JPS63123753A - 塗工紙搬送制御装置 - Google Patents
塗工紙搬送制御装置Info
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- JPS63123753A JPS63123753A JP27043686A JP27043686A JPS63123753A JP S63123753 A JPS63123753 A JP S63123753A JP 27043686 A JP27043686 A JP 27043686A JP 27043686 A JP27043686 A JP 27043686A JP S63123753 A JPS63123753 A JP S63123753A
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- coating
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 6
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 62
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- 238000010422 painting Methods 0.000 abstract 4
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 241001070941 Castanea Species 0.000 description 3
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
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- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、製紙用塗工機で紙に塗料を塗布する際に生じ
る伸びによる紙のたるみを適切な値に自動的に制御する
塗工紙搬送制御装置に関する。
る伸びによる紙のたるみを適切な値に自動的に制御する
塗工紙搬送制御装置に関する。
(従来の技術)
第6図は周知の製紙用塗工機の概略構成図である。同図
に示すように、紙1は電動機8によって駆動される搬送
ロール5とロール6に挟持されながら矢印R方向に搬送
される。一方、電動機7により回動させられる塗工ロー
ル3はロール4とともに紙1を挟み、塗料2を紙1の表
面に塗工してゆく。
に示すように、紙1は電動機8によって駆動される搬送
ロール5とロール6に挟持されながら矢印R方向に搬送
される。一方、電動機7により回動させられる塗工ロー
ル3はロール4とともに紙1を挟み、塗料2を紙1の表
面に塗工してゆく。
かかる構成において、前工程より送給された紙1は、紙
に塗布するための塗料2の中を通りながら表面に塗料を
つけた塗工ロール3とロール4(;よって塗工され、次
の搬送ロール5、ロール6によって後工程に送り出され
る。塗工ロール3は電動機7により駆動されており、搬
送ロール5は電動機8により駆動される。また、塗工ロ
ール3とロール4の間および搬送ロール5とロール6の
間は紙1を給送するために図示しiい手段により一定の
圧力に加圧されている。
に塗布するための塗料2の中を通りながら表面に塗料を
つけた塗工ロール3とロール4(;よって塗工され、次
の搬送ロール5、ロール6によって後工程に送り出され
る。塗工ロール3は電動機7により駆動されており、搬
送ロール5は電動機8により駆動される。また、塗工ロ
ール3とロール4の間および搬送ロール5とロール6の
間は紙1を給送するために図示しiい手段により一定の
圧力に加圧されている。
さて、紙1が塗工ロール3により塗料2を塗布されると
紙1にはある一定の伸びが生じる。この場合の伸びの量
は紙1の材質等によって異なる。
紙1にはある一定の伸びが生じる。この場合の伸びの量
は紙1の材質等によって異なる。
このため、塗工ロール3によって給送される紙1の量と
搬送ロールらによって送り出される紙1の量を同じに設
定すると、塗工ロール3と搬送ロール5の間には紙1の
伸びに相当する量だけたるみを生じることになる。従っ
て、このたるみを取るべく、搬送ロール5の速度を塗工
ロール3の速度より速くして、搬送ロール5によって送
り出される紙1の量を紙1の伸びに相当する分だけ多く
する必要がある。
搬送ロールらによって送り出される紙1の量を同じに設
定すると、塗工ロール3と搬送ロール5の間には紙1の
伸びに相当する量だけたるみを生じることになる。従っ
て、このたるみを取るべく、搬送ロール5の速度を塗工
ロール3の速度より速くして、搬送ロール5によって送
り出される紙1の量を紙1の伸びに相当する分だけ多く
する必要がある。
(発明が解決しようとする問題点)
これに対して、従来はポテンショメータなどを用いて手
動にて電動機8の速度調整を行なっていたが、この方式
では紙1の材質の変更やライン速度の変更のたびに調整
をやり直す必要があり、設備の運用が困難であるという
問題があった。
動にて電動機8の速度調整を行なっていたが、この方式
では紙1の材質の変更やライン速度の変更のたびに調整
をやり直す必要があり、設備の運用が困難であるという
問題があった。
従って、本発明の目的は上記従来技術の問題点を解消し
、給送される紙に塗料を塗布した際に生じる伸びによる
紙のたるみを適切量に自動的に制御することを可能とし
た塗工紙搬送制御装置を提供することにある。
、給送される紙に塗料を塗布した際に生じる伸びによる
紙のたるみを適切量に自動的に制御することを可能とし
た塗工紙搬送制御装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明による塗工紙搬送制御装置は、紙に塗料を塗布す
るための塗工部からの紙を後工程に送り出すための搬送
ロールを駆動する電動機の速度を、紙の送られる速度に
対応する速度基準に基づいて制御する速度制御手段と、
塗工部で紙に塗料を塗布した際に生じる紙の伸び率を設
定する設定手段と、塗工部と搬送ロールとの間の直線距
離と紙の送られる速度と紙の伸び率と紙が塗工されてか
ら設定手段に設定された伸び率に達するまでの時間とに
基づき速度制御手段の速度基準を補正する速度補正手段
とを備えたことを特徴とするものである。
るための塗工部からの紙を後工程に送り出すための搬送
ロールを駆動する電動機の速度を、紙の送られる速度に
対応する速度基準に基づいて制御する速度制御手段と、
塗工部で紙に塗料を塗布した際に生じる紙の伸び率を設
定する設定手段と、塗工部と搬送ロールとの間の直線距
離と紙の送られる速度と紙の伸び率と紙が塗工されてか
ら設定手段に設定された伸び率に達するまでの時間とに
基づき速度制御手段の速度基準を補正する速度補正手段
とを備えたことを特徴とするものである。
(作 用)
上記手段によれば、速度補正手段において、紙の伸び率
と、塗工部と搬送ロール間の距離と、紙の送られる速度
と、紙が設定された伸び率に達するまでの時間との関係
に基づいて、塗工開始時点からの塗工部と搬送ロールの
間の紙のたるみを算出し、これを除去するのに必要な速
度の補正量を演算し、この補正量を速度制御手段の速度
基準に加算するので、紙の伸びにもかかわらず、たるみ
は適度な値に制御される。
と、塗工部と搬送ロール間の距離と、紙の送られる速度
と、紙が設定された伸び率に達するまでの時間との関係
に基づいて、塗工開始時点からの塗工部と搬送ロールの
間の紙のたるみを算出し、これを除去するのに必要な速
度の補正量を演算し、この補正量を速度制御手段の速度
基準に加算するので、紙の伸びにもかかわらず、たるみ
は適度な値に制御される。
(実施例)
以下、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る塗工紙搬送制御装置の
ブロック図を示すもので、特に第6図の構成における電
動機8に速度制御を適用した場合の構成を例示するもの
である。
ブロック図を示すもので、特に第6図の構成における電
動機8に速度制御を適用した場合の構成を例示するもの
である。
同図において示すように、設定器9からの速度基準Vは
電動機8用の速度制御回路10に与えられる。一方、こ
の速度基準Vは設定器11に設定される紙1の伸び率E
に対応する値とともに掛算器12に入力される。この掛
算器12の出力は設定器13に設定される塗工開始後の
紙1の伸びが最大に達するまでの時間t1に対応する量
とともに割算器14に入力され、割算器14の出力は電
気スイッチ15、電気スイッチ16を経て積分回路17
に入力される。積分回路17の出力は速度基準Vに加算
される。
電動機8用の速度制御回路10に与えられる。一方、こ
の速度基準Vは設定器11に設定される紙1の伸び率E
に対応する値とともに掛算器12に入力される。この掛
算器12の出力は設定器13に設定される塗工開始後の
紙1の伸びが最大に達するまでの時間t1に対応する量
とともに割算器14に入力され、割算器14の出力は電
気スイッチ15、電気スイッチ16を経て積分回路17
に入力される。積分回路17の出力は速度基準Vに加算
される。
なお、電気スイッチ16は塗工開始にて閉となり、塗工
開始より時間t1後、つまり紙1の伸びが最大値に達す
る時間に開となる接点である。
開始より時間t1後、つまり紙1の伸びが最大値に達す
る時間に開となる接点である。
さらに、掛算器12の出力は電気スイッチ18、電気ス
イッチ19を経て増幅器20に入力され、この増幅器2
0の出力が速度基準Vに加算される。
イッチ19を経て増幅器20に入力され、この増幅器2
0の出力が速度基準Vに加算される。
電気スイッチ19は塗工開始より時間t1後に閉となる
接点である。
接点である。
一方、速度基準Vは設定器21に設定される塗工ロール
3と搬送ロール5との間の直線距離り。
3と搬送ロール5との間の直線距離り。
に相当する量とともに割算器22に入力される。
この割算器22の出力と設定器13に設定されたff1
t、が比較器23に入力されている。この比較器23は
割算器22の出力値が設定器13からの量t1よりも小
さい時に動作信号を送出する。
t、が比較器23に入力されている。この比較器23は
割算器22の出力値が設定器13からの量t1よりも小
さい時に動作信号を送出する。
なお、電気スイッチ15および電気スイッチ18は比較
器23の動作信号が送出されている時のみ塗工開始より
時間t1後に開となる。時間t1は紙1の最初に塗工さ
れた部分が搬送ロール5に到達するまでの時間に対応す
るものである。
器23の動作信号が送出されている時のみ塗工開始より
時間t1後に開となる。時間t1は紙1の最初に塗工さ
れた部分が搬送ロール5に到達するまでの時間に対応す
るものである。
かかる構成において、次にその動作原理を説明する。
紙1に塗料を塗布した場合の伸びは、その瞬間にステッ
プ状に生ずるのではなく、材質や紙の張力などにより異
なるが、ある一定の長さに達するまで徐々に生ずる。塗
工ロール3と搬送ロール5との間の直線距離をり。、紙
の送り出される速度をv1塗工開始から伸びが最大値に
達するまでの時間をt 、塗工開始から時間t1後にお
ける塗エロールから塗工された先端までの紙の実長をL
l、紙1の伸び率をE%とすると、条件Aすなわち Llくり。
プ状に生ずるのではなく、材質や紙の張力などにより異
なるが、ある一定の長さに達するまで徐々に生ずる。塗
工ロール3と搬送ロール5との間の直線距離をり。、紙
の送り出される速度をv1塗工開始から伸びが最大値に
達するまでの時間をt 、塗工開始から時間t1後にお
ける塗エロールから塗工された先端までの紙の実長をL
l、紙1の伸び率をE%とすると、条件Aすなわち Llくり。
の条件において
0≦t≦11
の間にあっては、第2図(a)に示すように、最初に塗
工が始まった時点から時間を後の紙1の実つェーブ長L
1oは、紙1が時間t1まで徐々に伸びてゆくことから によって近似される。なお、第2図中、破線部分は塗工
されている部分を示す。(1)式より時間を後の伸び長
さΔL1oは である。ゆえに、搬送ロール5から送り出す紙1の量を
塗工ロール3よりΔL1o分だけ多くすれば紙1のたる
みが取れることになる。このため、搬送ロール5と塗工
ロール3との間の速度差Δv1は ΔVt−ΔL to/ t である。
工が始まった時点から時間を後の紙1の実つェーブ長L
1oは、紙1が時間t1まで徐々に伸びてゆくことから によって近似される。なお、第2図中、破線部分は塗工
されている部分を示す。(1)式より時間を後の伸び長
さΔL1oは である。ゆえに、搬送ロール5から送り出す紙1の量を
塗工ロール3よりΔL1o分だけ多くすれば紙1のたる
みが取れることになる。このため、搬送ロール5と塗工
ロール3との間の速度差Δv1は ΔVt−ΔL to/ t である。
一方、同じ条件
Llくり。
において
1>11
では、第2図(b)に示すように、最初に塗工が始まっ
た時点より時間を後の紙1の全ウェーブ長は、紙1の伸
びが時間t1を過ぎるとそれ以上伸びることのないこと
から によって近似される。(4)式よりL2における時間1
−1 間にLlより送られてくる紙1の仲びの総和Δ
L2は である。こりΔL2分を送り出すための搬送ロール5と
塗工ロール3との間の速度差Δv2はであるゆえに、(
4)式における全ウェーブ長から伸びの分を送り出すた
めに必要な搬送ロール5と塗工ロール3との間の速度差
はΔv1+Δv2であり (ただし、0≦t≦11)・・・(7)となる。
た時点より時間を後の紙1の全ウェーブ長は、紙1の伸
びが時間t1を過ぎるとそれ以上伸びることのないこと
から によって近似される。(4)式よりL2における時間1
−1 間にLlより送られてくる紙1の仲びの総和Δ
L2は である。こりΔL2分を送り出すための搬送ロール5と
塗工ロール3との間の速度差Δv2はであるゆえに、(
4)式における全ウェーブ長から伸びの分を送り出すた
めに必要な搬送ロール5と塗工ロール3との間の速度差
はΔv1+Δv2であり (ただし、0≦t≦11)・・・(7)となる。
一方、条件Bすなわち
Ll〉L。
なる条件においては、第2図(C)に示すように、最初
に塗工が始まった時点からの伸びが生じる状態は前述し
た第2図(a)の場合と同じであるから、(3)式が適
用できる。ただし、搬送ロール5が塗工ロール3より多
く送り出さなければならない紙1の伸び量の最大値は、
塗工開始から最初に塗工された部分が搬送ロール5に到
達する時間、すなわちt 10−L o / Vになる
までに生じた伸び量である。よって、この場合の速度差
は第1図の構成においては、かかる観点に基づき、塗工
ロール3を駆動するための電動機7に対する搬送ロール
5を駆動するための電動機8の速度を、条件L1くLo
では時間tが0≦t≦t1の範囲で速度Δv 1時間t
が1>11の範囲で速度ΔV +Δv2、また条件L1
〉Loでは速度ΔV1oだけ上げて、塗工ロール3と搬
送ロール5との間の紙1のたるみを除去することを可能
としている。
に塗工が始まった時点からの伸びが生じる状態は前述し
た第2図(a)の場合と同じであるから、(3)式が適
用できる。ただし、搬送ロール5が塗工ロール3より多
く送り出さなければならない紙1の伸び量の最大値は、
塗工開始から最初に塗工された部分が搬送ロール5に到
達する時間、すなわちt 10−L o / Vになる
までに生じた伸び量である。よって、この場合の速度差
は第1図の構成においては、かかる観点に基づき、塗工
ロール3を駆動するための電動機7に対する搬送ロール
5を駆動するための電動機8の速度を、条件L1くLo
では時間tが0≦t≦t1の範囲で速度Δv 1時間t
が1>11の範囲で速度ΔV +Δv2、また条件L1
〉Loでは速度ΔV1oだけ上げて、塗工ロール3と搬
送ロール5との間の紙1のたるみを除去することを可能
としている。
さて、第1図の構成においては、(3)式、(8)式の
Δ■1、Δvloを算出するに当り、設定器9,11.
13、掛算器12、割算器14、積分器17が用いられ
ている。一方、(6)式のΔv2を算出するために、設
定器9,11、掛算器12、増幅器20が用いられる。
Δ■1、Δvloを算出するに当り、設定器9,11.
13、掛算器12、割算器14、積分器17が用いられ
ている。一方、(6)式のΔv2を算出するために、設
定器9,11、掛算器12、増幅器20が用いられる。
一方、条件A、 Bを判別するために設定器9゜13.
21、割算器22、比較器23が用いられ、電気スイッ
チ15.18を制御している。また、時間tの判別は図
示しない手段により行なわれ、電気スイッチ16.19
の開閉制御が行なわれる。
21、割算器22、比較器23が用いられ、電気スイッ
チ15.18を制御している。また、時間tの判別は図
示しない手段により行なわれ、電気スイッチ16.19
の開閉制御が行なわれる。
かかる構成において、次に第1図の構成の作用について
、第3図(a)、 (b)のタイムチャートに従って
説明する。
、第3図(a)、 (b)のタイムチャートに従って
説明する。
塗工前の状態では速度基準Vを速度制御回路10に与え
ることにより電動機8は搬送ロール5を速度Vで駆動し
ている。ちなみに、図示していないが、塗工ロール3の
駆動用の電動機7も同じ速度基準■にて塗工ロール3を
速度Vにて駆動している。
ることにより電動機8は搬送ロール5を速度Vで駆動し
ている。ちなみに、図示していないが、塗工ロール3の
駆動用の電動機7も同じ速度基準■にて塗工ロール3を
速度Vにて駆動している。
この状態において設定器21からの電気mL。
を割算器22により速度基準Vで除算した値と設定器1
3からの電気量t1を比較器23で比較し、t 1<
L o / vすなわちLlくり。の条件であるのか、
tl〉Lo/■すなわちLl>Loの条件であるかを判
断する。比較器23はLl〉Loの条件で動作信号を送
出するように設定されている。
3からの電気量t1を比較器23で比較し、t 1<
L o / vすなわちLlくり。の条件であるのか、
tl〉Lo/■すなわちLl>Loの条件であるかを判
断する。比較器23はLl〉Loの条件で動作信号を送
出するように設定されている。
ここで、Llくり。と判断された場合、比較器23から
の動作信号送出かないため、電気スイッチ15および電
気スイッチ18は閉じられたままとなり、10時点で塗
工ロール3により紙1への塗工が開始されると電気スイ
ッチ16が閉じられ速度基準■と設定器11からの電気
REとを掛算器12で乗算した値を割算器14で電気j
il t 1で除算した値が積分回路17で積分されな
がら速度基準■に加算される。そして、時間t1後には
電気スイッチ16は開となり、積分回路17からの出力
値は一定の値Δv1となり速度基準Vに加算され続ける
。
の動作信号送出かないため、電気スイッチ15および電
気スイッチ18は閉じられたままとなり、10時点で塗
工ロール3により紙1への塗工が開始されると電気スイ
ッチ16が閉じられ速度基準■と設定器11からの電気
REとを掛算器12で乗算した値を割算器14で電気j
il t 1で除算した値が積分回路17で積分されな
がら速度基準■に加算される。そして、時間t1後には
電気スイッチ16は開となり、積分回路17からの出力
値は一定の値Δv1となり速度基準Vに加算され続ける
。
また、電気スイッチ16が開になると同時にスイッチ1
9が閉じられ、設定器9からの速度基準■と設定器11
からの電気量Eとを掛算器12で乗算した値Δv2が増
幅器20を通して速度基準■に加算される。
9が閉じられ、設定器9からの速度基準■と設定器11
からの電気量Eとを掛算器12で乗算した値Δv2が増
幅器20を通して速度基準■に加算される。
このため、第3図(a)に示すように、0≦t≦t1に
おいては(3)式で表わされる値Δv1が速度Vに加算
され、電動機8はV+Δv1の速度で駆動される。さら
に、1>1 においてはV+Δv1の速度にさらに■ (6)式で表される値Δv2が加算されて電動機8はV
+ΔV +Δv2の速度で駆動される。
おいては(3)式で表わされる値Δv1が速度Vに加算
され、電動機8はV+Δv1の速度で駆動される。さら
に、1>1 においてはV+Δv1の速度にさらに■ (6)式で表される値Δv2が加算されて電動機8はV
+ΔV +Δv2の速度で駆動される。
これに対して、Ll〉Loと判断された場合は、比較器
23から動作信号が送出され、電気スイッチ15および
電気スイッチ18が塗工開始から時間t 後に開かれる
。塗工開始から時間t10の間は、塗工が開始される1
0の時点で電気スイッチ16が閉じられ、速度基準Vと
電気ff1Eとを掛算器12で乗算した値を割算器14
で電気量t1で除算した値が積分回路17で積分されな
がら速度基帛vに加算される。そして、時間t1o後に
電気スイッチ15が開となり、積分回路17からの出力
値は一定の値Δv1oとなり速度基準Vに加算され続け
る。時間ti後には電気スイッチ19が閉じられるが、
その前に電気スイッチ18が開かれているため、増幅器
20の出力はなくΔv2は速度基準Vには加算されない
。
23から動作信号が送出され、電気スイッチ15および
電気スイッチ18が塗工開始から時間t 後に開かれる
。塗工開始から時間t10の間は、塗工が開始される1
0の時点で電気スイッチ16が閉じられ、速度基準Vと
電気ff1Eとを掛算器12で乗算した値を割算器14
で電気量t1で除算した値が積分回路17で積分されな
がら速度基帛vに加算される。そして、時間t1o後に
電気スイッチ15が開となり、積分回路17からの出力
値は一定の値Δv1oとなり速度基準Vに加算され続け
る。時間ti後には電気スイッチ19が閉じられるが、
その前に電気スイッチ18が開かれているため、増幅器
20の出力はなくΔv2は速度基準Vには加算されない
。
このため、第3図(b)に示すように、0≦t≦t1o
においては(8)式で表される値Δv1oが速度基準V
に加算され、電動機8はV+Δv1oの速度で駆動され
る。
においては(8)式で表される値Δv1oが速度基準V
に加算され、電動機8はV+Δv1oの速度で駆動され
る。
第4図は本発明の他の実施例を示すブロック図である。
同図に示すように、設定器9からの速度基準Vは速度制
御回路10に与えられる。この速度基準Vは設定器11
からの伸び率Eに対応する量とともに掛算器12にも入
力される。この掛算器12の出力の一方は電気スイッチ
24を経て抵抗器25を通り増幅器27に入力され、も
う一方は電気スイッチ19を経て抵抗器26を通り増幅
器27に入力される。増幅器27の出力は電気スイッチ
28を経て速度基準Vに加算される。電気スイッチ24
は塗工開始と同時に閉となる接点であり、電気スイッチ
19は塗工開始から時間11後に閉となる接点である。
御回路10に与えられる。この速度基準Vは設定器11
からの伸び率Eに対応する量とともに掛算器12にも入
力される。この掛算器12の出力の一方は電気スイッチ
24を経て抵抗器25を通り増幅器27に入力され、も
う一方は電気スイッチ19を経て抵抗器26を通り増幅
器27に入力される。増幅器27の出力は電気スイッチ
28を経て速度基準Vに加算される。電気スイッチ24
は塗工開始と同時に閉となる接点であり、電気スイッチ
19は塗工開始から時間11後に閉となる接点である。
抵抗器25と抵抗器26の抵抗値は2対1の関係に設定
される。
される。
伸び率Eに対応する電気量および設定器21からの電気
量り。は掛算器29に人力され、掛算器29の出力と設
定器13からの電気量t1は割算器30に入力される。
量り。は掛算器29に人力され、掛算器29の出力と設
定器13からの電気量t1は割算器30に入力される。
この割算器30の出力は増幅器31から電気スイッチ3
2を経て速度基準Vに加算される。
2を経て速度基準Vに加算される。
さらに、速度基準Vと電気mLoは割算器22に入力さ
れ、割算器22の出力は電気MA i 1とともに比較
器23に入力される。この比較器23は塗工条件がLl
くLoかLl〉Loかを判断し、Ll〉Loの時に動作
信号を送出する。電気スイッチ28は比較器23から動
作信号が送出されている時のみ開となる接点である。ま
た、電気スイッチ32は比較器23から動作信号が送出
されている時のみ塗工開始で閉となる接点である。
れ、割算器22の出力は電気MA i 1とともに比較
器23に入力される。この比較器23は塗工条件がLl
くLoかLl〉Loかを判断し、Ll〉Loの時に動作
信号を送出する。電気スイッチ28は比較器23から動
作信号が送出されている時のみ開となる接点である。ま
た、電気スイッチ32は比較器23から動作信号が送出
されている時のみ塗工開始で閉となる接点である。
かかる構成において、次にその作用を第5図のタイムチ
ャートに従って説明する。
ャートに従って説明する。
塗工前の状態では速度基準Vを速度制御回路10に与え
ることにより電動機8は搬送ロール5を速度Vで駆動す
る。この状態において、電気量Loを割算器22により
速度基準■にて除算した値と電気量t1を比較器23に
て比較し、t <L /vすなわちLlくLoの条件
であるのか、t >L /vすなわちLl>Loの
条件であるのかを判断する。
ることにより電動機8は搬送ロール5を速度Vで駆動す
る。この状態において、電気量Loを割算器22により
速度基準■にて除算した値と電気量t1を比較器23に
て比較し、t <L /vすなわちLlくLoの条件
であるのか、t >L /vすなわちLl>Loの
条件であるのかを判断する。
いま、Llくり。の条件と判別された場合、比較器23
からの動作信号送出かないため電気スイッチ28は閉、
電気スイッチ32は開のままである。ここで、10時点
で塗工ロール3により塗工が開始されると、電気スイッ
チ24が閉じられ、速度基準Vと伸び率Eとを掛算器1
2にて乗算した値が抵抗器25を通して増幅器27に入
力され、その出力が速度基準Vに加算される。ここで加
算される値は(3)式における1−11時の値、すなわ
ち である。そして、時間11後には電気スイッチ19が閉
じられ速度基準Vと伸び率Eとを掛算器12で乗算した
値が抵抗器26を通して増幅器27に入力される。この
増幅器27に入力される値は抵抗器25と抵抗器26と
の抵抗値の比が2対1の関係であるため、 となる。この値は(6)式のΔv2の値である。
からの動作信号送出かないため電気スイッチ28は閉、
電気スイッチ32は開のままである。ここで、10時点
で塗工ロール3により塗工が開始されると、電気スイッ
チ24が閉じられ、速度基準Vと伸び率Eとを掛算器1
2にて乗算した値が抵抗器25を通して増幅器27に入
力され、その出力が速度基準Vに加算される。ここで加
算される値は(3)式における1−11時の値、すなわ
ち である。そして、時間11後には電気スイッチ19が閉
じられ速度基準Vと伸び率Eとを掛算器12で乗算した
値が抵抗器26を通して増幅器27に入力される。この
増幅器27に入力される値は抵抗器25と抵抗器26と
の抵抗値の比が2対1の関係であるため、 となる。この値は(6)式のΔv2の値である。
よって、時間t1後の増幅器27の出力はΔV +Δv
2となり、これが速度基準Vに加算■ される。その結果、電動機8は第5図(a)に示すよう
に0≦t≦t においてはV+ΔViの速度で駆動され
、1>1 においては■+Δv1+Δv2の速度で駆
動される。
2となり、これが速度基準Vに加算■ される。その結果、電動機8は第5図(a)に示すよう
に0≦t≦t においてはV+ΔViの速度で駆動され
、1>1 においては■+Δv1+Δv2の速度で駆
動される。
本実施例は第1図の構成と時間t1までの間の速度基準
の与え方が違っているが、通常、紙1の伸びが最大値に
達するまでに要する時間に比べ速度基準の変化に対する
速度制御応答時間の方が大きいことから考えるとt の
時点でΔv1の値をt−t を時の値として速度基準回
路に与えても差しつかえない。
の与え方が違っているが、通常、紙1の伸びが最大値に
達するまでに要する時間に比べ速度基準の変化に対する
速度制御応答時間の方が大きいことから考えるとt の
時点でΔv1の値をt−t を時の値として速度基準回
路に与えても差しつかえない。
一方、Ll〉Loと判別された場合、比較器23からの
動作信号が送出され、電気スイッチ28が開となり塗工
ロール3により塗工が開始されると電気スイッチ32が
閉じられ、伸び率Eと電気量り。を掛算器29で乗算し
た値を電気量t1で割算器30で除算した値が増幅器3
1に入力され、その出力が速度基準Vに加算される。こ
こで加算される値は(8)式におけるt −t to時
の値、すなわち tlo−Lo/v ・・・・・・(11)
より −E AVlO′″200t1°1 10゜ である。その結果、電動機8は第5図(b)に示すよう
に塗工開始と同時にV+Δvloの速度で駆動される。
動作信号が送出され、電気スイッチ28が開となり塗工
ロール3により塗工が開始されると電気スイッチ32が
閉じられ、伸び率Eと電気量り。を掛算器29で乗算し
た値を電気量t1で割算器30で除算した値が増幅器3
1に入力され、その出力が速度基準Vに加算される。こ
こで加算される値は(8)式におけるt −t to時
の値、すなわち tlo−Lo/v ・・・・・・(11)
より −E AVlO′″200t1°1 10゜ である。その結果、電動機8は第5図(b)に示すよう
に塗工開始と同時にV+Δvloの速度で駆動される。
この場合も、10の時点でΔ■loの値をt−t to
の時の値として速度基準回路に与えても差しつかえない
。
の時の値として速度基準回路に与えても差しつかえない
。
以上述べたように、本発明によれば、塗工ロールで紙に
塗料を塗布する際に生じる紙の伸びによってできる塗工
ロールと搬送ロール間のたるみを、搬送ロールの駆動電
動機の速度を適切な速度に上げて自動的に除去すること
ができる。
塗料を塗布する際に生じる紙の伸びによってできる塗工
ロールと搬送ロール間のたるみを、搬送ロールの駆動電
動機の速度を適切な速度に上げて自動的に除去すること
ができる。
第1図は本発明の一実施例に係る塗工紙搬送制御装置の
ブロック図、 第2図は塗工紙の伸びの状態を示す説明図、第3図(a
)、(b)は第1図の構成における速度基準の変化を示
すタイムチャート、第4図は本発明の他の実施例に係る
塗工紙搬送制御装置のブロック図、 第5図(a)、(b)は第4図の構成における速度基準
の変化を示すタイムチャート、第6図は周知の製紙用塗
工機の概略構成図である。 1・・・紙、3・・・塗工ロール、5・・・搬送ロール
、7゜8・・・電動機、10・・・速度制御回路、12
.29・・・掛算器、14,22.30・・・割算器、
15. 16゜18.19,24,28.32・・・電
気スイッチ、17・・・積分回路、20,27.31・
・・増幅器、23・・・比較器、25.26・・・抵抗
器。 出願人代理人 佐 藤 −雄 も2 図 63 図 も4 凹 地6 図
ブロック図、 第2図は塗工紙の伸びの状態を示す説明図、第3図(a
)、(b)は第1図の構成における速度基準の変化を示
すタイムチャート、第4図は本発明の他の実施例に係る
塗工紙搬送制御装置のブロック図、 第5図(a)、(b)は第4図の構成における速度基準
の変化を示すタイムチャート、第6図は周知の製紙用塗
工機の概略構成図である。 1・・・紙、3・・・塗工ロール、5・・・搬送ロール
、7゜8・・・電動機、10・・・速度制御回路、12
.29・・・掛算器、14,22.30・・・割算器、
15. 16゜18.19,24,28.32・・・電
気スイッチ、17・・・積分回路、20,27.31・
・・増幅器、23・・・比較器、25.26・・・抵抗
器。 出願人代理人 佐 藤 −雄 も2 図 63 図 も4 凹 地6 図
Claims (1)
- 紙に塗料を塗布するための塗工部からの紙を後行程に送
り出すための搬送ロールを駆動する電動機の速度を紙の
送られる速度に対応する速度基準に基づいて制御する速
度制御手段と、塗工部で紙に塗料を塗布した際に生じる
紙の伸び率を設定する設定手段と、前記塗工部と搬送ロ
ールとの間の直線距離と紙の送られる速度と紙の伸び率
と紙が塗工されてから前記設定手段に設定された伸び率
に達するまでの時間とに基づき前記速度制御手段に対す
る速度基準を補正する速度補正手段とを備えたことを特
徴とする塗工紙搬送制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27043686A JPS63123753A (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 | 塗工紙搬送制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27043686A JPS63123753A (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 | 塗工紙搬送制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63123753A true JPS63123753A (ja) | 1988-05-27 |
Family
ID=17486252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27043686A Pending JPS63123753A (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 | 塗工紙搬送制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63123753A (ja) |
-
1986
- 1986-11-13 JP JP27043686A patent/JPS63123753A/ja active Pending
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