JPS63124236A - 光学式記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光ディスク等に情報を記録再生する光学式記
録再生装置に関するものである。

従来の技術 現代は情報化時代といわれておシ、その中核をなす高密
度大容量メモリーの技術開発が盛んに行なわれている。

メモリーに要求される能力としては、前述の高密度、大
容量に加え、高信頼性、高速アクセス等が挙げられ、そ
れらすべてを満足するものとして光デイスクメモリーが
最も注目されている。光デイスクメモリーは、光学的に
情報を記録媒体に記録するものであり、最近では記録し
た情報の消去も可能な光磁気ディスクに関する研究も数
多く行なわれている。

光ディスクをコンピュータ用のメモリーとして用いる場
合、データを記録した直後に内容を確認するベリフアイ
機能、記録済みのデータを消去しながら新しいデータを
書き込むオーバライド機能等の要求が徐々に高まってき
た。これは、光ディスクをオーディオ、ビデオディスク
レコーダに応用する場合にも要求される機能であり、記
録再生用ビーム、消去用ビーム等の複数の光ビームを有
する光学式記録再生装置の報告がかなりなされているが
一例を挙げると、特開昭５９−９２４４７　号公報等が
ある。

以下図面を参照しながら、上述したような従来の光学式
記録再生装置について説明を行なう。

第５図は従来の光学式記録再生装置の概略的な構成およ
びその動作原理を説明する図を示すものである。第６図
において、１１Ｌ、１ｂは半導体レーザ、２＆、２ｂは
コリメートレンズ、２４はプリズム、１４は干渉フィル
タ、２１は偏光ビームスプリッタ、２２はλ／４板、２
３はミラー、４は対物レンズ、２５は干渉フィルタ、２
６は検出系、２０はディスク、２０１Ｌはトラックであ
る。

以上のように構成された従来例について以下その動作を
説明する。第５図において、発振波長の異なる２つの半
導体レーザ１ａ、１ｂからの放射光は、コリメートレン
ズ２ａ、２ｂにより平行光化され、干渉フィルタ１４に
より合成される。合成された光ビームは偏光ビームスプ
リッタ２１゜λ／４板２２で構成されるアイソレート光
学系。

ミラー２３を経て、ディスク２ｏ上のトラック２０１Ｌ
上に光スポットを形成する。ここで、半導体レーザ１１
Ｌからの光ビームは、プリズム２４により微小に偏向さ
れておシ、トラック２Ｏａ上の半導体レーザ１ｂからの
光ビームによる光スポットとは離れた位置に光スポット
を形成する。

ディスク２０からの反射光は逆の経路を経て、偏光ビー
ムスプリッタ２１で反射後、干渉フィルタ２５により、
合成されている２波長の光ビームの一方のみを反射し検
出系２６によりフオーカス誤差信号、トラッキング誤差
信号、情報信号を検出する。

以上述べた従来例は半導体レーザの一方を記録専用、他
方を再生専用とすることにより、ペリフフイ機能が半導
体レーザの一方を記録再生用、他方を消去専用とするこ
とにより、オーバライド機能を達成することが可能であ
る。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上述したような構成では、発振波長の異な
る２つの半導体レーザを用いるため、光学系の色収差が
問題となる。また半導体レーザの発振波長は通常７８０
　ｎｕ〜８３０　ｎｍ程度と接近しているため、干渉フ
ィルタを用いての完全な分離は困難である。さらに干渉
フィルタは一般に高価であるという、数々の問題点を有
していた。

本発明は上記問題点に鑑み、同一波長の２つの光源を用
いることが可能で、確実に２つの光ビームを分離するこ
とができ、構成が簡単でかつ安価な光学式記録再生装置
を提供することを目的とするものである。

問題点を解決するだめの手段 上記目的を達成するために本発明の光学式記録再生装置
は１，２つの光源と、前記２つの光源からの光を情報記
録媒体であるディスクの同一もしくは近接したトラック
上に一定の間隔をおいて集光させ、２つの微小光スポッ
トを形成させる集光手段と、前記ディスクにおいて反射
した光束を収れんさせる手段と、前記収れんさせる手段
により形成された２つの光スポットを分離する空間フィ
ルタと、前記空間フィルタにより分離された光束の少く
とも一方でフォーカス誤差信号、トラッキング誤差信号
、情報信号等を検出する信号検出手段とで構成されてい
る。

作用 本発明は上記した構成によって、ディスクの同一もしく
は近接したトラック上に一定の間隔をおいて２つの光ス
ポットを形成させる。ディスクからの反射光は、収れん
させる手段により、再び２つの光スポットへと収れんし
、空間フィルタにより２つの光束に分離される。そして
分離された２つの光束の少なくとも一方の光束を用いて
信号検出手段により、フォーカス誤差信号、トラッキン
グ誤差信号、情報信号を検出する。本発明は合成された
光束の分離を空間フィルタにょシ行うことにより、２つ
の光源の波長は同一でも良く、したがって色収差のない
、ローコストな光学式記録再生装置が構成可能である。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。

第１図は、本発明の一実施例における光学式記録再生装
置の概略構成を示すものである。

第１図において、１ａ、１ｂは半導体レーザ、２２Ｌ、
２ｂはコリメートレンズ、３ａ、３ｂはハーフミラ−１
４は対物レンズ、５はディスク、６は凸レンズ、７ａは
空間フィルタ、８ａは信号検出手段である。

以上のように構成された光学式記録再生装置の一実施例
について、以下その動作について説明を行なう。

半導体レーザ１ａからの発散光は、コリメートレンズ２
邑により平行光化され、ノ・−フミラー３ａ、３ｂを透
過後対物レンズ４によりディスク５のトラック上に光ス
ポラトム１として集光される。

半導体レーザ１ｂからの発散光もコリメートレンズ２ｂ
により平行光化され、ノ・−フミラー３１Ｌで反射後同
様の経路をたどるが、半導体レーザ１ａからの光束に対
して微小偏向させているため、対物レンズ４によりディ
スク６のトラック上に光スポラトム１とは異なる位置に
光スポラ）Ｂ１として集光される。ディスク６からの反
射光は逆の経路をたどり、ノ・−７ミラー３ｂにより反
射され、凸レンズ６により、光スポラトム１からの光束
は、光スポラ）Ａ２へ、光スポットＢ１からの光束は光
スポラ）Ｂ２へと収れんする。ここで微小なピンホール
を有する空間フィルタ７ａにより、光スポラ）Ｂ２を遮
光し、光スポラトム２の光束のみが信号検出手段８＆に
入射し、フォーカス誤差信号、トラッキング誤差信号、
情報信号の検出を行う。本実施例においては、半導体レ
ーザ１ａを情報の再生専用に、半導体レーザ１ｂを記録
専用にすることにより光スポットＢ１により、情報をデ
ィスク６上に記録しながら同時に書き込まれた情報を光
スポラトム１により再生する、いわゆるべ　　　゛リッ
ツイ機能を達成することができる。このとき記録用の半
導体レーザは情報記録のために光変調をうけており、こ
の記録用光ビームがディスク６で反射後信号検出手段８
ａに漏れた場合、ベリファイ機能は果たせなくなってし
まうが、本実施例においては空間フィルタ７１Ｌにより
、光スポットＢ２を完全に遮光することが可能であシ、
精度の良いベリファイ機能を達成することができる。

、なお、本実施例において、半導体レーザ１ａを記録再
生用に、半導体レーザ１ｂを情報の消去用に使用した場
合、記録済みのディスクの情報を、光スポットＢ１によ
り消去しながら、光スポラトム１で情報を記録するいわ
ゆるオーツ（ライト機能を達成することが可能である。

このとき、ディスク５で反射した消去用光ビームは、空
間フィルタ７ａで完全に遮光されるため、信号検出に影
響を及ぼすことはない。

以上のように本実施例によれば、簡単な構成で、ペリフ
１イ機能やオーバライド機能を達成することが可能であ
シ、同一波長の半導体レーザが使用できるため色収差の
心配がなく、高価な部品を用いないためローコスト化が
可能であるという数々の効果を有する。

第２図において本発明の第２の実施例を示す。

第２図における７ｂは空間フィルタである。第２因は第
１図における空間フィルタ７ａをナイフェツジ型の空間
フィルタ７ｂに置き換えた構成であり、空間フィルタ７
ｂにより光スポットＢ２を遮光することにより、第１の
実施例の場合と同様の効果を有する。

第３図は本発明の第３の実施例の構成を示したものであ
る。第３図において、７Ｃは空間フィルタ、８ｂは信号
検出手段である。空間フィルタ７Ｃは、光スポラ）Ｂ２
近傍に位置し、光スポラ）Ｂ１からの光ビームを反射さ
せ、信号検出手段８ｂに入射させる。したがって本実施
例によれば、光スポラトム１により得られる情報は、信
号検出手段８ａにより光スポラ）Ｂ１により得られる情
報は信号検出手段８ｂによりおのおの独立して検出が可
能であるため、第１の実施例および第２の実施例とは異
なった応用が可能となる。例えば、ディスク６上の異な
るトラックに、光スポラトム１゜光スポラ）Ｂ１を形成
し、同時に記録、再生を行うことにより、第１の実施例
等に較べ、２倍の転送レートを得ることができるという
効果が生じる。

第４図は本発明の第４の実施例の構成を示すものである
。第４図において、１は半導体レーザアレイ、３はハー
フミラ−である。半導体レーザアレイ１は、位置の異な
る光源ム、光源Ｂの２つの発光光源を有しており、対物
レンズ４により、ディスク５のトラック上に、光スポラ
トム１および光スポラ）Ｂ１が互いに離れて形成される
。ディスク５からの反射光は逆の経路をたどシ、ハーフ
ミラ−３により反射されて、光スポラトム２．Ｂ２へと
集れんする。ここで第１の実施例の場合と同様に、空間
フィルタ７ａにより光スポッ）Ｂ２は遮光され、光スポ
ラトム２からの光ビームのみから、信号検出手段８ａに
より、各種信号が検出できる。本実施例においても、第
２．第３の実施例の場合と同様に各種の空間フィルタを
用いることが可能であり、同様の効果を得ることが可能
である。また、本実施例は、２つの光源として、単一の
半導体レーザアレイ１を用い、コリメートレンズを用い
ない構成としたため、大幅な簡素化が計られているが、
使用目的に応じて、コリメートレンズや、半導体レーザ
のビーム形状整形手段を組み合わせても良いことは言う
までもない。

発明の効果 本発明は、光学式記録再生装置として、２つの光源と、
２つの光源からの光を情報記録媒体であるディスクのト
ラック上に一定の間隔をおいて集光させ、２つの微小光
スポットを形成させる集光手段と、ディスクからの反射
光を収れんさせる手段と、収れんさせる手段により形成
された２つの光スポットを分離する空間フィルタと、空
間フィルタにより分離された光束の少くとも一方でフォ
ーカス誤差信号、トラッキング誤差信号、情報信号等を
検出する信号検出手段を用いることにより、ベリファイ
機能や、オーバライド機能等を実現することが可能であ
る。また、２つの光源は波長が同じで良いため、色収差
の発生は皆無であシ、特殊な光学部品が不要なため、低
コスト化が可能であるという効果を有するすぐれた光学
式記録再生装置を実現できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例における光学式記録再生
装置の概略構成を示す光学系の配列図、第２図、第３図
、第４図は本発明の第２〜第４の実施例の概略構成を示
す光学系の配列図、第６図は従来の光学式記録再生装置
の構成を示す光学系の配列図である。 １・・・・・半導体レーザアレイ、１ａ１１ｂ・・・・
・・半導体レーザ、２ａ　、２ｂ・・・・・・コリメー
トレンズ、３．３ａ、３ｂ・・・・・・ハーフミラ−１
４・・・・・・対物レンズ、６・・・・・ディスク、６
・・・・・・凸レンズ、７ａ。 ７ｂ、Ｔｏ・・・・・・空間フィルタ、ｓａ、ａｂ・・
川・信号検出手段。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ｌα
、Ｉｂ−−−千４寧伴レーブ ム、ｚｂ−−−コヮ７メートレンス゛ ３ユ、３ｂ−ハーフミラ− ４゛−灯勾レンズ １３　図　　　　　　　　　　Ａｔ、　ＡＺ、　Ｂｔ、
　Ｂｚ−光スホーントＢｌ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ２つの光源と、前記２つの光源からの光を情報記録媒体
   であるディスクの同一もしくは近接したトラック上に一
   定の間隔をおいて集光させ２つの微小光スポットを形成
   させる集光手段と、前記ディスクにおいて反射した光束
   を収れんさせる手段と、前記収れんさせる手段により形
   成された２つの光スポットを分離する空間フィルタと、
   前記空間フィルタにより分離された光束の少くとも一方
   でフォーカス誤差信号、トラッキング誤差信号、情報信
   号等を検出する信号検出手段とで構成されることを特徴
   とする光学式記録再生装置。