JPS63123412A - フイルタ装置のブロ−ダウン方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はフィルタ装置のブローダウン方法に関し、更に
特定して述べると、ケイソウ土等を濾過材として用い九
フィルタ装置の１０−ダウン方法に関する。

（従来の技術） 例えば、放電加工機用の加工液を循環使用するため、使
用済みの加工液をフィルタ装置に通しその加工液内に混
じっている不純物を取シ除くことが一般に行なわれてい
る。この種のフィルタ装置として、フィルタタンク内に
濾過隔壁を設け、これによシ区刺されて得られた濾過室
内にクイック土を入れ、このケイソウ土と濾過隔壁とに
よって使用済み加工液を濾過する構成のものが用いらｎ
ている。この構成のフィルタ装置においてケイソウ土に
より濾過隔壁が目づまシを起した場合、従来では、フィ
ルタ装置の入力ポート及び出力デートを閉じ、濾過隔壁
の取出し側に別途設けられた空気送入口よシ濾過室内に
空気を送り込み、これによシ濾過隔壁に付着したケイソ
ウ土を吹き落し、しかる後、クイック土を含んだ使用済
みの加工液をフィルタタンク内の底部付近に設けられて
いる濾布によって濾過することにより濾過隔壁の目づま
りに対処していた。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、この従来方法によると、濾過隔壁に付着したケ
イソウ土を吹き落した後濾布によって濾過すべき加工液
とケイソウ士との混合物の１は、相当の！（例えば、通
常のこの種のフィルタ装置で１６０ｔの加工液と３を程
度のケイソウ土）となシ、フィルタ装置のブローダウン
処理に要求される時間はかなり長いものであった。この
ため、加工の中断を避けるためには、フィルタ装置を少
なくとも２台配設し、一方がブローダウン処理を行なっ
ている場合には、他方のフィルタ装置を稼動させる構成
をとらざるを得ない場合も生じ、設備コストが高くなっ
てしまうという問題点を有している。

本発明の目的は、シ九がって、フィルタ装置内のケイソ
ウ土等の濾過材のブローダウンを短時間で行なうことが
できるようにしたフィルタ装置のブローダウン方法を提
供することにある。

（問題点を解決するための手段） 本発明の方法は、フィルタタンク内の濾過隔壁に付着し
たケイソウ土等の濾過材をブローダウンするための方法
において、濾過すべき液体と濾過材との混合体をフィル
タタンク内から排出し、しかる後、フィルタタンクの出
口側より濾過隔壁に対してエアを吹きつけて濾過隔壁に
付着している濾過材を吹き落して除去する点に特徴を有
する。

（作用） フィルタタンク内にある、濾過すべき液体を排除してか
ら濾過隔壁に付着した濾過材を吹き落すので、吹き落さ
れた濾過材はほぼケーキ状となっておシ、吹き落しによ
シ得られる濾過材を含む液体の処理が著しく簡単となる
。

（実施例） 以下、図面を参照しながら本発明の方法につき詳細に説
明する。

図面には、使用済み放電加工液を循環使用するため使用
済み放電加工液を濾過するために使用さり、フィルタタ
ンク２の内部には、下端が閉じられた筒状の濾過隔壁３
が配設されている。濾過隔壁３は適宜の公知の濾過部材
から成シ、その上端はフィルタタンク２内の上壁２ａに
固着されているＴ字型のパイｆ４の下端部４ａに接続さ
れている。パイプ４の水平部４ｂには開閉弁５，６が設
けられておシ、開閉弁５は、フィルタ装置１によって濾
過された加工液を受は取るための図示しないタンクに連
通している出力管７に接続され、開閉弁６は管８を介し
て圧縮空気が蓄積されているエアタンク９に接続されて
いる。

フィルタタンク２の底部付近には濾布１０が配設さｎて
おシ、これによりフィルタタンク２内が、それより上部
の濾過室１１と、そｎより下部の排液室１２とに区劃さ
れている。

濾過室１１には濾過材としてケイソウ±１３が入れられ
ておシ、開閉弁１４を開くことによシ管１５″Ｉｋ介し
て使用済みの放電加工液が濾過室１１内に流入し、ケイ
ソウ±１３と濾過隔壁３との協働作用によシ使用済み加
工液が濾過され、濾過された加工液は濾過隔壁３の内側
に溜められる。

フィルタタンク２の底部には排出口１６が形成されてお
シ、排出口１６は開閉弁１７を介して排出管１８に連通
している。排出管１８は図示しない加工液タンクに接続
されており、開閉弁１７を開くことによシ濾布１０によ
って濾過された放電加工液を排出管１８を介して図示し
ない加工液タンクに戻すことができる。

次に、図面に示すフィルタ装置１によシ使用済み加工液
ｔｌ−濾過する方法について述べると、開閉弁６ｊ１７
を閉じた状態で、開閉弁５，１４を開き、使用済み加工
液を濾過室１１内に導入する。

使用済み加工液の供給源（図示せず）はフィルタ装置１
よシも高い位置にあシ、一方濾過された加工液を回収す
るための加工液タンク（図示せず）はフィルタタンク２
の排出口１６より低い位置に配置されているので、この
差による圧力で使用済み加工液は濾過隔壁３を通って濾
過され、濾過された加工液はパイプ４に入シ、開閉弁５
及び管７を介して回収される。

次に、ケイソウ土１３が濾過隔壁３の外周面に付着し、
その厚みが次第に増加すると共にケイツク±１３による
濾過隔壁３の目づまり状態が生じた場合に実行される、
本発明の方法によるケイソウ±１３のブローダウン方法
について説明する。

先ず、開閉弁５を閉じ、開閉弁１４より濾過室１１内の
液体を排出させる。この場合、開閉弁１４より排出せし
められる液体は使用済み加工液とケイソウ土との混合体
であり、開閉弁１４からの排出液体は別途用意した排液
タンクに一時収納しておくようにするのが好ましい。

このようにして濾過室１１内の液体の排出がほぼ完了し
九ならば、開閉弁１４を閉め、開閉弁６及び１７を開き
、エアタンク９内の圧縮空気をパイプ４を介して濾過隔
壁３の内側に供給し、濾過隔壁３に付着しているケイソ
ウ±１３を空気圧によシ吹き落す。圧縮空気は、濾過隔
壁３及び濾布１０を介して排出口１６から逃げ、一方、
吹き落されたケイソウ±１３はケーキ状の塊となって濾
布１０の上に堆積し、ケイツク±１３に含浸されてい友
加工液は濾布１０によって分離され、排出口１６から回
収される。塊となったケイソウ±１３はフィルタタンク
２の側面に設けられた扉１９を開き、ここから外部に取
り出すことができる。

このような方法によると、フィルタタンク内の液を抜き
取っ九後に圧縮空気等を逆方向に流すことにより濾過隔
壁に付着したケイソウ土を吹き落して処理するので、ブ
ローダウン時に行なわなければならない加工液の濾過量
は従来に比べて少なくて済み、シ九がってブローダウン
に要する時間を著しく短縮することができる。このため
、ブローダウンのための加工中断時間は短時間で済むの
で、フィルタ装置ｌを１つだけにすることができ、フィ
ルタ装置を２つ以上必要としていた従来の場合に比べ、
設備コストを著しく低減させることができる。

上記実施例では、フィルタ装置を使用済み放電加工液の
再生のために使用した場合について述べたが、他の用途
に用いた場合であっても本発明の方法を適用することが
できることは勿論である。

（発明の効果） 本発明の方法によれば、ケイソウ上等の濾過材を吹き落
す場合に、タンク内にある濾過すべき液体を濾過材と共
に一旦外部に排出した後、濾過隔壁に付着している濾過
材を吹き落すので、ブローダウン時に濾過処理しなけれ
ばならない液量は著しく少なくて済み、従来に比べてブ
ローダウンに要する時間を著しく短縮することができ、
極めて効率のよい運転を期待することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の方法によるブローダウン方法を説明する
ため、一部断面して示されるフィルタ装置の概略図であ
る。 １・・・フィルタ装置、２・・・フィルタタンク、３・
・・濾過隔壁、５，６，１４．１７・・・開閉弁、９・
・・エアタンク、１０・・・濾布、１１・・・濾過室、
１３・・・ケイソウ土、１６・・・排出口。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、フィルタタンク内の濾過隔壁に付着したケイソウ土
   等の濾過材をブローダウンするための方法において、濾
   過すべき液体と濾過材との混合体を前記フィルタタンク
   内から排出し、しかる後、前記濾過隔壁の内側からエア
   を吹き付けて前記濾過隔壁に付着している前記濾過材を
   吹き落すことを特徴とするフィルタ装置のブローダウン
   方法。