JPS63126238A - 半導体パツケ−ジの製法 - Google Patents

半導体パツケ−ジの製法

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JPS63126238A
JPS63126238A JP27242786A JP27242786A JPS63126238A JP S63126238 A JPS63126238 A JP S63126238A JP 27242786 A JP27242786 A JP 27242786A JP 27242786 A JP27242786 A JP 27242786A JP S63126238 A JPS63126238 A JP S63126238A
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JP
Japan
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resin
semiconductor element
substrate
sealed
semiconductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP27242786A
Other languages
English (en)
Inventor
Taro Fukui
太郎 福井
Shinji Hashimoto
真治 橋本
Masaya Tsujimoto
雅哉 辻本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、ゲートアレイ、マイクロプロセッサ、その
他の多ビン素子を封止した半導体パッケージの製法に関
する。
〔背景技術〕
従来、多ピン素子の封止には、PGA (ビングリッド
アレイ)型パッケージが用いられているが、はとんどセ
ラミックによる気密封止が用いられており、DIP (
デュアルインラインパッケージ)においてほとんどプラ
スチック化されているのと対照的である。これがコスト
面で、PGA型パッケージの普及を妨げている。
このような事情から、近年、プリント配線板加工を応用
したプラスチックPGA型パッケージが案出された。こ
のものは、セラミックに比べて大幅なコストダウンが期
待できるが、一般に、プラスチックPGA型パッケージ
は、セラミックPGA型パッケージに比べて信頼性に劣
る。プラスチックPGA型パッケージで、基板表面に半
導体素子を搭載し、この半導体素子を樹脂ですっぽり覆
って封止をした場合、すなわち、チップオンボードのよ
うな封止を実施した場合、つぎのような信頼性の低下が
考えられる。
■ トランスファ成形法によって樹l脂封止を行うDI
Pなどと違い、プラスチックPGA型パッケージでは、
無圧で成形するため、樹脂に気泡が残存し、界面密着力
に劣る。
■ トランスファ封止によって得られる封止形状では、
リードフレーム以外がすべて樹脂で覆われており、界面
が小さいのに比べ、プラスチックPGA型パッケージで
は、界面が相対的に大きく、湿気の浸入が起こりやすい
■ 基板(積層板)を通しての吸湿が避けられない。
そこで、第5図にみるような半導体パッケージが案出さ
れた。これは、基板1表面に半導体素子2を搭載し、こ
の半導体素子2と基板表面に形成された銅箔からなる導
体回路3とをボンディングワイヤ4で接続して半導体素
子2の周囲を樹脂5で覆って封止したものであるが、基
板1にガラス基材のものを用い、また、基板裏面に金属
箔(銅箔)6を残すことにより、基板lOZ軸方向には
水分が浸入しにくいようにしている。しかし、なお、端
面からX、Y軸方向には水分が浸入しやすい。とくに、
基板にガラスクロスのものを用いた場合、樹脂−ガラス
クロス界面は密着が悪く、水分が浸入しやすいという欠
点があった。図中、7は導体回路3と接続されたピンで
ある。
そこで、さらに研究され、第6図にみるように、基板1
表面に半導体素子2が搭載され、この半導体素子2が一
面が開口された金属製のケース8により両者2.8の間
に一定の間隔を保持した状態で覆われていて、前記間隔
部が樹脂5で封止されている半導体パッケージが案出さ
れた。この半導体パッケージでは、界面における浸入距
離が大幅に長くなり、■、■の欠点を大きくカバーする
ことができる。さらに、金属製のケース(LID)8を
用いているので、封止樹脂バルクを通る水分の浸入をほ
とんどなくすことができる。
従来、第6図に示した半導体パッケージは、第7図(a
)、 (blおよび第8図(a)、 (b)にみるよう
な方法で作られていた。第7図(a)、 (blにみる
方法では、あらかじめ、第4図(al、 (b)にみる
ように、表面に銅箔からなる導体回路3が形成されてい
るとともに裏面に銅箔等の金属箔6が貼られていて、前
記導体回路3にピン7が接続され、このピン7が裏面か
ら突出されている基板1を作成し、この基板1の表面に
半導体素子2を搭載して、半導体素子2と導体回路3と
をボンディングワイヤ4で接続しておき、第7図(a)
にみるように、前記半導体素子2が搭載された基板1を
台9上に置き、その基板1表面に液状樹脂5を載せた後
、第7図(b)にみるように、金属製のケース8を樹脂
5に押し付けて成形し、その状態で硬化させるようにす
るが、樹脂5が所定形状に押されず、たとえば、基板1
の端面部などにおいて樹脂5が充填されない場所ができ
やすく、生産上問題が多かった。
この点、第8図f&+、 (b)にみる方法は、台9上
に置かれた金属製のケース8内に樹脂5を入れておき、
半導体素子2が搭載された基板1を半導体素子2が下を
向くようにしてケース8内の樹脂5に押し付けて成形し
、その状態で硬化させるようにするため、樹脂5を所定
形状にしやすいが、半導体素子2やボンディングワイヤ
4付近の気泡が抜けにくり、得られる半導体パッケージ
の信頼性にばらつきが生じるという問題があった。
とくに、第9図にみるように、基板1として半導体素子
2搭載部にキャビティ12が設けられたもの(基板にザ
グリ加工を施したもの)を用いて第8図(a)、 (b
)にみる方法を行った場合には、第10図にみるように
、半導体素子2とキャビテイ12側面との間の溝の空気
(気泡)1)はほとんど抜けず、硬化時に空気(気泡)
1)が膨張して第1)図にみるようになり、耐湿信頼性
を著しく悪化させるという問題点があった。
〔発明の目的〕
以上の事情に鑑みて、この発明は、信頼性の高い半導体
パッケージを歩留まり良く得ることができる半導体パッ
ケージの製法を提供することを目的としている。
〔発明の開示〕
前記目的を達成するため、この発明は、基板表面に半導
体素子が搭載され、この半導体素子が一面が開口された
金属製のケースにより両者の間に一定の間隔を保持した
状態で覆われていて、前記間隔部が樹脂で封止されてい
る半導体パッケージを得るにあたり、基板表面に搭載さ
れた半導体素子を封止しておくとともに開口部が上を向
くようにして設置された金属製のケース内に樹脂を入れ
ておき、搭載された半導体素子が樹脂封止されている前
記基板を、その樹脂封止部が下を向くようにしてケース
内の樹脂に押しつけて一体化した後、その状態で樹脂を
硬化させることを特徴とする半導体パッケージの製法を
その要旨としている。
以下に、この発明を、その一実施例をあられす図面を参
照しながら詳しく説明する。
第1図(a)にみるように、表面にキャビティ12と銅
箔からなる導体回路3とが形成されているとともに裏面
に銅箔等の金属箔6が貼られていて、前記導体回路3に
ビン7が接続され、このビン7が裏面から突出されてい
る基板1を作成し、この基板1のキャビティ12に半導
体素子2を搭載して、半導体素子2と導体回路3とをボ
ンディングワイヤ4で接続し、キャビティ12 (半導
体素子2とボンディングワイヤ4)を囲むように枠13
を設けておく。
ディスペンサ等を用いて、第1図(b)にみるように、
枠13内を樹脂5でスポット封止する。このスポット封
止は、第2図にみるように、樹脂5を枠13内の半導体
素子2およびキャビティ12周りの基板表面部分に塗布
し、塗布された樹脂5がキャビティ12内に自然と流れ
込むまで放置するようにして行う。スポット封止後は、
樹脂5を120℃、1時間の条件で熱処理してゲル化さ
せる第1図(C1にみるように、−面が開口された金属
製のケース(LID)8を開口部が上を向くようにして
台9の上に置き、ケース8内に樹脂5を入れておいて、
半導体素子2が樹脂封止された基板1を樹脂封止部分が
下を向くようにしてケース8内の樹脂5に押しつけ、第
1図(d)にみるように、半導体素子2が樹脂封止され
た基板1と樹脂5が入れられたケース8とを一体化させ
る。この後、その状態で樹脂5の硬化(120℃で1時
間後150℃で4時間加熱硬化)を行って、基板1表面
に半導体素子2が搭載され、この半導体素子2が一面が
開口された金属製のケース8により両者2.8の間に一
定の間隔を保持した状態で覆われていて、前記間隔部が
樹脂5で封止されている半導体パッケージを得るように
するのである。
以上のように、この半導体パッケージの製法は、半導体
素子2を樹脂封止しておいてから、基板Iとケース8と
の一体化を行っている。そのため、半導体素子2とキャ
ビテイ12側面との間の溝に空気(気泡)が残りにくり
、半導体素子2やボンディングワイヤ4付近に気泡のな
い半導体パフケージを歩留まり良く得ることができるの
であるこの発明に使用される金属製のケースは、鉄。
アルミニウム、銅など、形状が保持でき、適度の強度が
あるものであれば、いがなる材質のものであってもよい
。とくに、水蒸気の透過性が全くないものが望ましい。
しかも、防錆や絶縁の観点から、表面を酸化処理または
塗装など、絶縁処理したものが好ましい。
この発明で使用される樹脂は、1液性、2液性、その他
いかなる封止用の樹脂であってもよい。
半導体素子を樹脂封止する方法は、気泡をできるだけ含
まずに行う方法が望ましい。前記実施例のように、基板
1表面に金属箔を貼るようにすれば、基板を通しての吸
湿を減らすことができ好ましい。また、半導体素子を封
止した樹脂をゲル化させておけば、作業が行い易くなる
以下に、実施例と比較例とを示す。
(実施例1) 以下に示す条件で、第1図(at、 (b)、 fc)
、 (dlで示した方法によって半導体パッケージを作
成した。
半導体素子、C−MO3素子 基板;64ビンのプラスチックPGAI板金属製ケース
: 厚さinn、アルミニウム製 表面アルマイト処理 樹脂;2液性封止樹脂 A液の配合 エポキシ樹脂       50.0wt%(東部化成
■製YD−128) 充填材          48.0wt%(電気化学
工業側製FS−74) カップリング剤        1.5誓t%(日本ユ
ニカー−製A−1’87) 顔料            0.5wt%(三菱化成
■製MA−100) B液の配合 硬化剤          97.0wt%(日立化成
工業■製HN−5500) 硬化促進剤         3.0wt%(牛丼化学
薬品■製 試薬ルベアックDMP−30) A液とB液との混合比(A/B) = 20/9サンプ
ル数;n冨20 (実施例2) 第1図(a)に示した枠13を付けずに第2図(blの
出来上がりが第3図にみるようにした以外は、実施例1
と同様にして半導体パッケージを作成した(実施例3) 枠内を樹脂封止した後、120℃、1時間のゲル化熱処
理を行わなかった以外は、実施例1と同様にして半導体
パッケージを作成した。
(実施例4) 枠内を樹脂封止した後、120℃、1時間のゲル化熱処
理の代わりに、120℃で1時間後150℃で4時間の
加熱硬化処理を行った以外は、実施例1と同様にして半
導体パッケージを作成した(比較例) 第9図に示した基板を実施例1と同じものを用いて作成
し、この基板を用いるとともに樹脂および金属製ケース
も実施例1と同じものを用いて、第8図(a)、 (b
)に示した方法によって実施例1と同じ数だけ半導体パ
ッケージを作成した。
以上、得られた半導体パッケージについて、2気圧、1
21℃でPCT試験を行い、PCT信顛信金性た。その
結果を第1表に示す。
第1表にみるように、実施例は、半導体素子の樹脂封止
における形状、硬化条件、ゲル化条件にかかわらず、比
較例と比べてPCT信頼性の高いものが極めて多く得ら
れている。これにより、この発明にかかる半導体パッケ
ージの製法によれば、信頼性の高い半導体パッケージを
歩留まり良く得ることができることがわかる。
実施例および比較例で得られた半導体パッケージをすべ
て切断して断面を観察した。その結果、比較例では、第
1)図にみるように、はとんどすべての半導体パッケー
ジについて半導体素子とキャビティ側面との間の溝に樹
脂が充填されていなかった。これに対し、実施例では、
すべて完全に樹脂が充填されていた。
この発明にかかる半導体パッケージの製法は、前記実施
例に限定されない。基板には、キャビティが設けられて
いなくてもよい。
〔発明の効果〕
以上に説明してきたように、この発明にかかる半導体パ
ッケージの製法は、基板表面に半導体素子が搭載され、
この半導体素子が一面が開口された金属製のケースによ
り両者の間に一定の間隔を保持した状態で覆われていて
、前記間隔部が樹脂で封止されている半導体パッケージ
を得るにあたり、基板表面に搭載された半導体素子を封
止しておくとともに開口部が上を向くようにして設置さ
れた金属製のケース内に樹脂を入れておき、搭載された
半導体素子が樹脂封止されている前記基板を、その樹脂
封止部が下を向くようにしてケース内の樹脂に押しつけ
て一体化した後、その状態で樹脂を硬化させることを特
徴としているため、信頼性の高い半導体パフケージを歩
留まり良く得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(al、 (bl、 (C1,(dlはこの発明
にかかる半導体パッケージの製法の一実施例をあられす
説明図、第2図は前記実施例の半導体素子の樹脂封止方
法をあられす断面図、第3図は実施例2に用いた基板を
あられす断面図、第4図(alは半導体素子が搭載され
た基板の一例をあられす斜視図、第4図(b)は第4図
(alの基板の断面図、第5図および第6図はそれぞれ
半導体パッケージの一例をあられす断面図、第7図(a
l、 (blおよび第8図(a)、 (blはそれぞれ
従来の半導体パフケージの製法をあられす説明図、第9
図はキャビティが設けられた基板の一例をあられす断面
図、第10図は第9図の基板を用いて第8図(a)、 
(b)の方法によって得られる半導体パッケージの硬化
前の状態をあられす断面図、第1)図は第10図の硬化
後の状態をあられす断面図である。 1・・・基板 2・・・半導体素子 3・・・導体回路
 4・・・ポンディングワイヤ 5・・・樹脂 8・・
・金属製のケース 12・・・キャビティ 代理人 弁理士  松 本 武 彦 第2図 第3図 第4図 Cb) 第5図 第6図 第7図 (b) 炬8図 (a) (b) 第9図 第10図 第1)図 手続補正書(自発 昭和62年 1月19日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板表面に半導体素子が搭載され、この半導体素
    子が一面が開口された金属製のケースにより両者の間に
    一定の間隔を保持した状態で覆われていて、前記間隔部
    が樹脂で封止されている半導体パッケージを得るにあた
    り、基板表面に搭載された半導体素子を封止しておくと
    ともに開口部が上を向くようにして設置された金属製の
    ケース内に樹脂を入れておき、搭載された半導体素子が
    樹脂封止されている前記基板を、その樹脂封止部が下を
    向くようにしてケース内の樹脂に押しつけて一体化した
    後、その状態で樹脂を硬化させることを特徴とする半導
    体パッケージの製法。
  2. (2)半導体素子を封止した樹脂をゲル化させておく特
    許請求の範囲第1項記載の半導体パッケージの製法。
  3. (3)基板裏面に金属箔が貼られている特許請求の範囲
    第1項または第2項記載の半導体パッケージの製法。
JP27242786A 1986-11-15 1986-11-15 半導体パツケ−ジの製法 Pending JPS63126238A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06120360A (ja) * 1992-10-06 1994-04-28 Kyocera Corp 半導体素子収納用パッケージ
JP2014175363A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 樹脂封止モジュールの製造方法、樹脂封止モジュール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06120360A (ja) * 1992-10-06 1994-04-28 Kyocera Corp 半導体素子収納用パッケージ
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