JPS6313247Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6313247Y2 JPS6313247Y2 JP8147682U JP8147682U JPS6313247Y2 JP S6313247 Y2 JPS6313247 Y2 JP S6313247Y2 JP 8147682 U JP8147682 U JP 8147682U JP 8147682 U JP8147682 U JP 8147682U JP S6313247 Y2 JPS6313247 Y2 JP S6313247Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- propulsion
- corrosion
- cathodic protection
- blade
- hull outer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 claims description 14
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 claims description 10
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims 1
- 238000004210 cathodic protection Methods 0.000 description 17
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 7
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 150000003568 thioethers Chemical class 0.000 description 1
Landscapes
- Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、船舶推進翼の電気防食装置に関する
ものである。
ものである。
船舶の推進翼は、海水中の硫化物、推進翼面の
応力の違い、キヤビテーシヨンによる衝撃力等の
影響により腐食を生じるので、この腐食を防止す
るために電気防食が用いられている。
応力の違い、キヤビテーシヨンによる衝撃力等の
影響により腐食を生じるので、この腐食を防止す
るために電気防食が用いられている。
従来一般の電気防食の施工例を第１図、第２
図、第３図にそれぞれ示す。
図、第３図にそれぞれ示す。
第１図に示す電気防食装置は、船体外板１に設
けられた流電陽極２と、推進翼３の軸４と船体外
板１間の軸接地回路５とからなり、流電陽極２か
ら海水６を介して推進翼３に防食電流７が流れ、
推進翼３は電気防食効果を受ける。
けられた流電陽極２と、推進翼３の軸４と船体外
板１間の軸接地回路５とからなり、流電陽極２か
ら海水６を介して推進翼３に防食電流７が流れ、
推進翼３は電気防食効果を受ける。
しかるに、この電気防食装置にあつては、船体
外板１に設けられている流電陽極２が全部消耗し
た後では、船体外板１が流電陽極２の代用とな
り、船体外板１に腐食を生じさせることがある。
外板１に設けられている流電陽極２が全部消耗し
た後では、船体外板１が流電陽極２の代用とな
り、船体外板１に腐食を生じさせることがある。
第２図に示す電気防食装置は、推進翼３のボン
ネツトあるいはボス部３ａに、流電陽極２を設け
てなり、流電陽極２から海水６を介して推進翼３
に防食電流７が流れ、推進翼３は電気防食効果を
受ける。
ネツトあるいはボス部３ａに、流電陽極２を設け
てなり、流電陽極２から海水６を介して推進翼３
に防食電流７が流れ、推進翼３は電気防食効果を
受ける。
しかるに、この電気防食装置にあつては、流電
陽極２の設置面積が限られており、従つて推進翼
３を十分に電気防食できる流電陽極２を設置する
ことが困難である。
陽極２の設置面積が限られており、従つて推進翼
３を十分に電気防食できる流電陽極２を設置する
ことが困難である。
第３図に示す電気防食装置は、推進翼３の軸４
と船体外板１間の軸接地回路５と、船内に設けら
れた整流器８と、船体外板１に設けられ、かつ前
記整流器８に電気的に接続されて不溶性陽極９と
からなり、不溶性陽極９から海水６を介して推進
翼３に防食電流７が流れ、推進翼３は電気防食効
果を受ける。
と船体外板１間の軸接地回路５と、船内に設けら
れた整流器８と、船体外板１に設けられ、かつ前
記整流器８に電気的に接続されて不溶性陽極９と
からなり、不溶性陽極９から海水６を介して推進
翼３に防食電流７が流れ、推進翼３は電気防食効
果を受ける。
しかるに、この電気防食装置にあつては、整流
器８と不溶性陽極９とを電線により接続する必要
があるので、不溶性陽極９の設置場所が、推進翼
３よりも前方に限られており、推進翼３の後方の
舵部１０への設置は非常に困難である。
器８と不溶性陽極９とを電線により接続する必要
があるので、不溶性陽極９の設置場所が、推進翼
３よりも前方に限られており、推進翼３の後方の
舵部１０への設置は非常に困難である。
従つて、腐食が生じ易い推進翼３の後面への防
食電流７が不足し、推進翼３の十分な電気防食効
果を得ることが困難である。
食電流７が不足し、推進翼３の十分な電気防食効
果を得ることが困難である。
本考案は、かくの如き各従来の電気防食装置の
欠点を除去すべくしたものであつて、その実施例
を第４図に基づき説明する。
欠点を除去すべくしたものであつて、その実施例
を第４図に基づき説明する。
第４図に示す如く、船体外板１および舵部１０
に流電陽極２を設け、この流電陽極２から海水６
を介する防食電流７を、主として推進翼３の後面
へ供給する。
に流電陽極２を設け、この流電陽極２から海水６
を介する防食電流７を、主として推進翼３の後面
へ供給する。
また船内に、制御式整流器１１を設け、かつ船
体外板１に不溶性陽極９および照合電極１２を設
け、照合電極１２により船体電位および推進翼電
位を検出し、この検出信号によつて制御式整流器
１１の出力を制御し、推進翼３の運転状況（回転
状況）に応じた防食電流７を、不溶性陽極９から
海水６を介して主に推進翼３の前面に供給するよ
うにしたのである。
体外板１に不溶性陽極９および照合電極１２を設
け、照合電極１２により船体電位および推進翼電
位を検出し、この検出信号によつて制御式整流器
１１の出力を制御し、推進翼３の運転状況（回転
状況）に応じた防食電流７を、不溶性陽極９から
海水６を介して主に推進翼３の前面に供給するよ
うにしたのである。
因みに、第１図に示す従来の電気防食装置で
は、推進翼３の１m2当りの防食電流値は、０〜約
1.2A、第２図に示す従来の電気防食装置では、
０〜約0.3A（平均値）、第３図に示す従来の電気
防食装置では、約0.2〜1.2Aであつたが、第４図
に示す本考案による電気防食装置では、約１〜
2Aであつて、従来の各電気防食装置に比較して、
多くの防食電流を継続して推進翼３に供給するこ
とができ、従つて推進翼３を十分に防食できる。
は、推進翼３の１m2当りの防食電流値は、０〜約
1.2A、第２図に示す従来の電気防食装置では、
０〜約0.3A（平均値）、第３図に示す従来の電気
防食装置では、約0.2〜1.2Aであつたが、第４図
に示す本考案による電気防食装置では、約１〜
2Aであつて、従来の各電気防食装置に比較して、
多くの防食電流を継続して推進翼３に供給するこ
とができ、従つて推進翼３を十分に防食できる。
第１図乃至第３図はそれぞれ従来の船舶推進翼
の電気防食装置の説明図、第４図は本考案による
船舶推進翼の電気防食装置の説明図である。 １……船体外板、２……流電陽極、３……推進
翼、４……推進翼の軸、５……軸接地回路、６…
…海水、７……防食電流、９……不溶性陽極、１
０……舵部、１１……制御式整流器、１２……照
合電極。
の電気防食装置の説明図、第４図は本考案による
船舶推進翼の電気防食装置の説明図である。 １……船体外板、２……流電陽極、３……推進
翼、４……推進翼の軸、５……軸接地回路、６…
…海水、７……防食電流、９……不溶性陽極、１
０……舵部、１１……制御式整流器、１２……照
合電極。
Claims (1)
- 船体外板および舵部に、主として推進翼後面に
防食電流を供給する流電陽極を設け、かつ船体外
板に、主として推進翼前面に防食電流を供給する
不溶性陽極を設けた船舶推進翼の電気防食装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8147682U JPS58184564U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 船舶推進翼の電気防食装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8147682U JPS58184564U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 船舶推進翼の電気防食装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58184564U JPS58184564U (ja) | 1983-12-08 |
| JPS6313247Y2 true JPS6313247Y2 (ja) | 1988-04-14 |
Family
ID=30090579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8147682U Granted JPS58184564U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 船舶推進翼の電気防食装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58184564U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4626458B2 (ja) * | 2005-09-14 | 2011-02-09 | 株式会社島津製作所 | 船舶防食における水中電界の低減法 |
-
1982
- 1982-05-31 JP JP8147682U patent/JPS58184564U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58184564U (ja) | 1983-12-08 |
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