JPS63123188A - 移動体量計測装置 - Google Patents

移動体量計測装置

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JPS63123188A
JPS63123188A JP26945886A JP26945886A JPS63123188A JP S63123188 A JPS63123188 A JP S63123188A JP 26945886 A JP26945886 A JP 26945886A JP 26945886 A JP26945886 A JP 26945886A JP S63123188 A JPS63123188 A JP S63123188A
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monitoring
moving object
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Hiromitsu Ishii
弘允 石井
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隆 小野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、C′CDラインセンサ等の蓄積型光検出器に
より移動体が監視面を通過した数、例えば建物等に出入
りする人の数を計測して表示する移動体量計測装置に関
する。
(従来技術) ゛本願発明者等は、この種の移動体量計測装置として、
建物の出入口等の監視面に2本の白線でなる監視ライン
を引き、この監視面上を通過する移動体による監視ライ
ンの輝度変化をCCDラインセンサで受光して移動体の
移動方向および数を検出し、例えば建物内に残っている
人数を計測して表示するようにした装置を提案している
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の移動体量計測装置にあ
っては、複数の人が横に肩を並べて監視面を同時に通過
したような場合については、監視ラインで生じた輝度変
化の横幅を判別基準となる規定の横幅で割ることで通過
人数を判別しているが、例えば子供を背負った人が監視
面を通過したような場合については、通過人数は1人と
判断してしまい、例えば建物を出る際に、入場時には背
負っていた子供を降して手をつないで退出したような場
合には、入場時と退出時の判別人数が異なることから誤
った計測結果を生ずる恐れがあった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、複数の移動体が前後に重なって監視面を通過した
としても、正確に通過数を検出できるようにした移動体
量計測装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明にあっては、2本の監視
ラインを備えた監視面の移動体の通過による輝度変化を
蓄積型光検出器で検出し、この蓄積型光検出器の受光情
報から移動体の通過速度(V)を演算すると共に、通過
速度(V)から予め定・めた大きさをもつ基準移動体1
つ当りの監視面通過時間(K)を求め、受光情報から実
際に得られた移動体の監視面通過時間と基準移動体1つ
当りの通過時間(K>とに基づいて前後に重なった移動
体の通過数を演算するようにしたものである。
(作用) このような本発明の構成によれば、前後に重なった状態
で複数の移動体が同時に監視面を通過したとしても、そ
の時の移動体の通過速度に基づいて予めさだめた大きさ
の基準移動体1つ当りの通過時間を求め、この基準移動
体1つ当りの通過時間で実際に得られた移動体通過時間
を割ることで移動体の数を求めることができ、子供を背
負った人等が通過しても通過人数を2人と判別して正確
な計測結果を得ることができる。
(実施例) 第2図は本発明の装置構成の概略を示したブロック図で
ある。
第2図において、1,2は蓄積型光検出器としての電荷
結合ディバイス(以下rccDCCDセンサう)であり
、第3図に示すように、複数の受光画素3a〜3nを直
線的に配列した構造を持ち、各受光画素に光が当たると
読出タイミングで定まる一定の蓄積時間(露光時間)に
亘る入射光の積分量に比例した蓄積電荷を得ることがで
きる。
このような構造を持つCCDセンサ1,2について、本
発明にあっては受光データに基づく通行量の演算処理に
使用するデータとして、すべての受光データを使用せず
、第3図に斜線部で示すように、例えば4つ置きの受光
データAI、A5゜−−−An−1及びB2.B6.・
・・Bnを受光データを記憶したメモリからジャンピン
グアドレスの指定で読出して演算処理を実行するように
している。
更に、−例を具体的に説明するならば、例えばCCDセ
ンサ1,2としては、2048個の受光画素を直線配列
したものを使用し、16個置きの受光データを読出して
データ処理を行なう。ここで、後の説明で明らかにする
光学系の構成によってCCDセンサに結ばれる受光画素
1つ当りの監視面の監視長さが例えば0.25cmであ
ったとすると、16個置きの受光データを読込むことは
、監視面上で4cm毎の受光データをメモリから読込ん
でデータ処理を行なうことを意味する。
このように直線配列された受光画素から得られた受光デ
ータのうち一定間隔毎に間を置いて読出した受光データ
をデータ処理することで1ライン当りの画素数が多くて
も高速データ処理が可能となる。
尚、受光画素に対応したデータ処理に使用する受光デー
タの密度は、例えば移動体を人とした場合、人の通過を
検出できる範囲内で決定され、且つ人を検出できる範囲
内で可変することができる。
次に、2台のCCDセンサ1,2で監視する監視面の構
造及び検出光学系を説明する。
この実施例は検出対象となる移動体として人の通過を例
に取ると、建物の玄関口等の床面4には光源設置溝18
が形成され、この光源設置溝18の中に螢光灯20を上
向きに複数本長手方向に並べて配置し、螢光灯20の上
部となる溝開口部にはガラス窓で成る保護カバー22を
設けている。
この床面4は他の例として第4図の平面図に示すように
、斜線部で示す遮光部により監視ラインA、Bを形成す
る透明または乳白色の透過窓を備えており、この透過窓
によってライン光源を形成している。
再び第2図を参照するに、床面4に設けたライン光源で
成る2本の監視ラインA、Bの映像は、人が通過する移
動方向に対して上面より反射ミラ=5で反射して集光レ
ンズ6に入射し、監視ラインAの映像については集光レ
ンズ6がらハーフミラ−7で反射してCCDセンサ1に
像を結ばせ、一方、監視ラインBについては集光レンズ
6がらハーフミラ−7を透過してCCDセンサ2に像を
結ばせる。このような光学系により監視ラインA。
BはCCDセンサ1,2における受光画素1つ当りにつ
き、例えばライン上でそれぞれ0.25cmに像が縮小
されて結像される。
一方、監視ラインA、Bは、この実施例では一例として
建物の外側に監視ラインAを設置し、建物の内側に監視
ラインB@−設置している。ここで平行に形成された監
視ラインAとBの間隔lは移動体の大きさによって定め
られ、例えば移動体を人とした場合、L=8.5cm程
度に定められる。
また、監視ラインA、Bの横幅は出入口の大きさによっ
て決まる。
再び第2図を参照するに、CCDセンサ1,2はCOD
駆動回路8からの転送りロックを受けて一定の蓄積時間
毎に受光信号を出力している。
CCDセンサ1,2の出力はA/D変換器9a。
9bのそれぞれで受光レベルに応じたデジタル信号に変
換され、マルチプレクサ10に与えられる。
ここでCCDセンサ1,2は例えば2048個の受光画
素を備えていることから、1台毎に順次読出した場合に
は読出し時間が長くなるため、A/D変換器9a、9b
の2系統を設け、並列的に交互に受光信号を読出して高
速処理を可能にしている。
マルチプレクサ10に続いては受光データに背景処理を
施すための背景処理回路11及びRAM12a、12b
が設けられる。
RAM12aには監視ラインA、B上に人の通過がない
定常状態で得られたAライン及びBラインの受光データ
が書込まれ、この書込まれた受光データが背景処理回路
11に対する背景処理変換のだめの背景基準データとし
て使用される。
例えば、背景処理回路11はRAM12aに記憶された
背景基準データからマルチプレクサ1゜を介してリアル
タイムで得られる受光データを差し引いて背景の影響を
受けない受光データを作り出す。
一方、背景データの記憶に使用されていない他方のRA
M12bに対しては、マルチプレクサ10を介して受光
データの書込みがリアルタイムで行なわれており、必要
に応じてRAM12aがら12bに切換えることで背景
基準データのリフレッシュができるようにしている。
背景処理回路11で背景処理が施された受光データは、
ゲート回路13を介してバッファメモリ14aまたは1
4bに書込まれる。バッファメモリ14a、14bはゲ
ート回路15を介して通行量計測のための演算処理を実
行する演算処理部16に接続される。
ここで、バッフ7メモリ14a、14bの2台を設ける
理由は、一方のバッフ7メモリ、例えばバッファメモリ
14aにゲート回路13を介して受光データの書込みを
行なっているときには、他方のバッファメモリ14bを
ゲート回路15を介して演算処理部16に接続し、バッ
フ7メモリ14bに既に記憶されている受光データを演
算処理部16に読込んでデータ処理を行なう。
このように一方のバッフ7メモリの書込み中に他方のバ
ッフ7メモリのデータを演算処理することができるため
、CCDセンサ側と演算処理部16側とのタイミング合
せが不要となり、CCDセンサ1,2からの受光データ
の転送と演算処理部16によるデータ処理とを独立させ
ることができる。
演算処理部16は例えばCPUによるプログラム制御で
実行され、ゲート回路15で選択しているいずれか一方
のバッファメモリ14aまたは14bに記憶している受
光データを所定のデータサンプリング周期T1例えばT
=1ms毎に読込んで通行量計測のための演算処理を行
なう。
この演算処理部16における通行量計測のための演算処
理は本願発明者等が既に提案している特願昭60−19
0297号等に開示されたと同様な処理を行なう。
更に、演算処理部16は上記の通行量計測処理に加え、
後の説明で明らかにする複数の移動体が前後に重なって
監視ラインを通過した場合の通過人数の判別処理を行な
う。
第1図は第2図の演算処理部16に設けられた複数の移
動体が前後に重なって監視ラインを通過したときの人数
判別を行なうための一実施例を示したブロック図である
まず、第1図の実施例における人数判別の基本原理を第
5図の監視ラインに対する人の通過状態を参照して説明
すると、次のようになる。
第5図は監視ラインA、Bに対し監視ラインA側より2
人の人M1.M2が前後に重なって通過する状態を示し
た説明図である。具体的には、人M1が子供M2を背負
って通過するような場合となる。
このような人M1.M2の通過に対しまず第5図(a)
に示すように、監視ラインAの移動体M1による輝度変
化の幅Wが予め定めた規定幅、例えばW=20Cmに達
したとき所定周期Tで行なっている監視ラインA、Bの
データサンプリングの回数をカウンタにより計数動作を
開始する。
続いて第5図(a)の状態からある時間が経過すると、
第5図(b)に示すように、移動体M1が監視ラインB
に達し、監視ラインBの移動体M1による輝度変化の幅
がW=20Cmに達したとき、カウンタによりAライン
通過時から開始したデータサンプリングの回数、例えば
Nの値をに=N1としてセットする。即ち、このkは移
動体M1が監視ラインAに達してから監視ラインBに達
するまでのサンプリング回数となる。
そこで、監視ラインAに移動体M1が達してから監視ラ
インBに達するまでのサンプリング回数(k)に基づい
て次式により移動体の通過速度(V)を計算する。
V−fL/(kXT)  [m/S]・・・(1)但し
、1はライン幅 このようにして移動体の通過速度(V)が求められたな
らば、計測対象となる移動体、即ち人の判別基準となる
大きさが予め定まっており、例えば基準となる人の胸幅
L=190mに設定していたとすると、前記第(1)式
で得られた通過速度(V)と基準移動体である人につき
予め定めた胸幅L=190mに基づいて、基準移動体1
人当たりのAライン通過時間(K)は、 K=L/V  [sec]・・・(2)として求まる。
更に、第5図(a)の監視ラインAに移動体M1がさし
かかってから、即ち、監視ラインAtfiW=20cm
以上となったときから後に重なっている移動体M2が第
5図(C)に示すように、監視ラインA@+&け出すま
で、即ち、監視ラインAがW=200m以下となったと
きまでのカウンタで得られたサンプリング回数をm=N
2としてセットし、このサンプリング回数(m)に基づ
いて通過人数(M)を、 M=  (mxT)/K   [人コ−−−(3)とし
て求める。即ち、第(3)式は、第5図(a)に示すよ
うに先頭の移動体M1が監視ラインAにさしかかってか
ら後ろについている移動体M2が第5図(C)のように
監視ラインAを扱けるまでの通過時間(mxT)を前記
第(2)式で求めた単位移動体1人当たりのAライン通
過時間(K>で割って通過人数Mを求める。
この第(3)式で与えられる通過人数Mの判断として例
えば通過人数Mが、 05M<1.5 の条件を満足しているときは通過人数M=1人と判別し
、また通過人数Mが、 1.5≦M<2.5 の条件を満たしているときは通過人数M=2人と判別す
る。
次に、第5図に基づいて説明した前後に重なった移動体
の通過人数の判別分離を実現するための第1図の装置構
成を説明する。
まず24はデジタルコンパレータであり、所定のサンプ
リング周期T毎にAラインデータが入力され、基準電圧
源25によって設定した移動体判別の最小ライン幅Wと
比較する。このためデジタルコンパレータ24はAライ
ンデータが基準電圧源25で設定された最小ライン幅W
の輝度変化を生じたときにHレベル出力を生ずる。デジ
タルコンパレータ24の出力はサンプリングパルスを計
数するカウンタ26に与えられており、デジタルコンパ
レータ24のHレベル出力でカウンタ26がリセットさ
れ、このリセットされたときからサンプリングパルスの
計数を開始する。即ち、カウンタ26は第5図(a)に
示すように移動体M1が監視ラインAにさしかかって輝
度変化の最小ライン幅Wが例えばW=200mに達した
ときからサンプリングパルスの計数を開始する。
一方、デジタルコンパレータ27にはBラインデータが
与えられており、デジタルコンパレータ27にはデジタ
ルコンパレータ24と同様、基準電圧源25によって人
のライン通過を判別するための最小ライン幅Wが設定さ
れており、第5図(b)に示すように、Bラインデータ
の輝度変化の幅が最小ライン幅Wを超えたときにHレベ
ル出力を生ずる。更に、Aラインデータはデジタルコン
パレータ28に与えられており、デジタルコンパレータ
28には基準電圧源25によって人の通過を判別するた
めの最小ライン幅wIfim定され、デジタルコンパレ
ータ28はAラインデータの移動体による輝度変化の幅
が第5図(C)のように最小ライン幅W以下となったと
きにHレベル出力を生ずる。
即ち、デジタルコンパレータ24は第5図(a)に示す
ように移動体M1がAラインにさしかかった状態を検出
し、デジタルコンパレータ27は第5図(b)に示すよ
うに移動体M1が監視ラインBにさしかかった状態を検
出し、更にデジタルコンパレータ28は第5図(C)に
示すように、うしろについている移動体M2が監視ライ
ンAを抜けた状態を検出する。
カウンタ26の計数出力はラッチ回路29,30に与え
られており、前記の例であればラッチ回路29はデジタ
ルコンパレータ27のHレベル出力でカウンタ26の計
数出力N1をN1=にとしてラッチし、一方、ラッチ回
路30はデジタルコンパレータ28のHレベル出力でカ
ウンタ26の計数出力N2をN2=mとしてラッチする
。即ち、ラッチ回路29は第5図(a)(b)に示すよ
うに、監視ラインAに移動体がさしかかってから監視ラ
インBに達するまでのサンプリング回数(k)をラッチ
し、ラッチ回路30は監視ラインAに移動体が達してか
ら監視ラインA@扱は出すまでのサンプリング回数(m
)をラッチする。
ラッチ回路29の出力は速度演算部31に与えられてお
り、速度演算部31は前記第(1)により通過速度(V
)を演算する。この速度演算のためライン幅(1)及び
サンプリング周期(T)が定数として設定されている。
速度演算部31の出力は通過時間演算部32に与えられ
、通過時間演算部32は前記第(2)式により基準移動
体1人当たりのAライン通過時間(K)を演算し、この
ため基準移動体の胸幅(L)が定数として設定されてい
る。
通過時間演算部32の出力は人数演算部33に与えられ
、人数演算部33はラッチ回路30にラッチされたサン
プリング回数(m>と通過時間演算部32からの通過時
間(K)及びサンプリング周期(T)の定数とに基づい
て前記第(3)式の演算を実行して通過人数Mを求める
。人数演算部33の出力は人数判別部34に与えられ、
人数判別部34は演算された人数Mが、 0≦M<1.5  のとき M=1[人]1.5≦M<
2.5  のとき M=2[人]2.5≦M<3.5 
 のとき M=3[人]として最終的に通過人数を判別
する。
次に、第1図の実施例の動作を第6図のフローチャート
を参照して説明する。今、第5図(a)に示すように移
動体Ml、M2が前後に重なって監視面を通過する場合
を例にとると、まずブロック40で所定のサンプリング
周期TをもってAラインデータ及びBラインデータを読
込み、次の判別ブロック42においてAラインデータが
移動体を判別するための最小ライン幅W以上となるか否
かチェックしている。
第5図<a>に示すように先頭の移動体M1がAライン
にさしかかってAラインデータの輝度変化の幅が最小ラ
イン幅Wを超えると、ブロック44に進んでサンプリン
グ回数を表わすカウンタのカウント数Nをインクリメン
トする。続いて、ブロック46で次のサンプリング周期
におけるデータサンプリングを行ない、判別ブロック4
8でBラインデータが最小ライン幅Wを超えるか否かチ
ェックする。
所定のデータサンプリングを繰り返した後に第5図(b
)に示すように先頭の移動体M1がBラインにさしかか
ってBラインデータが最小ライン幅Wを超えると、ブロ
ック50に進んでこのときのカウンタのカウント数が例
えばN1の値であれば、k=N1にセットする。続いて
、ブロック52で通過速度(V)を前記第(1)式に基
づいて計算し、更にブロック54に進んで基準移動体1
人当りのAライン通過時間(K>を前記第(2)式で求
める。
続いて、ブロック56でサンプリング回数が進むにつれ
カウンタをインクリメントした後、ブロック58で次の
サンプリング周期におけるA及びBラインデータのサン
プリングを行ない、判別ブロック60においてAライン
データが最小ライン幅W以下になるか否かチェックする
。所定のサンプリング回数の経過後にAラインデータが
最小ライン幅W以下になると、即ち第5図(C)に示す
ように移動体M2がAラインを通過すると、そのときの
カウント数、例えばN2をブロック62に示すようにm
=N2にセットし、ブロック64で通過人数Mを前記第
(3)式に基づいて計算する。
ブロック64で通過人数(M)が演算されたならば、次
の判別ブロック66において通過人数(M)が0以上で
且つ1.5より小さいか否かチェックし、もしこの条件
を満足していればブロック62に進んで通過人数M=1
人とし、ブロック70でカウント数NをN=Oにリセッ
トして再びブロック40の処理に戻る。
一方、ブロック64で演算された通過人数(M)が判別
ブロック66の条件を満足しないときには、判別ブロッ
ク72に進んで通過人数(M)が1゜5以上で2.5よ
り小さいか否かチェックし、この条件を満足していると
きにはブロック74で通過人数M=2人としてブロック
70を介して再びブロック40に戻る。尚、判別ブロッ
ク66の条件を満足しないときには、例えば通過人数M
が2゜5以上で且つ3.5より小さいか否かチェックし
、この条件を満足するときにはM=3人と判別するよう
になる。従って、前後に重なる人の人数は2Å以上であ
っても充分な判別処理が可能である。
第7図は第2図の演算処理部16で行なわれる複数の移
動体が前後に重なって通過するときの判別処理の他の実
施例を示したフローチャートである。この第7図のフロ
ーチャートの判別処理の原理を第8図を参照して説明す
ると次のようになる。
第8図(a)は前後に重なった移動体M1.M2が監視
ラインAにさしかかった状態を示しており、移動体M1
の監視ラインAにおける輝度変化の最小ライン幅がWに
達したとき、A及びBラインデータのサンプリング回数
の計数を開始する。
続いて、所定のサンプリング回数後に第8図(b)に示
すように先頭の移動体M1が監視ラインBにさしかかっ
た状態、即ち、移動体M1による監視ラインBの輝度変
化の幅が最小ライン幅Wを超えたことを検出し、第8図
(a)から第8図(b)までのサンプリング回数を(k
)とすると、■=1/(k十丁)  [m/S]・・・
(4)により移動体の通過速度(V)を求めることがで
きる。
このようにして移動体の通過速度(V)が求められたな
らば、基準移動体としての人の胸幅(L)が例えばL=
200mと予め定まっていることから、胸幅(L)の人
(基準移動体)が監視ラインAを通過するに要する通過
時間(K)を、K=L/V [SeC]  ・・・(5
)として演算する。
このように胸幅(L)をもつ移動体1人の監視ラインA
間の通過時間(K)が得られたならば、第8図(a)に
示すAラインに移動体M1が達してから第8図(C)に
示すように後ろに重なっている移動体M2が監視ライン
Bを扱けるまでのサンプリング回数(m>から、 M= (m−k)T/K  [人]−−−(6)により
通過人数(M)を求める。
勿論、前記第(6)式で求めた人数(M)は、小数点以
下の数値を含むことから、 0≦M<1.5 1.5≦M<2.5 2.5≦M<3.5 の条件を満足するか否かによって通過人数1人、2人、
3人・・・と判別する。
そこで、第7図のフローチャートに基づいて具体的に人
数判別の処理を説明すると、次のようになる。
まず、ブロック40からブロック58までの通過速度(
V)の演算は第6図のフローチャートと同じであるが、
次の判別ブロック72においては、Bラインデータが最
小ライン幅W以下になるか否か、即ち第8図(C)に示
すように後ろに重なった移動体M2がBラインを扱ける
か否かチェックしており、Bラインを扱けるとそのとき
のカウント数Nの値をm=N3としてブロック68でセ
ットし、ブロック80において前記第(6)式から人数
(M)を演算する。ブロック80で人数(M)を計騨し
た後の判別ブロック66以降の処理についても第6図の
フローチャートと同じになる。
また、第7図のフローチャートを実施するためのブロッ
ク構成としては、第1図におけるデジタルコンパレータ
28をBラインデータが最小ライン幅以下となったとき
にHレベル出力を生ずるように構成し、また人数演算部
33に対する入力としてラッチ回路29の出力kを入力
すればよい。
尚、上記の実施例は移動体として人の通過を例にとるも
のであったが、本発明はこれに限定されず、車両や荷物
の通過量を検出することもでき、この場合には移動体の
大きさと移動速度に基づいて2本の監視ラインAとBの
間隔を適切な値に設定すればよ、い。
更に、上記の実施例においては、移動体を移動方向に対
し上面から監視するように構成したが、ライン光源を天
井面に設置し、下面から監視するようにしてもよい。
(発明の効果) 以上説明してきたように本発明によれば、2本の監視ラ
インを備えた監視面の移動体の通過による輝度変化を蓄
積型光検出器で検出し、この蓄積型光検出器の受光情報
から移動体の通過速度(V)を演算すると共に、通過速
度(V)から予め定めた大きさを持つ基準移動体1つ当
りの監視面通過時間(K)を求め、受光情報から実際に
得られた移動体の監視面通過時間と基準移動体1つ当り
の通過時間(K)とに基づいて移動体の通過数を演算す
るようにしたため、例えば前後に重なった状態で複数の
移動体が監視面を通過した場合、例えば子供を背負った
人が通過したような場合にも、正確に通過数を判別する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示したブロック図、第2図
は本発明の全体構成を示した概略ブロック図、第3図は
本発明で用いるCODラインセンサの構造を示した説明
図、第4図は監視面の平面図、第5図は2つの移動体が
前後に重なって監視面を通過する状態を示した説明図、
第6図は第1図の実施例によるよる人数判別処理を示し
たフローチャート、第7図は本発明による他の人数判別
処理を示したフローチャート、第8図は第7図の判別処
理による移動体の監視面通過状態を示した説明図である
。 1.2:CODセンサ 3a〜3n:受光画素 4:監視面 5:反射ミラー 6:集光レンズ 7:ハーフミラ− 8: CCD駆動回路 9a、9b:A/D変換器 10:マルチプレクサ 11:背景処理回路 12a、12b: RAM 13.15:ゲート回路 14a、14b:バラ77メーEl、j16:演算回路 17:表示器 18:光源設置溝 20:蛍光灯 22:透過窓 24.27,28:ディジタルコンパレータ25:定電
圧源 26:カウンタ 29.30:ラッチ回路 31:速度演算部 32:通過時間演算部 33:人数演算部 34:人数判別部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 2本の監視ラインを所定間隔で平行配置した監視面上を
    通過する移動体による前記監視ラインの輝度変化を複数
    の受光画素を直列配列してなる蓄積型光検出器で受光し
    、該受光情報に基づいて移動体の数を計測する移動体量
    計測装置において、前記蓄積型光検出器の受光情報に基
    づいて移動体の通過速度を演算する速度演算手段と、 該速度演算手段で求めた通過速度に基づいて所定の大き
    さを持つ基準移動体1つ当りの通過時間を演算する通過
    時間演算手段と、前記蓄積型光検出器の受光情報から得
    られた移動体の実通過時間と前記通過時間演算手段で求
    めた基準移動体1つ当りの通過時間とに基づいて一度に
    通過した移動体の通過数を演算する通過数演算手段とを
    備えたことを特徴とする移動体量計測装置。
JP26945886A 1986-11-12 1986-11-12 移動体量計測装置 Granted JPS63123188A (ja)

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