JPH10149782A - シャドウマスク組立を備えたカラー陰極線管 - Google Patents

シャドウマスク組立を備えたカラー陰極線管

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JPH10149782A
JPH10149782A JP30911896A JP30911896A JPH10149782A JP H10149782 A JPH10149782 A JP H10149782A JP 30911896 A JP30911896 A JP 30911896A JP 30911896 A JP30911896 A JP 30911896A JP H10149782 A JPH10149782 A JP H10149782A
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JP
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shadow mask
frame
skirt
curvature
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JP30911896A
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Hiroyuki Ito
博之 伊藤
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2229/00Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
    • H01J2229/07Shadow masks
    • H01J2229/0727Aperture plate
    • H01J2229/0766Details of skirt or border
    • H01J2229/0772Apertures, cut-outs, depressions, or the like

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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャドウマスク6とサポートフレーム7との
間の磁気抵抗を低減し、振動印加時にシャドウマスク6
自体の振動を生じ難くしたシャドウマスク組立5を備え
たカラー陰極線管を提供する。 【解決手段】 多数の電子ビーム透過孔を有する略長方
形状の有孔部15、有孔部15の全周縁に連結配置され
た略長方形枠状の無孔部16、無孔部16の全周縁から
垂下屈曲したスカート部17を一体整形によって形成し
たシャドウマスク6と、略長方形の枠状体の内側にスカ
ート部17を嵌め込んで点溶接するサポートフレーム7
とからなるシャドウマスク組立5を備え、枠状体の各長
辺及び各短辺を溶接用ダボのない平面に近似した大曲率
半径を有するように形成し、かつ、各コーナー部を小曲
率半径を有する曲面状に形成し、スカート部17の嵌め
込み時に、スカート部17と枠状体とを密着した状態に
して点溶接した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャドウマスク組
立を備えたカラー陰極線管に係わり、特に、シャドウマ
スク組立におけるシャドウマスクのスカート部とサポー
トフレーム枠状体内側との密着性を向上し、シャドウマ
スクと枠状体との間の磁気抵抗の低減を図ったシャドウ
マスク組立を備えたカラー陰極線管に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カラー陰極線管に用いられるシ
ャドウマスク組立は、全体的に略長方形状をなし、多数
の電子ビーム透過孔を有する有孔部と、有孔部の全周縁
に連結配置され、全体的に略長方形枠状をなす無孔部
と、無孔部の全周縁から垂下屈曲したスカート部とを一
体プレス整形によって形成したシャドウマスク、及び、
略長方形の枠状体であって、内側にシャドウマスクのス
カート部が嵌め込まれて点溶接され、シャドウマスクを
保持するサポートフレームとからなっている。
【0003】図4(a)、(b)は、かかる既知のシャ
ドウマスク組立の構成の一例を示す構成図であって、
(a)は上面図、(b)はそのA−A線部分の断面図で
ある。
【0004】図4(a)、(b)において、40はシャ
ドウマスク組立、41はシャドウマスク、42はサポー
トフレーム、43は有孔部、44は無孔部、45はスカ
ート部、46は溶接ダボ、47はフレーム補強ダボであ
る。
【0005】そして、シャドウマスク41は、マスク有
効面を構成し、所要の曲率を有するとともに、多数の電
子ビーム透過孔(図示なし)を備える有孔部43と、有
孔部43の全周縁に配置され、有孔部43と連続した曲
率を有する何等の孔を有していない無孔部44と、無孔
部44の全周縁から所定の高さを有するように垂下屈曲
されたスカート部45とからなっており、シャドウマス
ク41の構成金属部材をプレス整形することにより一体
形成されるものである。また、サポートフレーム42
は、外形が略長方形状の枠状体であって、2つの長辺及
び2つの短辺の略中央部それに4つのコーナー部に、そ
れぞれ、枠状体の高さ(枠幅)方向の一部を内側に若干
張り出させた溶接ダボ46が設けられ、それらの溶接ダ
ボ46に連続して同じく枠状体の高さ(枠幅)方向の一
部を溶接ダボ46よりもさらに内側に若干張り出させた
フレーム補強ダボ47が設けられている。
【0006】この場合、シャドウマスク組立40を構成
するには、シャドウマスク41のスカート部45を、サ
ポートフレーム42枠状体の内側に、プレス整形時形成
されるスカート部45のそりdに抗して嵌め込み、スカ
ート部45の先端をフレーム補強ダボ47の上側に当接
させる。この状態で、スカート部45とそれに接する溶
接ダボ46との間を点溶接し、シャドウマスク41をサ
ポートフレーム42に取り付けることにより構成され
る。
【0007】その後、よく知られているように、得られ
たシャドウマスク組立40を、シャドウマスク41が、
カラー陰極線管のパネル部(図示なし)フェースプレー
ト内側に形成された螢光膜に対向するようにパネル部内
部に取り付け、さらに、カラー陰極線管の各部に各種構
成部品を取り付け、封止、排気、加熱処理等を行ってシ
ャドウマスク組立を備えたカラー陰極線管を構成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記既知のシャドウマ
スク組立を備えたカラー陰極線管は、シャドウマスク4
1のスカート部45をサポートフレーム42枠状体の内
側に嵌め込み、点溶接を行ってシャドウマスク組立40
を構成する場合、スカート部45と枠状体の各部に形成
した溶接ダボ46とを点溶接しているものであるが、枠
状体の2つの長辺及び短辺の各略中央部、それに4つの
コーナー部にそれぞれ設けた溶接ダボ46の配置領域に
おいてはスカート部45と枠状体とが密着状態を保持し
ているものの、それ以外の領域においてはスカート部4
5と枠状体とが若干離間した状態になっていることか
ら、スカート部45と枠状体との間の磁気抵抗が増大す
るようになる。
【0009】このため、前記既知のシャドウマスク組立
を備えたカラー陰極線管は、画像表示を行ったとき、地
磁気の変動に伴う電子ビーム移動量が大きくなり、その
結果として、ピューリテイ特性に影響を及ぼしたり、白
色むらを生じたりするという問題がある。
【0010】また、前記既知のシャドウマスク組立を備
えたカラー陰極線管は、カラー陰極線管に振動が加わっ
たとき、スカート部45と枠状体との接触部分が少ない
ことから、その振動によってシャドウマスク41自体が
振動するようになり、その結果として、ビームランディ
ングエラーを生じるという問題がある。
【0011】本発明は、これらの問題点を解決するもの
で、その目的は、シャドウマスクとサポートフレームと
の間の磁気抵抗を低減し、振動印加時にシャドウマスク
自体の振動を生じ難くしたシャドウマスク組立を備えた
カラー陰極線管を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のシャドウマスク組立を備えたカラー陰極線
管は、サポートフレーム枠状体の各長辺及び各短辺を溶
接用ダボのない平面に近似した大曲率半径を有するよう
に形成するとともに、枠状体の各コーナー部を小曲率半
径を有する曲面状に形成し、シャドウマスクのスカート
部を枠状体に嵌め込む際に、スカート部と枠状体とを少
なくとも周方向で密着した状態にして点溶接するように
した手段を具備する。
【0013】前記手段によれば、シャドウマスクのスカ
ート部を枠状体内側に嵌め込んだとき、スカート部の全
周にわたって枠状体内側に接触するようになるので、既
知のこの種のシャドウマスク組立に比べると、スカート
部と枠状体との密着性が著しく向上し、その結果、シャ
ドウマスクと枠状体との間の磁気抵抗を大幅に低減させ
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態において、シ
ャドウマスク組立を備えたカラー陰極線管は、多数の電
子ビーム透過孔を有する略長方形状の有孔部、有孔部の
全周縁に連結配置された略長方形枠状の無孔部、無孔部
の全周縁から垂下屈曲したスカート部を一体整形によっ
て形成したシャドウマスクと、略長方形の枠状体の内側
にスカート部を嵌め込んで点溶接するサポートフレーム
とからなるシャドウマスク組立を備え、サポートフレー
ム枠状体の各長辺及び各短辺を溶接用ダボのない平面に
近似した大曲率半径を有するように形成し、かつ、各コ
ーナー部を小曲率半径を有する曲面状に形成し、スカー
ト部を枠状体に嵌め込んだとき、スカート部と枠状体と
を密着した状態にして点溶接したものである。
【0015】本発明の実施の形態の好適例において、シ
ャドウマスクのスカート部における各長辺及び各短辺の
曲率半径をサポートフレーム枠状体の各長辺及び各短辺
の曲率半径に十分近似した形状に整形し、各コーナー部
の曲率半径を枠状体の各コーナー部の曲率半径に十分近
似した形状に整形したものである。
【0016】本発明の実施の形態によれば、サポートフ
レーム枠状体の各長辺及び各短辺を溶接用ダボのない平
面に近似した大曲率半径を有するように形成するととも
に、枠状体の各コーナー部を小曲率半径を有する曲面状
に形成し、シャドウマスクのスカート部を枠状体内側に
嵌め込んだとき、スカート部の全周が枠状体内側に接触
するようにしたので、スカート部と枠状体との密着性が
著しく向上するようになり、その結果として、シャドウ
マスクと枠状体との間の磁気抵抗を大幅に低減させるこ
とができる。
【0017】そして、本発明の実施の形態によれば、シ
ャドウマスクと枠状体との間の磁気抵抗を大幅に低減さ
せたことにより、カラー陰極線管の画像表示時に、地磁
気の変動に伴う電子ビーム移動量を小さくすることがで
き、また、スカート部と枠状体との密着性を著しく向上
させたことにより、シャドウマスク組立における振動吸
収機能が高まり、シャドウマスク自体の振動を抑え、ビ
ームランディングエラーの発生度合いを低減することが
できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0019】図1は、本発明によるシャドウマスクを備
えるカラー陰極線管の一実施例を示す概略断面図であ
る。
【0020】図1において、1はパネル部、2はネック
部、3はファンネル部、4は螢光膜、5はシャドウマス
ク組立、6はシャドウマスク、7はサポートフレーム、
8は偏向ヨーク、9は電子銃、10はピュリテイ調整マ
グネット、11はセンタービームスタティックコンバー
ゼンス調整用マグネット、12はサイドビームスタティ
ックコンバーゼンス調整用マグネット、13は結合ピ
ン、14は電子ビーム、15はシャドウマスク6の有孔
部、16はシャドウマスク6の無孔部、17はシャドウ
マスク6のスカート部、18はサポートフレーム7に設
けた保持用スプリングである。
【0021】そして、カラー陰極線管を構成する管体
(ガラスバルブ)は、管体の前面側を構成するパネル部
1と、管体の後面側に配置され、電子銃9を収納してい
る細長形状のネック部2と、パネル部1及びネック部2
を連結する略漏斗形状のファンネル部3とからなってい
る。パネル部1は、フロントパネル内面に螢光膜4が被
着形成され、この螢光膜4に対向するように、シャドウ
マスク6とサポートフレーム7とからなるシャドウマス
ク組立5が結合ピン13及び保持用スプリング18との
係合によって配置固定される。シャドウマスク6は、有
孔部15が螢光膜4に対向し、有孔部15の周囲に無孔
部16が設けられ、無孔部16の周縁から垂下したスカ
ート部17がサポートフレーム7の側壁内側に嵌合固定
される。パネル部1とファンネル部3の結合部分の内側
には磁気シールド(図示なし)が配置され、ファンネル
部3とネック部2の連結部分の外側には偏向ヨーク8が
配置装着される。ネック部2の外側に、ピュリテイ調整
用マグネット10、センタービームスタティックコンバ
ーゼンス調整用マグネット11、サイドビームスタティ
ックコンバーゼンス調整用マグネット12が並設配置さ
れ、電子銃9から投射された3本の電子ビーム(1本だ
けが図示されている)14は、偏向ヨーク8による偏向
によって所定方向に偏向された後、シャドウマスク6の
有孔部15に設けられた多くの電子ビーム通過孔(図番
なし)を通して螢光膜4における対応する色の画素に到
達するように構成されている。
【0022】前記構成によるカラー陰極線管における動
作、即ち、画像表示動作は、既知のカラー陰極線管にお
ける画像表示動作と全く同じであるので、このカラー陰
極線管における画像表示動作については、その動作説明
を省略する。
【0023】次に、図2(a)、(b)は、図1に図示
された実施例に用いられるシャドウマスク組立5の構成
の一例を示す外観図であって、(a)は上面図、(b)
は側面図である。
【0024】図2(a)、(b)において、図1に示さ
れた構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付け
ている。
【0025】図2(a)、(b)に示されるように、シ
ャドウマスク組立5は、シャドウマスク6と、そのスカ
ート部17を内側に取付けた枠状体からなるサポートフ
レーム7とによって構成されている。また、シャドウマ
スク6は、所要の曲率を有し、多数の電子ビーム透過孔
(図示なし)を備え、マスク有効面を構成している有孔
部15と、有孔部15の全周縁に配置され、有孔部15
と連続した曲率を有し、何等の孔を有していない無孔部
16と、無孔部16の全周縁から所定の高さになるよう
に垂下屈曲されたスカート部17とからなっており、シ
ャドウマスク6の構成金属部材をプレス整形することに
よって一体的に形成されている。サポートフレーム7
は、2つの長辺及び2つの短辺と、それらの隣接する辺
に挾まれた4つのコーナーとからなる略長方形状の枠状
体で構成されており、各辺の中央部外側にそれぞれ保持
用スプリング18が取付けられている。
【0026】次いで、図3は、図2に図示されたシャド
ウマスク組立5の構成の詳細を示す構成図であって、
(a)はシャドウマスク6とのサポートフレーム7との
配置状態を示す構成図、(b)はそのA−A線の断面構
成図である。
【0027】図3(a)、(b)において、図2に示さ
れた構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付け
ている。
【0028】図3(a)、(b)に示されるように、サ
ポートフレーム7枠状体は、各長辺が溶接用ダボやフレ
ーム補強用ダボを有しない大曲率半径R1を有する平面
に近似した状態になるように、各短辺が同じく溶接用ダ
ボやフレーム補強用ダボを有しない大曲率半径R2を有
する平面に近似した状態になるように各々形成し、各コ
ーナーが小曲率半径r1を有する曲面状になるように形
成している。また、シャドウマスク6のスカート部17
は、各長辺が全体的に略大曲率半径R3を有する平面に
近似した状態になるように、各短辺が同じく全体的に略
大曲率半径R4を有する平面に近似した状態になるよう
に各々プレス整形によって形成し、各コーナーが小曲率
半径r2を有する曲面状になるようにプレス整形によっ
て形成している。この場合、枠状体及びスカート部17
における各長辺の大曲率半径R1、R3及び各短辺の大
曲率半径R2、R4、各コーナーの小曲率半径r1、r
2の各選択は、枠状体の内周面とスカート部16の外周
面との間の微少間隔(クリアランス)Dが枠状体の内周
面全体にわたって1.0mmまたはそれ以下になるよう
に構成する。かかる構成のものを得るとき、各コーナー
の小曲率半径r1、r2を構成するには、小曲率半径r
1、r2の中心点座標が同じ位置になるように選び、か
つ、r2=r1−D(ただし、D≦0.1mm)になる
ように構成すればよい。
【0029】シャドウマスク6のスカート部17及びサ
ポートフレーム7枠状体をそれぞれ前述のような構成に
すれば、スカート部17を枠状体の内側に嵌め込んだと
き、スカート部17と枠状体とが枠状体内周面の全周に
わたって密着した状態になるので、この状態にして、例
えば、各長辺においてそれぞれ一箇所、各短辺において
それぞれ一箇所、各コーナーにおいてそれぞれ一箇所を
点溶接すれば、サポートフレーム7枠状体にシャドウマ
スク6のスカート部17が取付けられたシャドウマスク
組立5が得られる。
【0030】なお、プレス整形後のシャドウマスク6
は、そのスカート部17の反り量が2乃至3mmに整形
保持されていると、シャドウマスク6のスカート部17
をサポートフレーム7の枠状体の内側に嵌め込んだとき
に、シャドウマスク6の有効面を構成している有孔部1
5の曲率を変化させずにシャドウマスク組立を得ること
ができる。
【0031】このような構成を有するシャドウマスク組
立5は、スカート部17の全周が枠状体内側に接触する
ようにしているので、スカート部17と枠状体との密着
性が著しく向上し、シャドウマスク6と枠状体との間の
磁気抵抗を大幅に低減することができるもので、磁気抵
抗の低減結果は実験によって確かめている。
【0032】そして、シャドウマスク6と枠状体との間
の磁気抵抗が大幅に低減したことにより、カラー陰極線
管の画像表示時に、地磁気の変動に伴う電子ビーム移動
量を小さくでき、また、スカート部17と枠状体との密
着性の向上により、シャドウマスク組立5における振動
吸収機能が高まり、シャドウマスク6自体の振動を抑
え、ビームランディングエラーの発生度合いを低減する
ことができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、サポー
トフレーム枠状体の各長辺及び各短辺を溶接用ダボのな
い平面に近似した大曲率半径を有するように形成すると
ともに、枠状体の各コーナー部を小曲率半径を有する曲
面状に形成し、シャドウマスクのスカート部を枠状体内
側に嵌め込んだとき、スカート部が少なくとも周方向で
枠状体内側に接触するようにしたので、スカート部と枠
状体との密着性が著しく向上し、シャドウマスクと枠状
体との間の磁気抵抗を大幅に低減することができるとい
う効果がある。
【0034】また、本発明によれば、シャドウマスクと
枠状体との間の磁気抵抗を大幅に低減したことにより、
カラー陰極線管の画像表示時に、地磁気の変動に伴う電
子ビーム移動量を小さくすることができるという効果が
あり、また、スカート部と枠状体との密着性を著しく向
上させたことにより、シャドウマスク組立における振動
吸収機能を高め、シャドウマスク自体の振動を抑えて、
ビームランディングエラーの発生度合いを低減すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシャドウマスクを備えるカラー陰
極線管の一実施例を示す概略断面図である。
【図2】図1に図示された実施例に用いられるシャドウ
マスク組立の構成の一例を示す外観図である。
【図3】図2に図示されたシャドウマスク組立の構成の
詳細を示す構成図である。
【図4】既知のシャドウマスク組立の構成の一例を示す
構成図である。
【符号の説明】
1 パネル部 2 ネック部 3 ファンネル部 4 螢光膜 5 シャドウマスク組立 6 シャドウマスク 7 サポートフレーム 8 偏向ヨーク 9 電子銃 10 ピュリテイ調整マグネット 11 センタービームスタティックコンバーゼンス調整
用マグネット 12 サイドビームスタティックコンバーゼンス調整用
マグネット 13 結合ピン 14 電子ビーム 15 有孔部 16 無孔部 17 スカート部 18 保持用スプリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の電子ビーム透過孔を有する略長方
    形状の有孔部、前記有孔部の全周縁に連結配置された略
    長方形枠状の無孔部、前記無孔部の全周縁から垂下屈曲
    したスカート部を一体整形によって形成したシャドウマ
    スクと、略長方形の枠状体の内側に前記スカート部を嵌
    め込んで点溶接するサポートフレームとからなるシャド
    ウマスク組立を備え、前記サポートフレーム枠状体の各
    長辺及び各短辺を溶接用ダボのない平面に近似した大曲
    率半径を有するように形成し、かつ、各コーナー部を小
    曲率半径を有する曲面状に形成し、前記スカート部を前
    記枠状体に嵌め込んだとき、前記スカート部と前記枠状
    体とを密着した状態にして点溶接したことを特徴とする
    シャドウマスク組立を備えたカラー陰極線管。
  2. 【請求項2】 前記シャドウマスクのスカート部におけ
    る各長辺及び各短辺の曲率半径を前記サポートフレーム
    枠状体の各長辺及び各短辺の曲率半径に十分近似した形
    状に整形し、前記各コーナー部の曲率半径を前記枠状体
    の各コーナー部の曲率半径に十分近似した形状に整形し
    ていることを特徴とする請求項1に記載のシャドウマス
    ク組立を備えたカラー陰極線管。
JP30911896A 1996-11-20 1996-11-20 シャドウマスク組立を備えたカラー陰極線管 Pending JPH10149782A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1332412C (zh) * 2003-09-17 2007-08-15 Lg.飞利浦显示器(韩国)株式会社 彩色阴极射线管
CN100334674C (zh) * 2003-09-17 2007-08-29 Lg.飞利浦显示器(韩国)株式会社 彩色阴极射线管

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1332412C (zh) * 2003-09-17 2007-08-15 Lg.飞利浦显示器(韩国)株式会社 彩色阴极射线管
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