JPS6312292Y2 - - Google Patents

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JPS6312292Y2
JPS6312292Y2 JP1980091500U JP9150080U JPS6312292Y2 JP S6312292 Y2 JPS6312292 Y2 JP S6312292Y2 JP 1980091500 U JP1980091500 U JP 1980091500U JP 9150080 U JP9150080 U JP 9150080U JP S6312292 Y2 JPS6312292 Y2 JP S6312292Y2
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JP
Japan
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valve
piston
groove
piston head
liquid
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JP1980091500U
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JPS5716067U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は液体吐出装置、さらに詳しくはピスト
ン弁とシールパツキングを用いて、圧送タンクよ
り圧入された各種液体を吐出する液体吐出装置に
関する。
(従来の技術) 従来、ピストン弁とシールパツキングを用いて
圧送タンクより供給された各種液体を吐出するに
は、第5図に示すようにピストン弁5′を空気圧
又は電磁力によつて作動させ、シールパツキング
18との間に隙間Bを形成し、該〓間Bから圧力
のかかつた液圧を吐出せしめていたのである。
(考案が解決しようとする問題点) 然しながら、前記構造に於いては、先ず第5図
イの場合吐出終了時にピストン弁5′がシールパ
ツキング18に接触してシールする際に、僅かで
はあるが液体を余分に押し出すため、液体のタレ
現象、即ち糸引きが発生する重大な欠点があつ
た。
また、同図ロの場合、前記のような液体を余分
に押し出すことはないが、糸引き防止することが
できない欠点がある。
更に、前記いずれの構造に於いても、パツキン
グ18上には案内壁19があるため、パツキング
18とピストン弁5′の接点によつてのみシール
を施してなるものであるが、完全なシールは極め
て困難であつた。
本考案は上記問題点に鑑みて考案されたもの
で、その目的とするところは吐出終了時に発生す
る液体のタレ現象、即ち所謂液体の糸引きを防止
すると共に、液圧によりシールパツキングを押圧
せしめてシールを確実に行うことができる液体吐
出装置を提出する点にある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成し、もつて従来の問題
点を解決せんとして考案されたもので、その構成
の要旨はピストンヘツド6を先端部に有するピス
トン弁5と、該ピストン弁5を内孔で前後方向に
摺動自在とさせてなるバルブ本体1とを有してな
る液体吐出装置に於いて、前記ピストン弁5とバ
ルブ本体1間の長手方向に溝部20が形成されて
なり、且つ該溝部20に液を注入させるべく溝部
20と連通した注入孔2がバルブ本体1に穿設さ
れてなると共に、該注入孔2から注入された液を
外部へ吐出させるべくバルブ本体1の先端側に前
記溝部20と連通した吐出孔16が穿設されてな
り、しかも該吐出孔16と溝部20間のバルブ本
体1内には前記ピストンヘツド6を収納する弁部
21が形成されてなり、且つ該弁部21にはピス
トンヘツド6の後面に形成されたテーパー面6′
と接合することにより前記溝部20をシールせし
めると共に該シール終了時のピストンヘツド6の
後退時にさらに僅かなピストンヘツド6の後退に
よつて溝部20側に弾力変形可能なシールパツキ
ング13が前記ピストンヘツド6より溝部20側
に設けられてなるにある。
(作 用) 従つて、上記構成を特徴とする液体吐出装置に
於いては、ピストンヘツド6の後退時に後退に応
じて溝部20側に弾力変形可能なシールパツキン
グ13を弁部21に設けたことにより、吐出終了
時にピストンヘツド6とシールパツキング13が
接合したままさらにピストンヘツド6が僅かに後
退すると、弁部21の吐出孔16側に真空発生効
果が生じ、そのため吐出孔16側に残存している
液体が前記弁部21内に吸引されることになる。
また、ピストンヘツド6のテーパー面6′とシ
ールパツキング13とは面接合し且つその接合時
には弁部21の溝部20側に圧入された液圧によ
つてシールパツキング13を押圧するため、その
接合状態が強固となり、弁部21からの液漏れを
確実に防止できる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例について図面に従つて
説明する。
第1図に於いて、1は圧送タンクに連結される
液体の注入孔2を側壁に穿設したバルブ本体で、
一端部にはキヤツプホルダー3を螺合せしめ、他
端部にはシリンダーチユーブ4が螺合されてな
る。5は前記バルブ本体1内、さらに詳しくは前
記シリンダーチユーブ4内に摺動自在に装着さ
れ、その先端部に於いて前記バルブ本体1との間
に長手方向の溝部20を形成すべく先端が小径な
ピストン弁で、先端部の台形状のピストンヘツド
6が固着され、後端はピストン7に固着されてな
る。
8は圧入エア注入用の接続継手、9はピストン
7のの戻り量を調整するアジヤストボルトでシリ
ンダーヘツドに内装着されてなる。10…は気密
用のOリング、11はピストン7とシリンダーチ
ユーブ4間に介装されたスプリングでピストン7
を常時閉じる方向にに付勢してなる。
12はシールパツキング、21はバルブ本体1
の先端部の内孔にピストンヘツド6を収納すべく
形成された弁部で、該弁部21には可撓性部材か
らなるシールパツキング13が前記ピストンヘツ
ド6より溝部20側に嵌装されてなり、その内周
突鍔13′がピストンヘツド6の後面に形成され
たテーパー面6′と面接触自在にしてなる。14
は該シールパツキング13を固定するスペーサー
リングでキヤツプホルダー3にて締付け可能とし
てなる。15は前記キヤツプホルダー3に螺合せ
しめたノズルホルダーで、該ノズルホルダー15
の中央部長手方向には前記弁部21と連通し且つ
外部に連通した吐出孔16が形成されてなる。
本実施例の液体吐出装置は以上の構成よりな
り、次にこの液体吐出装置を使用する場合につい
て説明する。
先ず、第1図の状態から圧送タンクより液体を
圧送し注入孔2から注入すると、該液体はピスト
ン弁5の先端部の隙間に充満される。
この時、圧力エアー接続用継手8から圧力エア
ーを供給すると、第2図に示すようにピストン7
はエアー圧力によりスプリング11の弾圧力を抗
してスペーサーリング14内を矢印イ方向に移動
する。
このピストン7の移動によりピストン弁5が同
方向に摺動すると同時に、ピストン弁5の先端部
のピストンヘツド6がシールパツキング13の内
周突鍔13′から離脱して隙間Aが形成され、こ
の隙間Aから圧入された液体がノズルホルダー1
5の吐出孔16から外部へ吐出される。
そして、液体が外部へ一定量吐出された時点で
圧力エアーの供給が停止されると、ピストン7が
スプリング11の弾発力により元の位置まで押し
戻されると同時に、ピストン弁5も元の方向に摺
動しピストン弁5の先端部のピストンヘツド6が
シールパツキング13の内周突鍔13′に面接合
し、前記隙間Aがなくなる。しかも、シールパツ
キング13の内周突鍔13′には圧入された液体
がその圧力により外側に押し開く作用をするた
め、内周突鍔13′がピストンヘツド6のテーパ
ー面6′に密に面接合しこの部分を確実にシール
してなる(第1図参照)。
次に、この状態からさらにピストン7が僅かに
押し戻されてピストン弁5が摺動すると摺動した
距離だけピストンヘツド6が押し戻され、その結
果可撓性ののシールパツキング13の内周突鍔1
3′が第3図のように押し込められ、キヤツプホ
ルダー3内に残留している液体が真空発生効果に
より吸引される。従つて、液体の吐出終了後に液
のタレ、糸引きの発生を確実に防止することがで
き、糸切処理が別途不要となる格別な効果を得る
に至つた。
尚、該実施例では可撓性部材からなるシールパ
ツキングに内周突鍔を形成し、該突鍔をピストン
ヘツドの移動により押し込み可能に形成してなる
が、この他第4図イのようにシールパツキング1
3aを薄く形成してもよく、また同図ロのように
バルブ本体1に形成された凹部17内に移動可能
なシールパツキング13aとしてもよく、決して
その形状は限定されない。
また、アジヤストボルト9を調整して、或いは
スプリング力とストローク長及びシールパツキン
グの形状寸法を自在に設定することによりピスト
ン7の戻り量を変化させることができ、よつて吸
込量を変化させることができる。しかも、吸込量
を一定にするため逆止弁等スピードコントローラ
を設けることも可能である。また、該実施例では
ピストン弁の駆動法としてエアー作動法の場合に
ついて説明してなるが、電磁作動式や機械作動式
等その駆動手段は問わない。
(考案の効果) 叙上のように、本考案はピストン弁のピストン
ヘツドとシールパツキングを接合させ、しかもそ
の接合時には圧入された液圧によつてシールパツ
キングを押圧するため、その接合が確実で弁部か
らの漏れが一切生じることがない。従つて、吐出
開口時の液の流れが非常にスムースとなる実益が
ある。
更に、ピストンヘツドの後退時に後退に応じて
押し込まれるシールパツキングを設けてなるた
め、吐出終了時ににピストンヘツドとシールパツ
キングが接合したままさらに僅かに後退しシール
パツキングが内側に押し込まれ、キヤツプ内に残
存している液体は真空発生効果により吸引されて
液のタレ、所謂液の糸引きが確実に防止される。
従つて、従来発生した液体のタレ、所謂糸引きが
確実に防止される格別な効果を得た。
その他、本考案に係る液体吐出装置は、接着剤
や塗料、シリコーンオイル等の自動塗布装置に使
用でき、その用途は極めて大である。また、全体
の構造が簡単で部品点数が少なく故障発生が非常
に少ない等種々の実益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る液体吐出装置の縦断面
図、第2図は吐出時の同要部縦断面図、第3図は
吸引時の同縦断面図、第4図はシールパツキング
の他実施例を示す要部断面図、第5図は従来例を
示すシールパツキングの要部断面図。 1……バルブ本体、2……注入孔、5……ピス
トン弁、6……ピストンヘツド、6′……テーパ
ー面、13……シールパツキング、16……吐出
孔、20……溝部、21……弁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピストンヘツド6を先端部に有するピストン弁
    5と、該ピストン弁5を内孔で前後方向に摺動自
    在とさせてなるバルブ本体1とを有する液体吐出
    装置に於いて、前記ピストン弁5とバルブ本体1
    間の長手方向に溝部20が形成されてなり、且つ
    該溝部20に液を注入させるべく溝部20と連通
    した注入孔2がバルブ本体1に穿設されてなると
    共に、該注入孔2から注入された液を外部へ吐出
    させるべくバルブ本体1の先端側に前記溝部20
    と連通した吐出孔16が穿設されてなり、しかも
    該吐出孔16と溝部20間のバルブ本体1内には
    前記ピストンヘツド6を収納する弁部21が形成
    されてなり、且つ該弁部21にはピストンヘツド
    6の後面に形成されたテーパー面6′と接合する
    ことにより前記溝部20をシールせしめると共に
    該シール終了時のピストンヘツド6の後退時にさ
    らに僅かなピストンヘツド6の後退によつて溝部
    20側に弾力変形可能なシールパツキング13が
    前記ピストンヘツド6より溝部20側に設けられ
    てなることを特徴とする液体吐出装置。
JP1980091500U 1980-06-30 1980-06-30 Expired JPS6312292Y2 (ja)

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JP1980091500U JPS6312292Y2 (ja) 1980-06-30 1980-06-30

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JP1980091500U JPS6312292Y2 (ja) 1980-06-30 1980-06-30

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Publication Number Publication Date
JPS5716067U JPS5716067U (ja) 1982-01-27
JPS6312292Y2 true JPS6312292Y2 (ja) 1988-04-08

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JP1980091500U Expired JPS6312292Y2 (ja) 1980-06-30 1980-06-30

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JPH065122B2 (ja) * 1984-04-27 1994-01-19 東京瓦斯株式会社 蒸気式熱搬送手段に用いられる蒸気発生器
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JPS5716067U (ja) 1982-01-27

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