patent/JPS6313309A/ja
Publication of JPS6313309A publication Critical patent/JPS6313309A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、多チャンネルのロータリートランスに関し
、詳しくはチャンネル間の漏話(クロストーク)を減少
させようとするものである。
〔従来の技術〕
第5図は従来のロータリートランスの縦断面図で、1は
ロータコア、2はステータコア、3はchlのロータ側
コイル、4はch2  のロータ側コイル、5はchi
  のステータ側コイル、6はch 2のステータ側コ
イル、15は環状凹溝、16はショートリング、7はス
テータコアを固定する支持板。
8はロータコアを回転させる回転軸である。
従来のロータリートランスは環状凹溝15にショートリ
ング16をはめ込むことにより、チャンネル間クロスト
ークを減少させていた。
また、チャンネル間ストローク特性を改善するための別
の手段として、ショートリングに代えてチャンネル間に
環状の導電性薄膜シールドを形成したものがある。第6
図は例えば実開昭49−97713号公報に示されたこ
の種、ロータリ−トランスの平面図と断面図を示し1図
において。
1はロータリーコア、17はプリント基板、18はチャ
ンネル1のコイル、19はチャンネル2のコイル、20
はシールド、21はシールドのリード線の取出口である
。上記シールド20はエツチング法などによりプリント
基板17上に銅箔貼付けされている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のロータリートランスは以上のように構成されてい
るので次のような問題点があった。第5図に示した従来
例では2つのチャンネル間に環状の凹溝15を設け、こ
の凹溝中にショートリング16を嵌込む構成としている
ため、凹溝15の幅がllx程度以下になると、雌型と
しての凹溝を形成するため雄型としての金型のコアの幅
を1肱程度以下にする必要がちシ、このため金型の強度
が不足し成形不能となってロータリートランスを小形化
する上で制約があった。また、第6図に示した従来例で
は、プリント基板17をコアlの一面に接着する必要が
あるが、接着むらなどによシ完全な平面が出に<<、平
面ぶれが生じやすいため伝送効率が低下し、また厚み方
向に小形化する上で問題があった。さらにこれらの問題
を補うためにコアに溝を切シ、flJント基板17を埋
め込み接着し、その後機械的に加工する必要があった。
この結果、ロータリートランスを小さく薄くするとコア
の強度が低下するという問題点が出てくる。
したがっていずれの場合も、小形化したロータリートラ
ンスにおいて伝送効率を悪化させず、しかもクロストー
ク特性を改善する機能を果すことができない。特に小形
化されたロータリートランスにおいては各チャンネル間
相互の距離があまりとれないため、より良好なりロスト
ーク特性を得る必要がある。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、小形化したロータリートランスにおいても伝
送効率を悪化させることなくチャンネル間クロストーク
特性を改善することのできるロータリートランスを得る
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るロータリートランスは、ロータリートラ
ンスコイルの引出線を引出すための溝の導電性薄膜シー
ルドを被着させる部分を絶縁材で充填し、当該コア面に
被着される導℃性薄膜を円環状に連続させるようにした
ものでるる。
〔作用〕
この発明におけるロータリートランスは、導電性薄膜シ
ールドを蒸着法などによシ形成するため、膜の厚みを1
μm程度で作ることができるため。
コアに埋め込む必要がない。つまシ、ショートリングが
厚いものをコア表面に張り付けた場合、信号を伝達すべ
き各チャンネルのロータ側とステータ側のエアギャップ
がその分増えるため、伝送効率が悪化する。通常エアギ
ャップは約50μm程度に設定されており、したがって
1μm程度の厚みでは伝送効率劣化は殆んどない。しか
もこの程度の厚さでも円環状に連続している限り各チャ
ンネル間を互いにシールドし十分なりロストーク防止効
果を得ることができる。逆に円環状態が断絶しては特性
が劣化するため、シールドが薄いということもちって下
地表面はできる限り緻密質であることが、もともとトラ
ンスコア表面は十分緻密であシ、また緻密性の高い絶縁
材も容易に得られる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明のロータリートランスの断面図であり、1
はロータコア、2はステータコア、3はチャンネル1の
ロータ側コイル、4はチャンネル2のロータ側コイル、
5はチャンネル1のステータ側コイル、6はチャンネル
2のステータ側コイル、7はステータコア2を固定する
支持板。
8はロータコア1を回転させる回転軸、9は薄膜シール
ドである。第2図は11図の■−■線から切断したロー
タコアの平面図であって、10はチャンネル1.チャン
ネル2のコイルの引出線を取出すためにコア1に形成さ
れた割溝、11はこの割溝10上に充填された絶縁材、
12は円環状の薄膜シールド9をその表面上に形成する
コア平面である。第3図は第2図の旧−!線におけるロ
ータコアの拡大断面図で、13は絶縁材11の表面。
14は割溝10の表面である。また図中1mはコア平面
の幅、jは薄膜シールド9の幅、tは薄膜シールド9の
厚さであシ、lはmとほぼ同じかこれよシ若千狭い幅に
形成される。nは絶縁材11の表面の幅であシ1mとほ
ぼ同等以上の大きさに形成される。Sは割溝10上面と
コア表面との段差である。
第1図において、ロータリコア1とステータ3フ2間の
エアギャップは伝送特性と関係から数10μm以下程度
に設定されておシ1回転軸8によシロータコアlおよび
ステータコア2に取付けられた各チャンネルのコイルが
同心状に対向するようになっている。この同心精度は伝
送効率に影響を及ぼす。
次に第3図に示すようにコイルを引出すために設けられ
ている割溝10とコア平面12の境界は高さ段差Sをも
っている。この段差のため割溝10に絶縁材を充填せず
に薄膜シールド9を形成しようとすると、コア表面と割
溝10の境界で特に不連続となりやすく、シールド効果
が劣化するため所要のクロストーク特性が得られなくな
る。したがって割溝10の部分にこの蔦さ段差分身上の
非磁性の絶縁材11を充填し、七の後、絶縁材の表面1
3をコア平面12と同一高さに研摩する。この絶縁材1
1には工?キシ樹脂などを用いれば。
表面の緻密性7まコア材(フェライト)と同程度以上あ
ると考えられ、しかもコア材よりも十分軟かいためコア
部分を傷付けずに絶縁材11の表面を削ることは容易で
ある。このようにして薄膜シールド9の円環状に連続し
た下地表面を形成する。
その後、下地表面に蒸着法などにより薄膜シールドを1
μm厚程変形戊する。
上記のように構成されたロータリートランスは環状凹溝
15をチャンネル1.2間に形成する必要がないので、
コイル3,4間の間隔mを小さくでき、ロータリートラ
ンスの小形化が可能となる。
一方、薄膜シールドの厚みtが1μm程度と小さいので
ロータ側とステータ側のコア1,2のエアギャップを大
きくする必要がなく、伝送効率の劣化も無視できる。ま
たクロストーク特性は第4図のチャンネル間クロストー
ク特性図に示す測定例かられかるように十分改善されて
いる。なお、w性曲線Aは薄膜シールドのない場合のク
ロス) −り特性を示し1曲線Bは薄膜シールドのない
ときのクロストーク特性を示している。
この特性図より信号周波数I MHz以上で薄膜シール
ドによるチャンネル間クロストーク減少の効果が現われ
、7MH2においては12dBもの改善効果□が認めら
れる。なお、この周波数範囲(IMI(Z〜7MHz)
で用いるものとしては1例えばVTRl7)回転ヘッド
における信号授受用のロータリートランスがある。
なおこの実施例の信号の伝送特性(周波数特性)の変化
はほとんど認められなかった。
なお、上記実施例では、コア1,2にショートリング1
6を装着するための凹溝15を形成することが困難な小
形化されたロータリートランスを例として示したが、こ
の例に限られるものではなく、ロータリートランスの外
径がある程度大きく、環状の凹溝を形成できるようなも
のにも適用可能で、この場合でも従来例と同程度のシー
ルド効果が得られた。
なお、環状の導電性薄膜は蒸着法によるもののほか、ス
ノぐツタ法、またはメッキ法などによって形成してもよ
い。また上記実施例では、ロータ側およびステータ側の
双方に薄膜シールドを形成した例を示したが、この例に
限られるものではなく、何れか一方のみに形成してもよ
い。またこの例のように2チヤンネルの場合に限られる
ものではなく、多チャンネルの場合にも同様に適用でき
る。
なお薄膜シールドの厚さは1μm程度で十分であるが厚
いほど効果が増すことはいうまでもない。
更にまた以上に述べたことは同軸形ロータリートランス
にも同様に適用できることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、回転軸に固着さ
れたロータコアと、このコアの一面に同軸に配設された
複数のロータコイルと、上記ロータコイルのコイル配設
面と細隙を介して対向するように支承されたステータコ
アと、このコアの対向面に上記複数のロータコイルとそ
れぞれ対向するように配設された複数のステータコイル
と、これらのステータコイルの間のコア面または上記ロ
ータコイルの間のコア面の双方または何れか一方の面上
にそれぞれ環状に被着された導電性薄膜シールドとを備
えたので、従来のものに比べて構成が簡単でアシ、かつ
小形のロータリートランスにも適用できる。また、ロー
、5+側とステータ側聞の伝送効率を劣化させずにチャ
ンネル間クロス) −り特性を改善できると共に、コア
の加工工程も間単で、安価に製作できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるロータリートランス
の縦断面図、第2図はM1図の■−■線横断平面図、第
3図は第2図のl−ff1線拡大断面図、第4図はチャ
ンネル間クロストーク特性図、第5図は従来のロータリ
ートランスの縦断面図。 第6図は他の従来のロータリートランスの平面図と断面
図である。 l・・・ロータコア、2・・・ステー1コア、3.4・
・・ロータコイル、5.6・・・ステータコイル、9・
・・導電性薄膜シールド、10・・・割溝、11・・・
絶、縁材。 なお1図中同一符号は同−又は相機部分を示す。 代理人   大  岩  増  雄 3.4;ロータコイノン 第2図 第4図 (dBI ・I Il′1=as文(MHxl 第5図 第6図 手続補正書(自発) 1、事件の表示   特願昭61−156854号3、
補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所    東京都千代田区丸の内二丁目2番3号名
 称  (601)三菱電機株式会社代表者志岐守哉 4、代理人 住 所    東京都千代田区丸の内二丁目2番3号三
菱電機株式会社内 5、 補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、 補正の内容 本願において、明細書の記載を下記の如く訂正致します
。 1大ム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転軸に固着されたロータコアと、このコアの一
    面に同軸に配設された複数のロータコイルと、上記ロー
    タコイルのコイル配設面と細隙を介して対向するように
    支承されたステータコアと、このコアの対向面に上記複
    数のロータコイルとそれぞれ対向するように配設された
    複数のステータコールと、これらのステータコールの間
    のコア面または上記ロータコイルの間のコア面の双方ま
    たは何れか一方の面上にそれぞれ環状に被着された導電
    性薄膜シールドとを備えたロータリートランスにおいて
    、ロータコール、またはステータコイルの引出線を引き
    出すための溝の導電性薄膜シールドを被着させる部分を
    絶縁材で充填し、当該コア面に被着される導電性薄膜が
    、円環状に連続するように構成させたことを特徴とする
    ロータリートランス。
  2. (2)絶縁材がコア材より軟かく、かつコア材と同等の
    緻密質であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のロータリートランス。
JP61156854A 1986-07-03 1986-07-03 ロ−タリ−トランス Pending JPS6313309A (ja)

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JP61156854A JPS6313309A (ja) 1986-07-03 1986-07-03 ロ−タリ−トランス

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61156854A JPS6313309A (ja) 1986-07-03 1986-07-03 ロ−タリ−トランス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6313309A true JPS6313309A (ja) 1988-01-20

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ID=15636829

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61156854A Pending JPS6313309A (ja) 1986-07-03 1986-07-03 ロ−タリ−トランス

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JP (1) JPS6313309A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5347256A (en) * 1991-04-26 1994-09-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Rotary transformer
US5359312A (en) * 1991-08-03 1994-10-25 Goldstar Co., Ltd Rotary transformer assembly for rotary head drum device
US6915558B2 (en) 1998-06-10 2005-07-12 The Furukawa Electric Co., Ltd. Method of assembling separable transformer
US7393607B2 (en) 2002-06-11 2008-07-01 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Fuel cell and fuel cell stack

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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