JPS63125792A - 外装アルミサツシの吊り込み方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、外装アルミサツシを建屋の所定の場所に設置
する外装アルミサツシの吊り込み方法に関する。

〔従来の技術〕

従来、外装アルミサツシの建屋への取り付けは、建屋の
所定の場所にアルミサツシ枠を取り付けた後、ゴンドラ
等を用いて、建屋の外部からアルミサツシ枠にガラスを
嵌め込むことにより行なわれている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、このような方法により外装アルミサツシ
を建屋へ取り付ける時には、アルミサツシ枠の取り付は
時、あるいはアルミサツシ枠へのガラスの嵌め込み時に
、作業員の手作業ミスから、ガラスあるいは工具等が落
下し、事故等が発生する虞がある。

また、アルミサツシ枠を取り付けた後に、建屋の外部か
らアルミサツシ枠にガラスを嵌め込むため、ガラスの嵌
め込み作業性が悪く、ガラスの嵌め込みに時間がかかる
という問題がある。

〔発明の目的〕

本発明は、上記のような問題を解決したもので、外装ア
ルミサツシを安全に、かつ、能率良く建屋に取り付ける
ことのできる外装アルミサツシの吊り込み方法を提供す
ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明に係わる外装アルミサツシの吊り込み方法は、一
対の架台支持台車の間にアルミサツシ枠支持架台を取り
付けた後、このアルミサツシ枠支持架台にアルミサツシ
枠を固定し、このアルミサツシ枠にガラスを嵌め込み、
これ等を取付位置近傍のフロア−に移動し、この後、前
記アルミサツシ枠支持架台を、フォークリフトのフォー
ク部に固着されるアームにより支持し、この状態で前記
アルミサツシ枠支持架台から前記架台支持台車を取り外
し、前記フォークリフトおよびフォーク部の移動により
前記アルミサツシ枠を取付位置に移動し、この状態で前
記アルミサツシ枠を所定の取付位置に固着し、この後、
前記アルミサツシ枠から前記アルミサツシ枠支持架台を
取り外すことを特徴とするものである。

（発明の作用） 本発明においては、一対の架台支持台車の間にアルミサ
ツシ枠支持架台を取り付けた後、このアルミサツシ枠支
持架台にアルミサツシ枠を固定し、このアルミサツシ枠
にガラスを嵌め込み、これ等を取付位置近傍のフロア−
に移動し、この後、アルミサツシ枠支持架台を、フォー
クリフトのフォーク部に固着されるアームにより支持し
、この状態でアルミサツシ枠支持架台から架台支持台車
を取り外し、フォークリフトおよびフォーク部の移動に
よりアルミサツシ枠を取付位置に移動し、この状態でア
ルミサツシ枠を所定の取付位置に固着し、この後、アル
ミサツシ枠からアルミサツシ枠支持架台を取り外すこと
により、外装アルミサツシが建屋の所定の位置に固定さ
れる。

従って、本発明方法によれば、外装アルミサツシの建屋
への取り付は作業を全て建屋の内部から行なうことがで
きる。

また、建屋にアルミサツシ枠を取り付ける前に、アルミ
サツシ枠には、ガラスがすでに嵌め込まれることとなる
ため、ガラスの嵌め込み作業性を従来より大幅に向上す
ることができる。

〔発明の実施例〕

以下、本発明方法の一実施例を図面を用いて詳細に説明
する。

本発明の外装アルミサツシの吊り込み方法では、先ず、
第１図に示すように、一対の架台支持台車１１の間にア
ルミサツシ枠支持架台１３が取り付けられ、このアルミ
サツシ枠支持架台１３にアルミサツシ枠１５が固定され
る。

この後、このアルミサツシ枠１５に、第２図に示すよう
に、ガラス１７が嵌め込まれる。

そして、これ等のアルミサツシ枠１５．アルミサツシ枠
支持架台１３および架台支持台車１１は一体とされた状
態で、第３図に示すように、建屋１９の取付位置近傍の
フロア２１に移動される。

この後、第４図に示すように、アルミサツシ枠支持架台
１３が、フォークリフト２３のフォーク部２５に固着さ
れるアーム２７により支持される。

この状態で、第５図に示すように、アルミサツシ枠支持
架台１３から架台支持台車１１が取り外される。

この後、フォークリフト２３の前後方向への移動および
フォーク部２５の上下方向への移動により、第６図に示
すように、アルミサツシ枠１５が取付位置に移動され、
この状態でアルミサツシ枠１５が所定の取付位置に固着
される。

この後、アルミサツシ枠１５からアルミサツシ枠支持架
台１３が取り外され、建屋１９への外装アルミサツシの
取り付けが完了する。

このようにして、建屋１９への外装アルミサツシの取り
付けが完了した後に、フォークリフト２３のアーム２７
からアルミサツシ枠支持架台１３が取り外され、このア
ルミサツシ枠支持架台１３に架台支持台車１１が再び固
着され、他のアルミサツシ枠１５の取り付けが前述した
手順で行なわれる。

第７図ないし第９図は、前述した第６図に示す状態の詳
細を示すもので、これ等の図において符号２９は、建屋
１９の窓部３１に固着されるアルミサツシ受架構を示し
ている。

このアルミサツシ受架構２９には、第８図に示すように
、一定間隔を置いて支持片３３が固着されている。

この支持片３３には、アルミサツシ枠１５の上端および
下端が、第７図に示すように、Ｌ型鋼３５を介して固定
される。

窓部３１の前面には、ガラス１７の嵌められたアルミサ
・７シ枠１５が配置されている。このアルミサツシ枠１
５は、アルミサツシ枠支持架台１３により支持されてい
る。

このアルミサツシ枠支持架台１３は、第８図に示すよう
に、上下方向に一定間隔を置いて配置される一対の水平
支柱３７．３９と、これ等の水平支柱３７．３９を支持
する３木の垂直支柱４１とを有しており、この３本の垂
直支柱４１の上端には、上部垂直支柱４３が垂直支柱４
１に対して移動自在に配置されている。

この上部垂直支柱４１は、所定の位置においてボルトに
より垂直支柱４１に固定されている。

上部垂直支柱４１の上端には、上部水平支柱４５が固着
されている。この上部水平支柱４５には、アルミサツシ
枠１５の上端を挟持するための固定片４７がボルトによ
り固定されている。

また、水平支柱３７の端間には、アルミサツシ枠支持架
台１３を架台支持台車１１に固着するだめのボルト４９
が螺合されている。

アルミサツシ枠支持架台１３は、第７図に示すように、
フォークリフト２３のフォーク部２５に固定されるアー
ム２７により支持されている。

このアーム２７は、断面四角形状のパイプ材を用いて構
成されており、上部水平パイプ５１と下部水平パイプ５
３との間を支持パイプ５５．５７で連結されている。

上部水平パイプ５１には、アルミサツシ枠支持架台１３
を挟持する突起５９が固着されており、また、下部水平
部材５３には、フォークリフト２３のフォーク部２５が
挿入されている。

アーム２７を支持するフォークリフト２３は、上下動自
在とされるフォーク部２５と、このフォーク部２５を支
持し、車輪６Ｌ６３によりフロア２１上を移動自在とさ
れるフォークリフト本体６５とから構成されている。

アルミサツシ枠支持架台１３の両側には、第８図に示す
ように、アルミサツシ枠支持架台１３から取り外された
一対の架台支持台車１１が配置されている。

この架台支持台車１１は、車輪６７．６９により移動自
在とされており、上端には、アルミサツシ枠支持架台１
３の水平支柱３７の端部を固定するための固着部７１が
形成されている。

また、下部には、アルミサツシ枠支持架台１３の水平支
柱３９を載置するための突起部７３が形成されており、
この突起部７３に水平支柱３９がボルトにより固着され
る。

以上述べたように、本発明の外装アルミサツシの吊り込
み方法では、一対の架台支持台車１１の間にアルミサツ
シ枠支持架台１３を取り付けた後、このアルミサツシ枠
支持架台１３にアルミサツシ枠１５を固定し、このアル
ミサツシ枠１５にガラス１７を嵌め込み、これ等を取付
位置近傍のフロア２１に移動し、この後、アルミサツシ
枠支持架台１３を、フォークリフト２３のフォーク部２
５に固着されるアーム２７により支持し、この状態でア
ルミサツシ枠支持架台１３から架台支持台車１１を取り
外し、フォークリフト２３およびフォーク部２５の移動
によりアルミサツシ枠１５を取付位置に移動し、この状
態でアルミサツシ枠１５を所定の取付位置に固着し、こ
の後、アルミサツシ枠１５からアルミサツシ枠支持架台
１３を取り外すことにより、外装アルミサツシが建屋の
所定の位置に固定される。

すなわち、本発明方法によれば、外装アルミサツシの建
屋」９への取り付は作業を全て建屋１９の内部から行な
うことができるため、従来のように、ゴンドラ等を使用
する必要がなくなり、作業員の手作業ミスからのガラス
あるいは工具等の落下により事故等が発生する虞を確実
に解消することができる。

また、建屋１９にアルミサツシ枠１５を取り付ける前に
、アルミサツシ枠１５には、ガラス１７がすでに嵌め込
まれることとなるため、建屋１９にアルミサツシ枠１５
を取り付けた後に、建屋１９の外部からアルミサツシ枠
１５にガラス１７を嵌め込む場合に比較して、ガラス１
７の嵌め込み作業性が向上し、ガラス１７の嵌め込み時
間を従来より大幅に短縮することができる。

従って、本発明によれば、外装アルミサツシを安全に、
かつ、能率良く建屋１９に取り付けることが可能となる
。

なお、以上述べた実施例において、第１０図および第１
１図に示すように、市販のフォークリフト２３に上下動
可能な追加キャスター７６を設け、図に矢符Ａで示すフ
ォークリフト２３の前後移動時には、追加キャスター７
６を上に↑Ωね上げた状態で使用し、図に矢符Ｂで示す
フォークリフト２３の首振り時には、追加キャスター７
６を下げた状態で使用することにより、フォークリフト
２３の微細な動きが可能となり、フォークリフト２３に
支持されるアルミサツシ枠１５を所定の位置に精度良く
設置することが可能となる。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明によれば、一対の架台支持台
車の間にアルミサツシ枠支持架台を取り付けた後、この
アルミサツシ枠支持架台にアルミサツシ枠を固定し、こ
のアルミサツシ枠にガラスを嵌め込み、これ等を取付位
置近傍のフロアに移動し、この後、アルミサツシ枠支持
架台を、フォークリフトのフォーク部に固着されるアー
ムにより支持し、この状態でアルミサツシ枠支持架台か
ら架台支持台車を取り外し、フォークリフトおよびフォ
ーク部の移動によりアルミサツシ枠を取付位置に移動し
、この状態でアルミサツシ枠を所定の取付位置に固着し
、この後、アルミサツシ枠からアルミサツシ枠支持架台
を取り外すことにより、外装アルミサツシを建屋の所定
の位置に固定するようにしたので、外装アルミサツシを
安全に、かつ、能率良く建屋に取り付けることが可能と
なるという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はアルミサツシ枠を架台支持台車に取り付けてい
る状態を示す説明図、第２図はアルミサツシ枠にガラス
を嵌めている状態を示す説明図、第３図はアルミサツシ
枠を架台支持台車と共に所定のフロアに移動した状態を
示す説明図、第４図はアルミサツシ枠支持架台をフォー
クリフトに固定している状態を示す説明図、第５図は架
台支持台車をアルミサツシ枠支持架台から取り外してい
る状態を示す説明図、第６図はフォークリフトの移動に
よりアルミサツシ枠を所定の位置に設置している状態を
示す説明図、第７図は第６図の詳細を示す側面図、第８
図は第７図の正面図、第９図は第７図の上面図、第１０
図は追加キャスターを備えたフォークリフトを示す側面
図、第１１図は第１０図の上面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一対の架台支持台車の間にアルミサッシ枠支持架台を取
   り付けた後、このアルミサッシ枠支持架台にアルミサッ
   シ枠を固定し、このアルミサッシ枠にガラスを嵌め込み
   、これ等を取付位置近傍のフロアーに移動し、この後、
   前記アルミサッシ枠支持架台を、フォークリフトのフォ
   ーク部に固着されるアームにより支持し、この状態で前
   記アルミサッシ枠支持架台から前記架台支持台車を取り
   外し、前記フォークリフトおよびフォーク部の移動によ
   り前記アルミサッシ枠を取付位置に移動し、この状態で
   前記アルミサッシ枠を所定の取付位置に固着し、この後
   、前記アルミサッシ枠から前記アルミサッシ枠支持架台
   を取り外すことを特徴とする外装アルミサッシの吊り込
   み方法。