JPS6313073Y2 - - Google Patents

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JPS6313073Y2
JPS6313073Y2 JP4901182U JP4901182U JPS6313073Y2 JP S6313073 Y2 JPS6313073 Y2 JP S6313073Y2 JP 4901182 U JP4901182 U JP 4901182U JP 4901182 U JP4901182 U JP 4901182U JP S6313073 Y2 JPS6313073 Y2 JP S6313073Y2
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JP
Japan
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horn
lever
contact
steering wheel
different
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JP4901182U
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JPS57179540U (ja
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Publication of JPS6313073Y2 publication Critical patent/JPS6313073Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は自動車等の車輌用ホーン機構に関する。
自動車のホーン機構は通常ステアリングホイー
ルに組込まれ、ホーンボタンを操作することによ
りある一定の音量、音色の警告音を吹鳴させるよ
うになつている。
ところで、一般に自動車の高速走行状態ではエ
ンジン音が著しく増大することと風切音が増大す
ることにより、他車にホーンで注意を促す場合か
なり音量が必要であり、特に他車が窓を閉め切り
状態にしている時には一層大きな音量が必要とな
る。一方、市街地では通行人に対して注意を促が
す場合や見通しの悪に交差点等で念のためホーン
を鳴らす場合には必要最小限の音で良く、特に通
行人に刺激を与えるような大きな音量のホーンに
好ましくない。
然るに、従来のようにホーンがある一定の音
量、音色に設定されていると、高速走行時にホー
ン音量が不足して他車が警告に気付かず、これが
元で事故が起きたりあるいは市街地においては通
行人にシヨツクを与えたり自動車騒音の原因にも
なるという不具合があつた。そこで、実公昭48−
33128号のように、電気抵抗値の異なる2つの回
路の切換えにより、一つのホーンで音の強弱をつ
けるようにしたものもあるが、これでは自動車の
ようにバツテリ電圧の変化が大きいものでは作動
が安定しないという問題を生じてしまう。
本案はかかる従来の実状に鑑み、自動車の走行
モードに応じてホーンボタンレバーの操作ストロ
ークを変えることにより、それぞれ別のホーンに
接続した各独立したホーン用電気接点の投入を制
御し、ホーンの音を変えられるようにして、例え
ば高速走行時には音色の異なる2つのホーンを同
時に吹鳴させて和音を発生させることにより刺激
的な音として他車に警告を促がし、また閑静な住
宅地や低速走行する市街地にあつては騒音や通行
人にあまり刺激を与えることのない単音のホーン
吹鳴を行わせ得るようにしたもので、以下その実
施例を図面と共に詳述する。
第1〜3図において、1はステアリングホイー
ル、2は表側のパツド材3と裏側の樹脂カバー4
とからなるスポークカバー部で、該スポークカバ
ー部2内にホーン機構が組込まれている。ホーン
機構はホーンボタン6を備えたレバー5、該レバ
ー5を支持するコンタクトプレート7、複数対の
ホーン用電気接点8,9とから大略構成されてい
る。
レバー5は樹脂等を以つてスポーク部2側面に
突出するホーンボタン6と一体成形されている。
また、コンタクトプレート7は導電性金属板を以
つて形成され、スポークカバー部2内のスポーク
Sにネジ14止めされている。前記レバー5の略
中央部の表裏面には突起5aとスプリング座5b
が付帯成形されており、該スプリング座5bとコ
ンタクトプレート7のベース部7aに形成したス
プリング座7bとの間にスプリング10を弾装す
ると共に、該レバー5を跨いてコンタクトプレー
トベース部7aにネジ14止めされたホルダー1
1の貫通孔11aに前記突起5aを係合させ、こ
れらスプリング10とホルダー11とにより挾持
して上下動自在に弾性支持している。そして、こ
のレバー5の先端部と、前記スプリング座5bと
ホーンボタン6との間の中間部にそれぞれ1対の
ホーン用電気接点8,9を配設して前記レバー5
の操作ストロークが異なる位置で接点8,9がそ
れぞれ断・接するようにしてある。
電気接点8は、レバー5の先端部表面に固着さ
れた接点8aと、該接点8aと対峙してコンタク
トプレート7に設けられた接点8bとから構成さ
れ、また、電気接点9は、レバー5の中間部裏面
に固着された接点9aと、該接点9aと対峙して
コンタクトプレート7に設けられた接点9bとか
ら構成されており、前記レバー5側の接点8a,
9aにはそれぞれ音色の異なる別のホーン15
a,15bに接続したリード線12,13が接続
され、2系統の独立したホーン回路を構成してい
る。
かかるホーン機構はステアリングホイール構成
部材たるスポークカバー部2の2組組込まれ、第
1図に示すようにスポークカバー部2両側にそれ
ぞれホーンボタン6,6を突出配置するのであ
る。従つて、前述のレバー5の操作ストロークを
変えることにより、例えば閑静な住宅地や市街地
にあつてはレバー5の先端の1電気接点8を投入
してホーン15aを吹鳴作動させて刺激に乏しい
単音を発生させ、高速走行時にはレバーストロー
クを更に増大して上記電気接点8を支点としてレ
バー5でスプリング10を収縮させ、上記接点8
と共に、ホーンボタン6側の電気接点9をも投入
して音色の異なる複数のホーン15a,15bを
同時に吹鳴作動させて和音を発生させ、刺激的な
音として周囲に注意を換起させることができるの
である。
以上要するに本案ホーン機構によれば、自動車
の走行モードに応じ、例えば低速走行する閑静な
住宅地や市街地にあつてはホーンボタンレバーの
第1ストロークで1つの接点を閉じて1つのホー
ンを吹鳴させて刺激に乏しい単音を発生させ、騒
音および通行人にシヨツクを与えることなくかか
る地域での警告を行える。また、高速走行時には
ホーンボタンレバーの第2ストロークで更に1つ
の接点を閉じて音色の異なる2つのホーンを同時
に吹鳴させて刺激的な和音を発生させることがで
き、従つて、エンジン音や風切音が激しく、ある
いは窓の閉め切り状態下でも他車に確実に警告を
することができ、音の不足により事故を起すよう
なことを回避できるのである。しかも、電気抵抗
値の変化で音を変化させるものと異なり、バツテ
リ電圧が変化した場合にあつても単音と和音とを
明確に吹鳴させることができ作動の安定したホー
ン機構を提供することができるという実用上大な
る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案ホーン機構を備えたステアリング
ホイールの平面図、第2図は第1図の−線に
沿う断面説明図、第3図は第2図−線に沿う
断面説明図である。 1……ステアリングホイール、2……スポーク
部、5……レバー、6……ホーンボタン、7……
コンタクトプレート、8,9……電気接点、10
……スプリング、11……ホルダー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一端にホーンボタンを備えたレバーをステア
    リングホイール構成部材に可動的に配設すると
    共に、それぞれ音色の異なる別のホーンに接続
    し、かつ、前記レバーの操作ストロークが異な
    る位置でそれぞれ断・接する複数対の各独立し
    たホーン用電気接点を配設したことを特徴とす
    る車輌用ホーン機構。 (2) レバーは、ステアリングホイール構成部材に
    配設したコンタクトプレートにスプリングを介
    して可動的に弾性支持され、複数対の各独立し
    たホーン用電気接点を、該レバーに設けた複数
    の接点とコンタクトプレートに前記レバー側接
    点に対峙して設けた接点とで構成してなる実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の車輌用ホーン
    機構。
JP4901182U 1982-04-05 1982-04-05 Expired JPS6313073Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4901182U JPS6313073Y2 (ja) 1982-04-05 1982-04-05

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JP4901182U JPS6313073Y2 (ja) 1982-04-05 1982-04-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57179540U JPS57179540U (ja) 1982-11-13
JPS6313073Y2 true JPS6313073Y2 (ja) 1988-04-14

Family

ID=29845731

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JP4901182U Expired JPS6313073Y2 (ja) 1982-04-05 1982-04-05

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JPS57179540U (ja) 1982-11-13

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