JPS63119638A - 水耕栽培方法 - Google Patents

水耕栽培方法

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Publication number
JPS63119638A
JPS63119638A JP61267020A JP26702086A JPS63119638A JP S63119638 A JPS63119638 A JP S63119638A JP 61267020 A JP61267020 A JP 61267020A JP 26702086 A JP26702086 A JP 26702086A JP S63119638 A JPS63119638 A JP S63119638A
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JP
Japan
Prior art keywords
pot
water
hydroponic
air
cultivation
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Application number
JP61267020A
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Inventor
小田 善一郎
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Classifications

    • Y02P60/216

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Hydroponics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は植物の水M[栽培方法に関する。
(従来の技術) 硯葉稙物、草花、野菜等の各種植物の水1)1栽培にお
いて、基材として多孔質基材、例えば粘質土。
オガクズ及び水から成る混合物を乾燥、焼成して得られ
る多孔質基材を用いることは既に知られている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記した基材を用いる従来の水耕栽培方法では、栽培期
間が長期例えば3〜4週間に及ぶと水Mi液が汚染し、
かつ水耕液中の酸素が不足する結果として、水質が悲化
し、植物の生育に悪影響を及ぼす恐れがあるので、水掛
液を絶えず循環させるとともに一定期間少には水耕液を
取り替える必要があった。
本発明の目的は、水田i液を循環乃至取り替える必要の
ない水耕栽培方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段及び作用)本発明の水耕
栽培方法の特徴は、一種の多孔質基材(以下、これをソ
フト・セラミックスと呼称する)を水耕液と共に使用・
し、この水耕液中に空気を強制的に注入することにある
本発明で使用されるソフト・セラミックスは、粘質土、
オガクズ及び水から成る混合物を乾燥、焼成して得られ
た多孔質材であって、粘質土及びオガクズは特に限定さ
れないが、粘質土としては通常陶器等の製造に使用され
る所謂粘土、またオガクズとしては一般の木材を鋸で切
断した際に生ずる所謂鋸屑が例示される。粘質土:オガ
クズ二本の混合重量比は、好ましくは1:1:1である
この混合物を乾燥した後に焼成する際の温度および時間
は特に限定されないが、焼成温度は約1000〜200
0℃、より好ましくは1100〜1200℃であり、焼
成時間は約5〜10時間である。
本発明の水耕栽培方法においては、上記したソフト・セ
ラミックスを栽培容器の容量のほぼ8割を占めるように
充填し、これに栽培すべき植物を植え付けた後、ソフト
・セラミックス層の表面から約1cmの高さまで水耕液
を注加する一方、空気を容器の底部から強制的に供給す
る。空気の供給速度は特に限定されないが、例えば直径
10cm、深さ7CIRの1ifl製ポット4個を栽培
容器として使用する場合には室温(15〜25℃)で約
1500rd/1llinが好ましい。
ソフト・セラミックスと水を用いかつ空気を強制的に注
入する本発明の水耕栽培方法におけるソフト・セラミッ
クスの作用メカニズムは未だ十分に解明されていないが
、水耕液のpHを調整しかつ陽陰両イオンを中和すべく
作用し、強制的に注入される空気中の酸素の作用と相俟
って水耕液の汚染が防止されるものと考えられる。空気
の注入は本発明の重要な特徴であって、これを欠(とき
には後記実施例で示すようにたとえソフトセラミックス
を使用しても植物が満足に生育および開花しない。
本発明の水耕栽培方法においては、栽培当初肥料を供給
する必要はないが、一般の観賞用植物。
草花および野菜の場合には植え付け2週間俊から15I
3毎に1回、窒素、リン酸およびカリをそれぞれ30 
ppHl程度供給する。蒸発等によって水耕液の吊が減
少した場合には、相当暑の水を補給すれば良い。
本発明の植物水耕栽培方法は、観葉植物(例えばポトス
およびヘデラ)、草花(例えばカドレアおよびプントO
ビウム)および野菜(例えばトマトおよび小松菜)等の
各種植物の栽培に応用できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を示す。本発明はこれら実施例に
限定されることなく、本発明の趣旨・思想を逸脱しない
範囲で変更することが可能である。
例1および   1〜2 観葉植物(ポトス)の栽培例を示す。
(1)ソフト・セラミックスの製造 市販の粘土細工用粘質土1重量部、オガクズ(鋸屑)1
重量部および水1重量部を混合して得た混合物を乾燥後
、1150℃で6時間焼成した模、粉砕、篩分し、粒径
0.5〜0.7 cttr 、見かけ比重0、sg /
cmのソフト・セラミックスを得た。
(2)水耕栽培 第1図に示す水耕栽培装置を用いた。
直径10α、深さ7αのプラスチック製ポットに上で製
造したソフト・セラミックスをポットの容量の約90%
を占めるように充填し、これにポトスの苗をポット当り
1本植え付けた後、水をソフト・セラミックス層の表面
から約1c#Iの高さとなるように(水面がポット頂部
から1CIn下まで)注入した。これらポットを温室に
入れ、小型コンブレッサを用いて、空気をポット底部か
ら375戒/1linの速度で供給した。
比較のために、同型のポットに水を頂上かΩ 1cm深
さに注入し、これにポトスの苗を植え付けたもの(比較
例1)、同型のポットに実施例1と同じソフト・セラミ
ックスを充填し、ポトスの苗を植え付けたもの(比較例
2)を、温室に入れた。
比較例においては空気の強制注入を行なわなかった。
何れの場合も温室は15℃、RH70%に保った。
上記の如くポトスの苗を植え付けたポット中のポトスの
生育状態を、ポトスの総茎長を適時測定することによっ
て観察した。その結果を第1表に示す(各個あたり4個
のポットを使用し、結果はその平均値で示した)。
第  1  表 註:何れの場合も栽培開始2週間後から追肥として窒素
、燐酸およびカリを水耕液当りそれぞれ30 ppmを
15日毎に添加した。
第1表から明らかなごとく、実施例1ではポトスは極め
て順調に生長した。裁培開始約1年後に、ポットの上面
に責苦が僅かに発生しているのが認められた。
比較例1においては、ポトスの生長が極めて悪く、栽培
開始後約150日後で著しい水質汚染が肉眼でも判然と
認められた。
比較例2においては、ポトスの生育は実施例1の場合の
約60%に過ぎなかった。これは空気注入を行なわない
為の酸素不足によるものと認められ、ポット上面および
周囲に責苦の著しい発生が認められた。
実施例2および比較例3〜4 洋ラン(Slc、 Beaufort)の栽培例を示す
直径7C1n、深さ10 anの磁製ポットに実施例1
で製造したソフト・セラミックスをポットの容量の約9
0%を占めるように充填し、上記の洋ランを植付けた接
水を水面がポット頂部から1cm下に来るようにポット
に注入した後、実施例1と同様に温室に入れ、ポットの
底部から空気を375d/minの速度で供給した。
比較のために、同型のポットに頂部から 1cmの深さ
に水を注入した後、洋ランを植付けたポット(比較例3
)と同型のポットに実施例2と同様にソフト・セラミッ
クスを充填し、洋ランを植付けた接水を注入したポット
(比較例4)を温室に入れた。
上記の如く洋ランを植付けたポット中の洋ランの温室内
における生育状態を、洋ラン1株当りの葉数を適時測定
すること、および開花の有無を観察することによって調
査した。その結果を第2表に示す。なお、各個あたり4
個のポットを使用し、肥料は実施例2および比較例1〜
2と同様に添加した。
第  2  表 第2表から明らかなごとく、実施例2では洋ランの生育
が極めて順調であって葉数は最も適当に、かつ生き生き
と増加し、植付約1年後に極めて美しい花を開いた。
水耕液のみを用い空気の強制注入を行わなかった比較例
3においては、洋ランは次第に弱り、植付後約6ケ月で
は葉数が増加することなく、枯死してしまった。
空気の強制注入を行わなかった比較例4においては、洋
ランは一応生育を続け、葉数もかなり増加したが、植付
約1年後経っても蕾を生ずることがなく、従って開花は
全く見られなかった。
【図面の簡単な説明】 第1図は、実施例1および2において空気強制式水耕栽
培に用いた装置を示す。1は底部に空気噴出口3を持つ
磁製ポット、2はソフト・セラミックスと水耕液との混
合物、4は小型コンプレッサ、5は空気導管および6は
水耕液水面である。 第2図は、本発明による空気強制注入式水耕栽培方法を
無土壌の構造地域の緑化に適用する際に用いられる装置
を示す。11は底部に空気注入口を持つ栽培用ポット、
12は、ソフト・セラミックスと水耕液との混合物、1
3は、例えばコンクリート製の壁、14は空気逆止弁1
5および15°を備えたゴム管であって、このゴム管は
道路面の下に埋設してあり、自動車等の車輌の通過によ
る圧力の変化に応じて、空気逆止弁の作用により、空気
をポットに強制的に注入する為のものである。 代理人ブr理士 中  村    至 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粘質土、オガクズ及び水から成る混合物を乾燥、
    焼成して得られた多孔質基材と水とを使用する植物の水
    耕栽培方法において、水耕液中に空気を強制的に注入す
    る水耕栽培方法。
  2. (2)観葉植物、草花、野菜等の各種植物の栽培に用い
    る特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. (3)無土壌の構造地域の緑化に適用される特許請求の
    範囲第1項に記載の方法。
JP61267020A 1986-11-10 1986-11-10 水耕栽培方法 Pending JPS63119638A (ja)

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