JPS63125718A - 魚礁付被覆・根固めブロツク - Google Patents

魚礁付被覆・根固めブロツク

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JPS63125718A
JPS63125718A JP27196286A JP27196286A JPS63125718A JP S63125718 A JPS63125718 A JP S63125718A JP 27196286 A JP27196286 A JP 27196286A JP 27196286 A JP27196286 A JP 27196286A JP S63125718 A JPS63125718 A JP S63125718A
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JP
Japan
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covering
frame
foot
reef
foot protection
Prior art date
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Pending
Application number
JP27196286A
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English (en)
Inventor
Masanori Akagi
赤木 正典
Kunio Funada
舟田 邦雄
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WAKACHIKU KENSETSU KK
Original Assignee
WAKACHIKU KENSETSU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は河川9港湾等の水域における構造物の基礎マウ
ンドの被覆・根固めブロックの役割を果すばかりでなく
優れた魚礁ともなる魚礁付被覆・根固めブロックに関す
るものである。
〔従来の技術〕
近年、専管水域200海里時代を迎えるに至り、水産業
は遠洋から近海、沿岸域に重点が移り、人工的な魚礁が
設置されるようになってきた。
一方、従前から護岸、岸壁、防波堤等の港湾構造物が捨
石を堆積させた基礎マウンドの上に構築される場合は、
波浪が捨石を揺動し移動させて基礎マウンドを崩壊させ
ることのないように、波浪により揺動されない重量等の
要件を満たしたコンクリート方塊から成る被覆・根固め
ブロックを構造物を囲んで基礎マウンドの上に据えて水
平な部分を根固めすると共に傾斜した部分を被覆してい
た。このようにして従来の港湾構造物の基礎マウンドの
上に据えられた被覆・根固めブロックは、小魚用の魚礁
ともなって沿岸漁業に幾分かは寄与してきた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の被覆・根固めブロックは港湾
構造物の基礎マウンドを波浪から護ることを直接の目的
として設計されたものであり、その重量(大きさ)は波
浪の程度、海底の地形、流れの方向等の環境によって目
的達成上及び経済的見地から妥当に定められたものであ
る。一般に魚礁に生息し或は帽集する魚類はその魚礁に
形成される空隙の大きさに適応した大きさのものとなる
従って、従来の被覆・根固めブロックでは、上記の如く
波浪からの防護を目的にして定められたものであって、
魚礁用として大きな空隙を形成したものではないので、
波浪防護の経済性と魚礁としての効用とを兼ね備えさせ
ることができないという問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、被覆
・根固めブロックとして必要にして充分な役割を果すば
かりでなく、所望の大きさの魚が集りまた他の水産生物
の生息場となり得る優れた魚礁ともなる魚礁付被覆・根
固めブロックを提供することにある。
すなわち本発明は、コンクリート環から成る躯体下部と
、・空隙の多い構造のコンクリート部材から成る躯体上
部とが、一体に構成されて成り被覆・根固めブロックと
しての所定の重量を有することを特徴とする魚礁付被覆
・根固めブロックに関するものである。
〔構成の説明〕
以下、本発明を図面により詳細に説明する。
第1図は本発明の1実施例を示す(イ)平面図、(ロ)
側面図、及び(ハ)図(ロ)中A−A線断面図、第2図
〜第17図は他の実施側をそれぞれ示す斜視図、第18
図は本発明に係る魚礁付被覆・根固めブロックが使用さ
れた状態を示す説明図である。
図面中、1は本発明に係る魚礁付被覆・根固めブロック
であって、第1図(イ)及び(ロ)に示す如く躯体下部
2と躯体上部3とから成る。
躯体下部2は従来の被覆・根固めブロックに相当する機
能を主として果すものであるが、この躯体下部2と躯体
上部3とから成る本発明に係る魚礁付被覆・根固めブロ
ック1は被覆・根固めブロックとしての所定の重量を有
するものでなければならない。ここに被覆・根固めブロ
ックとは、混成堤に関する運輸省港湾局設計基準「捨石
部の水深が非常に深いとか、波が小さい場所で安定計算
上十分な捨石重量がある場合以外は、直立部の海側に根
固めブロックを2個以上、陸側に1個以上すえて捨石部
の洗堀を防止するのがのぞましい。
根固めブロックは直接部に密着させ、捨石内部に埋め込
む形にする」に示されている根固めブロックに該当する
ものである。
そして所定の重量とは、上記設計基準の解説で重量の標
準として示されている重量、すなわち洗堀力がそれ程大
きくない(波高4m程度より小)場所では1個当り10
〜20トン、波の荒い(波高5m程度より大)場所では
1個当り30トン以上を指す。
この重量について更に厳密には次のように示すことが出
来る。すなわち、所定の重量は、次式%式%) により求められるWを最小重量とするものであり、通常
Wより若干多くして余裕を持たせる。ここにWニブロッ
クの最小重量(1) γrニブロックの空中単位体積重量(t/rrr)Sr
ニブロックの海水に対する比重 H:波高(m) A:据える面が水平面か斜面かで分れる係数水平面の場
合 A=N” ここでNはのり先水深h(第17図参照)に対するマウ
ンド上の水深dの比d/hの関数として与えられる安定
数。
斜面の場合 A=KD−cotα ここにに、はブロック材及び被害率によって定まる定数
で、αは斜面が水平面と成す角である。
上記所定の重量の本発明に係る魚礁付被覆・根固めブロ
ック1の躯体下部2は、第1図(ハ)に示す如く捨石間
を通って来る波浪の流れを上方に逃がして本発明に係る
魚礁付被覆・根固めブロック1の下方に流入して来る波
浪による揚力を低減させるための縦方向の貫通孔2aの
1個以上を有していても良い。この貫通孔2aの大きさ
は断面積で0.07rrl’〜0.5イが好ましい。ま
た、この躯体下部2には必要に応じて魚礁効果を高める
横方向の孔を設けることもできる。
躯体下部2の形状は平面図として第1図(ハ)の如く直
角四辺形が標準的であるが、各頂点で突き合わせ各辺を
互に接せしめて隙間なく据え付は得る多角形、例えば正
三角形(第9図)や正六角形(第10図)や正八角形(
第11図)の如く360度の整数分の1を頂角とする正
多角形が好ましい。また縦方向の長さく厚さ)は一様で
あるのが標準的であるが、第4図、第12図、第13図
の如く上面が傾斜していても良く、更に上面部が第7図
の如く波状を、或は第14図の如く凸状を、或は第15
図の如く凹状を成していても良い。また隣接する側面に
はその側面図に縦方向の貫通孔を形成させるための面取
り部2bを設けられていても良く、この場合は各側面を
接面させて据えたときにこの面取り部2b間が上下の貫
通孔として作用する。面取り部2bとは第1図(ハ)の
如き平面状の他に曲面状を含むことを意味する。更に、
躯体下部2は第1図、第7図。
第15図、第16図、第17図の如く脚部2cを有する
ものであっても良い。この脚部2cを設けると基礎マウ
ンドの捨石間より流入して来た水を水平方向に逃がして
ブロックの揚力を低下させるのに有効である。
躯体上部3は例えば第1図(イ)、(ロ)に示す如く、
空隙の多い構造のコンクリート部材から成っており、魚
礁として作用するものである。躯体上部3の構造は空隙
が多くて魚礁として作用するものであればその構造の如
何を問わず、第1図〜第17図の他、任意な形状を採る
ことが出来る。躯体下部2は使用される場所の波浪等の
環境に適応して、例えば第2図及び第3図に示す如く厚
さによって重量調整されて設計されるが、躯体上部3は
波浪の程度とは無関係に所望の魚礁や水産生物の生息場
に適せしめる見地から大きさ、構造等を定めることが出
来る。従って躯体上部3をほぼ一定にして躯体下部2の
重量を設置される環境に応じて変えたものとして魚礁付
被覆・根固めブロック1を構成すれば場所は変っても魚
礁としてはいつも同じ効果を持たせることが出来る。本
発明に係る魚礁付被覆・根固めブロック1は、このよう
な躯体下部2と躯体上部3とが一体に構成されて成って
いるのである。
〔作用及び効果〕
本発明に係る魚礁付被覆・根固めブロック1を、ケーソ
ンを使用した混成堤の構築に使用した場合=8− を例として説明する。
第18図に示す如く、ケーソン5の据付けられた基礎マ
ウンド4の上の水平面及び斜面が本発明に係る魚礁付被
覆・根固めブロック1で根固め・被覆される。ケーソン
5の下部周縁の根固めには一部に他のコンクリートブロ
ック6が使用されることがある。
使用される魚礁付被覆・根固めブロック1は施工場所の
環境に適応して設計された重量のものであり、波浪や水
流により基礎マウンド4が洗堀されることを防ぐことが
出来、更には躯体下部2に貫通孔2aや面取り部2bで
構成された貫通孔がある場合は、波浪により躯体上部3
の底面部分に発生した揚力がこれらの貫通孔から流れが
上方に抜けることにより減少して被覆・根固め効果は一
層高められる。また、躯体上部3は魚礁として空隙の大
きい適切な構造を有していることにより、この空隙内で
幼稚子や小魚を保護、育成したり1部材の陰影効果によ
り集魚したり、底生生物の定着場所を提供したり、海藻
、海草類の育成を促したりして、非常に優れた魚礁とし
て作用することが出来るのである。そしてこのような魚
礁効果は、躯体下部2の被覆・根固め効果とは全く無関
係であるから、使用される環境の如何を問わず、常に一
定の魚礁効果を持たせることが出来る。
以上の如く、本発明に係る魚礁付被覆・根固めブロック
は、躯体下部と躯体上部とをそれぞれの効果を生かして
おり経済的で且つ効率良いように使用場所に応じて選択
することができ、しかも一体構造としたものであるから
施工にも特別な作業を必要とせず、工業的価値の非常に
大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示す(イ)は平面図、(ロ
)は側面図、及び(ハ)は図(ロ)中A−A線断面図、
第2図〜第17図は他の実施例をそれぞれ示す斜視図、
第18図は本発明に係る魚礁付被覆・根固めブロックが
使用された状態を示す説明図である。 1・・本発明に係る魚礁付被覆・根固めブロック2・・
躯体下部 2a・・貫通孔 2b・・面取り部 2c・・脚部 3・・躯体上部 4・・基礎マウンド 5・・ケーソン 6・・コンクリートブロック

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コンクリート塊から成る躯体下部と、空隙の多い構
    造のコンクリート部材から成る躯体上部とが、一体に構
    成されて成り被覆・根固めブロツクとしての所定の重量
    を有することを特徴とする魚礁付被覆・根固めブロツク
    。 2 躯体下部に断面積0.07m^2〜0.5m^2の
    貫通孔の1以上が縦方向に設けられている特許請求の範
    囲第1項に記載の魚礁付被覆・根固めブロツク。 3 躯体下部が隣接する側面間に貫通孔を形成させる面
    取り部を有するものである特許請求の範囲第1項又は第
    2項に記載の魚礁付被覆・根固めブロツク。 4 躯体下部が脚部を有するものである特許請求の範囲
    第1項から第3項までのいずれか1項に記載の魚礁付被
    覆・根固めブロツク。 5 躯体上部の大きさがほぼ一定で、躯体下部の重量が
    設置される環境に応じて変えられたものである特許請求
    の範囲第1項から第4項までのいずれか1項に記載の魚
    礁付被覆・根固めブロツク。
JP27196286A 1986-11-17 1986-11-17 魚礁付被覆・根固めブロツク Pending JPS63125718A (ja)

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