JPS63122663A - シクロペンチルエーテル,その製法およびその医薬組成物 - Google Patents

シクロペンチルエーテル,その製法およびその医薬組成物

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JPS63122663A
JPS63122663A JP62264020A JP26402087A JPS63122663A JP S63122663 A JPS63122663 A JP S63122663A JP 62264020 A JP62264020 A JP 62264020A JP 26402087 A JP26402087 A JP 26402087A JP S63122663 A JPS63122663 A JP S63122663A
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phenyl
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hydrogen atom
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エリック・ダブリュー・コリントン
ハリー・フィンチ
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Glaxo Group Ltd
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C405/00Compounds containing a five-membered ring having two side-chains in ortho position to each other, and having oxygen atoms directly attached to the ring in ortho position to one of the side-chains, one side-chain containing, not directly attached to the ring, a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, and the other side-chain having oxygen atoms attached in gamma-position to the ring, e.g. prostaglandins ; Analogues or derivatives thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/04Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system for ulcers, gastritis or reflux esophagitis, e.g. antacids, inhibitors of acid secretion, mucosal protectants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/10Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 プロスタグランジンEl(以下rPGE、 Jという)
は様々な生理作用を有する天然物である1例えば、PG
E2は胃酸の分泌を抑制し、胃腸内細胞保護作用をもた
らし、血圧を低下させ、平滑筋を緊張および弛緩させ、
血小板の凝集を抑制し、さらに、脂肪の分解を抑制する
合成PGE、類似体は異なった効力、−1長い活性持続
時間、作用の増大した選択性などを有する可能性がある
。従って、多大な関心がもたれている。
本発明者らはPGE、型活性を有する新規な一部のシク
ロペンチルエーテル類を発見した0本発明のぢ 化合物は極めて有用コ宙物作用を有する。特に、本発明
化合物は胃酸分泌の抑制および胃腸内細胞保護作用に関
して高い効力とすぐれた選択性を示す。従って、本発明
の化合物は潰瘍の治療に有゛望である。また、本発明の
化合物は脂質低下作用を有するので、根元的な病因が脂
質の平衡異常または高脂血症であるような病態の治療に
も有用である。
本発明の目的は下記の式(1)で示される化合物および
その生理的に受容できる塩類ならびに錯体(シクロデキ
ストリン複合体類)を提供することである。
+   1               (1)H♂
 為。
〔式中、nは1または2であり; mは2〜5であり、Xはシスまたはトランス−CH=C
H−もしくは−CH,−CH,−であるか、またはmは
1〜4であり、Xは−CH=C=CH−であり;R1は
フェニルまたは所望によりC1−4アルキル、01〜.
アルコキシ、 c、 +4フルカツイル、メチルチオ。
メチルスルフィニル、メチルスルホニル、ハロゲン、−
Co、R2(ここで、R2は水素原子またはCL−4ア
ルキル若しくはフェニルである)、−CONR3R’ 
(ここで、R3およびR4は同一でもよいし、または、
異っていてもよく、各々、水素原子またはC1−4アル
キル基である)、−NHCOR” (ここで、R2は前
記に定義したとおりの基またはフェニル基もしくは所望
によりヒドロキシル、CI、 C0NH−またはく:Σ
C0NH−で置換されたフェニルである)、−Nl(C
QNI(、、−C)l、 CH(CONH,)NHCO
CH,または−CH,CH(CONH2)N)IcOO
で置換されたフェニル基であるか、またはR1は2−ナ
フチルであり;各々、水素原子またはメチル基であり、
少なくとも1つは水素原子であり; Arはフェニル基または、C工〜、アルキル、01〜4
アルコキシ、01〜.アルキルチオ、01〜.アルキル
スルフィニル、C1−4アルキルスルホニル、ハロゲン
またはトリフルオロメチル基のうちの1個以上の置換基
で置換されたフェニル基である)である。〕。
本明細書に示される構造式は関連する各化合物の鏡像異
性体および該鏡像異性体の混合物(ラセミ体類を含む)
を包含する。
一般的に、−(CH,)nX(CH,)、、C02CH
2COR’基を有する炭素原子および/またはY基中の
OH基を有する炭素原子はR配置である。特に前者の炭
素原子はR配置である。この様な位置異性体類を含む混
合物は好ましい。
式(1)の化合物におけるR1が−CotHで置換され
たフェニルである場合、該化合物は塩基と塩を生成する
ことができる。好適な塩は例えば、アルカリ金属(例え
ば、ナトリウムおよびカリウム)、アルカリ土類金属(
例えば、カルシウム)およびアミン(例えば、ピペラジ
ン)塩などである。
式(1)の化合物の定義中で基として、または、基の一
部として″アルキル″という用品が使用されている場合
、この用語は直鎖または分枝鎖部分を含む意味で使用さ
れている。具体例としては、例えば、メチル、エチル、
ロープロピル、i−プロピル、n−ブチル、S−ブチル
、またはt−ブチル基等である。″ハロゲン”という用
語はフッ素、塩素、臭素またはヨウ素を意味する。
式(1)の特別な群の化合物類は、n、m、XおよびY
が上に定義した通りのものであり、R1がフェニル、ま
たは所望により、01〜4アルキル、C1−4アルコキ
シ、C工〜、アルカノイル、メチルチオ、メチルスルフ
ィニル、メチルスルホニル、ハロゲン、−Go2R” 
(ここで、R2は水素原子、C工〜、アルキルまたはフ
ェニルである)、−CONR’ R’ (ここで、R1
およびR4は同一であってもよいし、異なっていてもよ
く、各々、水素原子またはC1−4アルキル基である)
、−NHCOR” (ここで、R2は前記に定義したと
おりの基である)または−NHCONH,で1換された
フェニルである化合物類である。
Xが−CH=CH−または−CH2−CH,−である化
合物において、nが1の場合、mは好ましくは3であり
nが2の場合、mは好ましくは2または4である。
Xが−CH=C=CH−である場合、mは好ましくは2
であり、nは1である。また、nが2である場合。
mは1または3である。
Xが−CH=CH−である場合、これはシス−CH=C
H−であることが好ましい。
R1は好ましくは置換フェニル基(ここで、置換基はオ
ルト、メタ、好ましくは、パラ位に位置することができ
る)または2−ナフチル基である。
R1がメトキシ、アセチル、−Co2CH3、−NHC
OC!(、、ヘンシイルアミノ、−CONH3、−CO
N ((:R3)!または−CH2CH(CONH2)
NHCOCH3基で置換された(特に、パラ位が置換さ
れた)フェニル基である化合物、もしくは、R1が2−
ナフチル基である化合物が好ましい。
特に好ましい化合物はR1がバラ置換フェニル基(ここ
で、置換基は−NHCOCH3、ベンゾイルアミノ、ア
セチルまたは−CONH,である)である化合物である
基Yにおいて、R8およびR7は水素原子であることが
好ましい。
Arフェニル基が置換されている場合、置換基は例えば
、メチル、エチル、プロピル、ブチル、メトキシ、エト
キシ、プロポキシ、ブトキシ、メチルチオ、メチルスル
フィニル、メチルスルホニル。
フルオロ、クロロ、ブロモ、またはトリフルオロメチル
である。置換基は1個だけ、特に、パラ位に存在するこ
とが好ましい、一般的に、Arは好ましくは、フェニル
またはハロゲン(特に、フッ素または塩素)で置換され
たフェニルである。
前記の好ましい態様は単独で適用するか、または、述べ
られたいくつかの好ましい態様を1以上組合わせて適用
する。
本発明の好ましい化合物は、式中の置換基が下記のとお
りの式(1)の化合物およびこれらの錯体頂(例えば、
シクロデキストリン複合体)であって、Xが−CH=C
H−または−CH,−CH,−であり、nが1であり、
そしてmが3であるか、または、nが2であり1mが1
.2または4であるか、もしくは、Xが−CH=C=C
H−であり、nが1であり、そして、mが2であるか、
またはnが2であり、mが1または3であり7 R1は−NHCOC)+3、ベンゾイルアミノ、アセチ
ルまたは−CONH□で(好ましくはパラ位が)置換さ
れたフェニル基であり; R5は水素原子またはメチル基であり;R6およびR7
は水素原子であり;そして、Arはフェニル基またはフ
ッ素あるいは塩素で置換されたフェニルである;化合物
である。
このタイプの化合物の中でも、 −(CH,)nX(C
H,)。
Co、 CI(2COR1基を有する炭素原子がR−配
置である化合物が特に好ましい。また、 Xがシス−C
H=CH−であり、nが1であり、そして、mが3であ
るか、またはnが2で、mが2または4である。特に。
nが1で、mが3であるかまたは、nが2でmが2であ
る化合物も特に好ましい。
これらの化合物は治療上の有効量において一般的に非毒
性である。
式(1)の化合物は胃腸的細胞保護作用も有する。
試験化合物を投与する前にインドメタシン5mg/kg
(皮下注射)を使用するように変更したがRobert
らが”Gastroenterology” 1979
、二、433に開示した方法に従って、有識ラットにお
けるエタノール誘発病変を抑制する能力が実証される。
標準的な動物モデルで実証されるように、式(1)の化
合物は脂質レベルを低下させることもできる。
例えば、飢餓ラットにおける非エステル化脂肪酸濃度を
低下させる能力により例証される(P、P、 Lovi
soloら、”Pharmacological Re
searchCommunications”、  1
981.13. 163〜174、E、Schilli
ngerおよびO,Loge、 ”Biochemie
alPharmacology”、1974.23.2
283−2289参照)。
従って、本発明の化合物は潰瘍の予防および/または治
療に有望である。また、本発明の化合物は胃酸の過剰分
泌により生起されるその他の状態の治療にも使用できる
。さらに、本発明の化合物は根元的な病因が脂質平衡異
常または高脂血症に関連する病態の予防および/または
治療にも使用できる。
本発明の別の目的は、潰瘍および胃酸過剰分泌により生
起されるその他の状態の予防および/または治療に使用
される、式(1)の化合物またはその生理学的に受容で
きる塩または錯体(例えば、シフロブキトリン複合体)
を提供することである。
本発明の他の目的は、根元的な病因が脂質平衡異常また
は高脂血症に関連する病態の予防および/または治療に
使用される、式(1)の化合物またはその生理学的に受
容できる塩または錯体(例えば、シクロデキストリン複
合体)を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、潰瘍、および、胃酸の過剰
分泌に起因するその他の状態または根元的な病因が脂質
平衡異常または高脂血症に関連する病態を有する人間ま
たは動物の治療方法を提供することである。この治療方
法は、式(1)の化合物またはその生理学的に受容でき
る塩あるいは錯体(例えば、シクロデキストリン複合体
)を有効量、前記人間または動物に投与することからな
る。
本発明の化合物は非ステロイド性抗炎症剤または別種の
抗潰瘍剤のような1種類以上のその他の治療薬と都合よ
く併用することができる。従って。
本発明の範囲は1式(1)の化合物またはその生理学的
に受容できる塩あるいは錯体(例えば、シクロデキスト
リン複合体)を1種類以上のその他の治療薬と併用する
ことにも及ぶ。
本発明のさらに他の目的は、1種類以上の製剤用担体ま
たは賦形剤とともに、活性成分として、式(1)の化合
物またはその生理学的に受容できる塩あるいは錯体(例
えば、シクロデキストリン複合体)を含有する医薬組成
物を提供することである。
化合物は1種類以上の製剤用担体とともに1例えば、経
口、軽鎖、非経口、直腸投与用に常法で製剤化すること
ができる。
本発明の化合物は経口投与用に、例えば、使用可能な賦
形剤とともに常法により調製された散剤、液剤またはシ
ロップ剤として製剤化できる。
本発明の化合物は注射または点滴による非経口投与用に
製剤化できる。注射剤用の剤形としては保存剤を有する
アンプルまたはバイアルによる単位投与剤形とすること
ができる。
軽鎖投与の場合、本発明の化合物は常法により錠剤また
はトローチ剤等に製剤化できる。直腸投与の場合、カカ
オ脂またはその他のグリセリドのような常用の坐剤基剤
を含有する坐剤または徐放性浣腸のような組成物を使用
できる。
本発明の化合物は0.5〜300μg/kg(体重)の
投与量で1日に1〜4回経口投与することが好ましい。
非経口投与の場合、本発明の化合物は0.01〜10μ
g/kg(体重)の投与量で、1日に1〜4回投与する
ことができる。正確な投与量は言うまでもなく。
患者の年令および状態に応じて変化する。
本発明の化合物の好適な製造方法を下記に開示する。特
にことわらない限り、種々の置換基および記号は前記に
定義した通りのものである。
(a)式(1)の化合物は下記の式(2)の化合物を脱
保護することによって生成できる。
○ +   1              (2)亘  
ム R600Yi (式中、Ylは次式の基として定義される;ここで、R
8は適当なヒドロキシ保護基1例えば、テトラヒドロピ
ラン−2−イル、 テトラヒドロフラン−2−イル、エ
トキシエチル、トリ(ヒドロカルビル)シリルまたはア
リールメチルである。)式(2)の化合物中の2個のR
1基は同一であってもよいし、異っていてもよい。
R1がトリ(ヒドロカルビル)シリルである場合、該ヒ
ドロカルビル置換基は同一または異なる1例えば、01
〜.アルキル、C21アルケニル、C1−7シクロアル
キル、C7−2゜アラルキルおよびC1〜2゜アリール
基である。このような基としては例えばメチル、エチル
、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチ
ル、t−ブチル、アリル、フェニルおよびベンジルなど
が挙げられる。好ましいヒドロカルビル基はC工〜、ア
ルキル(例えば、メチルおよび1−ブチル)である、ト
リメチルシリルおよびt−ブチルジメチルシリルが特に
好ましい。
R”がアリールメチル基である場合、R8は炭素原子を
20個まで含有できる。具体例はベンジル、ジフェニル
メチルまたはトリフェニルメチルである。
保護ヒドロキシル基を脱保護するのに使用される方法は
R8の性質により左右されるが、一般的には、酸加水分
解または還元が使用できる。
従って1例えば、Raがテトラヒドロピラン−2−イル
である場合、 テトラヒドロビラン−2−イルまたはエ
トキシエチル基の脱保護は酸により行なうことができる
。好適な酸は塩酸のような無機酸または酢酸あるいはト
リフルオロ酢酸のような有機酸である。好適な溶剤はエ
ーテル(例えば、ジニチルエーテル、ジオキサン、およ
びテトラヒドロフラン)、ハロゲン化炭化水素(例えば
、ジクロルメタン)、炭化水素(例えば、トルエン)、
二極性中性溶剤(例えば、アセトン、アセトニトリル。
ジメチルスルホキシドおよびジメチルホルムアミド)お
よびアルコール(例えば、メタノール、エタノールおよ
びエチレングリコール)などである。
所望により、前記の溶剤類は水と併用することもできる
1反応はO℃〜50℃、例えば40℃〜50℃のような
任意の適当な温度で実施できる。
トリ(ヒドロカルビル)シリル基は例えば希鉱酸または
トリフルオロ酢酸による酸加水分解、または、フッ化物
イオン(例えば、テトラ−n−ブチルアンモニウムフル
オライドのような四級アンモニウムフルオライドに由来
するもの)による処理、または、フッ化水素水溶液によ
る処理によって除去できる。アリールメチル基は例えば
、還元(例えば、白金またはパラジウムのような貴金属
触媒による水添分解)、または1例えば室温でジクロロ
メタンのような適当な溶剤中でチオール(例えば、エタ
ンチオール)の存在下でルイス酸(例えば、三フッ化ホ
ウ素−エーテレート)で処理することによって除去でき
る。
式(2)の化合物類は次式(3)の化合物l  ム R’OOY” (式中、RaおよびYlは前記に定義した通りのもので
ある)を例えば、適当な温度(例えば、室温)で緩衝液
(例えば、酢酸ナトリウム)の存在下で、適当な溶媒(
例えば、ジクロロメタン)中でクロロクロム酸ピリジウ
ムで酸化することによって生成できる。別法として1例
えば室温でジクロロメタンのような溶剤中でトリフルオ
ロ酢酸ピリジニウムの存在下で、N、 N’−ジシクロ
へキシルカルボジイミドで活性化されたジメチルスルホ
キシドによっても酸化させることができる。その他の常
用の酸化方法、例えば、ジョーンズ試薬なども使用でき
る。
脱保護方法(a)は通常、シクロペンチル環オキソ基の
酸化による生成に関連して適用される。従って、式(1
)の化合物は一般的に、対応する式(3)の化合物を酸
化し、そして、その後保護基を除去することによって生
成される。しかし、環オキソ基の生成はアルキル化(例
えば、後記の方法(b))により所望のエステル基を導
入する前に行ない、そして、その後、両方の保護基を除
去することもできる。
式(3)の化合物は後記の方法(b)に述べられた手法
を使用し、対応するカルボン酸をアルキル化することに
よって生成できる。
(b)式(1)の化合物類は次式(4)の対応するカル
ボン酸 +    1                  (
4)季   ^ R900f (式中、R′は水素原子または前記に定義したR8基で
あり、Y2は前記に定義したY基またはYL基である)
を次式(5)のケトン ZCH,COR”             (5)(
式中、2はハロゲン(例えば、臭素)のような脱離基で
ある)でアルキル化し、続いて、所望により、存在する
全ての保護基を除去することによっても生成できる。ア
ルキル化反応は好ましくは、適当な温度(例えば、室温
)で、アセトニトリルまたはジメチルホルムアミドのよ
うな溶剤中で、ジイソプロピルエチルアミンまたはフッ
化カリウムのような塩基の存在下で実施する。脱保護は
前記の方法(a)に述べた手法に従って実施できる。
方法(a)および(b)に述べた反応の出発物質として
必要なカルボン酸は欧州特許明細書第160495号に
開示された方法により生成できる。
式(5)のケトンは公知化合物であり、また、公知化合
物の製造に使用される方法と顕似の方法により製造する
こともできる。
(c)式中のXが−CH,−CHt−である式(1)の
化合物はXがシスまたはトランス−CH=CH−若しく
はアセチレン基である対応する化合物を還元することに
よって生成できる。好適な還元方法は、支持体(例えば
、カーボン)に担持された触媒(例えば、パラジウム)
の存在下で水添する方法である。好適な溶剤は酢酸エチ
ル、エタノールおよびメタノールである。
(d)式中+7)Xが−CH=CH−1’ある式(1)
の化合物は。
Xがアセチレン基である対応する化合物の選択的還元に
より生成できる。好ましい還元方法は、支持体(例えば
、CaC0,またはBa504)に担持され、鉛または
キノリンを触媒毒として有するパラジウムのような触媒
の存在下で水添する方法である。好適な触媒は酢酸エチ
ルおよびメタノールである。
この反応は、式中のXがシス−CH=CH−である化合
物を生成するのに特に好適である。
出発物質として必要なアセチレン類は欧州特許明細書第
160495号に開示された方法により生成できる。
(e)式中のXがトランス−CH=CH−基である式(
1)の化合物は、Xがシス−CH=CH−基である対応
する化合物を異性化することによって生成できる。異性
化は例えば、還流温度以下の好適な任意の温度で炭化水
素溶剤(例えば、ベンゼン)を使用し、ジオキサン(例
えば、還流温度で)とトルエン−p−スルフィン酸で、
または、アゾビスイソブチロニトリルおよびチオフェノ
ールで対応するシス化合物を処理することによって実施
できる。
(f)式(1)の化合物の塩を所望する場合、該塩は常
法により、例えば、式(1)の酸を塩基(例えば。
ピペラジンのようなアミン)でエーテルのような溶剤中
で処理することによって生成できる。
錯体(例えば、シクロデキストリン複合体)は常法によ
り1例えば、適当な溶剤中で式(1)の化合物をα−1
β−1または γ−シクロデキストリンで処理すること
によって生成できる6 方法(a)〜(f)の手法は式(2)の化合物および特
に式(3)の化合物にも適用できる。そして、得られた
生成物はその後、前記の方法により式(1)の化合物に
転化させることもできる。
式(1)の特定の鏡像体(エナンチオマー)が必要な場
合、所望の立体異性を有する出発物質を前記の方法で使
用しなければならない、このような出発物質は例えば、
欧州特許明細書第74856号に開示された鏡像中間体
から欧州特許明細書第160495号に開示された方法
を用いて生成できる。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
下記の実施例において、説明の便宜のために次の略記、
略号等を使用した。
温度は全て「℃」である。
“乾燥した”という用語は無水MgSO4による乾燥を
意味する。
“TLCnはシリカによる薄層クロマトグラフのことで
ある。
クロマトグラフはシリカゲルで行なった。
εR=エーテル;EA=酢酸エチル;PE=石油エーテ
ル(特にことわらない限りす、P、40〜60℃のもの
):THF =テトラヒドロフラン;  CH,Cfl
、=ジクロロメタン; C)lBr、 =ブロモホルム
;MeOH=メタノール;DMF =ジメチルホルムア
ミド; cHcn、 =クロロホルム。
生1冒(L (la) N−(4−(ブロモアセチル)フェニル〕ア
セトアミド (lb) 4−(ブロモアセチル)ベンズアミド(Lc
) N−(4−(ブロモアセチル)フェニル〕ベンズア
ミド 上記の中間体はJ、 Prakt、 Chem、、19
69、阻ユ、168に開示された方法により合成した。
土旦生又 (2a)  〔1s−(la(Z)、2β(2針)3 
a 、5 a ))−7−〔5−ヒドロキシ−2−〔3
−フェノキシ−2−〔(テトラヒドロ−岨−ピラン−2
−イル)オキシフプロポキシ)−3−((テトラヒドロ
−28−ピラン−2−イル)オキシ〕シクロペンチル〕
−5−ヘプテン酸 欧州特許明細書筒16049:)号に開示された方法に
より合成した。
(2b) I:1≦−〔1α(Z)、2β(2旦木)3
α、5α)]−7−[5−ヒドロキシ−2−〔3−フェ
ノキシ−2−〔(テトラヒドロ−2旦−ピラン−2−イ
ル)オキシフプロポキシ)−3−((テトラヒドロ−2
8−ピラン−2−イル)オキシ〕シクロペンチル〕−4
−ヘプテン酸 英国特許第GB−A−2174702号明m書に開示さ
れた方法により合成した。
生l生止 (3a) (15−(l a (Z) 、 2β(2針
)3 a 、5 a ))−(+)−2−[4−(アセ
チルアミノ)フェニルシー2−オキソエチル7−〔5−
ヒドロキシ−2−〔3−フェノキシ−2−〔(テトラヒ
ト0−2H−ピラン−2−イル)オキシフプロポキシ〕
−3−((テトラヒドロ−岨−ピラン−2−イル)オキ
シコシクロペンチル〕−5−へブテノエート中間体1a
(0,28g)、フッ化カリウム(0,16g)および
乾燥DMF (5mΩ)からなる溶液を23℃で15分
間撹拌した。中間体Za (0、7g)および乾燥DM
F (3mQ)からなる溶液を添加し、そして得られた
混合物を23℃で1.0時間撹拌した。この混合物をE
R(30mR)で希釈し、水(5X251!IQ)およ
びブライン(25d)で連続的に洗浄し、乾燥し、そし
て、蒸発させ、白色の泡状の標記化合物を0.75g得
た。IR(CHBr、) : 3420゜1740、1
700cm−”、〔α〕も’=+18℃(cHcQ3)
同様な方法により下記の化合物を生成した。
(3b) (Is−[1α(Z)、2β(2針)3α、
5α))−2−(4−(アミノカルボニル)フェニルシ
ー2−オキソエチル7−〔5−ヒドロキシ−2−〔3−
フェノキシ−2−〔(テトラヒドロ−2七ピラン−2−
イル)オキシフプロポキシ〕−3−1:(テトラヒドロ
−28−ピラン−2−イル)オキシコシクロペンチル〕
−5−へブテノエート中間体1bおよび2aから生成し
た。IR(CHBr、 ) :3580.3520,3
400,1730,1710.1680cm−1(4a
) [:IS −(1a (Z)、2β(2針)3 a
 、5 a ])−2−(4−(ベンゾイルアミノ)フ
ェニルシー2−オキソエチル7−〔5−ヒドロキシ−2
−〔3−フェノキシ−2−〔(テトラヒドト2計ピラン
ー2−イル)オキシフプロポキシ〕−3−((テトラヒ
ドロ−岨−ピラン−2−イル)オキシコシクロペンチル
〕−5−へブテノニート中間体1c(0,27g)、フ
ッ化カリウム(0,13g)および乾燥りにF(10+
+Q)からなる溶液を室温で30分間撹拌した。その後
、中間体2b(0,43g)およびDMF(30m12
)からなる溶液を添加した。この溶液を室温で4時間撹
拌し、水(50mu)を添加し、そして、この溶液をエ
ーテル(3X 50mff1)で抽出し、乾燥し、そし
て、溶剤を真空中で除去した。得られた残留物をEA−
PE(3: 1)混液で溶離するフラッシュクロマトグ
ラフ(メルク9385)により精製し、無色で油状の標
記化合物を0.66g得た。 TLC(EA−PE、1
:1)Rf=0.14 同様な方法により下記の化合物を生成した。
(4b) (環−〔1α(Z) 、 2β(岨*)3α
、5α])−2−(4−(アミノカルボニル)フェニル
シー2−オキソエチル7−〔5−ヒドロキシ−2−〔3
−フェノキシ−2−〔(テトラヒドロ−2七ピラン−2
−イル)オキシフプロポキシ〕−3−((テトラヒドロ
−2計ピラン−2−イル)オキシコシクロペンチル〕−
4−へブテノエート中間体1b(0,14g)および中
間体2b(0,31g)から生成した。ただし、精製工
程は不要のため省略した。
かくして、淡黄色で油状の標記化合物が0.52g得ら
れた。 TLC(EA)Rf=0.28土旦生旦 〔1針〔1α(Z)、2β(岨*)3α、5α])−2
−(4−(アセチルアミノ)フェニルツー2−オキソエ
チル 7−〔5−ヒドロキシ−2−〔3−フェノキシ−
2−〔(テトラヒドロ−2計ピランー2−イル)オキシ
フプロポキシ)−3−[(テトラヒドロ−28−ピラン
−2−イル)オキシ〕シクロペンチル〕−5−ヘプテノ
エート 中間体2b (300mg)と乾燥DMF (4n+Q
)からなる20℃の溶液にフッ化カリウム(94mg)
および中間体1a(150mg)を添加した。6時間経
過後、この混合物をEA(30mm)で希釈し、そして
、水(2X 20mm) −8%重炭酸ナトリウム(2
X 20mρ)およびブライン(20mfl)で連続的
に洗浄した。有機抽出物を乾燥し、濾過し、そして、蒸
発させ、黄色で油状の標記化合物を429mgを得た。
TLC(EA)Rf = 0.33生皿生立 (6a) (IR−[1a (Z)、2β(岨*)3 
a ))−(−)−2−[4−(アセチルアミノ)フェ
ニルツー2−オキソエチル 7−〔5−オキソ−2−〔
3−フェノキシ−2−〔(テトラヒドロ−2計ピラン−
2−イル)オキシフプロポキシ〕−3−〔(テトラヒド
ロ−2七ピランー2−イル)オキシ〕シクロペンチル〕
−5−ヘプテノエート 中間体3a (0、7g) 、無水酢酸ナトリウム(0
,46g)および乾燥CI、 CΩ2 (25mm)か
らなる溶液に0℃で撹拌しながらクロロクロム酸ピリシ
チム(0,60g)を添加した。この混合物を0℃で1
時間、0〜23℃で2時間以上撹拌し、酸で洗浄された
シリカ(pH3,8)の小さなバッキングを通過させて
濾過した。
濾液を40℃以下の真空中で蒸発させ、得られた残留物
をHA−シクロヘキサン(4:1)混液で溶離し。
酸洗浄シリカ(pH3,8)でクロマトグラフすること
により精製した。油状の標記化合物が0.425g得ら
れた。IR(C)lBr、) : 3470,1735
.1700.1515cm−1;〔α〕も’ =−11
,6°(cHcQ、)同様な方法により下記の化合物を
生成した。
(6b) (IR−(1α(幻、2β(岨*)3α))
−2−(4−(アミノカルボニル)フェニルツー2−オ
キソエチル 7− (5−オキソ−2−〔3−フェノキ
シ−2−〔(テトラヒドロ−2几−ピラン−2−イル)
オキシフプロポキシ) −3−[:(テトラヒドロ−2
且−ピラン−2−イル)オキシコシクロペンチル〕−5
−へブテノエート 中間体3bから合成したTLCCEA)Rf=0.64
土l生ユ 〔1匙−〔1α(Z)、2β(2に本)3α))−2−
(4−(アセチルアミノ)フェニルツー2−オキソエチ
ル 7−〔5−オキソ−2−(3−フェノキシ−2−〔
(テトラヒドロ−岨−ピラン−2−イル)オキシフプロ
ポキシ)−3−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−
イル)オキシコシクロペンチル〕−4−へブテノエート 中間体5 (412mg)および乾燥CH2CM、 (
10mm)からなる水冷溶液に0〜5℃でクロロクロム
酸ピリジ手 ラム(361B)、酢酸ナトリウム(274mg)およ
び粉砕3人分子fli (400mg)を添加した。3
.5時間経過後、この混合物をEA(30mm)で希釈
し、シリカパッド(メルク9385)を通して濾過した
。濾液を水(30mm)で洗浄し、有機抽出物を乾燥し
、濾過し、そして。
蒸発させ、油状の残留物を得た。残留物を、  EA−
ヘキサン(2:1)混液を溶出液としてフラッシュクロ
マトグラフ (メルク9385、pH3,8まで酸洗浄
した)することにより精製し、黄色でガム状の標記化合
物を230mg得た。TLC(EA−ヘキサン、2:1
)Rf=0.28 中間体8 (8a) [1尺−(lα(Z)、2β(2R*)3 
a ))−2−[4−(ベンゾイルアミノ)フェニル〕
−2−オキソニチル 7− [5−オキソ−2−〔3−
フェノキシ−2−〔(テトラヒドロ−岨−ピラン−2−
イル)オキシフプロポキシ)−3−((テトラヒドロ−
2H−ピラン−2−イル)オキシ〕シクロペンチル]−
4−ヘプテノニート 中間体4a、乾燥CH,CQ、 (20mm)および無
水酢酸ナトリウム(0,54g)からなり、粉砕3大分
子篩(0,5g)を含有する溶液に0℃でクロロクロム
酸ピリジニられたS濁液をハイフロ(hyflo)によ
り濾過した。
溶剤を真空中で除去し、 EA−PE(1: 1)混液
を溶出液としてフラッシュクロマトグラフ(メルク93
85、pH4まで酸洗浄した)することにより精製し、
淡黄色で油状ノ棚記化合物を0.52g得た。 TLC
(EA−PE、1:1)、Rf=0.25 同様な方法により下記の化合物を生成した。
(8b) (琲〔1α(Z)、2β(2R*)3α))
−2−[4−(アミノカルボニル)フェニルツー2−オ
キソエチル 7−〔5−オキソ−2−〔3−フェノキシ
−2−〔(テトラヒドロ−岨−ピラン−2−イル)オキ
シュプロポキシ)−3−((テトラヒドロ−2七ピラン
−2−イル)オキシ〕シクロペンチル〕−4−ヘプテノ
エート 中間体4b(0,48g)から生成した。ただし、フラ
ッシュクロマトグラフは溶出液としてEAを使用して行
なった。
失鳳五工 〔1匙−〔1α(Z)、2β(K車)3α) )−(−
)−2−(4−(アセチルアミノ)フェニルツー2−オ
キソエチル 7−〔3−ヒドロキシ−2−(2−ヒドロ
キシ−3−フェノキシプロポキシ)−5−オキソシクロ
ペンチル〕−5−へブテノエート 中間体6aおよび酢酸/水/THF(20: 10 :
 3)混液(15n+I2)からなる溶液を40℃で4
.5時間撹拌した。
この混合物を45℃以下の真空中で蒸発させ、残留物を
トルエン(35m12)で2倍に希釈し、真空中で再度
蒸発させた。残留物の白色固形物をEA (20m+2
)でスラリーにし1次いでEA−シクロヘキサン混液が
ら晶出させ、白色で固形の標記化合物を0.16g得た
。m、P、114〜l16℃;〔α〕♂’ 、= −2
0,1” (CHCn、 )元素分析値: Ct x 
H37Novとして、実測値(%):C,65,4;H
,6,6;N、 2.4理論値(%):C,65,6;
H,6,6;N、 2.5来五五主 (IR−(1α(Z)、2β咀*)3α))−2−(4
−(アミノカルボニル)フェニルツー2−オキソエチル
 7−〔3−ヒドロキシ−2−(2−ヒドロキシ−3−
フェノキシプロポキシ)−5−オキソシクロペンチル〕
−5−へブテノエート 中間体6b(0,38g)および酢酸/水/THF(2
0: 10 :3)混液(5I)からなる溶液を40℃
で3.5時間撹拌した。この混合物を真空中で蒸撤させ
、残留物をトルエン(25n+ff1)で希釈し、そし
て、蒸発させた。
EA−4EA−MeOH(9: 1)を溶出液とし、酸
洗浄シリカゲル(pH3,ll)でクロマトグラフする
ことによって精製し、その後、ERで研加し、白色で固
形の標記化合物を0.56g得た。m、p、64〜66
℃; TLC(EA−MeO)1.9 : 1)Rf=
0.33失庭銖ユ (3a)(IR−[1a (Z)、2β(R*)3c2
)nX(CH2)mCO2CH2COR) −2−(4
−(アセチルアミノ)フェニルツー2−オキソエチル 
7−〔3−ヒドロキシ−2−(2−ヒドロキシ−3−フ
ェノキシプロポキシ)−5−オキソシグロベンチル〕−
5−ヘプテノエート中間体7 (210mg)および酢
酸/水/THF(6: 3 : 1)混液(7mff)
からなる溶液を40℃で4.5時間撹拌した。
この混合物を真空中で濃縮し、油状の残留物を得た。E
Aを溶出液とし、フラッシュクロマトグラフ(メルク9
3J15. pH3,8まで酸洗浄した)することによ
り精製し、不透明でガム状の標記化合物を85mg得た
。TLC(EA)Rf=0.23元素分析値: C3i
H3、No、として。
実測値(%):C,65,32;H,6,88;N、 
2.32理論値(%) : C,65,59; H,6
,57; N、 2.47同様な方法により下記の化合
物を生成した。
(3b)(1尺〜〔1α(Z)、2β(1本)3α))
−2−(4−(アミノカルボニル)フェニルツー2−オ
キソエチル 7−〔3−ヒドロキシ−2−(2−ヒドロ
キシ−3−フェノキシプロポキシ)−5−オキソシクロ
ペンチルツー存−ヘプテノエート 中間体8b(0,26g)から生成した。ただし、溶出
液としてMe(IH−ER(1: 9)を使用してフラ
ッシュクロマトグラフすることにより精製した。かくし
て、白色で泡状の標記化合物が108mg得られたam
−p−82〜88℃;  TLC(MeOH−ER,1
: 9)Rf=0.25元素分析値二〇、。H3、No
、として、実測値(%):C,64,44;H,5,3
9;N、 2.70理論値(%):C,65,09;H
,6,37;N、 2.53失五五土 〔け−〔1α(Z)、2β(匙*)3α))−2−(4
−(ベンゾイルアミノ)フェニルツー2−オキソエチル
 7−〔3−ヒドロキシ−2−(2−ヒドロキシ−3−
フェノキシプロポキシ)−5−オキソシクロペンチル〕
−4−ヘプテノニート 中間体8a(0,52g)および酢酸/水/THF(6
: 3 : 1)混液(io+++Q)からなる溶液を
40℃で4時間撹拌した。
この溶液を真空中で濃縮し、EA−PE (1: 1)
→EAを溶出液としてフラッシュメジトゲラフ(メルク
9385、pH3,8まで酸洗浄した)することにより
残留物を精製し、白色で固形の標記化合物を0.205
g得た。 m、p、82〜86℃: TLC(EA)R
f=0.44元素分析値” Ca5H3sNO*として
、実測値(%):C,68,29:I(、5,96;N
、 2.06理論値(%) : C,68,67; H
,6,24; N、 2.22下記は本発明の化合物を
使用する医薬層剤の実施例である。下記の実施例におい
て、′活性成分”という用語は前記の実施例に開示され
た化合物のような本発明の化合物を意味する。
h−級一見 直接打錠法により錠剤を製造した。
良−±        藍創り肌4針 活性成分             0.015〜0.
2活性成分を微晶セルロース約10%と混合し、次いで
残りの微晶セルロースおよびステアリン酸マグネシウム
を混合する。適当な打錠機により、直径6mmの杵で混
合物を打錠し錠剤を製造する。
得られた錠剤は標準的な手法により、メチルセルロース
またはヒドロプロピルメチルセルロースのようなフィル
ム生成物質をフィルムニートすることもできる。
活性成分             0.015〜0.
2(注)本デン粉は直接打錠用デン粉である。
活性成分を少量のデン粉1500とあらかじめ混合し1
次いで、この混合物を残りのデン粉1500およびステ
アリン酸マグネシウムと混合した。この混合物を適当な
充てん機により、サイズNa 2の硬質ゼラチンカプセ
ルに充てんした。
本発明の化合物がヒスタミン誘発胃酸分泌を抑制する能
力は、1959年にロンドン大学に掻出されたM、E、
 Parsonsの博士論文により改良されたような”
Br、 J、 Pharmacol、”、1958、u
、54に開示されたGhosch C5childの方
法に従いラットの環流胃で実証された。ヒスタミン誘発
胃酸分泌の抑制に関するEDs、値は一匹のラットに試
験化合物を所定の投与量で静注投与し、そして、この投
与を3段階以上の投与量レベルの各々について少なくと
も4匹のラットで繰返すことによって測定した。
得られた結果は用量−反応曲線について使用されるよう
な標準的な最小二乗法によってED0値を算出するのに
用いた。かくして、実施例1,3a、3bおよび4の化
合物は0.04〜0.06 μg/kg/win(30
min)の範囲内のED、。値を有することが確認され
た。
これらの化合物は治療上の有効量で一般的に無毒である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の一般式(1)で示される化合物またはその生
    理的に受容できる塩類もしくは錯体。 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 〔式中、nは1または2であり; mは2〜5であり、Xはシスまたはトランス−CH=C
    H−もしくは−CH_2−CH_2−であるか、あるい
    は、mは1〜4であり、Xは−CH=C=CH−であり
    ;R^1はフェニル{このフェニルはC_1_〜_4ア
    ルキル、C_1_〜_4アルコキシ、C_1_〜_4ア
    ルカノイル、メチルチオ、メチルスルフィニル、メチル
    スルホニル、ハロゲン、−CO_2R^2(ここで、R
    ^2は水素原子、C_1_〜_4アルキルまたはフェニ
    ルである)、−CONR^3R^4(ここで、R^3お
    よびR^4は同一であるか、または異なり、各々、水素
    原子またはC_1_〜_4アルキル基である)、−NH
    COR^2(ここで、R^2は上に定義した通りの基、
    または、ヒドロキシル、 CH_3CONH−またはベンゾイルアミノで置換され
    たフェニル基である)、−NHCONH_2、 −CH_2CH(CONH_2)NHCOCH_3、ま
    たは▲数式、化学式、表等があります▼で置換されてい
    てもよい) であるか、または、R^1は2−ナフチルであり;Yは ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R^5、R^6およびR^7は各々、水素原
    子またはメチル基であり、少なくとも1つの水素原子で
    あり;Arはフェニル基(このフェニル基は、C_1_
    〜_4アルキル、C_1_〜_4アルコキシ、C_1_
    〜_4アルキルチオ、C_1_〜_4アルキルスルフィ
    ニル、C_1_〜_4アルキルスルホニル、ハロゲンま
    たはトリフルオロメチル基のうち1個または2個により
    置換されていてもよい)である)である。〕。 2、Xが−CH=CH−または−CH_2−CH_2−
    であり、nが1の場合、mは3であり、また、nが2の
    場合、mは2または4であり;あるいは、Xが−CH=
    C=CH−であり、nが1の場合、mは2であり、また
    、nが2の場合、mは1または3である特許請求の範囲
    第1項記載の化合物。 3、R^1がメトキシ、アセチル、−CO_2CH_3
    、−NHCOCH_3、ベンゾイルアミノ、−CONH
    _2、−CON(CH_3)_2または−CH_2CH
    (CONH_2)NHCOCH_3で置換されたフェニ
    ルであるか、または、R^1が2−ナフチルである特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の化合物。 4、R^6およびR^7が水素原子であり、そしてAr
    がフェニルまたはフッ素あるいは塩素で置換されたフェ
    ニルである特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに
    記載の化合物。 5、Xが−CH=CH−または−CH_2−CH_2−
    であり、nが1で、mが3、または、nが2でmが2ま
    たは4であるか、若しくは、Xが−CH=C=CH−で
    あり、nが1で、mが2、または、nが2で、mが1ま
    たは3であり; R^7が−NHCOCH_3、ベンゾイルアミノ、アセ
    チルまたは−CONH_2で置換されたフェニル基であ
    り;R^5が水素原子またはメチル基であり; R^6およびR^7が水素原子であり;そして、Arが
    フェニルまたはフッ素あるいは塩素で置換されたフェニ
    ルである; 特許請求の範囲第1項記載の化合物またはその複合体。 6、Xがシス−CH=CH−である特許請求の範囲第5
    項記載の化合物。 7、Xがシス−CH=CH−であり、そして、nが1で
    、mが3またはnが2で、mが2である特許請求の範囲
    第5項記載の化合物。 8、−(CH_2)_nX(CH_2)_mCO_2C
    H_2COR^1基を有する炭素原子がR−配置である
    特許請求の範囲第1項〜第7項のいずれかに記載の化合
    物。 9、R^1はパラ位に置換基を1個有するフェニル基で
    ある特許請求の範囲第1〜第8項のいずれかに記載の化
    合物。 10、一種類以上の製剤用担体と共に、特許請求の範囲
    第1項〜第9項のいずれかに記載の化合物を有する医薬
    組成物。 11、下記の(a)〜(f)のいずれか1つ以上の工程
    からなる前記式(1)の化合物の製造方法。 (a)Y基中の環ヒドロキシ基およびヒドロキシ基が保
    護されている対応する化合物を脱保護する(b)対応す
    る次式(4)のカルボン酸 ▲数式、化学式、表等があります▼(4) (式中、R^9は水素原子またはヒドロキシル保護基で
    あり;Y^2はY基またはヒドロキシ基が保護されたY
    基である)を式(5)のケトン ZCH_2COR^1(5) (ここで、Zは脱離基である)でアルキル化し、続いて
    、必要に応じて、存在する全ての保護基を除去する; (c)Xが−CH_2−CH_2−である化合物を生成
    する場合、Xが−CH=CH−またはアセチレン基であ
    る対応する化合物を還元する; (d)Xが−CH=CH−である化合物を生成する場合
    、Xがアセチレン基である対応する化合物を選択的に還
    元する; (e)Xがトランス−CH=CH−である化合物を生成
    する場合、Xがシス−CH=CH−である対応する化合
    物を異性化する; (f)式(1)の酸を塩基で処理し塩を生成するか、ま
    たは、式(1)の化合物をシクロデキストリンで処理す
    ることにより複合体を生成する。
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