JPS63121624A - 微粒状スケ−ルの処理方法 - Google Patents
微粒状スケ−ルの処理方法Info
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- JPS63121624A JPS63121624A JP26716486A JP26716486A JPS63121624A JP S63121624 A JPS63121624 A JP S63121624A JP 26716486 A JP26716486 A JP 26716486A JP 26716486 A JP26716486 A JP 26716486A JP S63121624 A JPS63121624 A JP S63121624A
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- scale
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- recovered
- dried
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- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は圧延ミルで冷却等により発生するスラリー状
スケール、特に固液分離等の手段で回収困難な微粒状ス
ケールを乾燥処理して製鉄原料に再利用するための処理
方法に関する。
スケール、特に固液分離等の手段で回収困難な微粒状ス
ケールを乾燥処理して製鉄原料に再利用するための処理
方法に関する。
従来技術とその問題点
圧延ミルで鋼材等の冷却等により発生するスケールは一
般にスケールビットに集められ、クレーンまたは固液分
離により回収された復製鉄原料として再利用される。し
かしながら、発生スケールの中にはスケールピッ[・で
容易に分離回収できない微粒状のスケールも含まれてい
る。このような微粒状スケールは従来濾過器でとらえ、
濾過器の逆洗浄等の手段によりスラリー状態でピットに
回収し、ヤードで天日乾燥している。
般にスケールビットに集められ、クレーンまたは固液分
離により回収された復製鉄原料として再利用される。し
かしながら、発生スケールの中にはスケールピッ[・で
容易に分離回収できない微粒状のスケールも含まれてい
る。このような微粒状スケールは従来濾過器でとらえ、
濾過器の逆洗浄等の手段によりスラリー状態でピットに
回収し、ヤードで天日乾燥している。
乾燥後の微粒状スケールは塊状化されてから製鉄原料と
して再利用されている。具体的には■焼結鉱にして高炉
へ投入する方法、■セメントで塊状化して転炉に投入す
る方法にて肩利用されている。しかしながら、回収され
た微粒状のスケールには圧延時に使用される油分が3〜
5%含有されているため、■焼結鉱として再利用する場
合、焼結過程でこの油分が電気集塵機等の焼結設備に付
着堆積し、機器の発火を引起す危険性がおること、また
■の場合は、処理コストが非常に高くつくという問題点
がある。
して再利用されている。具体的には■焼結鉱にして高炉
へ投入する方法、■セメントで塊状化して転炉に投入す
る方法にて肩利用されている。しかしながら、回収され
た微粒状のスケールには圧延時に使用される油分が3〜
5%含有されているため、■焼結鉱として再利用する場
合、焼結過程でこの油分が電気集塵機等の焼結設備に付
着堆積し、機器の発火を引起す危険性がおること、また
■の場合は、処理コストが非常に高くつくという問題点
がある。
この発明はこれらの問題点を解決するための微粒状スケ
ールの処理方法を提案することを目的とするものでおる
。
ールの処理方法を提案することを目的とするものでおる
。
問題点を解決するための手段
この発明は前記問題点を解決するための手段として、濾
過器から回収されたスラリー状の微粒状スケールを噴霧
化して乾燥し、乾燥後気体輸送して高炉に吹込むことを
特徴とするものである。
過器から回収されたスラリー状の微粒状スケールを噴霧
化して乾燥し、乾燥後気体輸送して高炉に吹込むことを
特徴とするものである。
すなわち、微粒状のスケールは粒径が非常に小さいため
、濾過器から回収されたスケールスラリーは噴霧可能で
ある。この発明はかかる点に着目し、微粒状のスケール
を噴霧化して乾燥する方法を採用したのである。噴霧乾
燥の場合は微粒状スケールを比較的低温で完全に乾燥す
ることができるので、油分による発火の危険性がなく、
また乾燥後のスケールも微粒状であることがら固気二相
流として気体輸送が可能となり、直接高炉へ吹込んで製
鉄原料として利用できる。従って、塊状化プロセスも不
要となる。
、濾過器から回収されたスケールスラリーは噴霧可能で
ある。この発明はかかる点に着目し、微粒状のスケール
を噴霧化して乾燥する方法を採用したのである。噴霧乾
燥の場合は微粒状スケールを比較的低温で完全に乾燥す
ることができるので、油分による発火の危険性がなく、
また乾燥後のスケールも微粒状であることがら固気二相
流として気体輸送が可能となり、直接高炉へ吹込んで製
鉄原料として利用できる。従って、塊状化プロセスも不
要となる。
発明の図面に基づく開示
図面はこの発明方法を実施するための装置桶成例を示す
概略図であり、(1)は圧延ミル、(2)はスケールピ
ット、(3)は濾過器、(4)は循環冷却水配管、(5
)はスケールピット、(6)はポンプ、(7)はスラリ
ー輸送管、(8)は噴霧器、(9)は乾燥器、(10)
はサイクロン、(11)は固気混合器、(12)は高炉
羽口、(13)は高炉、(14)は集叩機、(15)は
煙突をそれぞれ示す。
概略図であり、(1)は圧延ミル、(2)はスケールピ
ット、(3)は濾過器、(4)は循環冷却水配管、(5
)はスケールピット、(6)はポンプ、(7)はスラリ
ー輸送管、(8)は噴霧器、(9)は乾燥器、(10)
はサイクロン、(11)は固気混合器、(12)は高炉
羽口、(13)は高炉、(14)は集叩機、(15)は
煙突をそれぞれ示す。
すなわち、圧延ミル(1)で発生したスケールは主にス
ケールピット(2)でクレーンまたは固液分離により回
収される。しかし、容易に回収できない微粒状スケール
は濾過器(3)にて除去し、濾過された冷却水は配管(
4)を介して圧延ミル(1)の冷却水として循環使用さ
れる一方、濾過器(3)で除去された微粒状スケールは
濾過器の逆洗浄等によりスケールピット(5)にスケー
ルスラリーとして回収きれる。
ケールピット(2)でクレーンまたは固液分離により回
収される。しかし、容易に回収できない微粒状スケール
は濾過器(3)にて除去し、濾過された冷却水は配管(
4)を介して圧延ミル(1)の冷却水として循環使用さ
れる一方、濾過器(3)で除去された微粒状スケールは
濾過器の逆洗浄等によりスケールピット(5)にスケー
ルスラリーとして回収きれる。
回収されたスケールスラリーはポンプ(6)にてスラリ
ー輸送管(7)内を輸送されて乾燥器(9)へ導入され
、噴霧器(8)にて噴霧化されて乾燥される。乾燥器(
9)には配管(16)より熱風を吹込んで霧化スラリー
を乾燥するようになっている。
ー輸送管(7)内を輸送されて乾燥器(9)へ導入され
、噴霧器(8)にて噴霧化されて乾燥される。乾燥器(
9)には配管(16)より熱風を吹込んで霧化スラリー
を乾燥するようになっている。
微粒状スケールの粒度は200メツシユアンダーが約8
5%含まれており、この程度の粒度であれば熱風温度が
200’C前後の低温でも瞬間的に乾燥させることかで
きる。従って乾燥用熱源としては焼結機や高炉の排ガス
で十分である。しかも乾燥過程でのスケール温度は60
’C前後であり、油分による発火の危険性もない。
5%含まれており、この程度の粒度であれば熱風温度が
200’C前後の低温でも瞬間的に乾燥させることかで
きる。従って乾燥用熱源としては焼結機や高炉の排ガス
で十分である。しかも乾燥過程でのスケール温度は60
’C前後であり、油分による発火の危険性もない。
乾燥後の微粒状スケールはサイクロン(10)にて回収
される。乾燥後の微粒状スケールは固気二相流として気
体輸送が可能であるから、サイクロン(10)内の微粒
状スケールは固気混合器(11)にて高炉(13)へ気
体輸送され、羽口(12)より炉内へ吹込まれる。
される。乾燥後の微粒状スケールは固気二相流として気
体輸送が可能であるから、サイクロン(10)内の微粒
状スケールは固気混合器(11)にて高炉(13)へ気
体輸送され、羽口(12)より炉内へ吹込まれる。
第1表は実際のスケールスラリーをこの発明方法にて乾
燥処理した場合の一例である。この例からも明らかなご
とく、この発明方法によれば微粒状スケールをほぼ完全
に乾燥させることができる。
燥処理した場合の一例である。この例からも明らかなご
とく、この発明方法によれば微粒状スケールをほぼ完全
に乾燥させることができる。
以下余白
第 1 表
発明の詳細
な説明したごとく、この発明方法は濾過後のスラリー状
スケールを噴霧化して乾燥する方式であるから、200
’C@俊の熱風でスケールを乾燥でき、かつ乾燥過程で
のスケール温度も低いので発火の危険性を伴わず完全乾
燥が可能である。また、乾燥後の微粒状スケールは気体
輸送が可能でおるため、固気二相流として直接高炉へ吹
込むことが可能となる。
スケールを噴霧化して乾燥する方式であるから、200
’C@俊の熱風でスケールを乾燥でき、かつ乾燥過程で
のスケール温度も低いので発火の危険性を伴わず完全乾
燥が可能である。また、乾燥後の微粒状スケールは気体
輸送が可能でおるため、固気二相流として直接高炉へ吹
込むことが可能となる。
従って、この発明方法によれば、圧延ミルで発生するス
ケールのうちスケールピットで回収困難な微粒状スケー
ルを安全かつ十分に乾燥させることができ、また乾燥(
変の微粒状スケールは気体輸送により高炉へ吹込んで製
鉄原料として利用することができるので、塊状化のプロ
セスを不要とし、乾燥用熱源に焼結機や高炉排ガスを利
用できることと相俟って、処理コストも安価につく効果
が得られ、微粒状圧延ミルスケールの再利用に大なる効
果を奏するものである。
ケールのうちスケールピットで回収困難な微粒状スケー
ルを安全かつ十分に乾燥させることができ、また乾燥(
変の微粒状スケールは気体輸送により高炉へ吹込んで製
鉄原料として利用することができるので、塊状化のプロ
セスを不要とし、乾燥用熱源に焼結機や高炉排ガスを利
用できることと相俟って、処理コストも安価につく効果
が得られ、微粒状圧延ミルスケールの再利用に大なる効
果を奏するものである。
図面はこの発明方法を実施するための装置構成例を示す
概略図である。
概略図である。
Claims (1)
- 圧延ミルで発生した微粒状スケールを乾燥処理する方法
において、スラリー状となした微粒状スケールを噴霧化
して乾燥し、乾燥後気体輸送して高炉に吹込むことを特
徴とする微粒状スケールの処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26716486A JPS63121624A (ja) | 1986-11-10 | 1986-11-10 | 微粒状スケ−ルの処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26716486A JPS63121624A (ja) | 1986-11-10 | 1986-11-10 | 微粒状スケ−ルの処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63121624A true JPS63121624A (ja) | 1988-05-25 |
Family
ID=17440983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26716486A Pending JPS63121624A (ja) | 1986-11-10 | 1986-11-10 | 微粒状スケ−ルの処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63121624A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5885328A (en) * | 1996-05-31 | 1999-03-23 | Ltv Steel Company, Inc. | Method of agglomerating oil-containing steel mill waste |
US7895769B2 (en) * | 2003-05-26 | 2011-03-01 | Khd Humboldt Wedag Gmbh | Method and a plant for thermally drying wet ground raw meal |
-
1986
- 1986-11-10 JP JP26716486A patent/JPS63121624A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5885328A (en) * | 1996-05-31 | 1999-03-23 | Ltv Steel Company, Inc. | Method of agglomerating oil-containing steel mill waste |
US7895769B2 (en) * | 2003-05-26 | 2011-03-01 | Khd Humboldt Wedag Gmbh | Method and a plant for thermally drying wet ground raw meal |
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