JPS63122701A - 新規なシクロデキストリン誘導体及びその製法 - Google Patents

新規なシクロデキストリン誘導体及びその製法

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JPS63122701A
JPS63122701A JP26885486A JP26885486A JPS63122701A JP S63122701 A JPS63122701 A JP S63122701A JP 26885486 A JP26885486 A JP 26885486A JP 26885486 A JP26885486 A JP 26885486A JP S63122701 A JPS63122701 A JP S63122701A
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cyclodextrin
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徳田 邦明
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森井 政二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水難溶性物質の可溶化剤として、臨床検査の
分野に於ては、水難溶性の発色剤や基質の可溶化剤、安
定化剤として等の用途が期待できる新規なシクロデキス
トリン誘導体及びその製法に関する。
〔発明の背景〕
シクロデキストリン(以下、CDと略す。)はD−グル
コビラノースがα−1,4グルコシド結合により環状に
結合した環状オリゴ糖同族体でD−グルコビラノースが
6.7及び8個のα−CD、β−CD、γ−CDの三種
のもの、及びこれらのCDにマルトースが結合したマル
トシルCDがよく知られている。これら一連のCDは水
溶液中で有機化合物と混合すると速やかに包接体を形成
し、製剤の安定化、溶解性の調節、液状薬品の粉末化、
刺激性や悪臭などのマスキング、或は揮発性の調節等に
優れた効果を有する為、医薬品、農薬、食品、化粧品、
染料、溶剤などの多方面での利用が検討され、一部実用
化されている。特にCDが経口剤用の医薬品添加物とし
て認可されたのを契機に、CDの各種製剤への応用研究
は一段と盛んになった。
しかしながら、天然のα−CD、β−CD。
γ−CDはいずれも水に対する溶解度が充分でなく、ま
た、現在の醗酵技術ではβ一体が選択的に生成される為
、比較的水溶性の良好なα一体。
γ一体は副生物に過ぎず、研究用はともかく工業的に使
用するには問題がある。
一方、天然のCDは物性(溶解性、含水率等)。
包接能、体内動態など生物学的利用能(バイオアベイラ
ビリティ)に幾つかの難点があることが指摘され、用途
に制限があることが明らかとなるにつれ、その改善方法
の一環としてシクロデキストリンの水酸基に種々の置換
基を導入して物性の改善や機能性を高める工夫が近年盛
んに行われるようになってきた。しかしながらCDの包
接力はファンデルワールス力、イオン−双極子開力、水
素結合、疎水相互作用、電荷祁動力等種々の分子間力の
一部又は全てが関与している可能性があり水溶性を増加
させると包接力の低下や局所刺激性が増加することがあ
るので、置換基の導入に当ってはその辺の兼ね合いが非
常に難しい。
一方、CD又はCD誘導体を経口剤や生薬に使用した場
合、薬剤の生体膜への吸収促進現象を、rCD複合体は
吸収されず、遊離の薬物のみが吸収される」という仮説
に基づいて判断すると溶解速度が大で複合体の安定度定
数が小さいもの程、吸収効率は高くなる筈であり、従っ
て包接力については、ゲスト−ホストの包接平衡を使用
する目的に応じていかに効率良く制御するかが重要であ
って必ずしも安定度定数の大きいものが良いとは限らな
い。また注射液や点眼剤では安全性や使用性の観点から
局所刺激性の軽減、溶血の阻止が製剤設計の重要な一因
となる。更にまた、エステル類を安定化させる場合には
、ホストであるCD又はCD誘導体は吸湿性がなく、ま
た含水率が低いことが望ましい。
即ち、例えば、医薬品の分野にこれを用いる場合につい
て言えば、CD又はCD誘導体の物性として要求される
こととしては (1)水に対する溶解度が高いこと (2)適度な包接力を有すること (3)溶血作用が少ないこと (4)局所刺激性が少ないこと (5)吸湿性がなく含水率の低いこと 等が挙げられるが、これら全ての面で満足し得るCD誘
導体はこれまでに殆ど知られていない。また、CDの水
酸基を可溶基に置き換え、水への溶解性を改良したもの
がこれまでに数多く発表されているが、その包接力や局
所刺激性等が明確に示されているものはこれまでにヘプ
タキス(2,6−ジー〇−メチル)−β−シクロデキス
トリン[ジメチル体コ、ヘプタキス(2,3,6−トリ
ー〇−メチル)−β−シクロデキストリン[トリメチル
体]、2−ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリ
ン[2−ビトロキシプロピル体]等数例に過ぎず、従っ
て、更に新たなシクロデキストリン誘導体の開発とその
物性、機能性等の解明が待たれている現状にある。
〔発明の目的〕
本発明は、上記した如き状況に鑑みなされたもので、医
薬品や臨床検査の分野に於て種々の用途が期待し得る。
優れた物性及び機能性を有する新規なシクロデキストリ
ン誘導体(以下、CD誘導体と略す、)と、その製造法
を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
上記目的を達成する為、本発明は下記の構成から成る。
(1)一般式[11 [式中、nは6〜8の整数を示す。また、3Xn個の凡
の内、少なくとも2個は(−(:)12CH2(:H2
0hi、H又は4 CH2G (083) 20hH(
但し、mは1−5の整数を示す、)のいずれかを示し、
残りは水素原子を示す。コで表わされるシクロデキスト
リン−ヒドロキシアルキルエーテル体。
(2)式[ff1 X −co2cn、co、on       [n ]
又は式[I11] %式%] (但し、Xはハロゲン原子を示す、)で表わされる3−
ハロー1−プロパツール又は1−ハロー2−メチル−2
−プロパツールとシクロデキストリンとを塩基の存在下
で反応させることを特徴とする、式[1] [式中、nは6−8の整数を示す。また、3Xn個のR
の内、少なくとも2個は−(−C112G82C繊Oi
H又は(−Cll2G((:H3) zOhH(但し、
mは1−5の整数を示す、)のいずれかを示し、残りは
水素原子を示す。]で表わされるシクロデキストリン−
ヒドロキシアルキルエーテル体の製法。
(3)2−メチル−1,2−プロピレンオキサイドとシ
クロデキストリンとを塩基の存在下で反応させることを
特徴とする、式[11 [式中、nは6−8の整数を示す。また、3Xn個+7
)R(7)内、少なくとも2個&t % CH2(: 
((:)13) aOh)1(但し、mは1−5の整数
を示す、)を示し、残りは水素原子を示す。]で表わさ
れるシクロデキストリン−ヒドロキシアルキルエーテル
体の製法。
本発明のCD誘導体即ち、3−ヒドロキシプロピルエー
テル体及び2−メチル−2−ヒドロキシプロピルエーテ
ル体はいずれも文献未載の新規化合物である。
CDをヒドロキシアルキル化する場合、通常6位の一級
水酸基が先に置換され、稀に2位の二級水酸基が、また
、掻く稀に3位の二級水酸基が置換されるが、本発明化
合物はこれら置換位置に関しては特に限定はなく、いず
れの水酸基がヒドロキシアルキル化されたものでも良い
。また、置換されたヒドロキシアルキル基に更に3−へ
ロー1−プロパツールや1−へロー2−メチルー2−プ
ロパツール、2−メチル−1,2−プロピレンオキサイ
ドが縮合、又は付加したものや、3−へロー1−プロパ
ツールや1−へロー2−メチルー2−プロパツールが重
合したものがCDに縮合する場合もあるが、本発明のC
D誘導体はこのように縮合物、付加物、重合物の形とな
ったものでも良い。
但し、CDの3Xn個(nは6,7又は8)の水酸基の
内、少なくとも2個以上の水酸基が、これらヒドロキシ
アルキル基又はその重縮合物等に置換されていなければ
ならないことは先に述べた通りである。
表1に本発明のCD誘導体の物性を公知のCD誘導体及
び無置換のCDと比較したデータを示す。また、本発明
のCD誘導体及び無置換のβ−CD、並びに公知のCD
誘導体であるヘプタキス(2,6−ジー0−メチル)−
β−シクロデキストリンの各々につき、その濃度と溶血
度との関係を調べた結果(溶血度曲線)を第1図に示す
。尚、溶血度は、各濃度のCD誘導体く又はCD)を含
むpH7,4の等張リン酸緩衝液2rn!に一定量の人
界血球を添加し、37℃で30分間撹拌した後遠心分離
して上澄み液の543r+mの吸光度を測定し、水を添
加して完全に溶血させた時の吸光度と比較してこれを求
めた。
表1及び第1図からも明らかな如く、本発明のCD誘導
体は、水に対する溶解性に優れ、含水率が低く、且つ溶
血作用も小さい。また、本発明のCD誘導体は適度な包
接力を有し、吸湿性も全くない。従って本発明のCD誘
導体は、これを医薬品の分野に用いた場合には、経口固
形製剤、液状製剤、注射剤、点眼剤、坐剤、軟膏剤等各
種薬剤の可溶化剤、安定化剤として、また、臨床検査薬
の分野に於ては水難溶性の発色剤や基質の可溶化剤、安
定化剤としてその用途が大いに期待されるものである。
本発明化合物の製造法としては、例えば、下記A法又は
B法が代表的なものとして挙げられる。
但し、式中のn、R及びXは前記と同じである。
(A法) これら本発明の製造法の各々につき、その概略を示すと
下記の如くなる。
(A法) CDとしては、α−CD、β−CD、γ−CDを夫々単
独で用いても良いし、又は二種以上の混合物として用い
ても良い。
このCDと塩基とを溶媒に溶解(又は懸濁)し、70〜
80℃で3−ハロー1−プロパツール又は1−ハロー2
−メチル−2−プロパツールを滴下して同温度で原料の
CDが消滅するまで、数時間反応を行う。
塩基としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化リチウム、アンモニア、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム等の無機塩基、トリエチルアミン、ピペリジ
ン、ピリジン、ピペラジン等の有機塩基等が使用可能で
あるが、通常は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等
の水溶性の無機強塩基が好ましく用いられる。
また、3−ハロー1−プロパツール及び1−ハロー2−
メチル−2−プロパツールの具体例としては、例えば、
3−クロロ−1−プロパツール。
3−ブロモ−1−プロパツール、1−クロロ−2−メチ
ル−2−プロパツール等が挙げられ、これらは市販のも
の、或は公知の各種製造法に従ワて製造されたものが適
宜使用される。
また、これらの使用モル比としては、ハロゲン化プロパ
ツールはCDに対し3〜21倍モル、好ましくは8〜1
5倍モルであり、塩基はハロゲン化プロパツールに対し
1.0〜1.5倍当量モル用いるのか好ましい。
反応溶媒は、水が最も好ましいが、原料や生成物と反応
することがなく、且つ酸でないものは、特に制限される
ことなく使用される。反応は水溶媒の場合、通常70〜
80℃で3〜4時間で良いが、反応温度が低い場合には
反応時間を延長すれば良い。
反応終了後は、塩酸、硫酸等の無機の強酸で中和し、濃
縮して副生する無機塩を分離後、アセトン又はメタノー
ル、アルコール等生成物を溶解し難い水溶性有機溶媒中
に滴下してこれを晶出させ、結晶として目的化合物を得
る。
(B法) A法に於けるハロゲン化プロパツールの代わりに2−メ
チル−1,2−プロピレンオキサイドをA法と同様、C
D及び塩基を溶解又は懸濁させた溶媒(A法に準する。
)中に滴下し還流温度で数時間反応させる。A法に比較
して反応温度が低くなる為反応時間は長くなり、通常6
〜10時間程度行われる。用いる塩基の種類及び各々の
モル比、並びに後処理法等はA法に準じてこれを行えば
足りる。
以下に実施例を示すが、本発明はこれら実施例により何
部限定されるものではない。
〔実施例〕
実施例1゜ 粒状水酸化カリウム(含量85%) 147g (2,
22mol)を蒸留水440m7に溶解し、β−CD 
191g(0,168mol)を撹拌下栓々に添加し溶
解した。次いで、3−クロロ−1−プロパツール191
g(2,02mol)を70〜80℃で約1.5時間を
要して滴下した。滴下後、70〜80℃で約4時間撹拌
し反応を完結させた。室温以下まで冷却後、塩酸(1+
1)を滴下してpH5,0付近まで中和し、反応液量の
約%まで減圧濃縮した後冷却した。析出した副生物(塩
化カリウム)を枦去後、濃縮乾固してシロップ状の目的
物を得た。これを、N、N−ジメチルホルムアミド50
0rn!に溶解し不溶物を枦去後、アセトン8.OIL
中に撹拌下滴下して晶出させ消散、乾燥してβ−CDの
3−ヒドロキシプロピル置換体209gを得た。
m p  255〜266℃(dec)、 [a]”=
 + 124’ 0’HNMRは第2図の通り。
実施例2゜ 粒状水酸化カリウム(含量8596)33.6g(0,
51mol)を蒸留水185m1に溶解し、β−CD 
57g(0,05mol)を撹拌下栓々に添加し溶解し
た。次いで、還流下、約3時間を要して2−メチル−1
,2−プロピレンオキサイド32.4g (0,451
?+61)を滴下した。滴下後、6時間撹拌還流させ、
反応を完結させた。室温以下に冷却後、塩酸(1+1)
を滴下し、p)I 5.0迄中和した。以下、実施例1
と同様にして濃縮乾固しN、N−ジメチルホルムアミド
200−に溶解、無機塩除去後、アセトン2.5I!、
中に撹拌下滴下して晶出させ消散、乾燥してβ−CDの
2−メチル−2−ヒドロキシプロピル置換体57gを得
た。
mp288〜289℃(dec) 、 [(!冗’−4
134°。
IHN M Rは第3図の通り。
〔発明の効果〕
本発明は新規なCD誘導体とその製法を提供するもので
あり、例えば、本発明の3−ヒドロキシプロピルシクロ
デキストリン(置換基数2以上)は水への溶解度(水]
00gに溶解するCD誘導体のg数)が50以上となり
、ジメチル体や天然のCD並びに2−ヒドロキシプロピ
ル体より溶血作用が低い。また、本発明の2−メチル−
2−プロパツール体く置換基数2以上)は炭素数が4個
以上のモノアルコール誘導体の内で唯一50以上の溶解
度を得ることのできるものであって、溶血作用も天然C
Dより低値である。また、これら本発明のCD誘導体は
いずれも適度な包接力を有し、且ついずれも含水率が1
以下であり、吸湿性も全くない。それ故、本発明のCD
誘導体は、例えば、医薬品の分野に於ては、水難溶性の
各種製剤、薬剤の可溶化剤、安定化剤として、また、臨
床検査薬の分野に於ては、水難溶性の発色剤や基質の可
溶化剤、安定化剤として等の用途が大いに期待できるも
のである点に顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のシクロデキストリン誘導体(CD誘
導体)及び無置換のβ−シクロデキストリン(β−CD
)、並びに公知のCD誘導体であるヘプタキス(2,6
−ジー0−メチル)−β−シクロデキストリンの溶血度
曲線を示し、横軸はCD又はCD誘導体の濃度(W/V
%)を示し、縦軸は溶血度(%)を示す。また、−△−
八へはへブタキス(2,6−ジーO−メチル)−β−シ
クロデキストリン、−・−・−はβ−シクロデキストリ
ン、−0−0−は2−メチル−2−ヒドロキシプロピル
−β−シクロデキストリン、−×−×−は3−ヒドロキ
シプロピル−β−シクロデキストリンの場合を夫々表わ
す。 第2図及び第3図は夫々実施例!及び実施例2で得られ
た本発明化合物の’HNMRチャートを示す。 特許出願人 和光純薬工業株式会社 g        e jIIPi  匍8 手続補正書 昭和63年2月 1日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] [式中、nは6〜8の整数を示す。また、3×n個のR
    の内、少なくとも2個は−(CH_2CH_2CH_2
    O)_m−H又は−(CH_2C(CH_3)_2O)
    _m−H(但し、mは1−5の整数を示す。)のいずれ
    かを示し、残りは水素原子を示す。]で表わされるシク
    ロデキストリン−ヒドロキシアルキルエーテル体。
  2. (2)式[II] X−CH_2CH_2CH_2OH[II] 又は式[III] X−CH_2C(CH_3)_2OH[III](但し、
    Xはハロゲン原子を示す。)で表わされる3−ハロ−1
    −プロパノール又は1−ハロ−2−メチル−2−プロパ
    ノールとシクロデキストリンとを塩基の存在下で反応さ
    せることを特徴とする、式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] [式中、nは6−8の整数を示す。また、3×n個のR
    の内、少なくとも2個は−(CH_2CH_2CH_2
    O)_m−H又は−(CH_2C(CH_3)_2O)
    _m−H(但し、mは1−5の整数を示す。)のいずれ
    かを示し、残りは水素原子を示す。]で表わされるシク
    ロデキストリン−ヒドロキシアルキルエーテル体の製法
  3. (3)2−メチル−1,2−プロピレンオキサイドとシ
    クロデキストリンとを塩基の存在下で反応させることを
    特徴とする、式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] [式中、nは6−8の整数を示す。また、3×n個のR
    の内、少なくとも2個は−(CH_2C(CH_3)_
    2O)_m−H(但し、mは1−5の整数を示す。)を
    示し、残りは水素原子を示す。]で表わされるシクロデ
    キストリン−ヒドロキシアルキルエーテル体の製法。
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