JPS6312964Y2 - - Google Patents
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- JPS6312964Y2 JPS6312964Y2 JP17769779U JP17769779U JPS6312964Y2 JP S6312964 Y2 JPS6312964 Y2 JP S6312964Y2 JP 17769779 U JP17769779 U JP 17769779U JP 17769779 U JP17769779 U JP 17769779U JP S6312964 Y2 JPS6312964 Y2 JP S6312964Y2
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- JP
- Japan
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- wire
- anvil
- forming
- guide
- sheet
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Links
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Landscapes
- Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ワイヤ綴じ合せ機、特にシート又は
原稿のセツト又は折り丁を綴じ合わせるのに用い
る綴じ合せ機に関する。綴じ合せ機には、種々の
周知の形式がある。たとえば、予め形成されたス
テープルを使用する装置(ステープラと称する)
があり、すなわちステープル製造装置において、
予め切断されたワイヤから形成されたステープル
を使用するものと、スプールに巻かれた連続ワイ
ヤをステープル製造装置で切断してワイヤ片を形
成し、該ワイヤ片からステープルを形成するもの
とがある。いずれの場合にも、形成したステープ
ルすなわち針の足を、ステープルの冠部がシート
セツトの一方の面上に接触するまでシートセツト
に貫通させ、ステープルの足の両端をシートセツ
トの反対の面に押付けるように曲げて折り曲げ部
を形成する。
原稿のセツト又は折り丁を綴じ合わせるのに用い
る綴じ合せ機に関する。綴じ合せ機には、種々の
周知の形式がある。たとえば、予め形成されたス
テープルを使用する装置(ステープラと称する)
があり、すなわちステープル製造装置において、
予め切断されたワイヤから形成されたステープル
を使用するものと、スプールに巻かれた連続ワイ
ヤをステープル製造装置で切断してワイヤ片を形
成し、該ワイヤ片からステープルを形成するもの
とがある。いずれの場合にも、形成したステープ
ルすなわち針の足を、ステープルの冠部がシート
セツトの一方の面上に接触するまでシートセツト
に貫通させ、ステープルの足の両端をシートセツ
トの反対の面に押付けるように曲げて折り曲げ部
を形成する。
本考案は、ステープルをワイヤストツクから形
成するような型式の綴じ合せ機に関係するもので
ある。
成するような型式の綴じ合せ機に関係するもので
ある。
特に、本考案は、ワイヤを案内して固定し、そ
こで切断、成形及び打込みを行なう装置に関係し
ている。この目的のために、本考案は、ワイヤ源
からのワイヤを切断してワイヤ片を形成し、該ワ
イヤ片を成形してシートセツトに打込み、それに
よりシートを綴じ合せるワイヤ綴じ合せ機を提供
している。このワイヤ綴じ合せ機は、金床、打込
装置及びステープル成形装置を有し、ワイヤ源か
ら一片のワイヤを切断し、そのワイヤ片を金床の
まわりに成形した後シートセツトに打込んでシー
トを綴じ合せるようになつている。金床は、ワイ
ヤ切断成形工程では運動しないように保持され、
打込工程では打込路外へ押し出されるになつてい
る。ワイヤ成形のためにワイヤを金床まで送る手
段も設けられている。このワイヤ綴じ合せ機で
は、ワイヤを、成形装置の通路内に配置されか
つ、成形時に成形装置により変位されるように弾
性的に取付けられた案内装置により、打込装置及
び成形装置に案内して該装置に対して位置決めす
るようになつている。また、上記案内装置は、成
形装置の移動路内に配置されかつ成形時に成形装
置により成形装置の移動路外に押し出されるよう
弾性的に取付けられた少なくとも1つの案内部材
で構成され、この案内部材はワイヤの先端と接触
して該ワイヤの横方向への運動を制限しながらワ
イヤを案内する案内面を有する。
こで切断、成形及び打込みを行なう装置に関係し
ている。この目的のために、本考案は、ワイヤ源
からのワイヤを切断してワイヤ片を形成し、該ワ
イヤ片を成形してシートセツトに打込み、それに
よりシートを綴じ合せるワイヤ綴じ合せ機を提供
している。このワイヤ綴じ合せ機は、金床、打込
装置及びステープル成形装置を有し、ワイヤ源か
ら一片のワイヤを切断し、そのワイヤ片を金床の
まわりに成形した後シートセツトに打込んでシー
トを綴じ合せるようになつている。金床は、ワイ
ヤ切断成形工程では運動しないように保持され、
打込工程では打込路外へ押し出されるになつてい
る。ワイヤ成形のためにワイヤを金床まで送る手
段も設けられている。このワイヤ綴じ合せ機で
は、ワイヤを、成形装置の通路内に配置されか
つ、成形時に成形装置により変位されるように弾
性的に取付けられた案内装置により、打込装置及
び成形装置に案内して該装置に対して位置決めす
るようになつている。また、上記案内装置は、成
形装置の移動路内に配置されかつ成形時に成形装
置により成形装置の移動路外に押し出されるよう
弾性的に取付けられた少なくとも1つの案内部材
で構成され、この案内部材はワイヤの先端と接触
して該ワイヤの横方向への運動を制限しながらワ
イヤを案内する案内面を有する。
本考案の好ましい実施例の1つには、切断成形
工程においてワイヤを打込装置と金床との間に配
置し、該ワイヤを金床のまわりに成形するととも
に該ワイヤをつかんで金床に押付ける綴じ合せ機
があるが、この綴じ合せ機では、金床と打込装置
との間に相互に共働する2つの横方向案内部材を
設け、金床と打込装置との間にワイヤのための閉
じた管状通路を形成するようになつている。ま
た、上記横方向案内部材は、ワイヤの先端と接触
する案内面を有し、2つの横方向案内部材の案内
面が合わさつて円錐状ターゲツトを形成してい
る。
工程においてワイヤを打込装置と金床との間に配
置し、該ワイヤを金床のまわりに成形するととも
に該ワイヤをつかんで金床に押付ける綴じ合せ機
があるが、この綴じ合せ機では、金床と打込装置
との間に相互に共働する2つの横方向案内部材を
設け、金床と打込装置との間にワイヤのための閉
じた管状通路を形成するようになつている。ま
た、上記横方向案内部材は、ワイヤの先端と接触
する案内面を有し、2つの横方向案内部材の案内
面が合わさつて円錐状ターゲツトを形成してい
る。
別の実施例では、案内部材は、金床のカツタ側
とは反対の側に設けられ、さらに案内部材の金床
側にワイヤの先端と接触する案内面が設けられ、
この案内面が送られてくるワイヤに対して円錐状
のターゲツトを与えるようになつている。
とは反対の側に設けられ、さらに案内部材の金床
側にワイヤの先端と接触する案内面が設けられ、
この案内面が送られてくるワイヤに対して円錐状
のターゲツトを与えるようになつている。
前記綴じ合せ機を、複写機の仕上げ装置の一部
としてシート綴じ合せ編集装置に組入れてもよ
く、またこのような仕上げ装置は、複写機の一部
を成すか、又は、別の装置であつてもよい。
としてシート綴じ合せ編集装置に組入れてもよ
く、またこのような仕上げ装置は、複写機の一部
を成すか、又は、別の装置であつてもよい。
本考案をさらに理解しやすくするために、以
下、添付図面を参照しながら説明する。
下、添付図面を参照しながら説明する。
第1図を参照すると、仕上げ装置70を有する
自動電子写真複写機10が図示されており、該仕
上げ装置70には本考案による綴じ合せ機100
が組込まれている。複写機10は、種々の原画
を、原画循環装置12により循環させて、片面又
は両面のいずれのコピーも作成することができる
ものである。原画循環装置12については、米国
特許第3556512号明細書に記載されている。本考
案は、自動電子写真で用いるのに特によく適して
いるが、装置100は、カツトシート材料を1組
のコピーセツトすなわちスタツクに集める、すな
わち編集するような多数の装置とともに用いるの
にも適している。
自動電子写真複写機10が図示されており、該仕
上げ装置70には本考案による綴じ合せ機100
が組込まれている。複写機10は、種々の原画
を、原画循環装置12により循環させて、片面又
は両面のいずれのコピーも作成することができる
ものである。原画循環装置12については、米国
特許第3556512号明細書に記載されている。本考
案は、自動電子写真で用いるのに特によく適して
いるが、装置100は、カツトシート材料を1組
のコピーセツトすなわちスタツクに集める、すな
わち編集するような多数の装置とともに用いるの
にも適している。
複写機10は、感光性ドラム15を有し、この
感光性ドラム15は、一連の電子写真処理ステー
シヨンを順次通過するよう矢印の方向に回転され
る。一連の電子写真処理ステーシヨンは、帯電ス
テーシヨンA、像形成ステーシヨンB、現像ステ
ーシヨンC、転写ステーシヨンD及び清掃ステー
シヨンEから成る。
感光性ドラム15は、一連の電子写真処理ステー
シヨンを順次通過するよう矢印の方向に回転され
る。一連の電子写真処理ステーシヨンは、帯電ス
テーシヨンA、像形成ステーシヨンB、現像ステ
ーシヨンC、転写ステーシヨンD及び清掃ステー
シヨンEから成る。
複写すべき原画は、原画循環装置すなわち原画
取扱装置12により、シートスタツクの下部から
プラテン18に搬送されて、移動光学走査装置に
より走査されてドラムの領域B上に流線光像を形
成する。このドラム表面上の流線像と同期して、
カツトシート紙がシート整合装置34から転写ス
テーシヨンD内に移動される。このカツトシート
紙であるコピーシートは、ドラム表面から剥離さ
れて定着ステーシヨンFに送られる。定着装置を
出た後、定着された複写シートが曲線状シート案
内装置49を通過する、該曲線状シート案内装置
49には前送りロール50及び51が組込まれて
いる。この前送りロールは、シートを直線状シー
ト案内装置52を通して一対の第2前送りローラ
53及び54に送る。この第2前送りローラ53
及び54の位置において、片面コピー又は両面コ
ピーのいずれを所望するかに応じて、片面複写シ
ートをピンチロール61,62を介して仕上げ装
置70に直接送るか、又は可動シート案内装置5
6により上部給紙トレイ55に送られて両面複写
を行なつた後、両面コピー用仕上げ装置に送られ
る。可動シート案内装置56及び該可動シート案
内装置に付属の前送りロールは、適当な機械論理
装置により予め配置されて各シートを所望通路に
送る。
取扱装置12により、シートスタツクの下部から
プラテン18に搬送されて、移動光学走査装置に
より走査されてドラムの領域B上に流線光像を形
成する。このドラム表面上の流線像と同期して、
カツトシート紙がシート整合装置34から転写ス
テーシヨンD内に移動される。このカツトシート
紙であるコピーシートは、ドラム表面から剥離さ
れて定着ステーシヨンFに送られる。定着装置を
出た後、定着された複写シートが曲線状シート案
内装置49を通過する、該曲線状シート案内装置
49には前送りロール50及び51が組込まれて
いる。この前送りロールは、シートを直線状シー
ト案内装置52を通して一対の第2前送りローラ
53及び54に送る。この第2前送りローラ53
及び54の位置において、片面コピー又は両面コ
ピーのいずれを所望するかに応じて、片面複写シ
ートをピンチロール61,62を介して仕上げ装
置70に直接送るか、又は可動シート案内装置5
6により上部給紙トレイ55に送られて両面複写
を行なつた後、両面コピー用仕上げ装置に送られ
る。可動シート案内装置56及び該可動シート案
内装置に付属の前送りロールは、適当な機械論理
装置により予め配置されて各シートを所望通路に
送る。
仕上げ装置70は、底面すなわち支持面72を
有するトレイ71から成り、該支持面72は、整
合コーナへのシート移動方向に向かつて下方に傾
斜している。この整合コーナ73は、トレイの下
方縁部及び1方の側に延びる整合壁74,75に
より形成されている。支持面の上方端には、共働
する一対のシート給紙ロール64,65が配置さ
れ、ピンチロール61,62により給送路63に
沿つてシートを受取るようになつている。シート
は、給紙ロール64,65から案内スロート78
によりトレイ71の方へ送られる。支持面72上
には、米国特許第3669447号明細書に記載された
ものと類似のパドルホイールのようなコーナ整合
装置79が配置されて、整合コーナ内にシートS
を押込み、該シートに、装置100により綴じ具
を打込むよう該シートを位置決めする。整合壁7
4は、軸74aの周りに回転可能であり、これに
より整合壁74が引込んで、綴じ合せ済みのセツ
トSSを収容トレイ69に排出することができる
ようになつている。駆動ローラのような適当な排
出機構を用いてもよい。
有するトレイ71から成り、該支持面72は、整
合コーナへのシート移動方向に向かつて下方に傾
斜している。この整合コーナ73は、トレイの下
方縁部及び1方の側に延びる整合壁74,75に
より形成されている。支持面の上方端には、共働
する一対のシート給紙ロール64,65が配置さ
れ、ピンチロール61,62により給送路63に
沿つてシートを受取るようになつている。シート
は、給紙ロール64,65から案内スロート78
によりトレイ71の方へ送られる。支持面72上
には、米国特許第3669447号明細書に記載された
ものと類似のパドルホイールのようなコーナ整合
装置79が配置されて、整合コーナ内にシートS
を押込み、該シートに、装置100により綴じ具
を打込むよう該シートを位置決めする。整合壁7
4は、軸74aの周りに回転可能であり、これに
より整合壁74が引込んで、綴じ合せ済みのセツ
トSSを収容トレイ69に排出することができる
ようになつている。駆動ローラのような適当な排
出機構を用いてもよい。
図面の第2図及び第3図を参照すると、綴じ合
せ機100は、綴じ合せヘツド101とリール1
02(第1図)とから成り、該リール102から
ワイヤWがダンサ(dancer、図示せず)を介し
て綴じ合せヘツド101及び作動折曲機201に
供給される。綴じ合せヘツド101は、ワイヤ前
送り切断機構103と金床104と成形装置10
5とを有し、前送り切断機構103は、切断ワイ
ヤの長さだけワイヤを予め送るようになつてお
り、金床104は、このワイヤを支持し、成形装
置105は、打込装置106の両側に設けられた
2つの要素から成り、ワイヤを金床のまわりにほ
ぼU字状に形成し、このようにした形成されたス
テープルは、打込装置106によりコピーセツト
SSに打込まれる。折曲機201は、折り曲げハ
ウジング202を有し、該折り曲げハウジング2
02は、セツトSSを綴じ合せヘツド101の下
側に押付ける締付面203を有し、かつセツトを
貫通しさらに締付面203のスロツトを通つてハ
ウジング内に打込まれたステツプの足を受取つて
該足に作用するようになつている折り曲げ耳部2
04を包含する。
せ機100は、綴じ合せヘツド101とリール1
02(第1図)とから成り、該リール102から
ワイヤWがダンサ(dancer、図示せず)を介し
て綴じ合せヘツド101及び作動折曲機201に
供給される。綴じ合せヘツド101は、ワイヤ前
送り切断機構103と金床104と成形装置10
5とを有し、前送り切断機構103は、切断ワイ
ヤの長さだけワイヤを予め送るようになつてお
り、金床104は、このワイヤを支持し、成形装
置105は、打込装置106の両側に設けられた
2つの要素から成り、ワイヤを金床のまわりにほ
ぼU字状に形成し、このようにした形成されたス
テープルは、打込装置106によりコピーセツト
SSに打込まれる。折曲機201は、折り曲げハ
ウジング202を有し、該折り曲げハウジング2
02は、セツトSSを綴じ合せヘツド101の下
側に押付ける締付面203を有し、かつセツトを
貫通しさらに締付面203のスロツトを通つてハ
ウジング内に打込まれたステツプの足を受取つて
該足に作用するようになつている折り曲げ耳部2
04を包含する。
第2図を参照すると、折曲機201が作動位置
にある状態が図示されている。この状態では、シ
ートセツトSSは、編集トレイ上に固定されたヘ
ツド101に押付けられている。しかしながら、
シートセツトの編集時には、折曲機201は、締
付面203がトレイ71の支持面72の下方にく
るように降下される。折り曲げ動作時には、折曲
機201は上昇し、シートセツトSSを押上げて
ヘツド101の下面に押付ける。シートセツトの
厚さが変わつても駆動機構210により対応する
ことができる。というのは、この駆動機構210
は、折り曲げハウジングを持ち上げ、綴じ合せヘ
ツドの下面にシートセツトを押付けてその位置に
固定して、該シートセツトに打込まれたステープ
ルの足を受入れるようになつているからである。
この駆動機構210は、加力リング205から成
り、該加力リング205は圧縮スプリング206
を介して折り曲げハウジング202を持上げる。
また加力リング205は、レバー207により一
定距離だけ移動する。(第4図参照)スプリング
206は、加力リング205と肩部208との間
に配置され、レバー207は、その自由端207
aに作用するカムにより作動して軸209のまわ
りに枢動するようになつている。第4図に示すよ
うに、レバー207の他端は、2又に分かれてヨ
ーク207bを形成し、該ヨーク207bは、加
力リング205に枢動可能に連結されている。折
り曲げハウジング202は、一対のアーム211
により支持されかつ案内されており、アーム21
1は、折り曲げハウジング202と折曲機のフレ
ームとの間で枢動可能に連結されている。駆動機
構210は、種々の厚さのシートセツトを適用さ
せるのに加えて、シートセツトに加えられた締付
圧力をシートセツトの厚さに応じて変化させる。
このように、シートセツトが薄ければ薄いほど、
スプリング206の圧縮力を小さくして、加わる
締付圧力を小さくしている。折り曲げ耳部204
は、折り曲げハウジング202に固定設置され、
それにより、該耳部204が、シートセツトの厚
さに関係なく常に同じ関係でシートセツトに作用
するようになつている。
にある状態が図示されている。この状態では、シ
ートセツトSSは、編集トレイ上に固定されたヘ
ツド101に押付けられている。しかしながら、
シートセツトの編集時には、折曲機201は、締
付面203がトレイ71の支持面72の下方にく
るように降下される。折り曲げ動作時には、折曲
機201は上昇し、シートセツトSSを押上げて
ヘツド101の下面に押付ける。シートセツトの
厚さが変わつても駆動機構210により対応する
ことができる。というのは、この駆動機構210
は、折り曲げハウジングを持ち上げ、綴じ合せヘ
ツドの下面にシートセツトを押付けてその位置に
固定して、該シートセツトに打込まれたステープ
ルの足を受入れるようになつているからである。
この駆動機構210は、加力リング205から成
り、該加力リング205は圧縮スプリング206
を介して折り曲げハウジング202を持上げる。
また加力リング205は、レバー207により一
定距離だけ移動する。(第4図参照)スプリング
206は、加力リング205と肩部208との間
に配置され、レバー207は、その自由端207
aに作用するカムにより作動して軸209のまわ
りに枢動するようになつている。第4図に示すよ
うに、レバー207の他端は、2又に分かれてヨ
ーク207bを形成し、該ヨーク207bは、加
力リング205に枢動可能に連結されている。折
り曲げハウジング202は、一対のアーム211
により支持されかつ案内されており、アーム21
1は、折り曲げハウジング202と折曲機のフレ
ームとの間で枢動可能に連結されている。駆動機
構210は、種々の厚さのシートセツトを適用さ
せるのに加えて、シートセツトに加えられた締付
圧力をシートセツトの厚さに応じて変化させる。
このように、シートセツトが薄ければ薄いほど、
スプリング206の圧縮力を小さくして、加わる
締付圧力を小さくしている。折り曲げ耳部204
は、折り曲げハウジング202に固定設置され、
それにより、該耳部204が、シートセツトの厚
さに関係なく常に同じ関係でシートセツトに作用
するようになつている。
第2図を参照すると、ワイヤ前送り切断機構1
03は、可動なワイヤ前送りブロツク120、可
動なワイヤカツタブロツク121及び抑制部材1
24から成つており、該抑制部材124は、シー
トセツトSSの厚さに応じて折曲機201により
配置される。ワイヤ前送りブロツク120及びカ
ツタブロツク121は、それぞれワイヤダイオー
ド122,123を有し、各ブロツクに対してワ
イヤがワイヤ前進方向と逆の方向に移動しないよ
うにワイヤをつかむ。したがつて、ダイオード
は、ブロツクが左方向に移動するときにワイヤを
つかむが、他のブロツクがワイヤを保持している
間に各ブロツクはそれぞれ右方向に移動すること
ができる。ワイヤ給送サイクルの開始時には、ブ
ロツク120及び121は、第1図の破線で示す
位置に配置される。ワイヤWを給送するために、
前送りブロツク120のワイヤダイオード122
がワイヤをつかみながら、前送りブロツク120
が左方向に移動して、冠部の長さと折曲部の長さ
を2倍したものの和である一定の長さにさらにシ
ートセツトを加算した距離だけ、カツタ125の
停止位置すなわちサイクル開始位置を通してワイ
ヤを送る。このときに、カツタブロツク121
は、シートセツトの厚さに等しい距離だけ停止位
置から引込ませられる。カツタ125により折断
されるためのこのような運動及び綴じ合せヘツド
に与えられるワイヤWの長さは、抑制部材124
がシートセツトの厚さに応じて前送りブロツク1
20及びカツタブロツク121の運動を制限する
ことにより定められる。ワイヤ前送り運動の終止
時における、前送りブロツク120及びカツタブ
ロツク121の最終位置は、実線で示される。折
り曲げサイクルを完了した後、駆動機構が開始位
置に戻るにつれて、カツタブロツク121は、ワ
イヤを引付けながら停止位置に戻る。これによ
り、ワイヤ給送サイクル開始時には、ワイヤ端は
必ず同じ位置にあることになる。一方ワイヤ前送
りブロツク120は、ワイヤに沿つて横方向に移
動して停止位置に戻る。
03は、可動なワイヤ前送りブロツク120、可
動なワイヤカツタブロツク121及び抑制部材1
24から成つており、該抑制部材124は、シー
トセツトSSの厚さに応じて折曲機201により
配置される。ワイヤ前送りブロツク120及びカ
ツタブロツク121は、それぞれワイヤダイオー
ド122,123を有し、各ブロツクに対してワ
イヤがワイヤ前進方向と逆の方向に移動しないよ
うにワイヤをつかむ。したがつて、ダイオード
は、ブロツクが左方向に移動するときにワイヤを
つかむが、他のブロツクがワイヤを保持している
間に各ブロツクはそれぞれ右方向に移動すること
ができる。ワイヤ給送サイクルの開始時には、ブ
ロツク120及び121は、第1図の破線で示す
位置に配置される。ワイヤWを給送するために、
前送りブロツク120のワイヤダイオード122
がワイヤをつかみながら、前送りブロツク120
が左方向に移動して、冠部の長さと折曲部の長さ
を2倍したものの和である一定の長さにさらにシ
ートセツトを加算した距離だけ、カツタ125の
停止位置すなわちサイクル開始位置を通してワイ
ヤを送る。このときに、カツタブロツク121
は、シートセツトの厚さに等しい距離だけ停止位
置から引込ませられる。カツタ125により折断
されるためのこのような運動及び綴じ合せヘツド
に与えられるワイヤWの長さは、抑制部材124
がシートセツトの厚さに応じて前送りブロツク1
20及びカツタブロツク121の運動を制限する
ことにより定められる。ワイヤ前送り運動の終止
時における、前送りブロツク120及びカツタブ
ロツク121の最終位置は、実線で示される。折
り曲げサイクルを完了した後、駆動機構が開始位
置に戻るにつれて、カツタブロツク121は、ワ
イヤを引付けながら停止位置に戻る。これによ
り、ワイヤ給送サイクル開始時には、ワイヤ端は
必ず同じ位置にあることになる。一方ワイヤ前送
りブロツク120は、ワイヤに沿つて横方向に移
動して停止位置に戻る。
ワイヤ前送り切断機構103は、第5図及び第
6図にさらに詳しく図示されているが、これらの
図を参照すると、前送りブロツク120及びカツ
タブロツク121は、ともに案内レール126上
を水平方向に摺動するよう取付けられている。第
2図、第4図及び第5図では、ワイヤ前送り方向
は、右から左への方向であり、カツタブロツクの
左端127には、剪断面を有するカツタ125が
枢動可能に取付けられている。カツタは、後述す
るように成形装置上の突起109により付勢さ
れ、切断動作サイクル終了後、引張スプリング1
28により不作動位置に戻される。ブロツク12
0及び121は、ワイヤWをねじ込むための内径
129を有し、かつワイヤダイオード122,1
23を有している。第5図に最も詳しく図示する
ように、ワイヤダイオード122,123は、内
径129に沿つた空胴130から成つており、空
胴130内には、スプリング132により軽負荷
が加えられているローラ軸受131が設けられて
いる。空胴の内径側と反対側にある面133は、
空胴がワイヤ前進方向にテーパ状になるように傾
斜しており、スプリング131は、ローラ軸受を
ワイヤと係合させている。ブロツク120,12
1は、オーバライドスプリング136,137を
介してレバー134,135によりそれぞれ駆動
される。レバーは、カムの固定移動により駆動さ
れ、また抑制部材124によりブロツク120,
121の運動を変化させたとしてもそれにスプリ
ング136,137が追従するようになつてい
る。抑制部材124は、第2図に概略的に示すよ
うに、折り曲げハウジング202とともに垂直方
向に摺動するよう取付けられている。抑制部材1
24は、45゜の角度をなす2つの対向面141,
142を有し、これらの2つの対向面141,1
42は、それぞれ前送りブロツク120及びカツ
タブロツク121の45゜の斜面138,139と
係合する。このような45゜の斜面を用いることに
より、折り曲げハウジングと抑制部材124との
位置関係は線形となりかつ1:1の比例関係とな
る。
6図にさらに詳しく図示されているが、これらの
図を参照すると、前送りブロツク120及びカツ
タブロツク121は、ともに案内レール126上
を水平方向に摺動するよう取付けられている。第
2図、第4図及び第5図では、ワイヤ前送り方向
は、右から左への方向であり、カツタブロツクの
左端127には、剪断面を有するカツタ125が
枢動可能に取付けられている。カツタは、後述す
るように成形装置上の突起109により付勢さ
れ、切断動作サイクル終了後、引張スプリング1
28により不作動位置に戻される。ブロツク12
0及び121は、ワイヤWをねじ込むための内径
129を有し、かつワイヤダイオード122,1
23を有している。第5図に最も詳しく図示する
ように、ワイヤダイオード122,123は、内
径129に沿つた空胴130から成つており、空
胴130内には、スプリング132により軽負荷
が加えられているローラ軸受131が設けられて
いる。空胴の内径側と反対側にある面133は、
空胴がワイヤ前進方向にテーパ状になるように傾
斜しており、スプリング131は、ローラ軸受を
ワイヤと係合させている。ブロツク120,12
1は、オーバライドスプリング136,137を
介してレバー134,135によりそれぞれ駆動
される。レバーは、カムの固定移動により駆動さ
れ、また抑制部材124によりブロツク120,
121の運動を変化させたとしてもそれにスプリ
ング136,137が追従するようになつてい
る。抑制部材124は、第2図に概略的に示すよ
うに、折り曲げハウジング202とともに垂直方
向に摺動するよう取付けられている。抑制部材1
24は、45゜の角度をなす2つの対向面141,
142を有し、これらの2つの対向面141,1
42は、それぞれ前送りブロツク120及びカツ
タブロツク121の45゜の斜面138,139と
係合する。このような45゜の斜面を用いることに
より、折り曲げハウジングと抑制部材124との
位置関係は線形となりかつ1:1の比例関係とな
る。
本考案によれば、ワイヤを綴じ合せヘツド内に
給送する間は、ワイヤは、案内機構により打込装
置106と金床104との間に案内される。案内
機構300については、第6図ないし第10図を
参照しながらさらに詳しく説明する。
給送する間は、ワイヤは、案内機構により打込装
置106と金床104との間に案内される。案内
機構300については、第6図ないし第10図を
参照しながらさらに詳しく説明する。
ワイヤ前送り切断機構103により、綴じ合せ
ヘツド101に与えられたワイヤは、次のように
切断されて、ワイヤ片に形成されて打込まれる。
ヘツド101に与えられたワイヤは、次のように
切断されて、ワイヤ片に形成されて打込まれる。
金床104は、枢支点107に枢動可能に取付
けられて、第3図に示すようにスプリング108
によりサイクル開始位置へ偏倚されている間、打
込装置106が、下方に移動して金床上にワイヤ
を押付ける。その後成形要素105が下方に移動
し始める。この成形要素の初期運転時に、アクチ
エータ109によりカツタ125を作動させてワ
イヤを必要な長さに切断し、成形要素がさらに運
動すると、ワイヤが、金床104のまわりにほぼ
U字形に成形される。この成形動作時においてワ
イヤを収容するために、成形要素の内面に沿つて
案内溝が設けられている。成形動作の終止時に
は、成形要素105の下端は、金床104の下面
よりもわずか下方に位置する。次に、打込装置1
06が、下方に駆動されて軸107のまわりに金
床を枢動させ、成形されたステープルを打込む。
第3図に示すように、金床104は、傾斜面10
4aを有する。打込装置106と成形要素105
がともに移動する打込動作時には、金床の傾斜面
104aは、ステープルの冠部を支持するように
働く。同様に、成形要素は、打込動作時において
溝110でステープルの足を支持するよう働き、
この成形要素の運動は、シートと接触することに
より停止する。
けられて、第3図に示すようにスプリング108
によりサイクル開始位置へ偏倚されている間、打
込装置106が、下方に移動して金床上にワイヤ
を押付ける。その後成形要素105が下方に移動
し始める。この成形要素の初期運転時に、アクチ
エータ109によりカツタ125を作動させてワ
イヤを必要な長さに切断し、成形要素がさらに運
動すると、ワイヤが、金床104のまわりにほぼ
U字形に成形される。この成形動作時においてワ
イヤを収容するために、成形要素の内面に沿つて
案内溝が設けられている。成形動作の終止時に
は、成形要素105の下端は、金床104の下面
よりもわずか下方に位置する。次に、打込装置1
06が、下方に駆動されて軸107のまわりに金
床を枢動させ、成形されたステープルを打込む。
第3図に示すように、金床104は、傾斜面10
4aを有する。打込装置106と成形要素105
がともに移動する打込動作時には、金床の傾斜面
104aは、ステープルの冠部を支持するように
働く。同様に、成形要素は、打込動作時において
溝110でステープルの足を支持するよう働き、
この成形要素の運動は、シートと接触することに
より停止する。
以上記載のことから、金床は、ワイヤ切断成形
工程では運動しないよう保持されるが、打込工程
においては打込路から外れるよう押されなければ
ならないことは、理解されたい。これは、スプリ
ング108を用いて達成される。このスプリング
は、切断成形工程において金床を静止するよう保
持するのに十分な強度を有するものである。しか
しながら、これには、また打込装置の駆動力が、
スプリングの抵抗に打勝つほど大きなものである
ことを要する。従つて、欧州特許出願公開No.
0013162に記載されているように、金床は、切断
成形工程時にはロツクされ、成形要素の移動が完
了すると該成形要素によりそのロツクを解除する
ようになつていることが好ましく、それによりス
プリング108は、金床をサイクル開始位置に戻
すのに十分であつて、また打込工程において金床
によりステープルの冠部を支持することができる
ような比較的弱いものであればよい。
工程では運動しないよう保持されるが、打込工程
においては打込路から外れるよう押されなければ
ならないことは、理解されたい。これは、スプリ
ング108を用いて達成される。このスプリング
は、切断成形工程において金床を静止するよう保
持するのに十分な強度を有するものである。しか
しながら、これには、また打込装置の駆動力が、
スプリングの抵抗に打勝つほど大きなものである
ことを要する。従つて、欧州特許出願公開No.
0013162に記載されているように、金床は、切断
成形工程時にはロツクされ、成形要素の移動が完
了すると該成形要素によりそのロツクを解除する
ようになつていることが好ましく、それによりス
プリング108は、金床をサイクル開始位置に戻
すのに十分であつて、また打込工程において金床
によりステープルの冠部を支持することができる
ような比較的弱いものであればよい。
本考案とともに使用するのに適するワイヤ給送
機構に関しては、欧州特許出願公開No.0013164に
さらに詳しく説明されている。
機構に関しては、欧州特許出願公開No.0013164に
さらに詳しく説明されている。
前述のように、綴じ合せ機は、2工程の打込動
作を有し、第1工程動作時には、ワイヤ給送後、
切断成形工程においてワイヤWをつかんで金床に
押付け、第2工程動作時には、成形後、この成形
ステープルを打込む。枢動運動に基づくこのよう
な動作に適する機構は、欧州特許出願公開No.
0013165に記載されている。この機構によれば、
まずワイヤを金床に押付け、次に打込動作をすべ
て1つの連続的な入力レバーの運動により行なつ
ている。
作を有し、第1工程動作時には、ワイヤ給送後、
切断成形工程においてワイヤWをつかんで金床に
押付け、第2工程動作時には、成形後、この成形
ステープルを打込む。枢動運動に基づくこのよう
な動作に適する機構は、欧州特許出願公開No.
0013165に記載されている。この機構によれば、
まずワイヤを金床に押付け、次に打込動作をすべ
て1つの連続的な入力レバーの運動により行なつ
ている。
ステープルの足の端部は、折り曲げ耳部204
により折り曲げられてシートセツトの下面に平坦
に押付けられる。折曲機201は、欧州特許出願
公開No.0013163にさらに詳しく記載されているよ
うに、シートセツトを貫通したステープルの足
が、空気中を貫通してこのような打込運動時には
他の抵抗を何ら受けないように作動される。これ
は、打込運動時にステープルの足の移動路外に折
り曲げ耳部を配置することにより達成される。こ
れによれば、予想される最大の斜め打ち量に対応
することができるほど広い溝を折り曲げ耳部に設
けることにより、折り曲げ耳部内にその斜め打ち
された足を全体的に収容する。折り曲げ耳部の駆
動は、欧州特許出願公開No.0013159にさらに詳し
く記載されているように、スプリングにより行な
つてもよく、該スプリングには、綴じ合せ動作の
完了後の折り曲げハウジングの帰環運動時に負荷
が加えられる。この折り曲げ耳部は、綴じ合せ動
作の前に第2図に示す位置に保持されている。ま
た折り曲げ耳部の駆動は、第7図に示すようなカ
ム駆動装置259により行なつてもよい。
により折り曲げられてシートセツトの下面に平坦
に押付けられる。折曲機201は、欧州特許出願
公開No.0013163にさらに詳しく記載されているよ
うに、シートセツトを貫通したステープルの足
が、空気中を貫通してこのような打込運動時には
他の抵抗を何ら受けないように作動される。これ
は、打込運動時にステープルの足の移動路外に折
り曲げ耳部を配置することにより達成される。こ
れによれば、予想される最大の斜め打ち量に対応
することができるほど広い溝を折り曲げ耳部に設
けることにより、折り曲げ耳部内にその斜め打ち
された足を全体的に収容する。折り曲げ耳部の駆
動は、欧州特許出願公開No.0013159にさらに詳し
く記載されているように、スプリングにより行な
つてもよく、該スプリングには、綴じ合せ動作の
完了後の折り曲げハウジングの帰環運動時に負荷
が加えられる。この折り曲げ耳部は、綴じ合せ動
作の前に第2図に示す位置に保持されている。ま
た折り曲げ耳部の駆動は、第7図に示すようなカ
ム駆動装置259により行なつてもよい。
次に、ワイヤ前送り工程において、ワイヤを案
内して、該ワイヤを打込装置106と金床104
との間に正確に配置する案内機構300につい
て、第6図ないし第8図を参照しながら説明す
る。第6図に示すように、案内機構300は、金
床104と打込装置106との間に配置された一
対の横方向案内装置301から成る。この案内装
置は、両端に耳部302をそれぞれ有し、該耳部
302は、対向する案内装置の隣接耳部と共働し
て、カツタブロツクから送られてくるワイヤに対
して円錐状ターゲツト303(第8図にその半分
を示す)を与える管状閉路を形成する。第7図に
示すように、耳部302の中間には、案内装置、
金床104及び打込装置により管状通路が形成さ
れる。案内装置301は、成形動作を妨げる。そ
のため、案内装置にはスプリングが取付けられ
て、成形装置が降下するにつれて該成形装置から
案内装置が遠ざかるよう振動させるようになつて
いる。スプリング取付部304が図示されてい
る。案内装置の振動を行なうために、案内装置の
耳部の中間には、斜面305が設けられ、該斜面
305は、成形要素105のテーパ状端部105
aと係合して第7図の破線で示す位置に案内装置
を振動させる。
内して、該ワイヤを打込装置106と金床104
との間に正確に配置する案内機構300につい
て、第6図ないし第8図を参照しながら説明す
る。第6図に示すように、案内機構300は、金
床104と打込装置106との間に配置された一
対の横方向案内装置301から成る。この案内装
置は、両端に耳部302をそれぞれ有し、該耳部
302は、対向する案内装置の隣接耳部と共働し
て、カツタブロツクから送られてくるワイヤに対
して円錐状ターゲツト303(第8図にその半分
を示す)を与える管状閉路を形成する。第7図に
示すように、耳部302の中間には、案内装置、
金床104及び打込装置により管状通路が形成さ
れる。案内装置301は、成形動作を妨げる。そ
のため、案内装置にはスプリングが取付けられ
て、成形装置が降下するにつれて該成形装置から
案内装置が遠ざかるよう振動させるようになつて
いる。スプリング取付部304が図示されてい
る。案内装置の振動を行なうために、案内装置の
耳部の中間には、斜面305が設けられ、該斜面
305は、成形要素105のテーパ状端部105
aと係合して第7図の破線で示す位置に案内装置
を振動させる。
案内機構300の他の実施例を第9図及び第1
0図に示す。この実施例では、ワイヤは、金床1
04のカツタ125から遠い側に配置されたワイ
ヤ捕獲ブロツク310において形成された円錐状
ターゲツト311により整合される。捕獲ブロツ
ク310は、枢支点312について枢支されて、
打込装置と金床に隣接する位置に保持される。こ
のときに、ターゲツト面313は、スプリング3
14により金床104と係合する。ブロツク31
0には、ワイヤ端を収容するためのスロツト31
5が形成され、また、送られてくる最短長のワイ
ヤが、スロツト315を貫通して、正確な横方向
整合を行なうように構成されている。製造上の便
宜のために、スロツト315は、捕獲ブロツク3
10の下面から上方に形成されているが、ワイヤ
切断面に、打込装置106がワイヤWを金床10
4に押付けたとき、この領域において発生するワ
イヤの垂直方向誤整合を修正することも理解され
たい。捕獲装置310は、打込装置の隣接してい
るから、成形要素105の通路内に配置されてお
り、成形要素105が降下するにつれて、捕獲ブ
ロツク310の面316と係合して該ブロツクを
スプリング314に対向して成形要素の通路外に
枢動させる。
0図に示す。この実施例では、ワイヤは、金床1
04のカツタ125から遠い側に配置されたワイ
ヤ捕獲ブロツク310において形成された円錐状
ターゲツト311により整合される。捕獲ブロツ
ク310は、枢支点312について枢支されて、
打込装置と金床に隣接する位置に保持される。こ
のときに、ターゲツト面313は、スプリング3
14により金床104と係合する。ブロツク31
0には、ワイヤ端を収容するためのスロツト31
5が形成され、また、送られてくる最短長のワイ
ヤが、スロツト315を貫通して、正確な横方向
整合を行なうように構成されている。製造上の便
宜のために、スロツト315は、捕獲ブロツク3
10の下面から上方に形成されているが、ワイヤ
切断面に、打込装置106がワイヤWを金床10
4に押付けたとき、この領域において発生するワ
イヤの垂直方向誤整合を修正することも理解され
たい。捕獲装置310は、打込装置の隣接してい
るから、成形要素105の通路内に配置されてお
り、成形要素105が降下するにつれて、捕獲ブ
ロツク310の面316と係合して該ブロツクを
スプリング314に対向して成形要素の通路外に
枢動させる。
以上、本考案の特定の実施例について説明した
が、実用新案登録請求の範囲に記載したような本
考案の範囲から外れることなく、本書の記載に基
づいて他の種々の変形を行なうことができること
は理解されたい。したがつて本書では、本考案の
原理を平台式綴じ合せ機について説明したが、こ
の原理は、サドル式綴じ合せ機にも応用できる。
が、実用新案登録請求の範囲に記載したような本
考案の範囲から外れることなく、本書の記載に基
づいて他の種々の変形を行なうことができること
は理解されたい。したがつて本書では、本考案の
原理を平台式綴じ合せ機について説明したが、こ
の原理は、サドル式綴じ合せ機にも応用できる。
さらに、前述の装置では、綴じ合せ機は固定さ
れているが、綴じ合せ位置を変えるため、又は、
シートセツトにステープルを1つ以上打込むため
に移動可能なものでもよい。また、本考案による
2つ若しくはそれ以上の綴じ合せ装置(これは、
それぞれ可動なものでもよいが)を直列にして操
作してもよい。この場合には、二重打ちを避ける
ためにその打込要素は共通のものでもよい。
れているが、綴じ合せ位置を変えるため、又は、
シートセツトにステープルを1つ以上打込むため
に移動可能なものでもよい。また、本考案による
2つ若しくはそれ以上の綴じ合せ装置(これは、
それぞれ可動なものでもよいが)を直列にして操
作してもよい。この場合には、二重打ちを避ける
ためにその打込要素は共通のものでもよい。
前記実施例では、綴じ合せヘツドは固定されて
いたが、折り曲げ機の方を固定し、シートセツト
締付手段をヘツド自身のシート受取面により形成
することもできる。
いたが、折り曲げ機の方を固定し、シートセツト
締付手段をヘツド自身のシート受取面により形成
することもできる。
さらに、前述の図示した綴じ合せ機の実施例で
は、綴じ合せヘツドは、折曲機の上方に示されて
いるが、この綴じ合せ機は、適当な向きに配置さ
れてもよく、特に折曲機を綴じ合せヘツドの上方
に配置してもよい。
は、綴じ合せヘツドは、折曲機の上方に示されて
いるが、この綴じ合せ機は、適当な向きに配置さ
れてもよく、特に折曲機を綴じ合せヘツドの上方
に配置してもよい。
明確にするために、“ステープル”という用語
は、本書では、綴じ合せ機の外部で予め形成され
たワイヤフアスナー又は綴じ合せ機内部で形成さ
れたワイヤフアスナーのいずれをも意味すること
に注目されたい。
は、本書では、綴じ合せ機の外部で予め形成され
たワイヤフアスナー又は綴じ合せ機内部で形成さ
れたワイヤフアスナーのいずれをも意味すること
に注目されたい。
ステープル又は針の足の両端は、該足の両該を
除々にシートに押付けていく耳部を有する作動折
曲機又は、固定案内面を有する受動折曲機により
折曲げられてもよい。作動折曲機の利点は、ステ
ープルの足をシートセツトに平坦に押付けること
である。
除々にシートに押付けていく耳部を有する作動折
曲機又は、固定案内面を有する受動折曲機により
折曲げられてもよい。作動折曲機の利点は、ステ
ープルの足をシートセツトに平坦に押付けること
である。
第1図は、本考案による綴じ合せ機を組込んだ
仕上げ装置を有する複写機の実施例の概略的な側
部立面図である。第2図は、第1図の仕上げ装置
に使用するのに適する本考案による綴じ合せ機の
1実施例の原理を示す概略図である。第3図は、
綴じ合せ機の各部の関係を概略的に示すための、
第2図の綴じ合せ機の断片面である。第4図は、
折曲機の駆動機構を示す折曲機の斜視図である。
第5図は、綴じ合せヘツドにワイヤを給送する機
構の斜視図である。第6図は、打込装置の真下の
位置にワイヤを案内する機構を示す綴じ合せヘツ
ドの断片的斜視図である。第7図は、第6図の機
構の端部立面図である。第8図は、第6図の機構
の案内部材の1つを示す図である。第9図は、打
込装置に真下にワイヤを案内する機構の第2実施
例の概略図である。第10図は、第9図の機構の
案内装置すなわち捕獲装置の斜視図である。 10……複写機、12……原稿循環装置、15
……感光体ドラム、18……プラテン、34……
シート整合装置、49……曲線状シート案内装
置、52……直線状シート案内装置、55……給
紙トレイ、56……可動シート案内装置、72…
…仕上げ装置、100……綴じ合せ機、A……帯
電ステーシヨン、B……像形成ステーシヨン、C
……現像ステーシヨン、D……転写ステーシヨ
ン、E……清掃ステーシヨン、101……綴じ合
せヘツド、104……金床、105……成形要
素、106……打込装置、W……ワイヤ、SS…
…シートセツト、120……前送りブロツク、1
21……カツタブロツク、124……抑制部材、
201……折曲機、202……折り曲げハウジン
グ、203……シート締付面、204……折り曲
げ耳部、205……加力リング、206……スプ
リング、207……レバー、案内機構、310…
…捕獲ブロツク。
仕上げ装置を有する複写機の実施例の概略的な側
部立面図である。第2図は、第1図の仕上げ装置
に使用するのに適する本考案による綴じ合せ機の
1実施例の原理を示す概略図である。第3図は、
綴じ合せ機の各部の関係を概略的に示すための、
第2図の綴じ合せ機の断片面である。第4図は、
折曲機の駆動機構を示す折曲機の斜視図である。
第5図は、綴じ合せヘツドにワイヤを給送する機
構の斜視図である。第6図は、打込装置の真下の
位置にワイヤを案内する機構を示す綴じ合せヘツ
ドの断片的斜視図である。第7図は、第6図の機
構の端部立面図である。第8図は、第6図の機構
の案内部材の1つを示す図である。第9図は、打
込装置に真下にワイヤを案内する機構の第2実施
例の概略図である。第10図は、第9図の機構の
案内装置すなわち捕獲装置の斜視図である。 10……複写機、12……原稿循環装置、15
……感光体ドラム、18……プラテン、34……
シート整合装置、49……曲線状シート案内装
置、52……直線状シート案内装置、55……給
紙トレイ、56……可動シート案内装置、72…
…仕上げ装置、100……綴じ合せ機、A……帯
電ステーシヨン、B……像形成ステーシヨン、C
……現像ステーシヨン、D……転写ステーシヨ
ン、E……清掃ステーシヨン、101……綴じ合
せヘツド、104……金床、105……成形要
素、106……打込装置、W……ワイヤ、SS…
…シートセツト、120……前送りブロツク、1
21……カツタブロツク、124……抑制部材、
201……折曲機、202……折り曲げハウジン
グ、203……シート締付面、204……折り曲
げ耳部、205……加力リング、206……スプ
リング、207……レバー、案内機構、310…
…捕獲ブロツク。
Claims (1)
- 金床、打込装置及びステープル成形装置を有
し、この金床はワイヤ切断成形工程では運動しな
いように保持されるが打込工程では打込路外へ押
し出されるようになつており、これにより、ワイ
ヤ源から一片のワイヤを切断し、そのワイヤ片を
金床のまわりに成形した後シートセツトに打込ん
でシートを綴じ合せるワイヤ綴じ合せ機におい
て、ワイヤ成形のためワイヤを金床まで送る手段
と、ワイヤを送るときワイヤを打込装置と金床と
の間に配置するようにワイヤを案内する案内手段
とを具備し、前記案内手段は成形装置の移動路内
に配置されかつ成形時に成形装置により成形装置
の移動路外へ押し出されるよう弾性的に取りつけ
られた少なくとも1つの案内部材で構成され、こ
の案内部材はワイヤの先端と接触して該ワイヤの
横方向への運動を制限しながらワイヤを案内する
案内面を有することを特徴とするワイヤ綴じ合せ
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17769779U JPS6312964Y2 (ja) | 1979-12-21 | 1979-12-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17769779U JPS6312964Y2 (ja) | 1979-12-21 | 1979-12-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55110204U JPS55110204U (ja) | 1980-08-02 |
JPS6312964Y2 true JPS6312964Y2 (ja) | 1988-04-13 |
Family
ID=32104854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17769779U Expired JPS6312964Y2 (ja) | 1979-12-21 | 1979-12-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6312964Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-21 JP JP17769779U patent/JPS6312964Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55110204U (ja) | 1980-08-02 |
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