JPS6311964Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6311964Y2
JPS6311964Y2 JP1982160603U JP16060382U JPS6311964Y2 JP S6311964 Y2 JPS6311964 Y2 JP S6311964Y2 JP 1982160603 U JP1982160603 U JP 1982160603U JP 16060382 U JP16060382 U JP 16060382U JP S6311964 Y2 JPS6311964 Y2 JP S6311964Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dialysate
dialyzer
float
solenoid valve
dialysis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982160603U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5964138U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16060382U priority Critical patent/JPS5964138U/ja
Publication of JPS5964138U publication Critical patent/JPS5964138U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6311964Y2 publication Critical patent/JPS6311964Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は透析液を泡取器を通じて透析器へ供
給し、その透析器に人体より取り出した血液を通
過させて血液の老廃物を透析液に除去し、その血
液を人体へ戻すようにした透析装置に関する。
従来の透析装置は第1図に示すように供液ポー
ト11よりの透析液は流量計12を通じ、更に流
量調節弁13を通じて加熱槽14で所定の温度と
され、その透析液は泡取器15に供給される。泡
取器15において気泡が除去された透析液は電磁
弁16を介して透析器17に供給される。透析器
17よりの透析液は液圧計18を通じ、更に圧力
調整弁19を通じて負圧発生ポンプ21にて引か
れて排液ポート22に供給される。また泡取器1
5及び電磁弁16間の液通路は分岐されて電磁弁
23を通じて、液圧計18及び圧力調整弁19間
の液通路に連結されている。更にこの泡取器15
より出た透析液の温度は温度計24で測定され
る。泡取器15で除去された気体は配管26を通
じて負圧発生ポンプ21に引かれて排液ポート2
2に送られる。
加熱槽14内で透析液は所定の温度に加熱され
るが、この加熱及び負圧発生ポンプ21による減
圧などによつて透析液中に溶けていた気体が気泡
になる。この気泡が透析器17内に入つて透析膜
に付着すると、その透析作用を行う膜の有効面積
が減つて透析効率が低下する。このような点より
泡取器15が設けられてそのような気泡が透析器
17に入らないようにされている。
従来の泡取器15は第2図に示すように本体2
7の側壁の上下の中間位置に設けられた入口28
を通じて加熱槽14からの透析液が本体27内に
供給される。この本体27の底に近い部分に流出
口29が設けられ、これより泡取器15を出た透
析液が電磁弁16,23側に供給される。本体2
7の内部にはフロート31が収容されており、フ
ロート31は供給された透析液32上に浮んでい
る。透析液32が本体内であるレベル以上にある
と、フロート31の上面に突出して設けられた弁
33が本体27の上端板に連結されている排気通
路26内に挿入されてその排気通路26を塞いで
いる。しかし泡取器15内における気泡が増加し
て透析液32の液面が下がるとフロート31も下
つて弁33が気体通路26の入口を開き、本体2
7内の気体が気体通路26を通じて排出される。
従来の泡取器15はこのように構成されている
ため、気体通路26の入口を完全に閉じるには、
フロート31は充分な浮力を持つていなければな
らない。一方泡取器15内の気体を気体通路26
より排出するために、その気体通路26側の圧力
が泡取器本体27内の圧力よりも低く設定されて
おり、従つてフロート31はその圧力差によつて
常に気体通路26を塞ぐように押付けられる。こ
のため気体通路26を塞いだ状態のフロート31
は、本体27内の気体、つまり泡が所定量以上に
なると、透析液32の液面と共に下つて、その気
体通路26の入口を開くためにはフロート31は
充分な重量を持つ必要がある。つまりフロート3
1は充分な浮力を持ち、かつ充分な重量を持つ必
要があり相矛盾したことが要求される。このため
その両者を満足するような泡取器を得ることが困
難であつた。
更に透析液の種類によつては空気と接触して炭
酸カルシウムを生成するものがあつて、これが気
体通路26の入口部分に付着すると漏れの原因と
もなる。またこの配管系を洗浄消毒する際に本体
内の洗浄液を充満するとフロート31により気体
通路26の入口が塞さがれ、気体通路26にはそ
の洗浄液を通すことができない、このため雑菌が
繁殖するおそれがあつた。なお装置が異常の場合
に電磁弁16を閉じて電磁弁23を開いて透析液
を透析器17に対して側路する。
この考案はこのような点より確実に泡取器が動
作することができ、かつ各部を消毒洗浄すること
もできる透析装置を提供することにある。
第3図はこの考案による透析装置の一例を示
し、第1図と対応する部分には同一符号を付けて
あるが、この考案においては泡取器15内の透析
液の液面が所定値以下になるとこれを検出するセ
ンサが設けられている。この実施例においては泡
取器15の気体を抜くパイプと側路、つまり透析
器17に対する側路用のパイプ35とが兼用さ
れ、パイプ35は泡取器15の上端部に一端部が
連結され、他端部は圧力調整弁19及び負圧発生
ポンプ21間の液通路に連結されている。この側
路用パイプ35に電磁弁23が挿入される。
泡取器15は例えば第4図に第2図と対応する
部分に同一符号を付けて示すが、液面センサ40
としてこの例においてはフロート36が本体27
内の透析液32に浮べられ、フロート36内に永
久磁石37が保持される。一方本体27の上端板
より本体27内に案内柱38が下に向つて突出し
て付けられ、その案内柱38上にフロート36が
案内されて上下できるように挿通されている。案
内柱38内の下端部に永久磁石37と対向すると
これによつて動作するリードスイツチ39が内蔵
されている。このスイツチ39は透析液が許され
る最も低い液面付近に設定されている。本体27
の上端部に側路用パイプ35の一端が連結され、
これに電磁弁23が設けられている。リードスイ
ツチ39は図に示してないが制御部に接続され
る。
この透析装置の制御部の例を第5図を参照して
説明する。この制御部は電源端子41,42間に
接続されており、透析スイツチ43をオンにする
と、リレーAが動作してその常閉接点a1,a2を開
くとともに、常開接点a3,a4を閉じる。その常開
接点a3とリレーBの常閉接点b1を通じて電磁弁1
6が駆動されてこの弁が開き、一方電磁弁23は
駆動されることなく閉じたまゝとなる。従つて泡
取器15よりの透析液は透析器17に供給され
る。
この状態において泡取器15内の気泡が増加し
て透析液32の液面が下り、フロート36が下が
るとそのフロート36に内蔵した永久磁石37が
スイツチ39と対向してスイツチ39が動作し、
これがオンとなつてリレーCが動作し、その常開
接点cがオンとなつて側路側の電磁弁23が動作
し、この弁23が開かれる。従つて泡取器15内
の気泡は側路35側に吸引排出される。この結果
透析液の液面が上昇し、フロート36も上昇して
スイツチ39がオフとなり、リレーCが復旧し、
電磁弁23が閉じる。このようにして泡取器15
内の気泡が増加すると自動的にこれが排出され
る。
なお透析液の温度が異常になると、接点44が
オンとなつて常開接点a4を通じてリレーBが動作
し、これによりその常閉接点b1が開き、従つて電
磁弁16の動作が停止されて電磁弁16が閉じ、
透析器17への透析液の供給が停止され、かつ常
開接点b2が閉じて接点a3,b2を通じて電磁弁23
が動作し、側路側に透析液が流れることになる。
透析スイツチ43がオフの状態では洗浄消毒モ
ードであつて、常閉接点a1を通して接点t2を通し
タイマT1が動作し、そのタイマ期間の後、接点t1
がオンとなり、接点a1を通じてリレーDが動作
し、その常閉接点d1が開き、電磁弁16に対する
励磁が解かれて電磁弁16が閉じるが、接点d2
閉じて電磁弁23が動作して開となり、透析液は
側路側を通る。これと同時にタイマT2が動作し、
そのタイマ期間を経過すると接点t2がオフとなつ
てタイマT1がリセツトされ、これに伴なつて接
点t1がオフとなり、Dリレーがオフとなり、接点
d1がオン、接点d2がオフとなつて電磁弁16が
開、電磁弁23が閉となる。また上記接点t1がオ
フになるとタイマT2もリセツトされ、接点t2がオ
ンとなり、タイマT1が動作する。以下同様に以
上のことを繰返す。従つて電磁弁16,23に対
し交互に洗浄液が流されることになる。つまり洗
浄水や洗浄液が透析器17側を通ることと側路3
5側を通ることが交互に行なわれ、この装置のす
べての配管系統は洗浄消毒される。
以上述べたようにこの考案による透析装置によ
れば、泡取器に液面センサを設けてその液面が所
定値以下になると、排気用の電磁弁23を開けて
内部の気泡を排出するものであり、従来のように
フロートに対する要求が相矛盾したものではなく
正しく動作させることができる。また弁23の開
閉を電気信号によつて確実に行うことができる。
従来のように、排気通路に生成した炭酸カルシウ
ムのために、その排気通路をフロートに形成され
た弁33でよく閉めることができず、液漏れが発
生するようなおそれはない。また図に示したよう
に排気通路と透析液の側路とを兼用する場合にお
いては、従来設けた排気通路26は不用となり構
成が簡単となり、それだけ血液透析装置を安価に
提供できる。しかもその排気通路を洗浄消毒する
ことができ、つまり装置全体のどの部分をも洗浄
消毒することができ、雑菌が繁殖するようなおそ
れはなく、血液透析装置としての安全性が高めら
れる。なおこの考案は陽圧式の透析装置にも適用
することができ、つまり透析器のポート11より
の供給は高い圧力で供給し、従つて負圧発生ポン
プ21や圧力調整弁19を省略する場合にも適用
でき、この場合においてはその排気は別個に設け
て排気パイプを大気に開放してもよい。液面セン
サ40として超音波式、静電容量式、光電式、電
極式など各種のものを用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の透析装置の配管系統を示す図、
第2図は従来の泡取器を示す断面図、第3図はこ
の考案による透析装置の一例における配管系統を
示す図、第4図はこの考案に用いる泡取器の一例
を示す断面図、第5図は制御部の一例を示す接続
図である。 11:透析液供給ポート、12:流量計、1
3:流量調節弁、14:加熱槽、15:泡取器、
16,23:電磁弁、17:透析器、19:圧力
調整弁、21:負圧発生ポンプ、36:フロー
ト、35:排気を兼ねる側路、39:リードスイ
ツチ、40:液面センサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 透析液を入口を通じて泡取器へ供給し、その泡
    取器よりの透析液を上記入口より低い流出口より
    透析器へ供給する透析装置において、 上記泡取器内の透析液の液面が所定値以下にな
    るとこれを検出する液面センサと、 その泡取器内の上記入口よりも上部の排気口と
    上記透析器より排出される透析液の排液通路とを
    連通する排気路と、 その排気路に設けられ、上記センサの出力及び
    透析液の異常時と洗浄消毒モード時とにおける制
    御部の出力のいずれかによつて開かれる排気用弁
    とを具備することを特徴とした血液透析装置。
JP16060382U 1982-10-22 1982-10-22 血液透析装置 Granted JPS5964138U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16060382U JPS5964138U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 血液透析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16060382U JPS5964138U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 血液透析装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5964138U JPS5964138U (ja) 1984-04-27
JPS6311964Y2 true JPS6311964Y2 (ja) 1988-04-06

Family

ID=30353196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16060382U Granted JPS5964138U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 血液透析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5964138U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010172708A (ja) * 2005-03-17 2010-08-12 Smisson-Cartledge Biomedical Llc 注入液体熱交換器用エアトラップ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5332888A (en) * 1976-09-09 1978-03-28 Seiko Epson Corp Case for hand watch

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6015557Y2 (ja) * 1979-05-29 1985-05-16 株式会社クラレ 透析液脱気装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5332888A (en) * 1976-09-09 1978-03-28 Seiko Epson Corp Case for hand watch

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010172708A (ja) * 2005-03-17 2010-08-12 Smisson-Cartledge Biomedical Llc 注入液体熱交換器用エアトラップ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5964138U (ja) 1984-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0152026B2 (ja)
CN101182048A (zh) 一体式循环净化净水器
JPS6311964Y2 (ja)
CN208345817U (zh) 纯水机
JP6681868B2 (ja) 緊急時浄水器作動装置および緊急時浄水製造方法
WO1997012097A1 (fr) Systeme de drainage circulant pour mise en place de tuyaux d'egout
US3457944A (en) Hemodialysis system
CN208777404U (zh) 一种防臭马桶
JPH07100199A (ja) 血液透析装置
CN207016614U (zh) 一种用压力罐内直饮水冲洗净水管路的净水器
SE457916B (sv) Nivaareglerings- och saekerhetsanordning foer disk- och tvaettmaskiner
CN205917037U (zh) 一种净水机
JPH1018394A (ja) 真空式下水道の水路橋及び注水方法
KR200328266Y1 (ko) 물탱크 내부에 설치되는 무동력 물 흐름 차단 밸브
CN109847076A (zh) 一种用于蒸汽灭菌器的自动供水系统
CN214299662U (zh) 一种净化加热一体机的清洗装置
US5178179A (en) Pressure equalizing vessel for a hemodialysis concentrate
CN208440435U (zh) 净水装置及净水机
CN201136814Y (zh) 一体式循环净化净水器
CN107473348A (zh) 清洗杀菌装置
JP7138952B2 (ja) 排液処理装置
ES2007446A6 (es) Camara de presion para lavavajillas.
CN212568742U (zh) 一种用于抽取式水质检测的水箱
CN215383222U (zh) 具有制水功能的茶吧机
CN221086618U (zh) 一种负压管路冲洗系统