JPS6313243A - 偏向ヨ−ク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は偏平型陰極線管に用いて好適な偏向ヨークに関
する。

（ロ）従来の技術 第７図は従来の偏平型陰極線管の分解斜視図、第８図は
それを組立てた状態を示す斜視図であって、（１）は螢
光面パネル、（２）は前面ガラスパネル、（３）は基部
に電子銃（図示せず）を封入するネック管（４）が一体
に溶Ｍきれたファンネルを示している。

前記螢光面パネル（１）は斜７面部（５）と平面部（６
）とよりなる底面と、この底面から開口部（７）を除い
て、三方に立上る側壁（８）（８）（８）を備え、プレ
ス成形により一体に形ｇすれる。前記ネック管（４）に
収納された電子銃から発射される電子ビームと斜交する
ように配置される斜面部（５）には螢光面（９）が形成
され、該螢光面く９）で再生される画像は前記舵面ガラ
スパネル（２）を通して観察される。前記前面ガラスパ
ネル（２）はその外周を前記螢光面パネル（１）の二側
壁（８）（８）（８〉の外周に一致させた板ガラスで、
その厚みは前記コア〉゛ネル〈３）の肉厚と同じである
。また、前記ファンネル（３）はその開口部（１０）が
前記両パネルが形成する開口端（７）と一致した偏平直
方体状をなすようにプレス成形される０組立てに際して
は、前記前面ガラスパネル（２）と、螢光面パネル（１
）と、ファンネル（３）をフリットガラスによって溶着
封止することにより組立てられる。

このような偏平型陰極線管は、例えば特開昭５９−５６
３４６号公報にも開示されているが、いずれの場合も、
プレス成形により形成された外光面パネルとファンネル
を使用している。しかしながら、プレス成形でガラスを
成形するには、高価な金型を必要とするばかりでなく、
ガラスを一度溶解させた後、金型に入れて凝固許せ、そ
の後研磨する必要があり、製作に非常に手間がかかり＝
１スト高となる欠点がある。

また、プレス成形した上記螢光面パネル〈１）は三方に
立上る側壁を備えるものであり、その形状が複雑となり
、白黒用螢光面を安価なスクリーン印刷手段により形成
することができない、更に、スラリー法によりカラー用
螢光面を形成する場合も螢光面パネル（１）が複雑な形
状をしている為に、その露光作業も極めて煩雑となる欠
点がある。

上記欠点を解消するために本願出願人は先に実願昭６０
−１７３７１３号にて、ネック部を除く部分を平板ガラ
スで構成してなる偏平型陰極線管を提案している。

第９図は上記偏平型陰極線管で使用される偏平ガラス管
体の分解斜視図、第１０図はそれを組立てた状態を示す
斜視図であって、（１１）は螢光面（１２）が一方の面
に形成されるとともにネック管（１９）に収容された電
子銃から発射される走査電子ビームに対して斜交する如
く配置される螢光面パネル、（１３）は前記螢光面パネ
ル（１１）に対向する如く配置浮れる前面ガラスパネル
であって、前記螢光面パネル（１１）及び前面ガラスパ
ネル（１３）は共に一枚の平板ガラスで構成される。　
（１４）は前記前面ガラスパネル（１３）が接合される
開口部（１４ａ）と螢光面パネル（１１）が配ｌ［され
る開口部（１４ｂ）とを備える側面パネルであって、こ
の側面パネル（１４）は第１１図に示す如く一対の第１
の側壁（１５）（１５）と、一対の第２の側壁（１６）
＜１６＞・と、底面ガラス（１７）と、前方壁（１８）
からなり、これら第１、第２側壁（１５）＜　１５）（
１６）（１６）、底面ガラス（１７）、前方壁（１８〉
はいずれも平板ガラスを所定形状となるように形成きれ
たものであり、ガラス溶着やフリット接合によって予め
側面パネル（１４）として形成し、用意されるものであ
る。

そして、組立てに際しては、」；記のように予め形成さ
れた側面パネル（１４）に、その開口端（１４ａ）を前
面ガラスパネル（１３）で、開口端（１４ｂ）を予め白
黒又はカラー螢光面が形成された螢光面パネル＜１１）
で施蓋する如くフリット接合するとともに側面パネル（
１４〉と前面ガラスパネル（１３）によって形成される
小開口部（１４ｃ）に１子銃が収容されるネック管（１
９）を挿入して、その挿着部にフリットガラスを施して
封着することにより第１θ図の如き偏平ガラス管体とし
て完成される訳である。

そして、第１２図（イ）（ロ）に示す如く、ファンネル
部とネック部との接合部付近に偏向ヨークが装着される
。

ここに用いられているコア（２０）は第１３図に示す如
くネック側開口（２０ａ）及びファンネル側開口（２０
ｂ）が夫ケ円形の従来より一般的な形状のコアである。

ところが、前述の如く、ネック部の断面は円形であるが
、ファンネル部の断面は方形である。このためこの形状
に従来形状のコアを適用する場合、必然的にコア内径及
び外径が大きくなり第１２図（ロ）に示す如く、陰極線
管の厚み（ＬＣＲＴ）より偏向ヨークの厚み（ＬＤＹ）
の方がかなり大きくなってしまうという欠点があった。

また、コアが大きくなるために垂直偏向コイル（２１）
もファンネル部から距離が離れてしまい、垂直偏向感度
が悪化するという欠点があった。

尚、第１２図において、（２２）はクラ型の水平偏平フ
ィル、（２３）はこの水平偏平コイルの端部に接着剤に
より固定されたホルダ、（２４）はこのホルダの外側に
装着されネック部を締付ける締付はリング、（２５）は
前記ホルダに装着されたセンタリングマグネットである
。

（ハ）　発明が解決しようとする問題点本発明は上述の
点に鑑み為されたものであり、平板ガラスを組合せて構
成した偏平型陰極線管用の偏向ヨークで、小型且つ、垂
直偏向感度が良好な偏向ヨークを提供するものである。

（ニ）問題点を解決するための手段 本発明の偏向ヨークはコアの少なくともファンネル側開
口は非円形となっている。

（ホ）　作用 上述の手段によりコアをファンネル外面に近づけること
ができ、垂直偏向感度が良好となる。

（へ）実施例 以下、図面に従い本発明の一実施例を説明する。

第１図（イ）（ロ）は本実施例における偏平型陰極線管
の平面図及び側面図、第２図（イ）（ロ）はコアの側面
図及び正面図であり、第１２！ｙＪと同一部分には同一
符号を付し説明を省略する。

本実施例におけるコアク２６）はネック側開口（２６ａ
）が従来同様円形であるが、ファンネル側開口（２６ｂ
）は非円形となっている。即ち、断面方形のファンネル
部にはゾ対応した形状となっている。よってコア（２６
）の上下、左右の突出量が第１３図の従来例に比して小
きくなっている。このため、第１図（イ）（ロ）に示す
如く、偏向ヨーク全体の厚み（ＬＤＹ）を小さくするこ
とができ、陰極線管の厚み（ＬＣＲＴ）に比してさほど
大きくならない、また、コア（２６）及びそれに巻回さ
れる垂直偏向コイル（２１）がファンネル部に密着して
配されるため垂直偏向感度が良好となる。

次に、第３ｒＡ〜第６図に本発明の他の実施例における
偏向ヨークを示す。

第３図（イ）く口〉は偏向ヨークの側面図及び正面図、
第４図はコアの斜視図を示し、本実施例におけるコア（
２７）はネック部側開口及びファンネル側開口の断面形
状はいずれも非円形であり上下辺は直線状で両側辺は円
弧状となっている。尚、（２８）は一対のコア半休を結
合するコアクランプである。

また、第５図は水平偏平コイル（２２）の斜視図を示し
、図より明らかな如く、開口側の渡り部（２２ａ）は口
字状になっている。一方、ネック側の渡り部＜２２ｂ）
は円弧状になっている。

そして、偏平型陰極線管に前記偏向ヨークに装着した状
態において、前記コア（２７）は第１図（イ）及び第６
図に示す如くファンネル部の断面形状にほぼ対応した形
状となっているためファンネル部の周辺に前面ガラスパ
ネル（１３）、底面ガラス（１７）及び第１の側壁（１
５）（１５）に近接して配置されている。

尚、前記コア（２７〉の両側辺が円弧状になっているの
は、第６図の如く航記第１の側壁（１５）＜１５）とコ
ア（２７）との間に水平偏平コイル（２２）が位置する
ためである。

また、水平偏平フィル（２２）は前端側の渡り部（２２
ｇ）が断面方形のファンネル部に沿うと共に、後端側の
渡り部＜２２ｂ）が断面円形のネック部に沿って近接配
置されている。

より一〇、偏平型陰極線管と水平偏平コイル（２２）と
の間に余分な間隙が形成諮れないため、形状が小型化で
きると共に水平偏向感度が向上する。

尚、上述の実施例では、偏平型陰極線管はネック部を除
く部分を平板ガラスで構成しているが、これは従来方法
の如くプレス成形によるものであってもかまわない。

（ト）発明の効果 上述の如く本発明に依れば、コアの形状を小型化できる
ため、偏平型陰極線管に装着した場合、全体の厚みを極
力小さくすることができると共に垂直偏向感度を良好と
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（イ）（ロ）は本発明の一実施例における偏向ヨ
ークの装着状態における偏向ヨークの側面図及び平面図
、第２図（イ）（ロ）は夫々本実施例におけるコアの側
面図及び正面図、第３図（イ）（ロ）は、本発明の他の
実施例における偏向ヨークの側面図及び正面図、第４図
はコアの斜視図、第５図は水平偏平コイルの斜視図、第
６図は第３図（イ）のＡ−Ａ　’断面図、第７図は第１
の従来例における偏平型陰極ｗＡｖの分解斜視図、第８
図は同組立状態の斜視図、第９図は第２の従来例におけ
る偏平型陰極線管の分解斜視図、第１０図は同組立状態
の斜視図、第１１図は同要部斜視図、第１２図（イ）（
ロ）は従来の偏向ヨークの装着状態における平面図及び
側面図、第１３図（イ）（ロ）は従来のコアの側面図及
び正面図である。 （１９）・・・ネック管、（２０）（２６）・・・コア
、（２１）・・・垂直偏向コイル、（２２）・・・水平
偏平コイル、（２３）・・・ホルダ。 ６口 第２図 （イ）　　　　　　　　　　　　　　　（ロ）第１３図 （イ）　　　　　　　　　　　　　　　（ロ）第７図 第１１図 ＼＝　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　ＤΣ ｑ 丘 手続補正書（自発） 昭和６２年３月１’７日 １、事件の表示 昭和６１年特許願第１２０８６３号 ２、発明の名称 偏向ヨーク ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 名称　（１８８）三洋電機株式会社 ４、代　理　人 住所　守口型京阪本通２了目１８番地 （外１名） 連絡先：電話（東京）　８３５−１１１１特許℃ンター
駐在　中周５、補正の対象 （１）明細書の「発明の詳細な説明」の欄。 ６、補正の内容 （１）明細書第９頁第１６行の後に下記の文章を挿入す
る。 記 「また、第６図において、前面ガラスパネル（１３及び
底面ガラス（１７１と垂直偏向コイル２１）　１２１１
とは互いに密着しているが、両者の間に＆ｍｍ程度の隙
間を設けるようにすることによね垂直方向の首振り調整
が可能となる。このとき、水平偏向コイル＠には側壁＋
１ｓ　［１５）に密着させておくことが可能であるため
水平偏向感度には何ら影響を与えない。」以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）偏平型陰極線管のネック部とファンネル部との接
   合部付近に装着される偏向ヨークにおいて、垂直偏向コ
   イルが巻回されるコアの少なくともファンネル側開口を
   非円形としてなる偏向ヨーク。