JPS6312178Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6312178Y2 JPS6312178Y2 JP9122883U JP9122883U JPS6312178Y2 JP S6312178 Y2 JPS6312178 Y2 JP S6312178Y2 JP 9122883 U JP9122883 U JP 9122883U JP 9122883 U JP9122883 U JP 9122883U JP S6312178 Y2 JPS6312178 Y2 JP S6312178Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blocks
- block
- breakwater
- constructing
- legs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 9
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Revetment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、離岸堤を構築するのに適した形状
をした離岸堤構築用ブロツクに関するものであ
る。
をした離岸堤構築用ブロツクに関するものであ
る。
離岸堤とは、岸辺より少し離れた沖合いに多数
のブロツクを積み上げて人工的に築く堤のことで
あり、岸辺と離岸堤により仕きられた海域を魚の
棲息場とするために構築するものである。
のブロツクを積み上げて人工的に築く堤のことで
あり、岸辺と離岸堤により仕きられた海域を魚の
棲息場とするために構築するものである。
離岸堤を構築するには従来、コンクリートによ
つて断面台形状に構築していたのであるが、これ
は労力と時間を多く要するので、巨大なブロツク
を船舶上から海中に落とし込み、これを順次積み
上げていくという方法が採られるようになつた。
しかし、従来のこの種のブロツクは、慨ね上下が
特定されており、したがつて沈設する場合にもそ
の上下に拘束されながら作業を行なわなければな
らないという制約が伴ない、はなはだ不便であつ
た。そしてそのためには単に船舶上から落し込む
だけではなく、具体的に潜水夫が海中に潜り、上
下関係を正しくするというすこぶる非能率的な作
業が強いられていたのであつた。そして一旦構築
した離岸堤は強固な構築物となる必要があり、波
浪により破壊されない強固さが要求される。従つ
て離岸堤構築用ブロツクとしては構築作業時にお
いてはブロツクの設置作業が簡単であり、構築後
にあつてはブロツク相互の組み合わせが強固であ
る形状をしている必要がある。
つて断面台形状に構築していたのであるが、これ
は労力と時間を多く要するので、巨大なブロツク
を船舶上から海中に落とし込み、これを順次積み
上げていくという方法が採られるようになつた。
しかし、従来のこの種のブロツクは、慨ね上下が
特定されており、したがつて沈設する場合にもそ
の上下に拘束されながら作業を行なわなければな
らないという制約が伴ない、はなはだ不便であつ
た。そしてそのためには単に船舶上から落し込む
だけではなく、具体的に潜水夫が海中に潜り、上
下関係を正しくするというすこぶる非能率的な作
業が強いられていたのであつた。そして一旦構築
した離岸堤は強固な構築物となる必要があり、波
浪により破壊されない強固さが要求される。従つ
て離岸堤構築用ブロツクとしては構築作業時にお
いてはブロツクの設置作業が簡単であり、構築後
にあつてはブロツク相互の組み合わせが強固であ
る形状をしている必要がある。
そこでこの考案は、球体の正六方に同一な円錐
台形状の脚部をそれぞれ形成し、ブロツクに方向
性を無くすとともに、脚部を円錐台形状にしてブ
ロツク相互の組み合わせが強固になるようにした
離岸堤構築用ブロツクを提供することを目的とし
て開発したものである。
台形状の脚部をそれぞれ形成し、ブロツクに方向
性を無くすとともに、脚部を円錐台形状にしてブ
ロツク相互の組み合わせが強固になるようにした
離岸堤構築用ブロツクを提供することを目的とし
て開発したものである。
次にこの考案に係る離岸堤構築用ブロツクの一
実施例を図面に基づいて述べると、1は離岸堤構
築用ブロツクであり、この離岸堤構築用ブロツク
1は球体部2と脚部3により形成されている。球
体部2の前後,左右,上下,即ち正六方には脚部
3が形成してあり、この脚部3は六個とも全て同
一の円錐台形状をしている。
実施例を図面に基づいて述べると、1は離岸堤構
築用ブロツクであり、この離岸堤構築用ブロツク
1は球体部2と脚部3により形成されている。球
体部2の前後,左右,上下,即ち正六方には脚部
3が形成してあり、この脚部3は六個とも全て同
一の円錐台形状をしている。
しかして離岸堤構築用ブロツク1を海中に設置
するのであるが、脚部3は球体部2の正六方に形
成してあるのでこの離岸堤構築用ブロツク1には
上下左右の区別がないので、適当に順次海中で積
み重ねていけばよい。まず、第2図に示すように
一列目のブロツク1をA,B,C,Dの順に並べ
ていく。この一列目を並べるに際しては各ブロツ
クA,B,C,Dが隣接するようにさえ並べれ
ば、特別の配慮なしに相互のブロツク1は自然と
に組み合わされていく。次に第3図に示すように
二列目のブロツク1をE,F,G,Hの順に一列
目のブロツク1に隣接するように設置する。この
場合にも各ブロツク1は自然と組み合わさること
になる。このようにして一段目を数列設置する。
次に第4図に示すように二段目のブロツク1を
I,J,Kの順に一段目の上に積み重ねるのであ
る。離岸堤構築用ブロツク11には脚部3が六本
形成してあるので、設置時に特別な配慮なしに順
次設置していけばこのように離岸堤が簡単に構築
できる。また、脚部3は円錐台形状となつている
ので隣接するブロツク1の間隙が狭くなるに従い
組み合わせが強固となる。即ち、波浪によりブロ
ツク1が移動しても、隣接するブロツク1との間
隙が小さくなるので組み合わせが強固となり、逆
に崩壊しにくくなるのである。また、このブロツ
ク1は上記の実施例においてはその脚部3をすべ
て等しい長さのものとして説明したが、任意の脚
部3の長さを他より長く形成すると、組み合わせ
がより強固になるとともに、離岸堤構築用のみな
らず、この優れた特徴を生かして消波用ブロツ
ク、根固め用ブロツクとしても使用できる。
するのであるが、脚部3は球体部2の正六方に形
成してあるのでこの離岸堤構築用ブロツク1には
上下左右の区別がないので、適当に順次海中で積
み重ねていけばよい。まず、第2図に示すように
一列目のブロツク1をA,B,C,Dの順に並べ
ていく。この一列目を並べるに際しては各ブロツ
クA,B,C,Dが隣接するようにさえ並べれ
ば、特別の配慮なしに相互のブロツク1は自然と
に組み合わされていく。次に第3図に示すように
二列目のブロツク1をE,F,G,Hの順に一列
目のブロツク1に隣接するように設置する。この
場合にも各ブロツク1は自然と組み合わさること
になる。このようにして一段目を数列設置する。
次に第4図に示すように二段目のブロツク1を
I,J,Kの順に一段目の上に積み重ねるのであ
る。離岸堤構築用ブロツク11には脚部3が六本
形成してあるので、設置時に特別な配慮なしに順
次設置していけばこのように離岸堤が簡単に構築
できる。また、脚部3は円錐台形状となつている
ので隣接するブロツク1の間隙が狭くなるに従い
組み合わせが強固となる。即ち、波浪によりブロ
ツク1が移動しても、隣接するブロツク1との間
隙が小さくなるので組み合わせが強固となり、逆
に崩壊しにくくなるのである。また、このブロツ
ク1は上記の実施例においてはその脚部3をすべ
て等しい長さのものとして説明したが、任意の脚
部3の長さを他より長く形成すると、組み合わせ
がより強固になるとともに、離岸堤構築用のみな
らず、この優れた特徴を生かして消波用ブロツ
ク、根固め用ブロツクとしても使用できる。
以上のようにこの考案に係る離岸堤構築用ブロ
ツクによれば、円錐台形状の脚部を六本としたこ
とによりブロツクの方向性を無くしたので、その
設置作業が簡単になるとともに、波浪により崩壊
しにくいという効果を有するのである。
ツクによれば、円錐台形状の脚部を六本としたこ
とによりブロツクの方向性を無くしたので、その
設置作業が簡単になるとともに、波浪により崩壊
しにくいという効果を有するのである。
図面はこの考案に係る離岸堤構築用ブロツクの
一実施例を示したものであり、第1図はブロツク
の正面図、第2図は一列目を並べた状態を示す側
面図、第3図は二列目を並べた状態を示す平面
図、第4図は二段目を並べた状態を示す側面図で
ある。 1…離岸堤構築用ブロツク、2…球体部、3…
脚部。
一実施例を示したものであり、第1図はブロツク
の正面図、第2図は一列目を並べた状態を示す側
面図、第3図は二列目を並べた状態を示す平面
図、第4図は二段目を並べた状態を示す側面図で
ある。 1…離岸堤構築用ブロツク、2…球体部、3…
脚部。
Claims (1)
- 球体の正六方に同一な円錐台形状の脚部をそれ
ぞれ形成したことを特徴とする離岸堤構築用ブロ
ツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9122883U JPS60422U (ja) | 1983-06-16 | 1983-06-16 | 離岸堤構築用ブロツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9122883U JPS60422U (ja) | 1983-06-16 | 1983-06-16 | 離岸堤構築用ブロツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60422U JPS60422U (ja) | 1985-01-05 |
JPS6312178Y2 true JPS6312178Y2 (ja) | 1988-04-08 |
Family
ID=30221212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9122883U Granted JPS60422U (ja) | 1983-06-16 | 1983-06-16 | 離岸堤構築用ブロツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60422U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2523790Y2 (ja) * | 1990-10-26 | 1997-01-29 | スカイアルミニウム株式会社 | 外装用金属パネル及びその接続構造 |
KR102512234B1 (ko) * | 2022-03-21 | 2023-03-20 | 이선용 | 육각블록 및 이 육각블록을 이용한 단층피복방파제 |
-
1983
- 1983-06-16 JP JP9122883U patent/JPS60422U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60422U (ja) | 1985-01-05 |
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