JPS63132734A - 缶の加圧巻締方法 - Google Patents

缶の加圧巻締方法

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JPS63132734A
JPS63132734A JP27871786A JP27871786A JPS63132734A JP S63132734 A JPS63132734 A JP S63132734A JP 27871786 A JP27871786 A JP 27871786A JP 27871786 A JP27871786 A JP 27871786A JP S63132734 A JPS63132734 A JP S63132734A
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JP
Japan
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seaming
pressure
cover
lifter
space
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Application number
JP27871786A
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English (en)
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JPH0248336B2 (ja
Inventor
Tadamasa Kato
加藤 忠誠
Tadashi Narui
成井 正
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0248336B2 publication Critical patent/JPH0248336B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は1缶内を加圧状態にして缶を巻締する方法、特
に軸強度の弱い缶の巻締に適した巻締方法に関する。
従来の技術 近時、従来の金属罐に代るものとして、ポリエチレンテ
レフタレート等のプラスチック材、またはプラスチック
フィルムや紙材と金属箔の積層材等軸強度の弱い柔軟材
料で形成された線側が種々提案されている。
しかしながら、前記tRMは軸強度(座屈強度)が弱く
、巻締部のボディフックを形成すべき線側フランジ部が
巻締中に線側軸方向に逃げ、金属罐のような適正なボデ
ィフック長さを得ることが困難である。
その結果、備差のカバーフックと前記ボディフックとの
オーバラップ部が適正値より短くなり、金属罐と比較し
てかなり低い巻締強度しか得られず、密封能が低い、そ
のため、金属罐と同様な使用を目的として1例えば、テ
ニスボール等はその劣化を防止するために、それらの缶
詰は一定の内圧を有することが要求されているが、その
ように加圧状態が要求される缶詰に上記柔軟材料の缶を
適用した場合、(特にプラスチック材の場合、ガス遮断
性が低いので、長期に渡って所定の内圧を維持するため
に金属缶に比べて高い内圧をかけなければならない)内
圧によって線側巻締部への張力が加かり、ボディフック
部が次第に摺り抜けて短くなり、遂には線側とw1蓋と
が分離してしまう所謂蓋跳び現象が発生している。
この問題を解決するために、従来、巻締中に缶内を加圧
することによって軸強度を高めようとするもの、巻締装
置を改良して巻締時のボディフックの逃げを機械的に阻
止しようとしたもの、巻締部に接着剤を使用したもの、
巻締部の諸寸法を改良したもの、又は特開昭60−45
146号公報に記載されているもののようにポリエステ
ル罐胴体の巻締部を一部熱結晶化させたもの等種々提案
されている。
前記従来の加圧巻締方法は、巻締部空間を密閉状に囲繞
して、該空間部にエアーを導入して加圧することによっ
て1缶内が加圧され、その状態で巻締を行なうことによ
りなされている。従って、巻締時は1缶内部と缶外部と
は等圧である。
発明が解決しようとしている問題点 前記、従来の加圧巻締方法は、巻締時は缶内部も缶外部
も同様に加圧されているので缶内部と缶外部とは等圧で
ある。そのため、巻締時の軸強度は、それ程向上しない
欠点がある。
そのため、この方法で軸強度の弱い柔軟材料で形成され
た線側に、金属蓋を巻締する場合、十分な軸強度が得ら
れず、巻締中に座屈を起し、金属罐のような適正なボデ
ィフック長さを得ることが困難であり、軸強度の弱い缶
胴の巻締方法としては、未だ満足のいくものでない。そ
のため、高い密封能が要求される、内容物がテニスボー
ル等所定内圧を維持しなければならないものである場合
、上記柔軟材料の缶を適用しての上記方法では十分な巻
締め強度が得られない問題があった。
本発明は、前記実情に鑑み創案されたものであって、軸
強度の弱い缶胴であっても巻線中十分な軸強度を得るこ
とが出来、内圧を発生する内容物の密封充填容器として
使用することができるような十分な巻き締め強度を得る
ことができる加圧巻締方法を提供することを目的とする
ものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、缶巻締時、缶内部を加圧し缶外部を減圧して
、缶内圧を缶外圧よりも相対的に高くすることによって
、巻締時の軸強度の向上を一段と図り、上記問題を解決
したものである。
即ち本発明の加圧巻締方法は、缶巻締部空間を密封可能
に囲繞し、リフターが上昇中は前記巻締部空間を加圧し
、缶蓋がシーミングチャックに嵌合して缶開口部が缶蓋
によって密封されると、前記巻締部空間を減圧して1缶
蓋を巻締めることを特徴とするものである。
作用 第1図に示すような状態でリフター上に内容物が充填さ
れた缶を供給し、缶蓋支持部材に缶蓋を供給する。この
状態から、最初にチャンバーが上昇し、チャンバー上端
外周部がハウジングの下端外周部と密着して1巻締部空
間を囲繞して密封する。その後、リフターが上昇中、ハ
ウジングとチャンバーで囲まれる巻締部空間を加圧し、
缶内と巻締部空間が等圧に加圧される。缶開口部が缶蓋
によって密封された状態になった時点で排気装置により
巻締部空間を排気して減圧する。その際。
缶開口部は缶蓋によって密封された状態にあるので1缶
内は減圧されないで1缶外部のみが減圧され、缶内と缶
外とに圧力差が生じる。この結果。
缶内圧が相対的に高くなり1缶の軸強度が従来の加圧巻
締方法と比較して一段と向上させることができる。
この様な状態で巻締を行うことによって、缶の軸強度が
向上し従来巻締が困難であった柔軟材料で形成された缶
であっても、座屈を起す事が防止され、ボディフックが
長く得られ、密封性の良い巻締が可能となった。
実施例 以下1図面に基づいて本発明の詳細な説明する0図面は
、本発明方法を実施するための装置の実施例である。
図において、1は巻締ヘッドであり、ハウジング2内に
シーミングチャック3、第1巻締ロール4、第2巻締ロ
ール5等が内在している。該ハウジング2の下部中央に
は1缶蓋支持部材7が設けられており1図示しない缶蓋
供給手段により缶蓋が供給されて、支持待機している。
又、上記ハウソングの側壁部には、エアー給徘口8が設
けられ、切替弁9を介してエアー供給源10に連通して
いる。
15はリフター16を内在して上下動するチャンバーで
あり、その頂部が皿状になっていて、その外周部17が
前記ハウジング2の下端外周部6に係合して、巻締部を
密封するようになっている。
以上のように構成さ九た装置を用いて、本発明方法の実
施例を第1図乃至第3図により説明する。
第1図は待機状態であり、この状態で図示しない缶供給
ターレットによりリフター16上に内容物が充填された
缶20が供給され、缶蓋支持部材7に缶蓋21が供給さ
れる。この状態から、最初にチャンバー15が図示しな
いカムによって上昇し、チャンバー上端外周部17がハ
ウジング2の下端外周部と密着する。その後、リフター
16も上昇し、その上昇過程で缶蓋が缶開口部に被嵌さ
れ、該缶蓋がノックアウトパッドに軽く押えられてシー
ミングチャック3に嵌合する。リフター16が上昇中、
エアー給排口8からエアーが供給され、ハウジング2と
チャンバー15で囲まれる巻締部空間が加圧される(第
2図の状fi)。その結果1缶内と巻締部空間が等圧に
加圧される。次に、第3図に示すように、缶蓋がシーミ
ングチャックに嵌合した時点で適宜の制御機構により、
前記切替弁9を排気側に切り替え、巻締部空間を排気し
て大気圧に減圧する。その際、缶開口部は缶蓋によって
密封された状態にあるので、缶内は減圧されないで、缶
外部が減圧され、缶内と缶外とに圧力差が生じる。この
結果、缶内圧が相対的に高くなり1缶の軸強度が従来の
加圧巻締方法と比較して一段と向上させることができる
この様な状態で巻締を行うことによって、缶の軸強度が
向上し従来巻締が困難であった柔軟材料で形成された缶
であっても、座屈を起す事が防止される。未加圧状態で
巻締した場合、軸荷重が15〜25瞳しか有さない缶材
であっても、本実施例方法によれば、軸荷重を60〜8
0kgに向上させることが出来た。その結果、ボディフ
ックが長く得られ、密封性の良い巻締ガ可能となった。
巻締が終了すると、チャンバー15が下降すると共にリ
フターも下降し、巻締終了臼を排出する。
なお、上記実施例では、巻締部空間の減圧を大気圧に減
圧したが、切り替え弁の一方のポートを排気ポンプ等の
排気装置に連結することによって、真空等大気圧以下に
減圧した状態で巻締することができる。又、上記実施例
装置では1巻締ヘッドのハウジングに給排気口を設けた
が、給排気口はリフターチャンバーに設けても良い。
効果 本発明は、以上の様に1缶巻締時、缶内部を加圧し缶外
部を減圧するので1缶内圧を缶外圧よりも相対的に高く
することができて、巻締時の軸強度を従来の加圧巻締方
法と比較して一段と向上させることができた。従って、
従来巻締が困難であった柔軟材料で形成された缶であっ
ても、座屈を起す事が防止され、ボディフックが長く得
られ、密封性の良い巻締が可能となった。その結果、柔
軟材料で形成された罐でも1本発明方法によれば。
テニスボール等所定内圧が要求される内容物の密封容器
に適用することが可能である。更に、本発明は、従来の
加圧巻締装置を簡単に改良することによって容易に実施
する事ができる等の顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、本発明の方法を実施するための加
圧巻締装置の実施例の作動状態での巻線部断面図であり
、第1図は待機状態、第2図は加圧状態、第3図はチャ
ッキング状態を示している。 1:巻締ヘッド  2:ハウジング  3:シーミング
チャック  4:第1シーミングロール  5:第2シ
ーミングロール  7:缶蓋支持部材  8:エアー給
排口  9:切替弁10:エアー供給源  15:チャ
ンバー16:リフター  17=外周部エッヂ20:缶
胴  21:缶蓋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 缶巻締部空間を密封可能に囲繞し、リフターが上昇中は
    前記巻締部空間を加圧し、缶蓋がシーミングチャックに
    嵌合して缶開口部が缶蓋によって密封されると、前記巻
    締部空間を減圧することによって、缶内部を加圧、缶外
    部を減圧状態にして缶蓋を巻締めることを特徴とする缶
    の加圧巻締方法。
JP27871786A 1986-11-25 1986-11-25 缶の加圧巻締方法 Granted JPS63132734A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27871786A JPS63132734A (ja) 1986-11-25 1986-11-25 缶の加圧巻締方法

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JP27871786A JPS63132734A (ja) 1986-11-25 1986-11-25 缶の加圧巻締方法

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JPS63132734A true JPS63132734A (ja) 1988-06-04
JPH0248336B2 JPH0248336B2 (ja) 1990-10-24

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ID=17601211

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0451972A (ja) * 1990-06-15 1992-02-20 Sumitomo Rubber Ind Ltd 缶蓋巻締方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5636350A (en) * 1979-08-31 1981-04-09 Hiroshi Suzuki Automatic device of can seaming
JPS5645237A (en) * 1979-09-19 1981-04-24 Hiroshi Suzuki Automatic seaming device of can
JPS58125323A (ja) * 1982-01-22 1983-07-26 Kishimoto Akira 筒体の開放端部に加工部を形成する方法

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JPH0451972A (ja) * 1990-06-15 1992-02-20 Sumitomo Rubber Ind Ltd 缶蓋巻締方法

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JPH0248336B2 (ja) 1990-10-24

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