JPS63120604A - 成形体の製造方法 - Google Patents
成形体の製造方法Info
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- JPS63120604A JPS63120604A JP26544686A JP26544686A JPS63120604A JP S63120604 A JPS63120604 A JP S63120604A JP 26544686 A JP26544686 A JP 26544686A JP 26544686 A JP26544686 A JP 26544686A JP S63120604 A JPS63120604 A JP S63120604A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
［発明の目的コ
（産業上の利用分野）
本発明はスリップキャストによる成形体の製造方法に係
わり、さらに詳しくは球形やネック部を有する成形体の
製造方法に関する。
わり、さらに詳しくは球形やネック部を有する成形体の
製造方法に関する。
（従来の技術）
従来よりスリップキャスト法により、例えば球形のセラ
ミックス成形体を製造する場合、通常は第４図（ａ）に
示すような吸水性の２分割の石こう製錠型１内にセラミ
ックス粉末を溶媒に分散させたスリップ２を流し込み、
スリップが固化した後、型をはずして成形体を得ていた
。
ミックス成形体を製造する場合、通常は第４図（ａ）に
示すような吸水性の２分割の石こう製錠型１内にセラミ
ックス粉末を溶媒に分散させたスリップ２を流し込み、
スリップが固化した後、型をはずして成形体を得ていた
。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしながらこの方法では、成形体の内部まで完全に着
肉する前に鋳込み口２の近傍で先にスリップが固化して
しまうため、鋳込み口２の近傍が閉じてしまい、閉塞し
た部分より奥部へのスリップの補給が断たれ、第４図（
ｂ）に示すように得られる成形体３の内部に巣４が発生
しやすいという問題があった。
肉する前に鋳込み口２の近傍で先にスリップが固化して
しまうため、鋳込み口２の近傍が閉じてしまい、閉塞し
た部分より奥部へのスリップの補給が断たれ、第４図（
ｂ）に示すように得られる成形体３の内部に巣４が発生
しやすいという問題があった。
本発明はこのような問題を解決するなめなされたもので
、巣の発生しやすい球形やネック部を有する成形体であ
っても巣の発生が見られない成形体を製造する方法を提
供することを目的とする。
、巣の発生しやすい球形やネック部を有する成形体であ
っても巣の発生が見られない成形体を製造する方法を提
供することを目的とする。
［発明の構成］
（問題点を解決するための手段）
本発明の成形体の製造方法は、吸水性型と非吸水性型と
で組立てた鋳型内にスリップを注入し、前記スリップの
着肉固化を前記吸水性型側より進行させることを特徴と
している。
で組立てた鋳型内にスリップを注入し、前記スリップの
着肉固化を前記吸水性型側より進行させることを特徴と
している。
すなわち本発明は、例えば鋳込み口近傍やネック部のよ
うな奥部より先に固化しやすい部分を非吸水性型により
構成するものである。
うな奥部より先に固化しやすい部分を非吸水性型により
構成するものである。
本発明における吸水性型としては、通常のスリップキャ
ストに使用される石こう型を用いることができる。また
非吸水性型としては、吸水性がなく、スリップに対して
安定で、作業上支障のない程度の強度を有する部材であ
ればどのような部材で形成したものでもよく、例えば樹
脂製や金１！ｂ製のものが例示される。また吸水性であ
る石こう型に樹脂を内部コーティングしたものも使用す
ることができる。
ストに使用される石こう型を用いることができる。また
非吸水性型としては、吸水性がなく、スリップに対して
安定で、作業上支障のない程度の強度を有する部材であ
ればどのような部材で形成したものでもよく、例えば樹
脂製や金１！ｂ製のものが例示される。また吸水性であ
る石こう型に樹脂を内部コーティングしたものも使用す
ることができる。
（作 用）
本発明の成形体の製造方法において、スリップが先に固
化しやすい部分、例えば鋳込み口近傍やネック部を非吸
水性とした鋳型を用いることにより吸水性に差をつけて
いるので、成形体の内部が完全に着肉するまでそれらの
部分で先にスリップが固化する恐れがなくなり、スリッ
プの着肉固化が最奥部より進行し得られる成形体に巣が
発生しなくなる。
化しやすい部分、例えば鋳込み口近傍やネック部を非吸
水性とした鋳型を用いることにより吸水性に差をつけて
いるので、成形体の内部が完全に着肉するまでそれらの
部分で先にスリップが固化する恐れがなくなり、スリッ
プの着肉固化が最奥部より進行し得られる成形体に巣が
発生しなくなる。
（実施例）
次に本発明の実施例について説明する。なお以下の図に
おいて、第４図（ａ）（ｂ）と同一の部分は同一の符号
で表す。
おいて、第４図（ａ）（ｂ）と同一の部分は同一の符号
で表す。
実施例１
焼結助剤として酸化イツトリウムおよびアルミナを含む
窒化ケイ素調合粉１０００（ｌに水約６００ＣＣとｉ量
の分散剤、バインダとを添加し、２４時間混合してスリ
ップを得な。
窒化ケイ素調合粉１０００（ｌに水約６００ＣＣとｉ量
の分散剤、バインダとを添加し、２４時間混合してスリ
ップを得な。
このスリップを、第１図に示すような上半分すなわち鋳
込み口２側が非吸水性であるシリコーン樹脂型５で下半
分すなわち鋳込み口と反対側が吸水性の石こう型１であ
る２分割の鋳型内に注入し、スリップが全て固化した後
、離型して直径１５ｎ＋ｌの球型の成形体を得た。
込み口２側が非吸水性であるシリコーン樹脂型５で下半
分すなわち鋳込み口と反対側が吸水性の石こう型１であ
る２分割の鋳型内に注入し、スリップが全て固化した後
、離型して直径１５ｎ＋ｌの球型の成形体を得た。
このようにして得た成形体について破断して内部を観察
したところ巣の発生は認められなかった。
したところ巣の発生は認められなかった。
また得られた成形体を約１７００℃で２時間焼成した後
バレル研磨し、圧砕強度（最大接触応力）を測定したと
ころ２０１０ｋｇ／ｄと高い値を示した。
バレル研磨し、圧砕強度（最大接触応力）を測定したと
ころ２０１０ｋｇ／ｄと高い値を示した。
比較例
従来の石こう製の２分割の鋳型を用いて、実施例１と同
様にして直径１５１１の窒化ケイ素焼結体を得た。この
焼結体を用いて圧砕強度（最大接触応力）を測定したと
ころ１０２０ｋｇ／ｄであった。
様にして直径１５１１の窒化ケイ素焼結体を得た。この
焼結体を用いて圧砕強度（最大接触応力）を測定したと
ころ１０２０ｋｇ／ｄであった。
実施例２
第２図（ｂ）に示すような中央部の細い部分の直径が２
０１で太い部分の直径が４０ｉ１１の筒状の形状のもの
を、実施例１と同組成のスリップを用いて、第２図（ａ
）に示すような鋳込み口２近傍の細径部を構成する部分
がシリコーン樹脂型５で他の部分が石こう型１である分
割方式の鋳型内にスリップを注入し、固化した後離型し
て成形体３を得な。
０１で太い部分の直径が４０ｉ１１の筒状の形状のもの
を、実施例１と同組成のスリップを用いて、第２図（ａ
）に示すような鋳込み口２近傍の細径部を構成する部分
がシリコーン樹脂型５で他の部分が石こう型１である分
割方式の鋳型内にスリップを注入し、固化した後離型し
て成形体３を得な。
得られた成形体の内部を観察したところ巣やクラックは
全く認められなかつな。
全く認められなかつな。
実施例３
第３図（ｂ）に示すような上部にネック部を有する形状
のものを、実施例１と同組成のスリップを用いて、第３
図（ａ）に示すようにネック部を構成する内面をシリコ
ーン樹脂６でコーティングされている石こう型１ｂと通
常の石こう型１ａとで組立てられている分割方式の鋳型
内にスリップを注入し、固イヒしなｆｌｋＭ型して成形
体３を得な。
のものを、実施例１と同組成のスリップを用いて、第３
図（ａ）に示すようにネック部を構成する内面をシリコ
ーン樹脂６でコーティングされている石こう型１ｂと通
常の石こう型１ａとで組立てられている分割方式の鋳型
内にスリップを注入し、固イヒしなｆｌｋＭ型して成形
体３を得な。
得られた成形体の内部には巣の発生は認ちれなかった。
［発明の効果］
以上説明したように本発明の方法によれば、鋳込み口等
の先に固化しては困る部分の鋳型部分を非吸水性鋳型と
して、その部分のスリップの固化を遅らすので、内部が
完全に着肉するまでスリップの供給が断たれることがな
く、成形体内部に発生する巣を防止することができる。
の先に固化しては困る部分の鋳型部分を非吸水性鋳型と
して、その部分のスリップの固化を遅らすので、内部が
完全に着肉するまでスリップの供給が断たれることがな
く、成形体内部に発生する巣を防止することができる。
従って例えばベアリング用ボールのような信頼性の要求
される球形成形体やネック部を有する成形体の製造には
スリップキャスト成形法を採用することは困難であった
が、本発明によれば、容易にしかも安価に高品質の成形
体を製造することができる。
される球形成形体やネック部を有する成形体の製造には
スリップキャスト成形法を採用することは困難であった
が、本発明によれば、容易にしかも安価に高品質の成形
体を製造することができる。
第１図、第２図（ａ）および第３図（ａ）は本発明方法
を説明するための鋳型の断面図、第２図（ｂ）および第
３図（ｂ）は第２図（ａ）および第３図（ａ）にそれぞ
れ示した鋳型により成形された成形体の断面図、第４図
（ａ）は従来方法を説明するための鋳型の断面図、第４
図（ｂ）は第４図（ａ）に示した鋳型により成形された
成形体の断面図である。 １・・・・・・・・・石こう型 ２・・・・・・・・・鋳込み口 ３・・・・・・・・・成形体 ４・・・・・・・・・巣 う・・・・・・・・・シリコーン樹脂型６・・・・・・
・・・シリコーン樹脂塗膜代理人 弁理士 則 近
憲 佑 同 湯山幸夫 第１図 （ａ） （ｂ） 第２図 （ａ） 第３［シ □□□−−−」 （ａ） 第４図 （ｂ）
を説明するための鋳型の断面図、第２図（ｂ）および第
３図（ｂ）は第２図（ａ）および第３図（ａ）にそれぞ
れ示した鋳型により成形された成形体の断面図、第４図
（ａ）は従来方法を説明するための鋳型の断面図、第４
図（ｂ）は第４図（ａ）に示した鋳型により成形された
成形体の断面図である。 １・・・・・・・・・石こう型 ２・・・・・・・・・鋳込み口 ３・・・・・・・・・成形体 ４・・・・・・・・・巣 う・・・・・・・・・シリコーン樹脂型６・・・・・・
・・・シリコーン樹脂塗膜代理人 弁理士 則 近
憲 佑 同 湯山幸夫 第１図 （ａ） （ｂ） 第２図 （ａ） 第３［シ □□□−−−」 （ａ） 第４図 （ｂ）
Claims (3)
- （１）吸水性型と非吸水性型とで組立てた鋳型内にスリ
ップを注入し、前記スリップの着肉固化を前記吸水性型
側より進行させることを特徴とする成形体の製造方法。 - （２）非吸水性型が鋳型の鋳込み口近傍に形成されてい
る特許請求の範囲第１項記載の成形体の製造方法。 - （３）成形体は球形またはネック部を有する形状である
特許請求の範囲第１項または第２項記載の成形体の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26544686A JPS63120604A (ja) | 1986-11-10 | 1986-11-10 | 成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26544686A JPS63120604A (ja) | 1986-11-10 | 1986-11-10 | 成形体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63120604A true JPS63120604A (ja) | 1988-05-25 |
Family
ID=17417267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26544686A Pending JPS63120604A (ja) | 1986-11-10 | 1986-11-10 | 成形体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63120604A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0499603A (ja) * | 1990-08-18 | 1992-03-31 | Noritake Co Ltd | 飾り用の透かし穴を有する陶磁器の鋳込み成形方法及び成形型 |
| JPH0469108U (ja) * | 1990-10-25 | 1992-06-18 | ||
| JPH04270602A (ja) * | 1991-02-26 | 1992-09-28 | Ngk Insulators Ltd | 高圧鋳込み成形型及びそれを用いた成形方法 |
| JPH04329103A (ja) * | 1991-04-30 | 1992-11-17 | Murata Mfg Co Ltd | セラミックス成形用型枠及びこれを用いたセラミックス成形品の製造方法 |
| JPH06155425A (ja) * | 1992-03-30 | 1994-06-03 | Ngk Insulators Ltd | 鋳込成形型及びその製造方法並びに鋳込成形方法 |
| JP2011000848A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-01-06 | Solar Applied Materials Technology Corp | スリップキャスト成形のための型とそれの使用方法、および、関連した応用 |
-
1986
- 1986-11-10 JP JP26544686A patent/JPS63120604A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0499603A (ja) * | 1990-08-18 | 1992-03-31 | Noritake Co Ltd | 飾り用の透かし穴を有する陶磁器の鋳込み成形方法及び成形型 |
| JPH0469108U (ja) * | 1990-10-25 | 1992-06-18 | ||
| JPH04270602A (ja) * | 1991-02-26 | 1992-09-28 | Ngk Insulators Ltd | 高圧鋳込み成形型及びそれを用いた成形方法 |
| JPH04329103A (ja) * | 1991-04-30 | 1992-11-17 | Murata Mfg Co Ltd | セラミックス成形用型枠及びこれを用いたセラミックス成形品の製造方法 |
| JPH06155425A (ja) * | 1992-03-30 | 1994-06-03 | Ngk Insulators Ltd | 鋳込成形型及びその製造方法並びに鋳込成形方法 |
| JP2747186B2 (ja) * | 1992-03-30 | 1998-05-06 | 日本碍子株式会社 | 鋳込成形型及びその製造方法 |
| JP2011000848A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-01-06 | Solar Applied Materials Technology Corp | スリップキャスト成形のための型とそれの使用方法、および、関連した応用 |
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