JPH0292426A - ポリエステル製缶の製造方法 - Google Patents
ポリエステル製缶の製造方法Info
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- JPH0292426A JPH0292426A JP24542088A JP24542088A JPH0292426A JP H0292426 A JPH0292426 A JP H0292426A JP 24542088 A JP24542088 A JP 24542088A JP 24542088 A JP24542088 A JP 24542088A JP H0292426 A JPH0292426 A JP H0292426A
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- Japan
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- polyester
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- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は口部に金属蓋を巻締めたポリエステル製缶の製
造方法に関する。
造方法に関する。
〈従来技術〉
ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性ポリエステル
を２軸延伸成形することにより得られた容器は、その優
れた物性（軽量性、透明性、剛性、ガスバリヤ−性）か
ら炭酸飲料をはじめとする飲料容器、化粧品容器、等と
して広く用いられている。一方、ポリエステル製缶胴に
金属蓋を巻締めた複合容器も既に一部用いられている。
を２軸延伸成形することにより得られた容器は、その優
れた物性（軽量性、透明性、剛性、ガスバリヤ−性）か
ら炭酸飲料をはじめとする飲料容器、化粧品容器、等と
して広く用いられている。一方、ポリエステル製缶胴に
金属蓋を巻締めた複合容器も既に一部用いられている。
しかしながら、ポリエステル製缶胴は金属缶胴に比べ物
性が異なる為金属蓋を巻き締める場合、通常の条件では
良好な２重巻締状態を得るのが困難であり、炭酸飲料な
どの内圧のかかる内容物を充填する場合、不完全な巻締
め状態では漏洩等の不良を起こしやすい。
性が異なる為金属蓋を巻き締める場合、通常の条件では
良好な２重巻締状態を得るのが困難であり、炭酸飲料な
どの内圧のかかる内容物を充填する場合、不完全な巻締
め状態では漏洩等の不良を起こしやすい。
〈発明が解決しようとする課題〉
本発明は上記の如く、ポリエステル製缶胴に金属蓋を巻
締めた場合の巻締め状態の改善、すなわち充分なボディ
ーフックとカバーフッタの重合率を持った適切な２重巻
締め形状を得る目的でなされたものである。
締めた場合の巻締め状態の改善、すなわち充分なボディ
ーフックとカバーフッタの重合率を持った適切な２重巻
締め形状を得る目的でなされたものである。
く課題を解決するための手段〉
本発明では、ポリエステル製缶胴に金属蓋を巻締めるに
あたり、第１図の如く、巻締めに先立ち金属製缶蓋をポ
リエステル製缶胴に載置した状態における金属製缶蓋と
ポリエステル製缶胴の接点の軌跡上の任意の点において
、第２図の如く、ポリエステル製缶胴の肉厚を金属製缶
蓋の肉厚の０゜５〜３．０倍の範囲とし、且つ接点上の
ポリエステル製缶胴の曲率半径が金属製缶蓋の曲率半径
の０゜５倍以下となるようにし、且つポリエステル製缶
胴の上記接点の下方直線部分と金属製缶蓋の接点上の接
線とのなす角が３０°〜８０°であるようにポリエステ
ル製缶胴及び金属製缶蓋を選び、これにより、通常の金
属缶用巻締機にて巻締操作を行なうものである。
あたり、第１図の如く、巻締めに先立ち金属製缶蓋をポ
リエステル製缶胴に載置した状態における金属製缶蓋と
ポリエステル製缶胴の接点の軌跡上の任意の点において
、第２図の如く、ポリエステル製缶胴の肉厚を金属製缶
蓋の肉厚の０゜５〜３．０倍の範囲とし、且つ接点上の
ポリエステル製缶胴の曲率半径が金属製缶蓋の曲率半径
の０゜５倍以下となるようにし、且つポリエステル製缶
胴の上記接点の下方直線部分と金属製缶蓋の接点上の接
線とのなす角が３０°〜８０°であるようにポリエステ
ル製缶胴及び金属製缶蓋を選び、これにより、通常の金
属缶用巻締機にて巻締操作を行なうものである。
く作用〉
本発明の如く、ポリエステル製缶胴及び金属製缶蓋を予
め設計し、通常の金属缶用巻締機を用いて締縛めを行っ
た場合、ポリエステル製缶胴の肉厚を金属製缶蓋の肉厚
の０．５〜３．０倍の範囲とすることで、巻締後、巻締
部分のフックの周囲にシーリングコンパウンドが適度に
満たされ、且つ２重巻締状態の保持に重要なボディーフ
ッタとカバーフックの重なり合い方向すなわち、巻締厚
さ方向の密着力が充分に保たれることによりｉ／！ｉが
防止される。また巻締前載置状態でのポリエステル製缶
胴と金属製缶蓋との接点上のポリエステル製缶胴の曲率
半径を金属製缶蓋の曲率半径の０．５倍以下とすること
で、巻締過程においてボディーフックを形成する際の屈
曲位置が固定され、よって十分なボディーフッタを得る
ことができる。また、ポリエステル製缶胴の上記接点の
下方直線部分と金属製缶蓋の接点上の接線とのなす角が
３０〜８０゜の範囲にあるようにすることで巻締過程に
おいてカバーフッタの形成が円滑に行われ、最適なカバ
ーフック形状を得ることができる。
め設計し、通常の金属缶用巻締機を用いて締縛めを行っ
た場合、ポリエステル製缶胴の肉厚を金属製缶蓋の肉厚
の０．５〜３．０倍の範囲とすることで、巻締後、巻締
部分のフックの周囲にシーリングコンパウンドが適度に
満たされ、且つ２重巻締状態の保持に重要なボディーフ
ッタとカバーフックの重なり合い方向すなわち、巻締厚
さ方向の密着力が充分に保たれることによりｉ／！ｉが
防止される。また巻締前載置状態でのポリエステル製缶
胴と金属製缶蓋との接点上のポリエステル製缶胴の曲率
半径を金属製缶蓋の曲率半径の０．５倍以下とすること
で、巻締過程においてボディーフックを形成する際の屈
曲位置が固定され、よって十分なボディーフッタを得る
ことができる。また、ポリエステル製缶胴の上記接点の
下方直線部分と金属製缶蓋の接点上の接線とのなす角が
３０〜８０゜の範囲にあるようにすることで巻締過程に
おいてカバーフッタの形成が円滑に行われ、最適なカバ
ーフック形状を得ることができる。
〈実施例〉
第１図の如き形状のポリエチレンフタレート製缶胴ｌに
呼称径３０１ のアルミニウム製缶蓋２を巻締前載置し
た状態における缶胴と缶蓋の接点上において、ポリエチ
レンテレフタレート製缶胴ｌの肉厚が０．３２謹、曲率
半径「が１．２閣、アルミニウム製缶！２の肉厚が０．
２９１、曲率半径Ｒが３．０閣であり、且つ缶胴の接点
３下方直線部分と缶蓋の接点上接線とのなす角θが６８
°であった。このポリエチレンテレフタレート製缶胴に
、上記アルミニウム製缶蓋をハンドシーマ−（双葉精機
株式会社製）を用いて通常の金属缶と同様な条件で巻締
めを行ったところ、良好な２重巻締形状が得られボディ
ーフッタとカバーフッタとのフック重合率は７５％であ
った。また、２ｋｇ／ ｃ４の内圧を加えた場合でも何
ら異常は認められなかった。
呼称径３０１ のアルミニウム製缶蓋２を巻締前載置し
た状態における缶胴と缶蓋の接点上において、ポリエチ
レンテレフタレート製缶胴ｌの肉厚が０．３２謹、曲率
半径「が１．２閣、アルミニウム製缶！２の肉厚が０．
２９１、曲率半径Ｒが３．０閣であり、且つ缶胴の接点
３下方直線部分と缶蓋の接点上接線とのなす角θが６８
°であった。このポリエチレンテレフタレート製缶胴に
、上記アルミニウム製缶蓋をハンドシーマ−（双葉精機
株式会社製）を用いて通常の金属缶と同様な条件で巻締
めを行ったところ、良好な２重巻締形状が得られボディ
ーフッタとカバーフッタとのフック重合率は７５％であ
った。また、２ｋｇ／ ｃ４の内圧を加えた場合でも何
ら異常は認められなかった。
〈発明の効果〉
本発明の如くポリエステル製缶胴と金属製缶蓋とを設計
し、通常の金属缶の場合と同様な条件で巻締めを行なう
ことにより良好な２重巻締形状が得られ、密封性、耐圧
性に優れたポリエステル製缶の製造が可能となった。
し、通常の金属缶の場合と同様な条件で巻締めを行なう
ことにより良好な２重巻締形状が得られ、密封性、耐圧
性に優れたポリエステル製缶の製造が可能となった。
第１図はポリエステル製缶胴に金属製缶蓋を載置した状
態での垂直断面図、第２図は開口部付近の拡大断面図で
ある。 １・・・ポリエステル製缶胴 ２・・・金属製缶蓋 ３・・・ポリエステル製缶胴と金属製缶蓋の接点Ｒ・・
・接点上金属製缶蓋曲率半径 ｒ・・・接点上ポリエステル製缶胴曲率半径θ・・・ポ
リエステル製缶胴の接点下方直線部分と金属製缶蓋接点
上接線とのなす角。 特 許 出 願 人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫
態での垂直断面図、第２図は開口部付近の拡大断面図で
ある。 １・・・ポリエステル製缶胴 ２・・・金属製缶蓋 ３・・・ポリエステル製缶胴と金属製缶蓋の接点Ｒ・・
・接点上金属製缶蓋曲率半径 ｒ・・・接点上ポリエステル製缶胴曲率半径θ・・・ポ
リエステル製缶胴の接点下方直線部分と金属製缶蓋接点
上接線とのなす角。 特 許 出 願 人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫
Claims (1)
- １）ポリエステル製缶胴の開口部と金属製缶蓋との巻締
め前、最内接点上の任意の点において、ポリエステル製
缶胴の肉厚が金属製缶蓋の肉厚の０．５〜３．０倍であ
り且つ、中心線を含む鉛直断面形状において上記接点上
のポリエステル製缶胴の曲率半径が金属製缶蓋の曲率半
径の０．５倍以下であり、且つポリエステル製缶胴の上
記接点より下方直線部分或いは変曲点における接線と、
金属製缶蓋の上記接点上の接線とのなす角が３０〜８０
°であることを特徴とする口部に金属蓋を巻締めされて
なるポリエステル製缶の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24542088A JPH0292426A (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | ポリエステル製缶の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24542088A JPH0292426A (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | ポリエステル製缶の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0292426A true JPH0292426A (ja) | 1990-04-03 |
Family
ID=17133392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24542088A Pending JPH0292426A (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | ポリエステル製缶の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0292426A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05147647A (ja) * | 1991-11-27 | 1993-06-15 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 耐衝撃性に優れたラミネート絞り容器及びその製造法 |
| US8490825B2 (en) | 1999-12-08 | 2013-07-23 | Metal Container Corporation | Can lid closure and method of joining a can lid closure to a can body |
| US8931660B2 (en) | 2001-07-03 | 2015-01-13 | Ball Corporation | Can shell and double-seamed can end |
-
1988
- 1988-09-29 JP JP24542088A patent/JPH0292426A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05147647A (ja) * | 1991-11-27 | 1993-06-15 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 耐衝撃性に優れたラミネート絞り容器及びその製造法 |
| US8490825B2 (en) | 1999-12-08 | 2013-07-23 | Metal Container Corporation | Can lid closure and method of joining a can lid closure to a can body |
| US8931660B2 (en) | 2001-07-03 | 2015-01-13 | Ball Corporation | Can shell and double-seamed can end |
| US9371152B2 (en) | 2001-07-03 | 2016-06-21 | Ball Corporation | Can shell and double-seamed can end |
| US10246217B2 (en) | 2001-07-03 | 2019-04-02 | Ball Corporation | Can shell and double-seamed can end |
| US10843845B2 (en) | 2001-07-03 | 2020-11-24 | Ball Corporation | Can shell and double-seamed can end |
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