JPS63128308A - 石英ガラス系光フアイバ - Google Patents

石英ガラス系光フアイバ

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JPS63128308A
JPS63128308A JP61275007A JP27500786A JPS63128308A JP S63128308 A JPS63128308 A JP S63128308A JP 61275007 A JP61275007 A JP 61275007A JP 27500786 A JP27500786 A JP 27500786A JP S63128308 A JPS63128308 A JP S63128308A
Authority
JP
Japan
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optical fiber
modulus
young
resin
coating
Prior art date
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Pending
Application number
JP61275007A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Kuzushita
葛下 弘和
Takashi Kaneko
隆 金子
Kazuo Imamura
一雄 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上Ω剋■分互 本発明は、1次被覆および2次被覆がいずれも紫外線硬
化した有機高分子樹脂にて形成されてなる石英ガラス系
光ファイバに関する。
鴛]リリ支肴 石英ガラス系光ファイバの可撓性を改善する目的で有機
高分子からなる1次被覆層を光ファイバの直上に、さら
に光ファイバを外力から保護するために1次被覆層の上
に2次被覆層を介してジャケット層が設けられている。
従来、1次被覆層および2次被覆層は熱可塑性有機高分
子または熱硬化性有機高分子にて形成されていたが、紫
外線硬化性塗料の使用が光ファイバケーブルの高能率生
産上有利であることに着目して最近ではそれらの層を紫
外線硬化性塗料を用いて形成する研究が鋭意進められて
おり一部実用もなされている。
石英ガラス系の光ファイバを厳寒地域などのような低温
環境(−10℃以下)下で使用する場合には、光伝送損
失が大きくなる問題がある。この現象は、被覆樹脂の収
縮により被覆層にマイクロベンディングが生じるからで
あると考えられており、1次被覆として常温で1〜10
0kg/(dのヤング率を有しかつ低温(約−30℃)
でもヤング率がほとんど変化しないような柔らかい樹脂
が用いられている。
”を すべき副題点 しかしながら低温で低ヤング率を有する樹脂を1次被覆
材として用いても、石英ガラス系光ファイバは依然とし
て低温で光伝送損失が増加する問題が多少あり、一層効
果的に低温での光伝送損失増加の問題を解決することが
必要になっている。
l 占を解 するための手 本発明は、上記した問題点を解決するための手段として
、石英ガラス系光ファイバ上の1次被覆および2次被覆
がいずれも紫外線硬化した有機高分子樹脂にて形成され
てなる石英ガラス系光ファイバであって、1次被覆の紫
外線硬化有機高分子樹脂の25℃および一30℃におけ
るヤング率がそれぞれ10〜100 kg/dおよび1
00〜20、  OOOkg/cJであり、2次被覆の
紫外線硬化有機高分子樹脂の一30℃における伸びおよ
び25℃におけるヤング率がそれぞれ10%以上および
1,000〜20.  OOOkg/cJであることを
特徴とする石英ガラス系光ファイバを提供しようとする
ものである。
作用並びに効果 本発明の樹脂被覆光ファイバの大きな特徴は、従来低温
時の光伝送損失を増大させると考えられていた低温時に
ヤング率の増大する樹脂を1次被覆に用いる点、並びに
2次被覆用の樹脂として一30℃において10%以上の
高伸びを有し、しかも25℃におけるヤング率が1,0
00〜20、  OOOkg/aaのものを用いる点に
ある。特性が互いに異なる2種類の紫外線硬化有機高分
子  ・樹脂を1次被覆および2次被覆に用いることに
より、特に2次被覆用の樹脂として一30℃において1
0%以上の充分な伸びを有し、しかも25℃におけるヤ
ング率が1,000〜20,000kg/dのものを用
いることにより低温度においても光ファイバは良好な可
撓性を示し、このために低温度においても優れた光伝送
特性を維持する光ファイバが得られる。
実施■ 第1図および第2図は、いずれも本発明の実施例の断面
図であって、第1図は単線形光ファイバの例であり、第
2図は多数本の光ファイバを並列配置してテープ状とし
たものである。
第1図および第2図において、1はステップインデック
ス形、グレーデドインデックス形、シングルモード形な
どの石英ガラス系光ファイバ、2は光ファイバ1の直上
に設けられた1次被覆層、3は2次被覆層、4はジャケ
ット層である。なお第1図のジャケット層は、必ずしも
必要ではない。
1次被覆2の形成に用いる紫外線硬化性の樹脂は、その
紫外線硬化物が25℃において10〜100 ktr/
d、好ましくは30〜80kg/CIA<7)ヤング率
を有しかつ一30℃でのヤング率が100〜20.00
0kg/cd、好ましくは500〜5.000kg/c
dとなるものである。この範囲のヤング率温度依存性を
有するものは、後記する2次被覆3との併用の状態のも
とにあって意外にも低温時の光伝送特性の優れた光ファ
イバを実現する重要な作用をなす。
1次被覆形成用の紫外線硬化性樹脂としては、たとえば
ウレタンアクリレート系、ポリブタジェンアクリレート
系、シリコーンアクリレート系、ポリエステルアクリレ
ート系、エポキシアクリレート系、ポリエーテルアクリ
レート系などの紫外線硬化性樹脂およびこれらの混合系
があげられる。
それらのうちウレタンアクリレート系樹脂が好ましく、
特にポリエステルポリオール単位を少なくとも1個含む
ウレタンアクリレートオリゴマーを含有しているものが
好ましい。たとえば、ポリオール成分がポリテトラメチ
レングリコール(PTMG)およびアジピン酸と1,6
−ヘキサンジオールのポリエステルポリオールからなり
、イソシアネート成分がイソホロンジイソシアネート(
IPDI)、アクリレート成分が2−ヒドロキシエチル
アクリレート(HEA)であるものが好ましい。
2次被覆2の形成に用いる紫外線硬化性の樹脂は、その
紫外線硬化物の一30℃における伸びが10%以上、好
ましくは15%以上であって、かつ25℃におけるヤン
グ率が1,000〜20、 OOOkg/ci、好まし
くは2.000〜10,000kg/−のものである。
2次被覆形成用の紫外線硬化性樹脂としては、ウレタン
アクリレート系、シリコーンアクリレート系、ポリエス
テルアクリレート系、エポキシアクリレート系、ポリエ
ーテルアクリレート系などの紫外線硬化性樹脂およびこ
れらの混合系があげられる。それらのうちウレタンアク
リレート系樹脂およびこれらの混合系が好ましい。
本発明においては、1次被覆と2次被覆の間にバッファ
層を設けてもよい。バッファ層の形成に用いる樹脂とし
てはウレタンアクリレート系、シリコーンアクリレート
系、ポリブタジェンアクリレート系、ポリエーテルアク
リレート系、ポリエステルアクリレート系などの紫外線
硬化性樹脂が好適に用いられ、その硬化物のヤング率は
25℃で10〜1.  OOOkr/c+J、好ましく
は10〜100kg/cJであるのが適当である。
1次被覆、バッファ層および2次被覆の厚さは光ファイ
バ心線構造などにより異なるが、それぞれ10〜200
.c+m、O〜300.camおよび10〜500μm
の範囲で通常選定される。
1次被覆、2次被覆、およびバッファ層の形成に用いる
各紫外線硬化性の有機高分子樹脂は、各樹脂に適切な反
応希釈剤、光重合開始剤、顔料などを添加配合してワニ
スとされる。反応希釈剤としては、たとえばHEA、フ
ェノキシエチルアクリレート、IPDI、フェニルジエ
チレングリコールアクリレート、フェニルトリエチレン
グリコールアクリレート、ラウリルアクリレート、ペン
タエリスリトールトリアクリレート、トリメチロールプ
ロパントリアクリレート、ヘキサノン・オールジアクリ
レート、トリエテングリコールジアクリレート、ネオペ
ンチルグリコールジアクリレート、テトラエチレングリ
コールジアクリレート、N−ビニルピロリドン、2−エ
チルへキシルアクリレートなどがあげられ、光重合開始
剤としてはたとえば1−ヒドロキシシクロへキシルフェ
ニルケトン、ベンジルジメチルケタール、ベンゾフェノ
ン、ジェトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−
メチル−1−フェニルプロペン−1−オン、イソブチル
ベンゾインエーテル、イソプロピルベンゾインエーテル
、ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトンなどがあげ
られる。
以下、実施例および比較例により本発明を一層詳細に説
明する。
実施例1 1次被覆材としてポリオール成分がPTMG、アジピン
酸および1.6−ヘキサンジオールのポリエステルポリ
オールからなり、イソシアネート成分がIPDI、アク
リレート成分がHEAであるウレタンアクリレート系紫
外線硬化性樹脂(大日本インキ化学工業社製の商品名グ
ランデックFG706)を用い、2次被覆材としてPT
MGとトリレンジイソシアネート(TDI)とHEAと
からなるウレタンアクリレートおよびビスフェノールA
・エピクロルヒドリンとアクリル酸とからなるエポキシ
アクリレートとの混合物(日本合成ゴム社製、デソライ
ト950YlOd)を用いた。
VAD法で製造したGr形石英ガラス系光ファイバ母材
を線引して得られた直後の直径125μmの光ファイバ
の上に前記の紫外線硬化性樹脂の塗料を塗布し、紫外線
照射して厚さ90μmの紫外線硬化樹脂1次被覆層を形
成した。
さらにその上2次被覆用樹脂の塗料を塗布し、紫外線照
射して厚さ300μmの紫外線硬化樹脂2次被覆層を・
形成した。′ 1次被覆を構成する紫外線硬化樹脂の25℃および一3
0℃におけるヤング率はそれぞれ75kg/d、220
0 kg/catであり、2次被覆を構成する紫外線硬
化樹脂の一30℃における伸びは17%であり、25℃
におけるヤング率は5000 kg/dであった。
実施例2〜4、比較例1〜3 1次被覆層、2次被覆層の形成に用いる紫外線硬化性樹
脂塗料を種々変えて1次被覆層と2次被覆層の特性が種
々の光ファイバを実施例1と同様の方法で製造した。
下表に各実施例、比較例において1次被覆層および2次
被覆層に使用した塗料の紫外線硬化後における特性並び
に得られた光ファイバの光伝送特性の温度依存性を示す
。なおりフグ率、−30℃における伸び、並びに光ファ
イバの光伝送特性の温度依存性(損失増加量)について
は、それぞれ次の方法により測定した。
ヱl久率 使用フェスを約150−μm厚のフィルム状に成形し、
充分に紫外線を照射して硬化させ、幅15鶴の短冊状サ
ンプルを作製し、このサンプルを25℃および一30℃
において引張速度In/分で引張試験を行なったときの
伸び2.5%時点での引張弾性率をヤング率とした。
暫 使用フェスを約150μm厚のフィルム状に成形し、充
分に紫外線を照射して硬化させ、JISz号ダンベルで
打ち抜いてサンプルを作製し、−30℃の雰囲気中で引
張速度50fi/分で引張試験を行なったときの破断伸
び。
■夫贋l 得られた樹脂被覆光ファイバを東径約30cmの束取り
状態とし、恒温槽に入れて波長1.30μmでの伝送損
失を測定し、25℃の値と一30℃の値の差を損失増加
量で示した。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、いずれも本発明の実施例の断面
図であって、■は石英ガラス系光ファイバ、2は光ファ
イバ1の直上に設けられた1次被覆層、3は2次被覆層
、4はジャケット層である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、石英ガラス系光ファイバ上の1次被覆および2次被
    覆がいずれも紫外線硬化した有機高分子樹脂にて形成さ
    れてなる石英ガラス系光ファイバであって、1次被覆の
    紫外線硬化有機高分子樹脂の25℃および−30℃にお
    けるヤング率がそれぞれ10〜100kg/cm^2お
    よび100〜20,000kg/cm^2であり、2次
    被覆の紫外線硬化有機高分子樹脂の−30℃における伸
    びおよび25℃におけるヤング率がそれぞれ10%以上
    および1,000〜20,000kg/cm^2である
    ことを特徴とする石英ガラス系光ファイバ。
JP61275007A 1986-11-18 1986-11-18 石英ガラス系光フアイバ Pending JPS63128308A (ja)

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JP61275007A JPS63128308A (ja) 1986-11-18 1986-11-18 石英ガラス系光フアイバ

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JP61275007A JPS63128308A (ja) 1986-11-18 1986-11-18 石英ガラス系光フアイバ

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ID=17549585

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JP61275007A Pending JPS63128308A (ja) 1986-11-18 1986-11-18 石英ガラス系光フアイバ

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JP (1) JPS63128308A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05323161A (ja) * 1992-05-20 1993-12-07 Sumitomo Electric Ind Ltd 光伝送用ガラスファイバ
US9494179B2 (en) 2013-05-24 2016-11-15 Spax International Gmbh & Co. Kg Schraubelement—screw element

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05323161A (ja) * 1992-05-20 1993-12-07 Sumitomo Electric Ind Ltd 光伝送用ガラスファイバ
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