JPS63132848A - 三重結合を有する炭化水素化合物の選択的水素添加方法 - Google Patents

三重結合を有する炭化水素化合物の選択的水素添加方法

Info

Publication number
JPS63132848A
JPS63132848A JP61277848A JP27784886A JPS63132848A JP S63132848 A JPS63132848 A JP S63132848A JP 61277848 A JP61277848 A JP 61277848A JP 27784886 A JP27784886 A JP 27784886A JP S63132848 A JPS63132848 A JP S63132848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
palladium
hydrocarbon compound
catalyst
boron
triple bond
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61277848A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinobu Imanaka
今中 利信
Jun Tamaoki
純 玉置
Shigeru Nakayama
茂 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Idemitsu Kosan Co Ltd filed Critical Idemitsu Kosan Co Ltd
Priority to JP61277848A priority Critical patent/JPS63132848A/ja
Publication of JPS63132848A publication Critical patent/JPS63132848A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は三重結合を有する炭化水素化合物の選択的水素
添加方法に関するものである。さらに詳しくいえば、本
発明は、パラジウムおよびホウ素を含有する触媒を用い
て三重結合を有する炭化水素化合物を水添し、高い選択
率で二重結合を有する化合物を製造する方法に関するも
のである。
〔従来の技術〕
アセチレンや置換基をもつアセチレン誘導体などの三重
結合を有する炭化水素化合物を水添して、対応する二重
結合を有する炭化水素化合物を選択的に製造する技術は
、付加価値の低い化合物を、より有用な付加価値の高い
化合物に転換する技術として、あるいはオレフィン中に
好ましくない不純物として含まれているアセチレンをと
り除く技術などとして、工業的に極めて重要である。例
えば、炭化水素の熱分解や石炭のコークス化などによっ
て得られるガス中には、通常数%ないし数十%のエチレ
ンやプロピレンなどのオレフィンを含有しており、これ
らのガスの利用を目的として、種々の手段によりエチレ
ンおよびプロピレンがそれぞれ分離回収されているが、
通常これらのオレフィンには不純物としてアセチレンが
混入され、このアセチレンは該オレフィンの多くの使途
に有害であるため、lQppm程度以下まで除去するこ
とが要求される。このアセチレンを除去する手段として
は、前記の三重結合を有する炭化水素化合物を、二重結
合を有する炭化水素化合物に選択的に水添する技術が適
用される。
ところで、従来、パラジウム含有触媒は、不飽。
相変化水素化合物を水素添加するのに十分な活性を有す
ることから、該化合物の水添触媒として工業的に広く用
いられている。しかしながら、アセチレンやアセチレン
g4体などの三重結合を有する炭化水素化合物を選択的
に水素添加する触媒として用いる場合には、その活性が
高すぎて選択性が低いという欠点を有している。
そこで、該選択性を向上させるために、これまで、孔径
や多孔度や表面積などが限定されたアルミナ担体上にパ
ラジウムを担持した触媒が種々提案されている(特公昭
38−18836号公報、特開昭61−141931号
公報、米国特許第4゜038.175号明細書、同2,
946,829号明細書、同第3,113,980号明
細書、同3.116,342号明細書、同4,126,
645号明細書)。しかしながら、これらのパラジウム
系触媒は、担体の特性を限定したものであって、選択性
が十分であるとはいえない。他方、白金触媒を用い、か
つ反応系にチオエーテルやメルカプタンなどのイオウ化
合物を添加し、特定の反応条件下でアセチレンを選択水
添する方法が開示されている(特公昭49−25242
号公報)。
しかしながら、この方法においても、該選択性について
は必ずしも満足しうるちのではない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように、三重結合を有する炭化水素化合物を、十分
に満足しうる選択率でもって、二重結合を有する炭化水
素化合物に選択水添する方法は、これまで見い出されて
いないのが現状である。
本発明は、このような事情のもとで、三重結合を有する
炭化水素化合物を水添し、極めて高い選択率で二重結合
を有する炭化水素化合物を製造する方法の提供を目的と
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、前記目的を達成するために鋭意研究を重
ねた結果、水添触媒として、パラジウムおよびホウ素を
含有してなる触媒を用いることにより、その目的を達成
しうろことを見い出し、との知見に基づいて本発明を完
成するに至った。
すなわち、本発明は、触媒の存在下、三重結合を有する
炭化水素化合物を水素添加して、選択的に二重結合を有
する炭化水素化合物を製造するにあたり、該触媒として
パラジウムおよびホウ素を含有してなる触媒を用いるこ
とを特徴とする三重結合を有する炭化水素化合物の選択
的水素添加方法を提供するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明方法において原料として用いられる三重結合を有
する炭化水素化合物としては、アセチレンをはじめ、置
換基を有するアセチレン誘導体、環状アセチレン化合物
、分子中に2個以上のアセチレン性三重結合を有する化
合物などが挙げられる。
置換基を有するアセチレン誘導体としては、置換基とし
てアルキル基、アルケニル基、アリール基、シクロアル
キル基などを有するものが用いられる。置換基がアルキ
ル基である場合には、その炭素数が1〜6のものが好ま
しく、このようなものとしては、例えばプロピン、1−
ブチン、2−ブチン、1−ペンチン、2−ペンチン、3
−メチル−1−ブチン、l−ヘキシン、tert−ブチ
ルアセチレン、■−ヘプチン、3−オクチンなどが挙げ
られる。置換基がアルケニル基である場合には、その炭
素数が1〜6のものが好ましく、このようなものとして
は、例えば1−ブテン−3−イン(ビニルアセチレン)
、1.5−ヘキサジエン−3−イン(ジビニルアセチレ
ン)、1,5゜7−オクタトリエン−3−インなどが挙
げられる。
置換基がアリール基である場合には、その炭素数が6〜
12のものが好ましく、このようなものとしては、例え
ばフェニルアセチレン、ジフェニルアセチレンなどが挙
げられる。置換基がアリール基とアルキル基の場合には
、その全炭素数が7〜13のものが好ましく、このよう
なものとしては、例えば1−フェニル−1−プロピン、
1−フェニル−1−ブチン、l−フェニル−1−ヘキシ
ンなどが挙げられる。置換基がシクロアルキル基の場合
には、その炭素数が5〜10のものが好ましく、このよ
うなものとしては、例えばシクロヘキシルアセチレン、
シクロオクチルアセチレンなどが挙げられる。
また、環状アセチレン化合物としては、例えばシクロヘ
プチン、シクロオクチン、シクロデシン、シクロドブシ
ンなどが挙げられる。さらに分子中に2個以上のアセチ
レン性三重結合を有する化合物としては、例えば1.5
−ヘキサジイン、1゜6−へブタジイン、1,7−オク
タジイン、■。
9−デカジインなどが挙げられる。
これらの三重結合を存する炭化水素化合物は、それぞれ
単独で用いてもよいし、2種以上混合して用いてもよく
、あるいは当該反応に対して実質的不活性な化合物、例
えばエチレン、プロピレン、ブテンなどのオレフィン類
、メタン、エタン、プロパン、ブタンなどのアルカン類
などと共に用いてもよい。
本発明方法においては、触媒として、パラジウムおよび
ホウ素を含有したものが用いられる。この触媒における
パラジウムおよびホウ素の含有様式については特に制限
はなく、例えば金属パラジウムやパラジウムを含む化合
物およびホウ素を含む化合物をそれぞれ含有したもので
あってもよいし、分子中にパラジウム原子とホウ素原子
の両方を含む化合物やパラジウム−ホウ素合金であって
もよいが、これらの中で、パラジウム−ホウ素合金、特
にグロー放電により調製されたパラジウム−ホウ素合金
が好ましく用いられる。
このパラジウム−ホウ素合金触媒をグロー放電により調
製する好適な方法の1例について説明すると、まず放電
管内にパラジウム基板およびガラスターゲットをセット
し、ロータリーポンプなどを用いて排気したのち、該放
電管を約300℃の温度に加熱し、10−’To r 
r程度に排気する。
次に、該放電管内にジボラン、アルゴンおよび水素の混
合ガスを入れ、この混合ガス中でグロー放電を10分な
いし3時間程度行うことにより、該ガラスターゲット上
にパラジウム−ホウ素合金が形成される。この調製法に
おいて、前記のように、ジボランなどを含む混合ガスを
放電管内に導入す′る前に、加熱処理を施すことによっ
て、水添選択率の高い合金触媒が得られる。なお合金触
媒は種々の担体に担持させることができる。
前記パラジウムを含む化合物としては、例えば酸化パラ
ジウム、塩化パラジウム、硝酸パラジウム、硫酸パラジ
ウムなどの無機パラジウム化合物、酢酸パラジウム、プ
ロピオン酸パラジウム、トリス(ジベンジリデンアセト
ン)ニパラジウム、パラジウムアセチルアセトネートな
どの有機パラジウム化合物が挙げられる。一方ホウ素を
含む化合物としては1、例えば酸化ホウ素、窒化ホウ素
、オルトホウ酸、メタホウ酸、デカボラン、テトラフル
オロホウ酸、トリフルオロヒドロキシホウ酸などの無機
ホウ素化合物、トリエチルホウ素、トリフェニルホウ素
、ビス(1,2−ジメチルプロピル)ボラン、9−ボラ
ビシクロ(3,3,1)ノナンなどの有機ホウ素化合物
が挙げられる°。
本発明方法においては、触媒として、パラジウムおよび
ホウ素を担体に担持したものを用いることができる。こ
の担体としては、例えば炭素、グラファイト、骨炭、ア
ルミナ、シリカ、シリカアルミナ、硫酸バリウム、ゼオ
ライト、スピネール、マグネシア付きアルミナトリア、
酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化トリウム、酸化ラ
ンタン、酸化セリウム、酸化亜鉛、粘度、けいそう土、
アスベスト、白土、軽石、沸石、モレキュラーシーブな
どが挙げられる。これらの担体にパラジウムおよびホウ
素を担持させる方法については特に制限はなく、従来慣
用されている方法、例えば含浸法のなどを用いることが
できる。この含浸法の好適な例について説明すると、ま
ず、水性媒体中に、水溶性のパラジウム化合物およびホ
ウ素化合物を溶解して水性溶液を調製するか、あるいは
適当な有機溶媒中に、有機溶媒可溶性のパラジウム化合
物およびホウ素化合物を熔解して有機溶媒溶液を調製す
る。前記水溶性パラジウム化合物としては、例えば塩化
パラジウムおよびその二水和物、硫酸パラジウムおよび
その二水和物、硝酸パラジウム、テトラアミンパラジウ
ム(II)塩化物などが、有機溶媒可溶性パラジウム化
合物としては、例え゛ば酢酸パラジウム、プロピオン酸
パラジウム、トリス(ジベンジリデンアセトン)ニパラ
ジウム、パラジウムアセチルアセトネートなどが挙げら
れる。
一方、水溶性ホウ素化合物としては、例えばオルトホウ
酸、テトラフルオロホウ酸、ブロモホウ酸アンモニウム
などが、有機溶媒可溶性ホウ素化合物としては、例えば
三フン化ホウ素およびその各種コンプレックス、デカポ
ラン、トリフルオロヒドロキシホウ酸、トリエチルホウ
素、トリフェニルホウ素、ビス(1,2−ジメチルプロ
ピル)ボラン、9−ボラビシクロ(3,3,1)ノナン
などが挙げられる。
次に、前記担体の中から選ばれた適当な担体に、前記の
水性溶液または有機溶媒溶液を浸漬法や噴霧法などによ
って含浸させたのち、乾燥し、次いで適当な温度におい
て焼成することにより、担体にパラジウムおよびホウ素
を担持させた触媒が得られる。担持量は、通常担体に対
して0.05〜80重景%範重量選ばれる。     
1、本発明で用いる触媒のパラジウムとホウ素との原子
比は、好ましくは30ニア0ないし95:5、さらに好
ましくは40 : 60ないし90:10の範囲で選ば
れる。パラジウムの割合がこの範囲より多くなると、選
択性が低下して本発明の効果が十分に発揮されず、一方
少ない場合には、触媒活性が低く、好ましくない。
本発明方法においては、水添用ガスとして水素を単独で
用いてもよいし、あるいは水素と不活性ガス、例えば窒
素、ヘリウム、アルゴン、二酸化炭素などとの混合ガス
を用いてもよい。また、三重結合を有する炭化水素化合
物および水素は、三重結合を有する炭化水素化合物/水
素モル比が0゜01〜150の範囲になるような割合で
用いることが好ましい。
反応形式については特に制限はなく、気相反応および液
相反応のいずれであってもよいが、特に気相反応が好適
である。液相で反応を行う場合には、必要に応じ溶媒を
用いることができる。該溶媒としては、当該反応に不活
性であり、かつ三重結合を有する炭化水素化合物を溶解
しうるちので゛あれば、特に制限はなく、例えばn−ヘ
キサン、n−ヘプタン、シクロヘキサンなどの脂肪族や
脂環式炭化水素、メチルアルコール、エチルアルコール
、プロピルアルコール、ブチルアルコール、ペンチルア
ルコール、ヘキシルアルコール、シクロヘキサノールな
どのアルコール類、テトラヒドロフラン、ジオキサンな
どのエーテル類などを用いることができる。
反応温度は、原料や触媒の種類、反応形式などによって
異なり、−概に限定することができないが、通常50〜
300℃の範囲で選ばれる。この温度が50℃未満では
触媒活性の発現が十分でなく、反応速度が遅すぎて実用
的でないし、300℃を超えると選択性が低下する上に
、副生成物の生成が多くなる傾向にあり、好ましくない
また、反応圧力についてはとくに制限はなく、常圧で反
応を行ってもよいし、加圧下で反応を行ってもよいが、
加圧下で反応を行う場合には、200気圧以下の圧力が
好ましい。圧力が200気圧を超えると、装置がおおげ
さになり、実用的でなくなる上に、反応面でも圧が高い
割にはその効果が発揮されない。
さらに反応様式としては、回分式、半連続式および連続
式のいずれの様式も用いることができるが、気相で反応
を行う場合には、固定床触媒を用いて、連続的に気相接
触反応を行うことが好ましい。
〔実施例〕
次に実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本
発明はこれらの例によってなんら限定されるものではな
い。
調製例1 パラジウム−ホウ素合金のれ 内径40龍、長さ200mmのパイレックスガラス製の
放電管内に、パラジウム基板およびパイレックスガラス
製ターゲットを設置し、ロータリーポンプで排気したの
ち、放電管を300℃に加熱し、1時間拡散ポンプで排
気し、管内を2〜3×゛10−’Torrにした。
次に、水素希釈ジボランガス(B2H25,3%、Hz
   94.7%)とアルゴンガスとの混合ガス(Ar
分圧0.05  To r r% B、 Hb +Hz
分圧0.08  Torr)を放電管内に導入し、高周
波電圧(周波数13.56 M)lz)を印加してグロ
ー放電を発生させた。この放電を2時間行った結果、タ
ーゲットに用いたパイレックスガラス上に、厚さ400
0人のパラジウム−ホウ素薄膜合金が得られた。この合
金のパラジウムニホウ素原子比は60 : 40であっ
た。
調製例2 パラジウム−ホウ素合金の調製 調製例1において、B、H,+H,分圧を0.12To
rrに変えた以外は、調製例1と全く同様にしてパラジ
ウム−ホウ素合金を調製した。この合金のパラジウムニ
ホウ素原子比は54746であった。
実施例1 調製例1で得たパラジウム−ホウ素合金を内径161m
、長さ150 +nの反応管に入れ、閉鎖系循環反応器
に設置して、100℃で1時間排気した。
次に、この反応器に、アセチレン/水素/ヘリウム=7
5/12.5/12.5  vo1%の混合ガスを導入
し、150℃で1時間反応させた。その結果、アセチレ
ンの転化率は56%、エチレンの選択率は97%であっ
た。
実施例2 調製例2で得た合金を内径16mm、長さ150鶴の反
応管に入れ、閉鎖系循環反応器に設置して、100℃で
1時間排気した。次に、アセチレン/水素/ヘリウム=
75/12.5/12.5  vat%の混合ガスを導
入し、150℃で1時間反応させた。その結果、アセチ
レンの転化率は33%、エチレンの選択率は97%であ
った。
実施例3 実施例2において、反応温度を200℃に変えた以外は
、実施例2と全く同様にして反応を行った。その結果、
アセチレンの転化率は80%、エチレンの選択率は97
%であった。
〔発明の効果〕
本発明方法によると、パラジウムおよびホウ素を含有す
る触媒を用いることによって、三重結合を有する炭化水
素化合物を、極めて高い選択率でもって、二重結合を有
する炭化水素化合物に選択水添することができる。
したがって、本発明方法を適用することにより、例えば
付加価値の低い三重結合を有する炭化水素化合物を、よ
り付加価値の高い有用な二重結合を有する炭化水素化合
物へ転換できるし、また、オレフィン中に好ましくない
不純物として含まれているアセチレンを容易にエチレン
に転換してとり除くことができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、触媒の存在下、三重結合を有する炭化水素化合物を
    水素添加して、選択的に二重結合を有する炭化水素化合
    物を製造するにあたり、該触媒としてパラジウムおよび
    ホウ素を含有してなる触媒を用いることを特徴とする三
    重結合を有する炭化水素化合物の選択的水素添加方法。 2、触媒がパラジウム−ホウ素合金を含有するものであ
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP61277848A 1986-11-22 1986-11-22 三重結合を有する炭化水素化合物の選択的水素添加方法 Pending JPS63132848A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61277848A JPS63132848A (ja) 1986-11-22 1986-11-22 三重結合を有する炭化水素化合物の選択的水素添加方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61277848A JPS63132848A (ja) 1986-11-22 1986-11-22 三重結合を有する炭化水素化合物の選択的水素添加方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63132848A true JPS63132848A (ja) 1988-06-04

Family

ID=17589113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61277848A Pending JPS63132848A (ja) 1986-11-22 1986-11-22 三重結合を有する炭化水素化合物の選択的水素添加方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63132848A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009529560A (ja) * 2006-03-15 2009-08-20 マックス−プランク−ゲゼルシャフト ツール フェルデルング デア ヴィッセンシャフテン エー. ファオ. 規則化金属間化合物を含む触媒を用いる水素添加方法
JP2010006842A (ja) * 2001-05-18 2010-01-14 Queen's Univ Of Belfast 水素化法
KR20110112341A (ko) * 2008-12-18 2011-10-12 사우디 베이식 인더스트리즈 코포레이션 알킨의 대응 알켄으로의 선택적 촉매 수소화

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010006842A (ja) * 2001-05-18 2010-01-14 Queen's Univ Of Belfast 水素化法
JP2009529560A (ja) * 2006-03-15 2009-08-20 マックス−プランク−ゲゼルシャフト ツール フェルデルング デア ヴィッセンシャフテン エー. ファオ. 規則化金属間化合物を含む触媒を用いる水素添加方法
US8338654B2 (en) 2006-03-15 2012-12-25 Max-Planck-Gesellschaft Zur Foerderung Der Wissenschaften E.V. Hydrogenation process using catalyst comprising ordered intermetallic compound
KR20110112341A (ko) * 2008-12-18 2011-10-12 사우디 베이식 인더스트리즈 코포레이션 알킨의 대응 알켄으로의 선택적 촉매 수소화
JP2012512212A (ja) * 2008-12-18 2012-05-31 サウディ ベーシック インダストリーズ コーポレイション アルキンの対応するアルケンへの選択的接触水素化

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4325842A (en) Process for preparing a supported molybdenum carbide composition
JP4987721B2 (ja) 選択的水素化によるc4オレフィン混合物の製造方法及び該ガス流のメタセシス方法
US3842121A (en) Catalyst for reduction of carbon monoxide
JP4189698B2 (ja) レニウムおよびアルミニウムを含む担持触媒、その調製方法およびオレフィンのメタセシスへの適用
JPH09508940A (ja) エチレン変換方法
EP1194394B1 (en) Process for manufacturing alkanes with methane
US3671597A (en) Isomerization process employing a novel heterogeneous catalyst
JPS63132848A (ja) 三重結合を有する炭化水素化合物の選択的水素添加方法
US4293723A (en) Conversion of isobutene to aromatics or polyisobutylene with modified gamma alumina composition
JPH0445496B2 (ja)
Imamura et al. Selective lanthanide-catalysed reactions. Catalytic properties of Sm and Yb metal vapour deposition products
JPS6054934B2 (ja) 1−ブテンの異性化方法
NL1013159C2 (nl) Katalysator voor metathese op basis van rhenium en cesium en werkwijze voor de omzetting van C#4 alkeenfracties door metathese.
JPH05506219A (ja) レニウムオキサイドの有機誘導体よりなるオレフィン性化合物のエテンノーリシス的メタセシスのための触媒およびこれらの触媒を使用するオレフィン性化合物のエテンノーリシス的メタセシスの方法
JPH02200643A (ja) イソブチレン中に含まれるブテン―1のブテン―2への異性化法
JP4119538B2 (ja) インデンの製造法
AU595896B2 (en) Process for propylene dimerization
WO2020075729A1 (ja) パーフルオロシクロアルケン化合物の製造方法
EP0032623A2 (en) Production of methyl and ethylamines with rhodium-iron catalysts
Naito et al. Mechanism of deuterium addition and exchange with propene over Ni/SiO 2 and Pt/SiO 2 catalysts at low temperatures
JP3472885B2 (ja) 環内および環外不飽和を有する化合物の選択的水素化方法
Mann et al. The hydrogenation of ethylacetylene: II. Reaction of ethylacetylene with hydrogen catalyzed by nickel, cobalt, and iron
JP2608722B2 (ja) 4−メチルー1−ペンテンの製造法
JP3250899B2 (ja) アルキル置換芳香族炭化水素の側鎖アルキル化方法
JPH07285894A (ja) アルキル置換芳香族炭化水素の側鎖アルキル化方法