JPS63127734A - たて型電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭で使用する手持式の軽量たて型電気
掃除機に関するものである。

従来の技術 従来、特開昭６０−２２７７２７号公報に示されるこの
種の電気掃除機は、通常使用時には第４図に示すように
本体１、延長管Ａ２、延長管Ｂ３、床用吸込具４を接続
し、把手５を持って使用する一方、使用後、押し入れな
どの狭い場所に保管する時には第５図に示すように、延
長管Ａ２．延長管Ｂ３の接続を外した状態で行っていた
。

発明が解決しようとする問題点 上記のように狭い場所に保管する時は、延長管Ａ２・延
長管Ｂ３を外さねばならず、また保管状態にある掃除機
を使用しようとすると、逆に、外してあったそれぞれの
延長管を接続し直さねばならず非常に不便であった。

本発明は、上記従来の欠点を解消し、使い勝手の良い手
持式のだて型電気掃除機を提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するだめの本発明の技術的な手段は
、延長管を接続する接続パイプの非延長管側端部を、延
長管長手方向に直交する円筒とし、この円筒の周壁の一
部を開口させ、また前記円筒を水平に、かつ接続した延
長管と本体ケースの長手方向を一致させて回動自在に本
体ケースで保持させ、使用状態においては、上記接続パ
イプの回動動作を固定し、また延長管を接続した接続パ
イプを略１８０度回動反転させ得るように本体ケース、
集塵ケースの上面を形成するものである。

作　　用 上記発明の構成によれば、使用後狭い場所に保管する時
には、係止装置による保合を解いたのち延長管を把手側
に回動させ、本体ケース上に載置した状態にして掃除機
全長をほぼ半分にし、狭い場所に対する収納状態を容易
に作り出せ、また逆の操作で簡単に使用状態にできるも
のである。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面に従って説明する。

第１図〜第３図において、１１は電気掃除機の本体ケー
スで、左右に２分割され、電動送風機１２、コード巻取
装置１３等を挾持している。１４は本体ケース１１に一
体に形成された把手、１６は尾錠１６の係止作用によっ
て本体ケース１１に着脱自在に結合された集塵ケースで
、本体ケース側開口部に嵌着されたフィルター装置１７
を内部に有している。

１８は接続パイプで、集塵ケース１５の前側上部で、し
かも本体ケース１１に対して水平に、且つ本体ケース１
１の長手方向に直交して回動自在に保持された通気管１
９と、同通気管１９より前方に突出した接続管２０より
形成されている。２１は接続管２ｏが前方を向いている
時、通気管１９の周壁下端面に形成された通気口で、集
塵ケース１５の上面に形成された吸気口２２に相対し、
互いに連通している。

２３は接続管２ｏに嵌合接続された延長管で、前端には
床用吸込具２４が接続されている。

２６は止め板で、ピン２６によって回転自在に本体ケー
ス１１に保持され、使用状態時には止めネジ２了に押さ
えられることによって接続パイプ１８の回動を規制して
いる。

本体ケース１１の上面、及び集塵ケース１６の上面はほ
ぼ水平て形成され、延長管２１の中心軸との最端距離は
、延長管２１の最大外径とほぼ同一かそれ以上に形成さ
れているため、接続パイプ１８を把手１４側に略１８０
度回動反転させることができる。

また床用吸込具２４より吸引された含塵空気は、延長管
２３、接続パイプ１８、通気口２１、吸気口２２を通っ
て集塵ケース１５内に移送され、フィルター装置１７に
よりろ過されて、塵埃は内部に蓄積され、清浄な空気の
みが本体ケース１１内を通って排気口２８よシ排出され
る。

次にこの構成における動作・作用について説明する。

本電気掃除機の使用は、第３図に示すように把手１４を
片手で握り持ち、把手１４側を床用吸込具２４に対して
手前になるよう傾斜させて支持し、次に掃除機全体を前
後に移動させて行う。この時接続パイプ１８は止め板２
５によって回動を規制されているため、延長管２３がガ
タつぐことなく使用できる。次に使用を終って保管する
時には、止めネジ２６を緩め、止め板２６をビン２７を
回転軸にして回転させて止めネジ２６から外す。そして
通気管１９を回転中心として床用吸込具２４を接続した
ままの延長管２３を把手１４側に回動させ、本体ケース
１１上に載置させる。この状態では使用状態の、把手１
４から床用吸込具２４までの長さのおよそ半分になるた
め、狭い場所にも容易に且つ簡単に収納保管することが
できる。

さらに収納保管状態にあるこの掃除機を使用する時には
、延長管２３を集塵ケース１５側に反転回動させたのち
、止め板２５を止めネジ２６に掛け、止めネジ２６を締
めて接続パイプ１８の回動を固定することにより直ちに
使用できるため、使用のための面倒な組立が不要となる
。

また、この掃除機を製造したのち包装・出荷する際にも
、上記の収納保管のための操作と同一操作を行うことに
よって包装容積の小さい状態を作って直ちに包装できる
ため、従来の組立−検査−包装のための分解−包装の手
順中の包装のだめの分解を不要にでき、製造費用を低減
して安価な掃除機を提供できるものである。

発明の効果 このように本発明によれば、延長管を接続する接続パイ
プを本体ケースに略１８０度回動自在に保持させること
によって、延長管を床用吸込具を接続したまま反転し、
掃除機使用後の収納保管時に簡単な操作で狭い場所にも
収納できる状態を得られるものであシ、逆に、使用する
時には非常に簡単に使用状態にできるもので、延長管を
外したシ接続したりする面倒な操作をなくして使用性を
向上できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における電気掃除機の要部縦断
面図、第２図は収納保管時の要部縦断面図、第３図ａは
使用時の斜視図、ｂは要部拡大斜視図、第４図は従来例
における通常使用状態での斜視図、第５図は同じく収納
保管時の状態を示す斜視図である。 １１・・・・・・本体ケース、１２・・・・・・電動送
風機、１４・・・・・・把手、１５・・・・・・集寒ケ
ース、１８・・・・・・・接続パイプ、１９・・・・・
・通気管、２０・・・・・・接続管、２１・・・・・・
延長管、２４・・・・・・床用吸込具。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電動送風機を内蔵し、前側に集塵ケースを着脱自在に結
   合し、後方に把手を有する本体ケースと、集塵ケースの
   前側上方で本体ケースに鉛直方向に回動自在に保持され
   た断面円筒形の通気管およびこの通気管より前方に突出
   した接続管よりなる接続パイプと、この接続パイプに接
   続される延長管、床用吸込具とを有し、前記接続パイプ
   は略１８０度反転回動し得るようにしたたて型電気掃除
   機。