JPS6311919A

JPS6311919A - 光源装置

Info

Publication number: JPS6311919A
Application number: JP61069897A
Authority: JP
Inventors: Masao Shibata; 柴田　昌雄
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-03-14
Filing date: 1986-03-28
Publication date: 1988-01-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、主として閃光式感熱複写装置に応用し得る
光源装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来キセノンランプを使用する閃光式感熱複写装置には
、照射面が平面であるいわゆる平面式のもの、及び照射
面を円筒形に構成し、ベルトにより加圧及び送りが行わ
れるいわゆるシリンダーベルト方式のものがあった。平
面式のものは加圧機構及び感熱紙の送り機構が複雑であ
り高価である。

一方シリンダーベルト方式のものは円筒状照射面の中心
に光源を配置し、円筒状照射面のほぼ全周に渡って感熱
紙を照射するものが提案されているが、単位面積当り高
密度のエネルギーを必要とする感熱紙に対しては、照射
面を構成する円筒の直径を小さくしなければならず、光
源の冷却を充分に行うことができず実用化されていない
。照射面の円筒を大きくし、円筒の一部を照射面として
使用するものは、照射面に均一に光を照射するための反
射鏡が知られておらず、照射面には不均一に光が照射さ
れるため、濃度にむらのある複写物が得られ、また光源
のエネルギーも過度に大きくしなければならないという
欠点があった。

（発明が解決しようとする問題点〕本発明はシリンダーベルト方式の閃光式感熱複写装置に
於いて、円筒の一部を照射面として使用し、しかも照射
面に均一な照射が行われる反射鏡を提供するものである
。

〔問題点を解決するための手段〕

第２図に示す如く、照射面として３で示される如き断面
形状の透光性シリンダを用い、前記透光性シリンダの中
心より離れた点Ｏに線状光源の中心を配置し、０より最
も離れたまたは最も近い照射面上の点ａより、照射面を
形成する円上の一方の側に等しい円弧を画するｒ＋ｌＩ
ｌの点ｂ、ｃ、ｄ・・・を定め、これらの点と、前記光
源中心とを結ぶ線分１−ａ、ｌｂ、ｌｃ・・・を設定し
、これら線分間の各角度θ１〜ｎに対し、１−ａの延長
線を基準とし、光源よりｎ個の分割＄１ｆＪｂ、４１Ｃ
・・・を角度γ１〜。＝−−θ１〜ｎで夫々設定し、このようにして得られた第１の分割線１
ｂの任意の一点Ｂにおいて、第１の分割線とこの分割線
を設定する照射面上の分割点すと交差する直線Ｍとの二
等分線Ｎに対し、前記一点Ｂを通って直角に延在する直
ｔａｓによって隣接する分割線ρ。の交点Ｃを定め、順
次同様にして各分割線１．・・・の交点を定めて、これ
らの分割線の交点Ｂ、Ｃ・・・に沿って求められる線対
称の湾曲面形状を有する反射鏡を構成する。

〔作　用〕

第２図に示される如く照射面を円３の一部に設け、光源
中心をＯに配置し、上述の如く形成される断面形状１の
反射鏡を用いれば、０より発射した光は一部は照射面に
また一部は反射鏡に達する。

反射鏡に達する光の経路は、光源の軸方向の成分を除い
て考えられば反射鏡に対する入射角と反射角は等しくな
る。従って照射面上のすべての点に於いて、光源から直
接に来る光と反射鏡で一度反射されて来る光の強度の和
は等しく、均一な照射が得られる。

〔実施例〕

本発明による反射鏡を用いたシリンダーベルト方式の閃
光式感熱複写装置の例を第１図を参照しながら説明する
。図に於いて２はキセノン閃光ランプ、１は反射鏡、３
は照射面を形成するガラス製のシリンダである。駆動ロ
ーラ５の軸５ａは図示していない駆動装置により矢印方
向に回転駆動される。アイドラーローラ６の軸６ａは本
体８に固定されているベアリングにより支持されている
。

加圧ローラ７の軸７ａには図示していないスプリングに
より図示の方向に力が加えられている。又上記のローラ
間には無端ベルト４が掛は回されている。原稿と感熱紙
の重合体は開口部９がら挿し込まれ、ガラス製シリンダ
３に無端ベルト４で挟圧されながら送られて排出口１０
より排出される。

この間原稿と感熱紙の照射されていない部分がガラス製
シリンダ３の照射面に達する毎にキセノン閃光ランプよ
り閃光が発せられるようになっている。原稿の黒色部で
吸収されたキセノン閃光ランプよりの光は熱を発生させ
、この熱が感熱紙に伝えられて原稿の模様に対応する模
様が感熱紙に生成される。

〔発明の効果〕

本発明による照射面は円筒形シリンダにより構成されて
いるため、照射面の全体にわたって光源より直接円筒シ
リンダに到る光も、反射鏡で反射されて円筒シリンダに
到る光もガラス面に比較的垂直に近い方向で入射する。

従って空気よりガラスに入るときの屈折による誤差が小
さく、分割数ｎを大きくして作図すれば正確に均一な照
射光を与える反射鏡を作ることができ、むらのない複写
物を作、成する感熱複写機を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図は本発
明による反射鏡の作図要領を示す図である。１・・・反射鏡、２・・・キセノン閃光ランプ、３・・
・ガラス製シリンダ。特許出願人　　柴　　１）　昌　　雄苓２　図

Claims

【特許請求の範囲】円筒状照射面の内部に前記照射面と平行に直線状光源を
配置し、照射面の軸に垂直な断面により形成される円上
に於いて、線状光源から最も遠い点または最も近い点ａ
より、一方の側に等しい円弧を画するｎ個の点ｂ、ｃ、
ｄ・・・を定め、これらの点と、前記光源中心とを結ぶ
線分Ｌａ、Ｌｂ、Ｌｃ・・・を設定し、これら線分間の
各角度θ＿１＿〜＿ｎに対し、Ｌａの延長線を基準とし
、光源よりｎ個の分割線ｌ＿ｂ、ｌ＿ｃ・・・を角度γ＿１＿〜＿ｎ＝π／ｎ−θ＿１＿〜＿ｎで夫々設
定し、このようにして得られた第１の分割線ｌ＿ｂの任
意の一点Ｂにおいて、第１の分割線とこの分割線を設定
する照射面上の分割点をと交差する直線Ｍとの二等分線
Ｎに対し、前記一点Ｂを通つて直角に延在する直線Ｓに
よつて隣接する分割線ｌ＿ｃの交点Ｃを定め、順次同様
にして各分割線ｌ＿ｄ・・・の交点を定めて、これらの
分割線の交点Ｂ、Ｃ・・・に沿って求められる線対称の
湾曲面形状を有する反射鏡を配置することを特徴とする
光源装置。