JPS6312345A - ヨウ素化合物の捕集材 - Google Patents

ヨウ素化合物の捕集材

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JPS6312345A
JPS6312345A JP61153989A JP15398986A JPS6312345A JP S6312345 A JPS6312345 A JP S6312345A JP 61153989 A JP61153989 A JP 61153989A JP 15398986 A JP15398986 A JP 15398986A JP S6312345 A JPS6312345 A JP S6312345A
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Japan
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iodine
silver
ion exchange
fiber
gas
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JP61153989A
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Masaru Noyori
野寄 賢
Nami Kubo
久保 奈美
Seiichi Yoshikawa
吉川 精一
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Toray Industries Inc
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  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
  • Removal Of Specific Substances (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は銀を結合したイオン交換繊維を用いて。
ガスまたは液体中のヨウ素化合物を効率良く回収または
除去する捕集材に関する。
[従来の技術] ガスまたは液体中のヨウ素化合物を回収あるいは除去す
るために、原子力発電所など核プラントにおける雰囲気
中から核分裂生成物として得られる放射性ヨウ素を吸着
するべく、活性炭あるいは非放射性ヨウ素、ヨウ化物、
アミン類などを含浸させた粒状または繊維状活性炭を使
用するということが行なわれている。
しかしながら、この吸着物質は燃焼性でおることや、比
較的低温で吸着されたヨウ素を放出したり、高湿度下で
は捕集効率が低くなるという欠点を有している。又液体
中では含浸させた薬品が溶出するため使用できない。
このような欠点を解消しようと、ゼオライトに銀を担持
させたものや、無定形ケイ酸に硝酸銀を含浸させたもの
(特公昭53−22077>が提案されている。しかし
2粒状でおるため捕集効率が低く、これを改善しようと
して粒径を小ざくすれば圧損が増大し1層高を大きくす
れば必然的に装置が大型になってしまい、それだけ開棄
物の量が多くなるなどの欠点を有している。すなわち。
このような欠点は薄い層で高速かつ高度に処理すること
が不可能となり、ヨウ素除去マスクなどの用途には不向
きである。この他、アニオン交換樹脂によるヨウ素の捕
集は一般に知られているところであるが近年、アニオン
交換繊維によるヨウ素の捕集も提案(特開昭58−1 
”!0402>されている。ところがこれらアニオン交
換体については、第4級アンモニウム塩型の強塩基性ア
ニオン交換繊維はヨウ素の捕集がすぐれているがわりに
有機ヨウ素化合物の捕集能力はほとんどなく、逆に第3
級アミン型の弱塩基性アニオン交換繊維は有機ヨウ素化
合物を捕集するがヨウ素の吸着速度が非常に遅いため捕
集効率が悪いというそれぞれ欠点を有している。
核分裂生成物のヨウ素は、核プラントの廃ガス中におい
て2元素状のみでなく、炭素原子数の少ない有機化合物
、たとえば放射性ヨウ化メチルの形態でも生じることが
知られている。ざらにこれらは、廃ガス中のみならず、
水中おるいは有機溶剤などの廃液中にも含まれる。この
ため一般的に適用させるために、捕集材においてはガス
中あるいは液中のヨウ素およびヨウ化メチルを同時に捕
集できなくてはならない。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明者らは、このような公知のヨウ素化合物の捕集材
の欠点を解消するべく鋭意検討した結果本発明に至った
本発明は、ガスまたは液体中の各種ヨウ素化合物を同時
に捕集することができ、しかも高速かつ高度に処理でき
る捕集材を提供しようとするものでおる。
[問題点を解決するための手段] 本発明は2次の構成を有する。
(1)イオン交換繊維に銀を結合してなるヨウ素化合物
の捕集材。
(2)捕集材がシート状物である特許請求の範囲(1)
項に記載のヨウ素化合物の捕集材。
本発明でいうヨウ素化合物とは1粒子に吸着していたり
、ガス中あるいは液中などに存在している元素状のヨウ
素1分子状のヨウ素1例えばヨウ化メチルなどの有機ヨ
ウ素化合物、無機ヨウ素化合物などをいう。
本発明で用いるイオン交換繊維とは2通常直径が0.1
〜100μm、好ましくは1〜100μmの公知のイオ
ン交換繊維を意味する。その具体例としては、ポリスチ
レン、ポリビニルアルコール、ポリアクリル、ポリアミ
ド、ポリエステル。
ポリフェノール、ポリエチレン、セルロースなどのベー
スポリマに、カチオン交換基、たとえばスルホン酸基、
カルボン酸基、ホスホン酸基などやアミノカルボン酸基
、アミドキシム基、ポリアミン基、ジチオカルバミン酸
基など各種のキレート基が導入されたイオン交換繊維が
ある。
本発明でいうベースポリマの中でも、ポリ(モノビニル
芳香族化合物)、特にポリスチレン系ポリマが化学安定
性に優れており好ましい。具体的にはポリスチレン、α
−メチルスチレン、ビニルトルエン、ビニルキシレン、
クロロメチルスチレンなどからなるポリマが挙げられる
かかるポリマにイオン交換基を導入してイオン交換繊維
を製造する方法としては、公知の方法。
たとえば特開昭52−120986号公報や特開昭59
−18731号公報に記載されている方法がある。たと
えば、バラホルムアルデヒドと硫酸の共存下で加熱処理
することにより、スルホン酸基が導入されたカチオン交
換繊維を得ることができる。
又、この他にポリアミドあるいはポリエステルにカルボ
キシル基をグラフトさせたポリマは焼却処理する場合に
、有害なガスを発生しないので好ましく選択される。
該ポリマのグラフト方法は任意で2通常知られているど
んな方法でも良いが、−例を下記に示す。
市販のポリアミドにアクリル酸とメタクリル酸を混合し
、過硫酸アンモノと加硫剤を触媒として常圧で70〜8
0℃に昇温し60分反応させて得られる。ポリエステル
にはベンゾイルパーオキサイド、モノクロルベンゼンと
界面活性剤の混合溶液で前処理した後水洗し、アクリル
酸とメタクリル酸を混合し100’Cで60分反応させ
て得られる。
このグラフト率は容易に変えることが可能で。
それにより交換容量ヤ含水度をコントロールすることが
できる。
本発明のポリアミドとは、ナイロン6、ナイロン66、
ナイロン8.ナイロン10等である。またポリエステル
とは、テレフタル酸とエチレングリコールあるいはブチ
レングリコールなどからなる通常のポリエステル等、あ
るいはこれらの変性物をいう。
ポリマに導入するイオン交換基の但は、ポリマの乾燥重
量に対して少なくとも0.1meQ/g以上。
好ましくは0.5meq/9以上、ざらに好ましくは1
 、0〜10meQ#?の範囲である。
本発明におけるイオン交換繊維の含水度は通常0.1〜
10であるが、必まり小さすぎると吸着性能が低下する
。逆に大きすぎると1反応工程あるいは形態付与の工程
で取り扱い性が悪くなるので、1〜5の範囲が好ましい
。ここで含水度とはNa型のカチオン交換繊維を蒸留水
に浸した後。
家庭用遠心脱水機で5分間遠心脱水して表面の水分を除
去し、ただちに重ffi (W>を測定し、さらに絶乾
して重さを測り (W。)、次式より求めた値である。
含水度= (W−Wo>/W。
かかる交換基量あるいは含水度は処理条件や導入プロセ
スなどにより制御できる。
次に、該イオン交換繊維に銀を結合する方法としては、
公知の方法で行なうことができる。
例えば、0.5Mに短繊維化したH型および/またはN
a型のイオン交換繊維を少なくとも0゜01M濃度以上
好ましくは0.05M濃度以上の硝酸銀水溶液を用いて
、該繊維の交換基但に対して0.5倍当量以上になる量
で処理して1麦水洗して得ることができる。該処理方法
はカラムに繊維を充填して硝酸銀溶液を通液する方法、
あるいは繊維を硝酸銀水溶液と混合撹拌するバッチ法の
いずれでも行なうことができる。
該イオン交換繊維中の銀の量はイオン交換繊維の乾燥重
量に対して少なくとも0.1meQ/g以上好ましくは
0.5meQ/9以上さらに好ましくは1゜0〜5. 
Qmeq/9である。ここで銀の量が少ない場合はヨウ
素の捕集効率が悪く寿命も短くなり。
逆に多い場合はコストが高くなるので実用的でない。
繊維の形態としては、短繊維、フィラメント糸。
フェルト、織物、不H@、 編物、繊維束、ひも状物2
紙、電気植毛したシート状物などの公知の任意の形態、
集合体もしくはそれの裁断物を挙げることができる。そ
の中でも特に液体中のヨウ素捕集には0.1〜3#の短
繊維が良く、ガス中の場合は該短繊維を用いて抄造した
シート状物が製造も容易なことから好ましく用いられる
シート状物を溝成する繊維成分として、該銀結合のイオ
ン交換繊維の他に非イオン性の通常の繊維を補強材料と
して含有していてもさしつかえない。かかる非イオン性
の繊維は、該銀結合イオン交換繊維との混抄あるいは交
編織および/または両者の積層などいかなる方法で含有
していても良いが、被吸着成分を化学的に捕集するため
には。
該シート状物中の銀含有量は、平均して少なくとも0.
05meq/g以上、好ましくは0.5meQ/g以上
、特に好ましくは1 、0meq/9以上である。
該シート状物は9通気性が高い方が好ましいが。
あまり良すぎても吸着効率が悪くなるので目付邑として
303/尻以上、好ましくは50〜10009/尻であ
る。
該銀結合イオン交換繊維シート状物を、公知の方法でエ
レクトレット化された繊維からなるシート状物と積層し
て用いると一層都合が良い。原子力施設から排出される
放射性物質は粉塵と一緒に放射性ダストとしても存在す
る。このため該エレクトレット化シート状物によって放
射性ダストを捕集し、該銀結合イオン交換繊維によって
ガス状の放射性ヨウ素を捕集する方法がフィルターの寿
命あるいは効率の点で好ましい。
さらに1本発明に係るヨウ素化合物の捕集材は現行ヨウ
素捕集材と併用しても勿論良い。
本発明に係るヨウ素化合物の捕集材は、天然ガス、かん
水等からのヨウ素の回収や原子力施設からの廃ガス中お
よび廃液中に含有する放射性ヨウ素化合物の除去に有効
に利用される。また、原子力施設における定期点検時、
事故発生時、あるいは作業員の常備マスクや緊急用簡易
マスク、さらにはエアーフィルター等に広く利用できる
[実施例] 以下実施例において2本発明を具体的に説明するが1本
発明は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例 試料N001 多芯海島型複合繊維(未延伸糸)、海成分(ポリスチレ
ン)/島成分(ポリエチレン)=50150(局数16
.繊維直径34μm)を長さ0゜5#に切断してカット
ファイバーを得た。該カットファイバー1重量部を市販
の1級WL酸7.5容量部とパラホルムアルデヒド0.
15重量部からなる架橋・スルホン化液に加えso’c
で4時間反応処理した後水洗し、スルホン酸基を有する
カチオン交換繊維を得た(交換容ff12.8meq/
y、含水度1.3)。得られたカチオン交換繊維を50
°Cで熱風乾燥し、この乾燥したイオン交換繊維に0.
5M濃度の硝酸銀水溶液を該イオン交換繊維の総交換基
の量に対して1.1倍当量になるように加えて2時間撮
とうした。濾過後、良く水洗し脱水、乾燥することによ
って本発明の銀を結合したイオン交換繊維を得た。下記
volhard法により測定した銀の最は2.3meq
、/7でおった。
なお、銀の測定は、Volhard法により次のように
にして行なった。 銀を結合した捕集材から2N−HN
O3で銀を完全に脱離し、この脱離液(銀−希硝酸溶液
)に2〜3mlの鉄ミョウバン指示薬を加え、0.1N
−KSCN標準液を用いて滴定を行ない、淡紅色が現わ
れて消失しない点を終点とした。
0.1N  KSCNlml =0.01079gAg 試料No、2 試料No、1の銀を結合したイオン交@繊維を10重量
部(乾燥型@)に対してセルロースパルプ2.5重量部
を加え、ミキサー(日立製、ミキサーVA−835>で
、水とともに1分間処理した。得られた混合パルプを熊
谷理機工業製の角型シートマシンで目付ffi 100
9 / iになるように抄紙した後、5に9部cmでプ
レスし、90°Cのドラム型回転式乾燥機で乾燥しシー
ト状物を得た。
試料No、3 ナイロンステニブルのトウが入った反応槽に。
アクリル酸1.5部、メタクリル酸4.5部、過硫酸ア
ンセン0.1部、市販の加硫剤(商品名スーパーライト
C)0.4部と水93.5部からなる水溶液を入れ浴比
1:10になるように浸漬させ、80’Cで60分間反
応させたものを水洗し。
炭酸ナトリウムを加えて60℃で30分間置換反応を行
なった後水洗することによってカルボン酸基を有するカ
チオン交換繊維を得た(交換容量3゜7 meq/g 
、含水度1.2)。
上記カチオン交換繊維を長さ0.5mに切断し酸および
アルカリ溶液で処理した後、水洗してNa型のカチオン
交換繊維を得た。
次に試料No、1と同様にして銀結合のカルボン酸基を
有するカットファイバーを得たく銀の口2.15meQ
/g>。
捕集試験 (1)ガス中のヨウ素捕集 試料N001および3のカットファイバーについては0
.5gをひょう量し15#1Φのガラス製カラムに充填
する方法で、試料No、2のシート状物については、こ
れを5枚重ねて、ガスラインフィルターホルダー(東洋
濾紙(株)f4LP−47)に装着する方法で次のよう
にしてヨウ素捕集試験を行なった。
500dの3ツロフラスコに水300dを入れ。
この中に試薬のヨウ素0.5gを投入する。窒素ガスを
所定量吹き込むことによって気化したヨウ素と窒素の混
合ガスを作り、この混合ガスを捕集材に5.1! /m
inで通すことによりヨウ素の捕集但を調べた。
ここで捕集材上流側および下流側のヨウ素濃度は、 ガ
ス検知管法く北側式二酸化窒素検知管〉で測定した。下
流側については、検知管が着色(0,11)I)m)シ
た時点をリーク点とした。    ′通気開始からリー
ク点までの時間を捕集材の有効使用時間として第1表に
示した。
(2)n−ドデカン中のヨウ素捕集 試料No、1.2および3をそれぞれ0.33(dry
)ひよう量し、これにn−ドデカン/ヨウ素溶液(ヨウ
素濃度50ppm > 5rdt7J口え撮とうする。
溶液の色(紫色)が消失するまでの時間を吸着速度とし
て第1表に示した。
(3)ガス中のヨウ化メチルの捕集 水約500d中に試薬のヨウ化メチルを約3g加え、こ
れに窒素ガスを2.7u/minで通入することによっ
てヨウ化メチルと窒素の混合ガスを作る。この混合ガス
をカラム(15mΦ)に充填したカットファイバー(試
料No、1.3>に通気した。 一方、ペーパー(試料
N0.2>5枚を装着したガスラインフィルターホルダ
ーにも通気した。試料の上流側と下流側の混合ガスをサ
ンプリングし、ヨウ化メチル濃度をガスクロ分析(GC
−FID法)により求め、捕集効率を下記式より算出し
て第1表に示した。
捕集効率(%)= (1−Co/Ci )Xi 00但
しC1;試料上流側のヨウ化メチル濃度(ppm)。
C0:試料下流側のヨウ化メチル濃度(ppn)。
比較例 試料No、4 実施例における試料No、1と同様に紡糸し切断したカ
ットファイバー1重量部を市販の1@瞳駿5容量部、水
0.5容量部とパラホルムアルデヒド0.2重量部から
なる架橋液に加え80’Cで4時間架橋反応を行なった
。次にクロルメチルエーテル8.5容量部と塩化第2ス
ズ1゜5容量部からなる溶液に架橋液を加え、30’C
で1時間反応した。反応終了後、10%塩醒、蒸留水、
アセトンで洗浄した。クロルメチル化糸を30%トリメ
チルアミン水溶液10容最部に加え、30’Cで1時間
アミノ化して水洗した。ざらに塩酸で処理してから水洗
することによってトリメチルアンモニウムメチル基を有
するアニオン交換繊維を1ひた(交換容量2.4meQ
#?、含水度1.8) 該アニオン交換繊維をアルカリ
で活性化した。これを用いて実施例の捕集試験(1)、
 (2)、 (3)と同様にしてヨウ素捕集性を調べ第
1表に示した。
試料No、5 市販のイオン交換樹脂((株)オルガノ社製アンバーラ
イト200C)を酸で活i生化後実施例と同様にして銀
を結合しく銀の量2.5meq/y>、次に実施例の捕
集試験(1)、 (2)、 (3)にならって、ヨウ素
捕集性を調べ第1表に示した。
試料No、6.7 市販の銀結合ゼオライト((株)ニツタ製 八〇−40
0B3 >  (試料No、6>とトリエチレンジアミ
ンを含浸させた活性炭(SUTCLIFFE、5PEK
HAN C0、、Ltd、製  ACTIV八TEDへ
 CARBON  208C,5TEDA  )  (
試料NO−7)を用いて、実施例の捕集試験(1)、(
2)、 (3)にならってヨウ素の捕集性を調べ第1表
に示した。
以上の結果比較例の捕集材にくらべて2本発明に係るヨ
ウ素化合物の捕集材はヨウ素およびヨウ化メチルの両者
を捕集することができ、かつ捕集四、補集速度、捕集効
率の点でもすぐれていた。
第1表 [発明の効果] 本発明に係るヨウ素化合物の捕集材は、ヨウ素の回収は
勿論、原子力#、股から排出される放射性廃棄物中のヨ
ウ素化合物の除去にも有効に利用できる。又、補集量、
捕集速度、捕集効率の総合的な捕集性能にすぐれている
ことから捕集効果に対して高い信頼性を有している。し
たがって、原子力施設の作業者は勿論のこと、近隣の地
域住民がマスクなどの保護具として常備すれば安全かつ
不安解消にもなる。ざらに軽量化、コンパクト化が容易
である。本発明に係るヨウ素捕集材をヨウ素の回収・除
去に利用すれば少量の捕集材で、高速処理することがで
きるので経済的である。
ざらに、原子力施設からの廃棄物の減容化にも寄与でき
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)イオン交換繊維に銀を結合してなるヨウ素化合物
    の捕集材。
  2. (2)捕集材がシート状物である特許請求の範囲第(1
    )項に記載のヨウ素化合物の捕集材。
JP61153989A 1986-07-02 1986-07-02 ヨウ素化合物の捕集材 Pending JPS6312345A (ja)

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