JPS63130163A - 線状物体の被覆方法および被覆装置 - Google Patents

線状物体の被覆方法および被覆装置

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JPS63130163A
JPS63130163A JP61277945A JP27794586A JPS63130163A JP S63130163 A JPS63130163 A JP S63130163A JP 61277945 A JP61277945 A JP 61277945A JP 27794586 A JP27794586 A JP 27794586A JP S63130163 A JPS63130163 A JP S63130163A
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coated
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Shinya Okuyama
信也 奥山
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は線状物体、とくに通信用光ファイバおよび光フ
アイバユニットに使用するテンションメンバに紫外線硬
化樹脂(以下UV樹脂という。ンの被覆を施す方法およ
び被覆装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図に従来の線状物体のUV樹脂被覆装置の概要を示
す。線状物体供給装置7から下方に供給される線状物体
は、Uv樹脂供給装置4から供給するUV樹脂の満たさ
れたダイス11内に上方から挿通し、下方底部の細径の
孔たらUV樹脂を塗布された塗布径の状態でUV硬化炉
1内を走行し、塗布されたUV樹脂が硬化することによ
F)UV樹脂被覆が施され、外径測定器5で外径を測定
しながらキャプスタン8、巻取ダンサ9を経由して巻取
装置10に巻取られる。
従来の被覆装置では、被覆の偏肉を防止し、均一にする
ため、あらかじめガイドローラとダイスの位置関係を厳
密に調整しておく。また所定の被覆外径を得るために、
被覆外径に最適な孔径な備えたダイスを選定する必要が
ある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のこの種の装置は、ダイスの底部に設けた細径孔t
1上方から下方に線状物体を通過させることによ、9、
UV樹脂の被覆を行う構成となっていることから次のよ
うな問題があった。
■、ダイスのセツティング位置にょシ、被覆の偏肉が発
生しやすい。
■、薄肉被覆が困難である。
■、それぞれの所定の仕上がシ径に対し、ダイス径を選
定しなければよらない。
■、仕上がり径の微調整ができない。
■、線状物体表面での溶融樹脂のすベシによる外径変動
や、樹脂内への気泡の巻き込みによる被覆外観異常が発
生しやすい。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は従来の問題点を解決するため、樹脂被覆方法に
おける樹脂被覆工程は、線状物体供給装置から供給され
る線状物体を、樹脂容器の底部に設けた細径孔から上方
に走行させることにより線状物体に樹脂を塗布し、樹脂
を塗布した線状物体を引続き上方に走行させながら加熱
炉を通過させ、加熱炉の温度を調節することにより樹脂
塗布線状物体の外径を制御し、外径を制御した線状物体
の塗布樹脂を樹脂硬化炉により硬化することを特徴とし
、上述の本発明の被覆方法を実施するのに直接使用する
本発明の被覆装置は、線状物体を下方から上方へ挿通・
走行する細径孔な底部に有し、上部に開口部を有する樹
脂容器と、樹脂容器の底部に取シ付けた、線状物体の下
方から上方に挿通・走行する細径孔から塗布樹脂の漏出
を抑止する圧力室と、樹脂容器の開口部に、樹脂を塗布
した下方から上方に走行する線状物体に近接して配設し
た、温度調節により線状物体に塗布した樹脂外径を制御
する加熱炉と、加熱炉により外径を制御・設定した線状
物体塗布樹脂を硬化する樹脂硬化炉と、樹脂硬化炉によ
プ樹脂被覆を形成した線状物体の外径を測定する径測定
器とを備えたことを特徴としている。
〔作用〕
本発明は、従来の線状物体を上方から下方に走行させな
から細径孔を有するダイスにより樹脂塗布を行うのとは
異夛、容器内の樹脂中を下方から上方に線状物体を通過
させ、塗布後の樹脂径が所定値よp大なるとき、樹脂容
器上方に配置した加熱炉の温度を調節することにより被
覆樹脂の温度を上げて粘度を下げ、重力により垂れ下が
る量を大として被覆樹脂外径を制御することにより均一
厚みで、被覆仕上9外径を自由に設定でき、仕上夛外径
の偏肉度の極めて小さい被覆を施すことができる。以下
図面にもとづき、実施例について説明する。
〔実施例〕
第1図に本発明に係る線状物体のUV樹脂被覆装置の概
要を示す。第2図と同じ符号は同じ部分を示す。線状物
体供給装置7から線状物体゛、たとえば光ファイバまた
は熱硬化型樹脂かUV樹脂によりー次被覆を施した光フ
アイバ素線およびテンションメ/パなどを従来のように
下方に供給し、ガイドローラにより走行方向を反転させ
、線状物体は、Uv樹脂供給装置4から供給されるUV
樹脂を塗布するUV樹脂容器2の底部に設けた細径孔か
ら挿通され、UV樹脂容器2内を上方に走行し、UV樹
脂容器2の開口部から上方へUV樹脂を引き上げる状態
で通夛抜ける。6はUV樹脂容器2の底部に設けた、線
状物体の上方に挿通する細径孔からUV樹脂の漏出する
のを抑止する圧力室である。3は加熱炉の一実施例で赤
外線ランプにより構成し、線状物体により引き上げられ
るUV樹脂を加熱して粘度を下げるものである。赤外線
ランプ3の温度調節により、被覆外径を制御され丸線状
物体のUV樹脂は、Uv硬化炉1で硬化され、Uv樹脂
被覆線状物体は、外径測定器5で外径測定しながらキャ
プスタ78、巻取ダンサ9を径由して巻取装[10に巻
取られる。なお被覆外径の制御は、外径測定器5の測定
値にもとづき、赤外線ランプの出力を、a整することに
より行う。
たとえば、設定外径より実外径が大きい場合は、赤外線
ランプ3の出力が増し、線状物体の上方への走行により
引き上げられたUV樹脂の温度を上昇し、粘度を下げ、
重力により垂れ下がる量を大とすることで被覆外径を小
さくする。
次に本発明の具体例を示す。径がそれぞれ0.125簡
φ、0.250 m、φ、0.400朋φ、0.600
態φの4種の線状物体としての光ファイバについての具
体例1乃至4に対し、第1図に示したUV樹脂被覆装置
によりUv樹脂被覆を施し、被覆仕上り径に対する被覆
偏肉度および被覆表面外観について測定・評価を行った
結果を次表に示す。なお表中の被覆偏肉度は、最小肉厚
/最大肉厚×100 (%)と定義した。
具体例は1層被覆を行つ九場合でtりυ、2層以上の被
覆をタンデム化することもでき、たとえば具体例1と具
体例2ft組合せることにより、外径0.125111
1≠の線状物体に2層被覆を施し、0.400mφに仕
上げることが可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、従来用いられていた細
径孔を有するダイスを使用せず、単に樹脂容器内を下方
から上方に通過させ、樹脂塗布の径を加熱炉の温度調節
により制御することから次の効果が得られる。
■、従来のような、被覆を仕上シ径とするための細径孔
をもったダイスを使用する必要がなくなシ、単に線状物
体を樹脂中から垂直に引上げることによる被覆方法とし
たことにより、ダイスポジションによる被覆偏肉という
問題がなくなり、均一に被覆することができる。
00円周方向に均一に被覆できることから、肉厚の薄い
被覆が容易となる。
■、加熱炉としての赤外線ランプの出力によ)被覆径を
調節できることから、ダイスの選定を必要とせずに設定
値どおシの外径に仕上げることができる。
■、従来問題となっていた樹脂の線状物体表面でのすベ
シは、ダイスの細径孔から線状物体を引き出すために、
線状物体表面の樹脂に過大なせん断芯力がかかシ、すべ
9が生じていたためであるが、本発明においては、ダイ
ス細径孔が存在しないから過大なせん断芯力は発生せず
、したがって樹脂のすベカは発生しない。
■、ダイスの細径孔を使用することによ)発生していた
被覆外観不良がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る線状物体のUV樹脂被覆装置概要
図、 第2図は従来の線状物体のUV樹脂被覆装置概要図であ
る。 1・・・UV硬化炉 2・・・UV樹脂容器 3・・・赤外線ランプ 4・・・UV樹脂供給装置 5・・・外径測定器 6・・・圧力室 7・・・線状物体供給装置 8・・・キャプスタン 9・・・巻取ダ/す 10・・・巻取装置 11・・・ダイス 本発明に係る線状物体のUV樹脂被覆装置概要図第  
1  図 r−−−−−−−= 第  2  図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)線状物体供給装置から供給する線状物体に樹脂を
    塗布し、樹脂硬化炉により線状物体に塗布した樹脂を硬
    化して樹脂被覆を形成する樹脂被覆工程を経た後、樹脂
    被覆線状物体の外径を測定しながらキャプスタン、巻取
    ダンサを経由して巻取る線状物体の被覆方法において、 前記樹脂被覆工程は、 前記線状物体供給装置から供給される線状物体を樹脂容
    器の底部に設けた細径孔から上方に走行させることによ
    り、前記線状物体に樹脂を塗布し、前記樹脂を塗布した
    線状物体を、引続き上方に走行させながら加熱炉を通過
    させ、前記加熱炉の温度を調節することにより樹脂塗布
    線状物体の外径を制御し、 前記外径を制御した線状物体の塗布樹脂を樹脂硬化炉に
    より硬化してなる ことを特徴とする線状物体の被覆方法。
  2. (2)線状物体供給装置から供給する線状物体の外周に
    樹脂被覆を施す樹脂被覆装置において、前記樹脂被覆装
    置は、 前記線状物体を下方から上方へ挿通・走行する細径孔を
    底部に有し、上部に開口部を有する樹脂容器と、 前記樹脂容器の底部に取り付けた、前記線状物体の下方
    から上方に挿通・走行する細径孔から塗布樹脂の漏出を
    抑止する圧力室と、 前記樹脂容器の開口部に、前記樹脂を塗布した下方から
    上方に走行する線状物体に近接して配置した、温度調節
    により、前記線状物体に塗布した樹脂外径を制御する加
    熱炉と、 前記加熱炉により外径を制御・設定した線状物体塗布樹
    脂を硬化する樹脂硬化炉と 前記樹脂硬化炉により樹脂被覆を形成した線状物体の外
    径を測定する外径測定器とを備えてなることを特徴とす
    る線状物体の被覆装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005082548A3 (de) * 2004-02-20 2005-12-01 Ist Metz Gmbh Anordnung und verfahren zur mehrschichtigen lackbeschichtung von fadenmaterial

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5869734A (ja) * 1981-10-20 1983-04-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光フアイバの被覆方法
JPS59119524U (ja) * 1983-02-01 1984-08-11 古河電気工業株式会社 エナメル線焼付装置
JPS60155553A (ja) * 1984-01-20 1985-08-15 Furukawa Electric Co Ltd:The 光フアイバの被覆方法

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