JPS63122664A - シクロペンチルエーテル,その製法およびその医薬組成物 - Google Patents

シクロペンチルエーテル,その製法およびその医薬組成物

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JPS63122664A
JPS63122664A JP62264021A JP26402187A JPS63122664A JP S63122664 A JPS63122664 A JP S63122664A JP 62264021 A JP62264021 A JP 62264021A JP 26402187 A JP26402187 A JP 26402187A JP S63122664 A JPS63122664 A JP S63122664A
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エリック・ダブリュー・コリントン
ハリー・フィンチ
ダンカン・ビー・ジャド
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    • C07C405/00Compounds containing a five-membered ring having two side-chains in ortho position to each other, and having oxygen atoms directly attached to the ring in ortho position to one of the side-chains, one side-chain containing, not directly attached to the ring, a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, and the other side-chain having oxygen atoms attached in gamma-position to the ring, e.g. prostaglandins ; Analogues or derivatives thereof
    • C07C405/0008Analogues having the carboxyl group in the side-chains replaced by other functional groups
    • C07C405/0041Analogues having the carboxyl group in the side-chains replaced by other functional groups containing nitrogen
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/04Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system for ulcers, gastritis or reflux esophagitis, e.g. antacids, inhibitors of acid secretion, mucosal protectants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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    • C07C405/0008Analogues having the carboxyl group in the side-chains replaced by other functional groups
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 プロスタグランジンES(以下rPGE、 Jという)
は様々な生理作用を有する天然物である。例えば。
PGE2は胃酸の分泌を抑制し、胃腸的細胞保護作用を
もたらし、血圧を低下させ、平滑筋を緊張および弛緩さ
せ、血小板の凝集を抑制し、さらに、脂肪の分解を抑制
する。
合成PGE、類似体は異なった効力、−層長い活用持続
時間、作用の増加した選択性などを有する可能性がある
。従って、多大な関心がもたれる。
本発明者らはPSE、型活性を有する新規な一部のシク
ロペンチルエーテルを発見した0本発明の化合物は極め
て有用な対生物作用を有する。特に、本発明の化合物は
胃酸分泌の抑制および胃腸的細胞保護作用に関して高い
効力とすぐれた選択性を示す、従って本発明の化合物は
潰瘍の治療に有望である。また1本発明の化合物は、脂
質低下作用を有するので、根元的な病因が脂質の平衡異
常または高脂血症であるような病態の治療にも有用であ
る。
従って、本発明の目的は下記の一般式(1)で示される
化合物およびその錯体(例えば、シクロデキストリン複
合体)を提供することである。
晶 酎 〔式中、nは1または2である; mは2〜5であり、Xはシスまたはトランス−CH=C
H−若しくは=CH,−CH,−であるか、あるいは。
mは1〜4であり、Xは=CH=C=CH−である;Z
は=CH,OH,−CHoまたは−CONHR1(ここ
で、R1は水素原子、01〜4アルキル、アリール、−
COR” (ここで、R2は水素原子、01〜4アルキ
ルまたはアリール基である)または−5O□R3(ここ
で R3はC1〜4アルキルまたはアリール基である)
である)である;Yは (ここで、R4,RMおよびRMは各々、水素原子また
はメチル基であり、少なくとも1つは水素原子であり; Arはフェニル基(このフェニル基は必要に応じて、0
1〜.アルキル、C1−4アルコキシ、04−4アルキ
ルチオ、C工、アルキルスルフィニル、C1〜、アルキ
ルスルホニル、ハロゲンまたはトリフルオロメチル基の
うちの1個または2個の置換基で置換されていてもよい
)である)である。〕 本明細書に示される構造式は関連する各化合物の鏡像異
性体および該鏡像異性体の混合物(ラセミ体を含む)を
包含するものである。
一般的に、−(CH,)nX(CH,)、Co、CH,
C0R1基を有する炭素原子および/またはY基中のO
H基を有する炭素原子はR−配置である。特に前者の炭
素原子はR−配置である。この様な位置異性体を含む混
合物は好ましい。
式(1)の化合物の定義中で、基として、または、基の
一部として“アルキル”という用語が使用されている場
合、この用語は直鎖または分枝鎖部分を含む意味で使用
されている。具体例としては1例えば、メチル、エチル
、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、S−ブチ
ル、またはt−ブチル基等である。
″ハロゲン”という用語はフッ素、塩素、臭素またはヨ
ウ素を意味する。
Zの定義中に述べたアリール基は例えばフェニル基であ
る。
Xが=CH=CH−または=CH,−CH,−である化
合物において、nが1の場合1mは好ましくは3であり
、nが2の場合、mは好ましくは2または4である。
Xが−CH≦徐−である場合1mは好ましくは2であり
、nは1である。また、nが2である場合1mは1また
は3である。
Xが=CH=CH−である場合、これはシス−CH=C
H−であることが好ましい。
Z基が、−CONHR’である場合 RLは例えば、水
素原子、メチル、エチル、フェニル、−COR” (こ
こで、R2はメチルまたはフェニル基である)または−
5o、R’ (ここで、R3はメチルまたはフェニル基
である)である。
Z基の特別例は、−CH,0H1−C)10.−CON
)I、、−CONHCH,、−CONHCOCI(、、
−CONHSO,CH,および−CONHSO,−Qで
ある。
Y基において、R5およびR6は好ましくは水素原子で
ある。
Arフェニル基が置換されている場合、置換基はメタ、
オルトまたはパラ位に位置し、該置換基は例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、ブチル、メトキシ、エトキシ、
プロポキシ、ブトキシ、メチルチオ、メチルスルフィニ
ル、メチルスルホニル、フルオロ、クロロ、ブロモ、ま
たはトリフルオロメチルである。置換基は1個だけ、特
に、パラ位に存在することが好ましい。一般的に、Ar
は好ましくは、フェニルまたはハロゲン(特に、フッ素
または塩素)で置換されたフェニルである。
前記の好ましい態様は単独で適用するか、または、述べ
られたいくつかの好ましい態様を1以上組合わせて適用
する。
本発明の好ましい化合物群は1式中の置換基が下記のと
おりの式(1)の化合物類およびこれらの錯体(例えば
、シフロブ上ストリン複合体類)である。
Xが−CH=CH−または−cH2CH,−であり、n
が1であり、そしてmが3であるか、またはnが2であ
り、mが1,2または4であるか、若しくは、Xが−C
H=C=CH−であり、nが1であり、そして、mが2
であるか、またはnが2であり1mが1または3である
; Zは−CH,0H1−CHOl−CONH2、−C0N
HCH,、−CONHCOCH,、−CONHSO□C
H,または−CONHSO2−Qである; R4は水素原子またはメチル基である;R5およびR″
は水素原子である;そして、Arはフェニルまたはフッ
素あるいは塩素で置換されたフェニルである; 前記の化合物の中でも、−(CII)nX(CH2)、
2基を有する炭素原子がR−配置である化合物が特に好
ましい。また、Xがシス−CH=CH−であり、nが1
であり、そして、mが3であるか、またはnが2で、m
が2または4である。特に、nが1で、mが3か、また
は、nが2の場合はmは2である化合物も特に好ましい
式(1)の化合物は胃腸内細胞保護作用も有する6試験
化合物を投与する前にインドメタシン5mg/ kg(
皮下性)を使用するように変更したがRobertらが
“Gastroentarology”、 1979.
77、433に開示した方法に従って、有識ラットにお
けるエタノール誘発病変を抑制する能力が実証される。
標準的な動物モデルで実証されるように、式(1)の化
合物は脂質レベルを低下させることもできる。例えば、
飢餓ラットにおける非エステル化脂肪酸レベルを低下さ
せる能力により例証される(P、 P、 Loviso
lo ’;)、”Pharmacological R
esearchCommunications” 、 
1981.13.163〜174. E。
SchillingerおよびO,Loge、 ”Bi
ochemicalPharmacology” 、 
1974.23.2283−2289参照)、。
従って1本発明の化合物は潰瘍の予防および/または治
療に有望である。また、本発明の化合物は胃酸の過剰分
泌により生起されるその他の状態の治療にも使用できる
。更に、本発明の化合物は根元的な病因が脂質平衡異常
または高脂血症に関連する病態の予防および/または治
療にも使用できる。
本発明の別の目的は、潰瘍および胃酸の過剰分泌により
生起されるその他の状態の予防および/または治療に使
用される6式(1)の化合物またはその生理的に受容で
きる錯体(例えば、シクロデキストリン複合体)を提供
することである。
本発明の他の目的は、根元的な病因が脂質平衡異常また
は高脂血症に関連する病態の予防および/または治療に
使用される、式(1)の化合物またはその生理学的に受
容できる錯体(例えば、シクロデキストリン複合体)を
提供することである。
本発明のさらに別の目的は、潰瘍、および、胃酸の過剰
分泌に起因するその他の状態または根元的な病因が脂質
平衡異常または高脂血症に関連する病態を有する人間ま
たは動物の治療方法を提供することである。この治療方
法は、式(1)の化合物、またはその生理学的に受容で
きる錯体(例えば、シクロデキストリン複合体)を有効
量、前記人間または動物に投与することからなる。
本発明の化合物は非ステロイド性抗炎症剤または別種の
抗潰瘍剤のような1種類以上のその他の治療薬と都合よ
く併用することができる。従って。
本発明の範囲は、式(1)の化合物またはその生理的に
受容できる錯体(例えば、シクロデキストリン複合体)
を1種類以上のその他の治療薬と併用することにも及ぶ
本発明のさらに他の目的は、1種類以上の製剤用担体ま
たは賦形剤とともに、活性成分として、式(1)の化合
物またはその生理学的に受容できる錯体(例えば、シク
ロデキストリン複合体)を含有する医薬組成物を提供す
ることである。
化合物は1種類以上の製剤用担体とともに、例えば、経
口、軽鎖、非経口、直腸投与用に常法で製剤化すること
ができる。
本発明の化合物は経口投与用に、例えば、使用可能な賦
形剤とともに常法により調製される散剤、液剤またはシ
ロップ剤として製剤化できる。
本発明の化合物は注射または点滴による非経口投与用に
製剤化できる。注射剤用の剤形としては保存剤を有する
アンプルまたはバイアルによる単位投与剤形とすること
ができる。
軽鎖投与の場合、本発明の化合物は常法により錠剤また
はトローチ剤等に一製剤化できる。直腸投与の場合、カ
カオ脂またはその他のグリセリドのような常用の受刑基
剤を含有する受刑または徐放性浣腸のような組成物を使
用できる。
本発明の化合物は0.5〜300μg/kg(体重)の
投与量で1日に1〜4回経口投与することが好ましい。
非経口投与の場合、本発明の化合物は0.01〜10μ
g/kg(体重)の投与量で、1日に1〜4回投与する
ことができる。正確な投与量は言うまでもなく、患者の
年令および状態に応じて変化する。
本発明の化合物の好適な製造方法を下記に開示する。特
にことわらない限り、種々の置換基および記号は前記に
定義した通りのものである。
(a)式(1)の化合物は下記の式(2)の化合物を脱
保護することによって生成できる。
居   ム R”O0Y1 (式中、Ylは次式の基として定義され、また、ZLは
式(1)におけるZについて定義した通りの基または−
CH,OR’基であり、そして R?は適当なヒドロキ
シ保護基、例えば、テトラヒドロピラン−2−イル、テ
トラヒドロフラン−2−イル、エトキシエチル、トリ(
ヒドロカルビル)シリルまたはアリールメチルである。
) 式(2)の化合物中の2個のR7基は同一であることも
できるが、所望により、異ならせることもできる。
R7がトリ(ヒドロカル)シリルである場合、該ヒドロ
カルビル置換基は同一または異なる1例えば。
Cエル6アルキル、C2〜6アルケニル、C7〜7シク
ロアルキルs C?−2゜アラルキルおよび06〜2.
7リール基である。このような基としては例えば、メチ
ル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル
、イソブチル、七−ブチル、アリル、フェニルおよびベ
ンジルなどが挙げられる。好ましいヒドロカルビル基は
01−4アルキル(例えば、メチルおよびt−ブチル)
である。トリメチルシリルおよびt−ブチルジメチルシ
リルが特に好ましい。
R7がアリールメチル基である場合 R7は炭素原子を
20個含有できる。具体例はベンジル、ジフェニルメチ
ルまたはトリフェニルメチルである。
保護ヒドロキシル基を脱保護するのに使用される方法は
R7の性質により左右されるが、一般的には、機前水分
解または還元が使用できる。
従って1例えば R?がテトラヒドロピラン−2−イル
である場合、テトラヒドロフラン−2−イルまたはエト
キシエチル基の脱保護は象により行なうことができる。
好適な酸は塩酸のような無機酸または酢酸あるいはトリ
フルオロ酢酸のような有機酸である。好適な溶剤はエー
テル(例えば、ジエチルエーテル、ジオキサン、および
テトラヒドロフラン)、ハロゲン化炭化水素(例えば、
ジクロルメタン)、炭化水素(例えば、トルエン)、二
極性中性溶剤(例えば、アセトン、アセトニトリル、ジ
メチルスルホキシドおよびジメチルホルムアミド)およ
びアルコール(例えば、メタノール、エタノールおよび
エチレングリコール)などである。
所望により、前記の溶剤頂は水と併用することもできる
。反応はO℃〜50℃1例えば、40℃〜50℃のよう
な任意の適当な温度で実施できる。
トリ(ヒドロカルビル)シリル基は例えば、希鉱酸また
はトリフルオロ酢酸による酸加水分解、または、フッ化
物イオン(例えば、テトラ−n−ブチルアンモニウムフ
ルオライドのような四級アンモニウムフルオライドに由
来するもの)による処理、または、フッ化水素水溶液に
よる処理によって除去できる。アリールメチル基は例え
ば、還元(例えば、白金またはパラジウムのような貴金
属触媒による水添分解)、または、例えば室温でジクロ
ロメタンのような適当な溶剤中でチオール(例えば、 
     6−−−  tL   17   +エタン
チオール)の存在下でルイス酸(例えば、三フッ化ホウ
素−ニーテレート)で処理することによって除去できる
式(2)の化合物は次式(3)の化合物♀H 蚕  ム R’O0Y1 (式中、yi、ziおよびR7は前記に定義した通りの
ものである) 例えば、適当な温度(例えば−10℃〜室温)で緩衝液
(例えば、酢酸ナトリウム)の存在下で、適当な溶媒(
例えば、ジクロロメタン)中でクロロクロム酸ピリジニ
ウムで酸化することによって生成できるゆ別法として1
例えば−10℃〜室温でジクロロメタンのような溶酸中
でトリフルオロ酢酸ピリジニウムの存在下で、N、N’
−ジシクロへキシルカルボジイミドで活性化されたジメ
チルスルホキシドによっても酸化させることができる。
その他の常用の酸化方法、例えば、ジョーンズ試薬など
も使用できる。
この反応において、21基は−CH0基以外の基である
。21基が一〇〇、OHである場合、この−OH基はこ
の反応中、保護しておく必要がある。例えば、前記の−
CH,OR7基とすることができる。
脱保護方法(a)は通常、シクロペンチル環オキソ基の
酸化による生成と連携して適用される。従って、式(1
)の化合物は一般的に、対応する式(3)の化合物を酸
化し、そして、その後保護基を除去することによって生
成される。
zlが−CH0である式(2)の化合物は、例えば、−
25℃〜+25℃の温度で適用な溶剤(例えば、トルエ
ンまたはジクロロメタン)中で活性硫黄試薬(例えばN
−クロロスクシンイミド−ジメチルスルフィド複合体)
を使用し、または、好ましくはO”C〜室温でジメチル
スルホキシド中でピリジン−3O3複合体を使用し、Z
lが−CH,OHである対応化合物を酸化することによ
って生成できる。
zlが−CONH5O2R’である式(3)の中間体化
合物は式(4)のラクトール OH \。
:   OY” を適当なヴイティッヒ試薬(R’ )、 P = CH
CCH,) Ic0N)!So、 R”(ここで、R8
はC工、アルキルまたはアリール、例えば、フェニルの
ような単環アリール)またはその塩(例えば、カリウム
塩)と反応させることによって生成できる。好適な溶や
1は炭化水素(例えば。
ベンゼンおよびトルエン)、エーテル(例えば、テトラ
ヒドロフラン)およびジアルキルスルホキシド(例えば
、ジメチルスルホキシド)などである。
反応は、−70℃〜+50℃の範囲内の好適な任意の温
度、好ましくは、室温で実施できる。
式(4)のラクトールは欧州特許明細書第160495
号に開示されたようにして生成できる。
Zlが−CONHR1である式(3)の中間体は対応す
る酸またはエステル〔例えば、Zlが−CO2R(ここ
で、Rは水素原子または01〜.アルキルである)であ
る式(3)の化合物〕から、後記の方法(b)に述べら
れるような手法により生成できる。zlが−CH,OH
である式(3)の中間体は、例えば0℃で、適当な溶剤
(例えば、テトラヒドロフランのようなエーテル)中で
、複合金属水素化物(例えば、水素化リチウムアルミニ
ウム)のような還元剤で対応するエステル〔例えば、Z
が一〇〇□R(ここで、Rは01〜.アルキルである)
である式(3)の化合物〕を還元することによっても生
成できる。この反応用の出発物質は欧州特許明細書第1
60495号に開示されたようにして生成することがで
きる。
(b) zが−CONHR1である式(1)の化合物は
、式(1)の族カルボン酸またはエステル、即ち、Zが
−Co、R(ここで、Rは水素原子または01−6アル
キル基である)である式(1)の対応化合物、または、
存在する1個以上のヒドロキシ基が保護されている対応
化合物をアミド化し、続いて、所望により。
存在する全ての保護基を除去する。
酸およびエステルをアミドに転化する常用の方法を使用
できる。例えば、カルボン酸の反応性誘導体をアセトン
またはアセトニトリルのような適当な溶剤中で式R’ 
Nl2 の化合物で処理することができる。前記反応性
誘導体は該酸の混合無水物であることが好ましい。この
混合無水物は例えば適当な塩基(例えばトリエチルアミ
ンまたはピリジン)の存在下でクロロ蟻酸エステルで前
記酸を処理することによって生成できる。
クロロ蟻酸エステルは例えば、クロロ蟻酸の011アル
キル(例えば、イソブチル)、アリール(例えば、フェ
ニル)またはアラルキル(例えば、ベンジル)エステル
などである。
別法として、前記反応性誘導体は、例えば、前記酸を、
1,1′−カルボニルジイミダゾールで処理することに
よって生成されるイミダゾリドであることもできる。
前記の方法(a)に述べたような、常用の保護および脱
保護方法を使用できる。
この方法における出発物質として必要な族カルボン酸類
およびエステル類は欧州特許明細書第160495号に
開示された方法によって生成できる。
(C)式中のXが−CH,−CH,−である式(1)の
化合物類はXがシスまたはトランス−CH=CH−若し
くはアセチレン基である対応する化合物を還元すること
によって生成できる。好適な還元方法は、支持体(例え
ば、カーボン)に担持された触媒(例えば。
パラジウム)の存在下で水添する方法である。好適な溶
剤は酢酸エチル、エタノールおよびメタノールである。
(d)式中のXが−CH=CH−である式(1)の化合
物は、Xがアセチレン基である対応する化合物の選択的
還元により生成できる。好ましい還元方法は、支持体(
例えば、 CaCO3またはBa5O4)に担持され、
鉛またはキノリンを触媒毒として有するパラジウムのよ
うな触媒の存在下で水添する方法である。好適な触媒は
酢酸エチルおよびメタノールである。
この反応は、式中のXがシス−CH=CH−である化合
物を生成するのに特に好適である。
この方法における出発物質として必要なアセチレン化合
物は前記の方法を用い対応するアセチレン系酸から生成
できる。アセチレン系酸中間体は欧州特許明細書第16
0495号に開示された方法により生成できる。
(e)式中のXがトランス−CH=CH−基である式(
1)の化合物は、Xがシス−CH=CH−基である対応
する化合物を異性化することによって生成できる。異性
化は例えば、相当するシス化合物を、ジオキサン中で(
例えば還流温度で)トルエン−2−スルフィン酸で処理
するか、還流温度以下の好適な任意の温度で炭化水素溶
剤(例えば、ベンゼン)を使用してアゾビスイソブチロ
ニトリルとチオフェノールで処理することによって達成
される。
−錐体(例えば、シクロデキストリン複合体)は常法に
より1例えば、適当な溶剤中で式(1)の化合物をα−
5β−1またはγ−シクロデキストリンで処理すること
によって生成できる。
方法(b)〜(e)の手法は式(2)の化合物および特
に式(3)の化合物にも適用できる。そして、 flら
れた生成物はその後、前記の方法により式(1)の化合
物に転化させることもできる。
式(1)の特定の鏡像体(エタンチオマー)が必要な場
合、所望の立体異性を有する出発物質を前記の方法で使
用しなければならない。このような出発物質は例えば、
欧州特許明細書第74856号に開示された荒像中間体
から欧州特許明細書第160495号に開示された方法
を用いて生成できる。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
下記の実施例において、説明の便宜のために次の略記、
略号等を使用した。
温度は全てr ’CJである。
″乾燥した″という用語は無水MgSO4による乾燥を
意味する。
“TLC”はシリカによる薄層クロマトグラフのことで
ある。
クロマトグラフはシリカゲルで行なった。
ER=エーテル;E、4==酢酸エチル;PE=石油ニ
ーチル(特にことわらない限りす、p、40〜60℃の
もの):THF =テトラヒドロフラン;CH2Cl□
=ジクロロメタン; CHBr、 =ブロモホルム;M
eOH=メタノール;DMF=ジメチルホルムアミド;
 CHCl、 =クロロホルム。
沖1璽1L 〔1旦−〔1α(Z) 、 2β(2針)、3α、5α
〕〕−メチル7− 〔5−ヒドロキシ−2−〔3−フェ
ノキシ−2−((テトラヒドロ−2七ビラン−2−イル
)オキシュプロポキシ]−3−((テトラヒドロ−2旦
−ピラン−2−イル)オキシ〕シクロペンチル〕−5−
ヘプテノエート 主晟生主 (2a) (3a旦−(3aα、4α(岨*)、5β、
6aα))−(−)−へキサヒドロ−4−〔3−フェノ
キシ−2−〔(テトラヒドロ−28−ビラン−2−イル
)オキシュプロポキシ)−5−((テトラヒドロ−2)
1− ビラン−2−イル)オキシクー2H−シクロペン
タ(b)フラン−2−オール (2b) (3aR−(3a a 、4 a 、5β、
6a a ))−(−) −ヘキサヒドロ−4−〔3−
フェノキシ−2−〔(テトラヒドロ−2H−ビラン−2
−イル)オキシュプロポキシ)−5−[(テトラヒドロ
−2七ビラン−2−イル)オキシ)−2H−シクロペン
タ〔b〕フラン−2−オール 中間体1および2は欧州特許明細書第160495号に
開示されたようにして生成した。
生l生立 (3a) ELS−(IC!、2(!(Z)、3β(2
針)、4α))−(+)−2−(7−ヒドロキシ−2−
ヘプテニル)−3−(3−フェノキシ−2−〔(テトラ
ヒドロ−岨−ビラン−2−イル)オキシュプロポキシ)
−4−((テトラヒドロ−2七ビラン−2−イル)オキ
シクシクロペンタノール 中間体1 (0,44g)のER(10mQ)溶三夜を
0〜5℃でLiAIH,(0,080g)のER(5m
Q)スラリーに添加した。
この混合物を室温で4時間撹拌した。水(0,04+J
)を添加し、続いて、2N Na0H(0,1m12)
および水(0,1這ρ)を添加した。混合物を″ヒフロ
″を通して濾過し、濾液を真空中で蒸発させた。溶出液
としてERを使用し、クロマトグラフすることによって
残留物を精製し、無色で油状の標記化合物を0.4g得
た。
IR(CHBr、) : 3610,3520cm−1
; (α〕5’= +16.9@(MeOH)(:Th
) [1旦−〔1α(Z)、2β(岨*)、3α、5α
])−(+)−7−〔5−ヒドロキシ−2−〔3−フェ
ノキシ−2−〔(テトラヒドロ−2!i−ビラン−2−
イル)オキシュプロポキシ〕−3−〔(テトラヒドロ−
岨−ビラン−2−イル)オキシ〕シクロペンチル〕−5
−ヘプテンアミド 中間体1 (0,7g)の飽和メタノール性アンモニア
(25d)溶液を23℃で3週間静置した。溶液を蒸発
させ、溶出液としてEAを使用し、クロマトグラフする
ことによって残留物を精製し、油状の標記化合物を0.
63g得た。IR(CHBr、) : 3520−、3
400.1670゜1595cm−”直α〕も’=+3
6.5℃(CH(:1.)(3c) (Is−[1a 
(幻、2β(岨*L3 a 、5 a ))−N−アセ
チル−7−〔5−ヒドロキシ−2−〔3−フェノキシ−
2−〔(テトラヒドロ−2計ビラン−2−イル)オキシ
ュプロポキシ)−3−((テトラヒドロ−岨−ビラン−
2−イル)オキシコシクロペンチル−5−へブテンアミ
ド 水素化ナトリウムの50%鉱油(0,16g)溶液、乾
燥DMF(4mQ)およびアセトアミド(0,7g)か
らなる混合物をチッ素雰囲気下で75℃で0.5時間加
熱した。中間体1 (0,5g)の乾燥開F(3+nQ
)溶液を添加し、この混合物を70℃で0.5時間撹拌
した。この混合物を冷却し、リン酸塩緩衝液(pH6、
5、25mM)で希釈し、ER(2X 25mM)およ
びブライン(25mM)で抽出し、乾燥させ、そして、
真空中で蒸発させた。
溶出液としてEA−シクロヘキサン(7:3)を使用し
、クロマトグラフすることによって残留物を精、製し、
油状の標記化合物を0.27g得た。IR(C)fBr
W:3520.3390,1730,1700cm−1
(3d) (に一〔1α、2α(ム)、3β(2針)、
4α))−3−(3−フェノキシ−2−〔(テトラヒド
ロ−2!i−ビラン−2−イル)オキシ〕プロポキシ)
−4−((テトラヒドロ−岨−ビラン−2−イル)オキ
シ)−2−[7−((テトラヒドロ−2旦−ビラン−2
−イル)オキシ〕−2−へブテニルコシクロペンタノー
ル 中間体3a(62mg)、 P−トルエンスルホン酸ピ
リジニウム(6mg)、−ジヒドロビラン(0,01m
M)、CH2Cl□からなる混合物を室温で2.5時間
撹拌した。この混合物を水(10a+Q)および8%重
炭酸ナトリウム(10mj2)で洗浄し、次いで、乾燥
させた。溶剤を除去し、溶出液としてEA−PE(3:
 2 )を使用し、クロマトグラフすることによって残
留物を精製し、油状の標記化合物を28mg得た。IR
(CHBr、) : 3530cm−” (3e)  (Is(1a (Z)、2β(2針) 、
3 a 、5 ct ))−(+)−7−〔5−ヒドロ
キシ−2−〔3−フェノキシ−2−〔(テトラヒドロ−
岨−ビラン−2−イル)オキシ〕プロポキシ)−N−(
メチルスルフォニル)−3−((テトラヒドロ−2H−
ビラン−2−イル)オキシ〕シクロペンチル〕−5−ヘ
プテンアミド 中間体5a(2,4g)のTHF (40mM)溶液を
カリウムt−ブトキシド(1,0g)で処理し、この混
合物を室温で2時間撹拌した。中間体2aのTHF (
10mM)溶液を添加し、そして、この混合物を1時間
撹拌した。飽和塩化アンモニウム(20IIIn)を添
加し、有機溶剤を真空中で除去した。この残留物をEA
(3X 50+nQ)で抽出し、抽出物を合わせ、ブラ
イン(20mM)で洗浄し、乾燥させ、そして、蒸発さ
せた。溶出液としてEA−CHCI、(1: 1)を使
用し、クロマトグラフすることによって残留物を精製し
、油状の標記化合物を0.33g得た。IR(CHBr
、) : 1710cm、−LH(α:li)’=+1
4.2”(MeOH) 中間体3eと同様な方法により下記の化合物を生成した
(3f) (’1且−〔1α(Z)、2β、3α、5α
) ] −(+E7− (5−ヒドロキシ−2−〔3−
フェノキシ−2−〔(テトラヒドロ−2H。
−ビラン−2−イル)オキシ〕プロポキシ)−3−((
テトラヒドロ−2)1− ビラン−2−イル)オキシコ
シクロペンチル]−N−(フニニルスルフォニル)−5
−ヘプテンアミド 中間体2bおよび5bから生成した。IR(CHBri
 ) :3600〜3400cm−1; 〔a )も’
 = + 16.5@(MeOH)吏皿生土 (4a) (2R(2oc (A) 、3β、(2R*
)、(α))−3−(3−フェノキシ−2−〔(テトラ
ヒドロ−2H−ビラン−2−イル)オキシ〕プロポキシ
)−4−((テトラヒドロ−岨−ビラン−2−イル)オ
キシ)−2−(7−((テトラヒドロ−2計ビラン−2
−イル)オキシ〕−2−へブテニルコシクロペンタノン DMSO(0、25mM)およびCH,C1,(3n+
fl)からなる混合液に中間体1d(0,2g)および
N、N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド(0,25
g)を溶かして作った溶液を室温でトリフルオロ酢酸ピ
リジニウム(0,12g)で処理した。この混合物を室
温で2.5時間撹拌した。水(10mft)を添加し、
生成物をER(2X 20mM)で抽出した。抽出物を
乾燥し、蒸発させ、溶出液としてER−PE(5: 3
 )を使用し、酸洗浄シリカ(pH3,8)でクロマト
グラフすることによって残留物を精製し、油状の標記化
合物を0.14g得た。IR(CHBr、 ) :、 
1740cm−”(4b) (1計〔1α(Z) 、 
2β(2R*) 、 3α))−7−[5−オキ ゛ソ
ー2−〔3−フェノキシ−2−〔(テトラヒドロ−2計
ビラン−2−イル)オキシ〕プロポキシ) −3−((
テトラヒドロ−岨−ビラン−2−イル)オキシコシクロ
ペンチル]−5−へブテンアミド 中間体3b(0,55g)、無水酢酸ナトリウム(0,
47g)および乾燥C)f、C1,(25m(1)から
なる′a濁液に0℃でクロロクロム酸ピリジニウム(0
,63g)を撹拌しながら添加した。この混合物を0℃
で3時間撹拌し、EA (30d)で希釈し、酸洗浄シ
リカ(pH3,ll)の小さな充てん物を通して濾過し
た。濾液を合わせ、10%硫酸銅水溶液(2X50+n
Q)、水(50mMおよびブライン(50mQ)で連続
的に洗浄した。乾燥し、真空中で蒸発させ、油状の標記
化合物を0.38 g得た。IR(CHBr、) : 
3520.3400.1740.1675cm−1中間
体4bと同様な方法により下記の化合物を生成した。
(4c) (IR(Z)、2β(2R本) 、 3 a
 ))−N−アセチル−7−〔5−オキサ−2−〔3−
フェノキシ−2−〔(テトラヒドロ−2!i−ビラン−
2−イル)オキシフプロポキシ) −3−[(テトラヒ
ドロ−2計ビラン−2−イル)オキシコシクロペンチル
〕−5−へブテンアミド 中間体3cから製造した。ただし、溶出液としてEA−
シクロヘキサン(1:1)を使用し、酸洗浄シリカ(P
)13.8)でクロマトグラフすることによって粗生成
物を精製した。かくして、油状の標記化合物が0.12
g得られた。IR(CHBr、) : 3380.17
38゜1700cm”” 中間体4cと同様な方法により下記の化合物を生成した
(4d)  (1匙−〔1α(Z)、2β(岨*)、3
α))−(−)−N −(メチルスルフォニル)−7−
(5−オキソ−2−〔3−フェノキシ−2−〔(テトラ
ヒドロ−2計ビラン−2−イル)オキシフプロポキシ)
−3−[(テトラヒドロ−2計ビラン−2−イル)オキ
シ]シクロペンチル〕−5−ヘプテンアミド中間体3e
 から製造した。IR(CHBr、) : 3360゜
1738、1720cm  。
〔α〕♂’=−10°(MeOH) (4e) [1計〔1α(み)、2β、3α)]−7−
(5−オキソ−2−〔3−フェノキシ−2−((テトラ
ヒドロ−2七ヒランー2−イル)オキシフプロポキシ)
−3−((テトラヒドロ−2旦−ビラン−2−イル)オ
キシコシクロペンチル)−N−(フェニルスルフォニル
)−5−へブテンアミド中間体3fから製造した。IR
(CHBr3) : 1725cm−1主■盗1 (5a) (5−((メチルスルフォニル)アミノコ−
5−オキソペンチル〕 トリフェニルホスホニウムブロ
マイド (5b) (5−オキソ−5−[(フェニルスルフォニ
ル)アミノ〕ペンチル〕トリフェニルホスホニウムブロ
マイド 上記の中間体類はJ、 Med、 Chem、、197
9,22,1340に開示された文献方法により生成し
た。
−ヒドロキシ−2−へブテニル)−3−(2−ヒドロキ
シ−3=フエノキシプロポキシ)シクロペンタノン中間
体4a(0,14g)を酢酸/水/THF(20: 1
0 : 3 )混液(2mQ)に溶かして作った溶液を
40℃で4時間加熱した。溶剤を真空中で除去し、溶出
液としてER−MeOH(70: 1 )を使用し、酸
洗浄(PH3,8)シリカでクロマトグラフすることに
よって残留物を精製し、油状の標記化合物を0.04g
得た。IR(CHBr3) ”3600、3450.1
748an−’元素分析値:C21H,。OSとして、
実測値(%) : C,66,80; H,8,07理
論値(%) : C,66,64; H,7,99同様
な方法により下記の化合物を生成した。
失1匹1 〔工尺−〔1α(Z)、2β(1木)、3α])−(−
)−7−(3−ヒドロキシ−2−(2−ヒドロキシ−3
−フェノキシプロポキシ)−5−オキソシクロペンチル
ツー5−ヘプテンアミド中間体4b(0,35g)から
生成した。ただし、溶出液としてEA−MeOH(95
: 5 )を使用した。生成物は油状物であり、収量は
0.95gであった。IR(CHBr、 ) :35g
5.3520.3400.1740.1672.159
8.1588cm−’;TLC(EA−MsOH,95
: 5 ) Rf=0.38ヒドロキシ−2−(2−ヒ
ドロキシ−3−フェノキシプロポキシ)−5−オキソシ
クロペンチル〕−5−へブテンアミド 中間体4c(0,1g)から生成した。ただし、溶出液
としてEAを使用した。生成物は油状物であった。
収量は0.034gであった。IR(CHBrs) :
 3580,3380゜1740、1700゜−1 元素分析値: C23H3,Noとして、実測値(%)
 : C,63,3; H,7,3; N、 3.6理
論値(%) : C,63,7; H,7,2; N、
 3.2失立旌土 〔■旦−〔1α(ム)、2β(旦木)、3α])−(−
)−7−[,3−ヒドロキシ−2−(2−ヒドロキシ−
3−フェノキシプロポキシ)−5−オキソシクロペンチ
ル)−N−(メチルスルフォニル)−5−へブテンアミ
ド 中間体4d(0,18g)から生成した。ただし、溶出
液としてCHClz−MeOH(19: 1 )を使用
した。生成物は油状物であった。収量は0.13gであ
った。
IR(CHBr、)  :  3580.  3360
.  1740.  1715cm−フ;  TLC(
CHCI、−MeOH,19: l )Rf=0.20
 ; (a)= −8’(MeOH) 夾立五旦 (工且−〔1α(幻、2β、3α))−(−)−7−(
3−ヒドロキシ−2−(2−ヒドロキシ−3−フェノキ
シプロポキシ)−5−オキソシクロペンチル)−N−(
フェニルスルフォニル)−5−へブテンアミド 中間体4e(0,17g)から生成した。ただし、溶出
液としてEA−PH(3: 1 )を使用した。生成物
は油状物であった。収量は0.075gであった。 I
R(CHBri): 3590.3370.1740.
1725aa−’; TLC(EA−PE、 3 :1
 ) Rf=0.20 ; (α)=−15,2@(M
eOH)下記は本発明の化合物を使用する医薬製剤の実
施例である。下記の実施例において、′活性成分″′と
いう用語は前記の実施例に開示された化合物のような本
発明の化合物を意味する。
L夏里 直接打錠法により錠剤を製造した。
暖−±           配室」iムU活性成分 
                0.015〜0.2
ステアリン酸マグネシウム(英国薬局方)1.5活性成
分を微晶セルロース約10%と混合し、次いで残りの微
晶セルロースおよびステアリン酸マグネシウムを混合す
る。適当な打錠機により、直径6mmの杵で混合物を打
錠し錠剤を製造する。
得られた錠剤は標準的な手法により、メチルセルロース
またはヒドロプロピルメチルセルロースのようなフィル
ム生成物質でフィルムコートすることもできる。
Lブタ?口に皿 活性成分                 o、oi
s〜0.2*デン粉1500を加えて        
  100.0(注)*デン粉は直接打鍵用デン粉であ
る。
活性成分を少量のデン粉1500とあらかじめ混合し、
次いで、この混合物を残りのデン粉1500およびステ
アリン酸マグネシウムと混合する。この混合物を適当な
充てん機によりサイズ魔2の硬質ゼラチンカプセルに充
てんする。
本発明の化合物類がヒスタミン誘発胃酸分泌を抑制する
能力は、1959年にロンドン大学に提出されたM、 
E、 Parsonsの博士論文により改良されたよう
な”Br、 J、 Pharmacol、”、 195
8.13.54に開示されたGhoschと5chil
dの方法に従いラットの環流胃で実証された。ヒスタミ
ン誘発胃酸分泌の抑制に関するEDsI、値は一匹のラ
ットに試験化合物を所定の投与量で静注投与し、そして
、この投与を3段階以上の投与量レベルの各々について
少なくとも4匹のラットで繰返すことによって測定した
得られた結果は用量反応曲線について使用されるような
標準的な最小二乗法によってHD、 、値を算出するの
に用いた。かくして、実施例1,2.3および4の化合
物は0.08〜0.25μg/kg/min (30m
in)の範囲内のED、。値を有することが確認された
これらの化合物は治療上の有効量において一般に非毒性
である。
牢シtL出厚邑赴 グラクツ・クルー7、す5へp。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の一般式(1)で示される化合物またはその生
    理的に受容できる錯体。 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 〔式中、nは1または2であり; mは2〜5であり、Xはシスまたはトランス−CH=C
    H−若しくは−CH_2−CH_2−であるか、あるい
    は、mは1〜4であり、Xは−CH=C=CH−であり
    ;Zは−CH_2OH、−CHOまたは−CONHR^
    1{ここで、R^1は水素原子、C_1_〜_4アルキ
    ル、アリール、−COR^2(ここで、R^2は水素原
    子、C_1_〜_4アルキルまたはアリール基である)
    または−SO_2R^3(ここで、R^3はC_1_〜
    _4アルキルまたはアリール基である)である}であり
    ;Yは ▲数式、化学式、表等があります▼ {ここで、R^4、R^5およびR^6は各々、水素原
    子またはメチル基であり、少なくとも1つは水素原子で
    あり;Arはフェニル基(このフェニル基はC_1_〜
    _4アルキル、C_1_〜_4アルコキシ、C_1_〜
    _4アルキルチオ、C_1_〜_4アルキルスルフィニ
    ル、C_1_〜_4アルキルスルホニル、ハロゲンまた
    はトリフルオロメチル基のうちの1個または2個の置換
    基で置換されていてもよい)である}である。〕 2、Xが−CH=CH−または−CH_2−CH_2−
    であり、nが1の場合はmは3であり、また、nが2の
    場合はmは2または4であり;あるいは、Xが−CH=
    C=CH−であり、nが1の場合はmは2であり、また
    、nが2の場合はmが1または3である特許請求の範囲
    第1項記載の化合物。 3、Zが−CH_2OH、−CHO、−CONH_2、
    −CONHCH_3、−CONHCOCH_3、−CO
    NHSO_2CH_3または▲数式、化学式、表等があ
    ります▼である特許請求の範囲第1項または第2項記載
    の化合物。 4、R^6およびR^7が水素原子であり、そして、A
    rがフェニルまたはフッ素あるいは塩素で置換されたフ
    ェニルである特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか
    に記載の化合物。 5、Xが−CH=CH−または−CH_2−CH_2−
    であり、nが1で、mが3、または、nが2でmが2ま
    たは4であるか、または、Xが−CH=C=CH−であ
    り、nが1で、mが2、または、nが2でmが1または
    3であり; Zが−CH_2OH、−CHO、−CONH_2、−C
    ONHCH_3、−CONHCOCH_3、−CONH
    SO_2CH_3または▲数式、化学式、表等がありま
    す▼であり; R^4が水素原子またはメチル基であり; R^5およびR^7が水素原子であり;そして、Arが
    フェニルまたはフッ素あるいは塩素で置換されたフェニ
    ルである; 特許請求の範囲第1項記載の化合物。 6、Xがシス−CH=CH−である特許請求の範囲第5
    項記載の化合物。 7、Xがシス−CH=CH−であり、そして、nが1で
    、mが3またはnが2で、mが2である特許請求の範囲
    第5項記載の化合物。 8、−(CH_2)_nX(CH_2)_mZ基を有す
    る炭素原子がR−配置である特許請求の範囲第1〜7項
    のいずれかに記載の化合物。 9、一種類以上の製剤用担体とともに、特許請求の範囲
    第1項〜第8項のいずれかの項に記載の化合物を有する
    医薬組成物。 10、下記の(a)〜(f)のいずれか1つ以上の工程
    からなる前記式(1)の化合物の製造方法。 (a)式(2)の化合物を脱保護する ▲数式、化学式、表等があります▼(2) (式中、Y^1は ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される基であり; Z^1は式(1)におけるZについて定義した通りの基
    または−CH_2OR^7基であり;そして、R^7は
    ヒドロキシ保護基である。); (b)Zが−CONHR^1である化合物を製造する場
    合、Zが−CO_2R(ここで、Rは水素原子またはC
    _1_〜_6アルキル基である)である式(1)の対応
    化合物または存在するヒドロキシ基の1個以上が保護さ
    れている対応化合物をアミド化し、続いて、所望により
    、存在する全ての保護基を除去する; (c)Xが−CH_2−CH_2−である化合物を生成
    する場合、Xが−CH=CH−またはアセチレン基であ
    る対応する化合物を還元する; (d)Xが−CH=CH−である化合物を生成する場合
    、Xがアセチレン基である対応する化合物を選択的に還
    元する; (e)Xがトランス−CH=CH−である化合物を生成
    する場合、Xがシス−CH=CH−である対応する化合
    物を異性化する; (f)式(1)の化合物をシクロデキストリンで処理す
    ることにより複合体を生成する。
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