JPS63128511A - 多挙動式機器操作装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野）・ 本発明は多挙動式機器操作装置に関する。

（従来の技術） 多挙動操作は１挙動操作の欠点、即ち誤操作の可能性が
比較的高いこと、スイッチの取付スペースを多くとるこ
とを解消する目的から開発され多数の実績を有している
。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、１台の機器を操作している間は他の機器
が操作できず、緊急を要する時などには操作員をいらだ
たせていた。

例えばポンプ運転台数を急激に増やさないと配水圧が下
がったり、断水をひきおこす恐れがある場合には、一時
期に複数台の機器に対して運転指令を与える必要があっ
た。

本発明の目的は、こうした従来技術の欠点を解決するた
めに複数の機器に対して同時に運転指令を与えることが
できる多挙動の操作装置を提供することにある。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するために本発明においては操作対象と
なる機器と１対１に設けられた選択スイッチと、選択を
復帰する選択復帰スイッチと、全選択スイッチ共通のマ
スタースイッチと、選択スイッチ及びマスタースイッチ
の組合せ回路と、組合せ結果を出力する操作出力回路か
らなる多挙動式機器操作装置において、選択スイッチの
操作内容を記憶する記憶回路と、選択復帰時の記憶クリ
ア回路と、機器の同時始動を防止するために任意の間隔
で各操作出力回路に信号を出力する順次出力回路とを具
えたことを特徴とする多挙動式機器操作装置を提供する
。

（作用） このように構成された装置においては選択スイッチは任
意の数だけ押すことができ、その内容は記憶回路により
記憶され、マスタースイッチを操作すれば選択された機
器全てに運転指令を与えることが可能になる。

又、本装置においては、選択された機器が同時始動しな
いように任意の間隔で各操作出方回路に信号を出力する
ための順次出力回路が考慮されている。

操作を中止したい時は選択復帰スイッチを押すことによ
り記憶クリア回路が動作し、選択はクリア（清算）され
る。

（実施例） 以下本発明の一実施例を図面において説明する。

第１図は本発明の一実施例の動作フロー図である６選択
スイッチ１．記憶回路２、マスタースイッチ３、組合せ
回路４．順次出力回路５、操作出力回路６１選選択復帰
スイッチ及び記憶クリア回路８から構成されている。

第１図において、選択スイッチ１を押すとその内容が記
憶回路２で記憶される。マスタースイッ・チ３が押され
るまでこの動作は任意の回数繰り返すことができる。マ
スタースイッチ３を押すと記憶回路と、マスタースイッ
チ４の組合せ回路４が動作する０組合せ回路４の出力は
順次出力回路５に渡され、予め設定された（任意設定可
能）時間差を持って各操作出力回路６に出力される。

マスタースイッチ３を押す前に、選択復帰スイッチを押
すと記憶クリア回路が動作して操作を中止することがで
きる。

本発明によれば多挙動操作の利点、即ち誤操作を防止で
き、スイッチの取付空間が少なくて済むということを失
うことなく、複数の機器を同時に操作することが可能と
なる。

又、順次出力回路により機器の同時始動も防止される。

ここで、「同時操作」と「順次出力」の−見矛盾してい
るように感じられる言葉について解説を加えると、「同
時操作」は前記の通り、従来は１台、１台順を追って操
作しなければならなかったものを複数台″同時”に選択
できるようにしたことを指す言葉であり、操作員は一度
操作を行なえば各機器がその指令を受けて運転を開始す
ることを確認すればよい。

これに対し「順次出力」は、複数台の機器が全く同時に
始動すると、多大な始動電流が流れて電源設備に悪影響
を与えるため１機器の始動電流が収まる時間（数秒）を
確認してから、それぞれ次の機器に“順次”指令を出す
ことを指す。

電源事情が良ければこの確認時限を零に設定すればよい
、この場合「順次出力」は゛同時出力″となる。

以上、「同時操作」と「順次出力」が矛盾しないことを
説明した。

尚、１挙動操作の場合は、２台のスイッチを全く同時に
操作すると、機器の同時始動を防止できない場合がよく
見受けられる。

第２図は本発明の他の実施例の動作フロー図である。

緊急時以外は１台の機器しか操作しないという従来の回
路と１本発明の回路との併用をはかったもので、複数機
器選択スイッチ９を設は動作の切換を行なっている。

〔発明の効果〕

以上詳述したように本発明によれば多挙動操作の利点を
失うことなく複数の機器を同時操作することが可能とな
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す多挙動式機器操作装置
の動作フロー説明図、第２図は他の実施例を示す動作フ
ロー説明図である。 １・・・選択スイッチ ２・・・記憶回路 ３・・・マスタースイッチ ４・・・組合せ回路 ５・・・順次出力回路 ６・・・操作出力回路 ７・・・選択復帰スイッチ ８・・・記憶クリア回路 ９・・・複数機器選択スイッチ １０・・・多重選択防止回路 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　三俣弘文

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 操作対象となる機器と１対１に設けられた選択スイッチ
   と、この選択スイッチによる選択を復帰する選択復帰ス
   イッチと、全ての選択スイッチに共通のマスタースイッ
   チと、前記選択スイッチ及び前記マスタースイッチを組
   合せる組合せ回路と、組合せ結果を出力する操作出力回
   路からなる多挙動式機器操作装置において、前記選択ス
   イッチの操作内容を記憶する記憶回路と、前記選択復帰
   スイッチによる選択復帰時の記憶クリア回路と、機器の
   同時始動を防止するために任意の間隔で前記の各操作出
   力回路に信号を出力する順次出力回路とを具えたことを
   特徴とする多挙動式機器操作装置。