JP6681868B2 - 緊急時浄水器作動装置および緊急時浄水製造方法 - Google Patents

緊急時浄水器作動装置および緊急時浄水製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、大きな地震や停電などで作動停止した逆浸透膜浄水器を人力で作動させる緊急時浄水器作動装置、および当該装置を用いた浄水の製造方法に関するものである。
一般に、非常時つまり被災時は電力が遮断されており、機械などの運転に必要な電源確保ができない状態にある。また、水道水も遮断されている。そこで、川、池、貯水池、防火水槽、貯水タンク、家庭用非常時貯水タンク、あるいはプールなどの水すなわち外部水を、生活用水や飲料水の水源として使用せざるを得なくなる。ところが、これらの外部水は細菌、ウィルス、カビ、農薬などに汚染されている場合が多い。それにも拘わらず、非常時にはそのような水を使用するしかないが、そのような場合は一般的な浄水方法(例えば活性炭ろ過法)で浄水した後に、殺菌、消毒、中和処理を施すより仕方がない。しかしながら、非常時において、殺菌剤、消毒剤、中和剤などの薬剤準備や管理は極めて困難である。しかも、わずかな量の原水しか得られない。
このような場合に、水の状態にあまり気を遣うことなく前記した薬剤を一切使用することなく安全な飲料水を得る方法として、逆浸透膜ろ過浄水法が知られている。この処理法を適用した逆浸透膜浄水装置は、電気駆動式の水加圧ポンプで原水を加圧して逆浸透膜フィルタに注入する必要がある。しかしながら、非常時には電源の確保が困難な場合が多いから、逆浸透膜浄水装置を活用することはほとんどできない。一方で、逆浸透膜フィルタへの水の注水圧には適正な所定注水圧があるが、この所定注水圧を超えた水を逆浸透膜フィルタに注入すると、フィルタ内の逆浸透膜の組織が破壊されるおそれがあるので、注水圧の管理をうまく行なわなければならず、そのような理由でこれまでは非常時用の逆浸透膜浄水装置が広く出回っていなかったのである。
一方で、逆浸透膜フィルタへの水注入に人力式ポンプを利用することが考えられる。このような人力式ポンプを用いた緊急時浄水器作動装置としては、下記の特許文献1に記載されている装置が知られている。この文献記載の緊急時浄水器作動装置は、原水水槽と、手押し式ポンプ(人力式ポンプ)と、手押し式ポンプの吐出口と逆浸透膜浄水器の水入口とをつなぐ給水配管とを備えていて、手押し式ポンプの上流側および下流側の給水配管にそれぞれ逆止弁が設けられているものである。この緊急時浄水器作動装置では、手押し式ポンプのハンドルを手で押し戻しすることにより、原水水槽の貯水を吐出し、2つの逆止弁で貯水の戻りを抑止しながら逆浸透膜浄水器に注水して浄水を得るようにしている。
特開2015−3288号公報
ところが、上記した従来の緊急時浄水器作動装置では、機構の特性上、ハンドルを押すときと戻すときとで、水圧の脈動を生じざるを得ない。特にハンドルを戻した時に貯水の水圧が逆浸透膜浄水器への所定の注水圧を下回ることがあり、貯水の水圧が所定注水圧を境に上下する繰り返しになることがある。このように、貯水の水圧が所定注水圧を境に上下すると、逆浸透膜浄水器の浄化性能が低下して浄水収率が小さくなったり、フィルタ寿命が著しく短くなったりフィルタ破損につながったりするおそれがあるので、かかる現象は極力避けたいところである。また、人力式ポンプは利用者個々に差がある腕力や足力により駆動されるので、人によっては注水圧が逆浸透膜フィルタに適した所定注水圧を大きく超える場合もあり、その対策を考えておく必要がある。他方で、停電や大地震の後は電源が得られないので、水道水はもとより逆浸透膜浄水器からの浄水も得られず、比較的清浄な原水自体も調達できないという不具合が存在する。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであって、地震などの被災後に人力式ポンプを用いて逆浸透膜浄水器に注水する際に、水の水圧を所定注水圧以上に上昇させることなく且つ必要以上に低くさせることなく適切な水圧で注水して確実に良好な浄水を得ることのできる緊急時浄水器作動装置および緊急時浄水製造方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る緊急時浄水器作動装置は、原水水槽と、原水水槽の水を汲み上げる人力式ポンプと、人力式ポンプの吐出口と注入された水から浄水を生成する逆浸透膜フィルタカートリッジを有する逆浸透膜浄水器の水入側配管とをつなぐ給水配管と、給水配管に配備された定圧弁と、給水配管における定圧弁の上流側に配備された圧力逃がし弁と、給水配管における圧力逃がし弁の上流側に配備されていて前記人力式ポンプから吐出された水の水圧を蓄える蓄圧タンクとを、備えて成ることを特徴とする構成にしてある。
また、前記構成において、蓄圧タンクは、密閉容器と、密閉容器内に配備されて密閉容器内を空気室と水室とに隔離する弾性隔膜と、密閉容器に設けられていて水室と給水配管とを連通する水出入口と、を備えて成るものである。
そして、前記した各構成において、既設の逆浸透膜浄水器の水入側配管の途中に設けられた常用貯水タンクと、常用貯水タンクに配備された大気開放弁と、常用貯水タンクに配備された水流出用開閉弁と、を備えて成るものである。
更に、前記構成において、常用貯水タンクの満水量が、逆浸透膜浄水器の利用者1人に付き25L以上50L以下で且つ利用者数に応じた水量に設定されているものである。
また、前記した各構成において、逆浸透膜浄水器の水入側配管における常用貯水タンクの上流側および下流側にそれぞれ配備されていて通電により開弁し切電により閉弁する電磁弁と、所定震度以上の地震を感知したときに常用貯水タンクの上流側および下流側の電磁弁を切電する感震センサと、を備えているものである。
そして、前記した各構成において、少なくとも、定圧弁と、圧力逃がし弁と、蓄圧タンクと、定圧弁、圧力逃がし弁および蓄圧タンクを収容するとともに常用貯水タンクの上面に設置可能な大きさに形成された第1収容箱と、を有して成る給水補助ユニットを備えているものである。
更に、前記した各構成において、少なくとも、逆浸透膜浄水器の逆浸透膜フィルタカートリッジと、逆浸透膜フィルタカートリッジからの1次処理水を一時的に貯留する逆浸透膜浄水器の処理水用貯留タンクと、蓄圧タンクと、逆浸透膜フィルタカートリッジ、処理水用貯留タンクおよび蓄圧タンクを収容するとともに常用貯水タンクの上面に設置可能な大きさに形成された第2収容箱と、を有して成る組合せユニットを備えているものである。
また、本発明に係る緊急時浄水製造方法は、請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の緊急時浄水器作動装置における常用貯水タンクに、水道水を流通させて常に満水にしておくステップと、地震発生により停電したときに常用貯水タンクの水を原水水槽へ移送するステップと、原水水槽の水を人力式ポンプで給水配管に吐出させるステップと、吐出された水の水圧を蓄圧タンクで蓄圧しながら定圧弁で所定注水圧に調整するステップと、所定注水圧に調整された水を水入側配管から逆浸透膜浄水器に注入して浄水を得るステップと、を備えて成るものである。
本発明に係る緊急時浄水器作動装置によれば、人力式ポンプから吐出された水の水圧を蓄える蓄圧タンク、圧力逃がし弁、および定圧弁を下流側に向かって順次配備したので、人力式ポンプから吐出された水の水圧がいくぶん高い場合は、その水圧が蓄圧タンクに一時的に蓄えられたのちに定圧弁で所定注水圧に調整される。一方で、その水圧が過度に高い場合は、圧力逃がし弁が開弁して水圧が下げられるので、逆浸透膜浄水器への注水圧をほぼ一定にすることができる。その結果、人力によっても適切な水圧で注水して逆浸透膜浄水器をうまく作動させ、良好な清浄度の浄水を確実に得ることができる。
また、蓄圧タンクが、密閉容器内を空気室と水室とに隔離する弾性隔膜を備えているものでは、空気室の空気および弾性隔膜の存在により水圧に対するクッション性が付与されるから、人力式ポンプにより加圧された水に衝撃をもたらすことなく弾性的に蓄圧することができ、定圧弁での降圧処理も円滑に行なって逆浸透膜浄水器での浄水処理を支障なく実施できる。
そして、水道水で常に満たされる常用貯水タンクと、常用貯水タンクに配備された大気開放弁および水流出用開閉弁とを備えて成るものでは、地震などで電源供給が停止されたときでも、常用貯水タンク内に多量の水道水を確保することができる。確保した水は、通常時は水道水が常に流入しタンク内を循環して入れ替わっているので清浄かつ新鮮であるから、救援措置が講じられるまでの4日間程度であれば全く問題を生じない。そうして、その水を水流出用開閉弁から取り出して、そのまま生活用水として用いたり、あるいは逆浸透膜浄水器で飲用浄水にしたりして使用することができる。
更に、常用貯水タンクの満水量が、逆浸透膜浄水器の利用者1人に付き25L以上50L以下で且つ利用者数に応じた水量に設定されているものでは、地震などで電源供給が停止された後でも、利用者のそれぞれが例えば4日分の浄水および生活用水を確保できる。従って、救援措置が始まるとされる災害後4日間までの生活をつつがなく維持することができる。因みに、ペットボトルの飲料水を150L分(4人分)ほど用意するのは、保管場所、購入費用、消費期限時の商品更新などの観点から極めて不具合であり現実的でない。
また、常用貯水タンクに、通電により開弁し切電により閉弁する水入側および水出側の電磁弁と、所定震度以上の地震を感知したときに両電磁弁を切電する感震センサとが配備されているものでは、大きな地震があったときに、常用貯水タンクの水入側と水出側の配管が閉止されるので、常用貯水タンク内にある水道水クラスの清浄度の水を大量に確保することができ、緊急時にはその水を生活用水や逆浸透膜浄水器の原水として有効に用いることができる。
そして、定圧弁、圧力逃がし弁および蓄圧タンクを収容する第1収容箱が、常用貯水タンクの上面に設置可能な大きさに形成された給水補助ユニットを備えているものでは、給水補助ユニットを常用貯水タンクの間近に保管することができる。従って、いざというときには給水補助ユニットを迅速に利用して浄水器作動システムの機能を発揮させることができる。また、給水補助ユニットの保管場所は常用貯水タンクの上面であるので、他に余計なスペースを取ることが無いから、この給水補助ユニットは特に家屋新築時に好適に採用され得る。
更に、逆浸透膜フィルタカートリッジ、処理水用貯留タンクおよび蓄圧タンクを収容する第2収容箱が、常用貯水タンクの上面に設置可能な大きさに形成された組合せユニットを備えているものでは、浄水システムの一部である浸透膜フィルタカートリッジおよび処理水用貯留タンクに加えて、浄水器作動システムの蓄圧タンクも備えているので、緊急時対策昨日を常備した浄水システムを有しているという効果を奏することができる。
また、本発明に係る緊急時浄水製造方法によれば、常用貯水タンク満水ステップと、原水水槽への水移送ステップと、人力式ポンプによる水吐出ステップと、所定注水圧への調整ステップと、逆浸透膜への水注入ステップとを備えているので、地震などで電源供給が停止されたときでも、常用貯水タンク内に多量の水道水を確保することができる。また、逆止弁、蓄圧タンクおよび定圧弁の相乗作用により、人力によっても逆浸透膜浄水器をうまく作動させることができ、一定の清浄度に保持した浄水を安定して製造できるのである。
本発明の一実施形態に係る緊急時浄水器作動装置を有する水道浄水システムを示す概略構成図である。 前記緊急時浄水器作動装置の浄水器作動システムに用いた給水補助ユニットを示す図であって、(a)は平面図、(b)は一部断面を含む正面図、(c)は側面図である。 前記浄水器作動システムの給水補助ユニットに用いた蓄圧タンクの一部断面を含む正面図である。 前記水道浄水システムの逆浸透膜浄水器の要部を示す部分正面図である。 前記水道浄水システムの動作および緊急時浄水器作動装置の操作手順を示す工程図である。 本発明の別の実施形態に係る緊急時浄水器作動装置用の組合せユニットを示す図であって、(a)は(b)におけるB−B矢視に相当する一部断面を含む正面図、(b)は(a)におけるA−A矢視に相当する一部断面を含む平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下に述べる実施形態は本発明を具体化した一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものでない。ここに、図1は本発明の一実施形態に係る緊急時浄水器作動装置を有する水道浄水システムを示す概略構成図である。
図1において、この実施形態に係る水道浄水システムは、水道水の供給を行なう一般の水道給水システム2と、通常時に水道水Wから浄水W3を製造する汎用の浄水システム3と、緊急時対応用の緊急時浄水器作動装置1とから構成されている。
前記の水道給水システム2は、元弁8、水量計9および水切り弁11などを有する上水道の水道配管7と、水道配管7の先端に取り付けられていて台所や浴室その他に配備された一般蛇口10とから構成されており、水道配管7内を水道水Wが流通する。
前記した汎用の浄水システム3は、水道配管7の途中に分岐接続されていて開閉弁13を有する水入り側配管12,12Aと、水入り側配管12Aが水入側に接続された逆浸透膜浄水器14(例えばアクアテクノロジー社製)と、1次処理水W2の備蓄および配管系内の水圧保持のための処理水用貯留タンク26(例えば内容量7L)と、処理水用貯留タンク26内の満水を検知して逆浸透膜浄水器14への水の流入を停止させる送水給停ユニット21と、逆止弁30を有していて逆浸透膜浄水器14の水出側に接続された浄水配管28と、浄水配管28からの浄水W3(2次処理水)を流出させる浄水コック31と、逆止弁32を有して逆浸透膜浄水器14の水出側に接続され濃縮水Dを流出させる濃縮水配管29と、から構成されている。尚、逆浸透膜浄水器14の全フィルタを通過させるために水にかけられる圧力源は、元弁8からの水道水Wの水圧(例えば0.7MPa・G(=7kg/平方cm・G))であり、この例では専用の水送りポンプを用いていない。尚、逆浸透膜浄水器14に注入される水の水圧は、例えば0.2〜0.7MPa・Gが適切であるとされている。
そして、前記の緊急時浄水器作動装置1は、地震などの緊急時に作動停止した浄水システム3を人力で強制的に作動させる浄水器作動システム4と、利用者数に応じた量の水道水Wを貯水W1として一時的に貯留しておき浄水器作動システム4などでその貯水W1を使用させるための水道水貯水システム5と、常用貯水タンク70からの貯水W1や外部水を収容する原水水槽40、原水水槽40内の水を汲み上げる人力式ポンプ41、および、人力式ポンプ41の吐出口44に連結された給水配管45から成る人力式ポンプシステム6と、から構成されている。
緊急時浄水器作動装置1の浄水器作動システム4は、既設の浄水システム3の水入側配管12,12A間に取り付けられた三方弁59と、接続口48を介して給水配管45とつながれる給水配管49と、接続口50を介して逆浸透膜浄水器14の三方弁59の水合流接続口59Aにつながれる給水配管56と、給水配管49に配備された設定水圧可変の定圧弁16(例えばCKD社製のWRシリーズ)と、給水配管49における定圧弁16の上流側に分岐接続された払出し配管57と、払出し配管57に配備された圧力逃がし弁58(例えばIBS社製のRLシリーズ)と、給水配管49における払出し配管57分岐位置の上流側に分岐接続された給水配管53と、給水配管53に接続された蓄圧タンク51(例えば内容量1L)と、を備えて構成されている。尚、人力式ポンプ41自体の吐出部には既存の逆止弁が配備されている場合が多いので、そのような場合には給水補助ユニット46の逆止弁54を省略しても構わない。
前記の払出し配管57は貯水W1を原水水槽40へ戻すためのものであり、この払出し配管57に配備された圧力逃し弁58は例えば0.7MPa・Gで開弁する。すなわち、この圧力逃し弁58は、給水配管49内の貯水W1の水圧が0.7MPa・G以上になると、自動的に開弁して水圧を逃がし、貯水W1の一部を払出し配管57から原水水槽40へ戻すようになっている。これにより、給水配管49内の水圧を下げるとともに過圧分の貯水W1を原水水槽40に戻して無駄なく使うようにしている。また、人力式ポンプシステム6には、一端にフランジ61を有し他端に手元弁62を有して原水水槽40へ貯水W1を移送するためのホースなどの移送配管60を配備してよい。そして、前記の人力式ポンプ41はこの例では手動式であり、ポンプ本体42と、ポンプ本体42内のピストン(不図示)に連結された把手43を有している。この人力式ポンプ41は把手43を操作してピストンを上下動させることにより貯水W1を吐出するようになっている。
尚、前記した蓄圧タンク51、逆止弁54、圧力逃し弁58、定圧弁16、4給水配管9、給水配管53、払出し配管57、接続口48,50,55、およびこれらを設置した把手47A付きの第1収容箱47から、図2に示すような給水補助ユニット46が構成される。この給水補助ユニット46の第1収容箱47は、縦×横(寸法M(図2(a)))×高さが、例えば200mm×200mm×250mmといったようにコンパクトである。このようにコンパクトで軽量な給水補助ユニット46を用いると、緊急時はもとより家屋新築時にも大きな設置面積やスペースを取らずに済み、手軽に導入することができる。因みに、給水補助ユニット46が常用貯水タンク70(例えば直径K=44cm)の上面に置ける大きさとなるように、第1収容箱47の縦寸法または横寸法が設定されている。
前記の蓄圧タンク51は人力式ポンプ41から吐出された貯水W1の水圧を蓄えるものであり、図3に示すように、縦長円筒状の密閉容器91と、密閉容器91内に配備されて密閉容器91内を下部の空気室94と上部の水室95とに隔離するポリブテン系合成ゴム製で半球状の弾性隔膜92と、密閉容器91の上端部に設けられていて水室95と給水配管53とを連通する水出入口52とを備えて構成されている。弾性隔膜92は、ブタジエン系合成ゴム製で半球状に形成されており、その外周縁部が密閉容器91の上下中央の接合部で一体にかしめられて密封固定されている。
逆浸透膜浄水器14は、図4に示すように、本体ケーシング15を基体として構成されている。本体ケーシング15には、各カートリッジの取付け部16A,16B,16C,16D(図6(b)参照)がそれぞれ設けられている。これらの取付け部16A,16B,16C,16Dには、水入り側から順に、セディメントフィルタカートリッジ17、プレ活性炭フィルタカートリッジ18、逆浸透膜フィルタカートリッジ19、およびポスト活性炭フィルタカートリッジ20が着脱可能に装着されるようになっている。これらのカートリッジ17〜20については、予備カートリッジ17A〜20Aが別途用意されており、緊急時であっても浄水性能を見ながら適時交換できるようになっている。また、逆浸透膜浄水器14は、後で詳述する送水給停ユニット21を有している。送水給停ユニット21(例えばフローマチックス社製のS3000Hシリーズ)は、4接続口を有する密閉容器のシリンダ85を備えている。シリンダ85内はダイヤフラム84により第1水室87と第2水室86とに区画されている。ダイヤフラム84は例えば合成ゴムなどで構成されている。
本体ケーシング15の正面には、ケーシング内で取付け部16Aの水入側につながるとともに水入側配管12Aが接続される接続口64と、ケーシング内で取付け部16Aの水出側と送水給停ユニット21の第1水室87をつなぐ処理水配管22が接続される接続口65と、第1水室87の水出側からの処理水配管23が接続されるとともにケーシング内で取付け部16Bの水入側とつながる接続口66と、ケーシング内で取付け部16Cの水出側と送水給停ユニット21の第2水室86をつなぐ処理水配管24が接続される接続口67と、ケーシング内で取付け部16Cの濃縮水出側とつながれて濃縮水配管29が接続される接続口68と、ケーシング内で取付け部16Dの水出側と逆止弁30および浄水コック31をつなぐ浄水配管28が接続される接続口69と、が設けられている。尚、処理水配管24から接続口67に戻った1次処理水W2は、ケーシング内の流路を経て取付け部16Dの水入側に導かれる。取付け部16Bの水出側と取付け部16Cの水入側とはケーシング内の流路(破線で表示)を介してつながっている。また、第2水室86と処理水用貯留タンク26の水出入口27との間は処理水配管25で連結されている。処理水用貯留タンク26の内部構造は、既述した給水補助ユニット46の蓄圧タンク51とほとんど同じである。そして、処理水用貯留タンク26内の1次処理水W2は、その貯水量が例えばタンク内容量の65%になったときに相当する水圧に達すると、送水給停ユニット21のダイヤフラム84が大きく弾性変形して処理水配管22の先端開口部83を蓋止する。これにより、処理水配管22内の水の流れを停止させて逆浸透膜フィルタカートリッジ19による水浄化処理を止めるようになっている。
一方、緊急時浄水器作動装置1の水道水貯水システム5は、水道配管7の途中に分岐管72を介して分岐接続された上流側の導水配管71と、導水配管71に連結された常用貯水タンク70と、常用貯水タンク70に連結されて下流側の水道配管7の途中に分岐管74を介して合流接続された導水配管73と、常用貯水タンク70の最上部に配備された大気開放弁81と、常用貯水タンク70の底部に接続されていて水流出用開閉弁80Aを有する水流出用配管80と、を備えて構成されている。前記した分岐管72と分岐管74の間の水道配管7には、常用貯水タンク70の使用時に閉止される仕切弁7Aが配備されている。この例では、常用貯水タンク70は、逆浸透膜浄水器14の利用者数が4人であるので、タンク満水量が例えば150Lに設定されており、設置面積を小さくするためにタンク高さは190cm程度と高くされていて直径Kは例えば44cm程度である。すなわち、常用貯水タンク70の満水量は、逆浸透膜浄水器14の利用者1人に付き25L以上50L以下(4日分)に設定されている。
また、水道水貯水システム5は、常用貯水タンク70の上流側の導水配管71に配備された電磁弁75と、常用貯水タンク70の下流側の導水配管73に配備された電磁弁76と、所定震度(例えば震度5)以上の地震を感知したときに電磁弁75,76への通電を切電する感震センサ79と、を備えている。前記の感震センサ79と電磁弁75,76とは送電線77,78で配線接続されており、電磁弁75,76は通電により開弁し切電により閉弁する構成となっている。
上記のように構成された緊急時浄水器作動装置1を用いて浄水を製造する態様を次に説明する。
ここでは、例えば図5に示すようなステップS1〜S9が順次実施される。
先ず、通常時は汎用の水道給水システム2および浄水システム3がそのまま使用される(ステップS1)。このとき、水道水Wは必ず常用貯水タンク70内を流通させておき常用貯水タンク70内を常に満水にしておく(ステップS2)。
そのうち、例えば震度5以上の地震または停電が発生すると(ステップS3)、感震センサ79がタンク水入側およびタンク水出側の電磁弁75,76への通電を自動的に停止し、電磁弁75,76の双方を全閉にさせる(ステップS4)。これにより、常用貯水タンク70は密閉状態になって外部と遮断されるから、塵埃や細菌などの汚染物が貯水W1に混入することを防止できる。
そこで、利用者は、水流出用配管80の先端をホースなどの移送配管60のフランジ61につないだのちに、常用貯水タンク70の大気開放弁81および水流出用開閉弁80Aを開き、更に移送配管60の手元弁62を開く。すると、常用貯水タンク70の貯水W1はその自重により水流出用配管80および移送配管60を経て原水水槽40へ移送される(ステップS5)。移送配管60が無い場合は、常用貯水タンク70の貯水W1を水流出用配管80の先端からバケツなどで汲み取り、人力で原水水槽40に運ぶようにしても構わない。
そして、利用者は、浄水器作動システム4の三方弁59のレバーを操作して弁内流路を変え水合流接続ロ59Aと水入側配管12Aとを連通させる(ステップS6)。続いて、利用者は、人力式ポンプ41の把手43を操作して原水水槽40の貯水W1を給水配管45に吐出させる(ステップS7)。吐出された貯水W1の水圧は高い場合に1MPa・G以上になるが、さほど高くない場合は蓄圧タンク51で蓄圧されたのちに定圧弁16で降圧されて所定注水圧(予め設定された例えば0.4MPa・G)に調整される。そして、給水配管49内の水圧が0.7MPa・G以上の場合は、圧力逃がし弁58が自動的に開弁して給水配管49内から一部の水W1を原水水槽40へ戻す。すなわち、逆止弁54、蓄圧タンク51および定圧弁55の作用により、いずれの場合でも貯水W1の水圧が所定注水圧に調整される(ステップS8)。そして、所定注水圧に調整された貯水W1は、給水配管56から三方弁59および水入側配管12Aを経て逆浸透膜浄水器14に注入され、逆浸透膜フィルタカートリッジ19その他を通過することにより清浄化されて浄水W3にされるのである(ステップS9)。
因みに、逆浸透膜浄水器14に注入される水の水圧が1MPa・G以上の場合は、逆浸透膜フィルタカートリッジ19の逆浸透圧膜が破壊されるおそれがある。一方で、注入水の水圧が0.7MPa・Gを下回るほど、得られる浄水W3の生成量は少なくなっていく。但し、前述のように注水圧0.4MPa・Gで逆浸透膜フィルタカートリッジ19を通したにも拘わらず、得られた浄水W3の量は幾分少なくなっているが、問題になるほどではない。
そうして、上水道が復旧した後は、電磁弁75,76を開ける前に入口の水道配管7内の濁り水を排水しておく。この場合、水切り弁11を開けて濁り水を放出し、入口の水道配管7内が透明な水道水に置き換わるまで放水を行なう。この場合、放水中の濁りの有無を目視で確認しながら濁りがなくなったときに、水切り弁11を閉じ、感震センサ79の復旧スイッチをONにすることにより電磁弁75,76に通電して開弁し、常用貯水タンク70の通常利用運転に戻す。このようにして、常用貯水タンク70へ濁り水が流入することを防止できる。因みに、常用貯水タンク70は、年に1回程度タンク内の貯水W1を水流出用開閉弁80Aから抜き出して空にし、タンク内洗浄を行なうことが望ましい。
尚、給水場の支給水、温水器内、防火水槽、プール、池、川などの外部水を、原水水槽40に収容し貯水W1として用いることも可能である。その場合、逆浸透膜浄水器14に注入する前に棕櫚ろ過器や砂ろ過器などを通過させて比較的大きな夾雑物を予め除去しておくことが肝要である。
上記したように、この実施形態の緊急時浄水器作動装置1によれば、地震などで電源供給が停止されたときでも、水道水貯水システム5の常用貯水タンク70内に多量の貯水W1を確保できる。確保した貯水W1は通常時は水道水Wが常に流通しタンク内を循環して入れ替わっているので清浄かつ新鮮であり、逆浸透膜浄水器14の原水や清浄な生活用水として使用することができる。更に、常用貯水タンク70の容量は150Lに設定されているので、地震などで電源供給が停止された後でも、利用者4人のそれぞれが例えば4日分の浄水W3用原水および生活用水を確保できる。
一方で、浄水器作動システム4の蓄圧タンク51、圧力逃がし弁58および定圧弁16の相乗作用により、高圧吐出になりやすい人力式ポンプ41であっても、貯水W1を所定注水圧で安定して逆浸透膜浄水器14に注入して一定の清浄度の浄水W3を得ることができる。また、蓄圧タンク51は密閉容器91と弾性隔膜92を備えているので、吐出された貯水W1の水圧を弾性的に蓄圧することができる。
そして、上記の実施形態では、浄水器作動システム4の蓄圧タンク51と浄水システム3の蓄圧タンク26とを別々に配置したが、本発明はそれに限定されるものでない。例えば、図6に示すような組合せユニット88も本発明に含まれる。この組合せユニット88では、正面視で逆凹字状の架台部90が基台部89上に立設されている。基台部89上には、浄水器作動システム4の蓄圧タンク51と、浄水システム3の蓄圧タンク26とが設置されている。架台部90の横桟部には、浄水システム3の逆浸透膜浄水器14が固定され、逆浸透膜浄水器14の各取付け部16A〜16Dに各フィルタカートリッジ17〜20がそれぞれ装着されている。架台部90の側面には、三方弁59が固設されている。そうして、これらの各部品は、基台部89およびこの基台部89に被せられる被い部82から成る第2収容箱63内に収容されている。この組合せユニット88の第2収容箱63は、横幅Lが例えば44cm程度と比較的コンパクトで常用貯水タンク70(例えば直径44cm)の上面に置けるから、少しでもスペースを無駄にしたくない一般家庭用として好適である。
また、上記実施形態では、手押し式の人力式ポンプを例示したが、足踏み式ポンプその他の、人力で作動させるポンプであっても、適用可能である。
そして、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の分野における通常の知識を有する者であれば想到し得る、各種変形、数値変更、材質変更、修正を含む、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても、本発明に含まれることは勿論である。
1 緊急時浄水器作動装置
4 浄水器作動システム
5 水道水貯水システム
6 人力式ポンプシステム
7 水道配管
12,12A 水入側配管
14 逆浸透膜浄水器
16 定圧弁
19 逆浸透膜フィルタカートリッジ
26 処理水用貯留タンク
31 浄水コック
40 原水水槽
41 人力式ポンプ
44 吐出口
45,49,56 給水配管
46 給水補助ユニット
47 第1収容箱
51 蓄圧タンク
52 水出入口
53 給水配管
57 払出し配管
58 圧力逃し弁
59 三方弁
59A 水合流接続口
63 第2収容箱
70 常用貯水タンク
71,73 導水配管
72,74 分岐管
75,76 電磁弁
79 感震センサ
80 水流出用配管
80A 水流出用開閉弁
81 大気開放弁
91 密閉容器
92 弾性隔膜
93 膜保持部
94 空気室
95 水室
S2,S5,S7,S8,S9 ステップ
W1 貯水
W3 浄水

Claims (8)

  1. 原水水槽と、前記原水水槽の水を汲み上げる人力式ポンプと、前記人力式ポンプの吐出口と注入された水から浄水を生成する逆浸透膜フィルタカートリッジを有する逆浸透膜浄水器の水入側配管とをつなぐ給水配管と、前記給水配管に配備された定圧弁と、前記給水配管における前記定圧弁の上流側に配備された圧力逃がし弁と、前記給水配管における前記圧力逃がし弁の上流側に配備されていて前記人力式ポンプから吐出された水の水圧を蓄える蓄圧タンクとを、備えて成ることを特徴とする緊急時浄水器作動装置。
  2. 前記蓄圧タンクは、密閉容器と、前記密閉容器内に配備されて当該密閉容器内を空気室と水室とに隔離する弾性隔膜と、前記密閉容器に設けられていて前記水室と前記給水配管とを連通する水出入口と、を備えて成ることを特徴とする請求項1に記載の緊急時浄水器作動装置。
  3. 既設の逆浸透膜浄水器の水入側配管の途中に設けられた常用貯水タンクと、当該常用貯水タンクに配備された大気開放弁と、前記常用貯水タンクに配備された水流出用開閉弁と、を備えて成ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の緊急時浄水器作動装置。
  4. 前記常用貯水タンクの満水量が、前記逆浸透膜浄水器の利用者1人に付き25L以上50L以下で且つ利用者数に応じた水量に設定されていることを特徴とする請求項3に記載の緊急時浄水器作動装置。
  5. 前記逆浸透膜浄水器の水入側配管における前記常用貯水タンクの上流側および下流側にそれぞれ配備されていて通電により開弁し切電により閉弁する電磁弁と、所定震度以上の地震を感知したときに前記常用貯水タンクの上流側および下流側の電磁弁を切電する感震センサと、を備えていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の緊急時浄水器作動装置。
  6. 少なくとも、前記定圧弁と、前記圧力逃がし弁と、前記蓄圧タンクと、前記定圧弁、前記圧力逃がし弁および前記蓄圧タンクを収容するとともに前記常用貯水タンクの上面に設置可能な大きさに形成された第1収容箱と、を有して成る給水補助ユニットを備えていることを特徴とする請求項3から請求項5までのいずれか一項に記載の緊急時浄水器作動装置。
  7. 少なくとも、前記逆浸透膜浄水器の逆浸透膜フィルタカートリッジと、前記逆浸透膜フィルタカートリッジからの1次処理水を一時的に貯留する前記逆浸透膜浄水器の処理水用貯留タンクと、前記蓄圧タンクと、前記逆浸透膜フィルタカートリッジ、前記処理水用貯留タンクおよび蓄圧タンクを収容するとともに前記常用貯水タンクの上面に設置可能な大きさに形成された第2収容箱と、を有して成る組合せユニットを備えていることを特徴とする請求項3から請求項5までのいずれか一項に記載の緊急時浄水器作動装置。
  8. 請求項3から請求項7のいずれか一項に記載の緊急時浄水器作動装置における常用貯水タンクに、水道水を流通させて常に満水にしておくステップと、
    地震発生により停電したときに前記常用貯水タンクの水を前記原水水槽へ移送するステップと、
    前記原水水槽の水を人力式ポンプで前記給水配管に吐出させるステップと、
    吐出された水の水圧を前記蓄圧タンクで蓄圧しながら前記定圧弁で所定注水圧に調整するステップと、
    所定注水圧に調整された水を前記水入側配管から前記逆浸透膜浄水器に注入して浄水を得るステップと、を備えて成ることを特徴とする緊急時浄水製造方法。
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